JP2008145458A - 画像形成装置 - Google Patents

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亘 内田
Shoichi Zenzai
彰一 善財
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隆之 福谷
Yoshiaki Nakajima
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Abstract

【課題】4モータ駆動方式を採用した時の高コスト、大型化、重量増の問題、1モータ駆動方式を採用した時のクラッチ部の噛合い起因の色ずれやバンディングの問題を回避し、低コスト、小型、軽量、かつ高画質な画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体1a、1b、1c、1d及び像手段40a、40b、40c、40dの駆動手段が3つの駆動源100a、100b、100cにて構成され、第1駆動源100aが、イエロー、マゼンタ、シアンの少なくとも3色に対する像担持体1a〜1cを駆動し、第2駆動源100bが、イエロー、マゼンタ、シアンの少なくとも3色に対する現像手段40a〜40cを駆動し、第3駆動源100cが、ブラックに対する像担持体1dと、ブラックに対する現像手段40dを駆動する。
【選択図】図10

Description

本発明は、少なくともイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの画像を形成するために、像担持体と現像手段を有するプロセスカートリッジを複数並設したインライン方式で多色画像を形成するプリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
電子写真プロセスを利用したカラー画像形成装置の概略構成を、図1に示すカラーレーザープリンタを参照して説明する。
本例のカラーレーザープリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの4つの画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)を備えている。各画像形成部Pは、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの4つのプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)にて構成される。
本例にて、カラーレーザープリンタは、4連ドラム方式(インライン)プリンタとされる。つまり、各プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)内の像担持体(即ち、感光ドラム)1(1a、1b、1c、1d)上に形成された画像を転写ベルト11上の転写材Sに連続的に多重転写し、フルカラープリント画像を得る。
従来、画像形成部Pは、図19に示すように、4つの像担持体1a、1b、1c、1dを各1個のモータ100a、100b、100c、100dで駆動する「4モータ方式」が一般的に採用されている(特許文献1参照)。
これに対して、図20に示すように、1つのモータ100で4つの像担持体1a、1b、1c、1dの全てを駆動する「1モータ方式」も提案されている(特許文献2参照)。
この「1モータ方式」を採用する場合には、4つの像担持体1a、1b、1c、1dを全て駆動させるカラーモードと、ブラックの像担持体1dのみを駆動させる単色印字モードとを切り換えるために、電子式クラッチやメカクラッチ機構を採用している。1モータ方式は、コスト面では、4モータ方式に比べてメリットがある。
特開2003−208024号公報 特開2004−205688号公報
つまり、上記4モータ方式は、モータの個数が多いためにコスト高となったり、構成上の観点からも、大きなスペースの占有や重量増の原因となり、小型且つ低コストの画像形成装置を提供するための障害要因となっていた。
一方、1モータ方式は、上記クラッチ機構の噛合いの精度による像担持体の回転ムラが起こり、その結果色ずれやバンディングが悪化する虞があるといった問題がある。
そこで、本発明の目的は、1モータ方式を採用した時のクラッチ部の噛合いに起因した色ずれやバンディングの問題を回避し、低コスト、小型、軽量、かつ高画質な画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、4モータ方式を採用した時の高コスト、大型化、重量増の問題を解決し、低コスト、小型、軽量、かつ高画質な画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、少なくともイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの画像を形成するために、像担持体と現像手段を有するプロセスカートリッジを備えた画像形成ステーションが複数並設され、前記各画像形成ステーションにて形成された前記像担持体上のトナー像を直接転写材に、又は、中間転写体を介して転写材に転写して画像を得る画像形成装置において、
前記像担持体及び前記現像手段の駆動手段が3つの駆動源にて構成され、
第1駆動源が、イエロー、マゼンタ、シアンの少なくとも3色に対する前記像担持体を駆動し、
第2駆動源が、イエロー、マゼンタ、シアンの少なくとも3色に対する前記現像手段を駆動し、
第3駆動源が、ブラックに対する前記像担持体と、ブラックに対する前記現像手段を駆動することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、3モータ方式の駆動系を採用することにより、以下のような効果が得られる。
(1)1モータ方式と比較して、ドラム駆動系にクラッチ機構を設ける必要が無いため、偏芯量が増えるなどし、クラッチ出力部の回転速度変動が大きくなることによる、色ずれやバンディングの悪化という問題を防止できる。また、上記クラッチ機構が不要である分、コストアップ量を抑えることが可能である。
(2)4モータ方式と比較して、モータ数が1つ少なく、さらに、カラー3色の現像駆動系にもクラッチ機構を設ける必要が無いため、コスト、占有スペース、重量を低減できる。また、4モータ方式と同様に、ドラム駆動系にクラッチ機構を設ける必要が無いため、色ずれやバンディングの観点でも同等な画質を実現できる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
[全体構成]
先ず、図1を参照して、本発明の画像形成装置の一実施例について、その全体構成を説明する。
本実施例にて、本発明の画像形成装置は、装置本体に有線若しくは無線により通信可能とされたパソコンなどの装置から送信される画像情報信号に応じて、フルカラー画像を形成することのできるカラー画像形成装置である。また、本実施例のカラー画像形成装置は、電子写真方式により像担持体に形成された画像を、転写材、例えば、記録用紙、OHPシートなどに転写してフルカラー画像を形成することのできるカラー画像形成装置である。しかし、本発明は、斯かる構成の画像形成装置に限定されるものではなく、複写機、ファクシミリなど任意の形態にて具現化することができる。
図1に示すカラー画像形成装置Aは、略垂直方向に並設された4個のドラム状の電子写真感光体、即ち、感光ドラムなどとされる像担持体1(1a、1b、1c、1d)を備えている。像担持体1は、駆動手段(後述)によって、図1中反時計回りに回転駆動される。
像担持体1の周囲には、その回転方向に従い、像担持体1表面を均一に帯電する帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、画像情報に基づいてレーザビームを照射し像担持体1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3を備えている。更に、像担持体1の周囲には、像担持体上に形成された静電潜像に、現像剤を構成するトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置(現像ユニット)4(4a、4b、4c、4d)が配置されている。また、像担持体1の周囲には、像担持体1上のトナー像を転写材Sに転写させる静電転写装置5、転写後の像担持体1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置6(6a、6b、6c、6d)等が配設されている。
図1に示す本実施例のカラー画像形成装置Aは、それぞれ像担持体1、帯電装置2、スキャナユニット3、現像装置4、クリーニング装置6などを備えた画像形成手段である4つの画像形成ステーション、即ち、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdにて構成されている。4つの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、それぞれ異なる色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像を形成する。
本実施例では、各画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを構成する、像担持体1、帯電装置2、現像ユニット4、クリーニング装置6は、一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を形成している。本実施例にて、各プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)は同じ構成とされる。
図2は、プロセスカートリッジ7の縦断面を示す。以下の説明において、画像形成装置Aの前側とは、プロセスカートリッジ7を装置本体Aに挿入する側、即ち、図1中右側をいう。また、画像形成装置Aの左右をいう場合には、装置前側から見た場合のものである。
以下、像担持体1から順に更に詳しく説明する。
像担持体1は、本実施例では、例えば直径25mmのアルミシリンダの外周面に有機光導電体層(OPC感光体)を塗布して構成した円筒状のドラムとされる。像担持体1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、反時計周りに回転駆動される。
帯電装置2としては、接触帯電方式のものを使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを像担持体1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、像担持体1表面を一様に帯電させるものである。
スキャナユニット3は、レーザーダイオード、スキャナモーター、スキャナモータによって高速回転されるポリゴンミラーなどにて構成される露光装置9を構成しており、像担持体1の略水平方向に配置されている。
露光装置9からの、レーザーダイオードによって生成された画像信号に対応する画像光は、結像レンズ10(10a、10b、10c、10d)を介して帯電済みの像担持体1表面を選択的に露光して静電潜像を形成する。またスキャナユニット3は、図3に示すように長手方向において左右側板間ピッチより短く形成され、左右側板32の間に立つ、位置決めされた中間フレーム32Xに取り付けられる。
現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)は全て同じ構成とされる。図2にて、現像ユニット4は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを夫々収納したトナー容器41(41a、41b、41c、41d)を有する。トナー容器41内には、現像手段としての現像剤担持体としての現像ローラ40と、現像剤供給部材としてのトナー搬送機構42とトナー供給ローラ43とが配置されている。トナー容器41内のトナーは、搬送機構42によってトナー供給ローラ43へと送り込み、トナー供給ローラ43により現像ローラ40へと供給される。
図2にて、時計方向に回転するトナー供給ローラ43、及び、現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44によって、図2にて時計方向に回転する現像ローラ40の外周にトナーを塗布し、且つトナーに電荷を付与する。
そして、潜像が形成された像担持体1と対向した現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて像担持体1上にトナー現像を行う。
図1に示すように、全ての像担持体1(1a、1b、1c、1d)に対向し、接するように循環移動する転写材担持体としての静電転写ベルト11が配設される。静電転写ベルト11は1011〜1014Ω・cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ約110μmのフィルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、垂直方向に3軸でローラ13、14、15に支持され、図中左側の外周面に転写材Sを静電吸着して上記像担持体1に転写材Sを接触させるべく循環移動する。
上記構成により、転写材Sは、静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、像担持体1上のトナー像を転写される。この静電転写ベルト11の内側に当接し、4個の像担持体1a、1b、1c、1dに対向した位置に転写手段としての転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)が並設される。これら転写ローラ12から正極性の電荷が静電転写ベルト11を介して転写材Sに印加され、この電荷による電界により、像担持体1に接触中の転写材Sに、像担持体1上の負極性のトナー像が転写される。
本実施例では、静電転写ベルト11は、周長約560mm、厚さ110μmのベルトである。静電転写ベルト11は、駆動ローラ13、従動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラにより掛け渡され、不図示の駆動源により駆動ローラ13に駆動伝達し、図1にて、矢印方向に回転する。これにより、上述した静電転写ベルト11が循環移動して転写材Sが従動ローラ14側から駆動ローラ13側へ搬送される間にトナー像を転写される。
また、前記転写ベルト11に関しては、転写材Sが不測の事態により給送されず、転写ベルト11上にトナーが残ってしまうことがある。この際には、像担持体1と転写ベルト11の間に所定の周速差を設けて、転写ベルト11を早く回転させることで、効率良く転写ベルト11上のトナーをクリーニングし、プロセスカートリッジ7内に回収している。
給送部16は、画像形成部Pに転写材Sを給送搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給送カセット17に収納されている。画像形成時には給送ローラ18(Dカット状ローラ)、レジストローラ対19が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット17内の転写材Sを1枚毎に分離給送する。転写材Sの先端は、レジストローラ対19に突き当たり、ループを形成した後、所定の画像書出し位置と同期できるよう、レジストローラ対19によって静電転写ベルト11へと給送されていく。
定着部20は、転写材Sに転写された複数色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bとを備えている。即ち、像担持体1上のトナー像を転写した転写材Sは、定着部20を通過する際に定着ローラ対21(21a、21b)で搬送されるとともに、定着ローラ対21によって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像が転写材S表面に定着される。
(画像形成動作)
次に、画像形成の動作について説明する。
先ず、プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)が、記録タイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて像担持体1(1a、1b、1c、1d)が、反時計回り方向に回転駆動される。そして、プロセスカートリッジ7の動作に対応し、スキャナユニット3が駆動される。この駆動により、帯電ローラ2(2a、2b、2c、2d)は像担持体1(1a、1b、1c、1d)の周面に一様な電荷を付与する。そして、スキャナユニット3は、その像担持体1の周面に画像信号に応じて露光を行って像担持体1の周面上に静電潜像を形成する。
現像ユニット4内の現像ローラ40は、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて像担持体1の周面上にトナー像を形成(現像)する。転写材Sの搬送方向最上流側の像担持体1aの周面上に形成されたトナー像の先端が、静電転写ベルト11との略対向点に回転搬送されてくる。このタイミングで、その対向点に転写材Sの記録開始位置が一致するように、レジローラ対19が転写材Sを静電転写ベルト11へ給送する。
転写材Sは、静電吸着ローラ22と静電転写ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベルト11の外周に圧接される。更に、静電転写ベルト11と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体である転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起し、転写材Sを静電転写ベルト11の外周に静電吸着する。
これにより、転写材Sは、静電転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送される。このようにして搬送される転写材Sには、各像担持体1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各像担持体1のトナー像が順次転写される。4色のトナー像を転写された転写材Sは、ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離され、定着部20に搬入される。転写材Sは、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排出ローラ対23によって、排出部24から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
[プロセスカートリッジ]
図2を参照して、プロセスカートリッジ7についてより詳細に説明する。
図2は、トナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面を示している。なお、上述のように、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dは同一構成である。
プロセスカートリッジ7は、像担持体ユニット50と現像ユニット4にて構成される。像担持体ユニット50は、本実施例ではドラム状の電子写真感光体、すなわち、感光体ドラムとされる像担持体1と、1次帯電手段2及びクリーニング手段6とを備えている。又、現像ユニット4は、像担持体1上の静電潜像を現像する現像手段である現像ローラ40を有している。
像担持体ユニット50において、像担持体1は、クリーニング枠体51に回転自在になるよう、軸受31(31a、31b)(図3参照)を介して取り付けられている。像担持体1の周上には、像担持体1の表面を一様に帯電させるための一次帯電手段2と、像担持体1上に残った現像剤(トナー)を除去するためのクリーニングブレード60が配置されている。クリーニングブレード60によって像担持体1表面から除去された残留トナーは、トナー搬送機構52によってクリーニング枠体後方に設けられた廃トナー室53に順次送られる。
プロセスカートリッジ7の、図2にて、紙面奥側の一方端側の装置本体A内にある駆動モータ(図示せず)の駆動力を像担持体に伝達することにより、像担持体1を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転駆動する。
現像ユニット4は、像担持体1と接触して、図2にて、矢印Y方向(時計回り)に回転する現像ローラ40と、トナーが収容されたトナー容器41と、現像枠体45とにて構成される。現像ローラ40は、軸受部材を介して回転自在に現像枠体45に支持されている。また、現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して図中矢印Z方向(時計回り)に回転するトナー供給ローラ43と、現像ブレード44とが配置されている。更に、トナー容器41内には収容されたトナーを撹拌すると共にトナー供給ローラ43に搬送するための搬送機構42が設けられている。
現像ユニット4は、現像枠体45の両端に取り付けられた軸にそれぞれ設けられた支持軸49を中心に、軸49によって現像ユニット4全体が像担持体ユニット50に対して揺動自在に支持された吊り構造となっている。ここで、現像ユニット4は、プロセスカートリッジ7単体状態、即ち、プリンタ本体に装着しない状態においては、支持軸49を中心に回転モーメントにより現像ローラ40が像担持体1に接触するよう、加圧バネ54によって常に付勢されている。更に、現像ユニット4のトナー容器41には、現像ローラ40を像担持体1から離間させる際にプリンタ本体Aの離間手段(後述)が当接するためのリブ46が一体的に設けられている。
[駆動装置]
次に、図3〜図10を参照して、プロセスカートリッジ7をプリンタ本体Aに装着した際の動作機構について説明する。
なお、図3においては、構成を分かり易く説明するため、帯電手段2、現像ユニット4、クリーニング装置6を一体的に構成したプロセスカートリッジ7(図2参照)を像担持体1と軸受31(31a、31b)のみで簡略して示した。
前述したように、プロセスカートリッジ7は、単体の状態では、図2に示すように、現像ローラ40が像担持体1に常に接触した状態になっている。プロセスカートリッジ7のプリンタ本体Aへの装着は、図3に示すように、矢印方向から第1のガイド溝34(34a、34b、34c、34d、34e、34f、34g、34h)に沿って、像担持体1を支持する軸受31を挿入することによって行われる。この時、転写ベルト11は、例えば、装置本体Aの前側の扉130(図1参照)と共に退避して、プロセスカートリッジ7の挿入部を開放している。
そして、図4及び図5に示すように、軸受31がガイド溝34の突き当て面37、38に押しつけられることでプロセスカートリッジ7の位置が決まる。装置本体A内でのプロセスカートリッジ7の押圧方法は次のようにする。
図4(a)に示すように、左右側板32には軸39が加締められており、軸39には、押圧レバー70が回動可能なように具備されている。また、左右側板32のガイド形状(例えば、曲げ起こし)32aに沿って、図の矢印方向に装置本体Aの扉130の開閉と連動可能なロッド71が配置されている。押圧レバー70には引張りバネ30の一端30aが支持され、また、引張りバネ30の他端30bは、ロッド71にはまり込み固定されている。
従って、図4(b)に示すごとく、プロセスカートリッジ7を挿抜できるよう、扉130が開かれた場合には、ロッド71により、押圧レバー70が図の破線矢印のように動き、プロセスカートリッジ7の挿入部を開口し、挿抜を容易にする。この時、引張りバネ30はバネの自然長に近く、押圧力はほとんど働くことはない。
プロセスカートリッジ7が挿入部に装着される時は、軸受31がガイド溝34に挿入され、図5のように位置する。さらに扉が閉じられると、図4(a)に示すように、ロッド71の矢印方向の移動に伴い、押圧レバー70が時計周り方向に回転する。これによって、引張りバネ30が引張られることで、矢印方向に約10Nの力で軸受31を側板32の突き当て部37、38に押圧する。
この際、プリンタ本体Aのプロセスカートリッジ7の挿入方向奥側には、図1及び図6、図7に示すように、離間手段としての離間カム80(80a、80b、80c、80d)が配置されている。離間カム80は、現像ユニット4の付勢力に抗して現像ローラ40(40a、40b、40c、40d)を像担持体1(1a、1b、1c、1d)から離間させる。つまり、離間カム80(80a、80b、80c、80d)は、回転することにより、それぞれ、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック各色の現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)に設けられたリブ46(46a、46b、46c、46d)を押し上げる。
図8に示すように、離間カム80は、像担持体1及び現像ローラ40を回転するモータ100a、100b、100c(図10参照)とは別に設けられた駆動手段、例えば、ステッピングモータ90により駆動回転される。この回転に伴って、上記リブ46を介し、プロセスカートリッジ7の現像ユニット4が揺動する。これによって、現像ローラ40が像担持体1に対して、当接、離間をする。
本実施例では、
(1)イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの全色の離間カム80(80a、80b、80c、80d)の最大半径でリブ46と接し、全現像ローラ40と像担持体1とが離間する待機状態、
(2)同じく全色の離間カム80(80a、80b、80c、80d)の最小半径でリブ46と離間し、全現像ローラ40と像担持体1が当接するフルカラー状態、及び、
(3)イエロー、マゼンタ、シアンのみが現像ローラ40と像担持体1が離間し、且つ、ブラックのみが当接するモノカラー状態、
の3モードの選択が可能である。
フルカラーモードにおいては、イエロー→マゼンタ→シアン→ブラックという順番で、所定のタイムラグをもって順次、現像ローラ40が像担持体1に当接し画像形成を行う。なお、現像ローラ40が像担持体1から離間する場合も同様に所定のタイムラグをもって順次行うことが可能となっている。
プロセスカートリッジ7のプリンタ本体A装着の際には、図7のように、4色すべての離間カム80(80a、80b、80c、80d)が最大半径でリブ46(46a、46b、46c、46d)に接触した状態となっている。従って、プロセスカートリッジ7の挿入動作に沿って現像ユニット4に設けられたリブ46が離間カム80に乗り上げ、現像ローラ40は、像担持体である感光体ドラム1と所定間隙だけ離間された状態となる。この離間状態は、電源オフ時および現像が行なわれていない状態で常に維持される。
従って、プロセスカートリッジ7を装着した状態で長時間使用しない場合であっても、現像ローラ40は、感光ドラム1に対して常に離間された状態になる。そのため、現像ローラ40を長期間感光ドラム1に接触させることにより発生するローラ層の永久変形を確実に防止することができる。
次に、図8〜図12を参照して、本実施例における、像担持体1と現像ローラ40の駆動構成、及び、それに伴うフルカラープリント(多色印字)とモノカラープリント(単色印字)時の動作について説明する。
[駆動系]
先ず、図10を参照して、像担持体1と現像ローラ40の駆動系全体に関する概要を説明する。
本実施例によると、4つのプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を駆動するために、モータ100a、100b、100cが設けられている。
モータ100aは、ドラム駆動列101に沿って、アイドラギア104を介してドラム駆動ギア107a、107b、107cを駆動する。ドラム駆動ギア107a、107b、107cは、図示しないプロセスカートリッジの入力ギアと噛合う位置にあるか、又は、像担持体1と直接接続されている。従って、ドラム駆動ギア107a、107b、107cによって、イエロー、マゼンタ、シアンのプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c)の像担持体であるドラム状の電子写真感光体(以下の実施例の説明では「ドラム」と略す。)1a、1b、1cが回転する。
モータ100bは、現像ローラ駆動列102に沿って、アイドラギア105、及び、イエロー、マゼンタ、シアンの現像駆動ギア106a、106b、106cを介して、イエロー、マゼンタ、シアンの現像ローラ40a、40b、40cを駆動している。
モータ100cは、モータ100aと同様のドラム駆動列101に沿って、アイドラギア104を介して、ドラム駆動ギア107dを駆動する。ドラム駆動ギア107dは、図示しないプロセスカートリッジの入力ギアと噛合う位置にあるか、又は、像担持体1と直接接続されているので、ブラックのプロセスカートリッジ7dのドラム1dが回転する。
同時にモータ100cは、現像ローラ駆動列103に沿って、アイドラギア110、現像クラッチギア108を介して、ブラックの現像ローラ40dを駆動している。
[記録動作]
記録動作をフルカラープリントと、モノカラープリントに分けて以下説明する。
(1)フルカラープリント
先ず、フルカラープリントモード(多色印字モード)の場合の記録動作について、図10を用いて説明する。
フルカラープリントの場合、プリント信号により記録動作が開始されると、モータ100aと、100cとが回転する。即ち、モータ100aは、イエロー画像形成ステーションPa(第1st)、マゼンタ画像形成ステーションPb(第2st)、シアン画像形成ステーションPc(第3st)の像担持体、即ち、ドラム1a、1b、1cを駆動する。また、モータ100cは、ブラック画像形成ステーションPd(第4st)のドラム1dと現像ローラ40dを駆動する。同時に、不図示の転写ベルトの駆動モータも回転する。
このとき、モータ100bは回転せず、第4stの現像駆動ギア108に設けられたクラッチCLは切れており、全ての現像ローラ40(40a、40b、40c、40d)は回転しない。
現像ローラ40とドラム1との当接離間動作は、図9に示すように、4つのプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を駆動するために設けられたモータ100a、100b、100cとは別のステッピングモータ90を駆動源とする。現像ローラ40とドラム1との当接離間動作は、ステッピングモータ90からカラー3色の離間カム80a、80b、80cへの駆動伝達を制御するクラッチCL1及びブラックの離間カム80dへの駆動伝達を制御するクラッチCL2を制御することにて行われる。
次に、図9(b)の状態から、ステッピングモータ90が回転し、離間カム80(80a、80b、80c、80d)との駆動接続を制御する2つのCL1、CL2が連結されると、前記離間カム80が反時計周りに回転する。その時に、モータ100bが回転し、第1st、第2st、第3stの現像ローラ40a、40b、40cが回転する。その直後に、現像ローラ40aとドラム1aが当接し、画像形成が開始される。
以下同様に、所定のラグ(図中のカム位相差θ)を持ち、第2st、第3st、第4stが順次当接する。第4stが当接する直前に、現像駆動ギア108に設けられたクラッチCLが連結し、図9(c)のフルカラープリントモードとなる。この時、図11のように、転写ベルト11は全色について、ドラム1(1a、1b、1c、1d)と転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)が当接している。
第1stの画像形成終了後は、ステッピングモータ90がさらに回転し、それに伴い、離間カム80(80a、80b、80c、80d)が回転する。まず、第1stの現像ローラ40aがドラム1aから離間する。以降、第2st、第3st、第4stについても、画像形成終了後に現像ローラ40a、40b、40cが、ドラム1a、1b、1cから順次離間する。第3stの離間直後にモータ100bが停止し、第4stの離間直後に、現像駆動ギア108に設けられたクラッチCLが切れて、図9(c)のフルカラープリントモードでの印字終了となる。
以上説明したフルカラープリントモードの場合の記録動作においては、現像手段40の少なくとも1つの駆動列に、本実施例では、第4st(ブラック)の現像ローラ40dの寿命を長くするために、現像駆動ギア108にクラッチCLを設けた(図10参照)。しかし、第4st(ブラック)の現像ローラ40dが、ドラム1aと同時に回転、停止されても、必要とされる寿命を満足できる場合、前記クラッチCLは必ずしも必要ではない。
また、イエロー、マゼンタ、シアンの現像ローラ40a、40b、40cの寿命を、さらに延ばすためには、ドラム1a、1b、1cが駆動している間でも、現像ローラ40a、40b、40cを停止される機構、すなわち、其々の現像駆動ギア106にクラッチ機構を設ければ良い。
(2)モノカラープリント
次に、モノカラープリントモード(単色印字モード)の場合の記録動作について、同様に、図9を用いて説明する。
モノカラープリントの場合には、図9(b)から図9(c)への遷移と同様に、ステッピングモータ90が回転し、離間カム80dのみが図9(a)のように、時計回りにθ'だけ回転する。この時、現像当接離間に係る駆動列の内、カラー3色の離間カム(80b、80c、80d)の駆動列にクラッチCL1を設けておくことで、第4stのみ、現像ローラ40dとドラム1dが当接でき、第1st〜第3stにおいて現像ローラ40(40a〜40c)とドラム1(1a〜1c)を当接することなく、モノカラープリントモードでの印字が可能となる。
この時の転写ベルト11は、カム機構やリンク機構など(詳細不図示)の手段により、図12に示すような態様とされる。つまり、モノカラープリント時に使用するブラックの画像形成ステーションPd(即ち、第4st)以外は、ドラム(1a、1b、1c)から転写ローラ(12a、12b、12c)を退避させる。それによって、転写ベルト11は、ドラム(1a、1b、1c)から離間した状態に維持される。
このようにして、モノカラープリント時に使用しないカラー3色に該当する箇所については、ドラムや転写ベルトの寿命の浪費を防ぐことにより、製品寿命末期まで高画質な画像出力を維持できるようにしている。そして、モノカラープリント終了時には、離間カム80dを離間位置(図9(a)の位置)まで更に正転させることで、4色離間状態となる。
以上の実施例で説明したように、本発明における3モータ方式の駆動系を採用することにより、以下の効果を得ることができる。
つまり、前述のようなモノカラープリント時においては、カラー3色のドラム1a、1b、1c及び現像40a、40b、40cを停止する必要がある。この時においても、本実施例によれば、モータ100a、100bを停止し、ブラックのドラム1d、現像ローラ40dを駆動するモータ100cを回転するのみで対応が可能となる。従って、モノカラープリント時における稼働音及び消費電力を低減できる。
さらに、3つのモータのうちの1つ、モータ100bがカラー3色の現像ローラ40a、40b、40cを駆動する構成となっている。そのため、各色のドラムと現像ローラを駆動する4モータ方式の駆動構成と比較して、現像駆動のON/OFFを制御するクラッチ機構を設ける必要が無いため、クラッチ機構3つ分のコスト、占有スペース、重量を低減できる。
ところで、モノカラープリント時であっても、転写材が坪量の大きい、所謂、厚紙や、はがきのような小サイズ紙の場合は、温湿度環境により、単色のみのドラム1と静電搬送ベルト11の当接だけでは、その搬送力が十分ではない。すなわち、静電搬送ベルト11上に吸着された上記転写材Sが搬送途中にずれてしまうため、先端余白量のバラツキが大きくなることが課題となっていた。
これに対しても、本発明における3モータ方式の駆動系を採用すれば、複数色のドラム1と静電搬送ベルト11の当接を行い、ドラム1と、静電搬送ベルト11を挟んで上記ドラム1と当接する転写ローラ12を搬送ローラとして使用することができる。この構成にて、上記課題を解決できる。
つまり、本発明によれば、図11のように、転写ベルト11は、フルカラープリント時と同様に、全ての画像形成ステーションにおいて、ドラム1と転写ローラ40を当接させる。ただし、この場合は、カラー3色の現像を駆動するモータ100bを停止することで、カラー3色の現像ローラ40a、40b、40cの浪費を防止することができる。
この場合においても、3つのモータのうちの1つ、モータ100bがカラー3色の現像を駆動する構成となっている。そのため、各色のドラムと現像ローラを駆動する4モータ方式の駆動構成と比較して、現像駆動のON/OFFを制御するクラッチ機構を設ける必要が無いため、クラッチ機構3つ分のコスト、占有スペース、重量を低減できる。
本実施例では、イエロー、マゼンタ、シアン、3色のカラーを用いて説明したが、例えば、色再現範囲を広げるために、4色以上のカラーを用いる場合でも、同様な3モータ方式の駆動系を構成できることは明らかである。
以上説明した、駆動系全体に関する説明から、本発明における3モータ方式の駆動系を採用することにより、以下のような効果を得られることが分かる。
つまり、
(1)1モータ方式と比較して、ドラム駆動系にクラッチ機構を設ける必要が無いため、偏芯量が増えるなどし、クラッチ出力部の回転速度変動が大きくなることによる、色ずれやバンディングの悪化という問題を防止できる。また、上記クラッチ機構が不要である分、コストアップ量を抑えることが可能である。
(2)4モータ方式と比較して、モータ数が1つ少なく、さらに、カラー3色の現像駆動系にもクラッチ機構を設ける必要が無いため、コスト、占有スペース、重量を低減できる。また、4モータ方式と同様に、ドラム駆動系にクラッチ機構を設ける必要が無いため、色ずれやバンディングの観点でも同等な画質を実現できる。
(ドラム駆動例)
ドラム駆動列101に関する詳細構成について、以下更に説明する。駆動系全体の構成については、上記説明した通りであるので、ここでは省略する。
図10に示す実施例では、ドラム駆動列101は、その駆動源である、モータ100(100a、100c)の同軸上のギア100Aとドラム駆動ギア107(107a、107b、107c、107d)の前段のアイドラギア104とが噛合されている。また、噛合うギア同士の歯数比は、1/N1(N1:自然数、噛合いごとにN1は異なっても可)にて接続されている。
一般に回転体において周方向の速度変動は、主に回転中心軸の理想位置からのズレ(偏心)によって生じるので、1回転周期の正弦波の形態を取る。これは、モータ、ギア、ドラムについても該当する。
従って、ドラム1を駆動する前段のアイドラギア104について、1回転ごとに同一の速度で回転するには、モータの同軸上のギア100Aからアイドラギア104までの、其々、噛合うギア同士のギアの歯数比が、1/N1(N1:自然数、噛合いごとにN1は異なっても可)となっている必要がある。
すなわち、噛合う下流側(駆動源から遠い側)のギアが1回転するごとに、上流側のギアはN1回転することで、下流側のギアの歯は、上流側のギアの同じ歯に常に噛合うことになる。
例えば、モータ軸上ギア→アイドラギア→ドラム前段ギア→ドラム駆動ギアというように2段減速の場合で、其々減速比が1/2の時の前段ギアの1回転時の速度変動の模式図を図13に示す。簡単のため、其々のギアの速度変動は理想的な正弦波の形態をとり、回転位相差は無いものとする。
図13の合成波を見ると分かるように、減速比1/2で駆動列を接続することにより、ドラム前段ギア1回転ごとに、それらの駆動がもつ回転変動周期の中で、必ず同じ速度で前段ギアが回転するようになる(図では速度変動ゼロ)。
モータ軸上ギアとドラム駆動ギアの間に介在するアイドラギアの個数(減速段数)に関わらず、噛合うギア同士の歯数比(減速比)1/N1(N1:自然数、噛合いごとにN1は異なっても可)によらず、ドラム前段ギアの回転変動履歴(プロファイル)は、その1回転を周期として、一定のプロファイルを繰り返す。
本実施例では、ギアの噛合いにより発生するバンディングを最小とするため、アイドラギア104による1段減速の駆動構成を採用し、
(1)モータ100軸上のギア100A→歯数8、
(2)アイドラギア104の大径側104A→歯数128、
としている。従って、上記(1)と(2)の間の歯数比は1/16としている。
さらに、他の変更実施例として、図14(a)及び図14(b)に示す構成がある。この実施例では、2段減速の駆動構成とし、前記ドラム1の露光点Peと、記録材にドラム1から転写される点Ptの間の角度がθ(°)とされる。この時、本実施例では、アイドラギア104とドラム駆動ギア107の間には、前段ギア108が設けられる。そして、ドラム駆動ギア107の歯数Z1と、直接噛合う前段ギア108の歯数をZ2とすると、
2/Z1=θ /360
とする。これにより、ドラム1の回転速度に関し、露光時(図14(a))と、転写時(図14(b))の速度を同一にできるので、ドラム1の偏心などによって生じる転写画像の位置ずれ(ピッチムラ)を除去できる。
この条件を満足するように、本実施系では、ドラム駆動ギア107の歯数Z1を114、直接噛合う前段ギア108の歯数Z2を57、前記ドラム1の露光点Peと、転写材にドラム1から転写される点の間の角度θを180(°)となるように構成している。
本実施例では、Z2/Z1=1/2となっているが、必ずしも減速比が整数倍である必要はない。例えば、ドラム駆動ギア107の歯数Z1を109、直接噛合う前段ギア108の歯数Z2を57、前記ドラム1の露光点Peと、記録材にドラム1から転写される点Ptの間の角度θを188.3(°)となるように構成しても、上記条件を満足できる。
(色ずれの低減方法)
次に、ドラム駆動列101について、複数色印字での色ずれ低減方法について述べる。
複数色印字した際に生じる色ずれを低減するためには、ドラム1の回転変動履歴(プロファイル)の相対差を、非常に小さくすることが必要となる。
従って、ドラム駆動列101について、以下の2点のことがさらに必要となる。
つまり、
(1)複数色全てに対し、1回転当たりのドラム駆動ギア107の速度変動履歴(プロファイル)が同じであること。
(2)上記(1)に加え、複数色全てにおいて、ドラム駆動ギア107のもつ1回転中の速度変動の中で、同じ速度で転写が行われること。
上記(1)に対しては、速度変動履歴が違う場合、図16(a)のように、2色での速度差が生まれ、これが色ずれになってしまう。それを防止するため、ドラム駆動ギア107に関し、全ての画像形成ステーションPについて同一型成形、若しくは、同時一体加工により形成された同一形状の歯車を使用すれば良い。
上記(2)に対しては、次の構成により解決される。つまり、図15のように隣り合う、2つの前記ドラム駆動ギア107(107a、107b)の組合せに関し、各ドラム駆動ギアの最大偏芯方向を同一ではなくする。更に、前記各ドラム駆動ギア107と前段ギア108との噛合い位置から、転写順の遅い方のドラムに対応するドラム駆動ギア107について角度θだけ進めて位相組みを行う。このとき、前記角度θについては、ドラム直径をd、隣り合うドラム中心間距離をLpとすると、
θ=(πd―Lp)/πd×360 [°] (Nは自然数)
を満たす関係にする。
この条件を満足するように、本実施系では、d=25mm、Lp=75mmなので、θを16.2°になるように構成している。
複数ギアの速度変動履歴を合わせ、加えて角度θの位相ずらしすることで、図16(b)のように複数のドラム駆動ギア107間での回転速度差による色ずれをキャンセルできる。
また、角度θの位相差をつける方法については、本実施例では駆動列が直接接続されている、モータ100a側では上記のように位相組みで実現できるが、駆動構成上直接接続されていない、ドラム駆動ギア107cと107dに関しては、電気的制御による位相合わせにより可能となる。図17に、その構成に関する概略図を示す。
図17にて、ドラム駆動ギア107(107c、107d)には、スリット形状107cs及び107dsが、そして、その近傍にフォトインタラプタ(フォトセンサ)109c、109dが設けられている。このようにすると、ドラム駆動ギア107(107c、107d)の回転時に、スリット形状107cs及び107dsの通過タイミングを把握でき、そこから両者の位相差を調べることができる。この位相差を画像形成前、例えば装置初期化時に調べ、不図示のモータ制御部(駆動制御手段)を介し、所望の位相差がつくように、モータ100a及び100cを電気的にフィードバック制御することができる。これによって、直接駆動列がつながらず、位相組みを行えないドラム駆動列に関しても、複数のドラム駆動ギア107に対し、角度θの位相差をつけることが可能となる。
以上、更に説明したドラム駆動列101に関する詳細構成より、本発明における3モータ方式の駆動系にて、以下のような効果を得られる。
つまり、
(1)駆動モータ、モータ軸上ギア、モータ軸上のギアとドラム駆動ギア間を連結するアイドラギア、ドラム駆動ギア、其々1回転を周期とする速度変動、回転位相差により発生する色ずれの無い、高画質の画像形成装置を実現できる。
(2)色ずれの小さい、高画質な画像形成装置を実現する上で、駆動モータからドラムに至る周期的な速度変動、回転位相差の影響を除去するような駆動列を構成する。この構成と共に、重要となってくる無端ベルト(転写ベルト)11の駆動ローラ13の偏心、ベルトの厚みムラによるベルト速度変動の影響を除去することができる。
具体的には、転写材における、複数色間の色ずれを低減するためには、各色での転写位置における転写材Sの搬送速度、即ち無端ベルト(転写ベルト11)の速度を、駆動ローラ13の偏心、無端ベルト11の厚みムラによらず、等しくする必要がある。
そのためには、無端ベルト11の駆動ローラ13の直径d、搬送ベルト11の厚みt、前述の隣り合うドラム中心間距離をLpに対し、
Lp= N・π(d+t) (Nは自然数)
の関係とする必要がある。
これにより、駆動ローラ13の偏心、無端ベルト11の厚みムラによるベルト速度変動があっても、各色の転写時におけるベルト速度を同じにすることが可能となる。
以上、更に説明した静電転写装置5の構成より、本発明における3モータ方式の駆動系にて、以下のような効果を得られる。
駆動ローラ13の偏心、無端ベルト11の厚みムラによるベルト速度変動により発生する色ずれの無い、高画質の画像形成装置を実現できる。
実施例2
上記実施例では、画像形成装置Aは、複数の感光ドラム1から無端ベルト、即ち、転写ベルト11によって搬送される転写材Sにトナー像を順次転写して記録画像を形成する画像形成装置であるとして説明した。
しかし、本発明は、転写ベルト11を使用した画像形成装置に限定されるものではない。
例えば、図18に示すように、中間転写体を使用した画像形成装置にも適用し得る。斯かる画像形成装置は、上記実施例で説明した転写ベルト11を使用した画像形成装置と同様の構成とされ、上記実施例における転写ベルト11を、中間転写体としての中間転写ベルト11Aに置き換えることにより構成されている。従って、同じ構成及び機能を成す部材には、同じ参照番号を付し、先の実施例の説明を援用する。
つまり、簡単に説明すれば、各々が複数の像担持体(感光ドラム)1と、この感光ドラム1に作用するプロセス手段としての帯電手段2、現像手段4、クリーニング手段6などを備えた複数の画像形成ステーション、即ち、画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)を備えている。
各画像形成部Pに対向して周回移動する中間転写体としての中間転写ベルト(無端ベルト)11Aを備えており、この中間転写ベルト11Aにトナー像を順次重ねて転写する。その後、このトナー像を、給送部16から搬送される転写材Sに、二次転写手段としての二次転写ローラ14aにて一括して2次転写して記録画像を得る。
斯かる中間転写方式の画像形成装置構成及び画像形成動作は、当業者には周知であるので、これ以上の詳しい説明は省略する。
斯かる構成の画像形成装置においても、上記実施例で説明した本発明の原理は適用可能であり、上記同様の効果を得ることができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成を示す断面図であり、装置本体に装着された全てのプロセスカートリッジにおいて現像ローラが像担持体に当接した状態を示す図である。 画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの断面図である。 プロセスカートリッジの画像形成装置への装着方法の一実施例を説明するための装置本体内側板付近を示す斜視図である。 プロセスカートリッジの画像形成装置への位置決め部を示す部分断面図である。 プロセスカートリッジの画像形成装置への位置決め部を示す部分断面図である。 プロセスカートリッジの現像当接状態を示す断面図である。 プロセスカートリッジの現像離間状態を示す断面図である。 プロセスカートリッジの離間カム近傍の概略図である。 離間カムの動きを表す説明図である。 プロセスカートリッジ駆動系の一実施例の構成を説明する概略図である。 フルカラーモードでの転写ベルトと像担持体の当接関係を示す概略図である。 モノカラーモードでの転写ベルトと像担持体の離間関係を示す概略図である。 像担持体駆動列の減速比と前段ギアの周速変動を示す模式図である。 露光点と転写点でのドラム駆動ギアとその前段ギアの関係についての説明図である。 像担持体の中心間距離と、隣り合うドラム駆動ギアの位相合わせについての説明図である。 ドラム駆動ギアの回転速度履歴を合わせることと、像担持体の中心間距離と、隣り合うドラム駆動ギアの位相合わせの必要性を説明する図である。 像担持体の中心間距離と、隣り合うドラム駆動ギアの電気的位相合わせについての一例を示す概略図である。 本発明に係る画像形成装置の他の実施例の概略構成を示す断面図である。 4モータ形式のプロセスカートリッジ駆動構成についての従来例を示す概念図である。 1モータ形式のプロセスカートリッジ駆動構成についての従来例を示す概念図である。
符号の説明
1 感光ドラム(像担持体)
2 帯電装置
3 スキャナユニット
4 現像ユニット(現像手段)
5 静電転写装置
6 クリーニング装置
7 プロセスカートリッジ
11 静電転写ベルト(転写材担持体)
11A 中間転写ベルト(中間転写体)
12 転写ローラ(転写手段)
13 駆動ローラ
14A 二次転写ローラ(二次転写手段)
16 給送部
17 給送カセット
18 給送ローラ
19 レジストローラ対
20 定着部
40 現像ローラ(現像剤担持体、現像手段)
41 トナー容器
43 トナー供給ローラ
50 ドラムユニット
51 クリーニング枠体
80 離間板カム
90 ステッピングモータ(離間板カム駆動源)
100(100a、100b、100c) モータ(第1、第2、第3駆動源)
101、102、103 駆動列
104、105、110 アイドラギア
106 現像駆動ギア
107 ドラム(像担持体)駆動ギア
108(CL) クラッチ付き現像駆動ギア
109 フォトインタラプタ(フォトセンサ)

Claims (10)

  1. 少なくともイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの画像を形成するために、像担持体と現像手段を有するプロセスカートリッジを備えた画像形成ステーションが複数並設され、前記各画像形成ステーションにて形成された前記像担持体上のトナー像を直接転写材に、又は、中間転写体を介して転写材に転写して画像を得る画像形成装置において、
    前記像担持体及び前記現像手段の駆動手段が3つの駆動源にて構成され、
    第1駆動源が、イエロー、マゼンタ、シアンの少なくとも3色に対する前記像担持体を駆動し、
    第2駆動源が、イエロー、マゼンタ、シアンの少なくとも3色に対する前記現像手段を駆動し、
    第3駆動源が、ブラックに対する前記像担持体と、ブラックに対する前記現像手段を駆動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の前記現像手段を駆動するために前記駆動源と前記現像手段との間に配置された複数の駆動列の中少なくとも1つの駆動列にクラッチ機構を設けることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 一つの画像形成ステーションにて画像形成を行う単色印字モードと、複数の画像形成ステーションにて画像形成を行う多色印字モードとを有し、
    前記画像形成ステーションにて前記現像手段により現像された前記像担持体上のトナー像を転写材に転写するために、転写材を担持し搬送するための無端ベルトを備えており、
    前記単色印字モードでは、一つの像担持体と前記無端ベルトとが当接し、一つの現像手段が作動して単色の現像を行い、前記多色印字モードでは、複数の像担持体と前記無端ベルトとが当接し、複数の現像手段が作動して複数色の現像を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 一つの画像形成ステーションにて画像形成を行う単色印字モードと、複数の画像形成ステーションにて画像形成を行う多色印字モードとを有し、
    前記画像形成ステーションにて前記現像手段により現像された前記像担持体上のトナー像を転写材に転写するために、転写材を担持し搬送するための無端ベルトを備えており、
    前記単色印字モードでは、複数の像担持体と前記無端ベルトとが当接し、一つの現像手段が作動して単色の現像のみを行い、前記多色印字モードでは、複数の像担持体と前記無端ベルトとが当接し、複数の現像手段が作動して複数色の現像を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体が円筒状のドラムであり、前記像担持体と前記第1駆動源及び第3駆動源は、減速比1/N1(N1:自然数、噛合いごとにN1は異なっても可)で接続されており、
    前記像担持体の露光点と、前記像担持体から前記転写材又は前記中間転写体に転写される点の間の角度がθ(°)である時、前記像担持体の回転軸と同軸上に設けられて前記像担持体を駆動するドラム駆動ギアの歯数Z1と、前記ドラム駆動ギアと直接噛合う前段ギアの歯数をZ2とすると、
    2/Z1=θ/360
    が成立つことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ドラム駆動ギアは、全ての画像形成ステーションについて同一型成形されるか、又は、同時一体加工により形成された同一形状の歯車を使用することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 同一の前記駆動源にて駆動される隣り合う2つの前記画像形成ステーションにおける2つの前記ドラム駆動ギアは、前記各ドラム駆動ギアの最大偏芯方向を同一ではなく、前記各ドラム駆動ギアと前記前段ギアとの噛合い位置から、転写順の遅い方の前記像担持体に対応する前記ドラム駆動ギアについて角度θだけ進めて位相組みを行い、
    前記角度θは、ドラム直径をd、隣り合うドラム中心間距離をLpとすると、
    θ=(πd―Lp)/πd×360[°] (Nは自然数)
    を満たすことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 同一の前記駆動源にて駆動されない隣り合う2つの前記画像形成ステーションにおける2つの前記ドラム駆動ギアは、前記各ドラム駆動ギアの最大偏芯方向を同一ではなく、前記各ドラム駆動ギアと前記前段ギアとの噛合い位置から、転写順の遅い方の前記像担持体に対応する前記ドラム駆動ギアについて前記角度θだけ進んだ位相関係となるように、前記第1駆動源及び前記第3駆動源を制御できる駆動制御手段を有し、
    前記角度θは、ドラム直径をd、隣り合うドラム中心間距離をLpとすると、
    θ=(πd―Lp)/πd×360[°] (Nは自然数)
    を満たすことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成ステーションにて前記現像手段により現像された前記像担持体上のトナー像を転写材に転写するために、転写材を担持し搬送するための無端ベルトを備えており、
    前記無端ベルト上における隣り合う前記各画像形成ステーションの前記像担持体の転写位置間の距離をLp、前記無端ベルトの厚みをt、前記無端ベルトを駆動するローラの直径をdとすると、
    Lp=N・π(d+t) (Nは自然数)
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成ステーションにて前記現像手段により現像された前記像担持体上のトナー像を転写するための中間転写体は、無端ベルトであり、
    前記無端ベルト上における隣り合う前記各画像形成ステーションの前記像担持体の転写位置間の距離をLp、前記無端ベルトの厚みをt、前記無端ベルトを駆動するローラの直径をdとすると、
    Lp=N・π(d+t) (Nは自然数)
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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