JP2002296974A - 感光体のアース構造 - Google Patents

感光体のアース構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温保管時にアース構造の接触圧が原因の
「フランジの浮き上がり」を、作業性・良品率を低下さ
せることなく改良することができる感光体のアース構造
を提供する。 【解決手段】 両端に開口部を有する中空円筒体状の導
電性ドラムと、前記開口部に嵌着する嵌着部を有すると
ともに前記嵌着部の切り欠き溝が設けられたフランジ
と、前記フランジに固定され前記フランジの嵌着時に前
記ドラムの内面に当接するドラム接触部を有するアース
板とからなる感光体におけるアース構造であって、前記
アース板は、前記フランジの嵌入側端面に固定されアー
ス側にブラシを有する固定用プレートと、前記固定用プ
レートの外縁から屈曲されるとともに前記ドラム接触部
を有し、少なくとも該ドラム接触部の一部が前記切り欠
き溝に入り込む可撓プレートとからなり、前記フランジ
の嵌着時に、前記固定プレートと前記可撓プレートのな
す角度が鈍角となるように設定されていることを特徴と
する感光体のアース構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像形成装置の感光部に設け
られる感光体ドラムのアース構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置にあっては、静電
潜像を形成する感光体が設けられ、この感光体にトナー
を供給してトナー像を形成した後に、このトナー像を紙
に転写するようになっている。例えば、特開昭62−2
29273号公報には、円筒体状の感光体ドラムの開口
端に樹脂製ディスク(フランジ)を圧入して感光体を形
成し、この樹脂製ディスクの内側にアース板を設け、感
光体ドラムとアース側とを電気的に接続し、アースをと
っている。
【0003】また、本出願人は、特開平8−26292
6号公報において、新規な感光体のアース構造を提案し
た。以下、このアース構造について図1〜図5を用いて
説明する。
【0004】図1はアース板を設けた感光体ドラムの全
体構造を示す軸断面図、図2はアース板の形状を示す斜
視図である。アース板1は、固定用プレート2と、この
外縁から屈曲されて伸延する可撓プレート3と、可撓プ
レート3の伸延端から直角に箱形状に屈曲される接触片
4、4からなる。一方、感光体ドラム5は、両側端に開
口部を有する中空円筒体状のドラム6と、前記開口部に
嵌入されるフランジ7、8と、フランジ7側に固定され
るアース板1等からなる。アース板1の固定用プレート
2はその中心部にブラシ9を有し、かつ取付孔10、1
1によりアース板1は図1に示すようにフランジ7の嵌
入側の側端面に固定される。なお、ブラシ9は図1のよ
うに曲げられてアース側に接続される。
【0005】図3はアース板1の展開状態を示す部分平
面図であるが、この図に示すように、接触片4及び可撓
プレート3は平板の先端側に接触片4に相当する形状の
爪片13、13を形成した形状の平板を、屈曲線部1
4、14及び15で屈曲したものから形成される。爪片
状の接触片4は、その屈曲線部14と、前記ドラムの内
面に当接する円弧状の当接部16と、当接部16と屈曲
線部14を連結する立ち上がり部17とにより囲まれる
ものからなる。なお、図示の例では立ち上がり部17が
屈曲線部14に対して直角に形成されているが当接部1
6側に向けて鋭角に形成されたものも提案されている。
また、図4に示すように、アース板1をフランジ7に固
定した嵌入前の自由状態では、接触片4の当接部16の
外側端は少なくともドラム6の内面よりも外側に出っ張
った位置にくるように形成される。そしてフランジ7を
完全に嵌着すると図5に示すように、接触片4の当接部
16の外側端がドラム6の内面に当接する。
【0006】以上のようにして、アース板の接触片の巻
き込みが防止され、安全かつ確実なアースができるとと
もに、ドラム側への影響も防止することが可能となる。
【0007】ところで、このような構成のアース構造を
備えた感光体においては、低温保管時にアース構造の接
触圧が原因の「フランジの浮き上がり」という、さらな
る改良すべき事案が出てきた。また、その改良によっ
て、作業性・良品率が低下することはあってはならな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の事案を、作業性・良品率を低下させることなく改
良することができる感光体のアース構造を提供すること
をその課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題を下記の技術的手段の採用により解決できる。 (1)両端に開口部を有する中空円筒体状の導電性ドラ
ムと、前記開口部に嵌着する嵌着部を有するとともに前
記嵌着部に切り欠き溝が設けられたフランジと、前記フ
ランジに固定され前記フランジの嵌着時に前記ドラムの
内面に当接するドラム接触部を有するアース板とからな
る感光体におけるアース構造であって、前記アース板
は、前記フランジの嵌入側端面に固定されアース側にブ
ラシを有する固定用プレートと、前記固定用プレートの
外縁から屈曲されるとともに前記ドラム接触部を有し、
少なくとも該ドラム接触部の一部が前記切り欠き溝に入
り込む可撓プレートとからなり、前記フランジの嵌着時
に、前記固定プレートと前記可撓プレートのなす角度が
鈍角となるように設定されていることを特徴とする感光
体のアース構造。 (2)前記フランジの嵌着部の切り欠き溝の底部が、外
側から内側に向けて傾斜して形成されていることを特徴
とする上記(1)に記載の感光体のアース構造。 (3)前記フランジの嵌着部の内側壁面がドラム側に向
けて傾斜して形成されていることを特徴とする上記
(1)に記載の感光体のアース構造。 (4)前記アース板のドラム接触部が、前記可撓プレー
トの両伸延端からほぼ直角に屈曲された箱曲げ形状の接
触片かなり、前記接触片の少なくとその上端部が前記フ
ランジの嵌着部の切り欠き溝内に収容され、かつ、前記
接触片は、屈曲線部と、前記ドラムの内面に当接する当
接部と、前記当接部と前記屈曲線部を連結する立ち上が
り部とにより囲まれる爪片状のものからなり、さらに、
前記フランジの嵌着部の切り欠き溝が、前記接触片を収
容しうる2カ所に形成され、その幅が前記接触片の厚さ
の2〜3倍に設定されていることを特徴とする上記
(1)に記載の感光体のアース構造。 (5)前記アース板のドラム接触部においてドラムと反
対側に傾斜して板バネを設けるとともに、前記フランジ
の嵌着部より内側位置に前記嵌着部と平行に延び、かつ
前記アース板の接触片が挿通する切り欠き溝を有するリ
ブを設け、前記フランジの嵌着時に前記板バネが前記リ
ブの壁部により付勢されるようにしたことを特徴とする
上記(1)に記載の感光体のアース構造。 (6)前記アース板の接触片の箱曲げ形状を、前記可撓
プレートが屈曲する根元位置まで延長したことを特徴と
する上記(4)に記載の感光体のアース構造。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を好ま
しい実施例に基づき詳述する。本発明は、両端に開口部
を有する中空円筒体状の導電性ドラムと、前記開口部に
嵌着する嵌着部を有するとともに、前記嵌着部の切り欠
き溝が設けられたフランジと、前記フランジに固定され
前記フランジの嵌着時に前記ドラムの内面に当接するド
ラム接触部を有するアース板とを有する感光体における
アース構造に係るものである。
【0011】本発明のアース構造に使用されるアース板
(以下、アース部材と記すこともある)は、本出願人が
前掲の特開平8−262926号公報において提案した
ものと同様、フランジの嵌入側端面に固定されアース側
にブラシを有する固定用プレートと、該固定用プレート
の外縁から屈曲される可撓プレートと、該可撓プレート
の伸延端からほぼ直角に屈曲され、フランジの嵌着部の
切り欠き溝内にその上端側が収容される接触片(ドラム
接触部)とから形成されたものとすることができる。こ
の可撓プレートと2つの接触片は、いわゆる箱曲げ形状
に形成される(図6の(a)参照)。また、接触片も、
同様に、その屈曲線部と、ドラムの内面に当接する当接
部と、該当接部と屈曲線部を連結する立ち上がり部とに
より囲まれる爪片状のものからなっている。また、本発
明のアース構造に使用されるアース板として、図6の
(b)に示すようなカール形状のものも用いることがで
きる。この場合、可撓プレートの先端がカールしてその
カール部の一部がドラム接触部をなす。本発明のアース
板の特徴は、フランジの嵌着時に、固定用プレートと前
記可撓プレートのなす角度が鈍角となるように設定され
ていることである。以下、この特徴点を、可撓プレート
側が箱曲げ形状のものを例を中心に説明するが、もちろ
ん本発明はこれらに限定されるものではなく、カール形
状のものの他、各種形状のものにも適用が可能である。
【0012】図7は、本発明によるアース構造例を従来
のものと比較して示す図である。図6の(a)が従来
品、(b)が本発明品である。図中、21はアース板、
22は固定用プレート、23は可撓プレート、24は接
触片、25は当接部、26は立ち上がり部、27はフラ
ンジ、28は嵌着部、29は嵌着部28に形成された切
欠き溝、30はドラムである。
【0013】本発明者は、前述の「フランジの浮き上が
り」現象について検討を重ねた結果、次のような知見を
得て、本発明を完成させたものである。すなわち、図7
(a)に示すように、従来のアース板21では、フラン
ジ27の嵌着時に固定用プレート22と可撓プレート2
3のなす角度βが鋭角に設定されていた。図中、一点鎖
線で示すものは嵌着前の可撓プレート23及び接触片2
4の状態である。嵌着により角度αだけ可撓プレート2
3が回動している。その結果、接触片24がドラム30
に接触する力の反力Fは図示のような方向に向く。この
反力Fを固定用プレート22の長さ方向(x方向)とド
ラム30の軸方向(y方向)に分解すると、図示のよう
にFxとFyのようになる。このFyがフランジ27側
を向いていることにより「フランジの浮き上がり」現象
が発生することを確認した。
【0014】そこで、本発明では、図7(b)に示すよ
うに、フランジ27の嵌着時に固定用プレート22と可
撓プレート23のなす角度βを鈍角に設定することとし
た。このようにすると、可撓プレート23は嵌着により
角度α’だけ回動するが、接触片24がドラム30に接
触する力の反力F’は図示のような方向に向く。この反
力F’を固定用プレート22の長さ方向(x方向)とド
ラム30の軸方向(y方向)に分解すると、図示のよう
にFx’とFy’のようになる。従って、Fy’はフラ
ンジ27が浮き上がる方向とは逆の方向になり、低温保
管時の「フランジの浮き上がり」現象が防止できるよう
になる。
【0015】図示の例では、フランジ嵌着時の角度β’
を鈍角にするため、図7(a)のものに比べて、嵌着前
の固定用プレート22と可撓プレート23がなす角度
(β’+α’)を角度α’回動しても角度β’が鈍角と
なるような角度に設定してある。また、この設定に伴
い、可撓プレート23が固定用プレート22から屈曲す
る位置を図中左側に移動させるとともに、接触片24の
立ち上がり部26の傾斜角度をより鋭角にしてある。
【0016】次に、上記実施例の変形例を述べる。図8
の(a)は図7の(b)と同様な模式図である。本変形
例では、フランジ27の嵌着部28に設けられた切り欠
き溝29の底部31が内側から外側(ドラム側)に向け
て傾斜するように嵌着部28の切り欠き溝29を形成し
たものである。このようにすると、フランジ嵌着時に接
触片24が嵌着されはじめると底部31に接触片24が
当接し、可撓プレート23及び接触片24を内側に押し
込む力が生ずるため、アース部材巻き込みによる作業性
・良品率の低下を効果的に防止することができる。
【0017】次に、上記実施例の別の変形例を述べる。
図9は図7の(b)と同様な模式図である。本変形例で
は、フランジ27の嵌着部28の内側壁面32がドラム
側に向けて傾斜して形成されている。このようにして
も、フランジ嵌着時にアース部材の巻き込みが生じても
一定の位置で止まるため、アース部材巻き込みによる作
業性・良品率の低下を効果的に防止することができる。
またWがtの2〜3倍に設定されていることから、フラ
ンジ27の強度が確保される。
【0018】次に、上記実施例のさらに別の変形例を述
べる。図10はフランジ27の嵌着部28に設ける切り
欠き溝29を、接触片24の幅方向位置に対応させて2
カ所設けるとともに、切り欠き溝29の幅Wが接触片2
4の板厚tの2〜3倍となるスリット形状としたもので
ある。このようにすると、アース部材、特に可撓プレー
ト23との隙間が小さくなり、接触片24の先端部のみ
がフランジ27の嵌着部28の外側に露出するため、巻
き込みが生じない利点がある。
【0019】次に、上記実施例のさらに別の変形例を述
べる。図11の(a)は図7の(b)と同様なアース部
材を示す斜視図、図11の(b)は同斜視図である。本
変形例では、アース板21の接触片23にドラムと反対
側に傾斜して板バネ33を設けるとともに、フランジ2
7の嵌着部28より内側位置に嵌着部28と平行に延
び、かつアース板21の接触片23を挿通する切り欠き
溝34を有するリブ35を設け、フランジ27の嵌着時
に板バネ33がリブ35の壁部により付勢されるように
したものである。本例では、板バネ33は可撓プレート
23の適所において矩形状の3片を切り込んで作ってあ
るが、別途溶接等の公知の固定手法で板バネを取り付け
るようにしてもよい。このようにすると、アース部材2
1、特に可撓プレート23及び接触片24の反力を増加
することができるため、フランジ27をドラム内に引っ
張る力が増加し、より効果的に「フランジの浮き上が
り」を防止することが可能となる。従って、作業性・良
品率がさらに向上する。
【0020】次に、上記実施例のさらに別の変形例を述
べる。図12の(a)は図7の(b)のアース板21の
ドラム接触側を示す斜視図、図12の(b)は本変形例
のアース板21の接触側を示す斜視図である。本変形例
は、図示のように、アース板21の接触片24の箱曲げ
形状を可撓プレート23が屈曲する根元位置まで延長し
たものである(24’の部分)。このようにすると、箱
曲げの長さが長くなるため、可撓プレート23及び接触
片24の部分の強度が強化され、アース板21の「腰折
れ」による作業性・良品率の低下をより効果的に防止す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、フラン
ジの嵌着時に、固定プレートと可撓プレートのなす角度
が鈍角となるように設定したので、アース部材の材質に
より生じる力の反力を分解したときにフランジを浮き上
がらせる方向とは逆の方向の力が作用するため、低温保
管時のフランジの浮き上がりを効果的に防止することが
できる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、フランジ
の嵌着部の切り欠き溝の底部を、外側から内側に向けて
傾斜して形成されたので、アース部材の巻き込みが生じ
た時点でアース部材がこの傾斜に当たり、内側に戻す力
が作用し、アース部材巻き込みによる作業性・良品率低
下を防止することができる。また、切り欠きの面積を減
らすことができるので、フランジの強度を確保すること
ができる。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、フランジ
の嵌着部の内側壁面をドラム側に向けて傾斜して形成し
たので、アース部材との隙間が小さくなり、アース部材
の巻き込みがより効果的に防止されるとともに、フラン
ジ部材を成形する場合、生産性を向上させることができ
る。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、アース部
材の箱曲げ形状の先端部のみがフランジの切り欠き溝を
介して外側へ露出するため、アース部材の巻き込みがよ
り効果的に防止されるとともに、フランジの強度を確保
することができる。
【0025】請求項5に記載の発明によれば、アース部
材の可撓プレートに板バネを設けるとともに、フランジ
側にリブを設けたので、アース部材の反力を増加させる
ことができ、かつフランジをドラム内に引っ張る力を増
加させることができるので、さらに効果的にフランジの
浮き上がりを防止できる。
【0026】請求項6に記載の発明によれば、アース板
の接触片の箱曲げ形状を可撓プレートが屈曲する根元位
置まで延長したので、アース部材の強度向上が可能で、
アース部材の「腰折れ」による作業性・良品率の低下を
より効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願人が先に提案したアース板を設けた感光
体ドラムの全体構造を示す断面図である。
【図2】図1のアース板の形状を示す斜視図である。
【図3】図1のアース板の展開状態を示す部分平面図で
ある。
【図4】図1のアース板を設けたフランジの嵌入時のド
ラムとの係合状態を示す部分断面図である。
【図5】図1のアース板を設けたフランジの嵌入完了時
のアース板とドラムとの係合状態を示す部分断面図であ
る。
【図6】アース板の接触部の二例を示す斜視図である。
【図7】本発明によるアース構造例を従来のものと比較
して示す図で部分断面図である。
【図8】変形例を実施例と比較して説明するための部分
断面図である。
【図9】別の変形例の部分断面図である。
【図10】さらに別の変形例をドラム側からみた側面図
である。
【図11】さらに別の変形例を説明するための部分断面
図及び部分斜視図である。
【図12】さらに別の変形例のドラム接触側の構造を実
施例と比較して説明するための部分斜視図である。
【符号の説明】
21 アース板 22 固定用プレート 23 可撓プレート 24 接触片 25 当接部 26 立ち上がり部 27 フランジ 28 嵌着部 29 切り欠き溝 30 ドラム 31 底部 32 内周壁面 33 板バネ 34 切り欠き溝 35 リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に開口部を有する中空円筒体状の導
    電性ドラムと、前記開口部に嵌着する嵌着部を有すると
    ともに前記嵌着部に切り欠き溝が設けられたフランジ
    と、前記フランジに固定され前記フランジの嵌着時に前
    記ドラムの内面に当接するドラム接触部を有するアース
    板とからなる感光体におけるアース構造であって、 前記アース板は、前記フランジの嵌入側端面に固定され
    アース側にブラシを有する固定用プレートと、前記固定
    用プレートの外縁から屈曲されるとともに前記ドラム接
    触部を有し、少なくとも該ドラム接触部の一部が前記切
    り欠き溝に入り込む可撓プレートとからなり、 前記フランジの嵌着時に、前記固定プレートと前記可撓
    プレートのなす角度が鈍角となるように設定されている
    ことを特徴とする感光体のアース構造。
  2. 【請求項2】 前記フランジの嵌着部の切り欠き溝の底
    部が、外側から内側に向けて傾斜して形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の感光体のアース構造。
  3. 【請求項3】 前記フランジの嵌着部の内側壁面がドラ
    ム側に向けて傾斜して形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の感光体のアース構造。
  4. 【請求項4】 前記アース板のドラム接触部が、前記可
    撓プレートの両伸延端からほぼ直角に屈曲された箱曲げ
    形状の接触片かなり、前記接触片の少なくとその上端部
    が前記フランジの嵌着部の切り欠き溝内に収容され、か
    つ、前記接触片は、屈曲線部と、前記ドラムの内面に当
    接する当接部と、前記当接部と前記屈曲線部を連結する
    立ち上がり部とにより囲まれる爪片状のものからなり、 さらに、前記フランジの嵌着部の切り欠き溝が、前記接
    触片を収容しうる2カ所に形成され、その幅が前記接触
    片の厚さの2〜3倍に設定されていることを特徴とする
    請求項1に記載の感光体のアース構造。
  5. 【請求項5】 前記アース板のドラム接触部においてド
    ラムと反対側に傾斜して板バネを設けるとともに、前記
    フランジの嵌着部より内側位置に前記嵌着部と平行に延
    び、かつ前記アース板の接触片が挿通する切り欠き溝を
    有するリブを設け、前記フランジの嵌着時に前記板バネ
    が前記リブの壁部により付勢されるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の感光体のアース構造。
  6. 【請求項6】 前記アース板の接触片の箱曲げ形状を、
    前記可撓プレートが屈曲する根元位置まで延長したこと
    を特徴とする請求項4に記載の感光体のアース構造。
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