JP2002290287A - 電力線搬送用送受信切替回路 - Google Patents

電力線搬送用送受信切替回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より高速に送受信の切り替えを行うこと
ができる電力線搬送用送受信切替回路を得ること。 【解決手段】 本発明の電力線搬送用送受信切替回路
は、外部とのインタフェースに結合トランスを用いる構
成とし、前記結合トランスにおける2次側巻き線の片方
に送信アンプを配置し、他方に受信アンプを配置し、さ
らに、ドレインを前記結合トランスの受信アンプ側に接
続し、ゲートに送受信切替信号を入力し、ソースをグラ
ンドとしたFETを配置し、データ送信時、前記FET
がON状態となるように送受信切替信号を制御し、一
方、受信時、前記FETがOFF状態となるように送受
信切替信号を制御することで、送受信を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力線を用いたデ
ータ通信に使用可能な電力線モデム内の電力線搬送用送
受信切替回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の電力線搬送用送受信切替回
路について説明する。図9は、一般的な電力線搬送用送
受信切替回路の構成を示す図である。図9において、1
01は結合トランスであり、102はアナログスイッチ
またはリレーで構成されたスイッチであり、103は送
信アンプであり、104は受信アンプである。
【0003】電力線搬送用の電力線モデムでは、通常、
外部とのインタフェースに結合トランスを用い、たとえ
ば、図示の結合トランス101の2次巻き線を用いて入
力信号を取り出す。また、電力線モデムにおけるデータ
の送受信は、一般的に、送信アンプ103の出力と受信
アンプ104の入力とを、スイッチ102により切り替
えて行う。たとえば、電流が所定値より大きい場合には
リレーを使用し、電流は所定値より小さい場合にはアナ
ログスイッチを使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の電力線搬送用送受信切替回路においては、スイッ
チ102としてリレーを用いた場合、送受信の切り替え
に対する応答が遅く、たとえば、送信処理から受信処理
への以降に数msの時間が必要となる。このように、従
来の電力線搬送用送受信切替回路では、特に、スイッチ
102を流れる電流が大きい場合に、送受信の切り替え
に時間がかかり、伝送効率が劣化する、という問題があ
った。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、送受信を切り替えるためのスイッチに流れる電流
が大きい場合であっても、従来より高速に送受信の切り
替えを行うことができる電力線搬送用送受信切替回路を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかる電力線搬送用送
受信切替回路にあっては、外部とのインタフェースに結
合トランスを用いる構成とし、前記結合トランスにおけ
る2次側巻き線の片方に送信アンプを配置し、他方に受
信アンプを配置し、さらに、ドレインを前記結合トラン
スの受信アンプ側に接続し、ゲートに送受信切替信号を
入力し、ソースをグランドとした半導体スイッチ(FE
T)を配置し、データ送信時、前記半導体スイッチがO
N状態となるように送受信切替信号を制御し、一方、受
信時、前記半導体スイッチがOFF状態となるように送
受信切替信号を制御することで、送受信を切り替えるこ
とを特徴とする。
【0007】つぎの発明にかかる電力線搬送用送受信切
替回路にあっては、前記送信アンプの後段に、コンデン
サを介してグランドに接続する構成を備えた送信終段フ
ィルタを配置することを特徴とする。
【0008】つぎの発明にかかる電力線搬送用送受信切
替回路にあっては、前記受信側に、受信信号を反転する
位相反転アンプを配置することを特徴とする。
【0009】つぎの発明にかかる電力線搬送用送受信切
替回路にあっては、前記送信アンプの後段、または前記
受信アンプの前段に、バイアス電圧付加回路を配置する
ことを特徴とする。
【0010】つぎの発明にかかる電力線搬送用送受信切
替回路にあっては、前記半導体スイッチをトランジスタ
とすることを特徴とする。
【0011】つぎの発明にかかる電力線搬送用送受信切
替回路にあっては、前記半導体スイッチを光結合半導体
(フォトカプラ)とすることを特徴とする。
【0012】つぎの発明にかかる電力線搬送用送受信切
替回路にあっては、前記結合トランスの代わりに、Cと
Rで構成したインタフェース回路を適用することを特徴
とする。
【0013】つぎの発明にかかる電力線搬送用送受信切
替回路にあっては、前記半導体スイッチによるノイズを
吸収するためノイズ吸収フィルタを追加することを特徴
とする。
【0014】つぎの発明にかかる電力線搬送用送受信切
替回路にあっては、前記結合トランスの代わりに、Cと
Lの共振を利用したフィルタ機能付き結合トランスを適
用することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる電力線搬
送用送受信切替回路の実施の形態を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限
定されるものではない。
【0016】実施の形態1.図1は、本発明にかかる電
力線搬送用送受信切替回路の実施の形態1の構成を示す
図である。図1において、1は結合トランスであり、2
はD/A変換器であり、3は送信アンプであり、4は受
信アンプであり、5はA/D変換器であり、6は半導体
スイッチ(FET)である。この電力線搬送用送受信切
替回路では、送信時、D/A変換器2出力の送信データ
を、送信アンプ3を経由して結合トランス1から出力す
る。一方、受信時は、結合トランス1のコールド側から
取り出された受信データを、受信アンプ4を経由してA
/D変換器5に入力する。
【0017】ここで、本実施の形態の電力線搬送用送受
信切替回路における特徴的な構成および動作について説
明する。電力線を利用した本実施の形態の電力線搬送用
送受信切替回路では、外部とのインタフェースに結合ト
ランス1を用い、たとえば、受信時は、当該結合トラン
ス1の2次側巻き線を用いて入力信号を取り出す。一
方、送信時は、当該結合トランス1の1次側巻き線を用
いて出力信号を送信する。
【0018】また、本実施の形態の電力線搬送用送受信
切替回路では、結合トランス1における2次側巻き線の
片方に送信アンプ3を配置し、他方(結合トランス1の
コールド側)に受信アンプ4を配置し、さらに、ドレイ
ン(D)を結合トランス1の受信アンプ4側に接続し、
ゲート(G)に送受信切替信号を入力し、ソース(S)
をグランドとした半導体スイッチ6を配置する。そし
て、データ送信時、半導体スイッチ6がON状態となる
ように送受信切替信号を制御し、一方、受信時は、半導
体スイッチ6がOFF状態となるように送受信切替信号
を制御することで、送信アンプ3出力と受信アンプ4入
力とを切り替える。
【0019】なお、上記受信時、送信アンプ3は、ゼロ
信号をドライブする。これにより、受信アンプ4にとっ
ては、この送信アンプ3出力がグランド(コールドエン
ド)として機能する。
【0020】このように、本実施の形態においては、結
合トランスのコールド側にFETを配置し、FETのO
N/OFFにより送受信を切り替える構成としたため、
たとえば、FETに流れる電流が大きい場合であって
も、高速に送受信の切り替えを行うことができる。具体
的にいうと、従来のようにリレーを使用した場合より
も、送受信の切り替えを大幅に高速化できる。
【0021】なお、本実施の形態では、送受信の切り替
え手段として半導体スイッチ6(FET)を用いたが、
これに限らず、送受信の切り替え速度が許容されるので
あれば、図2に示すように、上記半導体スイッチ6のか
わりに光結合半導体(フォトカプラ7)を適用すること
としてもよい。
【0022】また、本実施の形態では、外部とのインタ
フェースに結合トランスを用いたが、これに限らず、環
境の良い伝送路(屋内におけるモデム間通信等)で通信
を行う場合、またはコストを抑えたい場合には、図3に
示すように、CとRで構成したインタフェース回路8を
適用することとしてもよい。
【0023】また、本実施の形態では、図4に示すよう
に、半導体スイッチ6によるノイズを吸収するためノイ
ズ吸収フィルタ9を追加することで、ON/OFF時に
流れる貫通電流を除去することとしてもよい。
【0024】また、本実施の形態では、上記のように、
フィルタを別に用意するのではなく、たとえば、図5に
示すように、フィルタ機能付き結合トランス10におけ
るCとLの共振を利用して、フィルタ効果を持たせるこ
ととしてもよい。なお、RはQ(共振の鋭さを表す指
数)ダンプ用に用いられている。
【0025】実施の形態2.図6は、本発明にかかる電
力線搬送用送受信切替回路の実施の形態2の構成を示す
図である。図6において、3aは送信アンプであり、1
1はバタワース型の送信終段フィルタである。なお、前
述の実施の形態1と同様の構成については、同一の符号
を付してその説明を省略する。この電力線搬送用送受信
切替回路では、送信時、D/A変換器2出力の送信デー
タを、送信アンプ3aおよび送信終段フィルタ11を経
由して結合トランス1から出力する。
【0026】ここで、本実施の形態の電力線搬送用送受
信切替回路における特徴的な構成および動作について説
明する。たとえば、一般的な通信装置では、送信側およ
び受信側でフィルタを共用することが多い。しかしなが
ら、電力線搬送においては、送受信でフィルタを共用し
た場合に、フィルタ内部のコンデンサCの影響でインピ
ーダンスが下がり感度の良い受信ができなくなる。そこ
で、本実施の形態では、受信側のフィルタを切り離し、
送信側にだけ送信終段フィルタ11を配置する。
【0027】また、本実施の形態の電力線搬送用送受信
切替回路では、結合トランス1における2次側巻き線の
片方に送信終段フィルタ11を経由して送信アンプ3a
を配置し、他方(結合トランス1のコールド側)に受信
アンプ4を配置し、さらに、ドレイン(D)を結合トラ
ンス1の受信アンプ4側に接続し、ゲート(G)に送受
信切替信号を入力し、ソース(S)をグランドとした半
導体スイッチ6を配置する。そして、データ送信時、半
導体スイッチ6がON状態となるように送受信切替信号
を制御し、一方、受信時は、半導体スイッチ6がOFF
となるように送受信切替信号を制御することで、送信ア
ンプ3a出力と受信アンプ4入力とを切り替える。
【0028】なお、本実施の形態では、上記受信時、送
信終段フィルタ11内のコンデンサCfを通って接続さ
れたグランド(交流のため)が、受信アンプ4における
グランドとして機能する。したがって、送信アンプ3a
では、前述の実施の形態1と異なり、受信時に必ずしも
ゼロ信号をドライブする必要はない。
【0029】このように、本実施の形態においては、前
述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さ
らに、送信側にだけフィルタを入れる構成としたため、
送信アンプのひずみを効果的に抑圧できる。
【0030】なお、本実施の形態においては、説明の便
宜上、送信終段フィルタ11としてバタワース型のフィ
ルタを用いたが、これに限らず、たとえば、π型,並列
誘導m型等、コンデンサを介してグランドに接続するよ
うなフィルタであれば、どのようなフィルタを用いても
よい。
【0031】また、本実施の形態においては、前述の実
施の形態1と同様に、半導体スイッチ6の代わりに図2
に示す光結合半導体(フォトカプラ7)を適用すること
としてもよいし、また、結合トランス1の代わりに図3
に示すインタフェース回路8を適用することとしてもよ
いし、また、図4に示すノイズ吸収フィルタ9を追加す
ることとしてもよいし、また、結合トランス1の代わり
に図5に示すフィルタ機能付き結合トランス10を適用
することとしてもよい。
【0032】実施の形態3.図7は、本発明にかかる電
力線搬送用送受信切替回路の実施の形態3の構成を示す
図である。図7において、12は位相反転アンプであ
る。なお、先に説明した実施の形態1または2と同様の
構成については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。この電力線搬送用送受信切替回路では、受信時、結
合トランス1のコールド側から取り出された受信データ
を、受信アンプ4および位相反転アンプ12を経由して
A/D変換器5に入力する。
【0033】ここで、本実施の形態の電力線搬送用送受
信切替回路における特徴的な構成および動作について説
明する。たとえば、実施の形態1および2の構成を用い
て受信データを受け取ってしまうと、受信アンプ4の出
力は、送信信号と比較して位相が反転する。そこで、本
実施の形態においては、受信アンプ4の後続に位相反転
アンプ12を配置する。
【0034】このように、本実施の形態においては、前
述の実施の形態1または2と同様の効果が得られるとと
もに、さらに、受信側に位相を反転するためのアンプを
設ける構成としたため、後続の復調処理で受信信号を反
転する必要がない。
【0035】なお、本実施の形態においては、先に説明
した実施の形態1と同様に、半導体スイッチ6の代わり
に図2に示す光結合半導体(フォトカプラ7)を適用す
ることとしてもよいし、また、結合トランス1の代わり
に図3に示すインタフェース回路8を適用することとし
てもよいし、また、図4に示すノイズ吸収フィルタ9を
追加することとしてもよいし、また、結合トランス1の
代わりに図5に示すフィルタ機能付き結合トランス10
を適用することとしてもよい。
【0036】実施の形態4.図8は、本発明にかかる電
力線搬送用送受信切替回路の実施の形態4の構成を示す
図である。図8において、13はバイアス電圧付加回路
である。なお、先に説明した実施の形態1と同様の構成
については、同一の符号を付してその説明を省略する。
この電力線搬送用送受信切替回路では、送信時、D/A
変換器2出力の送信データを、送信アンプ3を経由して
結合トランス1から出力する。一方、受信時は、結合ト
ランス1のコールド側から取り出された受信データを、
受信アンプ4を経由してA/D変換器5に入力する。
【0037】ここで、本実施の形態の電力線搬送用送受
信切替回路における特徴的な構成および動作について説
明する。先に説明した実施の形態1、2または3の構成
を用いた場合の受信時(半導体スイッチ6がOFFの
時)に、たとえば、半導体スイッチ6に大振幅の電流が
かかると、受信信号が歪んでしまう場合がある。そこ
で、本実施の形態では、送信アンプ3の出力段(図8
(a)参照)、または、受信アンプ4の手前(図8
(b)参照)に、バイアス電圧付加回路13を設け、た
とえば、半導体スイッチ6に大振幅の電流が入力された
場合であっても、バイアス分だけ受信信号をシフトする
構成とした。
【0038】なお、送信アンプ3の出力段にバイアス電
圧付加回路13を設けた場合には、バイアス電圧付加回
路13出力に直流カット用コンデンサCを配置し、送信
アンプ3の手前にバイアス電圧付加回路13を設けた場
合には、結合トランス1のコールド側に直流カット用コ
ンデンサCを配置する。
【0039】このように、本実施の形態においては、前
述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さ
らに、送信アンプの出力段または受信アンプの手前に、
バイアス電圧付加回路を設ける構成としたため、受信
時、半導体スイッチに大振幅の電流が入力された場合で
あっても、受信信号の歪みを防止することができる。
【0040】なお、本実施の形態では、半導体スイッチ
6としてFETを用いたが、これに限らず、上記のよう
にバイアスがかかっていることを利用して、たとえば、
半導体スイッチとしてトランジスタを適用することとし
てもよい。
【0041】また、本実施の形態においては、先に説明
した実施の形態1と同様に、半導体スイッチ6の代わり
に図2に示す光結合半導体(フォトカプラ7)を適用す
ることとしてもよいし、また、結合トランス1の代わり
に図3に示すインタフェース回路8を適用することとし
てもよいし、また、図4に示すノイズ吸収フィルタ9を
追加することとしてもよいし、また、結合トランス1の
代わりに図5に示すフィルタ機能付き結合トランス10
を適用することとしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、結合トランスのコールド側にFETを配置し、FE
TのON/OFF制御により送受信を切り替える構成と
したため、たとえば、FETに流れる電流が大きい場合
であっても、高速に送受信の切り替えを行うことができ
る、という効果を奏する。
【0043】つぎの発明によれば、さらに、送信側にだ
けフィルタを入れる構成としたため、送信アンプのひず
みを効果的に抑圧できる、という効果を奏する。
【0044】つぎの発明によれば、さらに、受信側に位
相を反転するためのアンプを設ける構成としたため、後
続の復調処理で受信信号を反転する必要がない、という
効果を奏する。
【0045】つぎの発明によれば、さらに、送信アンプ
の後段または受信アンプの前段に、バイアス電圧付加回
路を設ける構成としたため、受信時、半導体スイッチに
大振幅の電流が入力された場合であっても、受信信号の
歪みを防止することができる、という効果を奏する。
【0046】つぎの発明によれば、半導体スイッチとし
てトランジスタを配置する構成としたため、さらに高速
に送受信の切り替えを行うことができる、という効果を
奏する。
【0047】つぎの発明によれば、結合トランスのコー
ルド側にフォトカプラを配置する構成としたため、フォ
トカプラのON/OFF制御で容易に送受信を切り替え
ることができる、という効果を奏する。
【0048】つぎの発明によれば、結合トランスに代え
て、CとRで構成したインタフェース回路を適用する構
成としたため、製品のコストを抑えることができる、と
いう効果を奏する。
【0049】つぎの発明によれば、半導体スイッチによ
るノイズを吸収するためノイズ吸収フィルタを追加する
構成としたため、ON/OFF時に流れる貫通電流を除
去できる、という効果を奏する。
【0050】つぎの発明によれば、CとLの共振を利用
したフィルタ機能付き結合トランスを備える構成とした
ため、半導体スイッチ等によるノイズを吸収することが
できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる電力線搬送用送受信切替回路
の実施の形態1の構成を示す図である。
【図2】 FETの代わりにフォトカプラを適用した場
合の電力線搬送用送受信切替回路の構成を示す図であ
る。
【図3】 結合トランスの代わりにCとRで構成したイ
ンタフェース回路を適用した場合の電力線搬送用送受信
切替回路の構成を示す図である。
【図4】 ノイズ吸収フィルタ9を追加した場合の電力
線搬送用送受信切替回路の構成を示す図である。
【図5】 結合トランスの代わりにフィルタ機能付き結
合トランスを適用した場合の電力線搬送用送受信切替回
路の構成を示す図である。
【図6】 本発明にかかる電力線搬送用送受信切替回路
の実施の形態2の構成を示す図である。
【図7】 本発明にかかる電力線搬送用送受信切替回路
の実施の形態3の構成を示す図である。
【図8】 本発明にかかる電力線搬送用送受信切替回路
の実施の形態4の構成を示す図である。
【図9】 一般的な電力線搬送用送受信切替回路の構成
を示す図である。
【符号の説明】
1 結合トランス、2 D/A変換器、3,3a 送信
アンプ、4 受信アンプ、5 A/D変換器、6 半導
体スイッチ(FET)、7 フォトカプラ、8インタフ
ェース回路、9 ノイズ吸収フィルタ、10 フィルタ
機能付き結合トランス、11 送信終段フィルタ、12
位相反転アンプ、13 バイアス電圧付加回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部とのインタフェースに結合トランス
    を用いる電力線搬送用送受信切替回路において、 前記結合トランスにおける2次側巻き線の片方に送信ア
    ンプを配置し、他方に受信アンプを配置し、 さらに、ドレインを前記結合トランスの受信アンプ側に
    接続し、ゲートに送受信切替信号を入力し、ソースをグ
    ランドとした半導体スイッチ(FET)を配置し、 データ送信時、前記半導体スイッチがON状態となるよ
    うに送受信切替信号を制御し、一方、受信時、前記半導
    体スイッチがOFF状態となるように送受信切替信号を
    制御することで、送受信を切り替えることを特徴とする
    電力線搬送用送受信切替回路。
  2. 【請求項2】 前記送信アンプの後段に、コンデンサを
    介してグランドに接続する構成を備えた送信終段フィル
    タを配置することを特徴とする請求項1に記載の電力線
    搬送用送受信切替回路。
  3. 【請求項3】 前記受信側に、受信信号を反転する位相
    反転アンプを配置することを特徴とする請求項1または
    2に記載の電力線搬送用送受信切替回路。
  4. 【請求項4】 前記送信アンプの後段、または前記受信
    アンプの前段に、バイアス電圧付加回路を配置すること
    を特徴とする請求項1に記載の電力線搬送用送受信切替
    回路。
  5. 【請求項5】 前記半導体スイッチをトランジスタとす
    ることを特徴とする請求項4に記載の電力線搬送用送受
    信切替回路。
  6. 【請求項6】 前記半導体スイッチを光結合半導体(フ
    ォトカプラ)とすることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか一つに記載の電力線搬送用送受信切替回路。
  7. 【請求項7】 前記結合トランスの代わりに、CとRで
    構成したインタフェース回路を適用することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一つに記載の電力線搬送用送
    受信切替回路。
  8. 【請求項8】 前記半導体スイッチによるノイズを吸収
    するためノイズ吸収フィルタを追加することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一つに記載の電力線搬送用送
    受信切替回路。
  9. 【請求項9】 前記結合トランスの代わりに、CとLの
    共振を利用したフィルタ機能付き結合トランスを適用す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載
    の電力線搬送用送受信切替回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503574A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 エンフェイズ エナジー インコーポレイテッド 電力線通信装置
JP2020077961A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 住友電気工業株式会社 電力線通信用フィルタ回路、電力線通信装置、及び、電力メーター

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