JP2002290858A - ディジタル放送受信装置 - Google Patents

ディジタル放送受信装置

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JP2002290858A JP2002014711A JP2002014711A JP2002290858A JP 2002290858 A JP2002290858 A JP 2002290858A JP 2002014711 A JP2002014711 A JP 2002014711A JP 2002014711 A JP2002014711 A JP 2002014711A JP 2002290858 A JP2002290858 A JP 2002290858A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル放送を受信する装置において、待
機電力を極力削減することができるディジタル放送受信
装置を提供する。 【解決手段】 緊急警報放送の番組を含むサービス(番
組)が多重されたトランスポートストリームを受信する
第1伝送路受信部と、緊急警報放送が送信される旨を知
らせる緊急警報信号を受信する第2伝送路受信部とを少
なくとも有し、番組非視聴時には前記第2伝送路受信部
以外の供給電力を停止し、前記第2伝送路受信部が前記
緊急警報信号を受信した場合には、他の構成要素にも電
力を供給し送信される緊急警報放送を受信することを特
徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル放送を
受信する装置において、待機電力を極力削減するディジ
タル放送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビジョン放送において、既に
一部でディジタル放送が始まっており、最近ではディジ
タル放送の多チャンネル化が急速に進められている。そ
のようなディジタル放送において、受信側では、アナロ
グ放送用テレビジョン装置に接続された宅内受信装置で
あるIRD(Integrated Reciever Decoder)によって
受信する。現状ではアナログ変換したものを視聴するの
が主流である。
【0003】上記IRDに対して、送信側からデータの
スクランブルを解くための制御情報EMM(Entitlemen
t Management Message,鍵個別情報)やユーザ個人に宛
てたメッセージであるメールなどが送信される。該EM
Mは、受信側の各IRDに応じて異なるものが送信さ
れ、また、いつ送信されるかわからない。このことは、
上記メールについても同様である。したがって、上記I
RDは、送信側からいつ送信されるかわからないEMM
等を監視し、いつでも受信できるように常に電源を入れ
た状態になっている。また、アナログ放送で実施されて
いるような、津波発生などに対する緊急警報放送が実施
される可能性も大いにあり、これに対応する場合にも、
該緊急警報放送がいつでも受信できるようになっていな
ければならない。
【0004】ところで、昨今、地球温暖化防止が叫ば
れ、個人消費用の家電製品においても、産業界からだけ
でなく消費者側からも省エネ仕様のものが要求されるよ
うになってきた。そこで、当然、テレビジョン受信装
置、特に需要拡大が見込まれるディジタル放送用受信装
置についても、省エネ対策が講じられたものが要求され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、IRDではEMM等を監視するため、受信しな
いときでも常に電源オン状態であり、該IRDのパワー
セーブが求められる。そこで、IRDにおいて、EMM
等を監視する部分にだけ電力を供給し、その他の部分へ
はEMM等が送信されたときだけ供給するようにするこ
とが考えられる。ここで、IRDでは、FE(Front En
d ,フロントエンド)およびCPUの部分がEMM等を
監視する。したがって、FEおよびCPUの部分だけは
常時電源オン状態にしなければならない。
【0006】ところが、FEは、IRDの消費電力にお
いて支配的で、確実にその電力の50%を越え、IRD
によっては約80%も占めるため、この方法では省エネ
効果は上がらない。すなわち、IRDのパワーセーブに
は、FEの電力消費を抑えることができなければならな
い。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたもので、ディジタル放送を受信する装置におい
て、待機電力を極力削減することができるディジタル放
送受信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)にかかるディジタル放送受信装
置は、緊急警報放送の番組を含むサービス(番組)が多
重されたトランスポートストリームを受信するフロント
エンド部を有する第1伝送路受信部と、上記トランスポ
ートストリームに含まれるデータを抽出するトランスポ
ートデコード部と、上記緊急警報放送の受信を通知する
通知手段と、上記緊急警報放送の番組の送信に先立っ
て、上記第1伝送路受信部の信号とは異なる第2の伝送
路で送信される緊急警報信号を受信する第2伝送路受信
部と、番組非視聴時には、上記第2伝送路受信部を除い
た部分への電力供給を停止し、上記第2伝送路受信部が
上記緊急警報信号を受信したとき、該第2伝送路受信部
からの緊急警報信号を受信した旨の信号を受けて、該制
御手段以外の部分に電力を供給して、上記緊急警報放送
の番組の信号を受信して、上記緊急警報放送を受信した
ことを上記通知手段に通知せしめるように制御する制御
手段とを備えたものである。なお、ここで通知手段と
は、緊急警告放送を受信したことを何らかの手段によっ
て受信装置外部へ通知する手段をいう。また、ここで先
立ちとは、送信時が時間的に早いことをいう。
【0009】また、本発明(請求項2)にかかるディジ
タル放送受信装置は、請求項1に記載のディジタル放送
受信装置において、上記第1伝送路受信部が受信する多
重されたトランスポートストリームは、さらに、該ディ
ジタル放送受信装置が利用する利用情報の送信に先立っ
て送信される、利用情報の種類,該利用情報を送信する
対象を示す受信装置識別子,および該利用情報を送信す
る送信時刻を含む送信予定情報を含み、上記トランスポ
ートデコード部は、上記トランスポートストリームに含
まれる送信予定情報を抽出し、上記制御手段は、さら
に、上記抽出した送信予定情報から、自己の受信装置識
別子と一致する受信装置識別子を送信対象とする利用情
報についての送信時刻を抽出し、番組非視聴時に、該制
御手段以外の部分への電力供給を停止し、上記抽出した
送信時刻に、上記フロントエンド部および上記トランス
ポートデコード部に電力を供給して、上記利用情報を取
得するようにしたものである。
【0010】また、本発明(請求項3)にかかるディジ
タル放送受信装置は、請求項2記載のディジタル放送受
信装置において、上記送信予定情報は、さらに、利用情
報の版数を示すバージョン番号の情報を含み、上記制御
手段は、上記抽出した送信予定情報から、自己の受信装
置識別子と一致する受信装置識別子を送信対象とし,か
つ自己の受信装置が未取得のバージョン番号に対応する
利用情報についての送信時刻を抽出し、番組非視聴時
に、該制御手段以外の部分への電力供給を停止し、上記
抽出した送信時刻に、上記フロントエンド部および上記
トランスポートデコード部に電力を供給して、上記利用
情報を取得するようにしたものである。
【0011】また、本発明(請求項4)にかかるディジ
タル放送受信装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載
のディジタル放送受信装置において、上記第2伝送路受
信部は、ラジオ電波による緊急警報信号を受信するもの
である。
【0012】また、本発明(請求項5)にかかるディジ
タル放送受信装置は、 請求項1乃至3のいずれかに記
載のディジタル放送受信装置において、上記外部通知手
段は、上記緊急警報信号を受けて、その放送の内容を表
示するものである。
【0013】また、本発明(請求項6)にかかるディジ
タル放送受信装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載
のディジタル放送受信装置において、上記外部通知手段
は、上記緊急警報信号を受けて、その放送の内容に応じ
た音声を出力するものである。
【0014】また、本発明(請求項7)にかかるディジ
タル放送受信装置は、 請求項1乃至3のいずれかに記
載のディジタル放送受信装置において、上記外部通知手
段は、上記緊急警報信号を受けて、その放送の内容に応
じた発光を行うものである。
【0015】また、本発明(請求項8)にかかるディジ
タル放送受信装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載
のディジタル放送受信装置において、上記外部通知手段
は、上記緊急警報信号を受けて、その放送の内容に応じ
た振動動作を行うものである。
【0016】また、本発明(請求項9)にかかるディジ
タル放送受信装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載
のディジタル放送受信装置において、上記外部通知手段
は、上記緊急警報信号を受けて、所定の通信手段を用い
て、その放送の内容に応じた通報を行うものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳細に説明する。
【0018】実施の形態1.本発明の実施の形態1によ
るディジタル放送方法は、受信側IRDに必要な情報が
送信されたときだけ、該情報を受信する受信部を含むフ
ロントエンドの電源をオンにするため、該IRDに必要
な制御情報などの情報が送信される時刻等についての送
信予定情報を前もって送信側から送信するものである。
【0019】図1は本発明の実施の形態1によるディジ
タル放送方法において送信される送信予定情報の一例を
示す図である。ここでは、該送信予定情報をPreinform
Table と称す。
【0020】図において、11はdata typeであり、I
RDに必要な情報のうち送信される情報の種類を示す。
例えば、データのスクランブルを解くための制御情報で
あるEMM(Entitlement Management Message,鍵個別
情報)やIRDにあるソフトウェアのバージョンアップ
情報,バグフィックス情報などのダウンロードデータが
挙げられる。12はird id rangeであり、送信される情
報の送付対象となる複数のIRDの識別子であるird id
をまとめて示す。13はtimeであり、情報が送信される
送信時刻を示す。
【0021】ここで、上記EMMは、受信側の各IRD
に対して個別に送信される情報であって、各EMMには
それぞれ送付先IRDが有する固有のird idが埋め込ま
れている。そこで、各EMMごとに、送信先の個々のI
RDに対応するird idを記述することもできるが、送信
予定情報(Preinform Table)の記述内容が膨大になる
ので、複数のird idをまとめて示すものとした。
【0022】なお、上記送信時刻は、IRD側で何度か
情報取得に失敗しても時間内に最終的に取得できるよう
に、情報を繰り返し何回か送信できるだけの余裕をもっ
て設定することが望ましい。また、上述のように、上記
EMMについては、複数の送付先IRDのird idに向け
たものがまとめて送信されるので、該送付先の数によっ
ても送信時間に配慮する必要がある。すなわち、一斉に
多数のIRDが起動されると電力事情に混乱が生じる恐
れがあり、後述する図4に示すように、本発明では、機
種毎、あるいは地域毎などで起動されるIRDを分散さ
せるように、各起動時間をずらせている。
【0023】図2は図1に示した送信予定情報(Preinf
orm Table)を多重化したトランスポートストリームの
一例を示す概略図である。図2において、21はビデオ
パケットであり、映像データが送信されるパケットであ
る。22はオーディオパケットであり、音声データが送
信されるパケットである。23は送信予定情報パケット
であり、上記送信予定情報(Preinform Table)がマッ
ピングされている。
【0024】なお、上記送信予定情報をTSに多重する
頻度は、任意に設定することができる。また、上記送信
予定情報は、DUB(Dijital Video Broadcatsting
)、ARIB(社団法人電波産業会)規格によるSI
(Service Information ,サービス情報)やMPEG規
格によるPSI(Program Specific Information,プロ
グラム特定情報)などにおけるテーブルの1つとして送
信するものとしてもよい。
【0025】図3はIRDに必要な情報を多重化したト
ランスポートストリームの一例を示す概略図である。
【0026】図3において、図2と同一符号は同一又は
相当部分を示す。また、24,25および26はそれぞ
れEMM(#1001あて),EMM(#1002あて)および
EMM(#1003あて)であり、個々のird idを有するI
RDに対応するEMMが送信されるパケットである。具
体的には、図1に示した,ird id(#1001〜#2000)の
IRDに対応するEMMが多重化されたトランスポート
ストリームを示している。すなわち、各ird idを有する
IRDに対応するEMMが、別個のパケットで送信され
る。したがって、多重化されるIRDに必要な情報が図
1に示したダウンロードデータである場合、受信側のす
べてのird idを有するIRDに対応するものであるた
め、1つのダウンロードデータがトランスポートストリ
ームに多重化されることになる。
【0027】なお、EMMやダウンロードデータなどが
トランスポートストリームに多重される頻度について
も、上記送信予定情報と同様、任意に設定することがで
きる。ここで、ディジタル放送としては、現在実用化さ
れているものに加え、種々のもの(例えば、地上波テレ
ビジョン放送やケーブルテレビジョン放送におけるディ
ジタル放送など)が検討されているが、その放送方式は
異なるものとなることも予想される。例えば、複数の番
組供給会社からの番組を1つの放送事業者がまとめて、
共通のEMMやダウンロードデータなどを採用する場合
であれば、すべてのトランスポートストリームに上記送
信予定情報を多重化でき、受信側では、いずれかのトラ
ンスポートストリームで送信される番組を視聴すれば、
該送信予定情報を取得することができる。しかしなが
ら、複数の番組供給会社が、異なるEMMやダウンロー
ドデータを採用し、専用のトランスポートストリームで
独自のダウンロードデータなどを送信することも想定さ
れる。この場合には、すべてのトランスポートストリー
ムで送信されるEMM等についてまとめた送信予定情報
を用意して、該送信予定情報をすべてのトランスポート
ストリームで送信するようにすれば、受信側では、容易
にもれなく送信予定情報を取得することができる。
【0028】図4は本発明の実施の形態1によるディジ
タル放送方法において送信される送信予定情報(Preinf
orm Table )のその他の一例を示す図である。図におい
て、図1と同一符号は同一又は相当部分である。また、
14はversion noであり、EMMやダウンロードデータ
のバージョン番号を示す。すなわち、上述のように、複
数の番組供給会社が、異なるバージョンのEMMやダウ
ンロードデータを採用し、各番組供給会社がそれぞれバ
ージョンを上げるたびにEMM等を送信すれば、受信側
では、同じバージョンのEMM等を重複して受信するこ
とになる。また、送信側では、確実な受信側での取得を
確保するため、EMMやダウンロードデータを、time1
3に記述された一定時間内に繰り返し送信するだけでな
く、その後再び同じものを繰り返し送信するものとする
場合もある。そこで、上記バージョン番号が示されてい
れば、受信側では、同じバージョンのEMMやダウンロ
ードデータを重複して受信することを避けることができ
る。
【0029】このように、本発明の実施の形態1による
ディジタル放送方法は、送信側において、送信側から送
信されて受信側IRDが利用する情報についての情報の
種類,情報の送付対象の識別子および情報が送信される
送信時刻を記述した送信予定情報を送信するものとした
から、これらの情報を受信側で利用すれば、番組非視聴
時には、CPU以外の部分の電源をオフにし、自己のI
RD宛ての情報の送信時刻にのみ上記部分の電源をオン
にして、待機電力を最小限にして自己のIRD宛ての情
報は確実に取得することができる。
【0030】また、送信側において、さらにバージョン
番号について記述した送信予定情報を送信するものとし
たから、これらの情報を受信側で利用すれば、自己のI
RD宛の情報を既に記憶しているか否かを確認して、重
複して情報を取得することがなくなれば、より待機電力
を抑えて節電効果を上げることができる。
【0031】図5は上記ディジタル放送方法を実現する
ためのディジタル放送送信装置の構成を示すブロック図
である。図において、50は映像および音声情報をMP
EG規格によりトランスポートストリーム化するMPE
G−TS部、51はPreinform Table 生成部であり、I
RD製造時にメーカが付与したり、IRD販売時に各I
RDに割り付けされたりして決まる各IRD情報によっ
てPreinform Table を作成する。また、52はMPEG
ストリームおよびPreinform Table からTSパケットを生
成するTSパケット合成部、53はTSパケットを多重化し
て送出部54から送出するための多重化/変調部であ
る。Preinform Table の内容については図1で示したと
おりである。以上のような構成を有するディジタル放送
送信装置を用いることで、各IRDは自分宛てのEMM
情報を何時受け取るかを知ることができるようになる。
【0032】図6は上記ディジタル放送送信装置により
送出された信号を受信するためのディジタル放送受信装
置(IRDの)の構成を示す図である。図において、6
0はIRDである。61はFE(フロントエンド)であ
り、電波のビットストリームを復調するディジタル復調
部およびビット誤りを正す誤り訂正部に相当する。62
はTD(Transport Decorder,トランスポートデコー
ダ)であり、FE61から出力される1本のトランスポ
ートストリームから送信予定情報を取り出すとともに、
ビデオ,オーディオなどのパケットを抽出する。63は
AVD(AVデコーダ)であり、TD62で抽出された
ビデオパケットおよびオーディオパケットをそれぞれ復
号して映像および音声を再生し、外部表示部へ出力す
る。64はCPU(制御手段に対応する)であり、送信
予定情報に基づいてFE61,TD62およびAVD6
3への電力供給を制御する。また、65は上記CPU6
4の処理時に使用されるメモリである。さらに、上記T
D62には番組パケット抽出部62a,Preinform Tabl
e 抽出部62b,EMMデータ抽出部62cが含まれ
る。66は電源に接続され、後述する制御部の出力によ
ってFE61,TD62への電源の供給を制御するため
の電力制御部である。また、上記CPU64には、ird
id range抽出部64a,送信時刻抽出部64b,制御部
64cが含まれる。
【0033】図7は本発明の実施の形態1によるディジ
タル放送受信装置における処理動作を示すフローチャー
トを示す図である。次に、本発明の実施の形態1による
ディジタル放送受信装置において、図1に示したPreinf
orm Table を取得して、当該Preinform Table からの情
報に基づいて行う処理動作について、図7に示したフロ
ーチャートに沿って説明する。
【0034】まず、FE61で、受信した電波のビット
ストリームを復調してビット誤りを訂正し、ユーザによ
って選択されたサービス(番組)を含むトランスポート
ストリームを出力する。当該トランスポートストリーム
から、TD62を構成するPreinform Table 抽出部62
bによってPreinform Table のパケットが抽出され、番
組パケット抽出部62a によってビデオパケットおよび
オーディオパケットが抽出され、さらに、EMMデータ
抽出部62cによってEMM情報が抽出される。なお、
ここでは、TD62からEMデータの抽出を示している
が、ダウンロードデータ等の他のデータも抽出できるこ
とはいうまでもない。
【0035】上記抽出されたPreinform Table のパケッ
トから、CPU64がPreinform Table を解析する(ス
テップS1)。すなわち、CPU64を構成するird id
range抽出部64aは、自己のIRD60が有するird
idが含まれるird id range12を探し、送信時刻抽出部
64cによって、これに対応する情報の種類をdata typ
e 11を参照して当該情報の送信時刻をtime13によっ
て認識することができ(ステップS2)、該送信時刻を
メモリ65に記憶しておく。例えば、自己のIRD60
のird idが#1003であれば、10:00〜10:10に
送信されるEMM,および11:00〜12:00に送
信されるダウンロードデータを取得すべきことを認識
し、これらの送信時刻をメモリ65に記憶することにな
る。このとき、TD62で抽出されて出力されたビデオ
パケットおよびオーディオパケットは、AVD63で復
号されて外部表示画面等に出力され、ユーザはこれを視
聴する。
【0036】ユーザが上記番組の視聴を終了すると、C
PU64を構成する制御部64cは、FE61,TD6
2およびAVD63への電力供給を停止し(ステップS
3)、IRD65の内部時計,すなわちCPU64の時
計によって、記憶した送信時刻と現在時刻とを比較し
て、送信時刻のチェックを行なう(ステップS4)。そ
して、該送信時刻の直前になったことを確認して、制御
部64cは電力制御部66を制御して、FE61および
TD62への電力供給を開始し(ステップS5)、自己
のIRD60にあてられたデータを取得する(ステップ
S6)。
【0037】例えば、CPU64が10:00の数秒前
になったことを確認して、電力制御部を制御して、FE
61およびTD62への電力供給を開始し、10:00
〜10:10に送信されるトランスポートストリーム
(図3参照)を受信する。そして、TD62にて該トラ
ンスポートストリームからEMMデータ抽出部62cに
よってEMM(#1003あて)のパケットを抽出して、当
該パケットのデータ,すなわちEMMをCPU64で処
理する。
【0038】このように、本発明の実施の形態1による
ディジタル放送受信装置は、送信側から送信される送信
予定情報を取得解析し、自己のIRD宛ての情報の送信
時刻を記憶して、番組非視聴時には、CPU以外の部分
の電源をオフにし、上記送信時刻には該部分の電源をオ
ンにするCPUを備えたから、自己のIRD宛ての情報
を確実に取得し、待機電力を最小限にして節電効果をも
たらすことができる。
【0039】実施の形態2.次に本発明の実施の形態2
によるディジタル放送受信装置について説明する。
【0040】図8は本発明の実施の形態2によるディジ
タル放送受信装置(IRD)の構成を示すブロック図で
あり、図において、図6と同一符号は同一、又は相当部
分を示し、80はIRD、64’はCPUであり、Prei
nform Table から情報の種類のバージョンを抽出するバ
ージョン情報抽出部64dが備わっている点が実施の形
態1で示した構成と異なる。
【0041】以下、図4に示したPreinform Table を取
得して、当該Preinform Table からの情報に基づいて処
理動作する場合について説明する。まず、上述の図1に
示したPreinform Table を取得する場合と全く同様にし
て、図4に示したPreinform Table を取得解析する。C
PU64’は、自己のIRD80が有するird idが含ま
れるird id range12を探し、これに対応する情報の種
類をdata type 11より、当該情報の送信時刻をtime1
3によって認識し、さらに、該情報の種類のバージョン
を認識することができる。したがって、CPU64’で
は、自己のIRD80あてのものであると認識した情報
の種類に加えて、そのバージョンを認識するとともに、
認識されたバージョンのものが既に取得されているか否
かを判断する。取得済みのものについての送信時刻は記
憶せず、取得されていないバージョンの情報の送信時刻
のみを記憶する。具体的には、自己のIRD80のird
idが#5700であれば、10:10〜10:20に送信さ
れるダウンロードデータB,11:00〜12:00に
送信されるダウンロードデータA,および13:00〜
15:00に送信されるダウンロードデータBが自己の
IRD80あての情報であることと、これらの情報のバ
ージョンを認識する。そして、例えば、ダウンロードデ
ータBについて、バージョン10のものは取得済みで、
バージョン11のものは取得されておらず、バージョン
2のダウンロードデータAについても取得されていない
場合、CPU64’は、バージョン11のダウンロード
データB,およびバージョン2のダウンロードデータA
を取得すべきことを判断し、これらの送信時刻を記憶す
ることになる。TD62で抽出されたビデオパケット等
については、上述の図1に示したPreinform Table を取
得する場合と全く同様であり、番組視聴終了後の処理動
作についても同様である。
【0042】このように本実施の形態2によれば、送信
側から送信されるバージョン情報を含む送信予定情報を
取得解析し、自己のIRD宛の情報であって既に記憶し
ているか否かを判断して、記憶していないものの送信時
刻のみを記憶するものとしたから、上記実施の形態1に
示した効果に加えて、自己のIRDに必要な情報を重複
して取得することなく、より待機電力を抑えて節電効果
を上げることができる。
【0043】実施の形態3.次に本発明の実施の形態3
によるディジタル放送受信装置について説明する。
【0044】図9は本発明の実施の形態3によるディジ
タル放送受信装置(IRD)の構成を示すブロック図で
あり、図において、図8と同一符号は同一又は相当部分
を示し、90はIRD、91は制御部64cに接続され
た第2伝送路受信部であり、ラジオなどの緊急警報信号
を受信する。すなわち、津波や地震などの緊急事態発生
時において、ディジタルのテレビジョン信号が放送され
る、FE61、TD62、AVD63、CPU64’か
ら構成される第1の伝送路とは別に、ラジオなどの第2
の伝送路で放送される緊急警報信号を受信するように構
成されている。
【0045】なお、CPU64’を構成する制御部64
cは、図8に示したものと同じく、送信予定情報に基づ
いて、FE61,TD62およびAVD63への電力供
給を制御するが、これに加えて、第2伝送路受信部91
が受信した緊急警報信号を受けて、FE61,TD62
およびAVD63を作動させるようになっている。
【0046】図10は本発明の実施の形態3によるディ
ジタル放送受信装置における動作を示すフローチャート
を示す図である。以下、動作について、図10に示した
フローチャートに沿って説明する。まず、実施の形態2
と同様にして、図1あるいは図4に示したPreinform Ta
ble を取得解析して、CPU64’が自己IRD52に
宛てられた情報の種類,送信時刻等を認識し、当該送信
時刻を記憶した後、ユーザが番組の視聴を終了する。こ
のとき、CPU64’は、当該CPU64’および第2
伝送路受信部91以外の、FE61,TD62およびA
VD63の電源をオフ状態とし(ステップS101)、
IRD90の内部時計によって記憶した送信時刻と現在
時刻とを比較して、送信時刻のチェックを行なう。
【0047】この状態で、第2の伝送路であるラジオ電
波などにより緊急警報信号が伝送されると、第2伝送路
受信部91は、該緊急警報信号を受信し(ステップS1
02)、該緊急警報信号を受信した旨をCPU64’に
通知する(ステップS103)。この通知を受けて、C
PU64’では、FE61,TD62およびAVD63
の電源を入れて作動させる(ステップS104)。この
とき第1の伝送路で伝送される緊急警報放送を、FE6
1にある第1伝送路の受信部が受信する。そして、該緊
急警報放送が含まれるトランスポートストリームから、
TD62は上記緊急警報放送の映像および音声がそれぞ
れ入ったビデオパケットおよびオーディオパケットを抽
出し、AVD63で復号されて外部表示部に出力される
(ステップS105)。ここで、上記緊急警報放送は、
緊急事態発生時用に作成された映像等の番組であっても
よいし、通常のテレビ番組の映像の一部に緊急事態発生
を警告する文字等が入ったものなどでもよい。前者のよ
うな緊急警報放送を受信する場合、例えば、第1の伝送
路の送信側で該緊急警報放送を送信するトランスポート
ストリームをあらかじめ設定し、第2伝送路受信部91
で上記緊急警報信号を受信したとき、CPU64’が、
FE61等の電源を入れるだけでなく、該緊急警報放送
が送信されるあらかじめ設定されたトランスポートスト
リームを選択するようFE61のトランスポンダを切り
替えさせるようにする。また、後者のような緊急警報放
送を受信する場合であれば、緊急事態発生時に放送され
る番組すべてが緊急警報放送になるものとして、第2伝
送路受信部91で上記緊急警報信号を受信したとき、C
PU64はFE61等の電源を入れるだけとし、FE6
1が前回視聴終了時に選択していたトランスポートスト
リームに含まれる緊急警報放送の信号を出力する。
【0048】また、上記緊急警報信号と上記緊急警報放
送とは、必ずしもリンクしていなければならないという
ものではない。すなわち、上述のように、ディジタルテ
レビジョン放送およびラジオ放送という異なる伝送路
で、それぞれ別個独立して上記緊急警報信号および上記
緊急警報放送が送信されるものであっても、津波や地震
などの緊急事態発生時には、送信開始時刻にずれはあっ
ても両者共送信されるので、ユーザは上記緊急警報放送
を視聴することができる。
【0049】なお、第2伝送路受信部91は、常に電源
オン状態であり、CPU64’による電力制御を受ける
ものではないので、該第2伝送路受信部91の電源をC
PU64’などのIRD90の電源とは別の乾電池等に
することも可能である。
【0050】また、上記第2の伝送路91としては、ラ
ジオ電波に限らず、緊急警報信号を伝送するものであれ
ばよく、例えば有線などを採用してもよい。ただし、第
2伝送路受信部91が簡易なものとなるような伝送路を
選択することが好ましい。すなわち、本実施の形態3に
おいて、第2伝送路受信部91では緊急警報信号のみを
受信して利用し、緊急警報に対する詳細な情報(映像,
音声など)については上記第1の伝送路からのものを受
信するものであるため、第2伝送路受信部91として
は、簡易な装置であって、電力消費が少なく安価なラジ
オなどがより好ましい。
【0051】さらに、図6や図9に示したような構成に
おいて、緊急警報信号を受信した際に、それぞれ図11
(a),図11(b)に示すような構成として、緊急警
報に対する詳細な情報(映像,音声など)を出力するの
に代えて、Beep音発生器110およびスピーカー1
11に電源を投入してビープ音を発生するようにしても
よい。このようにすることで、より、視聴者に注意を促
すことができるとともに、例えば、表示装置に不具合等
が生じて表示不能のような場合においても、緊急放送を
認識することができる。なお、図9では、説明を簡略化
するために電源、メモリ、およびCPUの詳細な構成に
ついては省略している。
【0052】このように、本発明の実施の形態3による
ディジタル放送受信装置は、ディジタル放送を受信する
FEとは別に、当該ディジタル放送とは異なる伝送路で
送信される緊急警報信号を受信する第2伝送路受信部9
1と、該第2伝送路受信部91からの通知を受けてFE
等の電源をオンするCPU64’とを備えたから、番組
非視聴時に、FE61の電源がオフの状態でも緊急事態
発生を知ることができ、このことによって、FE61の
電源を入れて緊急警報放送を受信することができる。す
なわち、待機電力を最小限にしつつ、確実に緊急警報放
送を受信することができる。
【0053】なお、本実施の形態3では、緊急警報信号
を受信した際にビープ音を発生することにより緊急事態
を通報するようにしたが、音声発生以外に、発光,振動
動作を行う場合や、所定のセンターなどへ公衆電話回線
網などを介して通報を行う場合も考えられる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1)にか
かるディジタル放送受信装置によれば、緊急警報放送の
番組を含むサービス(番組)が多重されたトランスポー
トストリームを受信するフロントエンド部を有する第1
伝送路受信部と、上記トランスポートストリームに含ま
れるデータを抽出するトランスポートデコード部と、上
記緊急警報放送の受信を通知する通知手段と、上記緊急
警報放送の番組の送信に先立って、上記第1伝送路受信
部の信号とは異なる第2の伝送路で送信される緊急警報
信号を受信する第2伝送路受信部と、番組非視聴時に
は、上記第2伝送路受信部を除いた部分への電力供給を
停止し、上記第2伝送路受信部が上記緊急警報信号を受
信したとき、該第2伝送路受信部からの緊急警報信号を
受信した旨の信号を受けて、該制御手段以外の部分に電
力を供給して、上記緊急警報放送の番組の信号を受信し
て、上記緊急警報放送を受信したことを上記通知手段に
通知せしめるように制御する制御手段とを備えたものと
したことにより、待機電力を最小限にしつつ、確実に緊
急警報放送を受信することができる効果がある。
【0055】また、本発明(請求項2)にかかるディジ
タル放送受信装置によれば、請求項1に記載のディジタ
ル放送受信装置において、上記第1伝送路受信部が受信
する多重されたトランスポートストリームは、さらに、
該ディジタル放送受信装置が利用する利用情報の送信に
先立って送信される、利用情報の種類,該利用情報を送
信する対象を示す受信装置識別子,および該利用情報を
送信する送信時刻を含む送信予定情報を含み、上記トラ
ンスポートデコード部は、上記トランスポートストリー
ムに含まれる送信予定情報を抽出し、上記制御手段は、
さらに、上記抽出した送信予定情報から、自己の受信装
置識別子と一致する受信装置識別子を送信対象とする利
用情報についての送信時刻を抽出し、番組非視聴時に、
該制御手段以外の部分への電力供給を停止し、上記抽出
した送信時刻に、上記フロントエンド部および上記トラ
ンスポートデコード部に電力を供給して、上記利用情報
を取得せしめるようにしたことにより、緊急警報放送だ
けでなく、自己のIRD宛ての情報をも確実に取得しな
がら、待機電力を最小限にして節電効果を上げることが
できる効果がある。
【0056】また、本発明(請求項3)にかかるディジ
タル放送受信装置によれば、請求項2記載のディジタル
放送受信装置において、上記送信予定情報は、さらに、
利用情報の版数を示すバージョン番号の情報を含み、上
記制御手段は、上記抽出した送信予定情報から、自己の
受信装置識別子と一致する受信装置識別子を送信対象と
し,かつ自己の受信装置が未取得のバージョン番号に対
応する利用情報についての送信時刻を抽出し、番組非視
聴時に、該制御手段以外の部分への電力供給を停止し、
上記抽出した送信時刻に、上記フロントエンド部および
上記トランスポートデコード部に電力を供給して、上記
利用情報を取得せしめるようにしたことにより、自己の
IRDにあてられた情報を重複して取得することなく、
緊急警報放送、及び自己のIRD宛ての情報を確実に取
得することができ、より待機電力を抑えて節電効果を上
げることができる効果がある。
【0057】また、本発明(請求項4)にかかるディジ
タル放送受信装置によれば、請求項1乃至3のいずれか
に記載のディジタル放送受信装置において、上記第2伝
送路受信部は、ラジオ電波による緊急警報信号を受信す
ることとしたことにより、安価な第2伝送路受信部を簡
易に備えることができ、電力消費をより抑えることがで
きる効果がある。
【0058】また、本発明(請求項5)にかかるディジ
タル放送受信装置によれば、請求項1乃至3のいずれか
に記載のディジタル放送受信装置において、上記外部通
知手段は、上記緊急警報信号を受けて、その放送の内容
を表示するものとしたことにより、視聴者に緊急警報放
送を受信したことを伝えることができる効果がある。
【0059】また、本発明(請求項6)にかかるディジ
タル放送受信装置によれば、請求項1乃至3のいずれか
に記載のディジタル放送受信装置において、上記外部通
知手段は、上記緊急警報信号を受けて、その放送の内容
に応じた音声を出力することとしたことにより、視聴者
に緊急警報放送を受信したことを伝えることができる効
果がある。
【0060】また、本発明(請求項7)にかかるディジ
タル放送受信装置によれば、請求項1乃至3のいずれか
に記載のディジタル放送受信装置において、上記外部通
知手段は、上記緊急警報信号を受けて、その放送の内容
に応じた発光を行うこととしたことにより、視聴者に緊
急警報放送を受信したことを伝えることができる効果が
ある。
【0061】また、本発明(請求項8)にかかるディジ
タル放送受信装置によれば、請求項1乃至3のいずれか
に記載のディジタル放送受信装置において、上記外部通
知手段は、上記緊急警報信号を受けて、その放送の内容
に応じた振動動作を行うこととしたことにより、視聴者
に緊急警報放送を受信したことを伝えることができる効
果がある。
【0062】また、本発明(請求項9)にかかるディジ
タル放送受信装置によれば、請求項1乃至3のいずれか
に記載のディジタル放送受信装置において、上記外部通
知手段は、上記緊急警報信号を受けて、所定の通信手段
を用いて、その放送の内容に応じた通報を行うこととし
たことにより、視聴者に緊急警報放送を受信したことを
伝えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるディジタル放送方
法において送信される送信予定情報の一例を示す図であ
る。
【図2】図1に示した送信予定情報(Preinform Table
)を多重化したトランスポートストリームの一例を示
す概略図である。
【図3】IRDに必要な情報を多重化したトランスポー
トストリームの一例を示す概略図である。
【図4】本発明の実施の形態1によるディジタル放送方
法において送信される送信予定情報(Preinform Table
)のその他の一例を示す図である。
【図5】上記実施の形態1によるディジタル放送方法を
実現するためのディジタル放送送信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】上記実施の形態1によるディジタル放送受信装
置(IRD)の構成を示すブロック図である。
【図7】上記実施の形態1によるディジタル放送受信装
置における処理動作を説明するためのフローチャートを
示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2によるディジタル放送受
信装置(IRD)の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態3によるディジタル放送受
信装置(IRD)の構成を示すブロック図である。
【図10】上記実施の形態3によるディジタル放送受信
装置における動作を説明するためのフローチャートを示
す図である。
【図11】上記実施の形態3によるディジタル放送受信
装置の変形例を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
11 data type(情報の種類) 12 ird id range(情報の送付対象) 13 time(送付時刻) 14 version no(バージョン番号) 21 ビデオパケット 22 オーディオパケット 23 送信予定情報パケット 24 EMM(#1001あて) 25 EMM(#1002あて) 26 EMM(#1003あて) 60,80,90 IRD 61 FE 62 TD 63 AVD 64,64’ CPU 65 メモリ 66 電力制御部 91 第2伝送路受信部 110 ビープ音発生器 111 スピーカー
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/16 H04N 7/08 Z 7/173 630 Fターム(参考) 5C025 AA29 BA26 CA01 CA19 CB07 CB08 DA01 5C026 EA07 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC10 CA23 DA07 DA13 5C064 BA01 BB10 BC17 BC22 BC23 BD08 BD10 5K061 AA02 BB06 EF06 FF03 JJ06 JJ07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急警報放送の番組を含むサービス(番
    組)が多重されたトランスポートストリームを受信する
    フロントエンド部を有する第1伝送路受信部と、 上記トランスポートストリームに含まれるデータを抽出
    するトランスポートデコード部と、 上記緊急警報放送の受信を通知する通知手段と、 上記緊急警報放送の番組の送信に先立って、上記第1伝
    送路受信部の信号とは異なる第2の伝送路で送信される
    緊急警報信号を受信する第2伝送路受信部と、 番組非視聴時には、上記第2伝送路受信部を除いた部分
    への電力供給を停止し、上記第2伝送路受信部が上記緊
    急警報信号を受信したとき、該第2伝送路受信部からの
    緊急警報信号を受信した旨の信号を受けて、該制御手段
    以外の部分に電力を供給して、上記緊急警報放送の番組
    の信号を受信して、上記緊急警報放送を受信したことを
    上記通知手段に通知せしめるように制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディジタル放送受信装
    置において、 上記第1伝送路受信部が受信する多重されたトランスポ
    ートストリームは、さらに、該ディジタル放送受信装置
    が利用する利用情報の送信に先立って送信される、利用
    情報の種類,該利用情報を送信する対象を示す受信装置
    識別子,および該利用情報を送信する送信時刻を含む送
    信予定情報を含み、 上記トランスポートデコード部は、上記トランスポート
    ストリームに含まれる送信予定情報を抽出し、 上記制御手段は、さらに、上記抽出した送信予定情報か
    ら、自己の受信装置識別子と一致する受信装置識別子を
    送信対象とする利用情報についての送信時刻を抽出し、
    番組非視聴時に、該制御手段以外の部分への電力供給を
    停止し、上記抽出した送信時刻に、上記フロントエンド
    部および上記トランスポートデコード部に電力を供給し
    て、上記利用情報を取得するものであることを特徴とす
    るディジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディジタル放送受信装置
    において、 上記送信予定情報は、さらに、利用情報の版数を示すバ
    ージョン番号の情報を含み、 上記制御手段は、上記抽出した送信予定情報から、自己
    の受信装置識別子と一致する受信装置識別子を送信対象
    とし、かつ自己の受信装置が未取得のバージョン番号に
    対応する利用情報についての送信時刻を抽出し、番組非
    視聴時に、該制御手段以外の部分への電力供給を停止
    し、上記抽出した送信時刻に、上記フロントエンド部お
    よび上記トランスポートデコード部に電力を供給して、
    上記利用情報を取得するものであることを特徴とするデ
    ィジタル放送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のディ
    ジタル放送受信装置において、 上記第2伝送路受信部は、ラジオ電波による緊急警報信
    号を受信するものであることを特徴とするディジタル放
    送受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載のディ
    ジタル放送受信装置において、 上記外部通知手段は、上記緊急警報信号を受けて、その
    放送の内容を表示するものであることを特徴とするディ
    ジタル放送受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれかに記載のディ
    ジタル放送受信装置において、 上記外部通知手段は、上記緊急警報信号を受けて、その
    放送の内容に応じた音声を出力するものであることを特
    徴とするディジタル放送受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3のいずれかに記載のディ
    ジタル放送受信装置において、 上記外部通知手段は、上記緊急警報信号を受けて、その
    放送の内容に応じた発光を行うものであることを特徴と
    するディジタル放送受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至3のいずれかに記載のディ
    ジタル放送受信装置において、 上記外部通知手段は、上記緊急警報信号を受けて、その
    放送の内容に応じた振動動作を行うものであることを特
    徴とするディジタル放送受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至3のいずれかに記載のディ
    ジタル放送受信装置において、 上記外部通知手段は、上記緊急警報信号を受けて、所定
    の通信手段を用いて、その放送の内容に応じた通報を行
    うものであることを特徴とするディジタル放送受信装
    置。
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