JP2643461B2 - 車両用燃料供給装置 - Google Patents

車両用燃料供給装置

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、燃料ポンプを燃料タンク内に搭載した車両
用燃料供給装置に関する。
[従来の技術] このような、従来のインタンク式燃料供給装置(特公
昭62−29635号公報参照)は、例えば、第2図に示すよ
うに、燃料タンク100の上壁面に燃料ポンプ101を収容す
るための開口部100aが形成され、その開口部100aを塞ぐ
タンクカバー102に、燃料ポンプ101の吐出口(図示しな
い)と連絡された吐出パイプ103が支持されている。
燃料ポンプ101の吐出口と吐出パイプ103とは、カップ
リング(図示しない)を介して燃料ポンプ101の吐出口
および吐出パイプ103を摺動自在に支持する案内スリー
ブ104によって連絡されている。
燃料ポンプ101は、案内スリーブ104と一体に形成され
た支持レッグ105により、燃料タンク100の底面から若干
の間隙を有して保持されるとともに、吐出パイプ103の
回りに配設したスプリング106によって燃料タンク100の
底部側へ付勢されている。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上述のような燃料供給装置では、燃料ポン
プ101に生じる振動が、案内スリーブ104を介して吐出パ
イプ103からタンクカバー102へ、そして燃料タンク100
へと伝わる。従って、振動経路となる吐出パイプ103の
回りに配設したスプリング106が共振した場合には、燃
料ポンプ101の振動が騒音として著しく車室内に聞こえ
るという課題を有していた。
本発明は上記事情に基づいてなされたもので、その目
的は、燃料ポンプの振動により生じる騒音を低減させた
車両用燃料供給装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、燃料タンクと、
前記燃料タンク内に配設されて、燃料を燃料タンクの外
部へ圧送する燃料ポンプと、前記燃料タンク内で前記燃
料ポンプを収容するサブタンクと、前記燃料タンクの外
部より、余剰燃料を前記サブタンク内に導くリターンパ
イプと、前記燃料タンクと前記サブタンクとの間で前記
リターンパイプの外周に配設され、前記サブタンクを前
記燃料タンクの底部側へ付勢する付勢手段とを備えたこ
とを技術的手段とする。
[作用および発明の効果] 上記構成を有する本発明の車両用燃料供給装置は、サ
ブタンク内に燃料ポンプを収容し、そのサブタンク内に
余剰燃料を導くリターンパイプの外周に付勢手段を配設
した。
従って、従来のように、燃料ポンプの振動経路となる
吐出パイプのまわりに、共振しやすい付勢手段が存在し
ないため、燃料ポンプの振動が騒音として車室内に伝わ
るのを防止することができる。
[実施例] 次に、本発明の車両用燃料供給装置を図面に示す一実
施例に基づき説明する。
第1図は燃料供給装置の断面図である。
本実施例の車両用燃料供給装置1は、サブタンク2に
収容された燃料ポンプ3を、燃料タンク4内に搭載する
ものである。
燃料タンク4は、上壁面(第1図上壁面)に、サブタ
ンク2および燃料ポンプ3を挿入するための開口部4aが
設けられている。この開口部4aは、パッキン5を介し
て、樹脂製(材質ポリアセタール)のカバー6によって
気密に塞がれている。
燃料ポンプ3は、通電を受けると、燃料ポンプ3の底
部に配設されたフィルタ7を介してサブタンク2内底部
の燃料を吸引し、吐出口3aと連絡された吐出パイプ8を
介して、吸引した燃料を燃料タンク4の外部へ圧送す
る。圧送された燃料は、図示しない燃料噴射弁を介して
エンジンの燃焼室に供給され、余剰燃料がリターンパイ
プ9を通って再びサブタンク2内に導かれる。
吐出パイプ8およびリターンパイプ9は、それぞれ金
属製(材質SPCC)で、カバー6にインサート成形されて
いる。
サブタンク2は、燃料ポンプ3を収容するために、上
端が開口された樹脂製のサブタンク本体(材質ポリアセ
タール)10と、そのサブタンク本体10の開口部を塞ぐサ
ブタンクカバー(材質ポリアセタール)11とからなり、
カバー6と一体に形成されたブラケット(後述する)12
によって支持される。
サブタンク本体10は、上端開口部が略楕円形を呈し、
燃料ポンプ3を収容した状態で、内部に約700ccの燃料
を蓄えることができる。
サブタンク本体10の底面には、サブタンク2内に燃料
を流入させる逆止弁(図示しない)が設けられている。
この逆止弁は、サブタンク2内と燃料タンク4内との
圧力差によって開閉するもので、例えば、サブタンク2
内の燃料液面が燃料タンク4内の燃料液面より高い場合
には閉じ、燃料タンク4内の燃料液面がサブタンク2内
の燃料液面より約5mm以上高い場合には開く。
また、サブタンク本体10の底面中央寄りには、サブタ
ンク2がブラケット12に支持されて燃料タンク4内に搭
載された際に、燃料タンク4の底面に当接するゴム製の
クッション13が組み付けられている。
サブタンク本体10には、燃料タンク4の外部からリタ
ーンパイプ9を介して戻された燃料を、サブタンク本体
10の底部に構成されたジェットポンプ(下述する)14に
導く導入通路15、およびジェットポンプ14より吐出され
た燃料をサブタンク2内に供給する供給通路16が一体に
設けられている。
導入通路15は、サブタンク本体10の底部から上部まで
延びて設けられ、底部側でジェットポンプ14のノズル14
aに連絡されている。導入通路15の上端部には、リター
ンパイプ9が液密に挿入されている。
供給通路16は、サブタンク本体10の底部で、ジェット
ポンプ14の吐出通路14bと連絡されるとともに、下流端
部(第1図上端)が、サブタンク2内の上方に開口して
設けられている。
ジェットポンプ14は、リターンパイプ9および導入通
路15を介して戻された余剰燃料をノズル14aから高速で
吐出させ、その噴流作用によって、サブタンク2の外部
に開口する吐出通路14b内に燃料タンク4底部の燃料を
吸引しながら、供給通路16に導くものである。
サブタンク本体10の上部外周壁面には、開口部の長軸
方向を頂点として配置された3か所の爪状係合部10a
と、該爪状係合部10aと対称に配置された3か所の爪状
係止部10bとが突設されている。
一方、サブタンクカバー11の周縁部には、サブタンク
本体10の爪状係止部10bと係止する係止溝(図示しな
い)を形成した3か所のアーム11aが設けられている。
従って、サブタンクカバー11は、サブタンク本体10の開
口部に被せ、アーム11aの係止溝をサブタンク本体10の
爪状係止部10bに嵌め込んで係止させることにより、サ
ブタンク本体10に固定される。
サブタンクカバー11には、カップリング17およびカッ
プリング18(共にふっ素樹脂)を介して、燃料ポンプ3
の吐出口3aと吐出パイプ8とを液密に連絡させる筒状の
案内スリーブ19と、カバー6側に突設されて、中央部を
リターンパイプ9が挿通するボス部20とが一体に形成さ
れている。なお、カップリング18と吐出パイプ8とは、
摺動抵抗5kg以下で摺動可能に設けられている。
また、サブタンクカバー11の外周寄りには、カバー6
と一体に形成されたコネクタ21からのリード線22をサブ
タンク2内に取り入れるための取入口23が形成されてい
る。
サブタンク2を支持するブラケット12は、カバー6の
底面側に突設された略楕円形を呈する円筒部6aから連続
して形成され、サブタンク本体10に設けた3か所の爪状
係合部10aと対応する箇所で下方に延びて設けられてい
る。
ブラケット12の中央部には、サブタンク本体10に設け
られた爪状係合部10aと係合する縦長の窓12aが形成され
ている。この窓12aは、爪状係合部10aがちょうど嵌まり
合う大きさの横幅を有するとともに、上下方向に長く形
成され、爪状係合部10aを上下方向に摺動可能に支持す
る。
従って、サブタンク2は、ブラケット12によって、周
方向の動きが規制されるとともに、上下方向に摺動自在
に支持される。
ブラケット12によって支持されたサブタンク2は、カ
バー6とサブタンクカバー11との間で、サブタンクカバ
ー11のボス部20外周に嵌め合わされて、リターンパイプ
9の外周部に配設されたスプリング(本発明の付勢手
段、材質SUS304)24により、燃料タンク4の底部側へ付
勢されている。なお、スプリング24の取付荷重は、8kgf
以下に設定されている。
次に、上記構成を有する車両用燃料供給装置1の作動
を簡単に説明する。
サブタンク2内には、逆止弁を介して燃料タンク4内
の燃料が供給されている。
燃料ポンプ3が通電されていると、サブタンク2内の
燃料がフィルタ7を介して吸引され、吐出パイプ8を介
して内燃機関に供給される。
内燃機関に供給されたほとんどの燃料は余剰燃料とな
り、リターンパイプ9を介して燃料タンク4内に導かれ
る。リターンパイプ9を介して戻された燃料は、導入通
路15を通ってジェットポンプ14に導かれ、ノズル14aか
ら高速で吐出される。
ノズル14aから吐出された燃料とともに、燃料タンク
4底部の燃料が吐出通路14b内に吸引され、供給通路16
を通ってサブタンク2内に供給される。
燃料ポンプ3の作動中は、このジェットポンプ14の働
きによって、サブタンク2内に燃料が供給されるため、
サブタンク2内には、ほぼ一定量の燃料が蓄えられる。
燃料ポンプ3の作動によって生じる振動は、燃料ポン
プ3からカップリング17、案内スリーブ19、カップリン
グ18を介して吐出パイプ8に伝わり、さらにカバー6か
ら燃料タンク4へと伝わる。従って、この振動経路に共
振しやすい部品が存在すると、振動が増幅されて騒音と
して車室内へ伝わり、燃料ポンプ3のモータ音などが著
しく聞こえる場合がある。
そこで、本実施例では、共振しやすいスプリング24
を、吐出パイプ8から離れて配設されたリターンパイプ
9の外周に配置したため、スプリング24の共振を抑える
ことができる。
その結果、燃料ポンプ3の振動が、騒音として車室内
に伝わるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すもので燃料供給装置の
断面図であり、第2図は従来技術の一例を示す燃料供給
装置の側面図である。 図中 1……車両用燃料供給装置 2……サブタンク 3……燃料ポンプ 4……燃料タンク 9……リターンパイプ 24……スプリング(付勢手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)燃料タンクと、 (b)前記燃料タンク内に配設されて、燃料を燃料タン
    クの外部へ圧送する燃料ポンプと、 (c)前記燃料タンク内で前記燃料ポンプを収容するサ
    ブタンクと、 (d)前記燃料タンクの外部より、余剰燃料を前記サブ
    タンク内に導くリターンパイプと、 (e)前記燃料タンクと前記サブタンクとの間で前記リ
    ターンパイプの外周に配設され、前記サブタンクを前記
    燃料タンクの底部側へ付勢する付勢手段と を備えた車両用燃料供給装置。
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