JP2002292289A - 金属触媒担体 - Google Patents

金属触媒担体

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JP2002292289A
JP2002292289A JP2001099300A JP2001099300A JP2002292289A JP 2002292289 A JP2002292289 A JP 2002292289A JP 2001099300 A JP2001099300 A JP 2001099300A JP 2001099300 A JP2001099300 A JP 2001099300A JP 2002292289 A JP2002292289 A JP 2002292289A
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JP
Japan
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catalyst carrier
metal catalyst
cuts
metal plate
metal
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Pending
Application number
JP2001099300A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Kato
文彦 加藤
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2330/00Structure of catalyst support or particle filter
    • F01N2330/30Honeycomb supports characterised by their structural details
    • F01N2330/38Honeycomb supports characterised by their structural details flow channels with means to enhance flow mixing,(e.g. protrusions or projections)

Landscapes

  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工歪み、傷を起点とした亀裂発生を抑制す
ることが可能な金属触媒担体を提供することにある。 【解決手段】 複数の切り込みを刻設するとともに該複
数の切り込みを介して複数のルーバを形成した一枚の金
属製板材を葛折り状に積層して成る金属触媒担体におい
て、前記複数の切り込みの根本部に該切り込み幅より太
径の穴部を形成して成る。複数の切り込みを刻設すると
ともに該複数の切り込みを介して複数のルーバを形成し
た一枚の金属製板材を葛折り状に積層して成る金属触媒
担体において、前記複数の切り込みを、両端に丸みを設
けた長孔で構成して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒コンバータに
用いられる金属触媒担体に係り、特に、複数の切り込み
を刻設するとともに複数の切り込みを介して複数のルー
バを形成した一枚の金属製板材を葛折り状に積層して成
る金属触媒担体、および複数の切り込みを刻設するとと
もに複数の切り込みを介して複数のルーバを形成した複
数の金属製板材を積層して成る金属触媒担体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の金属触媒担体は、金属製
の波板と金属製の平板とを用意し、これらを巻回または
積層することによって排ガスを通過させるセルを構成す
るものが知られていた。しかし、この種の金属触媒担体
は、二種類の金属製板材を必要とすること、および各金
属製板材をロー付けや溶接によって接合する工程を必要
とすることなどの種々の組み立て作業が必須である上
に、ロー付け部や溶接部などが使用時に破断や脱落を起
こすなどのおそれがあった。
【0003】そこで、かかる不具合を解決するために、
複数の切り込みを刻設するとともに複数の切り込みを介
して複数のルーバを形成した一枚の金属製板材を葛折り
状に積層して成る金属触媒担体(例えば、特開平10−
37743号公報など)、および、複数の切り込みを刻
設するとともに複数の切り込みを介して複数のルーバを
形成した複数の金属製板材を積層して成る金属触媒担体
(例えば、特開平10−5601号公報など)が提案さ
れている。
【0004】図6は、例えば、特開平10−37743
号公報などに開示された金属触媒担体における一枚の金
属製板材を示す。この一枚の金属製板材1には、複数の
切り込み(スリット)2を刻設するとともに複数の切り
込み2を介して複数のルーバ3が形成されている。図7
は、この一枚の金属製板材1を葛折り状に積層して形成
された金属触媒担体5を示す。
【0005】かくして構成された金属触媒担体5によれ
ば、各ルーバ3によって、ラジアル方向への排ガス拡散
が図られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示す一
枚の金属製板材1では、複数の切り込み(スリット)2
を刻設して複数のルーバ3を形成しているため、切り込
み(スリット)2の終点部には加工歪みと傷が残る。そ
のため、使用時に加工歪み、傷を起点とした亀裂が進展
し、金属触媒担体の破損(セル脱落)を招くおそれがあ
る。
【0007】なお、例えば、特開平10−5601号公
報など)公報などに開示された金属触媒担体における複
数の金属製板材においても、同様にしてルーバを形成し
ているので、図6に示す一枚の金属製板材1と同様の問
題点がある。本発明はかかる従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、加工歪み、傷を起点
とした亀裂発生を抑制することが可能な金属触媒担体を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数の切り込みを刻設するとともに該複数の切り込みを
介して複数のルーバを形成した一枚の金属製板材を葛折
り状に積層して成る金属触媒担体において、前記複数の
切り込みの根本部に該切り込み幅より太径の穴部を形成
して成ることを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、複数の切り込みを
刻設するとともに該複数の切り込みを介して複数のルー
バを形成した一枚の金属製板材を葛折り状に積層して成
る金属触媒担体において、前記複数の切り込みを、両端
に丸みを設けた長孔で構成して成ることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の
金属製触媒担体において、前記複数のルーバは、前記一
枚の金属製板材に対して千鳥状に形成されていることを
特徴とする。
【0010】請求項4に係る発明は、複数の切り込みを
刻設するとともに該複数の切り込みを介して複数のルー
バを形成した複数の金属製板材を積層して成る金属触媒
担体において、前記複数の切り込みの根本部に該切り込
み幅より太径の穴部を形成して成ることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、複数の切り込みを刻設するとと
もに該複数の切り込みを介して複数のルーバを形成した
複数の金属製板材を積層して成る金属触媒担体におい
て、前記複数の切り込みを、両端に丸みを設けた長孔で
構成して成ることを特徴とする。
【0011】請求項6に係る発明は、請求項4または請
求項5記載の金属製触媒担体において、前記複数のルー
バは、前記金属製板材に対して千鳥状に形成されている
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態に係る金属触
媒担体に用いる一枚の金属製板材10を示す(請求項1
に対応する)。なお、この金属触媒担体は、図7に示す
従来の金属触媒担体5と外見上には差異は見られないの
で、省略する。本実施形態に用いられる一枚の金属製板
材10は、複数の切り込み12に特徴を有する。
【0014】すなわち、本実施形態では、各切り込み1
2の根本部12aに、切り込み12の幅12bより大径
の丸孔12cが形成されている。これにより、一枚の金
属製板材10をカッターなどで刻設して切り込み12を
加工したときに、切り込み12の両端部が丸孔12cと
なっているので、従来のように、始点部および終点部に
は加工歪みと傷が残ることがない。
【0015】このように形成された一枚の金属製板材1
0を、葛折り状に積層して金属触媒担体を形成すると、
図2に示すように、ルーバ14の根本部14aには丸孔
12cが位置することとなる。そのため、この金属触媒
担体を用いた触媒コンバータの使用時に切り込み形成時
の加工歪み、傷を起点とする亀裂の発生が抑制される。
【0016】その結果、金属触媒担体の破損が防止でき
る。図3は、本発明の別の実施形態に係る金属触媒担体
に用いる一枚の金属製板材20を示す(請求項2に対応
する)。なお、この金属触媒担体は、図7に示す従来の
金属触媒担体5と外見上には差異は見られないので、省
略する。本実施形態に用いられる一枚の金属製板材20
は、複数の切り込み22に特徴を有する。
【0017】すなわち、本実施形態では、各切り込み2
2が両端部22a,22bに丸みを設けた長孔で構成さ
れている。両端部22a,22bの丸みの径は、切り込
み22の幅を直径とする。これにより、一枚の金属製板
材10をカッターなどで刻設して切り込み22を加工し
たときに、切り込み22自体が長孔から成るとともに、
両端部22a,22bが丸みを備えているので、従来の
ように、始点部および終点部には加工歪みと傷が残るこ
とがない。
【0018】従って、このように形成された一枚の金属
製板材20を、葛折り状に積層して成る金属触媒担体
は、使用時に切り込み形成時の加工歪み、傷を起点とす
る亀裂の発生が抑制される。その結果、金属触媒担体の
破損が防止できる。図4は、本発明の別の実施形態に係
る金属触媒担体に用いる一枚の金属製板材30を示す
(請求項1および請求項3に対応する)。なお、この金
属触媒担体は、図7に示す従来の金属触媒担体5と外見
上には差異は見られないので、省略する。
【0019】本実施形態は、図1に示す一枚の金属製板
材10の変形例を示す。本実施形態では、各切り込み3
2(図1に示す実施形態の切り込み12と同様の構成と
なっている)が千鳥状に形成されている。本実施形態に
よれば、切り込み32間が一線にならないため、一枚の
金属製板材30の剛性が向上する。
【0020】図5は、本発明の別の実施形態に係る金属
触媒担体に用いる一枚の金属製板材40を示す(請求項
2および請求項3に対応する)。なお、この金属触媒担
体は、図7に示す従来の金属触媒担体5と外見上には差
異は見られないので、省略する。本実施形態では、各切
り込み42が両端部42a,42bに丸みを設けた長孔
で構成されるとともに、各切り込み42が千鳥状に形成
されている。
【0021】本実施形態によれば、切り込み42間が一
線にならないため、一枚の金属製板材40の剛性が向上
する。なお、図1において、各切り込み12の根本部1
2aに、切り込み12の幅12bより大径の丸孔12c
を形成したが、楕円でもよい。また、図1ないし図5に
示す各実施形態では、一枚の金属製板材10,20,3
0,40に切り込み12,22,32,42を形成した
場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ば、特開平10−5601号公報など)公報などに開示
された金属触媒担体における複数の金属製板材にも当然
に適用できるものである(請求項4,5,6)。
【0022】また、本発明において、金属製製板材とし
ては、例えば、Fe−Cr−Al合金の箔板を用いた。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、切り込
みの両端部に加工歪みや傷を残さないため、使用時に切
り込みの両端部から亀裂が発生することを抑制すること
ができる。
【0024】また、切り込みが一線とならないため、金
属製板材の剛性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る金属触媒担体に用い
る一枚の金属製板材10を示す平面図である。
【図2】図1の一枚の金属製板材10を葛折り状に積層
して金属触媒担体を形成したときのルーバを示す説明図
である。
【図3】本発明の別の実施形態に係る金属触媒担体に用
いる一枚の金属製板材20を示す平面図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係る金属触媒担体に用
いる一枚の金属製板材30を示す平面図である。
【図5】本発明の別の実施形態に係る金属触媒担体に用
いる一枚の金属製板材40を示す平面図である。
【図6】例えば、特開平10−37743号公報などに
開示された金属触媒担体における一枚の金属製板材1を
示す斜視図である。
【図7】図6の一枚の金属製板材1を葛折り状に積層し
て形成された金属触媒担体5を示す説明図である。
【符号の説明】
10,20,30,40 一枚の金属製板材 12,22,32,42 複数の切り込み 12a 各切り込み12の根本部 12b 切り込み12の幅 12c 丸孔 14 ルーバ 14a 根本部 22a,22b 両端部 42a,42b 両端部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の切り込みを刻設するとともに該複
    数の切り込みを介して複数のルーバを形成した一枚の金
    属製板材を葛折り状に積層して成る金属触媒担体におい
    て、 前記複数の切り込みの根本部に該切り込み幅より太径の
    穴部を形成して成ることを特徴とする金属触媒担体。
  2. 【請求項2】 複数の切り込みを刻設するとともに該複
    数の切り込みを介して複数のルーバを形成した一枚の金
    属製板材を葛折り状に積層して成る金属触媒担体におい
    て、 前記複数の切り込みを、両端に丸みを設けた長孔で構成
    して成ることを特徴とする金属触媒担体。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の金属製触
    媒担体において、 前記複数のルーバは、前記一枚の金属製板材に対して千
    鳥状に形成されていることを特徴とする金属触媒担体。
  4. 【請求項4】 複数の切り込みを刻設するとともに該複
    数の切り込みを介して複数のルーバを形成した複数の金
    属製板材を積層して成る金属触媒担体において、 前記複数の切り込みの根本部に該切り込み幅より太径の
    穴部を形成して成ることを特徴とする金属触媒担体。
  5. 【請求項5】 複数の切り込みを刻設するとともに該複
    数の切り込みを介して複数のルーバを形成した複数の金
    属製板材を積層して成る金属触媒担体において、 前記複数の切り込みを、両端に丸みを設けた長孔で構成
    して成ることを特徴とする金属触媒担体。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載の金属製触
    媒担体において、 前記複数のルーバは、前記金属製板材に対して千鳥状に
    形成されていることを特徴とする金属触媒担体。
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