JP2002291363A - ペット用クールマット - Google Patents

ペット用クールマット

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JP2002291363A
JP2002291363A JP2001103121A JP2001103121A JP2002291363A JP 2002291363 A JP2002291363 A JP 2002291363A JP 2001103121 A JP2001103121 A JP 2001103121A JP 2001103121 A JP2001103121 A JP 2001103121A JP 2002291363 A JP2002291363 A JP 2002291363A
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pet
sheet
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cool mat
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Takumi Sato
匠 佐藤
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペットに清涼感を与えることができるペット
用クールマットを提供する。 【解決手段】 保冷材3を収容する袋体2を、側部開口
部22が開口した袋状に形成し、袋体2の上面23に、
通気性を有した通気部32を形成する。上面23の内側
に、通気部32に沿ったシート体41を設け、シート体
41を、0.1mm厚の防水加工されたナイロンで構成
する。シート体41を、側部開口部22に沿った縁部で
折り返せるように、側部開口部22に沿った縁部51の
みで固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夏場などペットに
清涼感を与えるペット用クールマットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、夏場などにおいて、ペットに清涼
感を与える際には、小型の扇風機などを使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法にあっては、電気機器である扇風機を利用する
ため、監視が必要となり不便であった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ペットに清涼感を与えることがで
きるペット用クールマットを提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1のペット用クールマットにあって
は、上面に通気性を有する通気部が形成された袋体と、
該袋体に開口した開口部から内部に収容されるととも
に、含有した液体を気化させて冷却効果を得る保冷材と
からなり、前記通気部に沿って延在する防水性を有した
薄手のシート体を、前記上面の内側に設けた。
【0006】すなわち、袋体に収容された保冷材から気
化熱が奪われることにより、冷却効果を得ることができ
るため、当該ペット用クールマットの温度が低下され
る。
【0007】そして、気化した気体が排出される通気部
と保冷材との間には、防水性を有したシート体が配置さ
れるため、袋体上面と保冷材とのぬめりが防止される。
【0008】また、請求項2のペット用クールマットに
おいては、前記シート体の厚み寸法を、0.05mmか
ら0.5mmの範囲内に設定した。
【0009】これにより、前記保冷材からの熱が効率的
に袋体の上面に伝達される。
【0010】さらに、請求項3のペット用クールマット
においては、前記シート体の前記上面への固定位置を、
少なくとも前記開口部に近接する近接位置に設定した。
【0011】すなわち、内部に設けられたシート体は、
少なくとも保冷材が挿入される開口部の近接位置で固定
されている。このため、前記保冷材を挿入する際の前記
シート体の皺の発生が防止される。
【0012】また、請求項4のペット用クールマットに
あっては、前記シート体を前記開口部に沿った縁部側で
折り返せるように前記固定位置を前記近接位置のみに設
定した
【0013】これにより、気化物が液化して付着するシ
ート体は、袋体の開口部に沿った縁部側にて折り返され
ることで、前記開口部より外側へ引き出される。
【0014】このとき、前記シート体は、前記縁部側で
折り返されることから、前記保冷材から気化した液体が
付着した付着面が、上方へ向けられた状態で前記開口部
より延出される。
【0015】加えて、請求項5のペット用クールマット
では、前記上面に対向した前記袋体の下面を、耐水性を
有した部材により構成した。
【0016】これにより、気化物が液化された際の液体
による床面のぬれが防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図1は、本実施の形態にかかる
ペット用クールマット1を示す図であり、後述するシー
ト体41が引き出された状態が示されている。このペッ
ト用クールマット1は、図2にも示すように、側部開口
状の袋体2と、該袋体2の内部に収容される保冷材3と
によって構成されている。
【0018】該保冷材3は、綿製の袋11内に吸水性ポ
リマーが収容されてなり、該吸水性ポリマーは、水など
の液体を吸収してゼリー状となり液体を揮発可能に保持
できるように構成されている。これにより、含有した液
体を気化させることで、冷却効果を得られるように構成
されている。
【0019】前記袋体2は、耐水性を有したPVC(ポ
リ塩化ビニル)からなる二枚のシートが接合されてな
り、長方形状に形成されている。前記両シートは、一方
の長辺21を除く各辺が接合されており、その長辺21
側に側部開口部22が開口した袋状に形成されている。
この袋体2の上面23を形成するシートには、矩形状の
開口部24が開設されており、該開口部24は、チェッ
ク柄のメッシュ状のメッシュシート25によって内側か
ら閉鎖されている。該メッシュシート25は、その周縁
部が前記開口部24の周縁部に縫製された状態で固定さ
れており、前記開口部24の周縁部には、図3に示すよ
うに、縫製部26が設けられている。
【0020】これにより、前記上面23には、図2にも
示したように、周縁部31を除いた略全面に通気性を有
した通気部32が形成されている。一方、図3に示した
ように、袋体2の下面33を形成するシートには、開口
部が開設されておらず、下方への透水を阻止できるよう
に構成されている。
【0021】前記上面23の内側面には、シート体41
が、前記通気部32に沿って延設されており、当該シー
ト体41は、厚み寸法Tが0.1mmのナイロン製のシ
ートで構成されている。この厚み寸法Tは、0.1mm
に限定されるのもで無く、保冷材3からの熱を効率的に
上面23に伝達できるものであれば良く、実験結果より
0.05mmから0.5mmの間に設定することが望ま
しいことが解っている。
【0022】このシート体41は、長方形状に形成され
ており、前記通気部32を覆う大きさに形成されてい
る。また、前記シート体41は、防水加工されていると
ともに、通気性が確保されている。なお、前記シート体
41の材質は、ナイロン製に限定されるものでは無く、
例えば、サランラップ、アルミ箔、金属、プラスチッ
ク、ビニルなど水を通さない材質であれば良い。
【0023】さらに、このシート体41は、前記側部開
口部22に沿った縁部で折り返せるように(図1参
照)、前記側部開口部22に沿った近接位置である縁部
51のみが、前記通気部32を構成するメッシュシート
25と共に縫製されて固定されており、この縫製部26
以外の部位は、固定されておらず非固定部を構成してい
る。なお、この非固定部は、面ファスナー等によって脱
着自在に固定されるものであっても良い。
【0024】そして、前記側部開口部22の縁部を形成
する前記上面23及び前記下面33には、その対向した
部位に、互いに剥離自在に貼着する面ファスナー61,
62が設けられており、当該側部開口部22を開閉でき
るように構成されている。
【0025】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、前記ペット用クールマット1を使用する際には、水
道水や冷水を十分に吸収させた保冷材3を、袋体2の側
部開口部22より内部へ挿入する。このとき、袋体2内
部のシート体41は、少なくとも保冷材3が挿入される
前記側部開口部22の近接位置である縁部51で固定さ
れているため、前記保冷材3を挿入する際の当該シート
体41の皺の発生を防止することができる。
【0026】次に、このシート体41が保冷材3を覆う
ように、当該シート体41を均一に広げてセットし、前
記側部開口部22の周縁部に設けられた面ファスナー6
1,62同士を接合して、当該側部開口部22を閉鎖す
る。そして、このペット用クールマット1を、上面23
が上向きになるように床面に載置して、ペットがペット
用クールマット1上で寝そべることができるように配置
する。
【0027】このとき、前記袋体2に収容された保冷材
3から水が揮発し、当該保冷材3から気化熱が奪われ
る。これにより、冷却効果を得ることができるので、当
該保冷材3を備えたペット用クールマット1の温度を下
げることができる。
【0028】したがって、このペット用クールマット1
上にペットが寝そべる等することにより、ペットに清涼
感を与えることができる。よって、扇風機などの電気機
器を使用する場合のように、監視が不要となり利便性が
向上する。また、電気代も不要なため、経済的である。
【0029】また、気化した気体が排出される通気部3
2と前記保冷材3との間には、防水性を有したシート体
41が配置されており、袋体2上面23と保冷材3との
ぬめりを防止することができる。これにより、ペット用
クールマット1上のペットの動きに起因した保冷材3の
不用意なずれを防止することができ、利便性が向上す
る。
【0030】ここで、前記シート体41は、その厚み寸
法Tが0.1mmに設定されており、0.05mmから
0.5mmの範囲内に設定されている。このため、前記
保冷材3からの熱を効率的に袋体2の上面23に伝達す
ることができる。したがって、前記シート体41が厚肉
に形成され、保冷材3からの熱を遮断してしまう場合と
比較して、清涼感を高めることができる。
【0031】そして、気化した水蒸気が液化して付着す
る前記シート体41は、前記側部開口部22に沿った縁
部で折り返せるように、前記側部開口部22に沿った縁
部51のみが固定されており、この固定部分で折り返す
ことによって、図4に示すように、前記側部開口部22
から外側へ引き出すことができる。これにより、シート
体41のぬめりを拭き取るといった清掃が容易となる。
【0032】このとき、前記シート体41は、前記縁部
51で折り返されることから、図3に示したように、前
記保冷材3から気化した水蒸気が付着する付着面71
を、図4に示したように、上方へ向けた状態で前記側部
開口部22から延出することができる。したがって、当
該ペット用クールマット1を裏返すこと無く、雑巾72
による前記ぬめりの拭き取り作業を行うことができる。
【0033】一方、前記袋体2の下面33は、開口部を
不具備な耐水性を有したPVC(ポリ塩化ビニル)によ
って形成されており、下方への透水を阻止できるように
構成されている。このため、保冷材3から揮発した水蒸
気が液化されてなる水による床面のぬれを防止すること
ができる。これにより、屋内での使用に適したペット用
クールマット1となり得る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のペット用クールマットにあっては、袋体に収容された
保冷材から気化熱が奪われることにより、冷却効果を得
ることができ、当該ペット用クールマットの温度を下げ
ることができる。
【0035】したがって、このペット用クールマット上
にペットが寝そべる等することにより、ペットに清涼感
を与えることができるため、扇風機などの電気機器を使
用する場合のように、監視が不要となり利便性が向上す
る。
【0036】そして、気化した気体が排出される通気部
と保冷材との間には、防水性を有したシート体が配置さ
れており、袋体上面と保冷材とのぬめりを防止すること
ができる。これにより、ペット用クールマット上のペッ
トの動きに起因した保冷材の不用意なずれを防止するこ
とができ、利便性が向上する。
【0037】また、請求項2のペット用クールマットに
おいては、前記シート体の厚み寸法を、0.05mmか
ら0.5mmの範囲内に設定したため、前記保冷材から
の熱を効率的に袋体の上面に伝達することができる。し
たがって、前記シート体が厚肉に形成され、保冷材から
の熱を遮断してしまう場合と比較して、清涼感を高める
ことができる。
【0038】さらに、請求項3のペット用クールマット
においては、袋体の内部に設けられたシート体を、少な
くとも保冷材が挿入される開口部の近接位置で固定した
ため、前記保冷材を挿入する際の前記シート体の皺の発
生を防止することができる。
【0039】また、請求項4のペット用クールマットに
あっては、保冷材からの気化物が液化して付着するシー
ト体を、袋体の開口部に沿った縁部側で折り返すこと
で、前記開口部より外側へ引き出すことができる。これ
により、シート体のぬめりを拭き取るといった清掃が容
易となる。
【0040】このとき、前記シート体は、前記縁部側で
折り返されることから、前記保冷材から気化した液体が
付着した付着面を、上方へ向けた状態で前記開口部から
延出することができる。したがって、当該ペット用クー
ルマットを裏返すこと無く、前記ぬめりの拭き取り作業
を行うことができる。
【0041】加えて、請求項5のペット用クールマット
では、袋体の下面を耐水性を有した部材により構成する
ことで、保冷材からの気化物が液化された際の液体によ
る床面のぬれを防止することができる。これにより、屋
内での使用に適したペット用クールマットとなり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態の利用形態を示す斜視図である。
【図3】同実施の形態を示す模式断面図である。
【図4】同実施の形態の利用形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ペット用クールマット 2 袋体 3 保冷材 22 側部開口部 26 縫製部 23 上面 32 通気部 33 下面 41 シート体 51 縁部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に通気性を有する通気部が形成され
    た袋体と、該袋体に開口した開口部から内部に収容され
    るとともに、含有した液体を気化させて冷却効果を得る
    保冷材とからなり、 前記通気部に沿って延在する防水性を有した薄手のシー
    ト体を、前記上面の内側に設けたことを特徴とするペッ
    ト用クールマット。
  2. 【請求項2】 前記シート体の厚み寸法を、0.05m
    mから0.5mmの範囲内に設定したことを特徴とする
    請求項1記載のペット用クールマット。
  3. 【請求項3】 前記シート体の前記上面への固定位置
    を、少なくとも前記開口部に近接する近接位置に設定し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のペット用クー
    ルマット。
  4. 【請求項4】 前記シート体を前記開口部に沿った縁部
    側で折り返せるように前記固定位置を前記近接位置のみ
    に設定したことを特徴とする請求項3記載のペット用ク
    ールマット。
  5. 【請求項5】 前記上面に対向した前記袋体の下面を、
    耐水性を有した部材により構成したことを特徴とする請
    求項1から4にいずれか記載のペット用クールマット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012075333A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daio Paper Corp ペット用吸収性シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012075333A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daio Paper Corp ペット用吸収性シート

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