JP2002292901A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法

Info

Publication number
JP2002292901A
JP2002292901A JP2001098461A JP2001098461A JP2002292901A JP 2002292901 A JP2002292901 A JP 2002292901A JP 2001098461 A JP2001098461 A JP 2001098461A JP 2001098461 A JP2001098461 A JP 2001098461A JP 2002292901 A JP2002292901 A JP 2002292901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
ink jet
jet recording
recording head
reference temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001098461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3900849B2 (ja
Inventor
Masahiko Fujii
雅彦 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2001098461A priority Critical patent/JP3900849B2/ja
Publication of JP2002292901A publication Critical patent/JP2002292901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3900849B2 publication Critical patent/JP3900849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速に印字可能とするインクジェット記録装
置およびインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法を提
供することを目的とする。 【解決手段】 複数のインクジェット記録ヘッドを有す
るインクジェット記録装置において、各インクジェット
記録ヘッドを印字可能とするために、制御部には各イン
クジェット記録ヘッドの温度が印字可能な基準温度T1
未満(範囲A)か、基準温度T1以上基準温度T2未満
(範囲B)か、基準温度T2以上(範囲C)かに分けて
判定する。基準温度T1未満のインクジェット記録ヘッ
ドがある場合には、基準温度T2未満(範囲A、B)の
全てのインクジェット記録ヘッドを昇温することによっ
て、昇温待機中のインクジェット記録ヘッドが温度低下
によって基準温度T1未満となることを防止する。この
結果、全インクジェット記録ヘッドが迅速に基準温度T
1以上となって印字可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体上にインク
滴を吐出して記録を行なうインクジェット記録装置およ
びインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】画像信号に応じてノズルから用紙にインク
ドロップを吐出し、記録を行なうインクジェット記録方
法には、ノズルからインクドロップを吐出するための駆
動力として、電気一熱変換素子(以下発熱体と呼ぶ)に
電気パルスを印可し、発熱体の発熱によりバブルを生じ
させ、バブルの圧力でノズルからインクドロップを吐出
させるサーマルインクジェット方式がある。
【0003】このサーマルインクジェット方式におい
て、環境温度、あるいは印字によるインクジェット記録
ヘッドの温度変化により、インクの粘性が変化し、また
発熱体上で生じるバブルの大きさが変るため、吐出する
インクドロップ量(体積)が変化し、画像濃度が変化し
てしまう。
【0004】このような画像濃度変化を防止するため
に、発熱体に印加する駆動パルスでインクジェット記録
ヘッドを駆動制御する方法が提案されている。すなわ
ち、バブルを生じさせるために発熱体に印加されるメイ
ンパルスに先立ち、バブルを生じない程度の微小パルス
(プレパルス)を印加するものであり、インクジェット記
録ヘッドの温度によってプレパルスの幅、あるいはパル
ス数を変更することにより、温度によらず吐出するイン
クドロップ量を一定に保つものである。
【0005】実際にこの駆動制御方法を用いた場合に
は、図10に示すように、インクドロップ量が許容範囲
内で変動しながら、印字動作(インク吐出)が行われる
ことになる。
【0006】しかしながら、この駆動制御方法を用いた
場合でも、インクドロップ量を一定に制御できる温度範
囲は限られている。したがって、サーマルインクジェッ
ト方式を用いたインクジェット記録装置では、その使用
環境温度範囲や、インクジェット記録ヘッドの使用温度
範囲が限定されているのが通常である。すなわち、この
駆動制御方法を採用した場合でも、極めて環境温度(イ
ンクジェット記録ヘッド温度)が低い場合には十分に補
償できず、インクドロップ量が小さくなり、画像が薄
く、あるいは、かすれることがある。さらに、最悪の場
合には、ノズルからインクドロップが正常に吐出されな
い場合もある。
【0007】このため、駆動制御方法の適用対象外であ
る低温領域に対しては、インクジェット記録ヘッドを上
述の駆動制御方法が適用できる温度範囲内まで昇温させ
る昇温制御方法が採用されることがある。インクジェッ
ト記録ヘッドを昇温する方法としては、流路中に設けら
れた発熱体にインクドロップを吐出させない程度のパル
スを連続的に印加する方法や、インクドロップ吐出用と
は別の発熱体等の加熱手段をインクジェット記録ヘッド
に併設する方法が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】複数、例えば4つのイ
ンクジェット記録ヘッドを備えるインクジェット記録装
置において上述の昇温制御方法を適用する場合、各イン
クジェット記録ヘッドを基準温度まで昇温させるが、そ
れぞれのインクジェット記録ヘッドの昇温特性が異なっ
たり、あるいは昇温前の各インクジェット記録ヘッドの
温度が異なると、基準温度への到達タイミングが一致し
ない。この結果、基準温度に先に到達したインクジェッ
ト記録ヘッドが昇温動作を停止して他のインクジェット
記録ヘッドの昇温を待っている間に、再び基準温度以下
まで温度が低下するおそれがあった。この場合には、基
準温度以下となったインクジェット記録ヘッドを昇温し
なければならず、迅速に全インクジェット記録ヘッドを
基準温度以上として印字を開始することができないとい
う不都合があった。
【0009】同様に、基準温度より高く昇温の必要がな
いと判断されたインクジェット記録ヘッドも、他のイン
クジェット記録ヘッドを昇温する間に温度が低下して、
基準温度を下回ることが起こり得る。
【0010】このような不都合を解決するために、迅速
に印字可能とするインクジェット記録装置およびインク
ジェット記録ヘッドの駆動制御方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
インク滴を吐出することによって記録媒体に画像を形成
する複数のインクジェット記録ヘッドを備えるインクジ
ェット記録装置において、各インクジェット記録ヘッド
の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段で
検出された全インクジェット記録ヘッドの温度に基づい
て各インクジェット記録ヘッドを昇温するか否かを決定
する制御手段と、前記制御手段の決定に基づいて該当す
るインクジェット記録ヘッドを昇温させるヘッド昇温手
段と、を備えることを特徴とする。
【0012】請求項1記載の発明の作用について説明す
る。
【0013】制御手段は、温度検出手段によって検出さ
れた全インクジェット記録ヘッドの温度に基づいて各イ
ンクジェット記録ヘッドを昇温するか否かを決定する。
すなわち、各インクジェット記録ヘッドは、当該インク
ジェット記録ヘッドの温度のみならず、他のインクジェ
ット記録ヘッドの温度も参照して昇温するか否かを決定
される。この結果、各インクジェット記録ヘッド毎に単
独で昇温するか否かを決定した場合と比較して、インク
ジェット記録ヘッド相互の影響も考慮するため、全イン
クジェット記録ヘッドが迅速に印字可能な温度とされ、
素早く印字できる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記制御手段は、インクジェット記録ヘッ
ドの印字可能温度である第1基準温度および前記第1基
準温度よりも高い第2基準温度と、前記温度検出手段で
検出された全インクジェット記録ヘッドの温度を比較す
ることにより、各インクジェット記録ヘッドの駆動制御
を決定することを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明の作用について説明す
る。
【0016】2つの基準温度に基づいて各インクジェッ
ト記録ヘッドの昇温するか否かを決定するため、全イン
クジェット記録ヘッドを迅速に印字可能とすることがで
きる。例えば、第1基準温度のみであれば、1つのイン
クジェット記録ヘッドのみが当該基準温度未満で他のイ
ンクジェット記録ヘッドが基準温度以上の場合、基準温
度未満のインクジェット記録ヘッドのみを昇温させるこ
とになる。ところが、昇温中に他のインクジェット記録
ヘッドが基準温度未満となってしまい、当該他のインク
ジェット記録ヘッドの昇温が必要となり、全インクジェ
ット記録ヘッドを迅速に印字可能とすることができな
い。これに対して、本発明では、第2基準温度以上の温
度であるインクジェット記録ヘッドのみを昇温させずに
待機させ、他のインクジェット記録ヘッドを昇温させる
ことによって、昇温待機中のインクジェット記録ヘッド
の温度が第1基準温度未満となって印字不能となること
を防止でき、全インクジェット記録ヘッドを迅速に印字
可能とすることができる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記制御手段は、前記第1基準温度未満の
温度のインクジェット記録ヘッドがある場合、前記第2
基準温度未満の温度のインクジェット記録ヘッドの昇温
を決定することを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明の作用について説明す
る。
【0019】温度検出手段によって検出された温度が第
1基準温度よりも低いインクジェット記録ヘッド(以
下、第1インクジェット記録ヘッドという場合がある)
がある場合、当該第1インクジェット記録ヘッドは印字
不可である(良好に印字できない)から印字可能となる
ように昇温させるのは当然であるが、同時に第1基準温
度以上第2基準温度未満の温度のインクジェット記録ヘ
ッド(以下、第2インクジェット記録ヘッドという場合
がある)も昇温させるものである。これは、第1インク
ジェット記録ヘッドを昇温させる際に、検出時に印字可
能である第2インクジェット記録ヘッドを昇温させずに
待機させると、温度低下により第1基準温度未満(印字
不能)となってしまう。この結果、温度低下した第2イ
ンクジェット記録ヘッドを昇温させなければならなくな
ってしまう。そこで、待機中に第1基準温度よりも低く
なるおそれのある第2インクジェット記録ヘッドも含め
て第2基準温度よりも低い温度のインクジェット記録ヘ
ッドを全て昇温させて、迅速に印字可能とするものであ
る。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記制御手段は、全てのインクジェット記
録ヘッドの温度が第1基準温度以上である場合には、全
インクジェット記録ヘッドを昇温させずに印字開始を決
定することを特徴とする。
【0021】請求項4記載の発明の作用について説明す
る。
【0022】制御手段は、温度検出手段で検出されたイ
ンクジェット記録ヘッドの温度が全て第1基準温度以上
である場合には、昇温の決定をせずに直ちに印字動作の
開始を決定する。これは、全インクジェット記録ヘッド
が印字可能であるため、昇温が不要となるためである。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項記載の発明において、インクジェット記録ヘ
ッドがインク吐出用の発熱素子を備える場合には、前記
ヘッド昇温手段は前記発熱素子にインクを吐出しない駆
動パルスを印加することによってインクジェット記録ヘ
ッドを昇温させることを特徴とする。
【0024】請求項5記載の発明の作用について説明す
る。
【0025】いわゆるサーマルインクジェット記録ヘッ
ドの場合には、インク吐出用の発熱素子にインクを吐出
しない駆動パルスを印加することによってインクジェッ
ト記録ヘッドを昇温させる(ヘッド昇温手段とする)こ
とができる。したがって、インクジェット記録ヘッドに
ヘッド昇温手段を別途設けなくて済むという利点があ
る。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項1〜5記載
の発明において、前記ヘッド昇温手段を所定時間駆動し
ても、前記第1基準温度に到達しないインクジェット記
録ヘッドがある場合には、印字を開始することを特徴と
する。
【0027】請求項6記載の発明の作用について説明す
る。
【0028】前記制御手段の判断によって所定時間、ヘ
ッド昇温手段を駆動しても全インクジェット記録ヘッド
が第1基準温度以上にならない場合には、温度検出手段
の異常や昇温動作の不具合の可能性があるため、印字を
行うものである。
【0029】請求項7記載の発明は、インク滴を吐出し
て記録媒体に画像を形成する複数のインクジェット記録
ヘッドを備えるインクジェット記録装置におけるインク
ジェット記録ヘッドの駆動制御方法であって、全インク
ジェット記録ヘッドの温度に基づいて各インクジェット
記録ヘッドを昇温させるか否かを決定することを特徴と
する。
【0030】請求項7記載の発明の作用について説明す
る。
【0031】全インクジェット記録ヘッドの温度に基づ
いて各インクジェット記録ヘッドを昇温するか否かを決
定する。すなわち、各インクジェット記録ヘッドは、当
該インクジェット記録ヘッドの温度のみならず、他のイ
ンクジェット記録ヘッドの温度も参照して昇温するか否
かを決定される。この結果、各インクジェット記録ヘッ
ド毎に単独で昇温するか否かを決定した場合と比較し
て、インクジェット記録ヘッド相互の影響も考慮するた
め、全インクジェット記録ヘッドを迅速に印字可能な温
度とすることができ、素早く印字できる。
【0032】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、全インクジェット記録ヘッドの温度が印字
可能温度である第1基準温度および第1基準温度よりも
高い第2基準温度と比較されることによって、各インク
ジェット記録ヘッドを昇温させるか否かを決定すること
を特徴とする。
【0033】請求項8記載の発明の作用について説明す
る。
【0034】2つの基準温度に基づいて各インクジェッ
ト記録ヘッドの昇温するか否かを決定するため、迅速に
全インクジェット記録ヘッドを印字可能とすることがで
きる。例えば、第1基準温度のみであれば、1つのイン
クジェット記録ヘッドのみが当該基準温度未満で他のイ
ンクジェット記録ヘッドが基準温度以上の場合、基準温
度未満のインクジェット記録ヘッドのみを昇温させるこ
とになる。ところが、昇温中に他のインクジェット記録
ヘッドが基準温度未満となってしまい、当該他のインク
ジェット記録ヘッドの昇温が必要となり、全インクジェ
ット記録ヘッドを迅速に印字可能とすることができな
い。これに対して、本発明では、第2基準温度以上の温
度であるインクジェット記録ヘッドのみを昇温させずに
待機させ、他のインクジェット記録ヘッドを昇温させる
ことによって、待機中のインクジェット記録ヘッドの温
度が第1基準温度未満となって印字不能となることを防
止でき、全インクジェット記録ヘッドを迅速に印字可能
とすることができる。
【0035】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、前記第1基準温度未満の温度のインクジェ
ット記録ヘッドがある場合、第2基準温度未満の温度の
インクジェット記録ヘッドを昇温させることを特徴とす
る。
【0036】請求項9記載の発明の作用について説明す
る。
【0037】第1基準温度よりも低い温度のインクジェ
ット記録ヘッド(以下、第1インクジェット記録ヘッド
という場合がある)がある場合、当該第1インクジェッ
ト記録ヘッドは印字不可である(良好に印字できない)
から印字可能となるように昇温させると共に、同時に第
1基準温度以上第2基準温度未満の温度のインクジェッ
ト記録ヘッド(以下、第2インクジェット記録ヘッドと
いう場合がある)も昇温させるものである。これは、第
1インクジェット記録ヘッドを昇温させる際に、検出時
に印字可能である第2インクジェット記録ヘッドを昇温
させずに待機させると、他のインクジェット記録ヘッド
の昇温待機中に温度低下により第1基準温度未満(印字
不能)となってしまう。この結果、温度低下した第2イ
ンクジェット記録ヘッドを昇温させなければならなくな
ってしまう。そこで、昇温待機中に第1基準温度よりも
低くなるおそれのある第2インクジェット記録ヘッドも
含めて第2基準温度よりも低い温度のインクジェット記
録ヘッドを全て昇温させて、迅速に印字可能とするもの
である。
【0038】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
発明において、全てインクジェット記録ヘッドの温度が
第1基準温度以上である場合には、全インクジェット記
録ヘッドを昇温させずに印字を開始することを特徴とす
る。
【0039】請求項10記載の発明の作用について説明
する。
【0040】全てのインクジェット記録ヘッドの温度が
第1基準温度以上である場合には、全てのインクジェッ
ト記録ヘッドが印字可能なので、昇温せずに直ちに印字
を開始するものである。
【0041】請求項11記載の発明は、請求項7〜10
のいずれか1項記載の発明において、所定時間昇温して
も、前記第1基準温度に到達しないインクジェット記録
ヘッドがある場合には、印字を開始することを特徴とす
る。
【0042】請求項11記載の発明の作用について説明
する。
【0043】所定時間、該当するインクジェット記録ヘ
ッドを所定時間昇温しても全インクジェット記録ヘッド
が第1基準温度以上にならない場合には、温度検出手段
の異常や昇温動作の不具合の可能性があるため、印字を
行うものである。
【0044】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実
施形態に係わるインクジェット記録ヘッドの駆動制御方
法およびインクジェット記録装置について説明する。
【0045】インクジェット記録ヘッド(以下、印字ヘ
ッドという場合がある)10は、図1および図2に示す
ように、発熱基板12と流路基板14を接合して形成さ
れたものであり、流路基板14の表面に開口したインク
供給口16から供給されたインクが、共通液室18、個
別流路20を介してノズル端面21に開口したノズル2
2からインクドロップとして吐出される構成である。
【0046】共通液室18の個別流路20近傍には、図
2に示すように、一定間隔で柱が形成されたフィルタ2
4が形成されており、個別流路20が共通液室18に流
入したゴミによって目詰まりし、インクドロップが吐出
不能となることを防止している。
【0047】個別流路20は、ノズル側と共通液室側に
それぞれ前方絞り26と後方絞り28を備えると共に、
凹部30を備えることによって、後述するバブルによっ
て効率的にインクドロップを吐出するようにされてい
る。
【0048】一方、発熱体基板12には、流路基板14
の凹部30に対応する位置に発熱体32が配置されてい
る。
【0049】また、インクジェット記録ヘッド10内に
は、温度センサ34が配設されており、これによってイ
ンクジェット記録ヘッド10の温度が検出される。
【0050】続いて、このようなインクジェット記録ヘ
ッド10が一体的に形成されたインクカートリッジが装
着されるインクジェット記録装置について説明する。
【0051】インクジェット記録装置40は、図3に示
すように、ガイドシャフト42に沿って走査されるキャ
リッジ44にインクカートリッジ46が装着され、イン
クカートリッジ先端に一体的に設けられたインクジェッ
ト記録ヘッド10から用紙48にインクドロップが吐出
されることによって、用紙48に画像が記録されるもの
である。
【0052】また、インクジェット記録装置40は、図
4に示すように、制御部50を備えている。制御部50
は、CPU52、ROM54、RAM56、I/O58
を備え、バス60で接続されいる。ROM54には後述
する駆動条件設定テーブルおよび駆動制御プログラムが
格納されている。また、制御部50には、発熱体32に
対する駆動用のパルス信号を出力するパルス発生器62
が備えられている。
【0053】パルス発生器62から発熱体32に出力さ
れるパルス信号には、印字信号と昇温信号の2種類があ
る。印字信号は、図5に示すように、プレパルス66
と、メインパルス68とからなり、プレパルス数を変更
することによって温度に応じて適切な量のインクドロッ
プを吐出するようにするものである。一方、昇温信号
は、図6に示すように、7μs内に100nsの電圧パル
スを500nsの間隔で10個連続したパルス列を、60
00回くり返し与えるものであり、ノズル22からイン
ク吐出させないものである。
【0054】駆動条件設定テーブルは、表1に示すよう
に、インクジェット記録ヘッド10に設けられた温度セ
ンサ34で検出された各インクジェット記録ヘッド10
の温度に基づいて発熱体32を駆動する駆動パルスの条
件を設定するものである。
【0055】
【表1】
【0056】表中、○は、その温度範囲に属する印字ヘ
ッドがあることを示しており、複数の場合も含む。
【0057】具体的には、各インクジェット記録ヘッド
10のヘッド温度が基準温度T1、T2を基準とした範
囲A、B、Cのいずれに属するかに応じて、各インクジ
ェット記録ヘッド10の昇温あるいは印字開始を決定す
るものである。ここで、基準温度T1とは、上述の印字
信号で良好のインクドロップを吐出可能(印字可能)と
される基準温度であり、基準温度T2は基準温度T1よ
りも高く、インクジェット記録ヘッド10が後述する待
機中に直ちに基準温度T1以下となることがない基準温
度である。詳細については、作用の部分で説明する。
【0058】なお、基準温度T1、T2が、印字信号の
プレパルス66(図5参照)の数を調整することによっ
て、インクドロップの大きさを一定に保てる温度範囲に
属している。
【0059】続いて、このように構成されたインクジェ
ット記録ヘッド10(インクジェット記録装置40)の
作用(駆動制御方法)について説明する。
【0060】インクジェット記録装置10の制御部50
に画像信号が入力されると、制御部50では温度センサ
34からの出力信号に基づいて各インクジェット記録ヘ
ッド10の温度を検出する。ここで、ブラック、シア
ン、マゼンタ、イエローの各色のインクドロップを吐出
するインクジェット記録ヘッドの温度をそれぞれTk、
Tc、Tm、Tyとする(ステップ70)。
【0061】続いて、制御部50では、温度Tk、T
c、Tm、Tyに基づいて、ROM56に格納された駆
動条件設定テーブルを参照して各インクジェット記録ヘ
ッドの駆動条件を設定する(ステップ72)。
【0062】各温度Tk、Tc、Tm、Tyが全て範囲
Bである場合、全て範囲Cである場合、あるいは範囲B
または範囲Cである場合(表1、ケース1)には、印字
開始可能と判定し、各インクジェット記録ヘッドの温度
に応じたプレパルス数を設定した印字信号の出力を設定
する。すなわち、温度Tk、Tc、Tm、Tyの全てが
基準温度T1以上ということは、各温度Tk、Tc、T
m、Tyに応じて発熱体32に印加する印字信号のプレ
パルス数66を調整することによって、各インクジェッ
ト記録ヘッド10から吐出されるインクドロップ量を一
定にすることができるからである。
【0063】一方、ステップ72において、温度Tk、
Tc、Tm、Tyが全ての範囲A、B、Cに分散してい
た場合、あるいは範囲A、Bに分散していた場合(表
1、ケース2)には、範囲Aの温度であるインクジェッ
ト記録ヘッドは印字不能であるからもちろん、範囲Bの
温度であるインクジェット記録ヘッドも昇温することを
決定する(昇温信号の出力を設定する)(ステップ7
2)。これは、範囲Bの温度であるインクジェット記録
ヘッドの温度は、印字可能な基準温度T1以上であるも
のの、他の(範囲Aの温度である)インクジェット記録
ヘッドを昇温させている間に、昇温動作を停止している
(待機している)ため温度低下によって基準温度T1を
下回り、当該インクジェット記録ヘッドを昇温させなけ
ればならなくなるおそれがあるためである。これに対し
て範囲Cの温度であるインクジェット記録ヘッドは、他
のインクジェット記録ヘッドの昇温中に昇温させずに待
機していても、基準温度T1を直ちに下回るおそれがな
いため、昇温させずに待機させるものである。
【0064】同様に、ステップ72において、温度T
k、Tc、Tm、Tyが全ての範囲A、である場合、あ
るいは範囲A、Cに分散していた場合(表1、ケース
3)には、範囲Aの温度であるインクジェット記録ヘッ
ドのみを昇温させることを決定する。(昇温信号の出力
を設定する)(ステップ72)。
【0065】このようにして、制御部50で駆動(印
字)条件が設定された場合(ケース1)には、設定され
た印字信号が各インクジェット記録ヘッド10に出力さ
れることにより、温度に応じた数のプレパルス66が設
定された印字信号(図5参照)で発熱体32が駆動され
る。この結果、インクジェット記録ヘッド間の温度のバ
ラツキによらず、各インクジェット記録ヘッドから所定
の量(体積)のインクドロップが吐出される(ステップ
74、76)。
【0066】一方、制御部50で昇温信号の出力が設定
された場合(ケース2、3)は、該当するインクジェッ
ト記録ヘッド10にのみ昇温信号(図6参照)が出力さ
れることにより、発熱体32が駆動される(ステップ7
4、78)。この結果、該当するインクジェット記録ヘ
ッド10が昇温される。なお、昇温信号による発熱体3
2の駆動では、ノズル22からインクドロップが吐出さ
れない。この際、範囲Cにあるインクジェット記録ヘッ
ド10には、昇温信号が入力されずに待機となるが、ヘ
ッド温度が低下しても基準温度T2以上であったため直
ちに基準温度T1を下回ることはない。
【0067】この昇温信号により発熱体32の駆動(昇
温動作)が終了すると、再びヘッド温度を制御部50が
検出し、上述の駆動条件が再設定され、全てのインクジ
ェット記録ヘッドの温度が基準温度T1以上(ケース
1)となって印字可能となるまで繰り返す。
【0068】この結果、温度Tk、Tc、Tm、Tyが
全て基準温度T1以上となった場合には、ステップ72
で各温度に応じたプレパルス数が設定された印字信号の
出力が設定され、各インクジェット記録ヘッドに印字信
号が出力されることによって、温度Tk、Tc、Tm、
Tyのばらつきに拘わらず、ほぼ一定量のインクドロッ
プが吐出されて用紙48に対する印字が行われる。
【0069】なお、図8(A)〜(C)は、それぞれイ
ンクジェット記録ヘッドの温度が範囲A、B,Cに分散
していた場合(ケース2)、範囲A、Bに分散していた
場合(ケース2)、範囲A、Cに分散していた場合(ケ
ース3)に、インクジェット記録装置(全インクジェッ
ト記録ヘッド)が印字可能となるまでの温度変化を示し
たものである。
【0070】このように、各インクジェット記録ヘッド
10の温度に基づいて各ヘッドの駆動条件を設定する場
合に、他のインクジェット記録ヘッド10の温度を参照
すると共に、2つの基準温度T1、T2を基準として駆
動条件を設定しているため、迅速に印字可能とすること
ができる。すなわち、印字可能となる基準温度T1以外
に、昇温せずに待機としても温度低下によっても印字不
可とならない基準温度T2を設けることによって、無駄
な昇温を回避しつつ昇温待機中に印字不能となることを
防止して迅速に印字可能とすることができる。(第2実
施形態)本発明の第2実施形態に係るインクジェット記
録ヘッドの駆動制御方法について説明する。第1実施形
態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳
細な説明を省略する。なお、本実施形態と第1実施形態
は駆動制御部分のみ異なるので該当する部分のみを説明
する。
【0071】第1実施形態では、全てのインクジェット
記録ヘッドが基準温度T1を上回るまで昇温させないと
印字できなかったが、本実施形態では昇温動作を開始し
てから所定時間経過した場合には、基準温度T1に到達
しないインクジェット記録ヘッドがあっても、印字動作
に移行するものである。以下、図9のフローチャートに
従って説明する。
【0072】ヘッド温度が制御部50で検出される前
に、経過時間t=0と設定する(ステップ80)。
【0073】第1実施形態と同様に駆動条件が設定さ
れ、昇温信号の出力が設定された場合(ステップ86で
NO)には、経過時間tの測定を開始する(ステップ8
8)。以下、該当するインクジェット記録ヘッドに昇温
信号を出力し(ステップ90)、再び昇温信号の出力が
設定された(ステップ96でNO)後で、経過時間tが
基準時間t1を経過したか否かを確認する(ステップ9
8)。
【0074】経過時間tが基準時間t1を経過するまで
は、駆動条件の設定と昇温信号の出力を繰り返す(ステ
ップ90〜98)。経過時間tが基準時間t1以内に全
インクジェット記録ヘッドが印字可能状態(温度が基準
温度T1以上)となった場合には、印字信号を各インク
ジェット記録ヘッドに出力することによって印字を行う
(ステップ100)。
【0075】しかしながら、基準時間t1を経過した場
合(ステップ98でNO)には、基準温度T1に到達し
てなかったインクジェット記録ヘッドがある場合でも、
昇温信号を出力せず、印字信号を全インクジェット記録
ヘッドに100)。
【0076】これは、温度検出異常の場合には、実際に
は印字可能となっている可能性があるため印字するもの
である。また、昇温動作不良の場合、あるいは極めて低
温環境の場合には、いつもでも印字可能とならないた
め、ある一定時間(本実施形態ではt1)昇温した後は多
少画質が劣化しても取り敢えず印字するためである。
【0077】なお、この場合には、プレパルス駆動でイ
ンクドロップの大きさを一定に制御できる範囲に達して
いないことも考えられるので、なんらかの方法でユーザ
ーにその旨知らせるように構成することもできる。
【0078】
【発明の効果】このように、本発明によって複数のイン
クジェット記録ヘッドを有するインクジェット記録装置
を迅速に印字可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るインクジェット記
録ヘッドの模式断面図である。
【図2】 図1におけるA−A線断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るインクジェット記
録装置を示す斜視図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るインクジェット記
録ヘッドの制御部を示すブロック図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係る発熱体を駆動する
印字信号を示すパルス波形図である。
【図6】 本発明の一実施形態に係る発熱体を駆動する
昇温信号を示すパルス波形図である。
【図7】 本発明の第1実施形態に係る駆動制御を示す
フローチャートである。
【図8】 (A)〜(C)は、本発明の一実施形態に係
る昇温制御による各インクジェット記録ヘッドの温度変
化の例を示す図である。
【図9】 本発明の第2実施形態に係る駆動制御を示す
フローチャートである。
【図10】 従来例に係るインクジェット記録ヘッドの
温度制御状態を示す図である。
【符号の説明】
10…インクジェット記録ヘッド 32…発熱体(ヘッド昇温手段) 34…温度センサ(温度検出手段) 40…インクジェット記録装置 52…CPU(制御手段) 62…パルス発生器(ヘッド昇温手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA01 EB07 EB30 EC07 EC29 FA10 2C057 AF01 AG12 AL25 AM16 AM40 AN01 BA03 BA13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出することによって記録媒
    体に画像を形成する複数のインクジェット記録ヘッドを
    備えるインクジェット記録装置において、 各インクジェット記録ヘッドの温度を検出する温度検出
    手段と、 前記温度検出手段で検出された全インクジェット記録ヘ
    ッドの温度に基づいて各インクジェット記録ヘッドを昇
    温するか否かを決定する制御手段と、 前記制御手段の決定に基づいて該当するインクジェット
    記録ヘッドを昇温させるヘッド昇温手段と、 を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、インクジェット記録ヘ
    ッドの印字可能温度である第1基準温度および前記第1
    基準温度よりも高い第2基準温度と、前記温度検出手段
    で検出された全インクジェット記録ヘッドの温度を比較
    することにより、各インクジェット記録ヘッドの駆動制
    御を決定することを特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第1基準温度未満
    の温度のインクジェット記録ヘッドがある場合、前記第
    2基準温度未満の温度のインクジェット記録ヘッドの昇
    温を決定することを特徴とする請求項2記載のインクジ
    ェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、全てのインクジェット
    記録ヘッドの温度が第1基準温度以上である場合には、
    全インクジェット記録ヘッドを昇温させずに印字開始を
    決定することを特徴とする請求項2記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  5. 【請求項5】 前記インクジェット記録ヘッドがインク
    吐出用の発熱素子を備える場合には、前記ヘッド昇温手
    段は前記発熱素子にインクドロップを吐出しない駆動パ
    ルスを印加することによってインクジェット記録ヘッド
    を昇温させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記ヘッド昇温手段を所定時間駆動して
    も、前記第1基準温度に到達しないインクジェット記録
    ヘッドがある場合には、印字を開始することを特徴とす
    る請求項1〜5記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 インク滴を吐出して記録媒体に画像を形
    成する複数のインクジェット記録ヘッドを備えるインク
    ジェット記録装置におけるインクジェット記録ヘッドの
    駆動制御方法であって、 全インクジェット記録ヘッドの温度に基づいて各インク
    ジェット記録ヘッドを昇温させるか否かを決定すること
    を特徴とするインクジェット記録ヘッドの駆動制御方
    法。
  8. 【請求項8】 全インクジェット記録ヘッドの温度が印
    字可能温度である第1基準温度および第1基準温度より
    も高い第2基準温度と比較されることによって、各イン
    クジェット記録ヘッドを昇温させるか否かを決定するこ
    とを特徴とする請求項7記載のインクジェット記録ヘッ
    ドの駆動制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第1基準温度未満の温度のインクジ
    ェット記録ヘッドがある場合、第2基準温度未満の温度
    のインクジェット記録ヘッドを昇温させることを特徴と
    する請求項8記載のインクジェット記録ヘッドの駆動制
    御方法。
  10. 【請求項10】 全てインクジェット記録ヘッドの温度
    が第1基準温度以上である場合には、全インクジェット
    記録ヘッドを昇温させずに印字を開始することを特徴と
    する請求項8記載のインクジェット記録ヘッドの駆動制
    御方法。
  11. 【請求項11】 所定時間昇温しても、前記第1基準温
    度に到達しないインクジェット記録ヘッドがある場合に
    は、印字を開始することを特徴とする請求項7〜10の
    いずれか1項記載のインクジェット記録ヘッドの駆動制
    御方法。
JP2001098461A 2001-03-30 2001-03-30 インクジェット記録装置およびインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法 Expired - Fee Related JP3900849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098461A JP3900849B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 インクジェット記録装置およびインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098461A JP3900849B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 インクジェット記録装置およびインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002292901A true JP2002292901A (ja) 2002-10-09
JP3900849B2 JP3900849B2 (ja) 2007-04-04

Family

ID=18952110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001098461A Expired - Fee Related JP3900849B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 インクジェット記録装置およびインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3900849B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8783832B2 (en) 2011-11-30 2014-07-22 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing apparatus and method for controlling ink jet printing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3900849B2 (ja) 2007-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3504367B2 (ja) インク・ジェット・プリンタのための電圧降下用修正装置
JP2009083227A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置
JP2012250511A (ja) 記録装置及びその吐出検査方法
US11820136B2 (en) Printing apparatus and method of controlling same
JP3133869B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の吐出回復処理方法
JP2006255975A (ja) ヘッド温度検出方法、ヘッド温度検出装置及び液滴吐出装置
JPH03234657A (ja) 液体噴射記録装置
KR100435011B1 (ko) 프린트 장치 및 프린트 제어 방법
JP5901239B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JPH1120148A (ja) インクジェット記録装置の制御方法およびインクジェット記録装置
EP3368320B1 (en) Fluid printhead and method of controlling operation of plurality of drive elements of printhead
JP3900849B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法
JP2005104135A (ja) 液体吐出装置及びインクジェット記録装置
JP4799389B2 (ja) ヘッド基板、記録ヘッド、ヘッドカートリッジ、及び記録装置
JP2011189707A (ja) 記録装置及び吐出条件の決定方法
JP2001080069A5 (ja)
JP4266569B2 (ja) 記録装置及び記録装置の記録制御方法
US8096631B2 (en) Ink-jet type image-forming apparatus and ink-jet type image-forming method
JP2011189708A (ja) 記録装置及び吐出条件の決定方法
JP4780882B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JPH10109409A (ja) インクジェット記録装置及びその制御方法
JP2004122533A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JPS63247049A (ja) インクジエツトプリンタ
JP4809123B2 (ja) 液体吐出装置及びインクジェット記録装置
JP4261874B2 (ja) 記録ヘッドおよび記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140112

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees