JP2002293468A - 紙葉類搬送装置の分離払い出し装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置の分離払い出し装置

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JP2002293468A
JP2002293468A JP2001096613A JP2001096613A JP2002293468A JP 2002293468 A JP2002293468 A JP 2002293468A JP 2001096613 A JP2001096613 A JP 2001096613A JP 2001096613 A JP2001096613 A JP 2001096613A JP 2002293468 A JP2002293468 A JP 2002293468A
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JP2001096613A
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Tsutomu Tanaka
田中  勉
Hiroyuki Kato
博之 加藤
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Sayama Precision Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣の分離払い出し装置を備える搬送装置に
おいて、紙幣の詰まりが発生してもすべての遊技媒体貸
出機を停止しないで済むようにする。 【解決手段】 分離払い出し装置30において、入口5
5に通路切り替えゲート61を設け、導入通路56と迂
回通路59のいずれかへ切り替え可能としている。通常
時は、導入通路56から一時貯留室57に受け入れ、プ
ッシャ80で分離ローラ83に押しつけて繰出しローラ
87と固定ローラ89により払い出し通路58へ1枚ず
つ引き出して下流側へ送り出す。紙幣が導入通路56や
払い出し通路58に詰まった場合には、第1、第2の紙
幣検知レバー77、98で検知して通路切り替えゲート
61を切り替え、紙幣を迂回通路59へ案内して払い出
し通路58の下流に合流させる。上流に接続されたすべ
ての遊技媒体貸出機の稼動を停止させることなく、詰ま
った紙幣を取り除くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の投入機から
投入される紙葉類を回収部へ搬送する紙葉類搬送装置に
おける分離払い出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類の搬送装置として、例えば遊技店
において隣接して多数設置された複数の遊技媒体貸出機
に投入された紙幣を搬送ベルトに挟時して島端の回収装
置へ搬送する紙幣搬送装置がある。このような回収装置
では、搬送されてきた紙幣の枚数を計数して蓄積する。
この場合、各遊技媒体貸出機から任意に紙幣が投入され
たときには搬送ベルト上で複数の紙幣が重なったまま回
収装置に入ってくるので、個別の紙幣を識別することが
できず、正確な計数が不可能になる。
【0003】そのため、搬送路には紙幣が重なった場合
でも互いに分離して回収装置へ導く分離払い出し装置が
必要となるが、このような分離払い出し装置において
も、紙幣詰まりなどのトラブルが発生すると、上記複数
の遊技媒体貸出機への紙幣の投入ができなくなってしま
うおそれがある。このような搬送途中での紙幣詰まりな
どのトラブル発生に対する対策として、例えば、実開平
2−97351号公報には、回収装置内でトラブルが発
生したときに搬送経路外に設けた補助回収部に紙幣等を
移動させる構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補助回
収部に紙幣等を移動させる対策では、紙幣等の送り先を
補助回収部へ切り替えることにより、トラブル部分の通
過を回避することができるものの、遊技店においては補
助回収部に集まった紙幣を閉店時にいちいち人手で回収
し、売り上げ計算を行わなければならず、また回収時の
盗難その他の事故のおそれもあるなど、問題が多い。
【0005】したがって本発明は、上記課題に鑑み、遊
技媒体貸出機など複数の投入機から投入される紙葉類の
搬送装置において、島全体として低コストで、小さなサ
イズに構成可能な、搬送路において重なった紙葉類を分
離する分離払い出し装置を備えるとともに、紙葉類詰ま
りなどのトラブルが発生しても確実に分離した状態で紙
葉類を回収装置へ搬送できるようにした紙葉類搬送装置
の分離払い出し装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、搬送路にそって複数の投入機が設置され、投入機
に投入された紙葉類を搬送路へ合流させて回収部へ搬送
する紙葉類搬送装置の回収部に近い搬送路に介装され、
紙葉類を一時貯留室に貯留して該貯留した紙葉類を1枚
ずつ分離して繰り出す分離手段を備える分離払い出し装
置において、ケーシング内に、入口に連なる導入通路か
ら分離手段を経て払い出し通路から出口に至る通常経路
と、該通常経路を迂回して出口に至る迂回通路と、入口
を導入通路または迂回通路へ切り替え接続する通路切り
替え手段を有するものとした。通常経路においてトラブ
ルが発生したときに通路切り替え手段を切り替えること
により、トラブル発生個所を避けて紙葉類を出口へ送る
ことができる。
【0007】請求項2の発明は、通常経路における故障
を検出する故障検出手段を有し、通常は上流側の搬送路
から入口に送り込まれる紙葉類を前記導入通路へ案内す
る一方、通常経路において故障が生じたときは、通路切
り替え手段を切り替えて上流側の搬送路から送り込まれ
る紙葉類を迂回通路へ案内するよう構成されているもの
とした。通常経路において例えば紙葉類の詰まりなどの
故障が生じたとき、通路切り替え手段を自動的に切り替
えて上流側の搬送路から送り込まれる紙葉類を迂回通路
へ案内するので、後続の紙葉類は故障なく回収部へ搬送
される。
【0008】請求項3の発明は、分離手段が、繰り出し
ローラと固定ローラとで紙葉類を1枚ずつ払い出し通路
へ繰り出す繰り出し手段と、一時貯留室に貯留された紙
葉類を間欠的に繰り出し手段へ移送する間欠移送手段と
を有するものとした。一時貯留室に入ってくる後続の紙
葉類と干渉しないタイミングで間欠移送手段が間欠作動
し、繰り出し手段が順次に紙葉類を1枚ずつ払い出し通
路へ繰り出す。
【0009】請求項4の発明は、迂回通路が出口の近傍
において払い出し通路に合流して出口に至り、ケーシン
グには投入機に接続する導入路が形成され、払い出し通
路における迂回通路の合流位置より下流に合流している
ものとした。通常経路を経たか迂回通路を経たかにかか
わらず、紙葉類が安定した姿勢で下流の搬送路へ送出さ
れる。また、導入路が分離払い出し装置のケーシングに
一体に形成されているので、別個の合流ボックスが不要
となる。
【0010】請求項5の発明は、投入機に接続する導入
路に紙葉類検知手段が設けられ、該紙葉類検知手段が紙
葉類の存在を検知したときは、所定の間分離手段の作動
を停止させるように構成したものとした。導入路に入っ
た紙葉類を優先させることにより、通常経路の紙葉類と
重なることが防止される。
【0011】請求項6の発明は、ケーシングの上壁にア
クセス穴が形成され、該アクセス穴に着脱可能にカバー
が設けられているものとした。故障が発生したとき、た
だちに搬送路に接続された複数の投入機を停止させるこ
となく、アクセス穴からその故障処理を行うことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明を複数の遊技媒体貸出機から
の紙幣を共通の回収部へ搬送する紙幣搬送装置に適用し
た実施例の全体構成を示す図である。遊技媒体貸出機1
1は複数の遊技台10(例えばパチンコ台あるいはパチ
スロ台等)に隣接して設置されたパチンコ台間玉貸機や
メダル台間貸機であって、搬送路20の両側に背中合わ
せに設けられている。各遊技媒体貸出機11は内部に紙
幣鑑別機12を備え、紙幣鑑別機12と搬送路20は導
入路15により接続されている。遊技媒体貸出機11は
発明における投入機に該当する。
【0013】搬送路20は各遊技媒体貸出機11に対応
する合流ボックス22と、合流ボックス22間を連結す
る搬送ケース24とからなり、導入路15は合流ボック
ス22内に形成されている。搬送路20の端末には搬送
路20からの紙幣を整列して収納する回収部18が設け
られている。回収部18はその入口側に紙幣カウンタ1
7を備えている。回収部18と直前の合流ボックス22
の間には、他の合流ボックス22間の搬送ケース24と
は異なり、短縮された搬送ケース26と分離払い出し装
置30が設けられ、分離払い出し装置30の下流側に搬
送ケース27が設けられている。
【0014】分離払い出し装置30が接続される搬送ケ
ース26、27内には、それぞれ図示しない公知の搬送
機構が備えられている。搬送機構は、例えば紙幣の通路
にそって、長手方向に複数のプーリにより支持されて延
びる丸ベルトと、各プーリに相対向して丸ベルトを所定
圧で挟むように配置された複数のローラを備え、丸ベル
トとローラが協働して紙幣の幅中間部分を紙厚方向から
挟持して、プーリの回転駆動による丸ベルトの移動とと
もに当該紙幣を搬送ケースの長手方向へ搬送する。搬送
ケース26の出口近傍には通過する紙幣を検出する第1
のフォトセンサ29が設置されている。
【0015】合流ボックス22間の搬送ケース24も同
様の搬送機構を備えている。合流ボックス22には、弧
状の導入路15にモータ駆動される図示省略の搬送ベル
トあるいは搬送ローラを備え、また上流および下流の搬
送ケース24あるいは26の通路を結ぶ直線部にも同様
に図示省略の搬送ベルトあるいは搬送ローラを備えてい
る。
【0016】図2は分離払い出し装置30の外観を示す
斜視図である。ケーシング31はアッパケース32、ミ
ドルケース33およびロアケース34に分割され、アッ
パケース32とミドルケース33の内部に紙幣の通路が
形成され、ロアケース34内に後述する各駆動ローラの
ためのモータや通路切り替えゲートを作動させる電磁ソ
レノイド120等が配置されている。
【0017】アッパケース32の上壁32aには、後述
の導入通路56、迂回通路59、払い出し通路58およ
び一時貯留室57の主要部分にわたるアクセス穴35が
形成され、このアクセス穴35にカバー36が取り付け
られている。なお、カバー36はその裏面に、アッパケ
ース32に形成された壁部44bと協動して上記の導入
通路56の一部を構成する壁部44aを有している。迂
回通路、払い出し通路および一時貯留室についても同様
である。
【0018】カバー36の4隅には、上面から下方へ第
1片38が所定長さだけ延びたあと折り返して、第2片
39が上方へ延びてその自由端が上面よりも高い位置に
なっているクリップ37が形成され、アッパケース上壁
32aのアクセス穴35の縁近傍に形成された角穴40
に差し込まれるようになっている。クリップ37は互い
に近いもの同士、ここではケーシング31の幅方向に隣
接するもの同士で対向して対称に形成されている。
【0019】図3に示すように、クリップ37は、角穴
40に差し込まれた状態で、アッパケース上壁32aの
裏面側において第2片39に設けた爪39aが角穴40
の縁に係止し、カバー36が外れないようになってい
る。カバー36を取り外すときは隣接するクリップ37
の各第2片39の自由端に指をかけて挟むことにより、
各第2片39が撓んで爪39aによる係止がなくなるの
で、そのまま持ち上げれば簡単にアッパケース32から
離れる。なお、アッパケース32側にはカバー36と協
動する図示しないスイッチが設けられ、カバー36が取
り外されたときに作動する。
【0020】図4は、アッパケース32を取り外して示
す分離払い出し装置30の内部詳細を示す平面図であ
り、図5はケーシング31を除いて示す斜視図である。
分離払い出し装置30のケーシング31内には、上流、
下流の搬送ケース26、27の通路を結ぶ中心線上に、
入口55と出口60が設けられ、入口55には一時貯留
室57へ向かう導入通路56と迂回通路59が分岐して
連なっている。また、後述する払い出し通路58の下流
端が上記出口60を形成しており、迂回通路59の払い
出し通路58の途中には迂回通路59の下流端が合流し
ている。
【0021】導入通路56と一時貯留室57は、分岐後
ケーシング31の一方の側壁にそって延び、迂回通路5
9も分岐後他方の側壁にそって延びている。導入通路5
6は、図6に示すように、それぞれ紙幣Bの上縁部およ
び下縁部と重なるように上下に配置された上壁44と下
壁45からなり、上壁44と下壁45の間が窓Wを形成
している。一時貯留室57、払い出し通路58および迂
回通路59も同様の構成となっている。窓Wには後述す
る貯留ベルト74と転動ローラ75が配されて紙幣Bを
挟んでいる。なお、図中、77は後述する第1の紙幣検
知レバー、78は羽根車である。一時貯留室57の奥端
は紙幣Bの前端を受けるストッパ壁57cとなってい
る。
【0022】入口55には、取り込みローラ63と、こ
れに対向する転動ローラ68が設けられ、転動ローラ6
8は図示しないスプリングで回動付勢されたレバー69
に支持されて取り込みローラ63に押圧されている。入
口55に入った紙幣は取り込みローラ63と転動ローラ
68に挟まれて引き込まれる。入口55直後の導入通路
56と迂回通路59の分岐部分には、通路切り替えゲー
ト61が設けられ、入口55から引き込まれる紙幣を切
り替え位置によって導入通路56または迂回通路59へ
案内する。
【0023】ロアケース34の裏面側斜視図である図7
に示すように、通路切り替えゲート61は電磁ソレノイ
ド120の駆動によりリンケージ121を介してその回
動軸61aまわりに回動して切り替わる。なお、図4は
入口55を導入通路56側へ接続する通常状態を示し、
図8は通路切り替えゲート61によって迂回通路59側
へ切り替えられた状態を示す。なお、図8には理解を容
易にするため、各通路を形成する側壁にハッチングを施
している。
【0024】導入通路56から一時貯留室57の長手方
向全域にかけては、図示しないモータで駆動される駆動
プーリ70とガイドローラ71、72、73とが設置さ
れて貯留ベルト74が掛け渡されている。先の図7に示
されるように、貯留ベルト74は上壁44と下壁45間
の窓Wの上下方向略中央を横方向に延びている。導入通
路56の上流部で、通路切り替えゲート61の近傍には
貯留ベルト74と協動する転動ローラ75が配置され、
導入通路56に案内された紙幣を貯留ベルト74と転動
ローラ75間に挟んで一時貯留室57へ送り込むように
なっている。
【0025】導入通路56にそって、転動ローラ75か
ら下流側に順に第1の紙幣検知レバー77と、羽根車7
8が設けられている。羽根車78は、外周面に柔軟な羽
根79を備えて、貯留ベルト74の上下に配置され、回
転によって紙幣を一時貯留室57へ付勢するとともに、
一時貯留室57に入った紙幣の後端縁を叩いて、当該後
端縁を貯留ベルト74から離してケーシング31の中心
寄りへ付勢する。これにより、後続の紙幣が一時貯留室
57内の紙幣の後端縁に衝突することが回避され、順次
に一時貯留室57へ進入可能となっている。
【0026】第1の紙幣検知レバー77は図示しないス
イッチから延びる回転軸に支持され、下方の羽根車78
の下側に配置されている。第1の紙幣検知レバー77は
入口55から送り込まれてくる紙幣によって回動され、
上記のスイッチをオンさせるようになっている。
【0027】羽根車78の近傍で一時貯留室57の外側
には、板状のプッシャ80が設けられ、軸81まわりの
回動によって一時貯留室57内に進出し、貯留されてい
る紙幣をケーシング31の幅方向中心部に設けられた分
離ローラ83に押し付ける。プッシャ80は貯留ベルト
74を挟む上下の2枚組みとなっている。分離ローラ8
3は一時貯留室57に臨んで設けられ、間欠駆動され
る。分離ローラ83とプッシャ80は連動しており、と
くに図5、図7に示すように、分離ローラ83の回転軸
84に設けられたカム85とプッシャ80のアーム板8
2の係合によって分離ローラ83が回転するとき、プッ
シャ80が退避位置から一時貯留室57内に進出するよ
うになっている。
【0028】分離ローラ83は2枚組のプッシャ80に
対応させて2個組となっており、プッシャ80が一時貯
留室57内に回動したとき紙幣Bがプッシャ80と分離
ローラ83間に挟まれ、紙幣Bはその後端方向に設置さ
れた繰出しローラ87へ送り込まれる。繰出しローラ8
7も分離ローラ83と連動している。繰出しローラ87
は、図9に示すように、上下に大径部87aを備え、大
径部87aに挟まれた中間部は大径部よりわずかに小さ
い小径部87bとなっている。繰出しローラ87の大径
部87aには、転動ローラ88が押圧付勢されている。
繰出しローラ87と転動ローラ88は、分離ローラ83
により移送される紙幣を引き込んで、出口60へ連なる
払い出し通路58に繰り出すようになっている。
【0029】繰出しローラの小径部87bに対向して、
非回転の固定ローラ89が第1アーム90に支持されて
設けられている。第1アーム90が図示しないスプリン
グで回動方向に付勢されることにより固定ローラ89が
繰出しローラの小径部87bに押圧され、紙幣1枚のみ
を通過させる。なお、転動ローラ88は第1アーム90
に回転可能に支持された第2アーム91に支持されてお
り、第1、第2アーム90、91間に設けられた図示し
ないスプリングにより第2アーム91が回動方向に付勢
されることにより繰出しローラ87に押圧される。
【0030】払い出し通路58は繰出しローラ87にそ
ってU字状に折り返され、ケーシング31の幅方向中心
まで延び、その後ケーシングの下流端の出口60まで直
線的に延びている。折り返し後の払い出し通路58に
は、分離ローラ83の近傍の側壁にそってガイドローラ
93、94が設置され、分離ローラ83との間に掛け渡
された繰り出しベルト95が払い出し通路58に臨んで
いる。そして払い出し通路58の反対側からは転動ロー
ラ96が繰り出しベルト95に押圧状態で設けられ、出
口60方向へ紙幣Bを送るようになっている。
【0031】なお、分離ローラ83と繰出しローラ87
の回転速度は、繰出しローラ87からの紙幣の繰り出し
速度と繰り出しベルト95の速度が整合するように、所
定の関係に設定されている。折り返し後の払い出し通路
58にはまた、ガイドローラ93より上流側に、第2の
紙幣検知レバー98が設けられている。
【0032】払い出し通路58と迂回通路59の合流部
には、駆動ローラ62と、これに対向する転動ローラ1
04が設けられ、転動ローラ104は図示しないスプリ
ングで回動付勢されたレバー105に支持されて駆動ロ
ーラ62に押圧されている。入口の取り込みローラ63
とこの駆動ローラ62の間には、ガイドプーリ64、6
5、66、転動ローラ100、101が設けられ、これ
らの間に迂回ベルト102が掛け渡されている。そし
て、迂回ベルト102の取り込みローラ63から、ガイ
ドプーリ66、転動ローラ100、101、駆動ローラ
62にわたる部分が迂回通路59に臨んでおり、迂回ベ
ルト102と転動ローラ100および101とは押圧状
態となっている。
【0033】これにより、迂回通路59に入った紙幣は
迂回ベルト102と転動ローラ100に挟まれて繰り出
され、つぎに迂回ベルト102と転動ローラ101に挟
まれて繰り出されて、払い出し通路58との合流部へ送
られる。合流部では駆動ローラ62と転動ローラ104
により紙幣は出口60方向へ送り出される。
【0034】ケーシング31の駆動ローラ62と転動ロ
ーラ104より出口60側には、島端の遊技媒体貸出機
に対応する導入路108が形成され、導入路108は迂
回通路59と同様の傾斜で払い出し通路58に合流して
いる。導入路108には、駆動ローラ109と、これに
対向する転動ローラ110が設けられ、転動ローラ11
0は図示しないスプリングで回動付勢されたレバー11
1に支持されて駆動ローラ109に押圧されている。遊
技媒体貸出機から導入路へ繰り出された紙幣は、これに
より払い出し通路58へ送られる。
【0035】導入路108の駆動ローラ109近傍に
は、第3の紙幣検知レバー113が設けられている。さ
らに導入路108の合流部にも、駆動ローラ115が設
けられ、払い出し通路58の上流からあるいは導入路1
08からの紙幣を出口60から搬送ケース27へ送り出
す。
【0036】一時貯留室57には紙幣が貯留されている
かどうかを検出する第2のフォトセンサ116が設置さ
れ、払い出し通路58の導入路108との合流部直前に
は第3のフォトセンサ117が設置されている。とくに
接続線は図示しないが、第1、第2、第3の紙幣検知レ
バー77、98、113に連結されたスイッチおよび第
1、第2、第3のフォトセンサ29、116、117は
モータや電磁ソレノイド120を制御する制御装置に接
続されている。
【0037】本実施の形態では、通路切り替えゲート6
1が発明の通路切り替え手段に該当し、第3の紙幣検知
レバー113が紙葉類検知手段に該当する。また、一時
貯留室に貯留されている紙葉類をプッシャ80で分離ロ
ーラ83に押し付けて繰り出しローラ87側へ送り、繰
り出しローラ87と固定ローラ89と紙葉類を1枚ずつ
払い出し通路へ繰り出す構成が、発明の分離手段を形成
しており、とくに固定ローラと繰り出しローラが繰り出
し手段を、プッシャ80と分離ローラ83が間欠移送手
段を構成している。そして、第1、第2の紙幣検知レバ
ー77、98が故障検出手段を構成している。
【0038】つぎに、以上のように構成された分離払い
出し装置30の動作について説明する。まず、分離払い
出し装置30内で紙幣詰まりのない通常状態について説
明する。通路切り替えゲート61は図4に示されるよう
に、入口55を導入通路56へ接続する側にある。上流
側搬送ケース26から入口55に入ってきた紙幣は、取
り込みローラ63と転動ローラ68により挟持されて取
り込まれ、通路切り替えゲート61に案内されて導入通
路56へ進む。導入通路56に入った紙幣は貯留ベルト
74と転動ローラ75に挟持されて一時貯留室57へ送
られる。
【0039】紙幣が導入通路56を通過の間、第1の紙
幣検知レバー77は紙幣に押されて回動し、連結された
スイッチをオンさせる。第1の紙幣検知レバー77のス
イッチがオンしている間は、プッシャ80は一時貯留室
57の外部に退避している。一時貯留室57に入った紙
幣は羽根車78によってその後端縁を叩かれ、貯留ベル
ト74から離されるので、貯留ベルト74に押し付けら
れた状態で一時貯留室57に入ってくる後続の紙幣が衝
突するのが回避される。搬送ケース26から入ってきた
紙幣が複数枚重なっている場合にも、そのうちの先に一
時貯留室57に入った紙幣は前端がストッパ壁57cに
当接して移動を停止する一方、その後に続く紙幣は継続
して貯留ベルト74と転動ローラ75により取り込まれ
るので、順次に上記一時貯留室57内に集積されてい
く。
【0040】搬送ケース26の出口の第1のフォトセン
サ29が紙幣を検出しておらず、かつ第1の紙幣検知レ
バー77のスイッチがオフすると、分離払い出し装置3
0に後続の紙幣が入ってきていないこととなるので、分
離ローラ83が間欠駆動され、連動して一時貯留室内5
7へ回動するプッシャ80が紙幣を分離ローラ83に押
し付けるので、プッシャ80と分離ローラ83間に挟ま
れた紙幣は一時貯留室57から繰出しローラ87へ送り
込まれる。紙幣の前端は繰出しローラ87と転動ローラ
88によって取り込まれ、紙幣が複数枚のときは固定ロ
ーラ89によって1枚ずつ繰り出される。
【0041】なお、本実施例では、分離ローラ83の作
動に対しては、導入路108からの紙幣の払い出しが優
先される。すなわち、導入路108に紙幣が入ってきて
第3の紙幣検知レバー113が紙幣を検知している間
は、分離ローラ83は駆動されない。これによって、払
い出し通路58の繰出しローラ87側から搬送される紙
幣が導入路108からの紙幣と重ならないようにする。
したがって、搬送ケース26の出口の第1のフォトセン
サ29が紙幣を検出しておらず、かつ第1の紙幣検知レ
バー77のスイッチがオフで、さらに第3の紙幣検知レ
バー113が紙幣を検知していないことを条件に、分離
ローラ83とプッシャ80の間欠駆動が繰り返される。
【0042】こうして繰出しローラ87によって1枚ず
つ払い出し通路58へ繰り出された紙幣は、繰り出しベ
ルト95と転動ローラ96に挟まれ、続いて、駆動ロー
ラ62と転動ローラ104により紙幣は出口60へ搬送
される。
【0043】つぎに、紙幣が導入通路56あるいは払い
出し通路58内に詰まってしまい、第1、第2の紙幣検
知レバー77、98あるいは第3センサ117が連続し
て所定時間以上紙幣を検知している状態が継続した場合
は、制御装置が電磁ソレノイド120を作動させて、図
8に示されるように、入口55を迂回通路59へ接続す
る側へ通路切り替えゲート61を切り替える。これによ
り、取り込みローラ63と転動ローラ68により挟持さ
れて取り込まれた紙幣は迂回通路59へ案内され、迂回
ベルト102と転動ローラ100、101に挟まれて迂
回通路59を進んだあと、合流部で払い出し通路58へ
繰り出される。その後は前述した通常時と同じである。
【0044】なお、紙幣詰まり発生時に取り除き処理の
ため、ケーシング上壁32からカバー36が取り外され
たときは、当該取り外しに連動するスイッチの作動によ
り、導入通路56から一時貯留室57および払い出し通
路58にわたるベルトやローラ、プーリを駆動するモー
タを停止させ、作業を容易とする。この間、迂回通路5
9における駆動ローラ62、迂回ベルトは駆動されてい
るので、上流からの紙幣は円滑に回収部18へ送られ
る。
【0045】本実施の形態は以上のように構成され、分
離払い出し装置30において、入口55近傍に通路切り
替えゲート61を設け、導入通路56と迂回通路59の
いずれかへ切り替え可能としている。通常時は、上流側
搬送ケース26からの紙幣を導入通路56を経て一旦一
時貯留室57に受け入れ、一時貯留室57から繰出しロ
ーラ87により払い出し通路58へ1枚ずつ引き出して
下流側の搬送ケース27へ送り出すものとしたので、回
収部18では紙幣の枚数が正確に紙幣カウンタ17によ
り計数されて回収される。
【0046】一方、迂回通路59は紙幣詰まりを生じや
すい領域を避けた出口60近くで払い出し通路58に合
流するよう設定され、紙幣が導入通路56や払い出し通
路58に詰まった場合には、通路切り替えゲート61を
切り替えて入口55からの紙幣を迂回通路59へ案内す
るものとしたので、上流に接続されたすべての遊技媒体
貸出機の稼動を停止させることなく、詰まった紙幣を取
り除くことができる。
【0047】この際、とくにケーシング31のアッパケ
ース上壁32aには、導入通路56、迂回通路59、払
い出し通路58および一時貯留室57の主要部分にわた
るアクセス穴35が形成され、アクセス穴35のカバー
36が各通路および一時貯留室の一部を構成する壁部を
形成しているので、カバー36を外すことにより露出す
る詰まり紙幣を容易に摘み上げ取り除くことができる。
【0048】なお、実施の形態では、カバー36のクリ
ップ37をカバーの4隅に設けたが、長手方向または幅
方向の2個所に設けてもよい。さらには、カバー36を
施錠可能に構成することもできる。また、島端に隣接す
る遊技媒体貸出機用の導入路108が分離払い出し装置
のケーシング31に設けられているものとしたが、これ
に限定されず、列端最後の導入路は搬送ケース27に設
けたり、独立の合流ボックスの形態としてもよい。
【0049】なおまた、実施の形態では通路切り替えゲ
ート61の駆動源として電磁ソレノイド120を用いた
ものを示したが、これに限定されず、例えば電動モータ
やエアシリンダにより駆動するものとしてもよい。さら
に、通路切り替えゲート61は通常は紙幣を通常経路へ
案内するように構成したが、上流の第1のフォトセンサ
29などによる検出で紙幣が重なっていないことが確認
されたときには迂回通路側へ案内して、一時貯留室を経
ないで真っ直ぐ回収部へ送るようにしてもよい。
【0050】さらに、実施例は遊技台10に付設される
遊技媒体貸出機11との組み合わせを示したが、本発明
は、その他の種々の料金支払い機などにも適用できる。
また紙葉類として紙幣の搬送について説明したが、他の
規格化されたサイズの紙片や撓み性を有するプラスチッ
クカードの搬送にも適用される。
【0051】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、紙葉類搬送装
置の回収部に近い搬送路に介装され、一時貯留室に貯留
した紙葉類を1枚ずつ分離して繰り出す分離手段を備え
る分離払い出し装置において、入口に連なる導入通路か
ら分離手段を経て払い出し通路から出口に至る通常経路
と、該通常経路を迂回して出口に至る迂回通路とを通路
切り替え手段で切り替え可能としたので、通常経路にお
いてトラブルが発生したときに通路切り替え手段を切り
替えることにより、トラブル発生個所を避けて紙葉類を
出口へ送ることができる。この結果、例えば投入機とし
て遊技媒体貸出機からの紙幣を共通の回収部へ搬送する
紙幣搬送装置に用いたときには、詰まった紙幣の取り除
き処理の間も故障なく回収部へ搬送され、搬送路にそっ
た多数の遊技媒体貸出機を停止させる必要がないから、
遊技店にとっては売上げ減にならず、遊技客にも迷惑を
かけることがない。
【0052】さらに、通常経路における故障を検出する
故障検出手段を有し、通常経路において故障が生じたと
きは、通路切り替え手段を切り替えて紙葉類を迂回通路
へ案内するよう構成することにより、故障の発生に対応
して自動的に通路が切り替えられるので、故障発見まで
の間に当該故障個所に後続の紙葉類が蓄積されることも
ない。
【0053】上記分離手段は、繰り出しローラと固定ロ
ーラとで紙葉類を1枚ずつ払い出し通路へ繰り出す繰り
出し手段と、一時貯留室に貯留された紙葉類を間欠的に
繰り出し手段へ移送する間欠移送手段とを有するものと
することにより、順次に1枚ずつ搬送されるから途中で
の詰まりの可能性がきわめて小さくする。
【0054】また、迂回通路の下流を払い出し通路に合
流させるとともに、ケーシングに投入機に接続する導入
路を形成し、払い出し通路における迂回通路の合流位置
より下流に合流させることにより、紙葉類は通常経路を
経たか迂回通路を経たかにかかわらず同じ姿勢で送出さ
れ、下流の搬送路との接続構造が簡単となり、かつ紙葉
類の受渡しが安定する。そして、導入路と分離払い出し
装置のケーシングが一体となり、別個の合流ボックスが
不要となる。
【0055】さらに、上記導入路に紙葉類検知手段を設
け、導入路に紙葉類が入ったことを検知したときは分離
手段の作動を停止させて、導入路に入った紙葉類を優先
させることにより、通常経路の紙葉類と重なることが防
止される。
【0056】また、ケーシングの上壁にアクセス穴を形
成して、着脱可能のカバーを設けることにより、故障が
発生したときアクセス穴からその故障処理を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を紙幣搬送装置に適用した実施例の全体
構成を示す図である。
【図2】分離払い出し装置の外観を示す斜視図である。
【図3】アクセス穴におけるカバーの装着状態を示す断
面図である。
【図4】分離払い出し装置の内部詳細を示す平面図であ
る。
【図5】分離払い出し装置のケーシングを除いて示す斜
視図である。
【図6】導入通路を示す断面図である。
【図7】ロアケースの裏面側を示す斜視図である。
【図8】通路切り替えゲートを迂回通路接続側へ切り替
えた状態を示す図である。
【図9】繰出しローラと固定ローラの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 遊技台 11 遊技媒体貸出機 12 紙幣鑑別機 15 導入路 17 紙幣カウンタ 18 回収部 20 搬送路 22 合流ボックス 24 搬送ケース 26、27 搬送ケース 29 第1のフォトセンサ 30 分離払い出し装置 31 ケーシング 32 アッパケース 32a 上壁 33 ミドルケース 34 ロアケース 35 アクセス穴 36 カバー 37 クリップ 38 第1片 39 第2片 39a 爪 40 角穴 44 上壁 44a、44b 壁部 45 下壁 55 入口 56 導入通路 57 一時貯留室 57c ストッパ壁 58 払い出し通路 59 迂回通路 60 出口 61 通路切り替えゲート(通路切り替え手段) 61a 回動軸 62、109、115 駆動ローラ 63 取り込みローラ 64、65、66、73、94 ガイドプーリ 68、88、96、100、101、104、110
転動ローラ 69、105、111 レバー 70 駆動プーリ 71、72、93 ガイドローラ 74 貯留ベルト 77 第1の紙幣検知レバー 78 羽根車 79 羽根 80 プッシャ 81 軸 83 分離ローラ 84 回転軸 85 カム 87 繰出しローラ 87a 大径部 87b 小径部 89 固定ローラ 90 第1アーム 91 第2アーム 95 繰り出しベルト 98 第2の紙幣検知レバー 102 迂回ベルト 108 導入路 113 第3の紙幣検知レバー(紙葉類検知手段) 116 第2のフォトセンサ 117 第3のフォトセンサ 120 電磁ソレノイド 121 リンケージ B 紙幣 W 窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 BA88 BC68 BC79 EA45 3E040 AA01 BA20 FC15 FD02 FE03 FG01 FG06 FG09 FG11 FL06 3F053 EA06 EC02 EC06 ED17 ED18 ED19 ED27 LA08 LB04 3F100 AA06 BA14 CA11 EA13 3F101 LA08 LA16 LB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路にそって複数の投入機が設置さ
    れ、投入機に投入された紙葉類を搬送路へ合流させて回
    収部へ搬送する紙葉類搬送装置の前記回収部に近い搬送
    路に介装され、紙葉類を一時貯留室に貯留して該貯留し
    た紙葉類を1枚ずつ分離して繰り出す分離手段を備える
    分離払い出し装置において、ケーシング内に、入口に連
    なる導入通路から前記分離手段を経て払い出し通路から
    出口に至る通常経路と、該通常経路を迂回して前記出口
    に至る迂回通路と、前記入口を前記導入通路または迂回
    通路へ切り替え接続する通路切り替え手段を有すること
    を特徴とする紙葉類搬送装置の分離払い出し装置。
  2. 【請求項2】 前記通常経路における故障を検出する故
    障検出手段を有し、通常は上流側の搬送路から前記入口
    に送り込まれる紙葉類を前記導入通路へ案内する一方、
    前記通常経路において故障が生じたときは、前記通路切
    り替え手段を切り替えて上流側の搬送路から送り込まれ
    る紙葉類を迂回通路へ案内するよう構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の紙葉類搬送装置の分離払い
    出し装置。
  3. 【請求項3】 前記分離手段は、繰り出しローラと固定
    ローラとで紙葉類を1枚ずつ払い出し通路へ繰り出す繰
    り出し手段と、前記一時貯留室に貯留された紙葉類を間
    欠的に前記繰り出し手段へ移送する間欠移送手段とを有
    することを特徴とする請求項1または2記載の紙葉類搬
    送装置の分離払い出し装置。
  4. 【請求項4】 前記迂回通路は、前記出口の近傍におい
    て前記払い出し通路に合流して出口に至り、前記ケーシ
    ングには投入機に接続する導入路が形成され、前記払い
    出し通路における前記迂回通路の合流位置より下流に合
    流していることを特徴とする請求項1、2または3記載
    の紙葉類搬送装置の分離払い出し装置。
  5. 【請求項5】 前記投入機に接続する導入路に紙葉類検
    知手段が設けられ、該紙葉類検知手段が紙葉類の存在を
    検知したときは、所定の間前記分離手段の作動を停止さ
    せるように構成したことを特徴とする請求項4記載の紙
    葉類搬送装置の分離払い出し装置。
  6. 【請求項6】 前記ケーシングの上壁にアクセス穴が形
    成され、該アクセス穴に着脱可能にカバーが設けられて
    いることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載
    の紙葉類搬送装置の分離払い出し装置。
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