JP2003140735A - ポンプ場点検システム - Google Patents

ポンプ場点検システム

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JP2003140735A
JP2003140735A JP2001333663A JP2001333663A JP2003140735A JP 2003140735 A JP2003140735 A JP 2003140735A JP 2001333663 A JP2001333663 A JP 2001333663A JP 2001333663 A JP2001333663 A JP 2001333663A JP 2003140735 A JP2003140735 A JP 2003140735A
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Japan
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JP2001333663A
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English (en)
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Yoshikazu Niiza
良和 新座
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】どの作業員がどこの現場においても異常の兆候
を発見できる可能性を従来より高め、点検作業において
も従来より作業効率を高めることを可能としたポンプ場
点検システムを提供する。 【解決手段】どの作業員がどこの現場の設備機器を点検
した場合にでも適切かつ効率的な点検が行えるように設
備や部品の図面、過去の点検時の写真を作業員に提供す
る機能を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報端末を
使用してポンプ場設備の点検情報を取得し、この情報を
管理所側の点検サーバで収集・管理するポンプ場点検シ
ステムに関する。 【0002】 【従来の技術】ポンプ場のシステムは多数の設備・機器
が広い地域にわたって設置されている。これらのシステ
ムは、それを適正に維持・管理・運用していく上で各設
備の点検業務が大きな意味を持つ。一般に設備機器は設
備の状態を定期的に点検することによって異常の兆候の
有無を判断し、異常の兆候があれば異常の発生前に補修
することが望ましい。特に、排水ポンプにように非常時
に運転される設備機器は非常時において確実に動作する
ように通常時に異常の兆候の有無を点検しておくことが
必須である。 【0003】従来、このような点検作業は作業員が現場
において異常の兆候を発見できる可能性を高め、点検作
業に伴う作業量を低減することを可能とし、予定外の顧
客についても点検を行うことを可能とした設備の点検シ
ステムが用いられている。 【0004】管理会社に設置されるサーバにはデータベ
ースが設けられ、設備機器の点検を行う作業員はサーバ
との間で公衆網を通して通信可能である携帯端末を携行
する。携帯端末は設備機器に関する測定値を入力してデ
ータベースに登録する機能、設備機器の前回の測定値と
測定項目ごとの適正範囲をデータベースから読み出して
記憶する機能、設備機器に関して測定項目ごとの測定値
を入力する際に測定値が適正範囲を逸脱していると警告
する機能を備えた点検システムを用いている。なお、こ
のような点検システムとしては特開2001−117634号公報
が挙げられる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このような点検システ
ムを用いた場合には、作業員が現場において異常の兆候
を発見できる可能性を高めることができるが、異常の兆
候を発見できるかどうかは作業員の経験や知識に大きく
依存している。そのため、経験や知識が浅い作業員では
異常の兆候の発見が比較的難しくなるという問題があ
る。また、前回の点検と作業員が異なった場合には前回
の点検結果だけでは点検の際の判断が難しい。そのため
異常の兆候の発見が難しくなる。 【0006】本発明の目的は、どの作業員がどの現場に
おいても異常の兆候を発見できる可能性を従来より高
め、しかも点検作業の作業効率においても従来より高め
ることを可能としたポンプ場点検システムを提供するこ
とにある。また、ポンプ場はポンプ、駆動設備、冷却設
備、燃料設備等、多種多様の機器から構成され、各ポン
プ場毎にその構成要素が異なるため、点検フォーマット
も自ずと多種多様のものとなる。そのため、情報管理が
難しく、どの機場のどの機器をどの時期にどのような点
検を実施すればよいか、整理するのも困難である。その
ため、ポンプの施設情報と連携して自動的に点検フォー
マットを作成する機能を必要とする。 【0007】また、従来メンテナンスに関する情報は報
告書形式にまとめられ、顧客、メンテナンス会社が別々
に情報を管理していたため、情報の埋没や意識の食い違
いが生じる可能性が高く、点検が正確かつ効率的に行わ
れないことがしばしばである。そのため、メンテナンス
会社が機場情報をデータベース管理する業務を顧客より
新たに請け負うことにより情報の共有化、一元管理が可
能となり、メンテナンス会社、顧客としては正確にかつ
いつでも情報を取り出せ、点検計画、修繕計画を立案で
きるビジネス環境を提供する。顧客は点検業務を他のメ
ンテナンス会社に依頼することも可能であり、その場合
必要な点検情報はそのメンテナンス会社よりデータで提
出してもらい、データベースを管理するメンテナンス会
社に送信することで、データベースの更新を行うことが
できる。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、誰がどこの設
備機器を点検した場合にでも適切かつ効率的な点検が行
えるように設備や部品の図面、過去の点検時の写真を作
業員に提供する機能を備えるものである。また、ポンプ
場毎の点検フォーマットを作成するため、施設情報のデ
ータベースとリンクして自動的にフォーマットを作成す
る機能を備えるものである。さらに、データベースはメ
ンテ会社のみならず顧客と情報を共有し、データベース
管理業務として新たなビジネスモデルを提供するもので
ある。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
ポンプ場点検システムのシステム構成図である。管理所
13に点検サーバ11と伝送装置12が設置されてい
る。点検サーバ11はシステム管理部1、データベース
アクセス部2、通信部3、点検データベース10から成
っている。また、点検データベース10は施設情報デー
タベース4、点検結果データベース5、写真データベー
ス6、設備構成データベース7、部品データベース8、
図面データベース9から成っている。作業員41は携帯
電話31と点検端末40を携行している。点検端末40
は通信部32、施設名入力部33、施設名称データベー
ス34、ファイル展開部35、データ出力部36、点検
情報データベース37、点検情報入力部38、データベ
ース書込み部39から成っている。管理所13の伝送装
置12と作業者41の携帯電話31は公衆網20を通じ
てダイヤルアップ接続され、点検サーバ11と点検端末
40は通信を行うことが可能となる。 【0010】以下では、点検の作業手順に沿って点検サ
ーバと点検端末との関係について説明する。点検データ
ベース10はポンプ場ごとの点検者名、日時、気象条
件、設備機器・部品の種類、設備機器・部品における点
検項目、点検項目ごとの過去の点検結果、設備機器・部
品の図面、写真、音声、画像が格納されている。 【0011】点検作業を行う作業員41は、現場での点
検作業を行う前に携帯電話31を用いて管理所13の伝
送装置12との接続を確立し、施設名入力部33により
選択入力されたポンプ場名を通信部32を通して点検サ
ーバ11に送信する。ポンプ場名を受信した点検サーバ
はデータベースアクセス部2を用いて点検データベース
10から点検項目、過去の点検結果、関連図面、写真等
を抽出し、点検端末40に送信する。点検端末40のフ
ァイル展開部35は受信したデータを点検情報データベ
ース37に展開する。 【0012】点検情報入力部38は点検情報データベー
ス37のデータおよび作業員41によって入力された点
検の種類を用いて点検項目表を生成し、点検情報の入力
を促す。点検作業が複雑なものに対しては作業の手順を
示し、作業の効率を向上させる。作業員は点検項目表に
従って点検業務を行い、点検端末に点検情報を入力す
る。この際過去の点検結果を参照しながら点検を行うこ
とができるため、異常の兆候を容易に発見することがで
きる。さらに、関連図面や写真を参照することによっ
て、点検項目表に記載されている部品の場所や、劣化の
状況を視覚的に確認しながら点検できるため、効率的な
点検作業を行うことができる。つまり、作業量の低減と
より正確な判定を図ることができる。点検情報入力部3
8によって入力された点検情報はデータベース書込み部
39で内容のチェックを行いながら、問題がなければ点
検情報データベース37に書き込まれる。また、点検に
おいては作業員の五感による所見も異常の兆候を発見す
る手がかかりになるから、所見を記録することも可能で
ある。この場合も、納入時や過去の点検時の写真を参照
しながら点検できるため、比較が容易であり、異常の兆
候を発見することが容易かつ正確になる。 【0013】全ての項目について点検が終わると作業員
41は、携帯電話31を用いて管理所13の伝送装置1
2との接続を確立し、点検情報をデータ出力部36から
通信部32を通して点検サーバ11に送信する。点検情
報を受信して点検サーバ11は、データベースアクセス
部2によって点検データベース10に蓄積される。 【0014】作業員41は管理所13に戻ってから点検
サーバ11のシステム管理部1を用いて、異常の兆候の
トレンド調査、報告書の作成を行う。システム管理部1
からデータベースアクセス部2を通して点検データベー
ス10にアクセスし、設備機器の過去の点検結果および
今回の点検結果を検索・閲覧・グラフ化すれば、異常の
兆候を発見、劣化している部品の特定が可能になる。つ
まり、修繕の要否や、修繕時期の判定、修繕費用の算
定、修繕にかかる日数の算定を行うことができ点検計画
の立案が可能となる。 【0015】以上の手順で点検データベース10には報
告書を作成するための情報が格納される。作業員41は
システム管理部1より報告書の作成指示を与えるだけ
で、報告書は自動的に生成される。報告書が紙で必要な
場合には、報告書を印刷することができる。また、報告
書をファクシミリや電子メールで送信することも可能で
ある。顧客は報告書の詳細を知りたい場合には、メンテ
ナンス会社のデータベースにアクセスし、必要な情報を
取得することができる。 【0016】 【発明の効果】本発明によれば、設備や部品の図面、過
去の点検時の写真を作業員に提供する機能によって、誰
がどこの設備機器を点検した場合にでも適切かつ効率的
な点検が行える。その結果を管理所のデータベースに格
納することによって、情報の共有化、一元管理が可能に
なり、点検計画、修繕計画を立案できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態を示す機能ブロック図であ
る。 【符号の説明】 1…システム管理部、2…データベースアクセス部、3
…通信部、4…施設情報データベース、5…点検結果デ
ータベース、6…写真データベース、7…設備構成デー
タベース、8…部品データベース、9…図面データベー
ス、10…点検データベース、11…点検サーバ、12
…伝送装置、13…管理所、20…公衆網、31…携帯
電話、32…通信部、33…施設名入力部、34…施設
名称データベース、35…ファイル展開部、36…デー
タ出力部、37…点検情報データベース、38…点検情
報入力部、39…データベース書込み部、40…点検端
末、41…作業員。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 点検データベースを備えるサーバを公衆
    回線網を介して利用するポンプ場点検システムであっ
    て、携帯電話を介して点検データベースを参照し、ポン
    プ機場の点検データを収集・管理することを特徴とする
    ポンプ場点検システム。
JP2001333663A 2001-10-31 2001-10-31 ポンプ場点検システム Pending JP2003140735A (ja)

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