JP2002293078A - 点描筆記具 - Google Patents

点描筆記具

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JP2002293078A
JP2002293078A JP2001137928A JP2001137928A JP2002293078A JP 2002293078 A JP2002293078 A JP 2002293078A JP 2001137928 A JP2001137928 A JP 2001137928A JP 2001137928 A JP2001137928 A JP 2001137928A JP 2002293078 A JP2002293078 A JP 2002293078A
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JP
Japan
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elastic body
writing instrument
stippling
relay core
main body
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JP2001137928A
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English (en)
Inventor
Ichiro Nishitani
一郎 西谷
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KURETAKE SEISHIYOUDOU KK
Original Assignee
KURETAKE SEISHIYOUDOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽く押圧すれば、先端部に形成された模様状切
り目の点描が得られ、強く押圧すれば、先端部に形成さ
れた模様状切り目が歪んだ形状となる点描筆記具を提供
する。 【解決手段】中継芯の後方部は筆記具本体内部のインキ
部と接触すると共に、この中継芯の前方部を筆記具本体
より突出せしめ、該中継芯の先端部には連続気泡性の筒
状軟質弾性体を被着し、該筒状軟質弾性体の前方部を湾
曲状にした点描筆記具であって、前記筒状軟質弾性体の
前端部に模様状切り目を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、点描筆記具に関
し、点描筆記の際の押圧力を調節することによって点描
筆記具の先端に設けた模様状切り目の形状をさまざま変
化させることができる点描筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ペン、マーカー等で点描をする場
合、一個のペン、マーカー(以下、ペン等という)で点
描し得る点の大きさはほぼ一定であると共に、これらの
筆記具で得られる点描には軟らかさに欠ける。しかしな
がら、特に点描画や文字のアクセントとして点描する場
合、軟らか感触で且つ種々の大きさの点描が必要となる
場合がある。この要請に応えるために、特願2000−
341189号「点描筆記具」を開発し、販売をした。
幸いにも、需要者には好評である。
【0003】しかし、この特願2000−341189
号「点描筆記具」の発明では、点描の形状自体はほぼ決
まっており面白さに欠けるという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題点に鑑み、
この発明は、点描筆記具の先端部を被点描素材に軽く押
圧すれば、先端部に形成された切り目の模様に応じて様
々な形状の点描、即ち、切り目に沿ったインキ溜まりが
できることに起因する濃淡ができたり、空白部分ができ
たり、更には先端部の歪みに基づくゆがんだ形状等々が
形成される点描筆記具を提供することをその目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明は筒状軟質弾性体の前端部に模様状切り
目を形成したものである。
【0006】前記の筒状軟質弾性体の表層前端部に模様
切り目を形成すべく、中継芯の後方部は筆記具本体内部
のインキ部と接触すると共に、この中継芯の前方部を筆
記具本体より突出せしめ、該中継芯の先端部には連続気
泡性の筒状軟質弾性体を被着し、該筒状軟質弾性体の前
方部を湾曲状にした点描筆記具において、前記筒状軟質
弾性体の前方部に模様状切り目を設けることにした。
【0007】また、模様切り目を明瞭に形成するべく、
中継芯の後方部は筆記具本体内部のインキ部と接触する
と共に、この中継芯の前方部を筆記具本体より突出せし
め、該中継芯の先端部には連続気泡性の筒状軟質弾性体
を被着し、該筒状軟質弾性体の前方部を湾曲状とし、且
つこの連続気泡性の筒状軟質弾性体と中継芯との接続部
に空隙部を設けた点描筆記具において、筒状軟質弾性体
の前方部に模様状切り目を設けたこととした。
【0008】点描の濃淡をより鮮明にするために、中継
芯の後方部は筆記具本体内部のインキ部と接触すると共
に、この中継芯の前方部を筆記具本体より突出せしめ、
該中継芯の先端部には連続気泡性の前端部肉厚筒状軟質
弾性体を被着し、該前端部肉厚筒状軟質弾性体の前方部
を湾曲状にした点描筆記具において、前記前端部肉厚筒
状軟質弾性体の表層部に模様状切り目を設けることとし
た。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、この発明
の実施の形態及び実施例について説明する。
【実施例1】ペン等の筆記具aは、筆記具本体1と、筆
記具本体1の内部に設けられたインキを含浸させてなる
中綿2と、後方部は中綿2に接触せられ前方部は筆記具
本体の孔口4より突出してなる中継芯3と、中継芯3の
先端部に被冠せしめた連続気泡性の軟質筒状弾性体7と
から成っている。この該軟質筒状弾性体7の先端部は尖
端及びエッジを持たない湾曲状としてある。
【0010】この中継芯3は、無数の長繊維を束ねて固
化成形したもので、中綿2に含浸されたインキを毛細管
現象で前方方向に導くもので、現在各種のマーカーの芯
材として現在では一般に使用されている。
【0011】中継芯3の後方部がインキを含浸させてな
る中綿2に接触させてなるので、中綿2のインキが枯渇
するまでは中継芯3の後方よりインキが毛細管現象によ
り前方方向に導かれる。筆記具本体1内部の後端部は尾
栓11にて密閉してある。なお、12はキャップであ
る。
【0012】中継芯3の前端部には、その先端部は尖端
及びエッジを持たない連続続気泡性の湾曲状軟質筒状弾
性体7が被着させてある。図2には、軟質筒状弾性体4
の前端部に形成される模様状切り目孔又は凹陥部9は、
空隙部13に貫通しているものを示してある。
【0013】この模様状切り目孔又は凹陥部9は、極め
て細幅の溝状のもの、広幅の溝状のもの、丸形形状、三
角形状、四角形状、菱形形状、その他種々の形状を適宜
に組み合わせたものを含んでいる。図3及び図4にはそ
れぞれ四種類(イ)、(ロ)、(ハ)(ニ)の軟質筒状
弾性体7の先端部6を示してある。図3(イ)、
(ロ)、(ハ)(ニ)の正面図は、それぞれ図4
(イ)、(ロ)、(ハ)(ホ)の側面図に対応してい
る。例えば、図6に示す点描痕10は図3の(イ)即
ち、図4の(イ)の点描筆記具にて正面を押し当てたも
の、及び筆記具を斜めにして押し当て点描したものを点
描の例示として示してある。
【0014】このような模様状切り目孔又は凹陥部9を
形成された軟質筒状弾性体7を先端部6を有する点描筆
記具によって点描した場合、その押圧の強弱によって歪
みが生じ、様々の濃淡及び模様が形成される。即ち、模
様状切り目孔又は凹陥部9が、極めて細幅の溝状及び小
さな孔状のものではインキ溜まりが生じることから濃く
なり、広幅又は大きな空所部分ではインキの付かない部
分が形成される。通常、点描によって得られる点描痕径
は、1.5mm〜6.5mmである。
【0015】殊に、図2に示すような軟質筒状弾性体7
の前端部に形成される模様状切り目孔又は凹陥部9は空
隙部13まで貫通するものでは、且つ点描筆記具の先端
部が薄肉に形成されているものでは、押圧の強弱で様々
に変形し易く、模様状切り目孔又は凹陥部9の当初の形
状と異なる形状となり、その点描にも濃淡がはっきりと
表れる傾向がある。
【実施例2】
【0016】図7では、中継芯23の先端部と軟質筒状
弾性体17の内部の後端部との間に間隙を設けないで、
中継芯23の先端部と軟質筒状弾性体17の内部の後端
部とが直接接触せしめ且つ軟質筒状弾性体17が肉厚に
形成してある。更に、この軟質筒状弾性体17に形成さ
れる模様状切り目孔又は凹陥部19はその先端の表層部
に形成してある。このような肉厚の軟質筒状弾性体17
の前端部がなだらかな湾曲状をした中央が殊に肉厚部1
8であるから、場合によっては、含浸インキ量を多くす
ることができることになり押圧時に意外性のある点描を
得ることができる。実際の点描の際には、このようなイ
ンキの濃淡は、ある場合にはおもしろい点描効果を表現
できる。
【0017】
【発明の効果】請求項1の点描筆記具では、中継芯の後
方部は筆記具本体内部のインキ部と接触すると共に、こ
の中継芯の前方部を筆記具本体より突出せしめ、該中継
芯の先端部には連続気泡性の筒状軟質弾性体を被着し、
該筒状軟質弾性体の前方部を湾曲状にした点描筆記具に
おいて、前記筒状軟質弾性体の前端部に模様状切り目を
設けてあるので、単なる点描でなく模様状切り目の形状
の点描を簡単に得ることができる。請求項2の点描筆記
具では、中継芯の後方部は筆記具本体内部のインキ部と
接触すると共に、この中継芯の前方部を筆記具本体より
突出せしめ、該中継芯の先端部には連続気泡性の筒状軟
質弾性体を被着し、該筒状軟質弾性体の前方部を湾曲状
とし、且つこの連続気泡性の筒状軟質弾性体と中継芯と
の接続部に空隙部を設けた点描筆記具において、筒状軟
質弾性体の前端部に模様状切り目を設けてあるので、単
なる点描でなく模様状切り目の形状の点描及び歪みのあ
る点描を簡単に得ることができると共に、点描模様の濃
淡も押圧加減を調整することによって随時に得ることが
できる。請求項3の点描筆記具では、中継芯の後方部は
筆記具本体内部のインキ部と接触すると共に、この中継
芯の前方部を筆記具本体より突出せしめ、該中継芯の先
端部には連続気泡性の前端部肉厚筒状軟質弾性体を被着
し、該前端部肉厚筒状軟質弾性体の前方部を湾曲状にし
た点描筆記具において、前記前端部肉厚筒状軟質弾性体
の表層部に模様状切り目を設け、前端部肉厚筒状軟質弾
性体にて多量のインキを含浸し得るので、点描の際に
は、より鮮明にその濃淡を表現できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】点描筆記具の前端部を示す斜視図
【図2】中継芯の先端と軟質筒状弾性体との間に空隙部
を形成した点描筆記具の要部拡大断面図
【図3】各種点描筆記具(イ)、(ロ)、(ハ)、
(ニ)の前端部の正面図
【図4】各種点描筆記具(イ)、(ロ)、(ハ)、
(ニ)の前端部の一部側面図
【図5】点描筆記具の概略を示す縦断面図
【図6】二種類の点描痕を示す部分平面図
【図7】前端部肉厚筒状軟質弾性体の表層部に模様状切
り目を設けた点描筆記具の要部拡大断面図。
【符号の説明】
1..筆記具本体 2..中継芯孔 3..中継芯 4..孔口 5..中綿 6..軟質筒状弾性体の先端部 7..軟質筒状弾性体 9..模様状表層切り目又は凹陥部 10.点描痕 11.尾栓 12.キャップ 13.空隙部 17.軟質筒状弾性体 18.肉厚部 19.模様状表層切り目又は凹陥部 23.中継芯 a..筆記具 b..被点描素材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中継芯の後方部は筆記具本体内部のインキ
    部と接触すると共に、この中継芯の前方部を筆記具本体
    より突出せしめ、該中継芯の先端部には連続気泡性の筒
    状軟質弾性体を被着し、該筒状軟質弾性体の前方部を湾
    曲状にした点描筆記具において、前記筒状軟質弾性体の
    前端部に模様状切り目を設けたことを特徴とする点描筆
    記具。
  2. 【請求項2】中継芯の後方部は筆記具本体内部のインキ
    部と接触すると共に、この中継芯の前方部を筆記具本体
    より突出せしめ、該中継芯の先端部には連続気泡性の筒
    状軟質弾性体を被着し、該筒状軟質弾性体の前方部を湾
    曲状とし、且つこの連続気泡性の筒状軟質弾性体と中継
    芯との接続部に空隙部を設けた点描筆記具において、筒
    状軟質弾性体の前端部に模様状切り目を設けたことを特
    徴とする点描筆記具。
  3. 【請求項3】中継芯の後方部は筆記具本体内部のインキ
    部と接触すると共に、この中継芯の前方部を筆記具本体
    より突出せしめ、該中継芯の先端部には連続気泡性の前
    端部肉厚筒状軟質弾性体を被着し、該前端部肉厚筒状軟
    質弾性体の前方部を湾曲状にした点描筆記具において、
    前記前端部肉厚筒状軟質弾性体の表層部に模様状切り目
    を設けたことを特徴とする点描筆記具。
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