JP2002295674A - シフト変速装置 - Google Patents

シフト変速装置

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JP2002295674A JP2001097302A JP2001097302A JP2002295674A JP 2002295674 A JP2002295674 A JP 2002295674A JP 2001097302 A JP2001097302 A JP 2001097302A JP 2001097302 A JP2001097302 A JP 2001097302A JP 2002295674 A JP2002295674 A JP 2002295674A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2WDH−4WDH−4WDLにシフト変換す
る際、所定の変速位置を飛び越えることなく、確実に変
速できるシフト変速装置を提供すること。 【解決手段】ドラムカム31はアクチュエータ装置の出
力軸に連結されてリングギアをクラッチギアに噛み合う
ように構成されている。ドラムカム31には、2WDか
ら4WDに切替えることができる第1係止溝311と、
高速駆動HiからニュートラルN位置を経て低速駆動L
oに切替えることができる第2係止溝312とが形成さ
れている。ドラムカム31は2WDH−4WDH切替え
領域313bに続く4WDH停止領域313dを約50
°に設定している。さらに、4WDH−N切替え領域3
13dに続くN停止領域313eを約50°に設定して
いる。各停止領域が50°は、アクチュエータ装置内の
スプリングの巻き戻しによる出力軸の回転角度45°よ
り大きく設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2輪高速駆動
(以下、2WDHという)と4輪高速駆動(以下、4W
DHという)、及び4輪高速駆動から4輪低速駆動(以
下、4WDLという)に切替え可能に構成されるシフト
変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シンクロナイザーリングをリン
グギアとクラッチギアとの間に介在させて、クラッチギ
アをリングギアの回転に同期させる変速機構は、周知の
通り構成されている。すなわち、モータで回転駆動され
るアクチュエータ装置の出力軸にドラムカムが連結さ
れ、ドラムカムには2輪駆動(以下、2WDという)・
4輪駆動(以下、4WDという)用切替え溝(以下、第
1係止溝という)と高速駆動Hi・低速駆動Lo用切替
え溝(以下、第2係止溝という)が形成されていて、2
本の溝にシフトフォークが係止されている。シフトフォ
ークはロッドを介してリングギアに連結され、回転する
ドラムカムによって軸方向に沿って直線的に移動され
る。
【0003】一方、リングギアは主軸に連結され、ドラ
ムカムによって軸方向に直線的に移動するとクラッチギ
アに噛み合うこととなって、クラッチギアにリングギア
の回転が伝達されて回転することとなる。これによって
シフトが変換される。リングギアとクラッチギアの噛み
合いの際、リングギアの回転をスムーズに噛み合うため
に、リングギアがクラッチギアの噛み合う位置に移動す
る前に、リングギアは、クラッチギアとの間に介在する
シンクロナイザーリングを押圧してシンクロナイザーリ
ングをクラッチギアに圧接させる。すると、クラッチギ
アはリングギアとの噛み合いを行なう前に、一旦、回転
が同期される。同期回転が行なわれると、その後リング
ギアが再び移動してリングギアとクラッチギアとが噛み
合うこととなり、主軸の回転がクラッチギアに伝達され
ることとなる。
【0004】一方、アクチュエータ装置には、モータの
回転出力を出力軸に伝達する減速機構が内蔵されてい
て、通常3個のスパーギアと3個のピニオンギアが配置
されている。そのうち、中間のスパーギアとピニオンギ
アとの間には回転方向に付勢力を有するスプリングが配
置されていて、スプリングが回転出力を伝達することと
なる。このスプリングは、モータが駆動されるとモータ
側に負荷が加わっていない間にはモータの回転出力を伝
達して出力軸を回転させる。そして、ドラムカムが回転
してリングギアがシンクロナイザーリングをクラッチギ
アに圧接する際には、その圧接された反力によってモー
タ側に負荷を掛けることになる。これによって、スプリ
ングは、一旦その付勢力を貯蓄するように巻き上げられ
る。この間にはアクチュエータ装置の出力軸への伝達が
停止される。そして、シンクロナイザーリングがクラッ
チギアにリングギアの回転と同期の回転を伝達すると、
モータへの負荷がなくなりスプリングは貯蓄された付勢
力で出力軸を一気に回転させることとなる。そして、ク
ラッチギアがリングギアと噛み合うことにより、2WD
Hで走行されていた車両は4WDHに変換して走行され
る。
【0005】従来のシフトアクチュエータは、2WDH
から4WDHに変換する際に、つまり、リングギアがシ
ンクロナイザーリングを介してクラッチギアと噛み合う
際に、出力軸側のトルクを無駄がなくて効率よく伝達す
るために、図11に示すように、ドラムカム51に形成
された第1係止溝511の傾斜(2WD−4WD切替え
用領域511a)を緩やかにしている。従って、ドラム
カム51には、第1係止溝511における4WD切替え
立ち上がり位置(P1)から4WDへの切替え終了位置
(P2)に達するまでの2WD−4WD切替え領域51
1aが約120°に設定され、第1係止溝511におけ
る切替え終了位置(P2)から、第2係止溝512にお
ける高速駆動の停止領域(Hi停止領域512a)の停
止位置が終了する位置(P3)までの角度、つまり4輪
高速駆動停止領域(4WDH停止領域513b)を約2
0°に設定していた。
【0006】さらに、第2係止溝512における高速駆
動停止領域512aからニュートラル停止領域512c
までの切替え領域(Hi−N切替え領域512b)を約
75°の緩やかな傾斜に形成してニュートラル停止領域
(N停止領域512c)を20°に設定していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アクチュエー
タ装置内に配置されているスプリングは、スプリングの
作動で前記出力軸を回転する最大回転角度は約45°に
設定されていて、従来のドラムカム51では、4輪高速
駆動停止領域(4WDH停止領域513b)が約20°
に設定されているために、2輪高速駆動から4輪高速駆
動までの領域(2WDH−4WDH切替え領域513
a)内でスプリングが巻き戻されて付勢力を発生させれ
ば、スプリングの巻き戻し作用による出力軸の回転終了
位置は、4WDH停止領域513bの終了位置P3以降
に到達してしまう。このことは、クラッチギアの回転が
リングギアの回転との同期回転するタイミングがずれて
しまうことから、車両の走行中にHi−N切替え領域5
12bに入って駆動が伝達されない虞を生じさせてしま
う。
【0008】さらに、第2係止溝512におけるN停止
領域512cが20°に設定されていることから、何ら
かの原因でスプリングの巻き戻しによる出力軸への回転
が発生すれば、第2係止部のHi−N切替え領域512
bに位置されたシフトフォークが、N停止領域512c
を飛び越えてニュートラルと低速駆動との切替え区間
(N−Lo切替え領域512d)に入ってしまう。この
ことは、4輪高速駆動からニュートラルに切替える際
に、4輪低速駆動に入ってしまうことになるから、トラ
ンスファ装置30の破損につながる虞を生じさせてしま
う。
【0009】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、アクチュエータ装置内のスプリングが、第1係止
溝における2WDの立ち上がり位置から4WDへの移動
終了位置に達するまでの領域内のどの位置から作動開始
しても、第2係止溝における高速駆動Hiの停止領域の
終了位置までの目標領域内で作動終了することによっ
て、2WDH−4WDH−4WDLへの切替えを確実に
行なうことができるシフト変速装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるシフ
ト変速装置では、上記の課題を解決するために、請求項
1の発明では、減速機構内にスプリングを介在させてド
ラムカムを駆動するアクチュエータ装置と、ドラムカム
の駆動でリングギアを軸方向に移動させてクラッチギア
にシンクロナイザーリングを介在させながら噛み合わせ
る同期噛み合い機構とを有して構成し、ドラムカムに形
成された第2係止溝における高速駆動の停止領域の終了
位置が、第1係止溝における2輪駆動から4輪駆動との
切替え領域の終了位置から、少なくともスプリングの作
動で出力軸を回転する最大回転角度の領域より大きな停
止領域となるように形成している。この構成によってス
プリングが第1係止溝における2輪駆動から4輪駆動と
の切替え領域のどの位置で作動開始しても、スプリング
の作動による出力軸の回転終了位置が第2係止溝におけ
る高速駆動の停止領域を越えることがない。このこと
は、2輪高速駆動から4輪高速駆動に切替える際に、行
き過ぎて、例えば、ニュートラル領域に入ったり又は4
輪低速駆動領域に達してしまうことがないことから、2
輪高速駆動−4輪高速駆動への切替えを確実に行なうこ
とができる。
【0011】また、請求項2の記載の発明では、変速装
置が4輪高速駆動−4輪低速駆動に切替える場合におい
ても、前記第2係止溝におけるニュートラル停止領域の
終了位置が、前記第2係止溝における前記高速駆動とニ
ュートラルとの切替え領域の終了位置から、少なくとも
前記スプリングの作動で前記出力軸を回転する最大回転
角度以上となるように形成されていることから、スプリ
ングの作動による出力軸の回転終了位置がニュートラル
−低速駆動切替え領域、又は低速駆動停止領域に達する
ことがなく4輪高速駆動−4輪低速駆動への切替えを確
実に行なうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。実施形態のシフト変速装置は、例
えば、車両の変速機構に使用される。特にアクチュエー
タ装置及びトランスファ装置を有して2WDH−4WD
H、4WDH−4WDLへの切替えを必要とする変換機
構に適用されることが望ましい。
【0013】シフト変速装置1は、図1〜4に示すよう
に、モータ11を内蔵するアクチュエータ装置10と、
アクチュエータ装置10の出力軸25に駆動されてリン
グギア35とクラッチギア38B、及びリングギア36
と高速用ギア39A又は低速用ギア39Bとを噛み合わ
せるドラムカム31を備えたトランスファ装置30とを
有して構成されている。
【0014】アクチュエータ装置10は、ドラムカム3
1を回転させてリングギア35・36を軸方向に直線的
に移動させるために構成され、図3〜4に示すように、
ハウジング12に内蔵されたモータ11と、モータ11
の回転出力を減速して出力軸25に伝達するためのギア
手段による減速機構とを有している。減速機構は、3段
に配置された大径のスパーギア(第1段目ギア15・第
2段目ギア18・第3段目ギア23)が、それぞれ、小
径のピニオンギア(第1ピニオンギア14、第2ピニオ
ンギア17、第3ピニオンギア22)に噛合するように
構成されている。第1段目ギア15は、モータ11の駆
動軸13に取り付けられた第1ピニオンギア14に噛合
され、第2段目ギア18は第1段目ギア15を支持する
支持軸16上に配置された第2ピニオンギア17に噛合
されて、第1段目ギア15の回転よりさらに減速されて
回転する。
【0015】第2段目ギア18と、第3段目ギア23に
噛合する第3ピニオンギア22とは、その間に捩じりコ
イルばね状に形成されたスプリング21を介在して駆動
を伝達するために離隔された位置に配置されている。ス
プリング21は、第2段目ギア18に対して回動自在に
配置される筒状支持体20に巻装されている。筒状支持
体20は、一端が第2段目ギア18の回転中心位置に配
置されて他端がハウジング12に支持される支軸19に
回動自在に取り付けられている。支軸19の他端側に
は、第3ピニオンギア22が筒状支持体20と共に回動
するように装着される。そして、スプリング21は一端
を第2段目ギア18の一部に係止して、他端を筒状支持
体20に係止している。そのために、第2段目ギア18
の回転出力はスプリング21を通って第3ピニオンギア
22に伝達されることとなる。
【0016】第3段目ギア23は、第3ピニオンギア2
2に噛合されて、その回転中心位置に出力軸25の一端
が挿通される。出力軸25の他端はハウジング12から
外側に突出するように延びてドラムカム31に連結され
る。
【0017】なお、アクチュエータ装置10は、モータ
11の回転出力が減速されるとともに、回転出力がスプ
リング21を通って出力軸25側に伝達するものであれ
ば、上記の形態に限定するものではない。また、スプリ
ング21は一端がモータ11入力側、他端が出力軸25
側に係止されているものであれば、コイル状に形成され
たものでなくてもよい。
【0018】トランスファ装置30は、アクチュエータ
装置10の出力軸25に連結されて回動可能に配置され
るドラムカム31と、ドラムカム31に形成された2本
の係止溝にそれぞれ係止されるシフトフォーク33・3
4と、シフトフォーク33・34から図示しないロッド
を介して接続されるリングギア35・36と、一方のリ
ングギア35にシンクロナイザーリング37を介して係
合可能に配置されるクラッチギア38Bと、他方のリン
グギア36に係合可能に配置される高速用ギア39Aと
低速用ギア39Bとを有して構成されている。
【0019】ドラムカム31は、本発明の主要部分を構
成するものであり、図5〜6に示すように、ドラム状の
筒体又は円柱状に形成された外周面には2本の係止溝が
刻設されている。一方の係止溝は、2WDと4WDとの
切替え用としての第1係止溝311が形成され、第1係
止溝311にシフトフォーク33が係止されてクラッチ
ギア38Bに係合するリングギア35を軸方向に直線移
動できるように駆動する。他方の係止溝には、高速駆動
Hiと低速駆動Loの切替え用としての第2係止溝31
2が形成され、第2係止溝312にシフトフォーク34
が形成されて駆動ギア39(高速用ギア39A又は低速
用ギア39B)のいずれかに係合するリングギア36を
軸方向に直線移動できるように駆動する。
【0020】なお、周知の通り、各リングギア35・3
6は、それぞれ主軸41にクラッチハブ38Aを介して
連結されて回転され、回転するリングギア35・36に
対して軸方向に摺動可能な各シフトフォーク33・34
が係合されている。
【0021】ドラムカム31の2本の係止溝(第1係止
溝311・第2係止溝312)の各領域における詳細な
説明は後述する。
【0022】一方、図7は2WDの状態を示すものであ
り、リングギア35に噛合可能なクラッチギア38B
は、リングギア35に対向する位置でリングギア35と
離れた位置に配置され、胴体部381の外周面に形成さ
れたギア部382と、胴体部381からリングギア35
側に向けて突出される先細り状の円すい部383とを有
して形成されている。円すい部383は、ギア部382
より小径に形成されるとともに、円すい部383に係合
可能な円筒状のシンクロナイザーリング37を取り付け
ている。なお、実施形態においては、リングギア35が
4WD用のクラッチギア38Bと噛み合っていない状態
では、主軸41はクラッチハブ38Aと一体的に噛合さ
れていて2WDの状態で駆動されている。
【0023】シンクロナイザーリング37は、リングギ
ア35側と当接する面が傾斜面371に形成されてリン
グギア35のギア部351の側面に形成された傾斜面3
52と当接可能に形成されている。また、シンクロナイ
ザーリング37は、リングギア35がクラッチギア38
B側に移動されていない状態で、その底面がクラッチギ
ア38Bの円すい部383に緩く係合され、リングギア
35の内部に配置されたシンクロナイザキー40によっ
て押圧されるとクラッチギア38Bの円すい部383に
接するように形成されている。
【0024】従って、図8に示すように、リングギア3
5がクラッチギア38B側に移動してシンクロナイザー
リング37を押圧すると、シンクロナイザーリング37
はクラッチギア38Bの円すい部383に接する。そし
て同時にシンクロナイザーリング37の傾斜面371に
リングギア35の傾斜面352が当接することによっ
て、リングギア35は、一旦、軸方向の移動を停止する
とともに、クラッチギア38Bはリングギア35と同期
作用を行なうこととなる。そして、クラッチギア38B
が完全にリングギア35との回転が同期されると、リン
グギア35がシンクロナイザーリング37に噛み合って
軸方向に移動可能な状態になることから、リングギア3
5は再び軸方向に移動され、図9に示すように、ギア部
351がクラッチギア38Bのギア部382に噛み合
う。これによって、クラッチギア38Bは、回転してい
る主軸41にクラッチハブ38Aを介して動力伝達され
ることから、2WDから4WDに切り替わって回転駆動
されることとなる。
【0025】また、図10に示すように、第2係止溝3
12に係止されているシフトフォーク34は、図示しな
いロッドを介してリングギア36に連結され、高速駆動
Hiと低速駆動Loとの切替えを行なう。高速駆動Hi
と低速駆動Loとを切替える際には、中間位置として一
旦ニュートラル(N)に切替えられる。また、リングギ
ア36を間にして高速用ギア39Aと低速用ギア39B
とが相対向して配置され、主軸41に対して空転するよ
うに装着されている。そして、シフトフォーク34がド
ラムカム31の第2係止溝312に沿って移動すると、
第2係止溝312の設定でリングギア36がいずれかの
駆動ギア39(高速用ギア39Aまたは低速ギア39
B)に噛み合うことができる。
【0026】次に、ドラムカム31の第1係止溝311
と第2係止溝312の角度割り付けと作用について図1
及び図5〜9に基づいて詳細に説明する。
【0027】第1係止溝311は、2WD位置と4WD
位置とが2段階に形成されてそれぞれ2WD停止領域3
11aと4WD停止領域311cとを有し、2WD位置
と4WD位置との間を2WD−4WD切替え領域311
bがそれぞれの端部を連接するようにして形成されてい
る。2WD停止領域311aは円周方向に沿って約18
°間直線状に延び、2WD−4WD切替え領域311b
は2WD停止領域311aの終端から4WD停止領域3
11cの始端まで約89°間傾斜して延び、4WD停止
領域311cは2WD−4WD切替え領域311bの終
了位置から円周方向に約228°直線状に延びるように
設定されている。
【0028】一方、第2係止溝312は、高速駆動Hi
位置とニュートラルN位置と低速駆動Lo位置とが3段
階に形成されて、それぞれHi停止領域312aとN停
止領域312cとLo停止領域312eとを有し、Hi
停止領域312aとN停止領域312cとの間を、Hi
−N切替え領域312b、N停止領域312cとLo停
止領域312eとの間をN−Lo切替え領域312dと
して形成されている。そして、Hi停止領域312aは
円周方向に沿って約157°間直線状に延び、Hi−N
切替え領域312bはHi停止領域312aの終端から
N停止領域312cの始端まで約55°間傾斜して延
び、N停止領域312cは円周方向に沿って約50°間
直線状に延び、N−Lo停止切替え領域312dはN停
止領域312cの終端からLo停止領域312eの始端
まで約55°間傾斜して延び、Lo停止領域312eは
N−Lo切替え領域312dの終了位置から円周方向に
沿って約18°間直線状に延びるように設定されてい
る。また、第1係止溝311と第2係止溝312との始
端位置と終端位置は共に同じタイミング位置で設定され
ている。
【0029】従って、2WDHから4WDHに切替える
ためにドラムカム31が回転すると、ドラムカム31の
第1係止溝311に係止されているシフトフォーク33
と第2係止溝312に係止されているシフトフォーク3
4とは、まず第1係止溝311の2WD−4WD切替え
区間に達するまでは、シフトフォーク33がクラッチギ
ア38Bと噛み合っていない状態(2WD)にあり、シ
フトフォーク34が高速用ギア39Aに噛合されている
ことから、車両は2WDHで走行される。この領域を2
WDH停止領域313aとして約18°に設定される。
【0030】ドラムカム31がさらに進むと、第1係止
溝311に係止されているシフトフォーク33は、2W
DH停止領域313aから2WD−4WD切替え領域3
11bに入るため、4WD側のクラッチギア38Bに向
かって移動する。一方、第2係止溝312に係止されて
いるシフトフォーク34はHi停止領域312aを進ん
でいることから、車両は、高速駆動のまま2WD−4W
Dに切替えが行なわれる。この区間を2WDH−4WD
H切替え領域313bとして約89°に設定されること
となる。
【0031】ドラムカム31がさらに進むと、シフトフ
ォーク33は4WD停止領域311cに入り4WD側の
クラッチギア38Bに噛合し、シフトフォーク34はH
i停止領域312aをさらに進むことから高速用ギア3
9A側に噛合されていて4WDHで走行することにな
る。そしてこの区間を4WDH停止領域313cとし
て、約50°に設定されることとなる。
【0032】ドラムカム31がさらに進むと、シフトフ
ォーク33は4WD停止領域311c上をそのまま進
み、シフトフォーク34はHi−N切替え領域312b
に入る。従って、車両は4WDの状態でニュートラルN
に切替えられるので駆動が伝達されなくなる。この区間
を4WDH−N切替え領域313dとして約55°に設
定されることとなる。
【0033】ドラムカム31がさらに回転されると、シ
フトフォーク33は4WD停止領域311c上をさらに
進み、シフトフォーク34はN領域312cに入り高速
用ギア39A及び低速用ギア39Bのいずれとも噛み合
うことがないことから、車両は4WDの状態で駆動が伝
達されない状態にある。この区間をN停止領域313e
として約50°に設定されることとなる。
【0034】さらにドラムカム31が進むと、シフトフ
ォーク33は4WD停止領域311c上をそのまま進
み、シフトフォーク34はN−Lo切替え用領域312
dに入る。従って、車両は4WDの状態でシフトフォー
ク34が低速用ギア39Bと噛み合う方向に移動するこ
とから、次第に低速駆動Loに切替えられる。この区間
をN−4WDL切替え領域313fとして約55°に設
定される。
【0035】さらにドラムカム31が進むと、シフトフ
ォーク33は4WD停止領域311c上をそのまま進
み、シフトフォーク34はLo停止領域312eに入
る。従って、車両は、シフトフォーク34が低速用ギア
39Bに噛み合うことから、4WDの状態で低速駆動L
oつまり4WDLで走行されることとなる。この区間を
4WDL領域313gとして約18°に設定されること
となる。これによってドラムカム31による切替え作用
は終了される。
【0036】次に、上記のように構成されたトランスフ
ァ装置30の作用をアクチュエータ装置10の作用に基
づいて図1〜10に基づいて説明する。
【0037】図示しない変速切替え釦を操作すると、モ
ータ11が駆動される。モータ11の回転駆動は、第1
ピニオンギア14から第1段目ギア15に伝達されて第
2ピニオンギア17を回転させる。第2ピニオンギア1
7の回転によって、第2段目ギア18が回転すると、ス
プリング21を介して第3ピニオンギア22を回転させ
る。そして第3ピニオンギア22に噛合する第3段目ギ
ア23が回転されて出力軸25を回転させることとな
る。
【0038】出力軸25の回転によってドラムカム31
が回転されるとシフトフォーク33とシフトフォーク3
4は、それぞれ第1係止溝311の2WD停止領域31
1aと第2係止部312のHi停止領域312a上を進
む。つまりトランスファ装置30は2WDH停止領域3
13a上を進むことになる。そしてシフトフォーク33
に連結されたリングギア35は、変速レバーの操作前の
位置、すなわち2WDの状態にあり、シフトフォーク3
4に連結されたリングギア36は高速用ギア39Aに噛
み合っている。
【0039】モータ11の駆動でドラムカム31がさら
に回転すると、トランスファ装置30は2WDH−4W
DH切替え領域313bに入る。つまり第1係止溝31
1に係止されているシフトフォーク33が2WD−4W
D切替え領域311bに入ることから、リングギア35
は4WD側のクラッチギア38Bに向かって移動する。
この移動によって、シンクロナイザキー40が次第にシ
ンクロナイザーリング37を押圧し、シンクロナイザー
リング37は次第にクラッチギア38Bの円すい部38
3と接することになる。しかも、リングギア35の傾斜
面352がシンクロナイザーリング37の傾斜面371
に当接してリングギア35の軸方向への移動を停止させ
ることになることから、ドラムカム31はアクチュエー
タ装置10の出力軸25の回転を停止させるように負荷
を掛けることになる。
【0040】すると、出力軸25の回転が停止され、ド
ラムカム31の回転が停止されるとともに、シフトフォ
ーク33は2WDH−4WDH切替え領域313bの途
中で停止状態に入る。これによって、アクチュエータ装
置10内の第3段目ギア23及び第3ピニオンギア22
の回転が停止される。しかし、モータ11は駆動を継続
しているためにモータ11の回転出力はスプリング21
を巻き上げることとなる。
【0041】一方、トランスファ装置30では、クラッ
チギア38Bがリングギア35の回転と同期されること
によって、リングギア35とクラッチギア38Bとの回
転差がなくなって、リングギア35とシンクロナイザー
リング37が噛み合う状態となる。このためリングギア
35の軸方向への移動に対する妨げがなくなることか
ら、スプリング21の付勢力によって出力軸25を回転
させ、ドラムカム31を回転させることになる。従っ
て、リングギア35はクラッチギア38B側に向かって
再移動して、ギア部351がクラッチギア38Bのギア
部382と噛み合うことになる。これにより主軸の回転
が伝達されて4WDの駆動に切替えられることとなる。
【0042】この際、スプリング21の付勢力は、出力
軸25を45°回転させることになるから、2WDH−
4WDH切替え領域313bの途中で停止状態にあった
シフトフォーク33が、一気に第1係止溝311内を進
行する。この状態では、ドラムカム31の4WDH停止
領域313cが50°に設定されていることから、シフ
トフォーク33は、第1係止溝311の2WD−4WD
切替え領域311bのどの位置から4WD停止領域31
1c内を45°進行しても、第2係止溝312のHi停
止領域312aを越えることはない。つまり、ドラムカ
ム31の4WDH停止領域313cの範囲内でスプリン
グ21の付勢力による出力軸25の回転範囲(45°)
が終了することから、第2係止部312に係止している
シフトフォーク34がHi−N切替え領域312b又は
N停止領域312cに達することがなく目標通りに変速
装置を作用させることができる。
【0043】上記のように、ドラムカム31による切替
えで4WDH停止領域313cのままモータ11を停止
させると車両は4WDHの状態で走行される。そして、
次に、この状態から4WDH−4WDLに切替える場合
には、切替え釦を操作して、再びモータ11を駆動させ
ることによってドラムカム31をさらに進める。
【0044】ドラムカム31は、4WDH停止領域31
3cにあり、ドラムカム31が進むことによって、シフ
トフォーク34が第2係止溝312のHi−N切替え領
域312bに入る。シフトフォーク33は第1係止溝3
11の4WD停止領域311c上を進行していることか
ら、リングギア35の移動はなくモータ11側への負荷
がないままモータ11の回転出力がスプリング21を介
して出力軸25を回転させてドラムカム31を回転させ
ることになる。
【0045】一方、シフトフォーク34が第2係止溝3
12のHi−N切替え領域312bに入ることによっ
て、リングギア36が高速用ギア39Aからニュートラ
ルN位置側に向かって移動される。そして、ドラムカム
31がN停止領域313eにあるときには、リングギア
36は高速用ギア39Aと低速用ギア39Bとの中間位
置、つまりニュートラルN位置に移動されることから、
一旦、主軸41の回転が切断されて動力を伝達しない状
態とされる。
【0046】続いてドラムカム31がさらに回転して、
シフトフォーク34を第2係止溝312のN−Lo切替
え領域312dに進ませる。シフトフォーク33は第1
係止溝311の4WD停止領域311c内を進行してい
ることから、ドラムカム31はN−4WDL切替え領域
313fにある。リングギア36はニュートラルN位置
から次第に低速用ギア39Bに向かって移動する。そし
て、シフトフォーク34が第2係止部312のLo停止
領域312eに入ることによって、リングギア36が低
速用ギア39Bと噛み合い、車両は4WDLで走行可能
となる。
【0047】なお、4WDH−4WDLへの切替えの際
においても、同様にN停止領域313eが50°に設定
されていることから、例え、モータ11側に負荷がかか
ってスプリング21が巻き上げられた状態にあっても、
スプリング21の付勢力による出力軸25への最大回転
角度45°を含むことになるから、Hi−N切替え領域
でシフトフォーク34をN停止領域313eに止めるこ
とができる。
【0048】上記のように、実施形態のシフト変速装置
1は、ドラムカム31に形成された4WDH停止領域3
13cを50°に設定していることから、第1係止溝3
11における2WD−4WD切替え領域311bの位置
で停止しているシフトフォーク33が、2WD−4WD
切替え領域311bのどの位置にあっても、スプリング
21の付勢力で第1係止溝上を進行する際に、出力軸2
5を回転させるスプリング21の回転角度45°を含め
ることになるので、常に4WDH停止領域313c内で
納めることができ2輪高速駆動−4輪高速駆動−4輪低
速駆動への切替えを確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態によるシフト変速装置を示す概
略図である。
【図2】図1におけるシフト変速装置を示す側面図であ
る。
【図3】図1におけるアクチュエータ装置を示す断面図
である。
【図4】図3におけるIV−IV断面図である。
【図5】図1におけるドラムカムを示す斜視図である。
【図6】図5におけるカムの角度割り付けを示す展開図
である。
【図7】リングギアとクラッチギア38Bとの噛み合い
状態を示す作用図1である。
【図8】リングギアとクラッチギア38Bとの噛み合い
状態を示す作用図2である。
【図9】リングギアとクラッチギア38Bとの噛み合い
状態を示す作用図3である。
【図10】Hi−Lo切替えにおけるリングギアと駆動
ギアとの噛み合い状態を示す簡略図である。
【図11】従来のドラムカムのカムの割り付けを示す展
開図である。
【符号の説明】
1…シフト変速装置 10…アクチュエータ装置 11…モータ 21…スプリング 25…出力軸 30…トランスファ装置 31…ドラムカム 311…第1係止溝 312…第2係止溝 313b…2WDH−4WDH切替え領域 313c…4WDH停止領域 313d…4WDH−N切替え領域 313e…N停止領域 33、34…シフトフォーク 35、36…リングギア 37…シンクロナイザーリング 38A…クラッチハブ 38B…クラッチギア 39A…高速用ギア 39B…低速用ギア 2WDH…2輪高速駆動 4WDH…4輪高速駆動 Hi…高速駆動 Lo…低速駆動
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木越 薫 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 Fターム(参考) 3D043 AA05 AB17 EA17 EA32 EA40 EB02 EB03 EB07 EB12 3J067 AB23 AC05 BA17 BA56 DA33 DB32 FB71 GA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクロナイザーリングを介してリング
    ギアとクラッチギアを係合可能に可能に構成し、 2輪高速駆動と4輪高速駆動の切替え時に前記リングギ
    アと前記クラッチギアとの連結を促進するためのスプリ
    ングを介在させて出力軸にモータの回転駆動を伝達する
    アクチュエータ装置と、前記アクチュエータ装置の出力
    軸に連結されて前記リングギアを摺動可能に駆動するド
    ラムカムとを有し、 前記ドラムカムには、2輪駆動と4輪駆動との切替え用
    第1係止溝と、高速駆動と低速駆動との切替え用第2係
    止溝とが形成されているシフト変速装置であって、 前記第2係止溝における高速駆動の停止領域の終了位置
    が、前記第1係止溝における2輪駆動から4輪駆動との
    切替え領域の終了位置から、少なくとも前記スプリング
    の作動で前記出力軸を回転する最大回転角度以上となる
    ように形成されていることを特徴とするシフト変速装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2係止溝におけるニュートラル停
    止領域の終了位置が、前記第2係止溝における前記高速
    駆動とニュートラルとの切替え領域の終了位置から、少
    なくとも前記スプリングの作動で前記出力軸を回転する
    最大回転角度以上となるように形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のシフト変速装置。
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