JP2002295324A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

Info

Publication number
JP2002295324A
JP2002295324A JP2002015981A JP2002015981A JP2002295324A JP 2002295324 A JP2002295324 A JP 2002295324A JP 2002015981 A JP2002015981 A JP 2002015981A JP 2002015981 A JP2002015981 A JP 2002015981A JP 2002295324 A JP2002295324 A JP 2002295324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
jet pump
tank
sub
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002015981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3987728B2 (ja
Inventor
Takashi Iwamoto
岩本  隆
Toshihide Kimisawa
敏秀 君澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP2002015981A priority Critical patent/JP3987728B2/ja
Publication of JP2002295324A publication Critical patent/JP2002295324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3987728B2 publication Critical patent/JP3987728B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業を容易化することのできる燃料供給
装置を提供する。 【解決手段】 燃料を貯留するメインタンク30の内部
にサブタンク40を備えるとともに、サブタンク40に
ジェットポンプノズル50を備えて成り、エンジンに供
給すべくサブタンク40から吸引した燃料の一部をジェ
ットポンプノズル50の先端から噴射させ、この燃料噴
射によって生じる負圧を利用してメインタンク30の燃
料をサブタンク40の底部からサブタンク40の内部に
引き込むようにした燃料供給装置1において、サブタン
ク40とジェットポンプノズル50との間に、このジェ
ットポンプノズル50をサブタンク40の内部へ挿入操
作した際にこのジェットポンプノズル50をサブタンク
40に保持させる保持手段(53,55,56,57,
420,421,422)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メインタンクの内
部にサブタンクを備え、このサブタンクの燃料をエンジ
ンに供給するようにした燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両に適用される
燃料供給装置には、燃料を貯留するメインタンクの内部
にサブタンクを配設したものがある。サブタンクは、そ
の横断面がメインタンクよりも十分に小さい燃料貯留容
器であり、その内部に燃料供給ポンプを備えているとと
もに、その内部と外部とを連通する位置にジェットポン
プを備えている。燃料供給ポンプは、サブタンクに貯留
された燃料を吸引し、これをエンジンに供給するための
ものである。ジェットポンプは、エンジンに供給される
燃料の一部をジェットポンプノズルから噴射し、その際
に発生する負圧を利用してメインタンクに貯留された燃
料をサブタンクの内部に引き込むためのものである。
【0003】上記のような燃料供給装置によれば、燃料
供給ポンプを駆動すると、ジェットポンプの駆動によっ
てメインタンクの燃料がサブタンクに引き込まれ、当該
サブタンクに常に燃料が貯留されることになる。従っ
て、車両が傾斜したり、あるいは車両に作用する遠心力
によってメインタンクに貯留された燃料の液面が一時的
に低下した場合であっても、サブタンクに貯留した燃料
を確実にエンジンに供給することができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したジ
ェットポンプは、メインタンクの燃料が残り少なくなっ
た場合にも当該燃料を確実にサブタンクに引き込むよう
にするため、サブタンクの底部に構成してあるのが一般
的である。このため、燃料供給装置を組み立てる場合に
は、燃料供給ポンプをサブタンクの内部に支持させる以
前に、サブタンクの底部に設けたジェットポンプノズル
に対して、燃料供給ポンプから吐出される燃料の一部を
供給するための通路を接続しなければならない。この作
業は、サブタンクの内部奥方において行わなければなら
ないものであり、燃料供給装置の組立作業を著しく煩雑
化する要因となる。
【0005】また、ジェットポンプは、効率よく負圧を
発生させて安定した燃料移送ができるように、ジェット
ポンプノズルから噴射する燃料の流れを広げてリキッド
シールし易くするため、狭いジェットポンプノズル内に
旋回用ピースを取り付けなければならないので、旋回用
ピースの取付作業の作業性が悪く、効率よく製造するこ
とができなかった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みて、組立作業を
容易化することができ、または、旋回用ピースを必要せ
ず、効率よく製造することのできる燃料供給装置を提供
することを解決課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料を貯留す
るメインタンクの内部にサブタンクを備えるとともに、
該サブタンクにジェットポンプノズルを備えて成り、エ
ンジンに供給すべく前記サブタンクから吸引した燃料の
一部を前記ジェットポンプノズルの先端から噴射させ、
当該燃料噴射によって生じる負圧を利用して前記メイン
タンクの燃料を前記サブタンクの底部から該サブタンク
の内部に引き込むようにした燃料供給装置において、前
記サブタンクと前記ジェットポンプノズルとの間に、該
ジェットポンプノズルを前記サブタンクの内部へ挿入操
作した際に該ジェットポンプノズルを前記サブタンクに
保持させる保持手段を設けている。
【0008】保持手段は、前記サブタンクおよび前記ジ
ェットポンプノズルの少なくとも一方に設け、かつ他方
に対して弾性的に係合する弾性係合部を含むものである
ことが好ましく、また、前記サブタンクに対する前記ジ
ェットポンプノズルの位置を規制する位置規制部を含む
ものであることが好ましい。
【0009】ジェットポンプノズルの先端をサブタンク
の外部に露出させる場合には、該サブタンクの外表面に
凹所を形成し、かつ、該凹所に前記ジェットポンプノズ
ルの先端を位置させることが好ましい。また、ジェット
ポンプノズルには、その燃料供給通路との間をシールす
るシール部材を設けることが好ましい。
【0010】また、本発明は、燃料を貯留するメインタ
ンクの内部にサブタンクを備えるとともに、ジェットポ
ンプを備えて成り、エンジンに供給すべく前記サブタン
クから吸引した燃料の一部を前記ジェットポンプのジェ
ットポンプノズルの先端から噴射させ、当該燃料噴射に
よって生じる負圧を利用して前記メインタンクの燃料を
前記サブタンクの底部から該サブタンクの内部に引き込
むようにした燃料供給装置において、前記ジェットポン
プの上流に、前記エンジンに供給すべく前記サブタンク
から吸引した燃料の一部をジェットポンプノズルの先端
から噴射させ、当該燃料噴射によって生じる負圧を利用
して前記メインタンクの燃料を前記サブタンクの底部か
ら該サブタンクの内部に引き込むとともに、噴射した燃
料を前記ジェットポンプのジェットポンプノズルに供給
する別のジェットポンプを配置し、該別のジェットポン
プのジェットポンプノズルから、前記ジェットポンプの
ジェットポンプノズルの先端までの間に、燃料の流れを
略直角に曲げる壁部を設けている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づいて本発明を詳細に説明する。図2は、本発明に係る
燃料供給装置の一実施形態を示したものである。ここで
例示する燃料供給装置1は、図示せぬ自動車用エンジン
に燃料としてガソリンを供給するためのもので、燃料供
給モジュール10を備えている。
【0012】燃料供給モジュール10は、図3および図
4に示すように、燃料供給ポンプ110と、燃料フィル
タ120と、プレッシャレギュレータ130と、燃料導
出管140とを備えるもので、支持ブラケット20を介
して予めユニット化してある。燃料供給ポンプ110
は、下面の吸引口111から吸引した燃料を上面の吐出
口112から順次吐出するようにした電動ポンプであ
る。燃料フィルタ120は、燃料供給ポンプ110から
吐出された燃料を順次濾過するもので、燃料供給ポンプ
110に並設してある。この燃料フィルタ120には、
その上部から下方に向けて流通管121を設けてある。
流通管121は、図には明示していないが、その内部に
互いに独立した排出通路および導出通路121aを備え
るもので、燃料フィルタ120によって濾過した後の燃
料を排出通路から順次排出する。プレッシャレギュレー
タ130は、流通管121の下端部に接続してあり、該
流通管121の排出通路から排出された燃料を適宜リリ
ーフして一定の圧力に調整するものである。プレッシャ
レギュレータ130によって一体の圧力に調整された燃
料は、流通管121の導出通路121aを通じて再び上
方に案内される。一方、プレッシャレギュレータ130
によってリリーフされた燃料は、当該プレッシャレギュ
レータ130の下面から下方に排出されることになる。
燃料導出管140は、流通管121の導出通路121a
を通じて上方に案内された燃料を適宜の位置に導出する
ための管路であり、例えばポリアミド等のように弾性変
形可能な合成樹脂によって成形してある。
【0013】支持ブラケット20は、耐ガソリン性を有
した硬質の合成樹脂、例えばポリアセタールによって成
形したもので、図3、図4および図8(a)に示すよう
に、モジュール収容部210とジェットポンプ用供給通
路220とを備えている。
【0014】モジュール収容部210は、互いに並設し
た燃料供給ポンプ110と燃料フィルタ120との下部
に嵌合する部分である。モジュール収容部210におい
て燃料供給ポンプ110の吸引口111に対向する部分
には、吸入通路211が貫設してあり、支持ブラケット
20の下面からの燃料の吸引が可能となっている。な
お、図中の符号212は、吸入通路211を通じて吸入
される燃料から比較的大きなゴミを除去するために設け
た簡易フィルタである。また、符号213は、燃料供給
モジュール10に設けた係合爪11を係合するための切
欠である。
【0015】ジェットポンプ用供給通路220は、燃料
フィルタ120の流通管121に対応する部位に設けた
通路であり、上述したモジュール収容部210と一体に
成形してある。このジェットポンプ用供給通路220
は、鉛直方向に沿って延在するもので、通路本体部22
1の上端部にレギュレータ収容部222を有していると
ともに、通路本体部221の下端部にノズル挿入部22
3を有している。レギュレータ収容部222は、ガスケ
ット131を介して上述したプレッシャレギュレータ1
30を収容保持し、該プレッシャレギュレータ130の
下面からリリーフされた燃料を受止める部分である。ノ
ズル挿入部223は、通路本体部221を通過した燃料
をさらに下方に案内するための部分であり、通路本体部
221よりも細径に構成してある。図からも明らかなよ
うに、ジェットポンプ用供給通路220は、モジュール
収容部210よりも上方に設けてあり、ノズル挿入部2
23の下端部をモジュール収容部210の下面よりも上
方に位置させてある。
【0016】また、上記支持ブラケット20には、その
外周部に複数の突片挿入部230を設けてある。突片挿
入部230は、支持ブラケット20の外周面から外方に
向けて突出しており、個々の突出端部に位置決め挿入孔
231を有している。位置決め挿入孔231は、スリッ
ト状を成すもので、突片挿入部230を鉛直方向に沿っ
て貫設している。本実施形態の支持ブラケット20で
は、互いに相反する2カ所に突片挿入部230を設けて
ある。
【0017】また、上記燃料供給装置1は、燃料を貯留
するメインタンク30の内部にサブタンク40を備えて
いる。サブタンク40は、その横断面がメインタンク3
0よりも十分に小さく、かつ、上述した燃料供給モジュ
ール10よりもわずかに大きな有底の筒状体であり、支
持ブラケット20と同様、ポリアセタール等の耐ガソリ
ン性を有した硬質の合成樹脂によって成形してある。
【0018】このサブタンク40の内部には、図5およ
び図8(b)に示すように、3本のガイドリブ41と、
2つの位置決め突片42とを設けてある。
【0019】ガイドリブ41は、サブタンク40の内周
面から内方に向けて突出し、かつ、それぞれが鉛直方向
に沿って延在する線状の突出部であり、個々の上端面が
互いに同一の高さとなるように、サブタンク40の下半
部分に設けてある。本実施形態のサブタンク40では、
ほぼ等間隔となる位置にこれら3本のガイドリブ41を
設けてある。
【0020】位置決め突片42は、上述した支持ブラケ
ット20の位置決め挿入孔231に挿入する部分であ
り、上方に向けて漸次幅および板厚が小さくなるように
形成してある。各位置決め突片42は、サブタンク40
の内底面に設けた台状部43の上面から鉛直上方に向け
て突設してある。台状部43は、互いに同一の高さとな
るように、サブタンク40の内底面と内周面との会合部
に設けてある。これら台状部43の高さは、それぞれの
上面に支持ブラケット20の下面を当接させた際に簡易
フィルタ212の下面がサブタンク40の内底面に当接
するように形成してある。
【0021】また、上記サブタンク40には、その外表
面に凹所410を構成してある。凹所410は、図5お
よび図8に示すように、支持ブラケット20の位置決め
挿入孔231にそれぞれ位置決め突片42を挿入させた
場合に、上述したジェットポンプ用供給通路220に対
応する部位に設けたもので、サブタンク40の底部にお
いてその側方および下方に開口するように形成してあ
る。この凹所410には、ノズル支持用筒体(保持手
段)420および燃料引込通路(燃料流路)430がそ
れぞれ開口している。
【0022】ノズル支持用筒体420は、上述した凹所
410の天面から鉛直上方に向けて延在した円筒状部分
であり、その上端部がサブタンク40の内部に開口して
いる。ノズル支持用筒体420は、下半部分の内径が上
半部分の内径よりもわずかに小さくなるように形成して
あり、互いの会合部に段部(保持手段)421を構成し
ている。ノズル支持用筒体420の上半部分は、その内
径が支持ブラケット20に設けたジェットポンプ用供給
通路220の通路本体部221を挿入できる大きさに形
成してある。ノズル支持用筒体420の下半部分には、
鉛直方向に沿って一条の方向規定溝(保持手段)422
を設けてある。方向規定溝422は、図からも明らかな
ように、上方に向けて漸次幅が広くなるように形成して
ある。このノズル支持用筒体420の高さは、支持ブラ
ケット20の下面を台状部43の上面に当接させた場合
に、該ノズル支持用筒体420の上端が、ジェットポン
プ用供給通路220のレギュレータ収容部222と通路
本体部221との境界線に合致するように形成してあ
る。
【0023】燃料引込通路430は、凹所410の側面
から側方に向けて水平に延在した後に鉛直上方に屈曲
し、その上端部がサブタンク40の内部に開口してい
る。この燃料引込通路430は、水平方向に延在する水
平延在部分431の横断面が円形状を成し、かつ、凹所
410への開口端部が外方に向けて漸次内径が拡大する
漏斗状を成している。これに対して燃料引込通路430
の鉛直方向に延在し、燃料の流れを略直角に曲げる鉛直
延在部分(壁部)432は、ほぼ角筒状を成し、その内
径が水平延在部分431よりも十分に太径である。燃料
引込通路430の鉛直方向に延在する部分の開口端部
は、サブタンク40の略円形の底面中央寄りに位置する
とともに、サブタンク40内に位置する簡易フィルタ2
12の長手方向略中央に近接した位置に設定しているた
め、サブタンク40内の簡易フィルタ212からの燃料
吸入効率が非常によい。
【0024】なお、図中の符号440は、メインタンク
30のゲージアッセンブリを保持するための保持部であ
り、符号450は、オーバーフロー用の開口である。
【0025】さらに、上記燃料供給装置1は、ジェット
ポンプノズル50を備えている。ジェットポンプノズル
50は、図1、図6および図7に示すように、円筒状を
成し、先端部分が略直角に曲がり、燃料の流れを略直角
に曲げる壁部51を有するノズル本体51の先端面に唯
一の噴射口52を開口させたもので、上述したサブタン
ク40と同様、ポリアセタール等の耐ガソリン性を有し
た硬質の合成樹脂によって成形してある。ノズル本体5
1の内径は、支持ブラケット20に設けたジェットポン
プ用供給通路220のノズル挿入部223を嵌合できる
大きさに形成してある。ノズル本体51の噴射口52を
構成する部分は、その外径が上述した燃料引込通路43
0の水平延在部分431の内径よりもわずかに小さく、
さらに先端に向けて漸次外径が小さくなるように形成し
てある。
【0026】このジェットポンプノズル50には、位置
決め大フランジ(保持手段)53、シール保持部54、
位置決め小フランジ(保持手段)55、弾性係合片(保
持手段)56および方向規定リブ(保持手段)57を設
けてある。
【0027】位置決め大フランジ53は、上述したサブ
タンク40のノズル支持用筒体420においてその上半
部分の内部に嵌合する外径を有した部分であり、ノズル
本体51の基端部に設けてある。
【0028】シール保持部54は、位置決め大フランジ
53の内周を太径に形成することによって構成したもの
で、その内部に環状のシール部材60を保持している。
シール部材60は、その外径がシール保持部54の内径
よりもわずかに大きく構成してあり、わずかに撓めた状
態で当該シール保持部54に保持させてある。またシー
ル部材60の内径は、上述したジェットポンプ用供給通
路220のノズル挿入部223の外径よりもわずかに小
さく構成してある。
【0029】位置決め小フランジ55は、ノズル支持用
筒体420においてその下半部分の内部に嵌合する外径
を有した部分であり、ノズル本体51のほぼ中間部に設
けてある。
【0030】弾性係合片56は、噴射口52に対して1
80°ずれた位置の先端から基端側に向けて漸次外方に
延在した部分である。この弾性係合片56は、ノズル本
体51の径方向に沿って弾性的に変形可能であり、自由
状態においてはその延在端部が位置決め大フランジ53
の外周面よりも外方に位置している。
【0031】方向規定リブ57は、ノズル本体51の中
間部において当該ノズル本体51の軸心方向に沿って延
設した線状の突出部である。方向規定リブ57の突出高
さは、位置決め小フランジ55よりも大きく、位置決め
大フランジ53とほぼ同一である。この方向規定リブ5
7は、ノズル支持用筒体420の軸心に対してノズル本
体51の軸心を合致させ、かつ燃料引込通路430の軸
心を含む鉛直面に対して噴射口52の中心軸を合致させ
た場合にノズル支持用筒体420の方向規定溝422に
合致する位置に設けてある。
【0032】上記のように構成した燃料供給装置1を組
み立てる場合には、支持ブラケット20を介して燃料供
給モジュール10を予めユニット化させるとともに、支
持ブラケット20に設けたジェットポンプ用供給通路2
20のノズル挿入部223にジェットポンプノズル50
を装着する。この場合、燃料供給モジュール10を構成
する燃料供給ポンプ110、燃料フィルタ120、プレ
ッシャレギュレータ130および燃料導出管140を相
互に接続し、さらに、これらを支持ブラケット20に取
り付ける作業、並びに、ジェットポンプ用供給通路22
0のノズル挿入部223にジェットポンプノズル50を
装着する作業は、いずれもサブタンク40の外部で行え
ばよいため、きわめて容易に実施可能である。なお、支
持ブラケット20のノズル挿入部223に対してジェッ
トポンプノズル50を装着する場合には、サブタンク4
0と支持ブラケット20との関係から、噴射口52がサ
ブタンク40の燃料引込通路430の開口に対向するよ
うに、その向きを概ね設定しておくことが好ましい。
【0033】次いで、図1に示すように、支持ブラケッ
ト20のジェットポンプ用供給通路220をノズル支持
用筒体420に合致させた状態でユニット化した燃料供
給モジュール10をサブタンク40の内部に順次挿入す
る。
【0034】その際、まず、支持ブラケット20のノズ
ル挿入部223に装着したジェットポンプノズル50の
先端部がノズル支持用筒体420の内部に挿入され、次
いでジェットポンプノズル50の位置決め小フランジ5
5および位置決め大フランジ53が当該ノズル支持用筒
体420の内部に順次挿入されることになるため、これ
らの協働によって支持ブラケット20がサブタンク40
の内部に案内されるようになり、支持ブラケット20の
位置決め挿入孔231にそれぞれ位置決め突片42を容
易に挿入することができるようになる。
【0035】この間、図6(a)乃至図6(c)に示す
ように、ジェットポンプノズル50に設けた方向規定リ
ブ57が、ノズル支持用筒体420に設けた方向規定溝
422に順次挿入されることになり、これら方向規定リ
ブ57および方向規定溝422の協働により位置決め大
フランジ53が段部421に当接した時点でサブタンク
40に対するジェットポンプノズル50の方向が正確に
規定されるようになる。その際、方向規定溝422は、
上方に向けて漸次幅が広くなるように形成してあるた
め、ジェットポンプノズル50の向きが多少ずれている
場合にも方向規定リブ57を受入れることが可能であ
り、その後、方向規定リブ57の進行に伴ってジェット
ポンプノズル50の向きが修正されるようになる。
【0036】一方、ジェットポンプノズル50の弾性係
合片56は、図7(a)に示す状態から図7(b)に示
すように、ノズル支持用筒体420への挿入途中におい
て適宜内方に弾性変形し、ジェットポンプノズル50の
ノズル支持用筒体420への挿入を許容する。その後、
図7(c)に示すように、位置決め大フランジ53が段
部421に当接した場合には、弾性復元力によって径外
方向に張り出し、その延在端部がノズル支持用筒体42
0の開口部に係合されることになるため、ノズル支持用
筒体420からのジェットポンプノズル50の不用意な
脱落が阻止される。
【0037】図6(c)および図7(c)に示す状態に
おいては、ノズル本体51の噴射口52がサブタンク4
0の外部において燃料引込通路430の開口に近接した
状態で対向し、かつ、それぞれの軸心が相互に合致する
ことになり、当該燃料引込通路430との間にジェット
ポンプ500が構成されることになる。このジェットポ
ンプ500においてサブタンク40の外部に露出するジ
ェットポンプノズル50の先端部は、当該サブタンク4
0に設けた凹所410の内部に位置することになる。従
って、ジェットポンプ500を構成した後のサブタンク
40を取り扱う場合に、ジェットポンプノズル50が他
のものと接触する事態が防止され、当該ジェットポンプ
ノズル50に衝撃が加わったり、損傷を来す虞れがな
い。
【0038】なお、図6(c)および図7(c)に示す
状態においても、弾性係合片56を内方に撓めながらジ
ェットポンプノズル50をサブタンク40の内方へ向け
て押圧すれば、当該ジェットポンプノズル50をノズル
支持用筒体420から取り外すことが可能である。
【0039】支持ブラケット20の下面が台状部43の
上面に当接したら、その後、燃料導出管140をフラン
ジ体70の供給部71に接続するとともに、図示せぬ燃
料供給ポンプ110のリード線をフランジ体70のコネ
クタ72に接続する。さらに燃料供給モジュール10と
フランジ体70との間にコイルバネ73を介在させた状
態で当該フランジ体70によってサブタンク40の上端
開口を閉塞する。
【0040】最後に、フランジ体70によって閉塞した
サブタンク40を、その底面がメインタンク30の内底
面に当接する状態で当該メインタンク30の内部に設置
すればよい。この状態からフランジ体70のコネクタ7
2を通じて燃料供給ポンプ110に駆動信号を与える
と、当該燃料供給ポンプ110の駆動によってサブタン
ク40内の燃料が燃料フィルタ120、プレッシャレギ
ュレータ130、燃料導出管140およびフランジ体7
0の供給部71を通じてエンジンに供給されるようにな
る。この場合、エンジンに供給される燃料は、プレッシ
ャレギュレータ130によって一定の圧力に調整された
後のものとなる。
【0041】一方、プレッシャレギュレータ130によ
ってリリーフされた燃料は、支持ブラケット20に設け
たジェットポンプ用供給通路220を通じてジェットポ
ンプノズル50に供給され、その噴射口52から噴射さ
れるようになる。このようにジェットポンプノズル50
から噴射される燃料は鉛直延在壁部分432で跳ね返さ
れて乱流化され、ジェットポンプノズル50の下流をリ
キッドシールすることにより、ジェットポンプノズル5
0の周囲に負圧が発生する。従って、ジェットポンプノ
ズル50から噴射された燃料が燃料引込通路430を通
過する際、ジェットポンプノズル50から噴射された燃
料とともにメインタンク30に貯留された燃料がジェッ
トポンプノズル50の周囲からサブタンク40の内部に
引き込まれるようになる。
【0042】さらに、燃料引込通路430は、サブタン
ク40の内部において鉛直上方に延在したものであるた
め、ジェットポンプノズル50から燃料が噴射されてい
ない状態においても、サブタンク40に貯留した燃料が
燃料引込通路430を通じてメインタンク30に逆流す
る虞れもない。これらの結果、当該サブタンク40に常
に燃料が貯留されることになり、自動車の車体が傾斜し
たり、あるいは車体に作用する遠心力によってメインタ
ンク30に貯留された燃料の液面が一時的に低下した場
合であっても、エンジンに対して燃料を確実に供給する
ことができるようになる。
【0043】以上説明したように、上記燃料供給装置1
によれば、ジェットポンプノズル50をサブタンク40
の内部からノズル支持用筒体420に挿入操作すること
により、該ジェットポンプノズル50をそのまま保持さ
せるように構成してあるため、燃料供給ポンプ110か
らこのジェットポンプノズル50までの燃料供給系をサ
ブタンク40の外部において予め組み上げた状態で当該
ジェットポンプノズル50をサブタンク40に取り付け
ることができるようになる。従って、サブタンク40の
内部奥方において燃料供給系を接続するための作業が不
要となり、燃料供給装置1の組立作業をきわめて容易化
することが可能となる。
【0044】また、ジェットポンプノズル50の下流の
燃料流路である燃料引込通路430に鉛直延在部分43
2を設けたため、ジェットポンプノズル50から噴射さ
れる燃料は低流量域から乱流を発生させ易く、また、広
がり易くなるので、リキッドシールし易く、回りの空気
を巻き込んでジェットポンプノズル50の回りに効率よ
く負圧を発生させ、燃料の移送を効率よく行わせること
ができるようになる。従って、従来のように旋回用ピー
スを必要せず、すなわち、部品点数が少なくなり、ジェ
ットポンプ500を効率よく製造することができるとと
もに、効率よく負圧を発生させて燃料の低流量域でも安
定した燃料の移送が可能になり、燃料の移送開始を早い
時点で開始できる。
【0045】図9は、本発明に係る燃料供給装置の他の
実施形態を示したものである。ここで例示する燃料供給
装置1′は、先に示した燃料供給装置1と同様、自動車
用エンジンに燃料を供給するためのもので、支持ブラケ
ット20のジェットポンプ用供給通路220′に第2の
ジェットポンプ510を配置した点で先の実施形態と異
なっている。
【0046】すなわち、この実施形態の燃料供給装置
1′では、鉛直方向に沿って延在する通路本体部22
1′の上端部に第2のジェットポンプ510を設け、さ
らに、この第2のジェットポンプ510の上端部にレギ
ュレータ収容部222′を設けるようにしてある。
【0047】第2のジェットポンプ510は、負圧室5
11と、第2の燃料引込通路512と、ジェットポンプ
ノズル513とを備えている。負圧室511は、通路本
体部(燃料流路)221′の中心孔221a′よりも十
分に太径の円柱状を成すもので、該通路本体部221′
の中心孔221a′に連通している。この負圧室511
に連通する通路本体部221′の中心孔221a′は、
その上端部が、上方に向けて漸次内径が拡大する漏斗状
を成している。第2の燃料引込通路512は、負圧室5
11から径外方向に向けて延在し、該負圧室511の内
部と外部とを相互に連通している。ジェットポンプノズ
ル513は、プレッシャレギュレータ130の下面から
リリーフされた燃料を通路本体部221′の中心孔22
1a′に噴射するためのものである。このジェットポン
プノズル513は、レギュレータ収容部222′の中心
部から下方に向けて突出し、負圧室511の中心部を通
過した後、その先端部が通路本体部221′の中心孔2
21a′において漏斗状に形成した部分に達している。
ジェットポンプノズル513の突出端部は、下方に向け
て漸次外径が小さくなるように形成してある。
【0048】なお、この実施形態の燃料供給装置1′に
おいて、先に示した実施形態の燃料供給装置1と同様の
構成に関しては、同一の符号を付して個々の詳細説明を
省略する。
【0049】上記のように構成したこの実施形態の燃料
供給装置1′では、フランジ体70のコネクタ72を通
じて燃料供給ポンプ110に駆動信号を与えると、当該
燃料供給ポンプ110の駆動によってサブタンク40内
の燃料が燃料フィルタ120、プレッシャレギュレータ
130、燃料導出管140およびフランジ体70の供給
部71を通じてエンジンに供給されるようになる。この
場合、エンジンに供給される燃料は、プレッシャレギュ
レータ130によって一定の圧力に調整された後のもの
となる。
【0050】一方、プレッシャレギュレータ130によ
ってリリーフされた燃料は、支持ブラケット20に設け
たジェットポンプ用供給通路220′を通じてジェット
ポンプノズル50の噴射口52から噴射され、前述した
ように、当該噴射燃料が燃料引込通路430を通過する
際に発生する負圧により、ジェットポンプノズル50か
ら噴射された燃料とともにメインタンク30に貯留され
た燃料がジェットポンプノズル50の周囲からサブタン
ク40の内部に引き込まれるようになる。この間、第2
のジェットポンプ510では、プレッシャレギュレータ
130の下面からリリーフされた燃料がジェットポンプ
ノズル513から噴射され、通路本体部221′の中心
孔221a′を通過する際に負圧室511に負圧が発生
するようになる。従って、例えばメインタンク30とし
て、鞍型のように底が分割されたものを適用した場合で
あっても、その分割された部分に対して第2の燃料引込
通路512に連通する管路514を敷設しておけば、そ
こに貯留された燃料をも第2の燃料引込通路512を通
じてサブタンク40に移送することができるようにな
る。
【0051】しかも、この実施形態の燃料供給装置1′
にあっても、先の実施形態と同様、その組み立てに関し
ては、燃料供給ポンプ110からジェットポンプノズル
50までの燃料供給系、並びに第2のジェットポンプ5
10への燃料供給系をそれぞれサブタンク40の外部に
おいて予め組み上げた状態で当該ジェットポンプノズル
50をサブタンク40に取り付けることができるため、
サブタンク40の内部奥方において燃料供給系を接続す
るための作業が不要となり、燃料供給装置1′の組立作
業が煩雑になる虞れがない。
【0052】また、ジェットポンプノズル50に壁部5
1aを設け、さらに、ジェットポンプノズル50の下流
の燃料引込通路430に鉛直延在部分432を設けたた
め、リキッドシールし易く、回りの空気を巻き込んでジ
ェットポンプノズル50,513の回りに効率よく負圧
を発生させ、燃料の移送を効率よく行わせることができ
るようになるので、従来のように旋回用ピースを必要せ
ず、2つのジェットポンプ500,510を効率よく製
造することができるとともに、効率よく負圧を発生させ
て燃料の低流量域でも安定した燃料の移送が可能にな
り、燃料の移送開始を早い時点で開始できる。
【0053】さらに、この実施形態の燃料供給装置1′
によれば、移送用の第2のジェットポンプ510を、サ
ブタンク40においてノズル支持用筒体420の上方域
に構成するようにし、圧送用のジェットポンプ500と
直列にしているため、当該サブタンク40に第2のジェ
ットポンプ510専用の空間を設ける必要が無く、スペ
ース効率の点で有利となる。
【0054】なお、上述した実施形態では、いずれもプ
レッシャレギュレータによってリリーフされた燃料をジ
ェットポンプノズルから噴射するようにした燃料供給装
置を例示しているが、例えば、エンジンに供給した後に
余剰燃料として返送される燃料をジェットポンプノズル
から噴射するようにした燃料供給装置にも適用すること
が可能である。
【0055】また、上述した実施形態では、いずれもサ
ブタンクに燃料供給ポンプを収容保持させるための支持
ブラケットを具備し、かつ、ジェットポンプノズルへ燃
料を供給するためのジェットポンプ用供給通路をこの支
持ブラケットに設けるようにしているが、支持ブラケッ
トは必ずしも必要ではない。この場合、ジェットポンプ
ノズルに燃料を供給するための手段としては、必ずしも
硬質である必要はなく、例えば上述した燃料導出管のよ
うに、弾性変形可能なジェットポンプ用供給通路を適用
することも可能である。なお、支持ブラケットにジェッ
トポンプ用供給通路を設けるようにした実施形態の燃料
供給装置によれば、当該ジェットポンプ用供給通路が硬
質となり、サブタンクに対して支持ブラケットを位置決
めすれば、ノズル支持用筒体に対してジェットポンプ用
供給通路を位置決めすることが可能になる。従って、予
めサブタンクのノズル支持用筒体にジェットポンプノズ
ルのみを装着しておき、その後、予めユニット化した燃
料供給モジュールを支持ブラケットとともにサブタンク
の内部に収容保持させても、ジェットポンプ用供給通路
とジェットポンプノズルとをそのまま接続させることが
できるようになる。
【0056】さらに、上述した実施形態では、燃料の流
れを略直角に曲げる壁部を下流のジェットポンプのジェ
ットポンプノズル、および、該ジェットポンプの下流の
燃料流路に設けているが、上流のジェットポンプのジェ
ットポンプノズルから、下流のジェットポンプまでの間
に、同様な壁部を設けても、同様な効果を得ることがで
きる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
燃料を貯留するメインタンクの内部にサブタンクを備え
るとともに、このサブタンクにジェットポンプノズルを
備えて成り、エンジンに供給すべくサブタンクから吸引
した燃料の一部をジェットポンプノズルの先端から噴射
させ、この燃料噴射によって生じる負圧を利用してメイ
ンタンクの燃料をサブタンクの底部からこのサブタンク
の内部に引き込むようにした燃料供給装置において、サ
ブタンクとジェットポンプノズルとの間に、このジェッ
トポンプノズルをサブタンクの内部へ挿入操作した際に
このジェットポンプノズルをサブタンクに保持させる保
持手段を設けているため、ジェットポンプノズルとこれ
に燃料を供給するための燃料供給系とをサブタンクの外
部において予め組み上げ、その後、ジェットポンプノズ
ルをサブタンクに取り付けることができるようになる。
従って、サブタンクの内部奥方においてジェットポンプ
ノズルと燃料供給系とを接続するための作業が不要とな
り、燃料供給装置の組立作業をきわめて容易化すること
が可能となる。
【0058】また、2つのジェットポンプを直列に接続
し、上流のジェットポンプのジェットポンプノズルか
ら、下流のジェットポンプのジェットポンプノズルの先
端までの間に、燃料の流れを略直角に曲げる壁部を設け
ているため、スペース効率の点で有利となり、また、リ
キッドシールし易く、回りの空気を巻き込んでジェット
ポンプノズルの回りに効率よく負圧を発生させ、燃料の
移送を効率よく行わせることができるようになるので、
従来のように旋回用ピースを必要せず、ジェットポンプ
を効率よく製造することができるとともに、効率よく負
圧を発生させて燃料の低流量域でも安定した燃料の移送
が可能になり、燃料の移送開始を早い時点で開始でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料供給装置の一実施形態を示し
たもので、組立状態の一例を示す断面側面図である。
【図2】サブタンクをメインタンクに取り付けた状態を
示す要部断面側面図である。
【図3】サブタンクに収容させる燃料供給モジュールお
よびジェットポンプノズルを示した分解側面図である。
【図4】図3における矢視4A図である。
【図5】(a)はサブタンクの側面一部破断図、(b)
は(a)における5A−5A線断面図である。
【図6】ジェットポンプノズルの取付態様を順に示した
要部側面図である。
【図7】(a)は図6(a)における7A−7A線断面
図、(b)は図6(b)における7B−7B線断面図、
(c)は図6(c)における7C−7C線断面図であ
る。
【図8】(a)は支持ブラケットの平面図、(b)はサ
ブタンクの平面図、(c)はサブタンクに支持ブラケッ
トを取り付けた状態を示す平面図である。
【図9】本発明に係る燃料供給装置の他の実施形態を示
した断面側面図である。
【符号の説明】
1,1′ 燃料供給装置 10 燃料供給モジュール 11 係合爪 20 支持ブラケット 30 メインタンク 40 サブタンク 41 ガイドリブ 42 位置決め突片 43 台状部 50 ジェットポンプノズル 51 ノズル本体 51a 壁部 52 噴射口 53 位置決め大フランジ(保持手段) 54 シール保持部 55 位置決め小フランジ(保持手段) 56 弾性係合片(保持手段) 57 方向規定リブ(保持手段) 60 シール部材 70 フランジ体 71 供給部 72 コネクタ 73 コイルバネ 110 燃料供給ポンプ 111 吸引口 112 吐出口 120 燃料フィルタ 121 流通管 121a 導出通路 130 プレッシャレギュレータ 131 ガスケット 140 燃料導出管 210 モジュール収容部 211 吸入通路 212 簡易フィルタ 213 切欠 220,220′ ジェットポンプ用供給通路 221,211′ 通路本体部(燃料流路) 221a′ 中心孔 222,222′ レギュレータ収容部 223 ノズル挿入部 230 突片挿入部 231 位置決め挿入孔 410 凹所 420 ノズル支持用筒体(保持手段) 421 段部(保持手段) 422 方向規定溝(保持手段) 430 燃料引込通路(燃料流路) 431 水平延在部分 432 鉛直延在部分(壁部) 440 保持部 450 開口 500 ジェットポンプ 510 第2のジェットポンプ 511 負圧室 512 第2の燃料引込通路 513 ジェットポンプノズル 514 管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H079 AA15 AA23 BB05 CC03 CC20 DD03 DD46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を貯留するメインタンクの内部にサ
    ブタンクを備えるとともに、該サブタンクにジェットポ
    ンプノズルを備えて成り、エンジンに供給すべく前記サ
    ブタンクから吸引した燃料の一部を前記ジェットポンプ
    ノズルの先端から噴射させ、当該燃料噴射によって生じ
    る負圧を利用して前記メインタンクの燃料を前記サブタ
    ンクの底部から該サブタンクの内部に引き込むようにし
    た燃料供給装置において、 前記サブタンクと前記ジェットポンプノズルとの間に、
    該ジェットポンプノズルを前記サブタンクの内部へ挿入
    操作した際に該ジェットポンプノズルを前記サブタンク
    に保持させる保持手段を設けたことを特徴とする燃料供
    給装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、前記サブタンクおよび
    前記ジェットポンプノズルの少なくとも一方に設け、か
    つ他方に対して弾性的に係合する弾性係合部を含むもの
    である請求項1記載の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、前記サブタンクに対す
    る前記ジェットポンプノズルの位置を規制する位置規制
    部を含むものである請求項1または請求項2記載の燃料
    供給装置。
  4. 【請求項4】 前記サブタンクの外表面に凹所を形成
    し、かつ、該凹所に前記ジェットポンプノズルの先端を
    位置させた請求項1から請求項3のいずれか1項記載の
    燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記ジェットポンプノズルには、その燃
    料供給通路との間をシールするシール部材を設けた請求
    項1から請求項4のいずれか1項記載の燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 燃料を貯留するメインタンクの内部にサ
    ブタンクを備えるとともに、ジェットポンプを備えて成
    り、エンジンに供給すべく前記サブタンクから吸引した
    燃料の一部を前記ジェットポンプのジェットポンプノズ
    ルの先端から噴射させ、当該燃料噴射によって生じる負
    圧を利用して前記メインタンクの燃料を前記サブタンク
    の底部から該サブタンクの内部に引き込むようにした燃
    料供給装置において、 前記ジェットポンプの上流に、前記エンジンに供給すべ
    く前記サブタンクから吸引した燃料の一部をジェットポ
    ンプノズルの先端から噴射させ、当該燃料噴射によって
    生じる負圧を利用して前記メインタンクの燃料を前記サ
    ブタンクの底部から該サブタンクの内部に引き込むとと
    もに、噴射した燃料を前記ジェットポンプのジェットポ
    ンプノズルに供給する別のジェットポンプを配置し、該
    別のジェットポンプのジェットポンプノズルから、前記
    ジェットポンプのジェットポンプノズルの先端までの間
    に、燃料の流れを略直角に曲げる壁部を設けたことを特
    徴とする燃料供給装置。
JP2002015981A 2001-01-24 2002-01-24 燃料供給装置 Expired - Fee Related JP3987728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002015981A JP3987728B2 (ja) 2001-01-24 2002-01-24 燃料供給装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001016170 2001-01-24
JP2001-16170 2001-01-24
JP2002015981A JP3987728B2 (ja) 2001-01-24 2002-01-24 燃料供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002295324A true JP2002295324A (ja) 2002-10-09
JP3987728B2 JP3987728B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=26608237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002015981A Expired - Fee Related JP3987728B2 (ja) 2001-01-24 2002-01-24 燃料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3987728B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016059769A1 (ja) * 2014-10-13 2016-04-21 株式会社デンソー 燃料供給装置
WO2016072086A1 (ja) * 2014-11-06 2016-05-12 株式会社デンソー 燃料供給装置
JP2016079830A (ja) * 2014-10-13 2016-05-16 株式会社デンソー ジェットポンプ及びその製造方法、並びに燃料供給装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016059769A1 (ja) * 2014-10-13 2016-04-21 株式会社デンソー 燃料供給装置
JP2016079830A (ja) * 2014-10-13 2016-05-16 株式会社デンソー ジェットポンプ及びその製造方法、並びに燃料供給装置
WO2016072086A1 (ja) * 2014-11-06 2016-05-12 株式会社デンソー 燃料供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3987728B2 (ja) 2007-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002221111A (ja) 燃料供給装置
US6923208B2 (en) Fluid supply device
JP3846604B2 (ja) 燃料供給装置
US7472693B2 (en) Fuel feed apparatus having fuel pump and filter
JP4179179B2 (ja) 燃料供給装置
JP4319916B2 (ja) 燃料供給装置
US6719539B1 (en) Fuel feeder
JP2002039030A (ja) 燃料供給装置
US20210025360A1 (en) Cover for Fuel Tank
KR20070033919A (ko) 연료 공급 모듈
US7387111B2 (en) In-tank fuel supply unit with attachable jet pump assembly and filter
JP2004028050A (ja) 燃料供給装置
US9435304B2 (en) Diesel fuel pump module
JP2002295324A (ja) 燃料供給装置
US20120063938A1 (en) Fuel feed apparatus
JP2003139007A (ja) 燃料供給装置
JP2789707B2 (ja) 車両用燃料供給装置
JP2019015272A (ja) 燃料フィルタ及び燃料ポンプモジュール
US7007678B2 (en) In-tank fuel filter
US8387658B2 (en) Delivery unit and jet suction pump
WO2019188032A1 (ja) 燃料供給装置
JP2643461B2 (ja) 車両用燃料供給装置
JPH11148432A (ja) 燃料供給装置
JP2010084540A (ja) 燃料供給装置
JP2645957B2 (ja) 自動車用燃料タンク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3987728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees