JP2002291626A - 調理自助具 - Google Patents

調理自助具

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JP2002291626A
JP2002291626A JP2001137961A JP2001137961A JP2002291626A JP 2002291626 A JP2002291626 A JP 2002291626A JP 2001137961 A JP2001137961 A JP 2001137961A JP 2001137961 A JP2001137961 A JP 2001137961A JP 2002291626 A JP2002291626 A JP 2002291626A
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JP
Japan
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knife
tray
fulcrum
food material
cut
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JP2001137961A
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English (en)
Inventor
Ryokichi Tsuchiya
亮吉 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片麻痺など体に障害のある人たちに安全で、
スムーズに食材を切ることが出来る調理器を提供する。 【解決手段】両端の支点にクランク棒4をセットし、そ
の回転半径とクランク棒4に包丁支点7で繋がった包丁
8の回転とをリンクさせながら動かせば、まな板1上の
トレイ13に乗った食材に対し包丁8を最適な角度でス
ライドさせて切り込めるようにした。この発明の効果を
決定付けるのはクランク棒4の持つ回転半径の大きさ
と、包丁支点7が包丁8のどの位置にあるかで決まる。
又,食材を、まな板1に植え込んだ針12に合せてセッ
トしたトレイ13の上に乗せることで食材を安定させ,
切った後もトレイ13を持ち上げると、一括して器など
に移せるようにし,尚且つ調理後の洗浄も簡単にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】片麻痺などで安定して包丁が
使用できない人の為の、調理具である。
【0002】
【従来の技術】片手で安定して使用できる障害者用の包
丁は、まな板の両端に、コの字に曲げたパイプを渡し固
定する。それに取りはずし可能な長穴をあけた包丁を通
し、その穴の奥を支点として切るものがある。この切り
方は一点支持の押し切りの為、包丁本来のスライドさせ
ながら切るのに比べ切れ味が非常に悪い。又、手の振る
え等の為包丁が外れる危険性がある。又、食材を固定す
るには、バイス方式やクランプ方式があるが、食材など
の脱着は大変である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、包丁本来の
使い方に近い動きを包丁に持たせ、尚且つ食材をスムー
ズに切るために、位置を安定させ安全に使用できるよう
研究を重ねた。
【0004】
【課題を解決するための手段】両端に支点を持つクラン
ク棒4の回転と、それに包丁支点7で繋がった包丁8の
回転をリンクさせることによりまな板1に対して、水平
から垂直までいろんな角度が取れるようにし、包丁8の
刃が針12で固定された食材に対して最適な角度でスラ
イドしながら切り込めるように考えた。このように切っ
た食材を、トレイ13を持ち上げることにより一括して
取り上げるように工夫した。
【0005】
【発明の実施の形態】実施例1の正面図においてまな板
1に取り付けた支柱2・3のクランク支点5・6にクラ
ンク棒4と、それに包丁支点7で繋がった包丁8を取り
付ける。尚、クランク棒4は、支点5・6より取り外し
可能な構造とする為クランク棒の片方を正面図のように
長くして、支点5・6内を左右にスライドするようにす
る。この場合位置決めの為、脱着可能なノブ9・10を
とりつける。これらのことによりクランク棒4は左右方
向において位置的に安定し、ノブ9を取ってクランク棒
4を、右へ動かせば外すことが出来る 又、包丁8もこ
の時脱着可能となる。包丁8において包丁支点7は、ク
ランク棒4を自由に移動できる大きさを持ち、まな板1
上のトレイ13に包丁8の刃が適切にあたる位置とす
る。なお、包丁支点7は包丁8の動きがよりこの発明の
目的にあう範囲で長穴にする場合もある。そしてまな板
1に、穴明きトレイ13の穴をあらかじめ植え込んであ
る針12に合せてセットし食材を針12で固定して切
る。この後小さく切った食材を、穴明きトレイ13ごと
取っ手15を持ち上げて、器や鍋等にまとめて運ぶ。こ
の穴明トレイは、調理が終了した場合にまな板1に植え
込んだ針12は危険であるため裏返し、針12をカバー
するために支柱2・3の切り欠き部を利用するか,図8
のように取っ手15の端部に固定用リブ16を設けて固
定する。又,片手だけで安定して包丁が使用できる人に
は,針12を植え込んだまな板1と,穴明きトレイ13
のセットだけで,安全に調理が可能である。 実施例2 実施例2ではより構造をシンプルにするために、下記の
方法も試みた。まな板の左右両端にクランク支点2・3
を設けそれに図にあるようなクランク棒を取り付け、包
丁支点7で繋がる包丁8を取り付ける事によりクランク
棒4と包丁8との回転の組み合わせにより食材をスムー
ズに切ることが出来る。尚、脱着においては、クランク
棒4の弾性を利用して行う、これは実施例1のクランク
棒においても可能である。
【0006】
【発明の効果】今までより軟らかい物から多少硬いもの
まで多種な食材を、多少手の震えのある人も安全にきれ
いに切ることが出来るようになり,食材を切ったあとの
手入れも果実などの汁や端切れが針12の間に入り込む
事を最小限に抑えるトレイ13の効果により洗浄が簡単
になる。この発明によって障害のある人々が、自助努力
によって食事の用意が安全にスムーズになり、心身とも
に楽しい食生活が送れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【実施例1】
【図1】正面図
【図2】平面図
【図3】左側面図
【実施例2】
【図4】正面図
【図5】平面図
【図6】左側面図
【図7】包丁支点長穴図
【図8】トレイ収納図
【符号の説明】
1・まな板 2・左支柱 3・右支柱 4・クランク棒 5・クランク右支点 6・クランク左支点 7・包丁支
点 8・包丁 9・10・クランク棒留めノブ 11・包丁支点長穴
12・針 13・穴明きトレイ 14・穴 15・トレイ取っ手
16・収納用リブ
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月3日(2001.7.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支点を持つクランク棒4の回転とそのクラ
    ンクに支点を持つ包丁8の回転とを組み合わせることに
    より通常の包丁のようにスライドさせながら切る。
  2. 【請求項2】多数の針12を植え込んだまな板1上に,
    針と同じ位置に穴をあけたトレイ13をセットしその上
    に食材などを乗せる。
JP2001137961A 2001-03-30 2001-03-30 調理自助具 Pending JP2002291626A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101607382B1 (ko) * 2014-05-02 2016-03-29 이근영 도마 절단장치

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