JP7308158B2 - サービス情報管理システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サービス情報管理システムおよび方法に関する。
多くの拠点に施設を有する企業では、電力会社などのサービス提供企業から請求書を月次などのタイミングで受領すると、施設毎のサービス利用量を管理する台帳と請求書とを手作業で照らし合わせ、サービス使用量(例えば電力消費量)を台帳に記入する。
なお、本発明との関連は低いが、省エネルギ対策の前後のエネルギ消費量を対応付けて評価する技術は知られている(特許文献1)。
特開2002-32438号公報
通常、サービス提供企業で管理される請求書のデータ構造とサービス利用企業で管理するデータ構造とは一致しないため、サービス利用企業では、施設毎のサービス利用状態と請求書との関係を把握するのに手間がかかり、手入力による間違いも発生する。
さらに、サービス提供企業は各施設の契約番号に基づいて各施設のサービス利用状態を管理するが、サービス提供企業では各施設の施設番号に基づいて各施設のサービス利用状態を管理する。このため、サービス提供企業における管理データとサービス利用企業における管理データとを対応付けるためには、担当者の知識と経験に頼る面が多く、作業効率が低い。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザにとって使い勝手のよいサービス情報管理システムおよび方法を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明の一つの観点に従うサービス情報管理システムは、サービス提供企業からサービス利用企業へ提供されるサービスに関する情報を管理するサービス情報管理システムであって、サービス提供企業のコンピュータにより管理される第1サービス管理データであって、サービス利用企業の施設毎にサービス利用状態を管理する第1サービス管理データを取得する第1サービス管理データ取得部と、サービス利用企業のコンピュータにより管理される第2サービス管理データであって、施設毎にサービス利用状態を記憶する第2サービス管理データを取得する第2サービス管理データ取得部と、第1サービス管理データと第2サービス管理データとを照合することにより、第1サービス管理データに含まれるサービス利用状態と第2サービス管理データに含まれる施設識別情報とを対応付ける対応付け部と、対応付け部により対応付けられたデータをサービス利用企業のコンピュータへ提供するデータ提供部とを備える。
本発明によれば、サービス提供側企業の第1サービス管理データとサービス利用側企業の第2サービス管理データとを照合して対応付け、対応付けられたデータをサービス利用企業のコンピュータへ提供することができ、サービス利用企業にとっての使い勝手が向上する。
本実施形態の機能の概要を示す説明図。 サービス情報管理システムを含む情報処理システムの全体構成図。 第1サービス管理データと第2サービス管理データを示す説明図。 第1サービス管理データと第2サービス管理データとを照合する処理を示すフローチャート。 第2実施例に係り、サービス情報管理システムの要部を示す説明図。 第3実施例に係り、データ照合処理の要部を示すフローチャート。 第4実施例に係り、サービス情報管理システムを含む情報処理システムの全体構成図。 第5実施例に係り、サービス情報管理システムを含む情報処理システムの全体構成図。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態に係るサービス情報管理システム3は、サービス提供企業のコンピュータ1により管理される第1サービス管理データT1であって、サービス利用企業の施設毎にサービス利用状態を管理する第1サービス管理データT1を取得する第1サービス管理データ取得部31と、サービス利用企業のコンピュータ2により管理される第2サービス管理データT2であって、施設毎にサービス利用状態を記憶する第2サービス管理データT2を取得する第2サービス管理データ取得部32と、第1サービス管理データT1と第2サービス管理データT2とを照合することにより、第1サービス管理データT1に含まれるサービス利用状態と第2サービス管理データT2に含まれる施設識別情報とを対応付ける対応付け部34と、対応付け部34により対応付けられたデータT3をサービス利用企業のコンピュータ2へ提供するデータ提供部36とを備える、
サービス情報管理システム3は、第1サービス管理データ取得部31の取得した第1サービス管理データT1について所定の異常の有無を検査する検査部35をさらに備えてもよい。
データ提供部36は、検査部の検査結果をサービス利用企業のコンピュータ2へ提供することもできる。
第1サービス管理データ取得部31は、それぞれ異なる複数の方法でサービス提供企業のコンピュータ1から第1サービス管理データT1を取得することもできる。
検査部35は、サービス利用企業の管理から外れた施設についての第1サービス管理データT1を所定の異常として検査することもできる。
検査部35は、施設4から離れて設置された電力消費機器についての第1サービス管理データT1を所定の異常として検査することもできる。
検査部35は、検査の結果に基づいて、施設4に含まれる電力消費機器が故障している可能性、または、サービス提供企業による第1サービス管理データの作成ミスの可能性を判定することもできる。
図1~図4を用いて第1実施例を説明する。図1は、本実施例を含む実施形態の全体概要を示す。
サービス情報管理システム3は、サービス提供企業のコンピュータ1と、サービス利用企業のコンピュータ2とに接続されている。以下の説明では、サービス提供企業のコンピュータ1とサービス提供企業1とを区別せず、サービス利用企業のコンピュータ2をサービス利用企業2と区別しない場合がある。
図示は省略するが、サービス提供企業1とサービス利用企業2とサービス情報管理システム3とは、一つ以上の汎用コンピュータを利用することにより実現される。汎用コンピュータは、マイクロプロセッサ、主記憶装置、補助記憶装置、通信装置、ユーザインターフェース装置などを含む。補助記憶装置には、所定のコンピュータプログラムが格納されており、その所定のコンピュータプログラムをマイクロプロセッサがメモリに読み込んで実行することにより、期待されている機能が実現される。
サービス情報管理システム3とサービス提供企業1とは、例えば第1通信ネットワークCN1を介して接続されている。サービス情報管理システム3とサービス利用企業2とは、第2通信ネットワークCN2を介して接続されている。サービス提供企業1とサービス利用企業2の管理下にある各施設4とは、第3通信ネットワークCN3を介して接続されている。
各通信ネットワークCN1,CN2,CN3は、それぞれ異なる通信ネットワークであってもよいし、同一の通信ネットワークであってもよい。
サービス提供企業1は、例えば、電力、ガス、水道などのサービスをサービス利用企業2の各施設4に提供する。サービス利用企業2の施設毎に提供されるサービスであればよく、いわゆる社会基盤系サービスに限定されない。以下では、サービス提供企業1として電力会社を例に挙げて説明する。施設4は、例えば、店舗、通信基地局などである。
サービス提供企業1の第1サービス管理データ管理部11は、サービス利用企業の管理下にある各施設4の電力消費量を管理する。以下、データ管理部11と呼ぶ。データ管理部11により管理された第1サービス管理データT1は、サービス情報管理システム3の第1サービス管理データ取得部31により取得される。ここでは一例として、第1サービス管理データは、各施設4の電力消費量データである。
サービス利用企業2は、例えば、コンビニエンスストアチェーン、移動体通信事業者、薬局、郵便局、銀行などの各種企業である。多くの施設を展開している組織であれば私企業に限らない。政府関係の団体がサービス利用企業2であってもよい。
サービス利用企業2は、データ登録部21と、表示部22と、データ利用部23とを備える。
データ登録部21は、第2サービス管理データT2をサービス情報管理システム3へ登録する機能である。表示部22は、サービス情報管理システム3から受領したデータを画面に表示する機能である。データ利用部23は、サービス情報管理システム3から受領したデータT3をそのままで、あるいは加工して利用する機能である。データ利用部23は、例えば、CSR(Corporate Social Responsibility)用の報告書、マーケティング資料、設備更新計画、財務資料などを作成することができる。データ利用部23の機能の一部または全部をサービス情報管理システム3のデータ利用部37で実行してもよい。
サービス情報管理システム3は、サービス提供企業1の管理する第1サービス管理データT1とサービス利用企業2の管理する第2サービス管理データT2とを対応付け、その対応付けた結果のデータT3をサービス利用企業2へ提供する。
サービス情報管理システム3は、例えば、第1サービス管理データ取得部31と、第2サービス管理データ取得部32と、データ記憶部33と、対応付け部34と、データ検査部35と、データ提供部36と、データ利用部37とを備える。
第1サービス管理データ取得部31は、サービス提供企業1のデータ管理部11から第1サービス管理データT1を取得する機能である。第2サービス管理データ取得部32は、サービス利用企業2のデータ登録部21から第2サービス管理データT2を取得する機能である。データ記憶部33は、データを格納するデータベースである。
対応付け部34は、第1サービス管理データT1と第2サービス管理データT2とを照合して対応付ける機能である。対応付けられた結果のデータT3は、データ記憶部33に記憶される。
「検査部」の例であるデータ検査部35は、第1サービス管理データT1に所定の異常があるか否かを検査し、その検査結果をデータ記憶部33へ記憶させる機能である。データ利用部37は、対応付けられたデータT3を用いることにより、所定の処理を実行する機能である。所定の処理としては、例えば、サービス使用量の実績の推移、サービス使用量の昨年同時期との比較、サービス使用量の予測、サービス提供企業1の変更、サービス契約の見直しなどである。
図2を用いて、サービス情報管理システム3などを含む情報処理システムの全体構成を説明する。図2では、複数のサービス提供企業1A,1Bと、複数のサービス利用企業2A,2Bとが示されている。
サービス利用企業2A,2Bは、例えば、コンビニエンスストアチェーンと移動体通信事業者のようにそれぞれ業種の異なる企業でもよいし、同じ業界の企業でもよい。以下、区別しない場合、サービス利用企業2A,2Bをサービス利用企業2と略記する。
サービス利用企業2は、サービス情報管理システム3にアクセスして情報を送受信するためのクライアント端末20を少なくとも一つ備える。クライアント端末20は、図1で述べたデータ登録部21,表示部22,データ利用部23のいずれか一つまたは複数あるいは全てを実現することができる。複数のクライアント端末20によって協働して作業できるように構成されてもよい。クライアント端末20は、「サービス利用企業のコンピュータ」の一例であると考えることもできる。なお、クライアント端末20は、サービス情報管理システム3からのデータに基づいてCSR報告書のような成果物を出力することもできる。
サービス提供企業1A,1Bは、例えば、電力会社とガス会社のようにそれぞれ業種の異なる企業でもよいし、同一業種の企業でもよい。サービス提供企業2A,2Bが同一業種の場合、サービス利用企業2A,2Bは、例えば、サービス価格、サービス品質、環境に対する貢献度などを参考にして、サービス利用企業2A,2Bのいずれのサービスを利用するかを選択することができる。
サービス情報管理システム3は、いわゆるクラウドサービス(Software as a Service)として構築することができるため、サービス利用企業2A,2Bは、サービス提供企業1A,1Bのいずれを選択した場合でもサービス情報管理システム3による情報処理サービスを引き続き受けることができる。
サービス情報管理システム3は、クラウドサービスに代えてサービス利用企業2またはサービス提供企業1内にいわゆるオンプレミスとして設けることもできる。
サービス情報管理システム3は、各施設4の環境情報を管理するシステムであると捉えることもできる。環境情報としては、例えば、施設4から排出される二酸化炭素量を挙げることができる。したがって、サービス情報管理システム3は、環境情報管理システム3と呼ぶこともできる。
図3は、第1サービス管理データT1と第2サービス管理データT2との関係を示す説明図である。
第1サービス管理データT1は、サービス提供企業1からサービス利用企業2へ提供されるサービスを契約毎に管理するデータであり、例えば、契約番号C11と、施設名C12と、住所C13と、サービス使用量C14とを管理する。項目C11~C14以外の項目を管理してもよい。
第2サービス管理データT2は、サービス利用企業2がサービス提供企業1から受けるサービスを施設毎に管理するデータであり、例えば、施設識別情報C21と、施設名C22と、施設の住所C23と、サービス使用量C24とを管理する。項目C21~C24以外の項目を管理してもよい。
ここで、契約番号C11はサービス提供企業1が設定する値であり、施設識別情報C21はサービス利用企業2が設定する値であるため、図3に示す初期状態では、契約番号C11と施設識別情報C21とは対応していない。
サービス提供企業1で管理する施設名C12とサービス利用企業2で管理する施設名C22も、表記のぶれ、誤入力、契約時からの施設名の変更などにより、一致しない可能性がある。
サービス提供企業1で管理する住所C13とサービス利用企業2で管理する住所C23も、表記のぶれ、誤入力、契約時からの住所表記の変更などにより,一致しない可能性がある。
サービス提供企業1のサービス使用量C14には、施設4で使用されたサービスの量が記載される。サービス利用企業2のサービス使用量C24には、対応するサービス使用量C14の値が記載される。後述のように、サービス情報管理システム3は、サービス提供企業1の請求するサービス使用量C14の値を検査し、その検査結果をサービス利用企業2へ送ることもできる。
図4を用いて、第1サービス管理データT1と第2サービス管理データT2とを照合する処理を説明する。
サービス情報管理システム3の第1サービス管理データ取得部31は、サービス提供企業1から第1サービス管理データT1を取得する(S11)。サービス提供企業1から第1サービス管理データT1を取得する方法には、例えば、サービス提供企業1から第1サービス管理データT1を電子データとして受領する方法、サービス提供企業1のウェブサイトにログインして第1サービス管理データT1を読み出す方法、サービス提供企業1の発行する帳票をOCR(Optical Character Recognition/Reader)で読み取って電子データとして取得する方法などがある。
第1サービス管理データ取得部31は、取得した第1サービス管理データT1の施設名C12と住所C13とについて正規化処理を実施する(S12)。施設名および住所の正規化処理とは、例えば、数値情報の表記の統一(一、1、壱を全て1に統一するなど)、住所表記の統一(2丁目22番地を2-22に統一するなど)である。
対応付け部34は、正規化処理された施設名および住所について、第1サービス管理データT1と第2サービス管理データT2との一致を判定する(S13)。対応付け部34は、第1サービス管理データT1の施設名C12および住所C13と、第2サービス管理データT2の施設名C22および住所C23とを、文字列として比較し、文字列の一致度合いから契約番号C11と施設識別情報C21とを対応付ける。
対応付け部34は、第1サービス管理データT1に記載された施設名および住所に一致する第2サービス管理データT2をデータ記憶部33から読み出し、各施設識別情報C21に第1サービス管理データT1の内容を対応付ける(S14)。データ記憶部33は、対応する施設が存在しない場合、NULLを返す。
対応付け部34は、対応付けの終了した第2サービス管理データT2について、施設名および住所が一致しているか確認する(S15)。施設名および住所が一致しない場合(S15:異常)、システム管理者は、その不一致データについての補正が可能かを確認する(S16)。システム管理者に代えて深層学習などの技術を用いてもよい。
補正可能な場合、施設名または住所の補正されたデータとサービス使用量とが対応付けられたデータT3がデータ記憶部33に登録される(S17)。
データ提供部36は、第1サービス管理データT1との照合が完了した第2サービス管理データT3とその分析結果とをサービス利用企業2へ送信する(S18)。データ分析には、例えば、サービス使用量の実績の推移、昨年同時期とのサービス使用量の比較、今後のサービス使用量の予測、契約内容の見直し提案などがある。
一方、不一致データの補正が不可能と判定されると、データ提供部36は異常リストを作成する(S19)。この異常リストは、照合結果が不一致であることを示すリストであるため、照合結果不一致データと呼ぶこともできる。データ提供部36は、不一致データのリストである異常リストをサービス利用企業2へ送信する(S20)。
施設名または住所が不一致な異常データの発生原因としては、サービス利用企業2では契約の終了した施設であるにもかかわらず、サービス提供企業1には未だに登録されている場合がある。
サービス利用企業2の管理する施設の数が多く、施設との契約更改などが頻繁に起きる場合、契約が終了して管理下から外れた施設がサービス提供企業1側のデータとしては残ってしまうことがあり得る。さらに、施設から離れた場所に設置された広告用照明装置などは、たとえ実際の電力消費量が0であったとしても毎月の使用料金は発生する。例えば、閉店した施設から離れた場所に設置された広告用照明装置などの電力消費機器は、見逃見落としやすい。
対応付け部34により施設名および住所が一致していると判定されると(S15:正常)、データ検査部35は、サービス使用量が適切であるか確認する(S21)。データ検査部35は、例えば、前年同月比または先月比から、今月のサービス使用量が適切であるか否かを判定することができる。あるいは、データ検査部35は、同一地域の他施設でのサービス使用量、設置面積や設備の似ている他施設でのサービス使用量との比較により、今月のサービス使用量が適切であるか判定することもできる。
データ検査部35の検査結果が正常な場合(S21:正常)、施設名および住所が一致しており、かつサービス使用量も適切なデータは、データ記憶部33に登録される(S17)。そして、そのデータおよび分析結果は、データ提供部36からサービス利用企業2へ送信される(S18)。
データ検査部35の検査結果が異常の場合(S21:異常)、データ検査部35は異常リストを作成する(S22)。作成された異常リストは、データ提供部36からサービス利用企業2へ送信される(S23)。
ステップS22で作成される異常リストは、サービス使用量の異常をサービス利用企業2へ通知するためのリストである。したがって、サービス使用量異常リストあるいはサービス使用量異常データと呼ぶこともできる。さらに、この異常リストには、サービス使用量の異常状態だけでなく、その異常に対する助言を含めることができる。助言としては、電気機器の漏電の可能性、故障や劣化の可能性、サービス提供企業1のミスの可能性などである。
図5を用いて第2実施例を説明する。本実施例を含む以下の各実施例では、第1実施例との相違を中心に述べる。本実施例のサービス情報管理システム3Aは、各サービス提供企業1A,1B,1Cからそれぞれ異なる方法で、第1サービス管理データT1を取得することができる。
図5は、サービス情報管理システム3Aの要部を抜き出して示す説明図である。第1サービス管理データ取得部31は、データ取得手段として、ファイル受付部311と、データ自動取得部312と、帳票読取部313とを備える。
図5の例では、サービス提供企業1Aの第1サービス管理データ管理部11Aは、第1サービス管理データT1をサービス情報管理システム3Aへ送信するファイル送信部を有する。サービス提供企業1Bの第1サービス管理データ管理部11Bは、サービス提供企業1Bのウェブサイトから第1T1を提供するデータ提供部を有する。サービス提供企業1Cの第1サービス管理データ管理部11Cは、紙媒体の帳票12を発行する帳票発行部11Cを備える。
ファイル受付部311は、サービス提供企業1Aから送信された第1サービス管理データT1の電子ファイルを受信し、データ記憶部33へ登録する。データ自動取得部312は、サービス提供企業1Bのウェブサイトのデータ提供サービスへログインし、第1サービス管理データT1を読み出して、読出した第1サービス管理データT1をデータ記憶部33へ登録する。帳票読取部313は、サービス提供企業1Cから発行された帳票12をOCRなどで電子データとして読取り、帳票12から読み取った第1サービス管理データT1をデータ記憶部33へ登録する。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の作用効果を奏する。本実施例では、各サービス提供企業1A~1Cに合わせて第1サービス管理データT1を取得することができるため、より多くのサービス提供企業1に対応することができる。なお、一つのサービス提供企業1が複数の方法で第1サービス管理データT1をサービス情報管理システム3Aへ提供してもよい。
図6を用いて第3実施例を説明する。図6は、本実施例のサービス情報管理システム3で実施されるデータ照合処理を示すフローチャートである。
対応付け部34は、第1サービス管理データT1をデータ記憶部33から取得すると共に(S31)、取得した第1サービス管理データT1内の住所を緯度経度に変換する(S32)。対応付け部34は、上記同様に、データ記憶部33から第2サービス管理データT2を取得し(S33)、取得した第2サービス管理データT2内の住所を緯度経度に変換する(S34)。
対応付け部34は、第1サービス管理データT1の住所から得られた緯度経度と第2サービス管理データT2の住所から得られた移動経度とを比較して照合し(S35)、両者が一致するか判定する(S36)。
対応付け部34は、両方の緯度経度が一致すると(S36:YES)、ステップS31で取得した第1サービス管理データT1とステップS33で取得した第2サービス管理データT2とを紐付けて、データ記憶部33へ記憶する(S37)。
一方、対応付け部34は、両方の緯度経度が一致しないと(S36:NO)、システム管理者または深層学習などの技術により、その相違を確認し、修正可能な場合は修正する(S38)。修正されたデータはデータ記憶部33へ記憶される。修正不能な場合、異常リストに記載されてサービス利用企業2へ提供される。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の作用効果を奏する。
図7を用いて第4実施例を説明する。本実施例では、サービス情報管理システム3A,3Bをサービス提供企業1A,1B内に設ける。サービス提供企業1Aはサービス情報管理システム3Aを有しており、サービス提供企業1Bはサービス情報管理システム3Bを有する。
サービス提供企業1Aは、自社で管理する第1サービス管理データT1と顧客であるサービス利用企業2Aの第2サービス管理データT2との対応付けを行う。同様に、サービス提供企業1Bは、自社で管理する第1サービス管理データT1と顧客であるサービス利用企業2Bの第2サービス管理データT2との対応付けを行う。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の作用効果を奏する。さらに本実施例では、サービス提供企業1A,1Bがサービス利用企業2A,2Bへ提供するサービスの質を向上させることができる。
図8を用いて第5実施例を説明する。本実施例では、サービス情報管理システム3A,3BDをサービス利用企業2A,2Bの内部に設けている。すなわち、サービス利用企業2Aは、サービス情報管理システム3Aを有しており、サービス提供企業1Aからの第1サービス管理データT1と自社で管理する第2サービス管理データT2とを対応付けて記憶する。同様に、サービス利用企業2Bは、サービス情報管理システム3Bを有しており、サービス提供企業1Bからの第1サービス管理データT1と自社で管理する第2サービス管理データT2とを対応付けて記憶する。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の作用効果を奏する。さらに本実施例では、サービス利用企業2A,2Bの内部で第1サービス管理データT1と第2サービス管理データT2との対応付けを行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。上述の実施形態において、添付図面に図示した構成例に限定されない。本発明の目的を達成する範囲内で、実施形態の構成や処理方法は適宜変更することが可能である。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれる。さらに特許請求の範囲に記載された構成は、特許請求の範囲で明示している組合せ以外にも組合せることができる。
1,1A,1B:サービス提供企業、2,2A,2B:サービス利用企業、3,3A:サービス情報管理システム、4:施設、11:第1サービス管理データ管理部、21:データ登録部、22:表示部、23:データ利用部、31:第1サービス管理データ取得部、32:第2サービス管理データ取得部、33:データ記憶部、34:対応付け部、35:データ検査部、36:データ利用部、37:データ提供部、T1:第1サービス管理データ、T2:第2サービス管理データ、T3:対応付け処理の完了したデータ

Claims (4)

  1. サービス提供企業からサービス利用企業へ提供されるサービスに関する情報を管理するサービス情報管理システムであって、
    前記サービス提供企業のコンピュータにより管理される第1サービス管理データであって、前記サービス利用企業契約毎にサービス利用状態を管理する第1サービス管理データを前記サービス提供企業のコンピュータから取得する第1サービス管理データ取得部と、
    前記サービス利用企業のコンピュータにより管理される第2サービス管理データであって、前記サービス利用企業が前記サービス提供企業から受けるサービスを施設毎に記憶する第2サービス管理データを前記サービス利用企業のコンピュータから取得する第2サービス管理データ取得部と、
    前記第1サービス管理データと前記第2サービス管理データとに共通に含まれる項目、文字列として比較し当該文字列の一致度合いから前記第1サービス管理データに含まれるサービス利用状態と前記第2サービス管理データに含まれる施設識別情報とを対応付ける対応付け部と、
    前記対応付け部により対応付けられたデータを前記サービス利用企業のコンピュータへ提供するデータ提供部とを備える、
    サービス情報管理システム。
  2. 前記第1サービス管理データ取得部の取得した第1サービス管理データについて所定の異常の有無を検査する検査部をさらに備える、
    請求項1に記載のサービス情報管理システム。
  3. 前記データ提供部は、前記検査部の検査結果を前記サービス利用企業のコンピュータへ提供する、
    請求項2に記載のサービス情報管理システム。
  4. サービス提供企業からサービス利用企業へ提供されるサービスに関する情報をコンピュータにより管理するサービス情報管理方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記サービス提供企業のコンピュータにより管理される第1サービス管理データであって、前記サービス利用企業契約毎にサービス利用状態を管理する第1サービス管理データを前記サービス提供企業のコンピュータから取得し、
    前記サービス利用企業のコンピュータにより管理される第2サービス管理データであって、前記サービス利用企業が前記サービス提供企業から受けるサービスを施設毎にサービス利用状態を記憶する第2サービス管理データを前記サービス利用企業のコンピュータから受信し、
    前記第1サービス管理データと前記第2サービス管理データとに共通に含まれる項目、文字列として比較し前記文字列の一致度合いから前記第1サービス管理データに含まれるサービス利用状態と前記第2サービス管理データに含まれる施設識別子とを対応付け、
    前記対応付けられたデータを前記サービス利用企業のコンピュータへ提供する、
    サービス情報管理方法。
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