JP2002296906A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002296906A
JP2002296906A JP2001098018A JP2001098018A JP2002296906A JP 2002296906 A JP2002296906 A JP 2002296906A JP 2001098018 A JP2001098018 A JP 2001098018A JP 2001098018 A JP2001098018 A JP 2001098018A JP 2002296906 A JP2002296906 A JP 2002296906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
carrier
latent image
developer
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001098018A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Miyamoto
悟 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001098018A priority Critical patent/JP2002296906A/ja
Publication of JP2002296906A publication Critical patent/JP2002296906A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの容量の増大を抑え、コストや消費電
力の低減を図り、印字速度の向上を図る。 【解決手段】 現像装置の現像剤担持体3に現像剤薄層
を形成して潜像担持体2の潜像を現像する画像形成装置
において、現像動作中の現像剤担持体3を自転させつつ
潜像担持体2の周方向に一定の速度で移動させ、また、
ロータリー現像ユニット1に複数の現像装置を備え、現
像動作中の現像装置の現像剤担持体3を自転させつつ潜
像担持体2の周方向に一定の周速度で公転させる。現像
開始位置に対し現像終了位置が上流側になり、色切り換
えを行う多色現像の画像形成においては、色切り換えを
素早く行うことができ、その分現像終了後の出力、色切
り換えを速くすることができ印字速度を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法を用い
る複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置に係
わり、現像装置の現像剤担持体に現像剤薄層を形成して
潜像担持体の潜像を現像する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いる画像形成装置とし
て、感光体上に順次複数色の静電潜像を形成し、この静
電潜像をロータリー現像装置により各色トナー像に順次
現像した後、各色トナー像を中間転写媒体上に重ねて転
写し、この中間転写媒体上に転写されたフルカラートナ
ー像を転写材に転写した後、定着する方式がある。
【0003】図8はロータリー現像式画像形成装置の構
成概要を示す図であり、20はロータリー現像ユニッ
ト、21は現像器、22は現像ローラ、23は感光体、
24は1次転写装置、25は中間転写媒体、26は2次
転写装置、27はレーザー書込ユニット、28は給紙ト
レイ、29は給紙ローラ、30はレジローラ、31は搬
送通路、32は定着装置、33は排出装置、34は排紙
トレイを示す。
【0004】ロータリー現像式画像形成装置は、図8に
示すようにプロセスユニットの潜像担持体である感光体
23の外周に、その回転方向に沿って感光体23を一様
に帯電するための帯電装置、感光体23上に静電潜像を
形成するためのレーザー書込ユニット27、静電潜像を
現像するためのロータリー現像ユニット20、感光体2
3上に形成された単色のトナー像を転写するための中間
転写媒体25、及び1次転写装置24などが配設され
る。感光体23は、薄肉円筒状の導電性基材とその表面
に形成された感光層とを有する。そして、給紙トレイ2
8から給紙ローラ29、レジローラ30を通して2次転
写装置26に記録媒体(紙等)を搬送し、2次転写装置
26で4色のフルカラー像が転写された記録媒体を排紙
トレイ34へ搬送する経路にトナー像を定着するための
定着装置32、排出装置33が配設される。
【0005】ロータリー現像ユニット20には、イエロ
ーY、シアンC、マゼンタM、ブラックKの4つの現像
器21が回転可能に配設され、感光体23の1回転毎に
選択的に1つの現像器21の現像剤担持体である現像ロ
ーラ22が感光体23に当接可能になっている。なお、
各現像器21にはそれぞれのトナーが収納されたトナー
カートリッジが連結され、トナーの補給を行うようにし
ている。そして、図示しないコンピュータからの画像形
成信号が入力されると、感光体23、ロータリー現像ユ
ニット20の現像ローラ22、中間転写媒体25が回転
駆動され、まず、感光体23の外周面が帯電装置によっ
て一様に帯電される。
【0006】しかる後、レーザー書込ユニット27によ
って第1色、例えばYの画像情報に応じた選択的な露光
がなされ、イエローの静電潜像が感光体23の表面に形
成される。このとき、ロータリー現像ユニット20は、
イエロー用現像器の現像ローラ22が感光体23の現像
位置まで回転移動して接触、または一定の間隔で保持さ
れる。このことにより、イエローの静電潜像のトナー像
が感光体23上に形成される。その後、1次転写装置2
4には、トナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印
加され、感光体23上に形成されたトナー像が中間転写
媒体25上に転写される。この間、2次転写装置26
は、中間転写媒体25から離間されている。
【0007】上記の処理が画像形成信号の第2色目、第
3色目、第4色目に対応して繰り返して実行されること
により、各画像形成信号の内容に応じた4色のトナー像
が中間転写媒体25上において重ね合わされて転写さ
れ、フルカラー画像が形成される。そして、このフルカ
ラー画像が2次転写装置26に達するタイミングで、記
録媒体が搬送通路31からレジローラ30を通して2次
転写装置26に搬送され、2次転写装置26が中間転写
媒体25に押圧されるとともに2次転写電圧が印加さ
れ、中間転写媒体25上のフルカラートナー像が記録媒
体上に転写される。このようにして記録媒体上に転写さ
れたフルカラートナー像は、定着装置32により加熱加
圧されて定着される。なお、この画像形成装置は、4色
のトナーによりフルカラー画像を形成することができる
カラー電子写真プリンタであるが、本発明はこれに限定
されるものではなく、電子写真法を用いる全てのカラー
画像形成装置に適用可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにロータリ
ー現像式画像形成装置では、感光体に対向して回転体を
設け、この回転体内に複数の現像器(イエロー、シア
ン、マゼンタ、ブラック用現像器)を搭載し、回転体を
回転移動させることにより、感光体の現像位置に複数の
現像器のいずれかを選択的に当接させ、現像器内の現像
ローラを回転させるとともに現像バイアスを印加させる
ことにより、静電潜像をトナー現像するようにしてい
る。
【0009】多色画像形成の場合、上記のように各色毎
にロータリー現像ユニットを回転させて色切り換えをし
なければならないため、印字速度を向上させようとする
と、素早くロータリー現像ユニットの回転を行い非現像
動作時間の短縮を図ることが必要となる。しかし、ロー
タリー現像ユニットの回転を素早く行うようにするに
は、大きな回転駆動力が必要であり、それを達成するた
めには、例えば出力の大きなモータが必要になるが、コ
ストや消費電力との兼ね合いからむやみに大出力のモー
タを用いることはできない。また、モータの性能を落と
してしまうと、今度はロータリー現像ユニットの切り換
え時間が長くなってしまう。つまり、印字速度とコスト
や消費電力にはトレードオフがあり、これらを全て満足
させることは難しかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、モータの容量の増大を抑え、コス
トや消費電力の低減を図り、印字速度の向上を図るもの
である。
【0011】そのために本発明は、現像装置の現像剤担
持体に現像剤薄層を形成して潜像担持体の潜像を現像す
る画像形成装置において、現像動作中の現像剤担持体を
自転させつつ潜像担持体の周方向に一定の速度で移動さ
せるようにしたことを特徴とし、ロータリー現像ユニッ
トに複数の現像装置を備え、現像動作中の現像装置の現
像剤担持体を自転させつつ潜像担持体の周方向に一定の
周速度で公転させることを特徴とするものである。
【0012】前記現像担持体と該現像担持体を駆動する
駆動出力ギヤとの輪列を現像位置において前記潜像担持
体に対して直線上に配置し、前記駆動出力ギヤを前記潜
像担持体の方向へ摺動可能に支持しバネにより付勢する
付勢手段を備え、前記付勢手段は、アイドルギヤと該ア
イドルギヤを介して前記駆動モータ側の駆動ギヤと前記
駆動出力ギヤとの間のそれぞれの回転軸を連結するリン
ク機構と前記駆動出力ギヤを前記現像剤担持体の方向へ
付勢するバネとを有し、前記リンク機構は、前記駆動出
力ギヤを長孔で前記直線方向に摺動可能に支持し、前記
バネは、前記アイドルギヤを付勢するものであり、前記
アイドルギヤは、ロータリー現像ユニットの回転方向上
流側に設けたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る画像形
成装置の実施の形態を説明するための図、図2は現像ロ
ーラと感光体が中間の現像位置まで回転した状態を示す
図、図3は現像ローラと感光体が次の色切り換え位置
(現像終了位置)まで回転した状態を示す図であり、1
はロータリー現像ユニット、2は感光体、3は現像ロー
ラ、4は供給ローラ、5は規制ブレードを示す。
【0014】図1において、ロータリー現像ユニット1
は、イエローY、シアンC、マゼンタM、ブラックKの
4つの現像器からなり、それぞれの現像器は、現像剤担
持体である現像ローラ3、現像ローラ3に現像剤を供給
する部材である供給ローラ4、現像ローラ3に現像剤薄
層を形成する形成部材である規制ブレード5を備えてい
る。そして、ロータリー現像ユニット1は、各現像器を
順次現像位置まで、例えば反時計廻りの図示矢印方向に
回転させて、Y→C→M→Kの色切り換えを行って、時
計廻りの図示矢印方向に回転する感光体2に形成されて
いる潜像を現像区間A→Bで現像する。本発明に係る画
像形成装置においては、図示Aの位置を現像開始位置、
Bの位置を現像終了位置とし、この現像動作中に、現像
ローラ3を自転させつつ、ロータリー現像ユニット1を
Aの位置からBの位置まで感光体2の周方向に一定の周
速度で公転させる。
【0015】現像ローラ3と感光体2が現像開始位置A
から中間の現像位置まで回転した状態を示したのが図2
であり、現像終了位置B、つまり、次の色切り換え位置
まで回転した状態を示したのが図3である。このように
本発明に係る画像形成装置では、現像ローラ3が感光体
2の周上をつれまわるようにロータリー現像ユニット1
が回転動作(色切り換え動作)と並進動作(現像動作)
を行う。そうして、現像動作中に現像ローラ3が徐々に
移動することにより、次の色の現像ローラ3が感光体2
の現像開始位置Aの近傍に迫ってくるので、色切り換え
に必要なロータリー回転角度が大幅に短縮し、紙間を短
縮することができる。
【0016】従来の固定位置現像では、ロータリー現像
ユニット1を現像動作中は静止させた状態とし、現像終
了後に次の現像器を現像位置に進入させるために、色切
り換え時に90°ずつ回転させている。これに対して、
本発明に係る画像形成装置では、現像動作中にロータリ
ー現像ユニット1を公転させるAの位置からBの位置ま
での中心角をφとすると、現像終了後に次の現像器を現
像位置に進入させるための色切り換え時の回転角はφだ
け少ない、90°−φになる。
【0017】したがって、モータの出力を大きくしなく
ても色切り換えを素早く行うことができ、印字速度を上
げコストや消費電力の低減を図ることができる。しか
も、現像動作中もロータリー現像ユニット1を静止させ
ず回転速度を変えながら現像動作から色切り換え、色切
り換えから現像動作に移行させることができるので、静
止状態と回転との間の移行時に発生するような衝撃をな
くし、トルクの低減を図ることができる。
【0018】上記のようなロータリー現像ユニット1と
感光ドラムからなる感光体2との組み合わせでは、図1
及び図3に示す位置においては、ロータリー現像ユニッ
ト1と感光体2の回転軸間の距離は同じになるが、現像
ローラ3を感光体2の周上をつれまわるようにロータリ
ー現像ユニット1を並進させるので、図2に示す中間の
現像位置においては、現像ローラ3がロータリー現像ユ
ニット1の軸方向に後退(揺動)させる機構が必要であ
る。その大きさは、ロータリー現像ユニット1と感光体
2の大きさ(直径)及び現像動作の中心角φにより決ま
り、その機構として、例えばカムやリンク機構を使って
ロータリー現像ユニット1を感光体2と結ぶ線上で揺動
させるか、ロータリー現像ユニット1の中の現像ローラ
3を駆動する輪列で現像ローラ3を感光体2に一定の当
接圧となるように揺動させるものを備える。
【0019】また、感光体2として感光ドラムではなく
感光ベルトを採用した場合には、ベルトにより、上記揺
動分を吸収させることができ、しかも、ベルトであれば
相対的な揺動幅が小さくなる。また、ロータリー現像ユ
ニット1ではなく、複数の現像器を並べて配置する例え
ばタンデム型に置き換えた構成の画像装置においても、
同様である。
【0020】以下に、現像装置にその揺動機構を備えた
構成例について説明する。図4は現像ローラの揺動機構
の構成例を示す図、図5は図4に示す現像ローラの感光
体当接部と駆動出力ギヤとを結ぶ1点鎖線による断面図
である。1はロータリー現像ユニット、2は感光体、3
は現像ローラ、4は供給ローラ、5は規制ブレード、6
は駆動出力ギヤ、7はリンク機構、8は現像ローラギ
ヤ、9はアイドルギヤ、11は駆動モータ、12はモー
タピニオン、13、14は駆動ギヤ、15は長孔、16
は回転軸、17は付勢バネ、18は突き当てコロ、19
はロータリーギヤを示す。
【0021】図4において、駆動モータ11は、その回
転軸にモータピニオン12を備え、駆動ギヤ13、1
4、アイドルギヤ5、駆動歯車である駆動出力ギヤ6を
介して入力歯車である現像ローラギヤ8を駆動し、現像
剤担持体である現像ローラ3は、この現像ローラギヤ8
と一体駆動され現像位置において潜像担持体である感光
体2に現像を行う。この現像位置において、現像ローラ
3と現像ローラギヤ8とこの現像ローラギヤ8を駆動す
る駆動出力ギヤ6と駆動ギヤ14との輪列は、感光体2
に対し直線上に配置する。そして、駆動ギヤ14とアイ
ドルギヤ5と駆動出力ギヤ6のそれぞれの回転軸をリン
ク機構7で連結し、そのリンク機構7に長孔15を設け
て駆動出力ギヤ6の回転軸16をその直線方向bに摺動
可能に支持する。アイドルギヤ5は、図示のように駆動
ギヤ14と駆動出力ギヤ6とを結ぶ線上から外れてリン
ク機構7で連結し、図5に示すように外側から付勢バネ
17によりa方向に付勢する。この付勢バネ17でアイ
ドルギヤ5を図示a方向に付勢することにより、駆動出
力ギヤ6、つまり現像ローラ3を感光体2の方向に付勢
し、現像ローラ3が感光体2に対し常に安定した当接圧
を維持して現像を行うことができる。
【0022】フルカラーのロータリー現像ユニットの場
合、例えばイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラッ
クKからなる各色の現像装置を搭載し、現像プロセスに
したがってそれぞれの色の現像装置が順次図示の現像位
置まで回転して感光体2に各現像色の現像を行う。その
際のロータリー現像ユニットのロータリー回転方向を図
示cとすると、アイドルギヤ5は、勿論、回転方向下流
側であってもよいが、回転方向上流側に設けた方が、ギ
ヤの回転方向、現像ローラ3と感光体2の回転方向の関
係から現像ユニットが現像位置に進入する際の衝撃を効
果的に緩和させることができる。
【0023】次に、ロータリー現像ユニットの場合に現
像位置へ移動時の衝撃の吸収メカニズムについて、図5
により説明する。ロータリーフレームでは、図示A部に
現像カートリッジが所定量以上、外側に飛び出さないよ
うにストッパが設けられる。そして、B部で現像カート
リッジ(現像ローラギヤ8)がロータリー回転により駆
動出力ギヤ6と噛み合うようになっている。突き当てコ
ロ18は、このギヤ噛み合いを確保するためのものであ
るが、従来のようにピッチコロを両ギヤに設けてもよ
い。本発明に係る現像装置では、現像カートリッジがロ
ータリー中心と感光体中心を結ぶ直線方向Cに平行移動
または揺動可能な構成で、板バネなどにより半径方向外
側へ付勢されていて、ロータリー回転により現像カート
リッジが現像位置へ移動してくる際に、突き当てコロ1
8が感光体に接触し、上記付勢力に反し現像カートリッ
ジは半径方向内側へ押し込まれる。
【0024】図6はカム機構を用いてロータリー現像ユ
ニットを感光体と結ぶ線上で揺動させる構成例を示す
図、図7は感光体としてベルト感光体を用いた画像形成
装置の構成例を示す図である。図中、37はカム機構
部、38はロータリー現像ユニット回転駆動部、39は
摺動部、41はベルト感光体を示す。
【0025】上記図4、5に示した歯車の輪列にリンク
機構を設けて現像ローラを揺動するのに対して、ロータ
リー現像ユニット全体を揺動させるように構成した例を
示したのが図6であり、ロータリー現像ユニット1の回
転駆動に連動してカム機構部37を動作させ、摺動部3
9によりロータリー現像ユニット1の現像ローラ3が感
光体2に対し一定の圧力で当接し、あるいは間隙を維持
するように揺動させるようにすればよい。また、図7に
示すように感光体としてベルト感光体41を採用した場
合には、上記のように現像ローラ3やロータリー現像ユ
ニット1を揺動させる特別の機構が必要なくなる。
【0026】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、多色現像画像形成装置に適用した構
成を説明したが、単色の現像装置にも同様に適用するこ
とができ、その適用により固定現像方式よりも用紙の搬
送経路を短くし印刷出力を早くすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、現像装置の現像剤担持体に現像剤薄層を形成
して潜像担持体の潜像を現像する画像形成装置におい
て、現像動作中の現像剤担持体を自転させつつ潜像担持
体の周方向に一定の速度で移動させ、また、ロータリー
現像ユニットに複数の現像装置を備え、現像動作中の現
像装置の現像剤担持体を自転させつつ潜像担持体の周方
向に一定の周速度で公転させるので、現像開始位置に対
し現像終了位置が上流側になり、色切り換えを行う多色
現像の画像形成においては、色切り換えを素早く行うこ
とができ、その分現像終了後の出力、色切り換えを速く
することができ印字速度を向上させることができる。し
かも、現像動作中もロータリー現像ユニット1を静止さ
せず回転速度を変えながら現像動作から色切り換え、色
切り換えから現像動作に移行させることができるので、
静止状態と回転との間の移行時に発生するような衝撃を
なくし、モータの出力を大きくしなくても色切り換えを
素早く行うことができ、印字速度を上げコストや消費電
力の低減を図ることができる。
【0028】現像担持体と該現像担持体を駆動する駆動
出力ギヤとの輪列を現像位置において潜像担持体に対し
て直線上に配置し、駆動出力ギヤを潜像担持体の方向へ
摺動可能に支持しバネにより付勢する付勢手段を備え、
付勢手段は、アイドルギヤと該アイドルギヤを介して駆
動モータ側の駆動ギヤと駆動出力ギヤとの間のそれぞれ
の回転軸を連結するリンク機構と駆動出力ギヤを現像剤
担持体の方向へ付勢するバネとを有し、リンク機構は、
駆動出力ギヤを長孔で直線方向に摺動可能に支持し、バ
ネは、アイドルギヤを付勢するものであり、アイドルギ
ヤは、ロータリー現像ユニットの回転方向上流側に設け
たので、現像剤担持体の入力ギヤと駆動ギヤとの噛み合
いを保ち、かつ現像開始位置への進入の際に現像ギヤと
駆動出力ギヤとが円滑に係合でき衝撃を効果的に緩和さ
せ、しかも、現像ユニットを常に潜像担持体の方向に安
定して付勢することが可能となる。また、過大な弾性部
材による付勢力が不要となり、現像ユニットと潜像担持
体との衝撃による画像劣化やトナー飛散を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の実施の形態を説
明するための図である。
【図2】 現像ローラと感光体が中間の現像位置まで回
転した状態を示す図である。
【図3】 現像ローラと感光体が次の色切り換え位置
(現像終了位置)まで回転した状態を示す図である。
【図4】 現像ローラの揺動機構の構成例を示す図であ
る。
【図5】 図4に示す現像ローラの感光体当接部と駆動
出力ギヤとを結ぶ1点鎖線による断面図である。
【図6】 カム機構を用いてロータリー現像ユニットを
感光体と結ぶ線上で揺動させる構成例を示す図である。
【図7】 感光体としてベルト感光体を用いた画像形成
装置の構成例を示す図である。
【図8】 ロータリー現像式画像形成装置の構成概要を
示す図である。
【符号の説明】
1…ロータリー現像ユニット、2…感光体、3…現像ロ
ーラ、4…供給ローラ、5…規制ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA07 AD16 BB24 2H071 BA03 BA14 BA20 BA27 BA29 CA01 CA05 DA08 DA15 DA26 EA18 2H077 AA02 AC04 AD02 AD06 AD13 BA03 BA07 BA09 GA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像装置の現像剤担持体に現像剤薄層を
    形成して潜像担持体の潜像を現像する画像形成装置にお
    いて、現像動作中の現像剤担持体を自転させつつ潜像担
    持体の周方向に一定の速度で移動させるようにしたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 現像装置の現像剤担持体に現像剤薄層を
    形成して潜像担持体の潜像を現像する画像形成装置にお
    いて、ロータリー現像ユニットに複数の現像装置を備
    え、現像動作中の現像装置の現像剤担持体を自転させつ
    つ潜像担持体の周方向に一定の周速度で公転させること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像担持体と該現像担持体を駆動す
    る駆動出力ギヤとの輪列を現像位置において前記潜像担
    持体に対して直線上に配置し、前記駆動出力ギヤを前記
    潜像担持体の方向へ摺動可能に支持しバネにより付勢す
    る付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段は、アイドルギヤと該アイ
    ドルギヤを介して前記駆動モータ側の駆動ギヤと前記駆
    動出力ギヤとの間のそれぞれの回転軸を連結するリンク
    機構と前記駆動出力ギヤを前記現像剤担持体の方向へ付
    勢するバネとを有することを特徴とする請求項3記載の
    現像装置。
  5. 【請求項5】 前記リンク機構は、前記駆動出力ギヤを
    長孔で前記直線方向に摺動可能に支持することを特徴と
    する請求項4記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記バネは、前記アイドルギヤを付勢す
    るものであることを特徴とする請求項4記載の現像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記アイドルギヤは、ロータリー現像ユ
    ニットの回転方向上流側に設けたことを特徴とする請求
    項4記載の現像装置。
JP2001098018A 2001-03-30 2001-03-30 画像形成装置 Withdrawn JP2002296906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098018A JP2002296906A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098018A JP2002296906A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002296906A true JP2002296906A (ja) 2002-10-09

Family

ID=18951718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001098018A Withdrawn JP2002296906A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002296906A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064186A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Fuji Xerox Co Ltd 駆動伝達機構、現像装置および画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064186A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Fuji Xerox Co Ltd 駆動伝達機構、現像装置および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6136835B2 (ja) 駆動切替装置および画像形成装置
JP2009062100A (ja) シート材搬送装置及び画像形成装置
JP2001022188A (ja) 画像形成装置
JP2008145458A (ja) 画像形成装置
JP4115956B2 (ja) 画像形成装置
JP4756881B2 (ja) 画像形成装置
JP2007017856A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP3674677B2 (ja) 画像形成装置
JP2002296906A (ja) 画像形成装置
JP2003208011A (ja) 電子写真方式プリンタの現像装置
JP2000221750A (ja) 多色画像形成装置
JP2000250315A (ja) 駆動装置及びこの駆動装置を備える現像装置並びに画像形成装置
JP5082898B2 (ja) 回転体接離機構及び該接離機構を備えた画像形成装置
JP3856095B2 (ja) 現像装置
JP2009009083A (ja) 感光体駆動機構
JP2002351186A (ja) 画像形成装置
JP3891294B2 (ja) 画像形成装置
JP2002287461A (ja) ロータリー現像装置
JP4621516B2 (ja) 画像形成装置
JP2008209587A (ja) 画像形成装置
JP4000443B2 (ja) ロータリー現像ユニット及びカラー画像形成装置
JP3780809B2 (ja) 転写装置
JP2004347697A (ja) 画像形成装置
JP2006227504A (ja) 画像形成装置
JP5978675B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070411

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070424