JP2002293549A - スリーブ - Google Patents

スリーブ

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JP2002293549A
JP2002293549A JP2001100664A JP2001100664A JP2002293549A JP 2002293549 A JP2002293549 A JP 2002293549A JP 2001100664 A JP2001100664 A JP 2001100664A JP 2001100664 A JP2001100664 A JP 2001100664A JP 2002293549 A JP2002293549 A JP 2002293549A
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plunger
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Akira Kobayashi
明 小林
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英一 佐藤
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Toyo Glass Co Ltd
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Toyo Glass Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/13Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines
    • C03B9/14Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines in "blow" machines or in "blow-and-blow" machines
    • C03B9/16Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines in "blow" machines or in "blow-and-blow" machines in machines with turn-over moulds
    • C03B9/165Details of such machines, e.g. guide funnels, turn-over mechanisms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリーブと口型の芯ずれによる不具合を解消
し、ガラスびんの口部の欠点の発生を減少させる。 【解決手段】 ブローアンドブロー方式によるガラスび
ん成形機のパリソン成形課程でパリソンの口部内面を成
形するプランジャーをガイドするスリーブにおいて、筒
状本体の上端に設けられて口型下部に嵌入する上端部を
筒状本体と別体として形成し、かつ、この上端部が筒状
本体に対して水平方向に微動可能とする。スリーブの筒
状本体と口型とのセンターがずれていたとしても、口型
と嵌合する上端部が筒状本体に対して水平方向に微動
し、上端部が口型と完全にセンターが一致した状態で嵌
合するので、プランジャと口型のセンターが完全に一致
し、プランジャの到達時間の遅れや、プランジャが決め
られた位置まで到達しないことによるいわゆる「天咬み
だし」と呼ばれる欠点を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブローアンドブロ
ー方式によるガラスびん成形機のパリソン成形課程でパ
リソンの口部内面を成形するプランジャーをガイドする
スリーブに関する。
【0002】
【従来の技術】図4〜7を参照して従来のブローアンド
ブロー方式によりガラスびんを成形する工程の概略を説
明する。図4a〜cでは、粗型20を用いて溶融ガラス
の塊(ゴブ)Gから半製品としてのパリソンPを製造す
る。図4aでは、粗型20内にゴブGが投入され、図4
bではバッフル22を通じて上から圧搾空気で加圧され
(セトルブロー)、粗型20の下にある口型21にガラ
スが入って口部が作られる。このときプランジャー12
は所定の位置にセットされている。図4cでは、プラン
ジャー12が下降し、空洞部に空気を吹き込み(カウン
ターブロー)、粗型20と上部のバッフル22でパリソ
ンPが成形される。図4dでは、パリソンPを反転装置
(メカニズム)26を用いて仕上型24に移し、図4e
〜fではこの仕上型24内で最終製品としてのガラスび
んBを成形し(最終吹き込み)、図4gではこの仕上型
24からガラスびんBを取り出す。
【0003】図5〜7は、図4bのガラスびんの口部を
成形する工程をやや詳細に示したものである。図5はプ
ランジャダウンポジション、図6はローディングポジシ
ョン、図7はプランジャアップポジションを表してい
る。図5のプランジャダウンポジションからスリーブ1
0とプランジャ12が上昇し、図6のローディングポジ
ションに移る。このとき、プランジャ12をガイドする
スリーブ10はその上端部11が口型21と嵌合する。
次に、プランジャ12がスリーブ10の内面をガイドと
して決められた位置まで上昇し図7のプランジャアップ
ポジションとなる。この状態でセトルブローが行われ口
部が成形される。スリーブ10は概略円筒形状をなし、
上部が内径、外径共に縮小した上端部11となってお
り、上端部を含む全体が一体に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5から図6のローデ
ィングポジションに移ると、スリーブ10の上端部11
が口型21に侵入して嵌合する。ところで、口型21の
センター(中心)とスリーブ10のセンターとは完全に
一致しているとは限らず、むしろ微妙に(10分の数m
m程度)ずれている場合のほうが多い。このようなずれ
があると、スリーブ10が口型21に無理に干渉しなが
ら、やや斜めになった状態で進入するので、プランジャ
の到達時間の遅れや、プランジャが決められた位置まで
到達しない事態が発生する。このような場合、ガラスび
んの口部にはいわゆる「天咬みだし」と呼ばれる欠点が
発生する。また、口部の成形が終了し、図7のプランジ
ャアップポジションから図5のプランジャダウンポジシ
ョンに移る際、スリーブと口型のセンターが一致してい
ないと、スリーブが口型から外れる際に口型と粗型に機
械的衝撃が発生する。この衝撃で口型の上部にいわゆる
「首びり」と呼ばれる欠点が発生する。
【0005】本発明は、スリーブを改善することでスリ
ーブと口型の芯ずれによる不具合を解消し、ガラスびん
の口部の欠点の発生を減少させ、ガラスびん製造効率を
改善することを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブローアンド
ブロー方式によるガラスびん成形機のパリソン成形課程
でパリソンの口部内面を成形するプランジャーをガイド
するスリーブにおいて、筒状本体の上端に設けられて口
型下部に嵌入する上端部を筒状本体と別体として形成
し、かつ、この上端部が筒状本体に対して水平方向に微
動可能であることを特徴とするスリーブである。
【0007】スリーブの筒状本体と上端部とを別体と
し、かつ、この上端部が筒状本体に対して水平方向に微
動可能としたので、スリーブの筒状本体と口型とのセン
ターがずれていたとしても、口型と嵌合する上端部が筒
状本体に対して水平方向に微動し、上端部が口型と完全
にセンターが一致した状態で全く干渉することなく真っ
直ぐに嵌合することができる。プランジャはスリーブの
上端部をガイドとしてスリーブ内面と何ら干渉すること
なく上昇し、プランジャと口型のセンターも完全に一致
する。したがって、プランジャの到達時間の遅れや、プ
ランジャが決められた位置まで到達しないことによるい
わゆる「天咬みだし」と呼ばれる欠点は発生しなくな
る。また、プランジャが下降するときも、スリーブの上
端部が口型からスムースに外れ、機械的衝撃が発生しな
いので、いわゆる「首びり」と呼ばれる欠点も発生しな
くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例を表した図面に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図1は実施例のスリーブ
1の上面図、図2は図1におけるXX線断面図、図3は
スリーブ1の使用状態の説明図である。
【0009】図1、2に示すごとく、スリーブ1は概略
円筒形状の筒状本体2と上端部3からなる。上端部3
は、筒状本体2と比較して内径、外径ともにやや小さく
なっており、さらに、上端部3の外径は筒状本体2の内
径よりも1mm程度小さいために、上端部3は筒状本体
2の上部に緩く内嵌し、その下端部が筒状本体2の内面
に形成された環状棚板5に接している。筒状本体2の側
面にはピン穴が2カ所、上端部3の側面にはネジ穴が2
カ所形成され、これらピン穴とネジ穴にピン4が挿入さ
れ、その先端部が上端部のネジ穴に螺着されている。筒
状本体2のピン穴はピン4の外径よりもやや大きくなっ
ており、その結果上端部が筒状本体に対して水平方向に
1mm程度微動可能となっている。
【0010】図3はプランジャが上昇したアップローデ
ィングの状態を示している。スリーブ1の上端部3は口
型21に嵌合しているが、口型21とスリーブ1の筒状
本体2のセンターがずれていたとしても、上端部3が水
平方向に微動して口型21(及び粗型20)のセンター
と完全に一致する。プランジャ12はスリーブ1の上端
部3をガイドとしてその内面と何ら干渉することなく上
昇し、下降するときも何ら機械的衝撃を発生しないの
で、ガラスびん口部のいわゆる「天咬みだし」や「首び
り」の欠点を防ぐことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明のスリーブは、スリーブと口型
(及び粗型)のセンターずれを吸収し、プランジャがス
リーブ内面と干渉することなくスムースに昇降するの
で、ガラスびん口部の欠点の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のスリーブ1の上面図である。
【図2】図1におけるXX線断面図である。
【図3】スリーブ1の使用状態の説明図である。
【図4】ブローアンドブロー方式によるガラスびん成形
工程の説明図である。
【図5】従来のスリーブ10の説明図である。
【図6】従来のスリーブ10の説明図である。
【図7】従来のスリーブ10の説明図である。
【符号の説明】
1 スリーブ 2 筒状本体 3 上端部 4 ピン 5 環状棚板 10 スリーブ 11 上端部 12 プランジャ 20 粗型 21 口型 22 バッフル 23 ガイドリング 24 仕上型 25 底型 26 メカニズム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブローアンドブロー方式によるガラスび
    ん成形機のパリソン成形課程でパリソンの口部内面を成
    形するプランジャーをガイドするスリーブにおいて、筒
    状本体の上端に設けられて口型下部に嵌入する上端部を
    筒状本体と別体として形成し、かつ、この上端部が筒状
    本体に対して水平方向に微動可能であることを特徴とす
    るスリーブ
  2. 【請求項2】 請求項1のスリーブにおいて、前記上端
    部が前記筒状本体の上部に内嵌され、上端部の外径が筒
    状本体の内径よりもやや小さいために水平方向に微動可
    能であることを特徴とするスリーブ
  3. 【請求項3】 請求項2のスリーブにおいて、前記上端
    部と筒状本体とが周壁に水平方向に設けられたピンによ
    り緩く結合されていることを特徴とするスリーブ
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