JP2002292107A - 楽器玩具 - Google Patents
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Abstract
ポのリズム感を養うことができるようにした興趣性の高
い楽器玩具を提供することを目的とする。 【解決手段】 マイクロコンピュータ13を有し、この
マイクロコンピュータ13は複数のブロックメロディー
からなる曲情報を記憶する曲情報記憶部24を有する。
前記複数のブロックメロディーは、曲情報の1拍又は1
拍の整数倍の長さに設定されている。前記各ブロックメ
ロディーがそれぞれの適正なタイミングで演奏されるよ
うに各ブロックメロディーの先頭のタイミングを指示す
るためのタイミング指示キーとして複数のスイッチ9
a,9b,9c,9dを有する。また、マイクロコンピ
ュータ13は、いずれかのスイッチ9a,9b,9c,
9dが操作される毎に、前記曲情報記憶部24から各ブ
ロックメロディーを曲の進行順に読み出す読出手段を有
する。そして、いずれかのスイッチ9a,9b,9c,
9dが操作された時に、該当するブロックメロディーを
その先頭から放音するスピーカ17を有して構成され
る。
Description
で体全体を躍動させて表現することにより、楽しみなが
らリズム感を養うことができるようにした興趣性の高い
楽器玩具に関するものである。
いる。従来のこのような足踏み式の楽器は、電極部を備
えた上シートと下シートをスペーサを挟んで重ね合わせ
てなるマットスイッチを複数有し、それぞれのマットス
イッチが各楽音ド,レ,ミ,…と対応して設けられてい
る。従来の足踏み式の楽器を用いて曲を演奏しようとす
る場合には、遊戯者が熟知している曲に従ってその楽音
と対応するそれぞれのマットスイッチを適正なタイミン
グで順次踏み替えるようにしている。このように各マッ
トスイッチを曲のテンポに合った適正なタイミングで順
次踏み替えることにより、該当する楽音が順次スピーカ
から発音されるものである。
足踏み式の楽器は、マットスイッチを踏むと単に該当す
る楽音がスピーカから発音されるだけであり、すぐに飽
きられてしまうという問題点を有していた。また、遊戯
者が曲を演奏しようとするとその楽音と対応するマット
スイッチをその曲の拍子に合った適正なタイミングで一
音毎に踏み替える必要があるので、リズム感の乏しい遊
戯者にとって適正なメロディーを出力させるには難しい
ものであった。
で、体全体を使って楽しみながら曲の拍子に合ったリズ
ム感を養うことができるようにした興趣性の高い楽器玩
具を提供することを目的とする。
めに本発明が提供する第1の手段は以下の要件を備えて
構成した。すなわち、 (イ)曲情報を記憶する記憶手段を有すること。 (ロ)前記曲情報は複数のブロックメロディーから構成
されていること。 (ハ)前記複数のブロックメロディーは、曲情報の1拍
又は1拍の整数倍の長さに設定されていること。 (ニ)前記各ブロックメロディーがそれぞれの適正なタ
イミングで演奏されるように各ブロックメロディーの先
頭のタイミングを指示するタイミング指示キーを有する
こと。 (ホ)前記タイミング指示キーが操作される毎に、前記
記憶手段から各ブロックメロディーを曲の進行順に読み
出す読出手段を有すること。 (ヘ)前記タイミング指示キーが操作された時に、該当
するブロックメロディーをその先頭から放音する放音手
段を有すること。
する第2の手段は以下の要件を備えて構成した。すなわ
ち、 (イ)複数のブロックメロディーからなる曲情報を記憶
する記憶手段を有すること。 (ロ)前記複数のブロックメロディーは、曲情報の1拍
又は1拍の整数倍の長さに設定されていること。 (ハ)前記各ブロックメロディーがそれぞれの適正なタ
イミングで演奏されるように各ブロックメロディーの先
頭のタイミングを指示するタイミング指示キーを有する
こと。 (ニ)前記タイミング指示キーが操作される毎に、前記
記憶手段から各ブロックメロディーを曲の進行順に読み
出す読出手段を有すること。 (ホ)前記タイミング指示キーが操作された時に、該当
するブロックメロディーをその先頭から放音する放音手
段を有すること。 (ヘ)前記タイミング指示キーの操作タイミングが適正
であるか否かを判断する判断手段を有すること。
する第3の手段は以下の要件を備えて構成した。すなわ
ち、 (イ)複数のブロックメロディーからなる曲情報を記憶
する曲情報記憶手段と、効果音情報を記憶する効果音情
報記憶手段とを有すること。 (ロ)前記複数のブロックメロディーは、曲情報の1拍
又は1拍の整数倍の長さに設定されていること。 (ハ)前記各ブロックメロディーの先頭のタイミングを
指示するタイミング指示キーを有すること。 (ニ)前記タイミング指示キーが操作される毎に、前記
効果音情報記憶手段から効果音情報を読み出す読出手段
を有すること。 (ホ)前記タイミング指示キーが操作された時に、前記
読み出された効果音を放音する放音手段を有すること。 (ヘ)前記タイミング指示キーの操作タイミングが適正
であるか否かを判断する判断手段を有すること。
図1乃至図3に示すようにマイクロコンピュータ13を
有し、このマイクロコンピュータ13は曲情報を記憶す
る曲情報記憶部24を有する。当該曲情報は複数のブロ
ックメロディーから構成されている。前記複数のブロッ
クメロディーは、曲情報の1拍又は1拍の整数倍の長さ
に設定されている。前記各ブロックメロディーがそれぞ
れの適正なタイミングで演奏されるように各ブロックメ
ロディーの先頭のタイミングを指示するためのタイミン
グ指示キーとして複数のスイッチ9a,9b,9c,9
dを有する。また、マイクロコンピュータ13は、いず
れかのスイッチ9a,9b,9c,9dが操作される毎
に、前記曲情報記憶部24から各ブロックメロディーを
曲の進行順に読み出す読出手段を有する。そして、いず
れかのスイッチ9a,9b,9c,9dが操作された時
に、該当するブロックメロディーをその先頭から放音す
るスピーカ17を有する。遊戯者は、各ブロックメロデ
ィーがそれぞれの適正なタイミングで演奏されるよう
に、いずれかのスイッチ9a,9b,9c,9dを操作
して各ブロックメロディーの先頭のタイミングを指示す
るので、遊戯者は体全体を使って楽しみながら曲の調子
に合ったリズム感を養うことができ、興趣性の高い楽器
玩具を実現することができる。
コンピュータ13を有しこのマイクロコンピュータ13
は、複数のブロックメロディーからなる曲情報を記憶す
る曲情報記憶部24を有する。前記複数のブロックメロ
ディーは、曲情報の1拍又は1拍の整数倍の長さに設定
されている。前記各ブロックメロディーがそれぞれの適
正なタイミングで演奏されるように各ブロックメロディ
ーの先頭のタイミングを指示するためのタイミング指示
キーとして複数のスイッチ9a,9b,9c,9dを有
する。また、マイクロコンピュータ13は、いずれかの
スイッチ9a,9b,9c,9dが操作される毎に、前
記曲情報記憶部24から各ブロックメロディーを曲の進
行順に読み出す読出手段を有する。そして、いずれかの
スイッチ9a,9b,9c,9dが操作された時に、該
当するブロックメロディーをその先頭から放音するスピ
ーカ17を有する。遊戯者は、各ブロックメロディーが
それぞれの適正なタイミングで演奏されるように、いず
れかのスイッチ9a,9b,9c,9dを操作して各ブ
ロックメロディーの先頭のタイミングを指示するので、
遊戯者は体全体を使って楽しみながら曲の調子やリズム
感を養うことができ、興趣性の高い楽器玩具を実現する
ことができる。また、マイクロコンピュータ13は、前
記タイミング指示キーであるスイッチ9a,9b,9
c,9dの操作タイミングが適正であるか否かを判断す
る判断手段を有するので、演奏される曲の拍子やリズム
感が適正であるかどうかを容易に把握することができ、
音感教育に最適である。
コンピュータ13を有し、このマイクロコンピュータ1
3は複数のブロックメロディーからなる曲情報を記憶す
る曲情報記憶部24と、効果音情報を記憶する効果音情
報記憶手段(ROM23)とを有する。前記複数のブロ
ックメロディーは、曲情報の1拍又は1拍の整数倍の長
さに設定されている。前記各ブロックメロディーの先頭
のタイミングを指示するためのタイミング指示キーとし
て複数のスイッチ9a,9b,9c,9dを有する。ま
た、マイクロコンピュータ13は、いずれかのスイッチ
9a,9b,9c,9dが操作される毎に、前記ROM
23から効果音情報を読み出す読出手段を有する。そし
て、いずれかのスイッチ9a,9b,9c,9dが操作
された時に、前記読み出された効果音を放音するスピー
カ17を有する。遊戯者は、いずれかのスイッチ9a,
9b,9c,9dを操作して各ブロックメロディーの先
頭のタイミングを指示すると、これに応じて効果音が放
音されるので、意外性を有し、遊戯者は体全体を使って
楽しみながら曲の拍子やリズム感を養うことができ、興
趣性の高い楽器玩具を実現することができる。また、マ
イクロコンピュータ13は、前記タイミング指示キーで
あるスイッチ9a,9b,9c,9dの操作タイミング
が適正であるか否かを判断する判断手段を有するので、
演奏される曲の調子やリズムが適正であるかどうかを容
易に把握することができ、音感教育に最適である。
て説明する。本発明に係る楽器玩具1は、図1に示すよ
うにシート本体2と音声出力部3とを有する。シート本
体2は、電極部を備えた上シートと下シートをスペーサ
を挟んで重ね合わせてなるマットスイッチを複数有す
る。このような複数のマットスイッチによりスイッチ回
路部4を形成している。前記上シート及び下シートは、
合成樹脂等の可撓性の部材から形成されている。音声出
力部3の近傍にはスイッチ5a,5b,5c,5dが設
けられている。スイッチ5aは練習モードに切り換える
ための練習キースイッチである。スイッチ5bはワンキ
ープレーモードに切り換えるためのワンキースイッチで
ある。スイッチ5cはグループAとグループBの効果音
を切り換えるための効果音切換スイッチである。スイッ
チ5dは初期状態にクリアするためのクリアキースイッ
チである。
はスイッチ7a,7b,7c,7d,7eが設けられて
いる。スイッチ7aはマーチの曲を選択するための選択
スイッチである。スイッチ7bはレゲエの曲を選択する
ための選択スイッチである。スイッチ7cはワルツの曲
を選択するための選択スイッチである。スイッチ7dは
ラップの曲を選択するための選択スイッチである。スイ
ッチ7eはサンバの曲を選択するための選択スイッチで
ある。スイッチ7a,7b,7c,7d,7eの下側に
はスイッチ9a,9b,9c,9dが設けられている。
これらのスイッチ9a,9b,9c,9dは、ワンキー
モードにおいて、後で説明する各ブロックメロディーが
それぞれの適正なタイミングで演奏されるように各ブロ
ックメロディーの先頭のタイミングを指示するためのタ
イミング指示キーである。また、ノーマルモード及び練
習モードにおいては、スイッチ9a,9b,9c,9d
を踏むことにより対応する効果音が出力される。すなわ
ち、スイッチ9aを踏むと、グループAの効果音「い
ち」若しくはグループBの効果音である猫の疑似音「ニ
ャン」が出力される。スイッチ9bを踏むと、グループ
Aの効果音「にい」若しくはグループBの効果音である
象の疑似音「バオーン」が出力される。スイッチ9cを
踏むと、グループAの効果音「さん」若しくはグループ
Bの効果音である音声「カモン」が出力される。スイッ
チ9dを踏むと、グループAの効果音「し」若しくはグ
ループBの効果音である疑似音「ポヨヨーン」が出力さ
れる。
成を説明する。図1及び図2に示すように、音声出力部
3には電池BT、スライド式の電源スイッチ11、マイ
クロコンピュータ13、アンプ15及びスピーカ17が
設けられている。また、放音手段であるスピーカ17が
取り付けられる位置には、当該スピーカ17からの音を
放出するするための複数の放出孔19が設けられてい
る。この複数の放出孔19の開口量がシャッター21に
よって調整できるように構成されており、シャッター2
1を操作することにより放出孔19を介して放出される
音量を調整することができる。
チ11を介して電池BTと接続されると共に、アンプ1
5を介してスピーカ17と接続されている。そして、マ
イクロコンピュータ13は、スイッチ回路部4と接続さ
れており、それぞれのスイッチ5a,…5d、7a,…
7e、9a,…9dが操作されたことを判別する。ま
た、マイクロコンピュータ13は、動作プログラムや各
種制御情報及び効果音情報が記憶されるROM23、曲
情報が記憶される曲情報記憶部24及び情報を一時的に
記憶するRAM25等のメモリ部と、これらの各メモリ
部から情報を読み出すための読み出し回路等の種々の回
路部を有する。そして、マイクロコンピュータ13は、
前記動作プログラムに基づいて全体的な制御を行う。例
えば、マイクロコンピュータ13は、設定された動作モ
ードを判断し、若しくは状況に応じて自動的に動作モー
ドを切り換え、それぞれの動作モードにおける種々の制
御処理を実行する。上記曲情報記憶部24は複数のブロ
ックメロディーからなる曲情報を記憶する記憶手段であ
る。すなわち、曲情報記憶部24には2拍子のマーチ、
2拍子のレゲエ、3拍子のワルツ、4拍子のラップ、4
拍子のサンバの5種類の曲情報が記憶されている。それ
ぞれの曲情報は複数のブロックメロディーから形成され
ている。ここで、一の曲情報を構成する複数のブロック
メロディーは、曲情報の1拍又は1拍の整数倍の長さに
設定されている。
のタイミング指示キーであるいずれかのスイッチ9a,
9b,9c,9dが操作される毎に、前記曲情報記憶部
24から該当する曲の各ブロックメロディーを曲の進行
順に読み出す読出手段を有する。そして、マイクロコン
ピュータ13は、いずれかのスイッチ9a,9b,9
c,9dの操作タイミングが適正であるか否かを判断す
る判断手段を有する。例えば、各ブロックメロディーの
先頭が演奏される基準タイミングの許容値をROM23
に設定しておき、実際に操作されたタイミングが上記許
容値の範囲内であるかどうかを判断する。また、マイク
ロコンピュータ13にはダイオード29が接続されてい
る。このダイオード29は、演奏される曲の調子やリズ
ムに合わせて点滅することにより、その曲のテンポやス
ピードを表示するものである。尚、前述のROM23と
曲情報記憶部24とを単一の記憶部で構成してもよい。
また、曲情報記憶部24には、上記以外の適宜の曲情報
を記憶させることができる。
ドにおける作用を説明する。電源スイッチ11をオンす
ると、マイクロコンピュータ13がこれを判断して自動
的にノーマルモードに設定すると共に、出力される効果
音はグループBに設定される。そして、スイッチ7a,
7b,7c,7d,7eの内いずれかのスイッチが操作
されると、そのスイッチと対応する曲が選択され、直ち
にその曲情報が曲情報記憶部24から読み出されてスピ
ーカ17から放音される。遊戯者が、この自動演奏され
る曲に合わせていずれかのスイッチ9a,9b,9c,
9dを踏むと、そのスイッチと対応する効果音情報がR
OM23から読み出されてスピーカ17から出力され
る。例えば、自動演奏される曲のテンポに合わせてスイ
ッチ9a,9b,9c,9dの順番に踏み代え操作を行
うと、猫の疑似音「ニャン」、象の疑似音「バオー
ン」、音声「カモン」、疑似音「ポヨヨーン」の効果音
が曲のテンポに合わせて順次出力される。尚、スイッチ
5cを操作することにより、グループBの効果音からグ
ループAの効果音へ切り換えることができる。すなわ
ち、スイッチ5cを操作することにより、グループAの
効果音とグループBの効果音が交互に切り換わる。
る。スイッチ5aを操作すると、マイクロコンピュータ
13がこれを判断して練習モードに設定すると共に、出
力される効果音はグループAに設定される。そして、ス
イッチ7a,7b,7c,7d,7eの内いずれかのス
イッチが操作されると、そのスイッチと対応する曲が選
択され、直ちにその曲情報が曲情報記憶部24から読み
出され、通常のスピードよりも遅いスピードでスピーカ
17から放音される。遊戯者が、この自動演奏される曲
のテンポに合わせていずれかのスイッチ9a,9b,9
c,9dを踏むと、その曲のテンポに応じた効果音が出
力される。例えば、自動演奏される曲のテンポが4拍子
である場合は、スイッチ9a,9b,9c,9dを踏み
込むごとに効果音「いち」、「にい」、「さん」、
「し」の順番でくり返し出力される。また、自動演奏さ
れる曲のテンポが2拍子である場合は、スイッチ9a,
9b,9c,9dを踏み込むごとに効果音「いち」、
「にい」、「いち」、「にい」の順番でくり返し出力さ
れる。このとき、マイクロコンピュータ13は、各ブロ
ックメロディーの先頭が演奏される基準タイミングの許
容値と、実際にスイッチ9a,9b,9c,9dが踏み
込み操作されたタイミングとを比較し、これが上記許容
値の範囲内であるかどうかを判断する。上記判断の結
果、正解が50%に満たない場合は、マイクロコンピュ
ータ13からの制御指令に基づいてROM23から制御
情報が読み出され、例えば、「もう1回」の音声がスピ
ーカ17から放音される。これにより、遊戯者は再度挑
戦することになる。また、上記判断の結果、正解が50
%以上である場合は、マイクロコンピュータ13からの
制御指令に基づいてROM23から制御情報が読み出さ
れ、良好な結果であることを示す「ピンポーン」の音声
がスピーカ17から放音される。続いて、同じ曲が通常
のスピードで自動演奏されるので、遊戯者はこの曲の通
常のテンポに合わせてスイッチ9a,9b,9c,9d
の踏み込み操作を行うことになる。そして、上記通常の
スピードで自動演奏される曲のテンポについても、スイ
ッチ9a,9b,9c,9dの踏み込み操作のタイミン
グの正解が50%以上である場合は、同じ曲が通常のス
ピードよりも更に速いスピードで自動演奏されるので、
遊戯者はこの速くなったテンポに合わせてスイッチ9
a,9b,9c,9dの踏み込み操作を行うことにな
る。
ドにおける作用を説明する。スイッチ5bを操作する
と、マイクロコンピュータ13がこれを判断してワンキ
ープレイモードに設定する。そして、スイッチ7a,7
b,7c,7d,7eの内いずれかのスイッチが操作さ
れると、そのスイッチと対応する曲が選択されその曲情
報が曲情報記憶部24から読み出されて、待機状態に設
定される。遊戯者は、前記選択した曲の各ブロックメロ
ディーがそれぞれの適正なタイミングで演奏されるよう
に各ブロックメロディーの先頭のタイミングを指示する
ためにスイッチ9a,9b,9c,9dの踏み込み操作
を行うことになる。
2拍子の曲が選択された場合を説明する。図3に示す時
刻t0で遊戯者がいずれかのスイッチ9a,9b,9
c,9dを踏むと直ちに曲の第1番目となる1拍分のブ
ロックメロディー33aがスピーカ17から出力され
る。また、マイクロコンピュータ13は、次のブロック
メロディー33b,33c,33d,…の先頭が演奏さ
れる基準タイミングの許容値を設定する。すなわち、マ
イクロコンピュータ13は前記時刻t0を基準にして1
小節分の時間Taの半分の時間(1/2)×Taを算出
する。この時間(1/2)×Taが経過する時刻t1を
次の1拍分のブロックメロディー33bの先頭が演奏さ
れるべき基準タイミングとして設定する。そして、基準
タイミングである時刻t1を中心にして所定の時間幅の
許容値Tbを設定する。遊戯者が、上記許容値Tbの範
囲内でいずれかのスイッチ9a,9b,9c,9dの踏
み込み操作を行うと、そのタイミングで次の1拍分のブ
ロックメロディー33bがその先頭から演奏される。以
下同様に、遊戯者が次の許容値Tbの範囲内でいずれか
のスイッチ9a,9b,9c,9dの踏み込み操作を行
うと、そのタイミングで次の1拍分のブロックメロディ
ーがその先頭から演奏される。従って、遊戯者が行うス
イッチ9a,9b,9c,9dの踏み込み操作のタイミ
ングが適正である場合は、各ブロックメロディー33
b,33c,33d,…がそれぞれの適正なタイミング
で放音され、連続した2拍子の曲が演奏されることにな
る。また、遊戯者のなしたスイッチ9a,9b,9c,
9dの踏み込みタイミングが許容値Tbの範囲から外れ
ている場合は、該当する1拍分のブロックメロディーの
演奏がなされず、空白状態に設定される。これにより、
遊戯者はスイッチ9a,9b,9c,9dの踏み込みタ
イミングが許容値Tbの範囲から外れていることを知覚
することができる。
ープレイモードにおける作用を説明する。本実施例は、
第1番目となるブロックメロディー33aの前にいわゆ
るイントロを放音し、当該イントロのテンポに応じてブ
ロックメロディー33aの先頭のタイミングを与えるよ
うにしたことを特徴とする。ここで前述と同様に、スイ
ッチ7bを操作して2拍子の曲が選択された場合を説明
する。まず、「いち」の音声31aが時刻t0から時刻
t1までの1拍分の時間(1/2)×Ta内にスピーカ
17から出力される。次に「にい」の音声31bが時刻
t1から時刻t2までの1拍分の時間(1/2)×Ta
内にスピーカ17から出力される。同様に、「いち」の
音声31cが時刻t2から時刻t3までの1拍分の時間
内に出力され、「にいスタート」の音声31dが時刻t
3から時刻t4までの1拍分の時間内に出力される。こ
のように2拍子のテンポで音声31a,31b,31
c,31dによるイントロが出力されるので、遊戯者は
容易にブロックメロディー33aの先頭のタイミングを
知ることができる。遊戯者が、時刻t4を中心にした許
容値Tbの範囲内にいずれかのスイッチ9a,9b,9
c,9dの踏み込み操作を行うと、そのタイミングで曲
の第1番目となる1拍分のブロックメロディー33aが
スピーカ17から出力される。以下同様に、遊戯者が次
の許容値Tbの範囲内でいずれかのスイッチ9a,9
b,9c,9dの踏み込み操作を行うと、そのタイミン
グで次の1拍分のブロックメロディーがその先頭から演
奏される。
が、いずれかのスイッチ9a,9b,9c,9dの踏み
込み操作をした場合に、そのスイッチと対応する効果音
情報をROM23から読み出してスピーカ17から順次
出力するように構成しても良い。このように構成する
と、音声によるメロディーの代わりに効果音によるメロ
ディーが出力されることになる。すなわち、その曲の拍
子に応じた効果音だけが出力されるので、意外性を有す
るのみならず面白さが加わり興趣性の高い楽器玩具を実
現することができる。
1の手段によれば、複数のブロックメロディーからなる
曲情報を記憶する曲情報記憶手段を有し、複数のブロッ
クメロディーは曲情報の1拍又は1拍の整数倍の長さに
設定されている。この各ブロックメロディーがそれぞれ
の適正なタイミングで演奏されるように各ブロックメロ
ディーの先頭のタイミングを指示するためのタイミング
指示キーを有する。また、タイミング指示キーが操作さ
れる毎に、曲情報記憶手段から各ブロックメロディーを
曲の進行順に読み出す読出手段を有し、タイミング指示
キーが操作された時に、該当するブロックメロディーを
その先頭から放音する放音手段を有する。遊戯者は、各
ブロックメロディーがそれぞれの適正なタイミングで演
奏されるように、タイミング指示キーを操作して各ブロ
ックメロディーの先頭のタイミングを指示するので、遊
戯者は体全体を使って楽しみながらその曲に合ったテン
ポのリズム感を養うことができ、興趣性の高い楽器玩具
を実現することができるという効果を有する。
ば、複数のブロックメロディーからなる曲情報を記憶す
る曲情報記憶手段を有し、複数のブロックメロディーは
曲情報の1拍又は1拍の整数倍の長さに設定されてい
る。この各ブロックメロディーがそれぞれの適正なタイ
ミングで演奏されるように各ブロックメロディーの先頭
のタイミングを指示するためのタイミング指示キーを有
する。また、タイミング指示キーが操作される毎に、曲
情報記憶手段から各ブロックメロディーを曲の進行順に
読み出す読出手段を有し、タイミング指示キーが操作さ
れた時に、該当するブロックメロディーをその先頭から
放音する放音手段を有する。遊戯者は、各ブロックメロ
ディーがそれぞれの適正なタイミングで演奏されるよう
に、タイミング指示キーを操作して各ブロックメロディ
ーの先頭のタイミングを指示するので、遊戯者は体全体
を使って楽しみながらその曲に合ったテンポのリズム感
を養うことができ、興趣性の高い楽器玩具を実現するこ
とができるという効果を有する。また、タイミング指示
キーの操作タイミングが適正であるか否かを判断する判
断手段を有するので、演奏される曲のテンポやリズムが
適正であるかどうかを容易に把握することができ、音感
教育に最適な楽器玩具を提供することができるという効
果を有する。
ロックメロディーからなる曲情報を記憶する曲情報記憶
手段と、効果音情報を記憶する効果音情報記憶手段とを
有する。複数のブロックメロディーは、曲情報の1拍又
は1拍の整数倍の長さに設定されている。前記各ブロッ
クメロディーの先頭のタイミングを指示するためのタイ
ミング指示キーを有し、タイミング指示キーが操作され
る毎に、効果音情報記憶手段から効果音情報を読み出す
読出手段を有する。そして、タイミング指示キーが操作
された時に、前記読み出された効果音を放音する放音手
段を有する。遊戯者は、タイミング指示キーを操作して
各ブロックメロディーの先頭のタイミングを指示する
と、これに応じて効果音が放音されるので、遊戯者は体
全体を使って楽しみながらその曲に合ったテンポやリズ
ム感を養うことができ、興趣性の高い楽器玩具を実現す
ることができるという効果が得られる。また、タイミン
グ指示キーの操作タイミングが適正であるか否かを判断
する判断手段を有するので、演奏される曲のテンポやリ
ズムが適正であるかどうかを容易に把握することがで
き、音感教育に最適な楽器玩具を提供することができる
という効果を有する。
明図である。
用を示した説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする楽
器玩具。 (イ)曲情報を記憶する記憶手段を有すること。 (ロ)前記曲情報は複数のブロックメロディーから構成
されていること。 (ハ)前記複数のブロックメロディーは、曲情報の1拍
又は1拍の整数倍の長さに設定されていること。 (ニ)前記各ブロックメロディーがそれぞれの適正なタ
イミングで演奏されるように各ブロックメロディーの先
頭のタイミングを指示するタイミング指示キーを有する
こと。 (ホ)前記タイミング指示キーが操作される毎に、前記
記憶手段から各ブロックメロディーを曲の進行順に読み
出す読出手段を有すること。 (ヘ)前記タイミング指示キーが操作された時に、該当
するブロックメロディーをその先頭から放音する放音手
段を有すること。 - 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする楽
器玩具。 (イ)複数のブロックメロディーからなる曲情報を記憶
する記憶手段を有すること。 (ロ)前記複数のブロックメロディーは、曲情報の1拍
又は1拍の整数倍の長さに設定されていること。 (ハ)前記各ブロックメロディーがそれぞれの適正なタ
イミングで演奏されるように各ブロックメロディーの先
頭のタイミングを指示するタイミング指示キーを有する
こと。 (ニ)前記タイミング指示キーが操作される毎に、前記
記憶手段から各ブロックメロディーを曲の進行順に読み
出す読出手段を有すること。 (ホ)前記タイミング指示キーが操作された時に、該当
するブロックメロディーをその先頭から放音する放音手
段を有すること。 (ヘ)前記タイミング指示キーの操作タイミングが適正
であるか否かを判断する判断手段を有すること。 - 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする楽
器玩具。 (イ)複数のブロックメロディーからなる曲情報を記憶
する曲情報記憶手段と、効果音情報を記憶する効果音情
報記憶手段とを有すること。 (ロ)前記複数のブロックメロディーは、曲情報の1拍
又は1拍の整数倍の長さに設定されていること。 (ハ)前記各ブロックメロディーの先頭のタイミングを
指示するタイミング指示キーを有すること。 (ニ)前記タイミング指示キーが操作される毎に、前記
効果音情報記憶手段から効果音情報を読み出す読出手段
を有すること。 (ホ)前記タイミング指示キーが操作された時に、前記
読み出された効果音を放音する放音手段を有すること。 (ヘ)前記タイミング指示キーの操作タイミングが適正
であるか否かを判断する判断手段を有すること。
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JP2002005059A JP2002292107A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 楽器玩具 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
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WO2010011109A2 (ko) * | 2008-07-24 | 2010-01-28 | Shin Phil Soon | 블록 놀이 기구 및 그 작동 방법 |
JP2011227286A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Tomy Co Ltd | 電子楽器玩具 |
-
2002
- 2002-01-11 JP JP2002005059A patent/JP2002292107A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010011109A2 (ko) * | 2008-07-24 | 2010-01-28 | Shin Phil Soon | 블록 놀이 기구 및 그 작동 방법 |
WO2010011109A3 (ko) * | 2008-07-24 | 2010-05-14 | Shin Phil Soon | 블록 놀이 기구 및 그 작동 방법 |
JP2011227286A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Tomy Co Ltd | 電子楽器玩具 |
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