JP2002297248A - ボルテージレギュレータ - Google Patents

ボルテージレギュレータ

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JP2002297248A
JP2002297248A JP2001104510A JP2001104510A JP2002297248A JP 2002297248 A JP2002297248 A JP 2002297248A JP 2001104510 A JP2001104510 A JP 2001104510A JP 2001104510 A JP2001104510 A JP 2001104510A JP 2002297248 A JP2002297248 A JP 2002297248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電流のダイナミックレンジが大きく発振
しにくいボルテージレギュレータを得る。 【解決手段】 演算増幅器5に対する帰還電圧VFBの
位相を進ませて位相補償を行う位相補償回路4に対し
て、電流検出回路15で検出されたドライバトランジス
タ6から出力される電流に応じて、位相補償用抵抗R3
の短絡制御を行って位相補償回路4の時定数を変えるよ
うに制御し、電圧VFBに対して位相補償が行われる周
波数の制御を行う位相補償制御回路7を設けるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力電流の大小に
対応して複数段階で位相補償用の抵抗値や容量値を切り
替える回路を備える負帰還増幅器で構成されたボルテー
ジレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、出力電流のダイナミックレンジが
大きい負帰還増幅器では、比較的大きな位相補償用の容
量を出力端に接続し、該容量においては等価直列抵抗E
SRが比較的大きいものを通常使用し、負帰還回路に設
けられた位相補償用の抵抗及び容量を固定していた。こ
のような出力電流のダイナミックレンジが大きい負帰還
増幅器を使用した従来のボルテージレギュレータの回路
例を図5に示す。なお、図5では、ボルテージレギュレ
ータにシリーズレギュレータを使用した場合を例にして
示している。
【0003】図5のボルテージレギュレータ100にお
いて、演算増幅器101は、基準電圧発生回路102か
らの所定の基準電圧VREFと、出力電圧VOUTの検
出を行う抵抗103及び104によって出力電圧VOU
Tが分圧された分圧電圧VFBとの電圧比較を行う。こ
の際、該分圧電圧VFBは、位相補償用抵抗105及び
位相補償用容量106からなる位相補償回路で位相補償
が行われて演算増幅器101の非反転入力端に入力され
る。
【0004】演算増幅器101は、上記比較結果に応じ
た電圧をPチャネル型MOSトランジスタ(以下、PM
OSトランジスタと呼ぶ)であるドライバトランジスタ
107のゲートに出力して、ドライバトランジスタ10
7から出力される電流の調整を行う。更に、このように
することによって、演算増幅器101は、出力電圧VO
UTが所定値で一定になるようにしている。また、出力
電圧VOUTが出力される出力端子108と接地との間
には、上述したような等価直列抵抗ESRが大きく容量
が比較的大きい位相補償用容量109が接続されてい
る。
【0005】演算増幅器101は、負帰還制御が行われ
ていることから非反転入力端の信号に対する出力端の信
号の位相が反転しているが、通常では発振が起こること
はない。しかし、フィードバックループ内の寄生容量等
が存在することによって、演算増幅器101は、非反転
入力端の信号に対する出力端の信号の位相が遅れ、該位
相の遅れが180°になる周波数においては正帰還にな
ってしまう。このとき、演算増幅器101は、利得が0
dBを超えていると発振する。このため、位相補償用抵
抗105及び位相補償用容量106で帰還電圧の位相を
進ませて演算増幅器101が発振しないようにしてい
る。
【0006】一方、携帯機器等のように電池を使用した
機器の普及及び環境問題の観点からも、今後更に電池を
使用した機器の低消費電力化、小型化及び低コスト化が
進むものと考えられる。このような機器の低消費電力化
を図るためには、電源電圧を低下させることが最も有効
である。これに伴って、ボルテージレギュレータ100
の出力電圧VOUTの低電圧化が要求され、出力電圧V
OUTの低電圧化を行うと、抵抗103の抵抗値を小さ
くする必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、該抵抗103
の抵抗値を小さくすると、位相補償用容量106による
位相補償の効果が小さくなるため、位相余裕がなくなり
演算増幅器101が発振しやすくなる、いいかえれば、
帰還率が増えることにより帰還系が不安定になりやすい
という問題があった。なお、位相余裕とは、負帰還の増
幅器を形成する演算増幅器の利得が0dB以上ある周波
数領域において、演算増幅器の入力端に入力される電圧
に対する帰還電圧の位相が180°以上遅れない位相範
囲を示している。
【0008】また、小型・低コスト・高性能化を図るた
めに、位相補償用容量109を小さくし(小型・低コス
ト化)たり、また、積層セラミックコンデンサ等のよう
な等価直列抵抗ESRの小さい(高性能化)部品にする
ことが要求されている。位相補償用容量109の容量値
を小さくしたり、等価直列抵抗ESRの小さなものを位
相補償用容量109に使用すると、位相補償用容量10
9による位相補償が行われる周波数が高くなり位相余裕
がなくなるという問題が生じる。このような位相余裕の
低下は、出力端子108と位相補償用容量109との間
に適当な値の抵抗を接続すると改善されるが、該抵抗を
追加することによって部品点数が増加し、出力電圧VO
UTに対するリップル除去率が低下するといった問題が
発生する。
【0009】また、出力端子108に接続される負荷1
10の変動によって、出力端子108からの出力される
電流のダイナミックレンジが大きくなる場合、該出力電
流の大きさによってドライバトランジスタ107の位相
遅れが生じる周波数が大きく変化する。このため、演算
増幅器101における位相遅れが生じる周波数とドライ
バトランジスタ107における位相遅れが生じる周波数
とが同じになる状態が発生する。このような状態になる
と、位相の遅れが大きくなり、位相余裕が低下して発振
する場合があった。このように、位相余裕の観点から見
て悪条件がそろい、潜在的に位相余裕が足りない状況で
は、特に出力電流IOUTの大きさによってドライバト
ランジスタ107の位相遅れが生じる周波数が大きく動
いてしまうという問題が深刻になっていた。
【0010】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、位相余裕を確保するために、
出力電流に応じて位相補償用抵抗又は位相補償用容量を
変えて、位相遅れが発生する周波数を制御することによ
り、出力電流のダイナミックレンジが大きく発振しにく
いボルテージレギュレータを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るボルテー
ジレギュレータは、あらかじめ設定された基準電圧を基
に所定の定電圧を生成して出力端子から出力するボルテ
ージレギュレータにおいて、該出力端子から出力された
電圧の検出を行い、該検出した出力電圧に応じた電圧を
生成して出力する検出回路部と、該検出回路部から出力
された電圧と基準電圧との電圧比較を行い、該比較結果
を示す電圧を出力する差動増幅回路部と、検出回路部か
ら出力された電圧の位相を進ませて帰還電圧として該差
動増幅回路部に出力し、位相補償を行う位相補償回路部
と、差動増幅回路部から出力された電圧に応じた電流を
出力するドライバトランジスタを有し、上記出力端子を
介して所定の定電圧を出力する出力回路部と、該出力回
路部から出力された電流に応じて、位相補償回路部が位
相補償を行う周波数の制御を行う位相補償制御回路部と
を備えるものである。
【0012】上記位相補償制御回路部は、差動増幅回路
部から出力される電圧の検出を行い、該検出した電圧か
ら出力回路部の出力電流を検出するようにする。
【0013】また、上記位相補償制御回路部は、出力回
路部から出力される電流が増加すると、位相補償回路部
に対して、位相補償を行う周波数が高くなるように制御
し、出力回路部から出力される電流が減少すると、位相
補償回路部に対して、位相補償を行う周波数が低くなる
ように制御するようにする。
【0014】具体的には、上記位相補償回路部は、定電
圧が出力される出力端子と差動増幅回路部の帰還電圧が
入力される入力端との間に接続された少なくとも1つの
位相補償用容量と、検出回路部の出力端と差動増幅回路
部の帰還電圧が入力される入力端との間に接続された少
なくとも1つの位相補償用抵抗とで形成され、位相補償
制御回路部は、出力回路部から出力される電流が増加す
ると、位相補償用容量と位相補償用抵抗との時定数を小
さくし、出力回路部から出力される電流が減少すると、
該時定数を大きくするようにした。
【0015】上記位相補償制御回路部は、出力回路部か
ら出力される電流が増加すると、位相補償回路部の時定
数をなす抵抗値を小さくし、出力回路部から出力される
電流が減少すると、位相補償回路部の時定数をなす抵抗
値を大きくするようにしてもよい。
【0016】また、上記位相補償制御回路部は、出力回
路部から出力される電流が増加すると、位相補償回路部
の時定数をなす容量を小さくし、出力回路部から出力さ
れる電流が減少すると、位相補償回路部の時定数をなす
容量を大きくするようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 第1の実施の形態.図1は、本発明の第1の実施の形態
におけるボルテージレギュレータの例を示した回路図で
ある。図1において、ボルテージレギュレータ1は、所
定の基準電圧VREFを生成して出力する基準電圧発生
回路2と、出力電圧VOUTの検出を行い該検出した出
力電圧VOUTに応じた電圧VFBを生成して出力する
検出回路3と、該電圧VFBの位相を進ませて位相補償
を行う位相補償回路4と、該位相補償回路4を介して入
力された電圧VFBと基準電圧VREFとの電圧比較を
行って該比較結果を出力する演算増幅器5とを備えてい
る。
【0018】また、ボルテージレギュレータ1は、演算
増幅器5から出力された上記比較結果を示す電圧に応じ
た電流を出力して出力電圧VOUTを一定にするPチャ
ネル型MOSトランジスタであるドライバトランジスタ
6と、演算増幅器5における出力電圧の検出を行い、該
検出した出力電圧に応じて、位相補償回路4が電圧VF
Bに対して位相補償を行う周波数の制御を行う位相補償
制御回路7とを備えている。更に、ボルテージレギュレ
ータ1は、出力電圧VOUTが出力される出力端子10
と接地との間に位相補償用容量Cが接続され、該位相補
償用容量Cは、等価直列抵抗ESRを有している。ま
た、出力端子10と接地との間には負荷11が接続され
る。
【0019】検出回路3は、出力電圧VOUTと接地と
の間に接続された抵抗R1とR2との直列回路で構成さ
れ、位相補償回路4は、位相補償用抵抗R3と位相補償
用容量C1とで構成されている。また、位相補償制御回
路7は、演算増幅器5の出力端の電圧を検出してドライ
バトランジスタ6のドレイン電流の検出を行う電流検出
回路15と、該電流検出回路15によってスイッチング
制御されるNチャネル型MOSトランジスタ(以下、N
MOSトランジスタと呼ぶ)QN1とで構成されてい
る。
【0020】位相補償回路4において、位相補償用抵抗
R3は、検出回路3における抵抗R1とR2との接続部
と演算増幅器5の非反転入力端との間に接続され、位相
補償用容量C1は、出力端子10と演算増幅器5の非反
転入力端との間に接続されている。演算増幅器5におい
て、反転入力端には基準電圧発生回路2から基準電圧V
REFが、非反転入力端には位相補償回路4を介して検
出回路3からの分圧電圧VFBがそれぞれ印加され、出
力端は、ドライバトランジスタ6のゲートに接続されて
いる。
【0021】ドライバトランジスタ6は、電源電圧VD
Dと出力端子10との間に接続され、サブストレートゲ
ートには電源電圧VDDが印加されている。一方、位相
補償制御回路7において、NMOSトランジスタQN1
は、位相補償回路4の位相補償用抵抗R3に並列に接続
され、NMOSトランジスタQN1において、ゲートが
電流検出回路15に接続され、サブストレートゲートは
接地されている。検出回路3から出力される電圧VFB
は、演算増幅器5の帰還電圧となる。検出回路3の抵抗
R1とR2は、出力電圧VOUTが設定された電圧であ
るときの分圧電圧VFBが基準電圧VREFと同じにな
るような抵抗比になるように設定されている。
【0022】演算増幅器5は、基準電圧VREFと電圧
VFBが釣り合っている状態から、何らかの原因で出力
電圧VOUTが低下した場合、ドライバトランジスタ6
のゲート電圧を低下させてドライバトランジスタ6の電
流駆動能力を大きくし、出力電圧VOUTを上昇させ
る。また、演算増幅器5は、基準電圧VREFと分圧電
圧VFBが釣り合っている状態から、何らかの原因で出
力電圧VOUTが上昇した場合、ドライバトランジスタ
6のゲート電圧を上昇させてドライバトランジスタ6の
電流駆動能力を小さくし、出力電圧VOUTを低下させ
る。このようにして、ボルテージレギュレータ1は、出
力電圧VOUTを所定の電圧で一定にすることができ
る。
【0023】ここで、負荷11の変動によって、出力端
子10から負荷11に流れる電流が大きくなり、ドライ
バトランジスタ6から出力される電流が増加すると、ド
ライバトランジスタ6によって位相遅れが生じる周波数
が高周波数側に移動する。これに対して、出力端子10
から負荷11に流れる電流が小さくなり、ドライバトラ
ンジスタ6から出力される電流が減少すると、ドライバ
トランジスタ6によって位相遅れが生じる周波数が低周
波数側に移動する。
【0024】一方、位相補償回路4は、演算増幅器5に
対する帰還電圧VFBの位相を進ませて位相補償を行う
ものであり、位相補償用抵抗R3と位相補償用容量C1
との時定数を小さくすると位相補償回路4によって位相
補償が行われる周波数が高周波数側に移動する。また、
位相補償用抵抗R3と位相補償用容量C1との時定数を
大きくすると、位相補償回路4によって位相補償が行わ
れる周波数が低周波数側に移動する。
【0025】これらのことから、電流検出回路15は、
ドライバトランジスタ6におけるゲート電圧の検出を行
うことによってドライバトランジスタ6から出力される
出力電流の検出を行い、該検出した出力電流に応じてN
MOSトランジスタQN1のスイッチング制御を行う。
例えば、電流検出回路15は、該検出した出力電流が所
定値α以上であると判定したときは、NMOSトランジ
スタQN1をオンさせて位相補償用抵抗R3を短絡し、
位相補償回路4の時定数を小さくする。このようにする
ことにより、ドライバトランジスタ6によって位相遅れ
が生じる周波数が高周波数側に移動しても、位相補償回
路4で位相補償が行われる周波数を高周波数側に移動さ
せことができ、位相余裕を大きくすることができる。
【0026】また、例えば、電流検出回路15は、該検
出した出力電流が所定値α未満であると判定したとき
は、NMOSトランジスタQN1をオフさせ、位相補償
回路4の時定数を大きくする。このようにすることによ
り、ドライバトランジスタ6によって位相遅れが生じる
周波数が低周波数側に移動しても、位相補償回路4で位
相補償が行われる周波数を低周波数側に移動させことが
でき、位相余裕を大きくすることができる。
【0027】なお、図1では、ドライバトランジスタ6
から出力される電流が所定値αよりも大きいか小さいか
の判定に応じて位相補償回路4の位相補償が行われる周
波数を切り替えるようにしたが、ドライバトランジスタ
6から出力される電流における異なる複数の所定値、例
えば2つの所定値α及びβとの大小関係に応じて位相補
償回路4の時定数を3段階に変えるようにしてもよい。
図2は、このようにした場合のボルテージレギュレータ
の例を示した回路図である。なお、図2では、図1と同
じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省
略すると共に図1との相違点のみ説明する。
【0028】図2における図1との相違点は、図1の位
相補償回路4に位相補償用抵抗R4を追加したことと、
図1の位相補償制御回路7にNMOSトランジスタQN
2を追加し、図1の電流検出回路15が検出した電流と
所定値α及びβ(α>β)との大小関係を判定してNM
OSトランジスタQN1及びQN2の動作制御を行うよ
うにしたことにある。これらに伴って、図1の位相補償
回路4を位相補償回路4aに、図1の位相補償制御回路
7を位相補償制御回路7aに、図1のボルテージレギュ
レータ1をボルテージレギュレータ1aにした。
【0029】図2において、ボルテージレギュレータ1
aは、基準電圧発生回路2と、検出回路3と、電圧VF
Bの位相を進ませて位相補償を行う位相補償回路4a
と、該位相補償回路4aを介して入力された電圧VFB
と基準電圧VREFとの電圧比較を行って該比較結果を
出力する演算増幅器5と、ドライバトランジスタ6とを
備えている。更に、ボルテージレギュレータ1aは、演
算増幅器5における出力電圧の検出を行い、該検出した
出力電圧に応じて、位相補償回路4aが電圧VFBに対
して位相補償を行う周波数の制御を行う位相補償制御回
路7aと、位相補償用容量Cとを備えている。
【0030】位相補償回路4aは、位相補償用抵抗R
3,R4と位相補償用容量C1とで構成されている。ま
た、位相補償制御回路7aは、演算増幅器5の出力端の
電圧を検出してドライバトランジスタ6のドレイン電流
の検出を行う電流検出回路15aと、該電流検出回路1
5aによってスイッチング制御されるNMOSトランジ
スタQN1及びQN2とで構成されている。
【0031】位相補償回路4aにおいて、位相補償用抵
抗R3とR4は直列に接続され、該直列回路は、検出回
路3における抵抗R1とR2との接続部と演算増幅器5
の非反転入力端との間に接続されている。演算増幅器5
の非反転入力端には位相補償回路4aを介して検出回路
3からの分圧電圧VFBが印加されている。次に、位相
補償制御回路7aにおいて、NMOSトランジスタQN
1は、位相補償用抵抗R3とR4との直列回路に並列に
接続され、NMOSトランジスタQN2は、位相補償用
抵抗R4に並列に接続されている。NMOSトランジス
タQN1及びQN2は、電流検出回路15aからの制御
信号に応じてスイッチング動作を行う。なお、NMOS
トランジスタQN2においても、サブストレートゲート
は接地されている。
【0032】電流検出回路15aは、ドライバトランジ
スタ6におけるゲート電圧の検出を行うことによってド
ライバトランジスタ6から出力される出力電流の検出を
行い、該検出した出力電流に応じてNMOSトランジス
タQN1及びQN2のスイッチング制御をそれぞれ行
う。例えば、電流検出回路15aは、該検出した出力電
流が所定値α以上であると判定したときは、NMOSト
ランジスタQN1及びQN2を共にオンさせて位相補償
用抵抗R3及びR4を短絡し、位相補償回路4aの時定
数が最小となるようにする。なお、このとき、NMOS
トランジスタQN1及びQN2を共にオンさせる理由
は、トランジスタのスイッチング回数を低減させ、該ス
イッチングによるノイズの発生を低減させるためであ
る。
【0033】また、電流検出回路15aは、該検出した
出力電流が所定値β以上所定値α未満であると判定した
ときは、NMOSトランジスタQN1をオフさせNMO
SトランジスタQN2をオンさせて位相補償用抵抗R4
を短絡し、位相補償回路4aの時定数を大きくする。更
に、電流検出回路15aは、該検出した出力電流が所定
値β未満であると判定したときは、NMOSトランジス
タQN1及びQN2を共にオフさせて位相補償回路4a
の時定数が最大になるようにする。このように、ドライ
バトランジスタ6によって位相遅れが生じる周波数の移
動に応じて、位相補償回路4で位相補償が行われる周波
数を移動させことができ、出力電流の変動に対してより
正確に位相余裕を大きくすることができる。
【0034】なお、図2では、ドライバトランジスタ6
から出力される電流値に応じて、位相補償回路4aの位
相補償が行われる周波数を3段階に切り替えるようにし
た。しかし、これは一例であり、直列に接続される位相
補償用抵抗の数を増やし、ドライバトランジスタ6から
出力される電流値に応じて該各位相補償用抵抗の短絡制
御を行うことにより、位相補償回路4aの位相補償が行
われる周波数を4段階以上に切り替えるようにしてもよ
い。
【0035】上記のように、本第1の実施の形態におけ
るボルテージレギュレータは、演算増幅器5に対する帰
還電圧VFBの位相を進ませて位相補償を行う位相補償
回路に対して、ドライバトランジスタ6から出力される
電流に応じて、位相補償用抵抗の値を変えて位相補償回
路の時定数を変えるように制御し、電圧VFBに対して
位相補償が行われる周波数の制御を行う位相補償制御回
路を設けるようにした。このことから、負荷11の変動
等によって出力電流が変化しドライバトランジスタ6の
位相遅れが生じる周波数に変動が生じた場合においても
発振しにくくすることができるため、出力電流のダイナ
ミックレンジを大きくしても発振しにくいボルテージレ
ギュレータを得ることができる。
【0036】第2の実施の形態.上記第1の実施の形態
では、少なくとも1つからなる位相補償用抵抗の短絡制
御を行って位相補償が行われる周波数を変えるようにし
たが、複数の位相補償用容量の並列接続制御を行って位
相補償が行われる周波数を変えるようにしてもよく、こ
のようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
図3は、本発明の第2の実施の形態におけるボルテージ
レギュレータの例を示した回路図である。なお、図3で
は、図1と同じものは同じ符号で示しており、ここでは
その説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明す
る。
【0037】図3における図1との相違点は、図1の位
相補償回路4における位相補償用容量C1の代わりに位
相補償用容量C2,C3を設けたことと、図1の位相補
償制御回路7において、NMOSトランジスタQN1の
代わりに該位相補償用容量の接続制御を行うNMOSト
ランジスタQN3を設け、図1の電流検出回路15は検
出した出力電流に応じて該NMOSトランジスタQN3
のスイッチング制御を行うことにある。これに伴って、
図1の電流検出回路15を電流検出回路15bに、位相
補償回路4を位相補償回路4bに、図1の位相補償制御
回路7を位相補償制御回路7bに、図1のボルテージレ
ギュレータ1をボルテージレギュレータ1bにした。
【0038】図3において、ボルテージレギュレータ1
bは、基準電圧発生回路2と、検出回路3と、電圧VF
Bの位相を進ませて位相補償を行う位相補償回路4b
と、該位相補償回路4bを介して入力された電圧VFB
と基準電圧VREFとの電圧比較を行って該比較結果を
出力する演算増幅器5と、ドライバトランジスタ6とを
備えている。更に、ボルテージレギュレータ1bは、演
算増幅器5の出力電圧をモニタし、該モニタした出力電
圧に応じて、位相補償回路4bが電圧VFBに対して位
相補償を行う周波数の制御を行う位相補償制御回路7b
と、位相補償用容量Cとを備えている。
【0039】位相補償回路4bは、位相補償用抵抗R3
と位相補償用容量C2,C3とで構成されている。ま
た、位相補償制御回路7bは、電流検出回路15bと、
該電流検出回路15bによってスイッチング制御される
NMOSトランジスタQN3とで構成されている。位相
補償用容量C3とNMOSトランジスタQN3との直列
回路が位相補償用容量C2と並列に接続されており、N
MOSトランジスタQN3のゲートは電流検出回路15
bに接続され、NMOSトランジスタQN3のサブスト
レートゲートは接地されている。なお、本第2の実施の
形態では、位相補償用容量C2とC3との合成容量は、
上記第1の実施の形態における位相補償用容量C1と同
じになる場合を例にして説明する。
【0040】電流検出回路15bは、検出した出力電流
に応じてNMOSトランジスタQN3のスイッチング制
御を行う。例えば、電流検出回路15bは、該検出した
出力電流が所定値α以上であると判定したときは、NM
OSトランジスタQN3をオフさせて位相補償用容量C
2に関する時定数を小さくする。このようにすることに
より、ドライバトランジスタ6によって位相遅れが生じ
る周波数が高周波数側に移動しても、位相補償回路4b
で位相補償が行われる周波数を高周波数側に移動させこ
とができ、位相余裕を大きくすることができる。
【0041】また、例えば、電流検出回路15bは、該
検出した出力電流が所定値α未満であると判定したとき
は、NMOSトランジスタQN3をオンさせ、位相補償
用容量C2に関する時定数を大きくする。このようにす
ることにより、ドライバトランジスタ6によって位相遅
れが生じる周波数が低周波数側に移動しても、位相補償
回路4bで位相補償が行われる周波数を低周波数側に移
動させことができ、位相余裕を大きくすることができ
る。
【0042】なお、図3においても、ドライバトランジ
スタ6から出力される電流が所定値αよりも大きいか小
さいかの判定に応じて位相補償回路4bの位相補償が行
われる周波数を切り替えるようにしたが、ドライバトラ
ンジスタ6から出力される電流における異なる複数の所
定値、例えば2つの所定値α及びβとの大小関係に応じ
て位相補償用容量C2に関する時定数を3段階に変える
ようにしてもよい。図4は、このようにした場合のボル
テージレギュレータの例を示した回路図である。なお、
図4では、図3と同じものは同じ符号で示しており、こ
こではその説明を省略すると共に図3との相違点のみ説
明する。
【0043】図4における図3との相違点は、図3の位
相補償回路4bに位相補償用容量C4を追加したこと
と、図3の位相補償制御回路7bにNMOSトランジス
タQN4を追加し、図3の電流検出回路15bが検出し
た電流と所定値α及びβとの大小関係を判定してNMO
SトランジスタQN3及びQN4の動作制御を行うよう
にしたことにある。これらに伴って、図3の電流検出回
路15bを電流検出回路15cに、図3の位相補償回路
4bを位相補償回路4cに、図3の位相補償制御回路7
bを位相補償制御回路7cに、図3のボルテージレギュ
レータ1bをボルテージレギュレータ1cにした。
【0044】図4において、ボルテージレギュレータ1
cは、基準電圧発生回路2と、検出回路3と、電圧VF
Bの位相を進ませて位相補償を行う位相補償回路4c
と、該位相補償回路4cを介して入力された電圧VFB
と基準電圧VREFとの電圧比較を行って該比較結果を
出力する演算増幅器5と、ドライバトランジスタ6とを
備えている。更に、ボルテージレギュレータ1cは、演
算増幅器5における出力電圧の検出を行い、該検出した
出力電圧に応じて、位相補償回路4cが電圧VFBに対
して位相補償を行う周波数の制御を行う位相補償制御回
路7cと、位相補償用容量Cとを備えている。
【0045】位相補償回路4cは、位相補償用抵抗R3
と位相補償用容量C2〜C4とで構成されている。ま
た、位相補償制御回路7cは、演算増幅器5の出力端の
電圧を検出してドライバトランジスタ6のドレイン電流
の検出を行う電流検出回路15cと、該電流検出回路1
5cによってスイッチング制御されるNMOSトランジ
スタQN3及びQN4とで構成されている。
【0046】位相補償用容量C3とNMOSトランジス
タQN3との直列回路及び位相補償用容量C4とNMO
SトランジスタQN4との直列回路がそれぞれ位相補償
用容量C2と並列に接続されており、NMOSトランジ
スタQN3及びQN4の各ゲートは電流検出回路15c
に接続されている。なお、NMOSトランジスタQN4
においてもサブストレートゲートは接地されている。電
流検出回路15cは、検出した出力電流に応じてNMO
SトランジスタQN3及びQN4のスイッチング制御を
行う。例えば、電流検出回路15cは、該検出した出力
電流が所定値α以上であると判定したときは、NMOS
トランジスタQN3及びQN4をそれぞれオフさせて位
相補償回路4cの時定数が最小となるようにする。
【0047】また、電流検出回路15cは、該検出した
出力電流が所定値β以上所定値α未満であると判定した
ときは、NMOSトランジスタQN3をオンさせNMO
SトランジスタQN4をオフさせて、位相補償回路4c
の時定数を大きくする。更に、電流検出回路15cは、
該検出した出力電流が所定値β未満であると判定したと
きは、NMOSトランジスタQN3及びQN4を共にオ
ンさせて位相補償回路4cの時定数が最大になるように
する。このように、ドライバトランジスタ6によって位
相遅れが生じる周波数の移動に応じて、位相補償回路4
cで位相補償が行われる周波数を移動させことができ、
出力電流の変動に対してより正確に位相余裕を大きくす
ることができる。
【0048】なお、図4では、ドライバトランジスタ6
から出力される電流値に応じて、位相補償回路4cの位
相補償が行われる周波数を3段階に切り替えるようにし
た。しかし、これは一例であり、並列に接続される位相
補償用容量の数を増やし、ドライバトランジスタ6から
出力される電流値に応じて該各位相補償用容量の接続制
御を行うことにより、位相補償回路4cの位相補償が行
われる周波数を4段階以上に切り替えるようにしてもよ
い。
【0049】上記のように、本第2の実施の形態におけ
るボルテージレギュレータは、演算増幅器5に対する帰
還電圧VFBの位相を進ませて位相補償を行う位相補償
回路に対して、ドライバトランジスタ6から出力される
電流に応じて、位相補償用容量の値を変えて位相補償回
路の時定数を変えるように制御する位相補償制御回路を
設けるようにした。このことから、上記第1の実施の形
態と同様の効果を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
のボルテージレギュレータによれば、出力回路部から出
力された電流に応じて、位相補償回路部が位相補償を行
う周波数の制御を行う位相補償制御回路部を備えるよう
にした。このことから、負荷の変動等によって、ドライ
バトランジスタから出力される電流が変動してドライバ
トランジスタの位相遅れが生じる周波数に変動が生じた
場合においても発振が起きにくくすることができ、出力
電圧の低電圧化を行った場合においても、位相余裕を容
易に確保することができる。
【0051】上記位相補償制御回路部は、差動増幅回路
部から出力される電圧の検出を行い、該検出した電圧か
ら出力回路部の出力電流を検出するようにしてもよい。
このようにすることにより、出力回路部の出力電流を容
易に検出することができる。
【0052】また、上記位相補償制御回路部は、出力回
路部から出力される電流が増加すると、位相補償を行う
周波数が高くなるように位相補償回路部を制御し、出力
回路部から出力される電流が減少すると、位相補償を行
う周波数が低くなるように位相補償回路部を制御するよ
うにした。このことから、出力電流のダイナミックレン
ジを大きくした場合においても、発振を防止することが
でき、出力端子に接続する位相補償用容量等に安価な小
容量コンデンサを使用することができ、また、ESRの
小さい積層セラミックコンデンサ等を使用することがで
き、コストの削減、小型化、高性能化及び低消費電力化
を容易に行うことができる。
【0053】具体的には、出力回路部から出力される電
流が増加すると、位相補償用容量と位相補償用抵抗との
時定数を小さくし、出力回路部から出力される電流が減
少すると、該時定数を大きくするようにした。このこと
から、位相補償回路部が位相補償を行う周波数の制御を
行うことができる。
【0054】上記位相補償制御回路部は、出力回路部か
ら出力される電流に応じて、位相補償回路部における時
定数をなす抵抗値を変えるようにした。このことから、
位相補償回路部が位相補償を行う周波数の制御を容易に
行うことができる。
【0055】また、上記位相補償制御回路部は、出力回
路部から出力される電流に応じて、位相補償回路部にお
ける時定数をなす容量を変えるようにしてもよく、この
ようにした場合においても、位相補償回路部が位相補償
を行う周波数の制御を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるボルテー
ジレギュレータの例を示した回路図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態におけるボルテー
ジレギュレータの他の例を示した回路図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態におけるボルテー
ジレギュレータの例を示した回路図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態におけるボルテー
ジレギュレータの他の例を示した回路図である。
【図5】 従来のボルテージレギュレータの回路例を示
した図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c ボルテージレギュレータ 2 基準電圧発生回路 3 検出回路 4 位相補償回路 5 演算増幅器 6 ドライバトランジスタ 7,7a,7b,7c 位相補償制御回路 11 負荷 15,15a,15b,15c 電流検出回路 R3,R4 位相補償用抵抗 C1〜C4 位相補償用容量 QN1〜QN4 NMOSトランジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ設定された基準電圧を基に所
    定の定電圧を生成して出力端子から出力するボルテージ
    レギュレータにおいて、 上記出力端子から出力された電圧の検出を行い、該検出
    した出力電圧に応じた電圧を生成して出力する検出回路
    部と、 該検出回路部から出力された電圧と上記基準電圧との電
    圧比較を行い、該比較結果を示す電圧を出力する差動増
    幅回路部と、 上記検出回路部から出力された電圧の位相を進ませて帰
    還電圧として該差動増幅回路部に出力し、位相補償を行
    う位相補償回路部と、 上記差動増幅回路部から出力された電圧に応じた電流を
    出力するドライバトランジスタを有し、上記出力端子を
    介して所定の定電圧を出力する出力回路部と、 該出力回路部から出力された電流に応じて、上記位相補
    償回路部が位相補償を行う周波数の制御を行う位相補償
    制御回路部と、を備えることを特徴とするボルテージレ
    ギュレータ。
  2. 【請求項2】 上記位相補償制御回路部は、差動増幅回
    路部から出力される電圧の検出を行い、該検出した電圧
    から出力回路部の出力電流を検出することを特徴とする
    請求項1記載のボルテージレギュレータ。
  3. 【請求項3】 上記位相補償制御回路部は、出力回路部
    から出力される電流が増加すると、上記位相補償回路部
    に対して、位相補償を行う周波数が高くなるように制御
    し、出力回路部から出力される電流が減少すると、上記
    位相補償回路部に対して、位相補償を行う周波数が低く
    なるように制御することを特徴とする請求項1又は2記
    載のボルテージレギュレータ。
  4. 【請求項4】 上記位相補償回路部は、上記定電圧が出
    力される出力端子と上記差動増幅回路部の帰還電圧が入
    力される入力端との間に接続された少なくとも1つの位
    相補償用容量と、上記検出回路部の出力端と上記差動増
    幅回路部の帰還電圧が入力される入力端との間に接続さ
    れた少なくとも1つの位相補償用抵抗とで形成され、上
    記位相補償制御回路部は、出力回路部から出力される電
    流が増加すると、上記位相補償用容量と該位相補償用抵
    抗との時定数を小さくし、出力回路部から出力される電
    流が減少すると、該時定数を大きくすることを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載のボルテージレギュレータ。
  5. 【請求項5】 上記位相補償制御回路部は、出力回路部
    から出力される電流が増加すると、位相補償回路部の上
    記時定数をなす抵抗値を小さくし、出力回路部から出力
    される電流が減少すると、位相補償回路部の上記時定数
    をなす抵抗値を大きくすることを特徴とする請求項4記
    載のボルテージレギュレータ。
  6. 【請求項6】 上記位相補償制御回路部は、出力回路部
    から出力される電流が増加すると、位相補償回路部の上
    記時定数をなす容量を小さくし、出力回路部から出力さ
    れる電流が減少すると、位相補償回路部の上記時定数を
    なす容量を大きくすることを特徴とする請求項4記載の
    ボルテージレギュレータ。
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