JP2002293793A - 米ぬか油ソープストックからのオリザノールの単離法 - Google Patents
米ぬか油ソープストックからのオリザノールの単離法Info
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Abstract
方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、米ぬか油ソープストックから
のオリザノールの単離法であって、(a)ソープストック
に存在する油をアルカリで鹸化し、次いで過剰のアルカ
リを中和すること、(b)ソープストックを無水の多孔質
ソープヌードルに変換すること、(c)このソープヌード
ルを有機溶剤で抽出すること、(d)粗未鹸化物を結晶化
して不純物を除去すること、(e)残留物をカラムクロマ
トグラフィーにかけてオリザノールがリッチな画分を得
ること、および(f)このオリザノールがリッチな画分を
有機溶剤を用いて再結晶化して純粋なオリザノールを得
ること、を含む方法に関する。
Description
トックからのオリザノールの単離法に関する。詳細に
は、本発明は、米ぬか油に存在する遊離脂肪酸の中和の
間に得られる、米ぬか油ソープストックからのオリザノ
ールの単離法に関する。通常取り扱いが困難なソープス
トックは、取り扱い、貯蔵及び抽出が容易となるソープ
ヌードルに変換される。溶剤抽出により単離される未鹸
化物は通常の方法により精製され、純度90%、収率70%
でオリザノールを単離する。脂肪酸は、従来のソープス
トックの酸性油分離法によるよりも純純な形態で得られ
る。
は立証されている。米ぬか油のコレステロール低下活性
は、未鹸化物のオリザノール成分及び他の成分によるこ
とが示されている(Seetharamaiah G.S., and Chandras
hekhar N., Artherasclerosis,78, 219 (1989))。その
抗酸化特性によりガンマオリザノールによる網膜におけ
る脂質過酸化が抑制されることが示された(Heramitsu
T. and Armstrong D.,Ophthalmic Res. 23, 196, (199
0))。化粧品及び食品用の抗酸化剤及び防腐剤としてオ
リザノールエマルジョンが用いられており、このエマル
ジョンは色変化の予防にも有効である(特開昭58−4572
8号公報)。オリザノールを含む医薬製剤は老婦人の皺
を減少させることが示された(特開平5−310526号公
報)。オリザノールを含む(1wt%)メラミン形成促進
製剤は白髪を自然な黒色に変えることが示された(特開
平5−255037号公報)。オリザノールを含むマニュキュ
アは爪の変色を防ぐ(特開平2−290806号公報)。オリ
ザノールを含む防臭剤は発汗及び腋下からの臭気の抑制
に特に有効である(特開昭63−33322号公報)。オリザ
ノール含有医薬製剤は、乗り物酔いの予防(特開昭57−
32229号公報)及び神経病の治療(CN87,101,519 (198
8))に用いられている。多量のオリザノール含有経皮吸
収医薬及び保湿化粧品は皮膚病の治療用に製造されてい
る(FR 2,688,137 (1993); JP 01-290,613 (1989); JP
81-161,315 (1981); JP 82-149,212 (1982); JP 82-42,
621 (1982); JP 59-53,53,415 (1984); JP 59-184,120
(1984))。オリザノールを含む(3〜20wt%)バッチ製
剤は皮膚炎及び老人乾皮症の治療に用いられている(特
開平5−279242号公報)。オリザノールは、脂質代謝が
先天的に異常の動物である先天性高血圧ラットにおける
脂肪肝硬変に対する効果が高いことが示された(Ito M.
ら、J. Clin. Biochem. Nutr., 12, 193 (1992))。オ
リザノールの安全性に対する研究は、オリザノールに毒
性がなく、発ガン性がないことが示された(Tsushimoto
G.ら、J. Toxicol. Sci., 16, 191 (1991)、Tamagawa
M., Food Chem. Toxicol., 30, 49 (1992))。
ール単離用物質である。米ぬか油のオリザノール含有量
は1.1〜2.6%の範囲内で様々である。米ぬか油のアルカ
リ精製により得られるソープストックは1.3〜3.1%のオ
リザノールを含む。オリザノールは最初に米ぬか油から
単離され(Kaneko R., and Tsuchiya T., J. Chem. So
c. Jpn. 57, 526, (1954)、JP4895 (1957))、単一の成
分であると推定された。その後、これは植物ステロール
とトリテルペンアルコールのフェルレート(4-ヒドロキ
シ-3-メトキシシンナミン酸)エステルを含む混合物で
あると同定された。個々の成分はシクロアルテノール、
24-メチレンシクロアルテノール、コンペステロール、
β-シトステロール及び他のステロールのフェルレート
エステルと同定された。
択的有機溶剤を用いて植物油からシクロアルテノールフ
ェルレートを単離し、次いでクロマトグラフにより精製
すること(JP 6314796 (1988)、JP 6314797 (1988))、
硫酸アルミニウムによりステアリンを沈殿させ、次いで
上澄液からオリザノールを結晶化することにより米ぬか
油からオリザノールを単離すること(JP 8295942 (198
2))、2工程アルカリ処理により米ぬか及び米胚芽油か
ら濃厚なオリザノールを単離すること(JP 76123811 (1
976))、シリカをベースとする流動床クロマトグラフィ
ーによりデガミングした及びワックス除去した米ぬか油
を回収し、次いでヘプタンから結晶化すること(Michae
l S. and Gordon J. R., J. Am. Oil. Chem. Soc., 75,
1421 (1998))、pH9においてジエチルエーテルにより
米ぬかソープストックを抽出し、次いで中性アルミナカ
ラムによりクロマトグラフ精製を行うこと(Seetharama
iahG. S., and Prabhakar J. V., J. Food Sci. Techno
l, 23, 279 (1986))、米ぬか油ソープストックをHCl
により酸性にした後、エステルによりソープストックか
らオリザノールを抽出すること(JP 4895 (1957))、多
相分画結晶化を用いることにより米ぬか油のソープから
抽出すること(Liu M. and Liu Y., TianyanChanwu Yan
jiu yu Kaifa, 9, 77 (1997))、メタノール及び硫酸に
より米ぬか油をエステル交換し、次いで溶出液としてメ
タノールとエーテルの混合溶剤を用いて予備処理したAm
berlite IRA-401におけるカラムクロマトグラフィーに
よりオリザノールを単離すること(JP 13649 (1961))、
抽出液としてヘキサン及び水飽和フルルラールを用いる
ことにより液−液抽出を行うこと(JP 6812731 (196
8)、米ぬか油のメタノール溶液に二酸化炭素ガスを通す
ことにより単離すること(JP 6812731 (1968))、並びに
比較的低温において米ぬか、酵素、トウモロコシ及び大
麦の原油を蒸留し、次いで残留物をヒドロゾル溶媒で抽
出することによりこれらの原油からオリザノールを抽出
すること(独特許1301002 (1969))、を含むオリザノー
ルの単離方法の開発が試みられた。
第183660号(2000)に対応)には、(a)従来の方法を用い
て酸性油から遊離脂肪酸を蒸留し、(b)得られた残留物
を従来の方法により加水分解し、(c)加水分解した生成
物を水に溶解してオリザノール含有ミセル凝集体を形成
し、塩化カルシウムの水溶液を滴加して沈殿を形成し、
(d)乾燥させた沈殿から極性有機溶剤によりオリザノー
ルを抽出し、そして(e)この有機抽出物からカラムクロ
マトグラフィーによりオリザノールを精製することを含
む、米ぬか酸性油からのオリザノールの単離が記載され
ている。米ぬか油精製の間に、多量の油がソープストッ
クに保持される。このソープストックは約1.3〜3.1%の
オリザノールを含む。ほとんどの従来の方法において、
出発材料から得られる酸性油又はソープストックがオリ
ザノールの単離に用いられる。しかし、従来の方法は主
に実験室において用いられる方法であり、工業上に転用
することは容易でない。
は、経済的な米ぬか油ソープストックからオリザノール
を単離する改良方法を提供することである。本発明の他
の目的は、米ぬか油ソープストックからオリザノールを
単離する方法を簡略にすることである。
か油ソープストックからのオリザノールの単離法であっ
て、(a)ソープストックに存在する油をアルカリで鹸化
し、次いで過剰のアルカリを中和すること、(b)ソープ
ストックを無水の多孔質ソープヌードルに変換するこ
と、(c)このソープヌードルを有機溶剤で抽出するこ
と、(d)粗未鹸化物を結晶化して不純物を除去するこ
と、(e)残留物をカラムクロマトグラフィーにかけてオ
リザノールがリッチな画分を得ること、および(f)この
オリザノールがリッチな画分を有機溶剤を用いて再結晶
化して純粋なオリザノールを得ること、を含む方法を提
供する。
に存在する油の鹸化は、水酸化ナトリウムを用いて、75
〜95℃の温度において0.5〜4時間行なわれる。本発明
の他の態様において、ソープストック中の油の鹸化時間
は好ましくは2時間である。
リを炭酸水素ナトリウム又は二酸化炭素を用いて中和す
る。本発明の他の態様において、ソープヌードルの抽出
に用いられる有機溶剤は、ヘキサン、クロロホルム及び
酢酸エチルからなる群より選ばれる。
のワックス状不純物の除去に用いられる有機溶剤は、ヘ
キサン、酢酸エチル、アセトン、メタノール及びこれら
の混合物からなる群より選ばれる。本発明の他の態様に
おいて、カラムクロマトグラフィーは、溶出液としてヘ
キサン、クロロホルム、酢酸エチル又はメタノールを用
いて行なわれる。本発明の他の態様において、オリザノ
ールの純度は約90%である。
易な軽く、柔らかくかつ多孔質のソープヌードルに変換
する。オリザノールがリッチである未鹸化物質を回収す
るために、有機溶剤を用いる従来の抽出法を用いる。本
発明の方法は高温蒸留を用いないため、オリザノールの
分解の可能性を避けることができ、またエマルジョンの
問題が生ずる有機溶剤によるソープストックの処理を避
けることができる。
ープストックを取り扱い、従来の溶剤抽出法により鹸化
することのできないものを抽出し、オリザノールを有効
に単離し産業上利用できる方法の有効性を高める改良方
法を提供する。ソープヌードルから鹸化できない成分を
除去することにより、より純度の高い脂肪酸源を与える
抽出されたヌードルが得られる。従来のソープストック
の除去法により得られる脂肪酸はグレードが低い。
に説明する。この実施例は説明であり、本発明の範囲を
制限するものではない。
ープストック500gを攪拌しながら90℃において1時間、
アルカリ(11g)により処理した。鹸化した生成物中の過
剰のアルカリを二酸化炭素又は炭酸水素ナトリウムで中
和し、ペースト状の物質を従来のヌードル製造装置を用
いてソープヌードルに変換した。この湿ったヌードルを
約2時間風乾させ、次いで115℃において2時間乾燥さ
せ、175gのソープヌードルを得た。
抽出器に入れ、酢酸エチル(750ml)で4時間かけて抽出
した。ロータリーエバポレーターを用いて酢酸エチルを
蒸発させ、未鹸化物(9.2g)を回収した。この未鹸化物を
メタノールと酢酸エチルの混合物(1:1、50ml)で処
理し、10〜15℃において一晩放置した。ワックス状の物
質(1.25g)が分離し、これをろ紙によりろ過した。沈殿
を冷たい母液(2×50ml)でさらに洗浄した。合わせた
ろ液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮し、残留
物(7.9g)を得た。この残留物を、溶出液としてクロロホ
ルムを用い、4.5×65cmのカラムを用いるシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより精製し、オリザノールが
リッチな画分を3.8g得た。このオリザノールがリッチな
画分をメタノール/アセトン溶液から結晶化させ、これ
を一晩冷却(0〜5℃)すると、オリザノールの白色結
晶(2.1g)が得られた。定量的UV分光分析により、単離
されたオリザノールの純度は90%であった。出発ソープ
ヌードルを基準としたオリザノールの回収率は約70%で
あった。単離されたオリザノールの融点は120〜125℃で
あった。精製したオリザノールのHPLC分析結果は標
準サンプルと一致した。
ソックスレー抽出器に入れ、クロロホルム(750ml)で4
時間かけて抽出した。ロータリーエバポレーターを用い
てクロロホルムを蒸発させ、未鹸化物(9.2g)を回収し
た。この未鹸化物をメタノールと酢酸エチルの混合物
(1:1、50ml)で処理し、10〜15℃において一晩放置
した。ワックス状の物質(0.92g)が分離し、これをろ紙
によりろ過した。沈殿を冷たい母液(2×50ml)でさら
に洗浄した。合わせたろ液をロータリーエバポレーター
を用いて濃縮し、残留物(8.86g)を得た。この残留物
を、溶出液としてクロロホルムを用い、4.5×65cmのカ
ラムを用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り精製し、オリザノールがリッチな画分を4.22g得た。
このオリザノールがリッチな画分をメタノール/アセト
ン溶液から結晶化させ、これを一晩冷却(0〜5℃)す
ると、オリザノールの白色結晶(1.85g)が得られた。定
量的UV分光分析により、単離されたオリザノールの純
度は90%であった。出発ソープヌードルを基準としたオ
リザノールの回収率は約63%であった。単離されたオリ
ザノールの融点は120〜125℃であった。精製したオリザ
ノールのHPLC分析結果は標準サンプルと一致した。
ソックスレー抽出器に入れ、ヘキサン(750ml)で4時間
かけて抽出した。ロータリーエバポレーターを用いてヘ
キサンを蒸発させ、未鹸化物(5.53g)を回収した。この
未鹸化物をメタノールと酢酸エチルの混合物(1:1、
30ml)で処理し、10〜15℃において一晩放置した。ワッ
クス状の物質(0.80g)が分離し、これをろ紙によりろ過
した。沈殿を冷たい母液(2×30ml)でさらに洗浄し
た。合わせたろ液をロータリーエバポレーターを用いて
濃縮し、残留物(4.72g)を得た。この残留物を、溶出液
としてクロロホルムを用い、4.5×65cmのカラムを用い
るシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、
オリザノールがリッチな画分を2.21g得た。このオリザ
ノールがリッチな画分をメタノール/アセトン溶液から
結晶化させ、これを一晩冷却(0〜5℃)すると、オリ
ザノールの白色結晶(1.27g)が得られた。定量的UV分
光分析により、単離されたオリザノールの純度は88%で
あった。出発ソープヌードルを基準としたオリザノール
の回収率は約56%であった。単離されたオリザノールの
融点は120〜125℃であった。精製したオリザノールのH
PLC分析結果は標準サンプルと一致した。
が容易である。 2.軽く、柔らかくかつ多孔質のヌードルの製造はとて
も簡潔である。 3.ソープヌードルは溶剤抽出産業における抽出におい
て多量に取り扱うことができる。 4.中和により得られたソープストックをソープヌード
ルに変換することはプラントにおける廃水を減少させ
る。 5.ソープヌードルは貯蔵容易である。 6.ソープヌードルからの未鹸化物の抽出は連続的もし
くはバッチ法により行うことができる。 7.抽出後に形状が保持されるため、抽出されたヌード
ルは問題なく貯蔵することができる。 8.抽出されたヌードルは、原料ソープストックの酸性
化後に得られるよりも純粋な脂肪酸を与える原料とな
る。 9.オリザノールの収率は優れている。
Claims (8)
- 【請求項1】 米ぬか油ソープストックからのオリザノ
ールの単離法であって、(a)ソープストックに存在する
油をアルカリで鹸化し、次いで過剰のアルカリを中和す
ること、(b)ソープストックを無水の多孔質ソープヌー
ドルに変換すること、(c)このソープヌードルを有機溶
剤で抽出すること、(d)粗未鹸化物を結晶化して不純物
を除去すること、(e)残留物をカラムクロマトグラフィ
ーにかけてオリザノールがリッチな画分を得ること、お
よび(f)このオリザノールがリッチな画分を有機溶剤を
用いて再結晶化して純粋なオリザノールを得ること、を
含む方法。 - 【請求項2】 ソープストックに存在する油の鹸化を、
水酸化ナトリウムを用いて、75〜95℃の温度において0.
5〜4時間行う、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 ソープストック中の油の鹸化時間が好ま
しくは2時間である、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 過剰のアルカリを炭酸水素ナトリウム又
は二酸化炭素を用いて中和する、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 ソープヌードルの抽出に用いられる有機
溶剤が、ヘキサン、クロロホルム及び酢酸エチルからな
る群より選ばれる、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 未鹸化物からのワックス状不純物の除去
に用いられる有機溶剤が、ヘキサン、酢酸エチル、アセ
トン、メタノール及びこれらの混合物からなる群より選
ばれる、請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 カラムクロマトグラフィーを、溶出液と
してヘキサン、クロロホルム、酢酸エチル又はメタノー
ルを用いて行う、請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 オリザノールの純度が約90%である、請
求項1記載の方法。
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