JP2002297727A - 広域統合輸送支援システム - Google Patents

広域統合輸送支援システム

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JP2002297727A
JP2002297727A JP2001100693A JP2001100693A JP2002297727A JP 2002297727 A JP2002297727 A JP 2002297727A JP 2001100693 A JP2001100693 A JP 2001100693A JP 2001100693 A JP2001100693 A JP 2001100693A JP 2002297727 A JP2002297727 A JP 2002297727A
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JP2001100693A
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Kokichi Matsui
孝吉 松井
Susumu Abe
進 阿部
Tsuneo Iwasa
恒夫 岩佐
Hitoshi Fujino
仁 藤野
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Toppan Logistics Co Ltd
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Toppan Printing Co Ltd
Toppan Logistics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】荷主の納入指示情報に基づいて輸送情報をリア
ルタイムでデータベース化し、それを輸送情報ターミナ
ルセンターとして輸送主側の各輸送所や各配送中継所
(デポ)にネットワークを介して相互に共有させて輸送
情報を統合して互いに連携を採りながら効率的な輸送車
両の配車及び積荷の手配及び荷物の効率的な輸送配送を
行うことにある。 【解決手段】荷主からの荷物の納入指示データを受け付
ける納入指示データ受付手段10と、輸送主の各配送中
継所(デポ)が配送予約や帰り荷予約を行う予約指示手
段4と、輸送計画の編成を指示する輸送計画編成指示手
段5と、荷物の積込み指示をする積込み指示手段6と、
輸送指示データ作成手段11と、輸送情報データベース
12と、輸送受託データ作成手段13とを備え、積込み
指示手段6からデポに対して荷物の積込み指示をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送主が荷主の納
入指示に基づいて、各輸送配送中継所から所定納入先に
対して荷物を効率的に輸送、配送するための広域統合輸
送支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の物品輸送システムにおいては、荷
主側から依頼指示された所定の納入指示情報に基づい
て、輸送主側の各々輸送所や配送中継所(デポ)が、個
々にその輸送主の自社車両を使用したり、他社の運送業
者に依頼したりして輸送、配送を行っていた。
【0003】また従来は、例えば同じ荷主あるいは異な
る荷主より輸送依頼された複数の荷物を輸送する場合に
おいて、荷物の納入先への使用輸送ルートや地理的方向
が同じような場合で、しかも1台の輸送車両で輸送可能
な重量や容積の荷物であったとしても、その輸送主の各
々輸送所や配送中継所(デポ)が個々に自社車両を使用
したり、その輸送主が他社の運送業者に依頼したりして
輸送、配送指示を出していたために、複数の荷物の全体
の荷物情報を把握し難く、例えば1つの輸送主が1台の
車両により複数の荷物をまとめて輸送するように指示を
出すということが困難な場合が多かった。
【0004】また、各荷主側から依頼指示される荷物の
種類や、その荷物に関する情報(納入日時、数量、重量
や容積、納入先など各種情報)は、電話やファクシミ
リ、書簡などにて入手し確認していたために、多くの荷
主と多量の荷物を取り扱う運送事業におしては、それら
荷物の納入指示情報の入手が煩雑になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
物品輸送システムにおいて、荷主の広域的な納入指示情
報に基づく輸送配送のための輸送指示情報をリアルタイ
ムでデータベース化し、それを輸送情報ターミナルセン
ターとして、その輸送指示情報を輸送主側の各輸送所や
各配送中継所(デポ)にインターネットなどネットワー
クを介して相互に共有させ、各輸送所や各配送中継所
(デポ)からネットワークを介して、その輸送指示情報
に基づく輸送計画編成用情報や予約情報を輸送情報ター
ミナルセンターに集約して輸送受託データを作成するこ
とにより、荷主側の納入指示情報と輸送主側の各輸送所
や各配送中継所(デポ)の輸送情報とを統合して、互い
に連携を採りながら、効率的な輸送車両の配車及び積荷
の手配及び荷主が納入指示した所定の納入先に対する荷
物の効率的な輸送、配送を行うことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、(1)荷主側からの荷物の納入指示データを受
け付ける納入指示データ受付手段10と、(2)受け付
けた納入指示データから、所定プログラムに基づいて輸
送経路や配車組み付け一覧テーブルなど輸送指示データ
を作成する輸送指示データ作成手段11と、(3)作成
した輸送指示データを格納記録する輸送情報データベー
ス12と、(4)輸送主の各配送中継所(デポ)により
輸送情報データベース12から輸送指示データを読み出
し、該輸送指示データに基づいて必要に応じて配送予約
や帰り荷予約等の予約輸送情報を入力し、前記輸送情報
データを変更して最終的輸送情報データを作成し輸送情
報データベース12に格納登録する1乃至複数の予約指
示手段4と、(5)輸送主の輸送部により輸送情報デー
タベース12から輸送指示データを読み出し、該輸送指
示データに基づいて必要に応じて輸送計画編成用情報を
入力し、前記輸送情報データを編成処理して最終的輸送
情報データを作成し輸送情報データベース12に格納登
録する輸送計画編成指示手段5と、(6)前記輸送情報
データベース12に記録された最終的輸送指示データに
基づいて輸送受託データを作成する輸送受託データ作成
手段13と、(7)作成した輸送受託データに基づいて
輸送主の輸送部により荷物の準備状況を確認して各配送
中継所(デポ)に対して荷物の移動、輸送車両への荷物
の積込みを指示する積込み指示手段6とを備えることを
特徴とする広域統合輸送支援システムである。
【0007】本発明の請求項2に係る発明は、上記請求
項1に係る広域統合輸送支援システムにおいて、前記輸
送受託データに基づいて、配車の指示、納品書の発行、
輸送手数料請求書の発行、他の輸送主への輸送依頼、他
の輸送主への支払明細書の発行などを行う広域統合輸送
支援システムである。
【0008】本発明の請求項3に係る発明は、上記請求
項1又は請求項2に係る広域統合輸送支援システムにお
いて、輸送車両に積み込む荷物の重量の算定を、その荷
物の容積値をP(単位m3 )、重量値をW(単位k
g)、1才のkg重量をj、1才のm3 容積をkとし
て、下記換算式にて容積値Pから想定重量値WP を算出
し、その重量値Wと想定重量値WPのうち、いずれか数
値の大きい方の数値を荷物の重量として算定することを
特徴とする広域統合輸送支援システムである。 P×j/k=WP (j、kは定数)
【0009】本発明の請求項4に係る発明は、上記請求
項3に係る広域統合輸送支援システムにおいて、前記定
数j、kを下記数値に設定することを特徴とする広域統
合輸送支援システムである。 j=8kg k=0.027m3
【0010】本発明の請求項5に係る発明は、(1)荷
主側からの荷物の納入指示データを受け付ける納入指示
データ受付段階(S1)と、(2)受け付けた納入指示
データを輸送指示データ作成手段11に取り込む納入指
示データ取り込み段階(S2)と、(3)取り込まれた
納入指示データを所定作成プログラムに基づいて輸送指
示データ作成手段11によりバッチ処理し、輸送経路や
配車組み付け一覧テーブルなど輸送指示データを作成す
る輸送指示データ作成段階(S3)と、(4)作成され
た輸送指示データを輸送情報データベース12に格納記
録する輸送指示データ記録段階(S4)と、(5)輸送
主側の輸送部が輸送計画編成指示手段5により輸送情報
データベース12から輸送経路や配車組み付け一覧テー
ブルなど輸送指示データを読み出し、該輸送指示データ
に基づいて必要に応じて輸送計画編成用情報を入力して
前記輸送指示データを編成処理して最終的輸送指示デー
タを作成し、輸送情報データベース12に格納記録する
最終的輸送指示データ作成段階(S5)と、(6)輸送
主側の各配送中継所(デポ)の予約指示手段4により輸
送情報データベース12から輸送経路や配車組み付け一
覧テーブルなど輸送指示データを読み出し、必要に応じ
て該輸送指示データに基づいて配送予約や帰り荷予約な
ど予約輸送情報を入力して最終的輸送指示データを作成
し、輸送情報データベース12に格納記録する予約指示
段階(S6)と、(7)作成された前記最終的輸送指示
データに基づいて輸送受託データ作成手段13により輸
送受託データを作成する輸送受託データ作成段階(S
7)と、(8)作成された輸送受託データに基づいて、
積込み指示手段6から各配送中継所(デポ)又は/及び
他の輸送主に対して荷物の輸送を指示する輸送指示段階
(S8)と、(9)積込み指示手段6により輸送指示し
た各配送中継所(デポ)又は/及び他の輸送主に対して
荷物準備の指示確認、配車の指示確認を行う確認段階
(S9)と、(10)積込み指示手段6により輸送指示
した各配送中継所(デポ)又は/及び他の輸送主に対し
て荷物の移動、輸送車両への積込みを指示する積込み指
示段階(S10)とを備えることを特徴とする広域統合
輸送支援システムである。
【0011】本発明の請求項6に係る発明は、上記請求
項5に係る広域統合輸送支援システムにおいて、前記積
込み指示段階(S10)又はその指示段階後に、前記輸
送受託データに基づいて積込み指示手段6から各配送中
継所(デポ)又は/及び他の輸送所に対して作業指示
所、納品書の発行指示(S11)、他の輸送主への支払
い明細書の発行指示、各デポの輸送手数料請求書の発行
指示(S12)などの指示を行う指示段階と、その指示
情報を輸送情報データベース12に格納記録する格納記
録段階を備えることを特徴とする広域統合輸送支援シス
テムである。
【0012】本発明の請求項7に係る発明は、上記請求
項5又は請求項6のいずれか1項に係る広域統合輸送支
援システムにおいて、輸送車両に積み込む荷物の重量の
算定をその荷物の容積値をP(単位m3)、重量値をW
(単位kg)、1才のkg重量をj(定数)、1才のm
3 容積をk(定数)として、下記換算式にて容積値P
から想定重量値WP を算出し、その重量値Wと想定重量
値WP のうち、いずれか数値の大きい方の数値を荷物の
重量として算定することを特徴とする広域統合輸送支援
システムである。 P×j/k=WP
【0013】本発明の請求項8に係る発明は、上記請求
項7に係る広域統合輸送支援システムにおいて、前記定
数j、kを下記数値に設定することを特徴とする広域統
合輸送支援システムである。 j=8kg k=0.027m3
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の広域統合輸送支援システ
ムの実施の形態を、図1に示す本発明システムのシステ
ムブロック図に基づいて以下に詳細に説明する。
【0015】図1に示すように、各々荷主側には、パソ
コン端末機を用いた納入指示手段1が配置されていて、
各荷主は輸送対象の荷物の納入指示に関する各種データ
(納入指示データ)を入力できるようになっている。
【0016】納入指示手段1は、納入指示データ受付手
段10(ホストコンピュータ、データベース)に対して
インターネット(あるいは社内イントラネット)などネ
ットワークを介して接続している。
【0017】納入指示データ受付手段10は、各荷主側
が端末機の納入指示手段1にて入力した納入指示データ
を所定のプログラムに基づいて所定のフォーマット内に
記述してファイリングするとともに格納記録する。
【0018】荷主は、輸送を対象とする荷物(製造物、
商品等の物品)の送り主であり、例えば、物品製造業
者、物品販売業者、その他サービス業者など、あるいは
1つの企業、会社、販売店(デパート、スーパーマーケ
ット)など又はそれに属する各事業所(営業所、支店)
などがあり、また一般個人も対象とされる。
【0019】荷主側が入力する納入指示データとして
は、各種データがあるが、例えば、荷物の名称、納入先
名(宛て先)、納入日(送着日)、個数、重量、容積な
どである。
【0020】納入指示データ受付手段10は、インター
ネットなどネットワークを介して輸送情報データベース
12(ホストコンピュータ)と接続していて、この輸送
情報データベース12は、例えば輸送情報ターミナルセ
ンターとして機能するようにするものである。なお納入
指示データ受付手段10は、輸送情報データベース12
の近くに隣接して配置されていてもよいし、その輸送情
報データベース12内部に一体的に搭載されていてもよ
い。また、輸送情報データベース12(ホストコンピュ
ータ)は、輸送主側と提携する所定のデータサービスサ
イトであってもよい。
【0021】納入指示データ受付手段10に受け付け記
録されている荷主側の納入指示データは、輸送指示デー
タ作成手段11に取り込まれ、輸送指示データ作成手段
11は、該納入指示データから所定のプログラム(広域
輸送・配送ルート設定用プログラムなど)に基づいて、
例えば、図3に示すような輸送対象の荷物の輸送経路や
配車組み付け一覧テーブル、あるいは広域輸送情報照会
リストなどを輸送指示情報としての輸送指示でータを作
成し、その輸送指示データは輸送情報データベース12
に格納記録される。
【0022】輸送指示データとしては、各種データがあ
るが、例えば、上記納入指示データと略同様のデータ項
目の荷物の名称、納入先名(宛て先)、納入日(送着
日)、個数、重量、容積などの他に、輸送対象の荷物の
輸送経路を示す輸送指示データや、配車組み付け一覧テ
ーブルなどの輸送指示データがある。
【0023】輸送指示データ作成手段11に納入指示デ
ータ受付手段10かに納入指示データとして具体的な納
入先名(市町村名、番地)が入力されると、例えば、日
本全国の市町村を結ぶ道路網における輸送・配送ルート
と、その輸送配送可能な経路に基づいて、その納入先の
近隣地区毎の輸送・配送ルート、輸送経路が設定できる
広域輸送・配送ルート設定用プログラムに基づいてバッ
チ処理されて作成され、例えば、図3に示すような輸送
対象の荷物の輸送経路や配車組み付け一覧テーブル、あ
るいは広域輸送情報照会画面のような輸送指示データが
作成され、その作成された輸送指示データと、後述する
輸送情報(輸送所の輸送情報とその輸送所の各デポの予
約輸送情報)とに基づいて輸送受託データ作成手段13
により、図5に示すような輸送受託データが作成され
る。
【0024】前記輸送指示データ作成手段11、輸送受
託データ作成手段13は、前記輸送情報データベース1
2内に搭載されていてもよいし、輸送情報データベース
12の外に別体に配置されていてもよい。
【0025】輸送主(輸送・配送業者)側には、輸送所
(輸送部)と、複数地区(荷主側の各製造所、販売所な
ど荷物の集荷する場所に近接した地区)に配置した各配
送中継所(デポ)がある。
【0026】輸送主側の各デポには、パソコン端末機を
用いた予約指示手段4が配置されていて、輸送主の各デ
ポは、前記輸送情報データベース12に記録されている
輸送指示データを読み出して、その輸送指示データのう
ち、例えば輸送対象の荷物の輸送経路や配車組み付け一
覧テーブル(例えば広域輸送情報画面、図3参照)に基
づいて、配送予約や帰り荷予約のための予約情報(デポ
側の輸送情報)をデータ入力できるようになっている。
【0027】また上記予約情報の他に、予約指示手段4
は、現在までに配送するために当該デポ内に集荷を完了
している荷物の引き当て数量が、荷物の積込み出荷時点
までに揃えるべき荷物の総数量(集荷総量)と併せて、
輸送指示データ(リスト)にデータ入力できるようにな
っている。
【0028】なお、各デポ内への不足荷物の集荷充当状
況に関しては、例えば、荷主側の商品、製品等の荷物の
製造工程における製造状況をリアルタイムでデータ管理
する荷主側に設置された製造出荷管理システムを起用
し、この製造出荷管理システムを本発明システムにおけ
る納入指示データ受付手段10又は輸送情報データベー
ス12にネットワーク回線接続して、その荷物の製造状
況(各工程における製造数量データ)をオンラインで納
入指示データ受付手段10又は輸送情報データベース1
2に受信させてデータ処理することにより、例えば、輸
送情報データ(リスト)内にその数量データを(例えば
不足数量値を色分けにて)併記して、積込み開始前にお
ける不足荷物の集荷充当状況をリアルタイムで把握して
事前に対処するようにしてもよい。
【0029】この予約指示手段4は前記輸送情報データ
ベース12に対してインターネット(あるいはイントラ
ネット)などネットワークを介して接続している。
【0030】各デポが端末機の予約情報指示手段4にて
入力指示した予約情報は、輸送指示データ作成手段11
にて前記所定プログラムに基づいて作成した輸送指示デ
ータの所定フォーマット内(例えば輸送情報データ輸送
経路や組付け一覧テーブルなど)に記述されてファイリ
ングされるとともに、最終的な輸送指示データとして輸
送情報データベース12に格納記録される。
【0031】各デポが予約情報指示手段4を用いて入力
する予約情報としては、各種データがあるが、例えば、
広域輸送情報画面に表示されている輸送指示データ(指
示データリスト)における荷物を当該デポ扱いから輸送
所(輸送部)扱い、あるいは他の輸送主の輸送所(輸送
部)扱いに変更するための変更入力データ等がある。
【0032】また輸送主側の輸送所(輸送部)には、パ
ソコン端末機を用いた輸送計画編成指示手段5が配置さ
れていて、輸送所は、前記輸送情報データベース12に
記録されている例えば輸送対象の荷物の輸送経路や配車
組み付け一覧テーブルなど輸送指示データ(各荷主側の
納入指示情報に基づいて作成した情報、図3参照)や各
デポから前記予約情報指示手段4にて入力された予約情
報(各デポ側から入力された輸送情報)を読み出す。
【0033】そして、輸送計画編成指示手段5の出力表
示画面上に、輸送対象の荷物の輸送経路や、配車組み付
け一覧テーブル(図3参照)など輸送指示情報や、各デ
ポからの予約情報を出力して確認し、指示されている輸
送経路や配車組付け、及びデポからの予約を修正(各デ
ポと連絡調整)したり調整アレンジして、輸送主の輸送
対象の荷物に対する輸送計画を編成処理するための輸送
所側の輸送情報を入力する。
【0034】そして、図3に示すような輸送経路や配車
組み付け一覧テーブルや広域輸送情報照会リストなどの
ような輸送指示データを見直して編成処理された最終的
な輸送指示データ(図3の輸送指示データにおける記述
が部分的に変更された輸送指示データ、輸送指示書)を
作成する。
【0035】上記輸送所が端末機の輸送計画編成指示手
段5にて輸送指示情報を入力して作成した最終的な輸送
指示データ(輸送計画書)は輸送情報データベース12
に格納記録される。
【0036】ここで上記輸送主側の輸送所(輸送部)が
輸送計画編成指示手段5にて、あるいは上記輸送主側の
各デポが予約情報指示手段4にて、輸送情報データベー
ス12に記録登録されている予め指示されている輸送経
路や配車組付け一覧テーブル(広域輸送情報、図3参
照)など輸送指示データに基づいて、それを変更したり
修正したり調整アレンジしたり、また各デポから指示さ
れた予約情報データを変更したり修正したり調整アレン
ジして輸送計画を編成処理し、最終的な輸送指示データ
を作成する手順の一例〜を以下に説明する。
【0037】輸送所(輸送部)は、まず輸送計画編成
指示手段5にて出力画面上に輸送情報データベース12
に記録されている広域輸送情報画面(図3参照)を出力
表示する。 次に、広域輸送情報画面における輸送経路や配車組付
け一覧テーブルに記載され納入指示されている荷物の中
で、例えば200kg〜1000kgの荷物の納入指示
を輸送所(輸送部)扱いに変更する旨を各デポと打合せ
て了承を得る。その打合せは、輸送所と各デポの端末を
用いてネットワークを介してオンラインにて行ってもよ
いし、電話、ファクシミリなどオフラインにて行っても
よい。 輸送所(輸送部)扱いとする200kg〜1000k
g荷物の集荷状況を確認し、その荷物がデポに集荷完了
しているか、あるいは、その荷物(商品)の仕上がり待
ちか、その荷物が製造所にて何時頃できるか、その荷物
がデポに何時頃集荷完了するかなど(荷物のデポ引き当
て数量)を確認する。これは、前述の製造工程管理シス
テムを用いてデータ収集したリストにて確認してもよ
い。 次に上記荷物のデポ集荷状況に基づいて、輸送所(輸
送部)扱いとした場合に、その荷物の輸送開始が(納入
期日に間に合うことを含めて)可能であることを判断し
た上で、広域輸送情報画面に表示されている輸送指示デ
ータ(指示データリスト)における上記荷物を、当該デ
ポ扱いから輸送所(輸送部)扱いにリスト変更するた
め、当該デポでは予約情報指示手段4にて輸送指示デー
タのデポ扱いを輸送所(輸送部)扱いに変更入力するこ
とにより、最終的な輸送指示データ(図3の輸送経路
や、配車組み付け一覧テーブルや広域輸送情報リストを
作成して輸送情報データベース12に格納記録し登録す
る。 輸送所(輸送部)扱いに変更登録した後の最終的な輸
送指示データ(例えば図3の輸送経路や配車組み付け一
覧テーブルに表示されている輸送指示データにおける荷
物の扱いは、必要に応じて、さらに輸送所(輸送部)扱
いから輸送(納入期日に間に合うことを含めて)可能な
他の輸送主(他の輸送業者)に変更する場合があり、輸
送計画編成指示手段5にて変更入力した後は輸送情報デ
ータベース12に格納記録し登録される。そして、その
荷物の輸送については、後において(輸送受託データ作
成後に)当該他の輸送主に依頼する。その輸送依頼は、
輸送情報データベース12から、当該他の輸送主の端末
を用いてネットワークを介してオンラインにて行っても
よいし、電話、ファクシミリなどオフラインで行っても
よい。 次に、依頼した他の輸送主の輸送、集荷車両のナンバ
ーが決定次第、輸送計画編成指示手段5を用いて、広域
輸送情報画面の輸送指示データにそのナンバーをデータ
入力し、輸送情報データベース12の輸送指示データに
格納記録され登録される。
【0038】輸送主側の輸送受託データ作成手段13
は、輸送計画編成指示手段5による最終的輸送指示デー
タ(輸送計画書)の作成が終了した段階での指示によ
り、輸送情報データベース12に記録された上記輸送所
が作成した最終的輸送指示データ(輸送計画書)に基づ
いて輸送受託データ(図5参照)を作成し、作成した輸
送受託データを所定プログラムに基づいて所定フォーマ
ット内に記述してファイリングするとともに輸送情報デ
ータベース12に格納記録する。
【0039】また輸送主側の輸送所(輸送部)には、パ
ソコン端末機を用いた積込み指示手段6が配置されてい
て、輸送所は、積込み指示手段6を用いて、前記輸送情
報データベース12に記録されている輸送受託データを
読み出す。
【0040】そして、その積込み指示手段6の出力表示
画面上に表示された輸送受託データにより、各デポ(配
送中継所)から配送すべき荷物の準備状況(荷物引き当
て数量)や配車状況について確認をする。
【0041】そして、各デポのうち、荷物の準備(及び
場合によっては配車)が遅れているデポに対しては、そ
の積込み指示手段6を用いて、荷物の準備や移動(及び
配車)の指示、催促を行い、荷物の準備(及び場合によ
っては配車)が完了しているデポに対しては、輸送車両
への荷物の積込みを指示する。
【0042】本発明の上記広域統合輸送支援システムに
おいては、上記輸送受託データに基づいて、配車の指
示、納品書の発行、輸送手数料請求書の発行、他の輸送
主への輸送依頼、他の輸送主への支払明細書の発行など
を行うことができる。
【0043】また、本発明の上記広域統合輸送支援シス
テムにおいては、輸送車両に積み込む荷物の重量の算定
を、その荷物の容積値をP(単位m3 )、重量値をW
(単位kg)、1才のkg重量をj、1才のm3 容積
をkとして、下記換算式にて容積値Pから想定重量値W
P を算出し、その重量値Wと想定重量値WP のうち、い
ずれか数値の大きい方の数値を、荷物の重量として算定
することができるものである。 P×j/k=WP (j、kは定数)
【0044】また、本発明の上記広域統合輸送支援シス
テムにおいては、その実施例として例えば前記定数j、
kを、下記数値に設定して実施することができる。 j=8kg k=0.027m3
【0045】次に本発明の広域統合輸送支援システムに
よる荷物の輸送支援業務の実施内容を、図2に示すフロ
ーチャートに基づいて以下に詳細に説明する。 <S1>まず、荷主側の納入指示手段1などにより荷主
側からの荷物の納入指示を納入指示データ受付手段10
に受け付ける。納入指示データは納入指示データ受付手
段10にリアルタイムで順次格納記録する。例えば、納
入指示の具体例としては、 ・荷主であるA製造加工(株)群馬工場の営業担当者 A製造加工(株)の群馬工場から納入先であるB製菓
(株)の大阪工場に加工材料「V」5000mを3月1
日までに届けてほしい旨の指示。A製造加工(株)の群
馬工場から納入先であるB製菓(株)の川口工場に加工
材料「W」3000mを3月1日までに届けてほしい旨
の指示。 ・荷主であるA製造加工(株)相模原工場の営業担当者 A製造加工(株)の相模原工場から納入先であるB製菓
(株)の大阪工場に加工材料「X」6000mを3月1
日までに届けてほしい旨の指示。A製造加工(株)の相
模原工場から納入先であるB製菓(株)の大阪工場に加
工材料「Y」3000mを3月1日までに届けてほしい
旨の指示。 ・荷主であるA製造加工(株)関西工場の営業担当者 A製造加工(株)の関西工場から納入先であるB製菓
(株)の新宿工場に加工材料「Z」5000mを3月3
日までに届けてほしい旨の指示。 <S2>次に納入指示データ受付手段10に記録された
納入指示データを、納入指示データ受付手段10又は輸
送指示データベース12に搭載した又は別体に送受信可
能に接続したバッチ処理用の輸送指示データ作成手段1
1にリアルタイムで取り込む(ダウンロードする)。 <S3>輸送指示データ作成手段11に刻々送信される
納入指示データは、所定プログラム(広域配送ルートプ
ログラム)に基づいて、所定時間毎に経時的にバッチ処
理されて、輸送対象の荷物の輸送経路や配車組み付け一
覧テーブルなど図3に示すような輸送指示情報としての
輸送指示データ、あるいは図4に示す輸送指示一覧のよ
うな輸送指示データを作成する。 <S4>経時的にバッチ処理されて作成される輸送指示
データを輸送情報データベース12に順次格納記録す
る。 <S5>次に、輸送主の各配送中継所(デポ)は、予約
指示手段4により、輸送情報データベース12から輸送
経路や配車組み付け一覧テーブルなど輸送指示データを
読み出し、該輸送指示データに基づいて配送予約や帰り
荷予約など予約情報を入力指示し、それを輸送情報とし
て輸送情報データベース12に入力して格納記録する。 <S6>他方、輸送主の輸送部は、輸送計画編成指示手
段5により、輸送計画編成用情報を入力指示し、輸送情
報データベース12に格納記録されている輸送指示デー
タを変更修正したり調整したりして編成し、最終的な輸
送指示データ(輸送指示書)を作成し、それを輸送情報
データベース12に格納記録する。なお、最終的な輸送
指示データを作成する手順としては、前述の段落番号
[0035]の〜に示した通りである。例えば、輸
送情報データ入力の具体例としては、 ・輸送主の配送中継所(群馬デポ)の配車係 A製造加工(株)の群馬工場から納入先であるB製菓
(株)の大阪工場に加工材料「V」5000mを3月1
日までに届ける旨を輸送主の輸送部へ依頼。A製造加工
(株)の群馬工場から納入先であるB製菓(株)の川口
工場に加工材料「W」3000mを3月1日までに届け
る旨を輸送主の輸送部へ依頼。 ・輸送主の配送中継所(相模原デポ)の配車係 A製造加工(株)の相模原工場から納入先であるB製菓
(株)の大阪工場に加工材料「X」6000mを3月1
日までに届ける旨を輸送主の輸送部へ依頼。A製造加工
(株)の相模原工場から納入先であるB製菓(株)の大
阪工場に加工材料「Y」3000mを3月1日までに届
ける旨を輸送主の輸送部へ依頼。 ・輸送主の配送中継所(関西デポ)の配車係 A製造加工(株)の関西工場から納入先であるB製菓
(株)の新宿工場に加工材料「Z」5000mを3月3
日までに届ける旨を輸送主の輸送部へ依頼。 <S7>次に、輸送主の輸送部が輸送計画編成指示手段
5により、輸送受託データの作成指示を出すことによ
り、輸送受託データ作成手段13は、作成された前記最
終的な輸送指示データと各デポの予約情報とに基づいて
輸送受託データ(図5受託状況照会画面参照)を作成
し、作成した輸送受託データを所定プログラムに基づい
て所定フォーマット内に記述してファイリングするとと
もに輸送情報データベース12に格納記録する。 <S8>次に、輸送主の輸送部は、積込み指示手段6に
より、各配送中継所(デポ)の端末である予約指示手段
4又は/及び他の輸送主側の端末である7に対して、作
成された輸送受託データに基づく輸送指示を出すととも
に、輸送作業指示書(作業依頼書)を発行する。例え
ば、輸送指示データ入力の具体例としては、 ・輸送主の輸送部(川口工場)の配車係 3月1日送着日のB製菓(株)大阪工場への加工材料
「V」5000mの輸送 3月1日送着日のB製菓(株)川口工場への加工材料
「W」3000mの輸送 3月1日送着日のB製菓(株)大阪工場への加工材料
「X」6000mの輸送 3月1日送着日のB製菓(株)大阪工場への加工材料
「Y」3000mの輸送 3月3日送着日のB製菓(株)新宿工場への加工材料
「Z」5000mの輸送 <S9>続いて、輸送主の輸送部は、積込み指示手段6
により、作成された輸送受託データ(図5参照)に基づ
いて、輸送指示した各配送中継所(デポ)又は/及び他
の輸送主の端末に、荷物準備の指示確認、配車の指示確
認を行う。 <S9a >そして、荷物の準備、配車が完了していない
場合には、輸送主の輸送部は、積込み指示手段6によ
り、各配送中継所(デポ)又は/及び他の輸送主に対し
て荷物の準備を促し、配車を促す指示を入力する。例え
ば、荷物準備の指示確認、配車の指示確認の具体例とし
ては、 (1)配送受託状況照会(図5に示すような照会画面)
でデータを見ると下記の5件の依頼があった。 ・輸送主の輸送部(川口工場)の配車係 3月1日送着日のB製菓(株)大阪工場への加工材料
「V」5000mの輸送 3月1日送着日のB製菓(株)川口工場への加工材料
「W」3000mの輸送 3月1日送着日のB製菓(株)大阪工場への加工材料
「X」6000mの輸送 3月1日送着日のB製菓(株)大阪工場への加工材料
「Y」3000mの輸送 3月3日送着日のB製菓(株)新宿工場への加工材料
「Z」5000mの輸送 (2)上記5件のうち3月1日送着分の4件を混載で運
ぶように配車を組み、この4件の集荷は他の輸送主(他
運送会社)に依頼することに決定。また関西から3月3
日にB製菓(株)新宿工場に納品があるので、帰り荷で
運ぶように配車を組む。 (3)依頼する上記他運送会社に仕事の依頼をする。
(輸送指示手段6から輸送情報データベースを介して他
運送会社の端末7にオンラインで依頼するか、Eメー
ル、ファクシミリ、電話等で依頼する。) (4)輸送主のデポ(群馬)の配車係とデポ(相模原)
の配車係に2月28日の16時に上記他運送会社の車両
が向かうので荷物の準備をしてほしい旨の連絡をする。
また、輸送主のデポ(関西)の配車係には3月1日の1
5時に上記他運送会社の車両が向かうので荷物の準備を
してほしい旨の連絡をする。 <S10>他方、荷物の準備、配車が完了している場合
には、輸送主の輸送部は、積込み指示手段6により、各
配送中継所(デポ)又は/及び他の輸送主の端末に対し
て荷物の移動、輸送車両への荷物の積込みを指示し、そ
の積込み指示の完了を輸送情報データベース12に格納
記録する <S11>続いて、各デポ又は/及び他の輸送主に対し
ては、積込み指示手段6により、作業指示書(作業依頼
書)の発行と、納品書の発行を指示する。 <S12>輸送所又は各デポは、輸送作業を受けた各デ
ポ又は/及び他の輸送主からの輸送作業完了後に納入先
への荷物の納入完了による納入受領書の回収と、輸送所
又は各デポ端末から輸送情報データベース12の輸送受
託データへ納入完了の登録を行う。 <S13>輸送作業完了後の毎月末に、積込み指示手段
6により、輸送情報データベース12にアクセスして、
記録されている輸送受託データに基づいて、輸送依頼し
た他の輸送主に対する月末支払い明細書の発行と、輸送
指示した輸送主の各デポ毎の荷主に対する請求書(輸送
料)の発行を行う。例えば、輸送依頼した上記他運送会
社に支払い明細書(又は支払い明細書兼請求書)を発行
して送る。明細書をチェックしてもらい、了承されれば
輸送主から上記他運送会社に支払を行う。また、輸送主
の群馬デポ、相模原デポ、関西デポに請求書を発行して
送る。
【0046】
【発明の効果】本発明の広域統合輸送支援システムは、
荷主の広域的な納入指示情報に基づく輸送配送のための
輸送指示情報をリアルタイムでデータベース化し、それ
を輸送情報ターミナルセンターとして、その輸送指示情
報を輸送主側の各輸送所や各配送中継所(デポ)にイン
ターネットなどネットワークを介して相互に共有できる
ようにしたので、各輸送所や各配送中継所(デポ)から
ネットワークを介して、その輸送指示情報に基づく輸送
計画編成用情報や予約情報を輸送情報ターミナルセンタ
ーに集約して統合した輸送受託データを作成することが
でき、荷主側の納入指示情報と輸送主側の各輸送所や各
配送中継所(デポ)の輸送情報とを統合して互いに連携
を採りながら、効率的な輸送車両の配車及び積荷の手配
及び荷主が納入指示した所定の納入先に対する荷物の効
率的且つ広域的な輸送、配送を行うことができるもので
ある。
【0047】また、荷主の広域的な納入指示情報に基づ
く輸送配送のための輸送指示情報をリアルタイムでデー
タベース化して、それを輸送情報ターミナルセンターと
して、輸送主と提携する他の輸送主も、輸送主の各デポ
と同様にインターネットなどネットワークを介して相互
に輸送指示情報を共有することが可能になり、所定の納
入先に対する荷物の効率的且つ広域的な輸送、配送を行
うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広域統合輸送支援システムを説明する
システムブロック図。
【図2】本発明の広域統合輸送支援システムによる荷物
の輸送支援業務の実施内容を説明する業務フローチャー
ト図。
【図3】本発明の広域統合輸送支援システムによる荷物
の輸送支援業務に使用する輸送指示データとしての輸送
経路や配車組み付け一覧テーブルの一例。
【図4】本発明の広域統合輸送支援システムによ荷物の
輸送支援業務に使用する荷主側からの納入指示データか
ら作成される輸送指示データ画面の一例。
【図5】本発明の広域統合輸送支援システムによ荷物の
輸送支援業務に使用する最終的輸送情報データに基づい
て作成される輸送受託データ画面の一例。
【符号の説明】
1…荷主側端末 4、5、6…輸送主側端末 7…他の
輸送主側端末 8…輸送主側端末(データ照会、閲覧用端末) 10…納入指示データ受付手段 11…輸送指示データ
作成手段 12…輸送情報データベース 13…輸送受託データ作
成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩佐 恒夫 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版物 流株式会社内 (72)発明者 藤野 仁 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA15 BB04 BB05 EE02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)荷主側からの荷物の納入指示データ
    を受け付ける納入指示データ受付手段10と、(2)受
    け付けた納入指示データから、所定プログラムに基づい
    て輸送経路や配車組み付け一覧テーブルなど輸送指示デ
    ータを作成する輸送指示データ作成手段11と、(3)
    作成した輸送指示データを格納記録する輸送情報データ
    ベース12と、(4)輸送主の各配送中継所(デポ)に
    より輸送情報データベース12から輸送指示データを読
    み出し、該輸送指示データに基づいて必要に応じて配送
    予約や帰り荷予約等の予約輸送情報を入力し、前記輸送
    情報データを変更して最終的輸送情報データを作成し輸
    送情報データベース12に格納登録する1乃至複数の予
    約指示手段4と、(5)輸送主の輸送部により輸送情報
    データベース12から輸送指示データを読み出し、該輸
    送指示データに基づいて必要に応じて輸送計画編成用情
    報を入力し、前記輸送情報データを編成処理して最終的
    輸送情報データを作成し輸送情報データベース12に格
    納登録する輸送計画編成指示手段5と、(6)前記輸送
    情報データベース12に記録された最終的輸送指示デー
    タに基づいて輸送受託データを作成する輸送受託データ
    作成手段13と、(7)作成した輸送受託データに基づ
    いて輸送主の輸送部により荷物の準備状況を確認して各
    配送中継所(デポ)に対して荷物の移動、輸送車両への
    荷物の積込みを指示する積込み指示手段6とを備えるこ
    とを特徴とする広域統合輸送支援システム。
  2. 【請求項2】前記輸送受託データに基づいて、配車の指
    示、納品書の発行、輸送手数料請求書の発行、他の輸送
    主への輸送依頼、他の輸送主への支払明細書の発行など
    を行う請求項1記載の広域統合輸送支援システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の広域統合輸送
    支援システムにおいて、輸送車両に積み込む荷物の重量
    の算定を、その荷物の容積値をP(単位m3 )、重量
    値をW(単位kg)、1才のkg重量をj、1才のm3
    容積をkとして、下記換算式にて容積値Pから想定重
    量値WP を算出し、その重量値Wと想定重量値WP のう
    ち、いずれか数値の大きい方の数値を荷物の重量として
    算定することを特徴とする広域統合輸送支援システム。 P×j/k=WP (j、kは定数)
  4. 【請求項4】請求項3記載の広域統合輸送支援システム
    において、前記定数j、kを下記数値に設定することを
    特徴とする広域統合輸送支援システム。 j=8kg k=0.027m3
  5. 【請求項5】(1)荷主側からの荷物の納入指示データ
    を受け付ける納入指示データ受付段階(S1)と、
    (2)受け付けた納入指示データを輸送指示データ作成
    手段11に取り込む納入指示データ取り込み段階(S
    2)と、(3)取り込まれた納入指示データを所定作成
    プログラムに基づいて輸送指示データ作成手段11によ
    りバッチ処理し、輸送経路や配車組み付け一覧テーブル
    など輸送指示データを作成する輸送指示データ作成段階
    (S3)と、(4)作成された輸送指示データを輸送情
    報データベース12に格納記録する輸送指示データ記録
    段階(S4)と、(5)輸送主側の輸送部が輸送計画編
    成指示手段5により輸送情報データベース12から輸送
    経路や配車組み付け一覧テーブルなど輸送指示データを
    読み出し、該輸送指示データに基づいて必要に応じて輸
    送計画編成用情報を入力して前記輸送指示データを編成
    処理して最終的輸送指示データを作成し、輸送情報デー
    タベース12に格納記録する最終的輸送指示データ作成
    段階(S5)と、(6)輸送主側の各配送中継所(デ
    ポ)の予約指示手段4により輸送情報データベース12
    から輸送経路や配車組み付け一覧テーブルなど輸送指示
    データを読み出し、必要に応じて該輸送指示データに基
    づいて配送予約や帰り荷予約など予約輸送情報を入力し
    て最終的輸送指示データを作成し、輸送情報データベー
    ス12に格納記録する予約指示段階(S6)と、(7)
    作成された前記最終的輸送指示データに基づいて輸送受
    託データ作成手段13により輸送受託データを作成する
    輸送受託データ作成段階(S7)と、(8)作成された
    輸送受託データに基づいて、積込み指示手段6から各配
    送中継所(デポ)又は/及び他の輸送主に対して荷物の
    輸送を指示する輸送指示段階(S8)と、(9)積込み
    指示手段6により輸送指示した各配送中継所(デポ)又
    は/及び他の輸送主に対して荷物準備の指示確認、配車
    の指示確認を行う確認段階(S9)と、(10)積込み
    指示手段6により輸送指示した各配送中継所(デポ)又
    は/及び他の輸送主に対して荷物の移動、輸送車両への
    積込みを指示する積込み指示段階(S10)とを備える
    ことを特徴とする広域統合輸送支援システム。
  6. 【請求項6】請求項5記載の広域統合輸送支援システム
    において、前記積込み指示段階(S10)又はその指示
    段階後に、前記輸送受託データに基づいて積込み指示手
    段6から各配送中継所(デポ)又は/及び他の輸送所に
    対して作業指示所、納品書の発行指示(S11)、他の
    輸送主への支払い明細書の発行指示、各デポの輸送手数
    料請求書の発行指示(S12)などの指示を行う指示段
    階と、その指示情報を輸送情報データベース12に格納
    記録する格納記録段階を備えることを特徴とする広域統
    合輸送支援システム。
  7. 【請求項7】請求項5又は請求項6のいずれか1項記載
    の広域統合輸送支援システムにおいて、輸送車両に積み
    込む荷物の重量の算定を、その荷物の容積値をP(単位
    m3)、重量値をW(単位kg)、1才のkg重量をj
    (定数)、1才のm3 容積をk(定数)として、下記
    換算式にて容積値Pから想定重量値WP を算出し、その
    重量値Wと想定重量値WP のうち、いずれか数値の大き
    い方の数値を荷物の重量として算定することを特徴とす
    る広域統合輸送支援システム。 P×j/k=WP
  8. 【請求項8】請求項7記載の広域統合輸送支援システム
    において、前記定数j、kを下記数値に設定することを
    特徴とする広域統合輸送支援システム。 j=8kg k=0.027m3
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022030249A1 (ja) * 2020-08-07 2022-02-10 株式会社 東芝 物品処理計画装置、物品処理システム、および、物品処理計画プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022030249A1 (ja) * 2020-08-07 2022-02-10 株式会社 東芝 物品処理計画装置、物品処理システム、および、物品処理計画プログラム

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