JP2002290078A - 方向性ストッパ機構 - Google Patents

方向性ストッパ機構

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JP2002290078A
JP2002290078A JP2001087186A JP2001087186A JP2002290078A JP 2002290078 A JP2002290078 A JP 2002290078A JP 2001087186 A JP2001087186 A JP 2001087186A JP 2001087186 A JP2001087186 A JP 2001087186A JP 2002290078 A JP2002290078 A JP 2002290078A
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JP
Japan
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block
stop block
frame
stopper mechanism
moving block
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Application number
JP2001087186A
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English (en)
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Nobuyuki Kizaki
信行 木崎
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックが必要な場合のみロックを作動させ、
不要な場合はロックを作動させない方向性ストッパ機構
を提供する。 【解決手段】 ガイドレール5に沿って移動する移動ブ
ロック4の一方向への移動を可能とし、逆方向への移動
を選択的に規制するため、ガイドレール4に近接して配
置された停止用ブロック6と、移動ブロック4に揺動可
能に設けられたコマ1と、移動ブロック4の一方向への
移動の際に、コマ1が停止用ブロック4を通過可能にコ
マ1を保持する保持手段3と、移動ブロック4の逆方向
への移動の際に、コマ1が停止用ブロック6を選択的に
通過不可能とする規制手段2とを備える方向性ストッパ
機構。保持手段3を引張コイルばねとすることにより、
無重力下でも動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、方向性ストッパ機
構に関し、特に、無重力下で直線運動を一方向のみロッ
クするための方向性ストッパ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一方向についてロックを行い、逆
方向についてはロックを行わない方向性ストッパ機構に
ついては、通常ばね等を用いることが多い。しかしなが
ら、ばね等を用いると、ロック機構が常に作動状態とな
るため、解除維持が必要となる。例えば、実開平4−0
99881号公報に開示されているモジュール脱落機構
は、解除ボタンを備え、必要な度ごとにロックをボタン
操作で解除する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開平4−0
99881号公報に開示されているモジュール脱落機構
等では、必要な度ごとにロックをボタン操作で解除する
必要があり、ロックを解除した状態を維持することがで
きず、ロックが不要な場合でもロックされてしまうとい
う問題があった。
【0004】そこで、本発明は上記従来の方向性ストッ
パ機構における問題点に鑑みてなされたものであって、
ロックが必要な場合のみロックを作動させ、不要な場合
はロックを作動させない方向性ストッパ機構を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ガイドレールに沿って移動
する移動ブロックの一方向への移動を可能とし、逆方向
への移動を選択的に規制する方向性ストッパ機構であっ
て、前記ガイドレールに近接して配置された停止用ブロ
ックと、前記移動ブロックに揺動可能に設けられたコマ
と、前記移動ブロックの前記一方向への移動の際に、前
記コマが前記停止用ブロックを通過可能に前記コマを保
持する保持手段と、前記移動ブロックの前記逆方向への
移動の際に、前記コマが前記停止用ブロックを選択的に
通過不可能とする規制手段とを備えることを特徴とす
る。
【0006】そして、請求項1記載の発明によれば、移
動ブロックの一方向への移動の際に、保持手段によっ
て、コマが停止用ブロックを通過することができ、逆方
向への移動の際に、規制手段によって、前記コマが前記
停止用ブロックを選択的に通過できなくなるため、方向
性ロック機構の前記逆方向へのロックが不要な場合に
は、規制手段によってロック解除状態を維持することが
できる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の方
向性ストッパ機構の好ましい一形態として、前記コマ
は、長辺と短辺とを有する矩形板状に形成され、該矩形
中心部を中心として前記移動ブロックに揺動可能に設け
られ、前記保持手段は、前記移動ブロックの一部と前記
コマの長辺側側面の中央部との間に張設された引張コイ
ルばねであり、前記規制手段は、前記移動ブロックに移
動可能に設けられたロッドであって、前記移動ブロック
の前記一方向への移動の際に、前記コマの長辺側端部が
前記停止用ブロックと当接して揺動することにより前記
停止用ブロックをかわして通過し、前記移動ブロックの
前記逆方向への移動の際に、前記コマの前記長辺側端部
が前記ロッドの端部と選択的に当接して揺動が規制さ
れ、前記コマの前記長辺側端部が選択的に前記停止用ブ
ロックをかわすことができず通過不可となることを特徴
とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、前記保持手
段に引張コイルばねを使用しているため、無重力下でも
動作することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の方
向性ストッパ機構において、前記移動ブロックの前記一
方向への移動の際に、前記停止用ブロックと当接する前
記コマの長辺側端部と、前記停止用ブロックの当接する
部分とが同極となるように、前記コマ及び前記停止用ブ
ロックに磁石を埋め込んだことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、コマの長辺
側端部と、前記停止用ブロックの当接する部分とが反発
するため、コマが停止用ブロックと接触する前にコマが
揺動し、コマが停止用ブロックを通過する際に発生する
摩擦を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる方向性スト
ッパ機構の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説
明する。
【0012】図1は、本発明にかかる方向性ストッパ機
構の一実施例を示し、この方向性ストッパ機構は、ガイ
ドレール5に沿って移動する移動ブロック4の一方向
(右方向)への移動を可能とし、逆方向(左方向)への
移動を選択的に規制するため、停止用ブロック6と、移
動ブロック4に揺動可能に設けられたコマ1と、コマ1
の保持手段としての引張コイルばね3と、規制手段とし
てのロッド2とで構成される。
【0013】台8には、直線状のガイドレール5が固定
され、このガイドレール5に沿って移動ブロック4が滑
り移動する。ガイドレール5の側面の停止位置には、停
止用ブロック6が設置される。
【0014】停止用ブロック6は、ガイドレール5の側
面に近接して配置され、上部には、磁石のN極6aが埋
め込まれている。そして、停止用ブロック6とガイドレ
ール5との隙間を移動ブロック4が通過することができ
る。
【0015】移動ブロック4には、停止用ブロック6と
の間で停止動作を行うため、コマ1が取り付けられてい
る。コマ1は、長辺と短辺とを有する矩形板状に形成さ
れ、矩形中心部に位置する揺動軸1bを中心として移動
ブロック4に揺動可能に設けられ、コマ1の下端部に
は、磁石のN極1aが埋め込まれている。
【0016】ロッド2は、雄ねじ部2aと回転用つまみ
2bを備え、コマ1の揺動を規制するために備えられ
る。ロッド2の回転用つまみ2bを回転させることによ
り、雌ねじ部4bと雄ねじ部2aとが螺合し、ロッド2
が上下移動する。
【0017】引張コイルばね3は、コマ1を定位置に保
つため、移動ブロック4のフック4aとコマ1の長辺側
側面の中央部との間に張設される。
【0018】次に、上記構成を有する方向性ストッパ機
構の動作について説明する。
【0019】まず、ガイドレール5に沿って移動する移
動ブロック4の一方向(右方向)への移動を可能とし、
逆方向(左方向)への移動を規制する(ロックする)場
合について説明する。
【0020】ロッド2の回転用つまみ2bを回転させて
ロッド2を下降させ、図1の実線で示す状態とする。同
図において、移動ブロック4が左から右へ移動し、停止
用ブロック6に当接すると、コマ1は停止用ブロック6
の反力によって時計回りに揺動し、図2に示す状態とな
り、停止用ブロック6をかわすことができるため、停止
用ブロック6によって停止することはない。
【0021】ここで、停止用ブロック6の上部には磁石
のN極6aが埋め込まれ、コマ1の下端部には磁石のN
極1aが埋め込まれているので、コマ1が停止用ブロッ
ク6を通過する際に、磁石の反発作用により、停止用ブ
ロック6と接触する前にコマ1が停止用ブロック6をか
わす方向に揺動し、通過する際の摩擦を低減する。
【0022】一方、停止用ブロック6をかわした移動ブ
ロック4が元の位置に戻る場合には、図3に示すよう
に、コマ1の揺動がロッド2の下端部によって規制され
るため、移動ブロック4は停止用ブロック6によって停
止する。
【0023】次に、図1において、ガイドレール5に沿
って移動する移動ブロック4の一方向(右方向)への移
動を可能とし、逆方向(左方向)への移動も規制しない
(ロックを機能させない)場合について説明する。
【0024】ロッド2の回転用つまみ2bを回転させて
ロッド2を上昇させ、図1の2点鎖線で示す状態とす
る。同図において、移動ブロック4が左から右へ移動
し、停止用ブロック6に当接すると、コマ1は停止用ブ
ロック6の反力によって時計回りに揺動し、図2に示す
状態となり、停止用ブロック6をかわすことができるた
め、停止用ブロック6によって停止することはない。こ
の動作は、上記ロックを機能させる場合と同様である。
【0025】一方、停止用ブロック6をかわした移動ブ
ロック4が元の位置に戻る場合には、ロッド2の下端部
が上昇しているため、図4に示すように、コマ1の揺動
がロッド2の下端部によって規制されることがなく、移
動ブロック4は停止用ブロック6をかわすことができ、
停止用ブロック6によって停止することがない。これに
よって、移動ブロック4は元の位置に復帰することがで
きる。
【0026】尚、上記実施例においては、コマ1を、長
辺と短辺とを有する矩形板状に形成し、矩形中心部を中
心として移動ブロック4に揺動可能に設けたが、コマ1
の形状はこれに限定されず、一方向の移動時に停止用ブ
ロック6をかわすことができ、逆方向の移動時に選択的
に停止用ブロック6によって揺動を規制される形状であ
ればよい。
【0027】また、規制手段についても、上下移動する
ロッド2に限定されず、逆方向への移動の際に、選択的
にコマ1の揺動を規制できる手段であればよい。
【0028】さらに、上記実施例においては、コマ1及
び停止用ブロック6との間の摩擦を低減するため、両者
に磁石を埋め込んだが、必ずしも磁石は必要なく、磁石
を埋め込まなくとも、方向性ストッパとしての機構を発
揮させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ロックが必要な場合のみロックを作動させ、不要な場合
はロックを作動させない方向性ストッパ機構を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる方向性ストッパ機構の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1の方向性ストッパ機構の動作を説明するた
めの正面図である。
【図3】図1の方向性ストッパ機構の動作を説明するた
めの正面図である。
【図4】図1の方向性ストッパ機構の動作を説明するた
めの正面図である。
【符号の説明】
1 コマ 1a (磁石の)N極 1b 揺動軸 2 ロッド 2a 雄ねじ部 2b 回転用つまみ 3 引張コイルばね 4 移動ブロック 4a フック 4b 雌ねじ部 5 ガイドレール 6 停止用ブロック 6a (磁石の)N極 8 台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールに沿って移動する移動ブロ
    ックの一方向への移動を可能とし、逆方向への移動を選
    択的に規制する方向性ストッパ機構であって、 前記ガイドレールに近接して配置された停止用ブロック
    と、 前記移動ブロックに揺動可能に設けられたコマと、 前記移動ブロックの前記一方向への移動の際に、前記コ
    マが前記停止用ブロックを通過可能に前記コマを保持す
    る保持手段と、 前記移動ブロックの前記逆方向への移動の際に、前記コ
    マが前記停止用ブロックを選択的に通過不可能とする規
    制手段とを備えることを特徴とする方向性ストッパ機
    構。
  2. 【請求項2】 前記コマは、長辺と短辺とを有する矩形
    板状に形成され、該矩形中心部を中心として前記移動ブ
    ロックに揺動可能に設けられ、 前記保持手段は、前記移動ブロックの一部と前記コマの
    長辺側側面の中央部との間に張設された引張コイルばね
    であり、 前記規制手段は、前記移動ブロックに移動可能に設けら
    れたロッドであって、 前記移動ブロックの前記一方向への移動の際に、前記コ
    マの長辺側端部が前記停止用ブロックと当接して揺動す
    ることにより前記停止用ブロックをかわして通過し、 前記移動ブロックの前記逆方向への移動の際に、前記コ
    マの前記長辺側端部が前記ロッドの端部と選択的に当接
    して揺動が規制され、前記コマの前記長辺側端部が選択
    的に前記停止用ブロックをかわすことができず通過不可
    となることを特徴とする請求項1記載の方向性ストッパ
    機構。
  3. 【請求項3】 前記移動ブロックの前記一方向への移動
    の際に、前記停止用ブロックと当接する前記コマの長辺
    側端部と、前記停止用ブロックの当接する部分とが同極
    となるように、前記コマ及び前記停止用ブロックに磁石
    を埋め込んだことを特徴とする請求項2記載の方向性ス
    トッパ機構。
JP2001087186A 2001-03-26 2001-03-26 方向性ストッパ機構 Pending JP2002290078A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57159280U (ja) * 1981-03-30 1982-10-06
JPS61138283U (ja) * 1985-02-19 1986-08-27
JPH0499881U (ja) * 1991-02-05 1992-08-28

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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