JP2002293804A - 低分子量ヘパリンの製造法 - Google Patents
低分子量ヘパリンの製造法Info
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Abstract
して有用な、抗第Xa因子活性の低下を伴わずに選択的
に抗第IIa 因子活性のみを低下させた低分子量ヘパリ
ンの製造法を提供する。 【解決手段】 高濃度のヘパリン溶液または膨潤状態も
しくは懸濁状態のヘパリンを分解あるいは化学処理して
低分子量ヘパリンを得る。原料となるヘパリンを、酸化
還元剤を含有する溶液に高濃度に溶解、膨潤あるいは懸
濁させ、ついで分解あるいは化学処理を行い、さらに低
分子量ヘパリンを回収して目的とする分子量領域のヘパ
リン、あるいは低分子化及び抗第Xa因子活性の低下を
伴わずに選択的に抗第IIa 因子活性のみを低下させた
ヘパリンを得ることを可能とする製造方法。
Description
品、化粧品、医薬品原料等として有用な低分子量ヘパリ
ンの製造法に関する。
作用を持つムコ多糖の一つである。その平均分子量は、
約10,000〜20,000であり、動物器官内に広く分布してい
る。1976年にアンデルソン(Andersson)らにより、そ
の分子量領域により抗凝固作用が異なることが発見さ
れ、更には低分子領域のヘパリンが抗凝固活性を保持し
つつ、出血等の副作用がヘパリン(ノーマルヘパリン)
と比較して少ないことが明らかとなった。それ以来、低
分子量ヘパリンの研究が広く進められ、製造方法が種々
提唱されている。例えば、2価の金属塩存在下で過酸化
水素を添加した後、pHを7.5に調整しつつ加熱して低分
子量ヘパリンを得る方法(特公昭63-500184号公報)、
酸あるいはイオン交換樹脂によってpHを1.0〜2.0に調整
したヘパリン酸溶液に過酸化水素を加え、オートクレイ
ブ後再硫酸化処理して低分子量ヘパリンを得る方法(特
公平01-28004号公報)、その改良法としてヘパリン溶液
のpHを酸あるいはイオン交換樹脂によって3.0〜5.0に調
整した後、オートクレイブして低分子量ヘパリンを得る
方法(特公平04-42041号公報)、ヘパリンを緩衝液に溶
解してpH6.0に調整しつつ、加熱処理して低分子量ヘパ
リンを得る方法(特公63-191801号公報)、等が提案さ
れている。
(イ)酸化還元剤以外に、例えば酢酸第二銅、アスコル
ビン酸、EDTA、リン酸塩等を添加するため、これら添加
剤を除去する工程が必要となる、(ロ)これら添加剤の
使用前管理(受入・規格試験等)も必要となり、実生産
において最終工程前にこれらの添加物の除去の確認(残
留試薬の確認試験等)も必要となり、使用する添加剤の
品目、量の増加にともない除去工程が増加する、(ハ)
反応溶液のpHをアルカリ塩により常時弱アルカリ側に調
整する操作が必要となり、長時間の管理が必要となる、
(ニ)オートクレイブ操作を必要とする高温・高圧下で
の分解工程は昇温および降温時間の精密な管理も必要と
なり、蒸気漏れ等による反応溶液の突沸の可能性もあ
る、(ホ)オートクレイブを用いる場合、反応が閉鎖系
であるため、緊急時の反応停止の見極め、反応停止操作
における危険性が高い、といった問題点がある。
び安全性の観点からは、可能な限り、常圧に近い状態で
の製造方法の開発が望まれていた。しかしながら、公知
の触媒存在下で未処理の原料ヘパリンを、過酸化物を用
いて分解する製造方法、原料ヘパリンをヘパリン酸に変
換した後、過酸化物を用いて分解する製造方法、あるい
は緩衝液中で過酸化物を用いて分解する製造方法等は、
いずれもpHの管理あるいは制御が必要となり、酸、アル
カリ等のpH調整剤の添加、あるいはイオン交換樹脂を用
いた前処理が必要とされている。またオートクレイブ下
での加熱処理は、昇温及び降温の時間も分解の程度を左
右するため、さらに精密な温度、圧力管理が必要となっ
ている。また、反応させる容器については耐熱、耐薬品
性のものが求められる。実製造工程においてはエンドト
キシン等の不純物混入について注意を払う必要がある。
したがって、スケールが大きくなるほど設備にかかる投
資あるいは管理等が必要となり、それは人件費等も含め
て最終製品のコスト高につながる。とくに注射剤として
用いられるヘパリンについては、最終製品中のエンドト
キシンについても注意を払う必要がある。すなわち、製
造設備が大きくなるほど使用する機器・試薬・水からの
エンドトキシン混入の危険性が高くなる傾向にある。し
たがって、小規模設備で大量のヘパリンを処理すること
がもっとも効率的であり、また実生産に適している。
題点を解決するため鋭意検討を重ねた結果、ヘパリン濃
度が10%以上の溶液中のヘパリンまたは膨潤状態もし
くは懸濁状態のヘパリンを分解あるいは化学処理するこ
とにより所望の性質を有する低分子量ヘパリンが得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
または膨潤状態もしくは懸濁状態のヘパリンを分解ある
いは化学処理することを特徴とする低分子量ヘパリンの
製造法。 (2) 溶液中のヘパリン濃度が50%以上である
(1)に記載の方法。 (3) 膨潤状態もしくは懸濁状態のヘパリンが水系溶
媒と有機溶媒の混液中に存在する(1)に記載の方法。 (4) 有機溶媒がエタノールである(3)に記載の方
法。 (5) 酸化剤または還元剤の存在下、分解または化学
処理が行われる(1)に記載の方法。 (6) 低分子量ヘパリンの分子量が2,000〜10,000で
ある(1)に記載の方法。 (7) 低分子量ヘパリンの分子量が3,000〜8,000であ
る(6)に記載の方法。 (8) 加熱温度が150℃以下である(1)に記載の
方法。 (9) 加熱温度が100℃以下である(8)に記載の
方法。 (10) 抗Xa活性/抗IIa活性が1.5以上である
(1)に記載の方法で得られる低分子量ヘパリン。 (11) 請求項に1記載の低分子量ヘパリンの研究試
薬、化成品、化粧品または医薬品原料としての使用。
発明の方法によれば、ヘパリン濃度が10%以上の溶液
中のヘパリンまたは膨潤状態もしくは懸濁状態のヘパリ
ンを分解あるいは化学処理して低分子量ヘパリンを製造
する。
パリンまたは膨潤状態もしくは懸濁状態のヘパリンを分
解あるいは化学処理することにより、前処理、触媒添加
あるいはpH調整等を行うことなく、原料ヘパリンのアミ
ノ基あるいはカルボキシル基から脱離して生じる遊離硫
酸基あるいは硫酸基の脱離したヘパリンそのものによる
分解反応系のpH制御が可能である。すなわち、本発明の
方法は、ヘパリン分解の際に原料ヘパリンあるいは原料
ヘパリン由来の物質によるpHの低下を利用したもので
あり、酸、アルカリ等のpH調整剤を反応系に添加する
必要がない。
0%以上であるが、50%以上であることが望ましい。
膨潤状態または懸濁状態のヘパリンは、高濃度のヘパリ
ン溶液にエタノール、アセトン、メタノール、ジメチル
エーテル、酢酸エチル等の有機溶媒を加えて、ヘパリン
を不溶化状態に維持したものである。本発明の方法で使
用されるヘパリンの溶液は通常水溶液であり、好ましく
は、注射用水が溶媒として使用される。ヘパリン分解時
の反応溶液の温度は、通常150℃以下であり、好まし
くは100℃以下である。反応時間は、反応温度によっ
ても異なるが、通常約30分から約5時間、好ましくは、
約1時間である。
等の酸化剤あるいは亜硝酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウ
ム、過塩素酸等の還元剤がヘパリンの分解試薬として添
加される。反応終了後、反応溶液と等量程度のエタノー
ル等のヘパリンに悪影響を与えない有機溶媒を添加し
て、生じる低分子量ヘパリンを沈殿させ、さらに沈殿し
た低分子量ヘパリンを濾過して乾燥すると、所望の低分
子量ヘパリンが得られる。本発明の方法で得られる低分
子量ヘパリンの分子量は、通常、約2,000〜10,000、好
ましくは約3,000〜8,000である。
濃度であるので、少量の有機溶媒による再固化や凍結乾
燥容量の縮小が可能であり、目的に応じてさらに精製す
る場合における濃縮工程の省略も可能である。したがっ
て、本発明方法によれば、従来法と比較して、目的物質
を極めて低コストで製造することが可能である。
量ヘパリンは、試薬等の添加によらず、極端な低分子化
及び極端な抗第Xa因子活性の低下を伴わずに選択的に抗
第IIa因子活性のみを低下させることができる。すな
わち、本発明の方法で得られる低分子量ヘパリンは、通
常1.0以上、好ましくは1.5以上の抗Xa活性/抗IIa
活性を有する。
に説明する。ただし、これらの実施例は説明のためであ
り、本発明の技術的範囲を制限するものではない。 〔実施例1〕局方ヘパリンナトリウム5gをガラスビー
カーに量り取り、10%過酸化水素溶液5mLを加えて攪拌
した。80℃前後を保ちながら、1時間反応させた。反応
終了後、等量のエタノールを加えた。生じた沈澱をろ過
して回収した後、40℃で2時間乾燥及び五酸化リン存在
下で一晩減圧乾燥して白色粉末3.75g(回収率75%)を得
た。本品をヨーロッパ薬局方収載の低分子ヘパリン試験
方法により評価した。本品の平均相対分子量は約5,000
で、抗Xa活性は92.8IU/mg、抗IIa活性は45.9IU/mgで抗X
a活性/抗IIa活性は2.0であった。
をガラスビーカーに量り取り、注射用水5 mLを加えて
攪拌した。90℃前後を保ちながら、1時間反応させた。
反応終了後等量のエタノールを加えた後、生じた沈澱を
ろ過して回収した後、40℃で2時間乾燥及び五酸化リン
存在下で一晩減圧乾燥して白色粉末4.5g(回収率90%)
を得た。本品をヨーロッパ薬局方収載の低分子ヘパリン
試験方法により評価した。本品の平均相対分子量は約1
5,000で抗Xa活性は150.8IU/mg、抗IIa活性は92.9IU/mg
で抗Xa活性/抗IIa 活性は1.62であった。
る本発明の方法によれば、ヘパリン分解の際に原料ヘパ
リンあるいは原料ヘパリン由来の物質によるpHの低下
を利用できるので、酸、アルカリ等のpH調整剤を反応
系に添加する必要がない。また、原料ヘパリンの前処理
や触媒を添加する必要がなく、また高圧処理を必要とせ
ず、常圧下で反応が進行するので、本発明の方法は、安
全性が高い。本発明の方法によれば、反応終了後の溶液
が高濃度であるので、少量の有機溶媒による再固化や凍
結乾燥容量の縮小が可能であり、目的に応じてさらに精
製する場合における濃縮工程の省略も可能である。した
がって、本発明方法によれば、従来法と比較して、目的
物質を極めて低コストで製造することが可能である。ま
た、本発明の製造方法で得られる低分子量ヘパリンは、
試薬等の添加によらず、極端な低分子化及び極端な抗第
Xa因子活性の低下を伴わずに選択的に抗第IIa因子活
性のみを低下させることができる。
Claims (11)
- 【請求項1】 ヘパリン濃度が10%以上の溶液中のヘ
パリンまたは膨潤状態もしくは懸濁状態のヘパリンを分
解あるいは化学処理することを特徴とする低分子量ヘパ
リンの製造法。 - 【請求項2】 溶液中のヘパリン濃度が50%以上であ
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 膨潤状態もしくは懸濁状態のヘパリンが
水系溶媒と有機溶媒の混液中に存在する請求項1に記載
の方法。 - 【請求項4】 有機溶媒がエタノールである請求項3に
記載の方法。 - 【請求項5】 酸化剤または還元剤の存在下、分解また
は化学処理が行われる請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 低分子量ヘパリンの分子量が2,000〜10,
000である請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 低分子量ヘパリンの分子量が3,000〜8,0
00である請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 加熱温度が150℃以下である請求項1
に記載の方法。 - 【請求項9】 加熱温度が100℃以下である請求項8
に記載の方法。 - 【請求項10】 抗Xa活性/抗IIa活性が1.5以上
である請求項1に記載の方法で得られる低分子量ヘパリ
ン。 - 【請求項11】 請求項1に記載の低分子量ヘパリンの
研究試薬、化成品、化粧品または医薬品原料としての使
用。
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JP2001093590A JP2002293804A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 低分子量ヘパリンの製造法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2001
- 2001-03-28 JP JP2001093590A patent/JP2002293804A/ja active Pending
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