JP2002290884A - デジタル情報のバックアップ方法、デジタル情報バックアップシステム、及びデジタル情報提供方法 - Google Patents

デジタル情報のバックアップ方法、デジタル情報バックアップシステム、及びデジタル情報提供方法

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JP2002290884A
JP2002290884A JP2001084574A JP2001084574A JP2002290884A JP 2002290884 A JP2002290884 A JP 2002290884A JP 2001084574 A JP2001084574 A JP 2001084574A JP 2001084574 A JP2001084574 A JP 2001084574A JP 2002290884 A JP2002290884 A JP 2002290884A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組記録再生装置の操作、及び動作によ
り生成されるその装置の利便性を向上させるための蓄
積、更新される個人情報が、その装置の故障などにより
消失するのを防ぐことにある。 【解決手段】 番組記録再生装置番組予約記録のため
の操作情報、その再生方法に関わる操作情報、及びその
再生に関わる装置の動作情報など、個人利用の利便性向
上に関わる情報が更新される毎にそれらの情報をメモリ
228に記憶すると共に、その記憶され情報をサービス
センタ10にネットワーク30を介して伝送、サービス
センタの大容量記録媒体11に記憶し、その記録再生装
置の故障、新設時等に大容量記録媒体に記憶されている
バックアップ情報を得て、番組記録再生装置に記憶され
る個人情報を復旧させることにより実現するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像、音声などの
デジタル情報を記録再生するデジタル記録再生装置にお
いて、ユーザの設定するデジタル情報を記録再生するた
めの情報のバックアップ方法、情報のバックアップシス
テム、及びそれに基づくサービス形態に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アナログ方式によるテレビジ
ョン放送が行われているが、それにBS放送、CS放送
も行われる等放送チャンネル数は増加傾向にある。そし
て最近になり、BSデジタル放送も開始され、2003
年には地上波デジタル放送も開始されるべく準備が進め
られている。
【0003】それらのデジタル放送は、映像信号をMP
EG(moving picture experts group)−2方式により
圧縮符号化を行い、効率の高いデジタル変調方式を用い
て放送を行うため、1チャンネルのアナログTV放送帯
域を用いてデジタル3チャンネルの放送がなされるな
ど、放送チャンネルは更に増加される。
【0004】そのような中で、放送サービスを受信する
利用者は受信されるチャンネルを頻繁に切り替えながら
興味を持つ番組を探し当てて視聴する、いわゆるチャン
ネルホッピングがなされながら受信され、利用者の希望
する番組が探し当てられ、その探し当てられた番組の視
聴が継続されるのが通例である。
【0005】しかし、その場合は希望する番組が探し当
てられるまでの最初の部分が受信されないこととなり、
番組を録音、録画するためのチャンネル検索としては好
ましくなく、記録を目的とする番組は新聞、あるいは雑
誌の番組表を見ながら番組内容を予め把握し、そのチャ
ンネルの番組を記録すべくVTR等にそのチャンネルの
番組記録の予約を行なうようになされている。
【0006】そして、放送局側でも、受信者にそのよう
な番組検索の便宜を図るためEPG(Electric Program
Guide)情報を放送周波数帯で、あるいは副搬送波を用
いる付加情報チャンネルでコード情報として放送するこ
とにより放送受信者側で番組検索が出来るような工夫を
行っている。
【0007】このようにして、番組利用者は年々増加傾
向にある受信チャンネルより、嗜好レベルの高い番組を
探し、その番組の視聴、及びタイムシフトしての記録を
行うこととなり、そして今後は、利用者の希望する番組
を人工知能的な能力を有するエージェントが出現し、自
動的に嗜好する番組を探索し利用者に提示する、あるい
は自動的にその番組を記録するといった機能が実現され
ていくものと考えられている。
【0008】そして、そのような自動的に利用者(ユー
ザ)の嗜好する番組(コンテンツ)を探索(サーチ)す
る機能を有する番組受信機、ないしは番組記録装置は、
放送される番組情報を一時記憶し、又外部に蓄積されて
いる番組データベースのサーバーに通信し、嗜好番組検
索エンジンを用いて嗜好する番組を検索して嗜好する番
組情報を得ることになる。
【0009】さらに、その嗜好番組検索エンジンは、ユ
ーザの嗜好に基づく検索プログラム、及び番組嗜好デー
タベースを有しており、その検索プログラム、及び番組
嗜好データベースはユーザ毎に異なった内容であり、そ
の内容は毎回の番組予約記録実績、番組視聴時間、ある
いは嗜好キーワードの入力操作により構築され、充実さ
れて行くものである。
【0010】即ち、映像及び音声のデジタル記録再生装
置において構築され、充実された番組検索用情報は、例
えばユーザが好みに応じて行う設定を内部メモリに記録
しておき、装置を利用するごとにユーザの好みを反映し
た動作が行われるようになされる。
【0011】また、そのようにしてなされる動作は、コ
ンテンツを磁気テープや光ディスクなどの記録媒体に記
録すると共に、EPG(Electronic Program Guide:電
子番組案内)をはじめとする番組情報は内部メモリに記
録され、ユーザが記録した番組を一覧表示するなどによ
り記録番組の一括管理がなされ、記録したコンテンツの
検索を容易に行える様にするものでもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
して番組視聴装置、ないしは番組記録装置の、例えばメ
モリ回路に一時記憶された番組検索用嗜好情報データベ
ース、番組検索エンジンの付加プログラム、及び過去に
記録したコンテンツ検索のための番組記録情報は、その
ユーザ個人の財産であり、その個人にとって非常に貴重
である。
【0013】しかし、一般的な番組視聴装置、ないしは
番組記録再生装置において、その様な貴重な情報が内部
メモリに記憶されているときは便利にそれらの機能を利
用することができるが、通常はその内部メモリの記憶内
容を他の記憶媒体にバックアップとしてコピーするなど
の機能が有されていない。
【0014】そして、何らかの理由によりそのメモリに
記憶した情報が読み出せなくなったときは、メモリ内の
ユーザの設定した情報、及びユーザの利便性を高めるた
めの情報が失われてしまうことになる。
【0015】そして、仮にその番組視聴装置、ないしは
番組記録再生装置にメモリに記憶される情報を他の記録
媒体にバックアップできるような機能が付加されている
場合でも、一般のユーザにそのバックアップを行わせる
のはユーザに対して煩雑であり、装置が正常に動作して
いるときはバックアップの必要性も感じられないのが通
例である。
【0016】そこで、このような個人の番組視聴、記録
操作の実績により作成された番組検索用嗜好情報データ
ベース、番組検索エンジンの付加プログラム、及び過去
に記録したコンテンツ検索のための番組記録情報等は、
定期的に外部のサービスプロバイダが有するバックアッ
プ用記憶媒体にネットワーク等を介して伝送して記憶
し、ユーザの受信装置、ないしは記録装置に異常が生じ
たとき、又はそれらの装置の交換を行ったときにバック
アップ用記録媒体に記憶されているデータをユーザの管
理する装置を指定して伝送する様にして機能の回復を行
なうようにするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の1)〜9)の手段より成るものであ
る。すなわち、
【0018】1) 供給される映像情報及び/又は音声
情報を少なくとも含む情報信号の記録、又は記録した情
報信号の再生を行う際に、その情報信号の記録のために
利用者が操作した操作情報、その情報信号の予約記録に
関わる操作情報、その記録した情報信号の再生方法に係
る操作情報、又はそれらの操作に基づいてなされた前記
情報信号の記録/再生の動作履歴情報、の少なくとも1
つの情報を含むデジタル情報を第1の記憶媒体に記憶す
ると共に、その第1の記憶媒体に記憶されたデジタル情
報は前記情報信号の記録及び/又は再生動作に係る操作
又は動作に応じて記憶が更新され、その第1の記憶媒体
に記憶されるデジタル情報を第2の記憶媒体にバックア
ップ情報として記憶するデジタル情報のバックアップ方
法であって、前記第1の記憶媒体に記憶されたデジタル
情報をネットワークを介して前記第1の記憶媒体との間
に伝送経路が確立される第2の記憶媒体に伝送する第1
のステップ(231)と、その第1のステップにより第
2の記憶媒体に伝送した前記デジタル情報の返送を要求
する第2のステップ(227)と、その第2のステップ
によりなされる返送要求に基づいて、指定される場所へ
前記第2の記憶媒体より前記ネットワークを介して伝送
路を確立して前記デジタル情報を伝送する第3のステッ
プ(231)とを少なくとも有してなることを特徴とす
るデジタル情報のバックアップ方法。
【0019】2) 前記第1のステップにおけるデジタ
ル情報の伝送は、暗号化されたデジタル情報として伝送
することを特徴とする1)項記載のデジタル情報のバッ
クアップ方法。
【0020】3) 前記暗号化された情報の伝送は、前
記第2の記憶媒体側において前記暗号化されたデジタル
情報の復号化を許可するための復号化許可情報を付加し
て行うことを特徴とする2)項記載のデジタル情報のバ
ックアップ方法。
【0021】4) 利用者側よりネットワークを介して
伝送される、映像及び/又は音声情報を少なくとも含む
情報信号の記録再生のために利用者が操作した操作情
報、その情報信号の予約記録に係る操作情報、その記録
した情報信号の再生方法に係る操作情報、又はそれらの
操作に基づいてなされた前記記録再生の動作履歴情報、
の少なくとも1つの情報を含むデジタル情報を記憶装置
の側で受信し、その受信されたデジタル情報をその記憶
装置に記憶すると共に、その記憶されたデジタル情報は
前記利用者からの要求に応じて指定される場所に前記ネ
ットワークを介して伝送するようになすことを特徴とす
るデジタル情報バックアップシステム。
【0022】5) 前記利用者側より伝送されるデジタ
ル情報が、暗号化された情報であると共に、前記記憶装
置の側でその暗号化されたデジタル情報の復号化が許可
される信号が付加されて受信されたときは、その復号化
を許可する信号と共に前記暗号化のなされたデジタル情
報を前記記憶装置に記憶するようになすことを特徴とす
る4)項記載のデジタル情報バックアップシステム。
【0023】6) 前記利用者側より伝送されるデジタ
ル情報が、暗号化された情報とされると共に、前記記憶
装置の側でそのデジタル情報の復号化を許可する信号が
フラグとして付加されて受信されたときは、その記憶装
置側で前記デジタル情報に新たな情報を付加した情報を
デジタル情報として生成し、前記利用者に伝送するよう
になすことを特徴とする4)項記載のデジタル情報バッ
クアップシステム。
【0024】7) 前記利用者側より伝送されるデジタ
ル情報が暗号化された情報であるときは、その暗号化さ
れたデジタル情報の暗号化信号を復号化せずに前記記憶
装置に記憶し、前記利用者からの要求に応じその暗号化
されたデジタル情報を利用者側に伝送するようになすこ
とを特徴とする4)項記載のデジタル情報バックアップ
システム。
【0025】8) 利用者側よりネットワークを介して
伝送される、映像及び/又は音声情報を少なくとも含む
情報信号の記録再生のために利用者が操作した操作情
報、その情報信号の予約記録に係る操作情報、その記録
した情報信号の再生方法に係る操作情報、又はそれらの
操作に基づいてなされた前記記録再生の動作履歴情報、
の少なくとも1つの情報を含むデジタル情報を記憶装置
の側で受信し、その受信されたデジタル情報をその記憶
装置に記憶すると共に、その記憶されたデジタル情報は
前記利用者からの要求に応じて指定される場所に前記ネ
ットワークを介して伝送するようになすことを特徴とす
るデジタル情報提供方法。
【0026】9) 前記利用者側より伝送されるデジタ
ル情報が、暗号化された情報であると共に、記憶装置側
においてそのデジタル情報の復号化を許可するとされる
信号が付加されて受信されるときは、その記憶装置側で
前記デジタル情報に新たな情報を付加した情報をデジタ
ル情報として生成し、その生成さたデジタル情報を利用
者に伝送するようになすことを特徴とする8)項記載の
デジタル情報提供方法。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタル情報のバ
ックアップ方法、デジタル情報バックアップシステム、
及びデジタル情報提供方法の実施の形態につき、好まし
い実施例により説明する。図1に、その実施例に関わる
デジタル情報バックアップシステムの概略構成を示す。
【0028】同図に示すデジタル情報バックアップシス
テムは、サービスセンタ10に大容量記憶媒体11が設
置されており、またユーザ20には記録媒体24に番組
を記録すると共に、ユーザの嗜好情報及び記録番組に関
する情報を記憶するメモリ228を内蔵する記録再生装
置22が設置されており、ユーザ20とサービスセンタ
10とはインターネット(ネットワーク)30により結
合されている。
【0029】次に、このように構成される情報バックア
ップシステムの動作について述べる。まず、記録再生装
置22はメモリ228に記憶されるユーザ嗜好情報を基
にして、受信されたEPG(Electronic Program Guid
e:電子番組案内)情報より、又はネットワーク30に
接続される図示しない放送番組情報を記憶するサーバー
のデータベースより得た番組情報より、ユーザの嗜好す
る番組が検索、選択され、その選択された番組は記録媒
体24に記録される。
【0030】そして、記録された番組に関わる、例えば
EPGなどより得られた番組情報もまたメモリ228に
記憶され、ユーザはそのメモリ228に記憶される番組
情報より、記録媒体に記録される番組の一覧情報を得、
その得られた一覧情報を基にして記録された番組の視聴
がなされるようになされる。
【0031】このようにして、メモリ228には嗜好番
組検索用の情報、及び記録を行った番組に関する情報が
記憶され、その記憶された情報に基づいて記録再生装置
22の動作がなされるが、そのメモリ228に記憶され
た情報はインタネット30を介してサービスセンタ10
の大容量記憶媒体11に供給され、供給されたそれらの
情報は大容量記憶媒体11に記憶される。
【0032】そして、それらの情報の供給は、例えば記
録再生装置22で新しい番組の記録がなされたときに記
録再生装置22が有する通信機能により、自動的にユー
ザと契約のなされているサービスセンタ10が呼び出さ
れ、メモリ回路に記憶されるそれらの情報が伝送され、
大容量記憶媒体11への記憶がなされるようになってい
る。
【0033】そのようにして、記憶がなされた大容量記
憶媒体に記憶されるデータの読み出しは、ユーザからの
要求によりなされる場合、あるいはユーザがサービスセ
ンタと定期的なダウンロードサービスの契約を行ってい
る場合は必要に応じてサービスセンタ10よりユーザ2
0のメモリ228に記憶されているデータの内容が読み
出され、メモリ記憶内容に修復が必要とされるときはメ
モリ228の記憶内容が追記される、又は書き替えられ
るようになされる。
【0034】以上の様にして、メモリ228に記憶され
る記録再生装置22の操作、及び動作の経歴により生成
された番組嗜好情報、及び記録媒体24に記録された番
組に関する記録情報はネットワーク30を介して大容量
記憶媒体11に伝送されて記憶されるため、記録再生装
置22の不具合に基づくメモリ記憶内容の消去、あるい
は記憶データの破壊に対し、サービスセンタより正常時
のメモリ記憶内容を得ることができるため、記録再生装
置22の状態を正常に戻すことができると共に記録した
記録媒体24の番組一覧、及びその一覧からの例えば検
索による番組の指定などの機能をも正常に回復すること
が出来る。
【0035】次に、そのような番組記録再生装置に内臓
されるメモリ記憶内容の回復機能を持たせるために、サ
ービスセンタ10に設置されるバックアップ装置10a
の構成を示し、その動作について述べる。
【0036】図2に、そのバックアップ装置の構成を示
す。同図におけるバックアップ装置10aは大容量記憶
媒体11、バックアップ情報解析部12、及び付加情報
記憶部13より構成され、そのバックアップ装置10a
はネットワーク30に結合されている。
【0037】このようにネットワーク30に結合される
バックアップ装置10aは、まずネットワーク30を介
して契約されるユーザより送信されるメモリ228の記
憶内容のデータを受信し、受信されたデータはバックア
ップ情報解析部12に供給される。
【0038】そのバックアップ情報解析部12では、バ
ックアップデータに付随されるコンテンツリスト等の情
報が得られ、それらのコンテンツリスト等の情報を基に
バックアップ情報解析部にて解析して得られるバックア
ップデータの種類に応じ、データ本体に付加される付加
情報は付加情報記憶部13に、データ本体は大容量記憶
媒体11にバックアップ用データとして記憶される。
【0039】このようにして、バックアップ用データは
大容量記憶媒体11に記憶され、記憶されたデータはユ
ーザからの要求により、又はメモリ228より伝送され
たデータを解析し、メモリ228に記憶されるデータの
更新が必要とされるときにユーザ20に対して伝送され
ることになる。
【0040】次に、そのユーザが有する記録再生システ
ムについて述べる。図3は、ユーザが所有する記録再生
システム20aであり、その記録再生システム20aは
表示装置(TV)21、メモリ228を内蔵する記録再
生装置22、及びDVD−RAMなどの光ディスク2
4、ないしはカセットテープ25などの記録媒体より構
成される。
【0041】このように構成される記録再生システム2
0aは放送される映像や音声等のコンテンツを記録媒体
24、又は25にデジタル記録し、その記録されたコン
テンツを再生し、再生して得られる映像、音声信号を表
示装置21に表示、発音させると共に、その表示装置2
1には光ディスク24、ないしはカセットテープ25に
記録されたコンテンツを、一覧表示するためのコンテン
ツリスト情報が表示される。
【0042】ユーザはその一覧表示されるコンテンツリ
ストを基にそのコンテンツが記録されている光ディスク
24、又はカセットテープ25を記録再生装置22にセ
ットして再生する。
【0043】そして、そのコンテンツの再生はユーザに
より予め設定されたプレイリスト情報に基づく再生順序
で再生されると共に、その再生は例えば通常速度による
再生の外に予め設定された特殊再生効果を伴った再生動
作での再生がなされるようになっている。
【0044】そのユーザにより予め設定された特殊再生
効果はコンテンツリスト情報と共にメモリ228に一時
記憶されており、コンテンツリストより再生されるべき
番組が選定されたときにはその特殊再生効果情報もメモ
リ228より読み出され、再生された記録媒体から得ら
れるタイムスタンプなどの再生時間情報を基に特殊再生
効果が付与された映像、ないしは音声として生成され、
表示装置21に表示、ないしは発音される。
【0045】このようにして、メモリ228には前述の
嗜好する番組の予約記録を行うための番組嗜好情報、記
録したコンテンツ一覧表、及び検索のためのコンテンツ
リスト情報、そして再生される番組の特殊再生を行うた
めの特殊再生情報などの情報が記憶されている。
【0046】そして、それらのメモリ228に記憶され
るそれぞれの情報は、ユーザが記録再生装置22を操
作、ないしは使用するごとに更新され、ユーザ20が記
録再生装置22を使用するときの利便性がその度に向上
されるようになされている。
【0047】このような、ユーザの個々の操作、ないし
は使用の状況を基にして生成される利便性を向上させる
ための情報はユーザが記録再生装置22を購入した時点
では記憶されていなく、ユーザが日常的に行う使用状況
に応じて蓄積、更新されて行く。
【0048】従って、仮に記憶再生装置22に内蔵され
るCPU(Central Processing Unit)が暴走して、メ
モリ228の内容を破壊してしまったときなどは、装置
のリセット処理を行うことにより購入時点の状態に戻せ
るが、ユーザが使用した経歴に基づくデータは消失され
たままである。
【0049】そのような事故に対処するため、メモリ2
28に記憶される内容を他の例えばフロッピディスクな
どにコピーしバックアップとして保管する方法はある
が、頻繁にバックアップ処理を行う、あるいは一般の民
生機器ユーザにそのようなバックアップ処理の操作を行
わせるのは好ましくない。
【0050】そこで、このような記録再生装置購入後に
ユーザの使用状況に基づく利便性向上のために蓄積され
る情報をサービスセンタに伝送し、そのサービスセンタ
に設置される大容量記憶媒体11にその情報の蓄積を行
うが、次にその機能を有する記録再生装置22の構成と
動作について詳述する。
【0051】図4に、記録再生装置の構成を示し、その
動作について述べる。同図に示す記録再生装置22は、
入力部221、記録部222、記録媒体を挿入して記録
を行う記録媒体部223、再生部224、D/A変換部
225、出力部226、編集部227、メモリ228、
暗号化/復号化部229、及びインターネット30を介
してサービスセンタ10との通信を行なう通信部231
より構成される。
【0052】このように構成される記録再生装置22
は、まず編集部227が操作されて記録すべき番組に関
する情報、ないしは自動的に番組予約をして記録すべき
番組嗜好情報が入力され、入力された番組記録に関わる
情報はメモリ228に記憶される。
【0053】その記憶された記録番組情報に基づいて、
番組予約記録設定のなされたデジタル衛星放送などの放
送波は入力部221で受信され、受信されて得られる映
像、ないしは音声信号、及び付随して放送されるEPG
情報は記録部222に供給される。
【0054】記録部222では、供給されたEPG信号
は編集部227に供給され、例えばコンテンツリスト生
成用信号として用いられると共に、映像、ないしは音声
信号はその信号を記録媒体に記録するための誤り信号訂
正信号の付加、及びデジタル変調のされた信号として生
成され、そのようにして生成された信号は記録媒体部2
23に供給される。
【0055】記録媒体部223では、供給された信号を
記録媒体に記録するための、例えばDVD−RAM駆動
部、VTR駆動部等により構成され、それらの駆動部に
挿入される例えばDVD−RAMディスク24、ないし
はビデオカセットテープ25に供給されたデジタル変調
信号が記録される。
【0056】そのようにして記録媒体24、又は25に
記録されたデジタル変調信号の再生は、記録媒体24、
又は25が記録媒体部に挿入されて再生され、再生され
た信号は再生部224に供給され、デジタル復調、誤り
信号の訂正処理等がなされて復号信号が得られ、その得
られた復号信号のうちの番組に関する情報信号は編集部
227に供給されると共に、映像、ないしは音声信号は
D/A変換器225に供給される。
【0057】D/A変換器225では供給されたデジタ
ル映像信号、ないしはデジタル音声信号はアナログ映像
信号、アナログ音声信号に変換され、アナログ信号に変
換された映像、音声信号は出力部226により増幅され
た信号とされてディスプレイ21に供給され、映像信号
は映像表示器に表示され、音声信号はスピーカより発音
される。
【0058】このようにして映像、音声信号はユーザに
より視聴されるが、その視聴される番組情報に関わる情
報は編集部227よりメモリ228に供給され、また記
録媒体に記録されるコンテンツの視聴順序等に関わる再
生情報は編集部227に接続される図示しない操作部が
操作されて生成される。
【0059】そして、コンテンツはその操作されて生成
されたシーケンス情報に従って記録媒体がアクセスさ
れ、その規定される順序で再生されるが、その情報は再
生される毎にその内容がメモリ228に更新されるよう
にして記憶される。
【0060】そして、そのシーケンス情報、及びそのコ
ンテンツが記録されている媒体の種類、その識別コード
もまたメモリ228に蓄積される。これらの番組予約記
録を行うための番組嗜好情報、記録した番組に関するE
PG情報、番組再生のためのシーケンス情報などはメモ
リ228に記憶されるが、これらの情報はユーザが記録
再生装置を使用することにより生成され、蓄積された貴
重なデータである。
【0061】そして、そのような貴重なデータを事故に
よる消失から保護するため、メモリ228に記憶される
情報は暗号化/復号化部229に供給されて暗号化処理
がなされ、暗号化処理のなされた信号は通信部231に
供給される。
【0062】その通信部231には図示しないモデムが
内蔵されており、供給された信号をデジタル変調して変
調信号を得ると共にサービスセンタ10にある大容量記
憶媒体が接続されるサーバーのアドレスを受信端末とし
て指定し、その得られた変調信号をインターネット(ネ
ットワーク)30に供給する。
【0063】このようにして、暗号化されたメモリ22
8に記憶される貴重なデータはサービスセンタの大容量
記憶媒体に蓄積され、ユーザの記録再生装置に異常が生
じたとき、ないしは記録再生装置の買い増し、交換が行
われるときなどはサービスセンタに記憶されるデータは
ユーザに対して伝送されるようになされている。
【0064】そのデータのユーザへの伝送は、所定の暗
号化がなされた信号とされて伝送され、ユーザ情報の他
への漏洩、悪用を防止しているが、そのようにして伝送
される記憶情報はユーザにより指定される記録再生装置
22のメモリ227に対して行われる。
【0065】次に、そのメモリ227に蓄積されるデー
タの構造について述べる。図5は、メモリ227に記憶
されるデータの構造を示したものである。同図におい
て、記憶されるデータの領域は暗号鍵情報領域(1)、
ユーザデータ領域(1)、暗号鍵情報領域(2)、ユー
ザデータ領域(2)、暗号鍵情報領域(3)、及びユー
ザデータ領域(3)よりなっている。
【0066】このように、メモリ227にはユーザデー
タ領域と共にそのデータに対する暗号鍵情報を記憶する
ための暗号鍵情報領域とが組として設けられる領域設定
となっている。
【0067】そして、その暗号鍵情報は例えば64ビッ
トからなり、対応するユーザデータ領域の全ての情報、
もしくは一部の情報を、DES(Data Encryption Stan
dard: FIPS PUB 46-3)により暗号化する際に使用する
情報である鍵情報を、又は鍵情報を生成するための鍵信
号生成用情報を記録する。
【0068】また、暗号化に対するセキュリティレベル
を重視する場合は、暗号鍵情報を記録再生装置22内の
メモリ227とは異なる図示しない他のメモリに記録す
るようにしてもよい。
【0069】次に、その暗号情報と対の関係にあるユー
ザデータ領域に記録する情報について述べる。即ち、ユ
ーザデータ領域に記憶されるデータのうち、記録媒体を
記録再生する際にユーザの利便性を向上するためのデー
タとしては、記録媒体との対応関係を示す記録媒体識別
情報、記録媒体内のデータとの時間的な対応関係を示す
同期情報、記録したコンテンツのジャンルを示す記録コ
ンテンツジャンル情報、コンテンツを記録した開始及び
終了日時、コンテンツを再生した最終再生日時を示す記
録・再生日時情報、EPG等の放送局から送信されたコ
ンテンツに付随する情報などがある。
【0070】また、ユーザが設定した順にコンテンツを
再生するための情報として、プレイリスト情報、記録コ
ンテンツを特徴的なシーンを静止画で一覧表示するため
のサムネイル情報、及び記録したコンテンツの特殊再生
に必要な特殊再生情報などが記録される。
【0071】このようにして、ユーザデータ領域には番
組嗜好情報、記録番組に付随される情報、及び番組再生
のための情報が記憶されるが、次にこれらの情報を暗号
化して他への漏洩を防止して伝送するための暗号化方法
について詳述する。
【0072】図6に、メモリ228に記憶されたデータ
をインターネットに供給するときに使用する情報の暗号
化方法を示す。同図に示す暗号化方法は、64ビットの
暗号鍵情報が供給され、その暗号鍵情報と、ユーザより
入力されたパスワードをハッシュ関数によりランダム化
処理がなされて生成された信号とがDES信号処理部に
供給されて暗号化された暗号鍵情報が得られる。
【0073】そして、メモリ228に記憶されているユ
ーザデータはそのMSB(最上位ビット)よりLSB
(最下位ビット)までのデータが64ビットづつに分割
されたP1、P2、・・・、Pn-1、Pnのデータとされ、
それらの分割された各々のデータは暗号鍵情報が供給さ
れるそれぞれのDES信号処理部に供給され、それらの
DES信号処理部より暗号化処理がなされた、各々が6
4ビットで構成されるC 1、C2、・・・、Cn-1、Cn
暗号化処理のなされたデータが得られる。
【0074】このようにして得られたC1、C2、・・
・、Cn-1、Cnの暗号化されたデータはMSBから順に
シリーズデータとして並べられ、その並べられたデータ
は所定のデータブロックにより伝送される。
【0075】図7に、暗号化されたデータを伝送するた
めのデータブロック構成を示す。同図において、インタ
ーネット30に供給される信号は、64ビットのユーザ
識別情報、1ビットの復号化許可ビット、64ビットの
暗号化した暗号鍵ビット、及びそれぞれが64ビットで
あるn(nは整数)個の暗号化したデータの順に配置さ
れて伝送される。
【0076】このようにして伝送される最初のブロック
であるユーザ識別情報は、サービスセンタ10とユーザ
20との契約に基づいてサービスセンタより与えられ、
サービスセンタにおけるデータの管理に利用するため
の、記録再生装置に固有な情報を含み、バックアップの
通信時に自動生成されるコードである。
【0077】そのユーザ識別コードの次に伝送される復
号化許可ビットは、データを伝送するユーザがサービス
センタに対して伝送される暗号化されたデータの復号化
を許可するか否かを示す復号化許可ビットであり、例え
ばそのビットが「0」であるときはサービスセンタでの
復号化を許可しないこととし、「1」であるときは復号
化を許可することとする。
【0078】その復号化許可ビットが「1」でありサー
ビスセンタにおける復号化が許可されるときは、サービ
スセンタで暗号化されたデータを復号化し、ユーザの記
録、再生した番組、及びコンテンツを、記録コンテンツ
識別情報、記録再生日時情報、インデックス情報等によ
り解析することができる。
【0079】この解析するために必要な復号用暗号化鍵
情報は、ユーザから直接取得する方法もあるが、公開鍵
暗号方式を用いる場合はインターネットを介して取得す
ることができ、また予めサービスセンタにバックアップ
保管されている暗号化した暗号鍵情報を、ユーザがサー
ビスセンタに登録したパスワードをもとに復号化して利
用する方法もある。
【0080】このようにして復号化されたデータを基
に、サービスセンタでは例えば番組嗜好情報に基づく、
あるいは解析した番組記録データをもとに、ユーザの嗜
好に合わされた情報が選択されて供給され、ユーザ側で
はその情報を基に嗜好する番組の予約記録が行えるなど
の活用が出来るようにされる。
【0081】そのようにしてサービスセンタよりユーザ
に供給されるデータは暗号化処理がなされた信号として
伝送され、ユーザはその暗号化された情報を解読して番
組の予約記録、あるいはメモリ内容のバックアップ処理
を行う。
【0082】図8に、暗号化されたデータの復号化方法
を示す。暗号化されたデータは前述の図7に示したデー
タ構成と同様な伝送フォーマットで伝送されるが、最初
にそのように伝送されたデータより暗号化された鍵情報
が取得される。
【0083】次に、その取得された暗号化された鍵情報
と、編集部227が操作されて入力されたパスワードが
ハッシュ関数処理部により処理されたデータと、がDE
S処理手段で解読処理され、暗号鍵情報が得られる。
【0084】その得られた暗号鍵情報と、64ビット毎
に分割された暗号化されたデータC 1、C2、・・・、C
n-1、Cnのそれぞれとが、それぞれのDES信号処理部
に供給され、それらのDES信号処理部ではそれぞれの
64ビット毎の暗号化されたデータが解読されて64ビ
ットごとのユーザデータP1、P2、・・・、Pn-1、Pn
が得られる。
【0085】それらの得られたデータをMSBからLS
Bの順に並べたのがメモリ228に記憶されていたデー
タであり、そのデータを用いて何らかの異常により失わ
れたメモリ228の記憶データの修復が行われる。
【0086】以上のように本実施例の装置によれば、個
人の番組視聴、記録操作の実績により作成された番組検
索用嗜好情報のデータベース、番組検索エンジンの付加
プログラム、及び過去に記録したコンテンツ検索のため
の番組記録情報、記録した番組の再生方法に関わる情報
は、定期的に外部のサービスプロバイダが有するバック
アップ用記憶媒体にネットワーク等を介して伝送して記
憶し、ユーザの受信装置、又は記録装置に異常が生じた
とき、ないしはそれらの装置の交換を行ったときにバッ
クアップ用記録媒体に記憶されているデータをユーザの
管理する装置を指定してサービスプロバイダに記憶され
ているデータを伝送することにより、ユーザがそれらの
装置を操作、及び動作させて生成した番組の記録、及び
再生のための機能の回復を行なうことができるものであ
る。
【0087】また、メモリ228に記憶される以外の、
ユーザに供給されるデータは、そのデータ毎に前述の図
7に示したフォーマットと同様のデータ伝送フォーマッ
トを定義し、その定義された伝送フォーマットにより必
要とされるデータがサービスセンタよりユーザに伝送さ
れるようになされる。
【0088】また、そのときに伝送する情報について映
像、及び音声信号である番組信号に対して付随的に用い
られる個人の番組検索用嗜好情報、番組記録情報、番組
再生情報等の情報のサービスセンタにおけるバックアッ
プに関して述べたが、そのバックアップは映像、及び音
声信号そのものに対して行なうことが出来る。
【0089】その映像、及び音声信号そのものとは、例
えば映像信号をMPEG(moving picture experts gro
up)−4により圧縮符号化の行われた信号として動画撮
影が可能である小型ビデオカメラで撮影した映像を、例
えばスマートメディアのようなフラッシュメモリを記録
媒体として記録するような小型撮影記録装置に関してで
ある。
【0090】その半導体で構成されるフラッシュメモリ
は媒体駆動機構が不用であるため小形で軽量な記録装置
を構成することができるが、反面そのフラッシュメモリ
の記憶容量は製造上等の原因により実現可能な記録容量
には制限があり、それを用いるビデオカメラは例えば1
時間程度の映像、及び音声を記録する記録再生機器とし
て製品化される。
【0091】このような、記録容量の小さなビデオカメ
ラを移動用として使用するときに、移動先では1時間以
上の撮影を行うためには、複数のフラッシュメモリを用
いて行う必要があり、予め高価なフラッシュメモリを複
数準備して交換しながら撮影する方法はあるが、その場
合はビデオカメラシステムとしての価格が高くなること
となり便利なビデオカメラとはいえない。
【0092】そこで、前述のサービスセンタの大容量記
憶媒体を一時的な記録媒体として使用することにより、
即ち移動先でサービスセンタと通信を行いフラッシュメ
モリの記録内容をインターネットなどを介してサービス
センターに転送することにより実質的な撮影時間を延長
する方法がある。
【0093】その記録時間の延長は、移動先が遠方であ
るほどユーザにとって利点が多く、ユーザは延べで長時
間の移動撮影を少ないフラッシュメモリを再利用するこ
とにより行うことができる。
【0094】そして、長時間の複数回のサービスセンタ
ーへのデータ転送をメディアに固有なID情報を設定し
て行い、ビデオカメラはそのID情報を管理情報とし
て、撮影した日時、撮影モード、圧縮符号化時の転送レ
ートに関わる画質モードに関する情報等をビデオカメラ
本体内のメモリに記憶して管理することができる。
【0095】そして、それらのビデオカメラ本体内に設
けられるメモリに記憶したメディアの管理情報は記録情
報としてインターネットなどを介してサービスセンタに
伝送し、前述と同様の方法により大容量記憶媒体にバッ
クアップしておくようにする。
【0096】ユーザは、移動撮影終了後にその大容量記
憶媒体にバックアップされている複数の映像信号のカッ
ト、およびそれらの映像信号と共に記憶された管理情報
を例えばビデオカメラと異なるPC等にダウンロードに
より得ることにより、撮影したビデオカメラを用いるこ
となく複数の映像信号の中から、希望する映像信号を探
し出し、その映像の編集を行うことができる。
【0097】以上の様に、映像、及び音声信号は放送さ
れる番組信号に限ることなく、ユーザが撮影した映像、
音声信号であっても良く、それらの映像信号に付加され
る記録情報を含めてサービスセンタに記憶することによ
り、ユーザは映像信号、及び付随信号のバックアップサ
ービスを受けることができるものである。
【0098】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、個人の番
組視聴、記録操作の実績により生成された番組検索用嗜
好情報、過去に記録したコンテンツ検索のための番組記
録情報等の情報、及び記録した番組の再生に係る情報
は、定期的に外部のサービスプロバイダのバックアップ
用記憶媒体にネットワーク等を介して伝送して記憶する
ため、ユーザの受信装置、又は記録装置に異常が生じた
とき、ないしはそれらの装置の新設を行ったときなどに
そのデータをそれらの装置に伝送することによりそれら
の装置を購入後に蓄積した番組受信装置、及び記録装置
による番組の記録、及び再生のための機能の回復を行な
うことができるデジタル情報のバックアップ方法を提供
できる効果がある。
【0099】また、請求項2記載の発明によれば、特に
サービスプロバイダへのデータの伝送は暗号化して行う
ため、請求項1の効果に加え個人情報の漏洩、及び悪用
などを防いだデジタル情報のバックアップ方法を提供で
きる効果がある。
【0100】また、請求項3記載の発明によれば、特に
ユーザからサービスプロバイダに供給される暗号化され
た情報に、サービスプロバイダによる暗号の復号化が許
可されるフラグが付されて伝送されるとき、サービスプ
ロバイダはユーザから伝送される情報を復号化できるの
で、サービスプロバイダは個人情報の他にユーザに有効
な情報を付加して提供することが出来るため、請求項2
の効果に加えユーザに対し更に利便性を向上させたデジ
タル情報のバックアップ方法を提供できる効果がある。
【0101】また、請求項4記載の発明によれば、個人
の番組視聴、記録操作の実績により作成された番組検索
用嗜好情報、過去に記録したコンテンツ検索のための番
組記録情報、及び記録した番組の再生方法等の情報は、
定期的に外部のサービスプロバイダのバックアップ用記
憶媒体にネットワーク等を介して伝送されて記憶される
ため、ユーザの受信装置、又は記録装置に異常が生じた
とき、ないしはそれらの装置の新設を行ったときなどに
それらのデータをそれらの装置に伝送することによりそ
れらの装置を購入後に蓄積した番組受信装置、及び記録
装置による番組の記録、及び再生のための機能回復を行
なうことができるデジタル情報のバックアップシステム
を提供できる効果がある。
【0102】また、請求項5記載の発明によれば、特に
サービスプロバイダへのデータの伝送は暗号化して行う
ため個人情報の漏洩、及び悪用などを防いだデジタル情
報のバックアップシステムを提供できる他に、ユーザか
らサービスプロバイダに供給される暗号化された情報
に、サービスプロバイダによる暗号の復号化が許可され
るフラグが付されて伝送されるとき、サービスプロバイ
ダはユーザから伝送される復号化の許可されたフラグと
共に情報記憶装置に供給されたデータを蓄積するため、
サービスプロバイダは必要なときにその情報を基に個人
情報の復号化を行うことが出来、請求項4の効果に加え
ユーザに対し更に利便性を向上させたデジタル情報のバ
ックアップシステムを提供できる効果がある。
【0103】また、請求項6記載の発明によれば、特に
サービスプロバイダへのデータの伝送は暗号化して行う
ため個人情報の漏洩、及び悪用などを防いだデジタル情
報のバックアップシステムを提供できる他に、ユーザか
らサービスプロバイダに供給される暗号化された情報
に、サービスプロバイダによる暗号の復号化が許可され
るフラグが付されて伝送されるとき、サービスプロバイ
ダはユーザから伝送される情報を復号化できるため、サ
ービスプロバイダは個人情報の他にユーザに有効な情報
を付加して提供することが出来るなど、請求項4の効果
に加えユーザに対し更に利便性を向上させたデジタル情
報のバックアップシステムを提供できる効果がある。
【0104】また、請求項7記載の発明によれば、特に
サービスプロバイダへのデータの伝送は暗号化して行わ
れるときは、その暗号化された情報のまま記憶装置に記
憶し、その記憶されている暗号化された情報をユーザに
伝送するようにするため、請求項4の効果に加え更に個
人情報の漏洩、及び悪用などを防いだデジタル情報のバ
ックアップシステムを提供できる効果がある。
【0105】また、請求項8記載の発明によれば、個人
の番組視聴、記録操作の実績により作成された番組検索
用嗜好情報、過去に記録したコンテンツ検索のための番
組記録情報、及び記録した番組の再生方法等に係る情報
は、定期的に外部のサービスプロバイダのバックアップ
用記憶媒体にネットワーク等を介して伝送して記憶する
ため、ユーザの受信装置、又は記録装置に異常が生じた
とき、ないしはそれらの装置の新設、交換を行ったとき
などにそのデータをそれらの装置に伝送することにより
それらの装置を購入後に蓄積した番組受信装置、及び記
録装置による番組の記録、及び再生のための機能回復を
行なうことができるデジタル情報のバックアップサービ
ス方法を提供できる効果がある。
【0106】また、請求項9記載の発明によれば、特に
サービスプロバイダへのデータの伝送は暗号化して行う
ため個人情報の漏洩、及び悪用などを防いだデジタル情
報のバックアップシステムを提供できる他に、ユーザか
らサービスプロバイダに供給される暗号化された情報
に、サービスプロバイダによる暗号の復号化が許可され
るフラグが付されて伝送されるとき、サービスプロバイ
ダはユーザから伝送される情報を復号化できるため、サ
ービスプロバイダは個人情報の他にユーザに有効な情報
を付加した情報を提供することが出来るため、請求項4
の効果に加えユーザに対し更に利便性を向上させたデジ
タル情報のバックアップサービス方法を提供できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデジタル情報バックアッ
プシステムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例に係るバックアップ装置の構成
を示す図である。
【図3】本発明の実施例に係る記録再生システムの構成
を示す図である。
【図4】本発明の実施例に係る記録再生装置の構成を示
す図である。
【図5】本発明の実施例に係る記録再生システムのメモ
リに記憶されるデータの構造を示す図である。
【図6】本発明の実施例に係る情報の暗号化方法を示す
図である。
【図7】本発明の実施例に係る暗号化データのデータブ
ロックを示す図である。
【図8】本発明の実施例に係る情報の暗号化された信号
の復号化方法を示す図である。
【符号の説明】
10 サービスセンタ 10a バックアップ装置 11 大容量記憶媒体 12 バックアップ情報解析部 13 付加情報記憶部 20 ユーザ 20a 記録再生システム 21 ディスプレイ 22 記録再生装置 24 光ディスク 25 カセットテープ 30 インターネット(ネットワーク) 221 入力部 222 記録部 223 記録媒体部 224 再生部 225 D/A変換部 226 出力部 227 編集部 228 メモリ 229 暗号化/復号化部 231 通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 G11B 20/10 H 5C064 27/00 27/00 D 5D044 H04N 7/025 H04N 7/173 610A 5D110 7/03 7/08 A 7/035 7/173 610 Fターム(参考) 5B017 AA07 BA07 CA16 5B018 GA04 HA03 MA12 QA20 5B082 DE06 GA11 5C052 AA01 AB04 CC11 DD04 DD09 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 DA03 DA07 DA13 EB33 5C064 BA07 BB02 BC06 BC17 BC18 BC22 BC23 BC25 BD02 BD03 BD08 BD09 BD13 5D044 AB05 AB07 BC01 BC04 CC03 CC04 DE45 DE49 DE50 EF03 EF05 FG10 FG18 GK04 GK12 HH15 HL02 5D110 AA13 AA17 AA27 AA29 BB28 DB08 DC06 DC27 DD13 DE04 EA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給される映像情報及び/又は音声情報を
    少なくとも含む情報信号の記録、又は記録した情報信号
    の再生を行う際に、その情報信号の記録のために利用者
    が操作した操作情報、その情報信号の予約記録に関わる
    操作情報、その記録した情報信号の再生方法に係る操作
    情報、又はそれらの操作に基づいてなされた前記情報信
    号の記録/再生の動作履歴情報、の少なくとも1つの情
    報を含むデジタル情報を第1の記憶媒体に記憶すると共
    に、その第1の記憶媒体に記憶されたデジタル情報は前
    記情報信号の記録及び/又は再生動作に係る操作又は動
    作に応じて記憶が更新され、その第1の記憶媒体に記憶
    されるデジタル情報を第2の記憶媒体にバックアップ情
    報として記憶するデジタル情報のバックアップ方法であ
    って、 前記第1の記憶媒体に記憶されたデジタル情報をネット
    ワークを介して前記第1の記憶媒体との間に伝送経路が
    確立される第2の記憶媒体に伝送する第1のステップ
    と、 その第1のステップにより第2の記憶媒体に伝送した前
    記デジタル情報の返送を要求する第2のステップと、 その第2のステップによりなされる返送要求に基づい
    て、指定される場所へ前記第2の記憶媒体より前記ネッ
    トワークを介して伝送路を確立して前記デジタル情報を
    伝送する第3のステップとを少なくとも有してなること
    を特徴とするデジタル情報のバックアップ方法。
  2. 【請求項2】前記第1のステップにおけるデジタル情報
    の伝送は、暗号化されたデジタル情報として伝送するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデジタル情報のバックア
    ップ方法。
  3. 【請求項3】前記暗号化された情報の伝送は、前記第2
    の記憶媒体側において前記暗号化されたデジタル情報の
    復号化を許可するための復号化許可情報を付加して行う
    ことを特徴とする請求項2記載のデジタル情報のバック
    アップ方法。
  4. 【請求項4】利用者側よりネットワークを介して伝送さ
    れる、映像及び/又は音声情報を少なくとも含む情報信
    号の記録再生のために利用者が操作した操作情報、その
    情報信号の予約記録に係る操作情報、その記録した情報
    信号の再生方法に係る操作情報、又はそれらの操作に基
    づいてなされた前記記録再生の動作履歴情報、の少なく
    とも1つの情報を含むデジタル情報を記憶装置の側で受
    信し、その受信されたデジタル情報をその記憶装置に記
    憶すると共に、その記憶されたデジタル情報は前記利用
    者からの要求に応じて指定される場所に前記ネットワー
    クを介して伝送するようになすことを特徴とするデジタ
    ル情報バックアップシステム。
  5. 【請求項5】前記利用者側より伝送されるデジタル情報
    が、暗号化された情報であると共に、前記記憶装置の側
    でその暗号化されたデジタル情報の復号化が許可される
    信号が付加されて受信されたときは、その復号化を許可
    する信号と共に前記暗号化のなされたデジタル情報を前
    記記憶装置に記憶するようになすことを特徴とする請求
    項4記載のデジタル情報バックアップシステム。
  6. 【請求項6】前記利用者側より伝送されるデジタル情報
    が、暗号化された情報とされると共に、前記記憶装置の
    側でそのデジタル情報の復号化を許可する信号がフラグ
    として付加されて受信されたときは、その記憶装置側で
    前記デジタル情報に新たな情報を付加した情報をデジタ
    ル情報として生成し、その生成されたデジタル情報を前
    記利用者に伝送するようになすことを特徴とする請求項
    4記載のデジタル情報バックアップシステム。
  7. 【請求項7】前記利用者側より伝送されるデジタル情報
    が暗号化された情報であるときは、その暗号化されたデ
    ジタル情報の暗号化信号を復号化せずに前記記憶装置に
    記憶し、前記利用者からの要求に応じその暗号化された
    デジタル情報を利用者側に伝送するようになすことを特
    徴とする請求項4記載のデジタル情報バックアップシス
    テム。
  8. 【請求項8】利用者側よりネットワークを介して伝送さ
    れる、映像及び/又は音声情報を少なくとも含む情報信
    号の記録再生のために利用者が操作した操作情報、その
    情報信号の予約記録に係る操作情報、その記録した情報
    信号の再生方法に係る操作情報、又はそれらの操作に基
    づいてなされた前記記録再生の動作履歴情報、の少なく
    とも1つの情報を含むデジタル情報を記憶装置の側で受
    信し、その受信されたデジタル情報をその記憶装置に記
    憶すると共に、その記憶されたデジタル情報は前記利用
    者からの要求に応じて指定される場所に前記ネットワー
    クを介して伝送するようになすことを特徴とするデジタ
    ル情報提供方法。
  9. 【請求項9】前記利用者側より伝送されるデジタル情報
    が暗号化された情報であると共に、記憶装置側において
    そのデジタル情報の復号化を許可するとされる信号が付
    加されて受信されるときは、その記憶装置側で前記デジ
    タル情報に新たな情報を付加した情報をデジタル情報と
    して生成し、その生成さたデジタル情報を利用者に伝送
    するようになすことを特徴とする請求項8記載のデジタ
    ル情報提供方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007325186A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Sharp Corp コンテンツ記録再生装置
JP2010161530A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Funai Electric Co Ltd 録画装置、録画システム
US7882362B2 (en) 2005-11-07 2011-02-01 Fujitsu Ten Limited Data management apparatus

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