JP2002287940A - ロゴデータ作成装置、ロゴデータ作成方法及び記録媒体 - Google Patents

ロゴデータ作成装置、ロゴデータ作成方法及び記録媒体

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JP2002287940A
JP2002287940A JP2001388550A JP2001388550A JP2002287940A JP 2002287940 A JP2002287940 A JP 2002287940A JP 2001388550 A JP2001388550 A JP 2001388550A JP 2001388550 A JP2001388550 A JP 2001388550A JP 2002287940 A JP2002287940 A JP 2002287940A
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JP2001388550A
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Katsuto Kitahara
克人 北原
Yukiharu Horiuchi
幸春 堀内
Kazuyuki Yokoyama
和幸 横山
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】煩雑な設定作業なしに容易にターゲットプリン
タに適合するロゴデータの作成を行うこと。 【解決手段】 ターゲットプリンタの機種を特定するた
めの機種識別情報及び各種設定情報を含む制御情報を入
力可能な入力手段15と、ロゴデータを作成するための
基礎となるの元データを取得する元データ取得手段11
と、機種固有情報を記憶している機種固有情報記憶手段
12と、機種識別情報により特定されるターゲットプリ
ンタの機種固有情報を読出して、ロゴデータ作成のため
の設定情報の一部又は全部を含む制御情報を設定する機
種固有情報設定手段17と、入力手段又は機種固有情報
設定手段により設定された設定情報に基づいて元データ
を加工処理することにより、ロゴデータを作成する加工
処理手段13とを設けて、機種固有情報に基づいて所定
の制御情報を自動的に設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置(プリン
タ)に登録するロゴデータを作成するロゴデータ作成装
置、ロゴデータ作成方法、その方法を実現するコンピュ
ータプログラムを記録した記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下、本発明の従来技術の説明をPOS
システム(販売時点管理システム)を用いて行う。
【0003】POSシステムは、商品の販売に伴う金銭
の授受を円滑に行うという従来の金銭登録機の機能に加
えて商品の販売に関する情報を収集し、集計分析を行う
ものであり、デパート、スーパーマーケット等の大手小
売業、流通販売業をはじめとする様々な業種において多
く使用されている。POSシステムは、データの集計分
析を行なうサーバ又はセンターコンピュータと、これら
に接続されたPOS端末装置により構成される。POS
の端末装置自体も一つのシステム体系をなしており、デ
ータ処理を行うホスト装置と、ラインディスプレイ等の
表示装置、商品に付属するバーコードを読み取るスキャ
ナ、紙幣硬貨入れ(ドロワー)、レシート等を印刷する
プリンタ(POSプリンタ)等が備えられている。
【0004】POSプリンタによって印刷されるレシー
トには、商品名、数量、商品単価、合計金額等の従来の
項目に加え、店舗、企業名、マーク等からなるロゴが印
刷される。また、ロゴとして、商品名等を示すデザイン
文字、商品の写真、イラスト等の画像情報を印刷するこ
とも可能である。このようなロゴ印刷機能を利用して、
文字及び画像等からなる広告等の情報をレシート上に印
刷することにより、レシートに広告媒体及び販売促進媒
体の機能を付与することができる。
【0005】レシート上に印刷されるこのようなロゴ
は、電子データとしては画像データ(以下、ロゴの画像
データをロゴデータと称する)により構成される。一般
に、画像データはデータ量が多いため、印刷を行う度に
ホスト装置からプリンタへロゴデータを送信していたの
では、印刷速度が低下する。
【0006】また、POSプリンタをカラープリンタに
することにより、ロゴをカラー印刷することが可能とな
ると、より高い広告宣伝効果が期待できる。しかし、カ
ラー画像はモノクロの画像に比べてさらにデータ量が多
いため、カラー画像の印刷はモノクロ印刷に比べ、演算
処理、プリンタによるロゴデータの受信、及び印刷処理
に時間がかかり、さらに印刷速度が遅れることになる。
特に、POSの端末装置では、取引時点において購入商
品の登録及びレシート発行等の清算処理を速やかに行う
必要があるため、迅速な印刷が要求される。
【0007】そこでPOSプリンタでは、印刷時におけ
るロゴデータの送信を無くすことによりロゴの高速印刷
を可能にするため、ロゴデータを予めプリンタ内部に登
録しておき、ロゴ印刷の際には、所定のロゴ印刷命令に
より登録したロゴデータを読み出してレシートに印刷す
るという方法を採用している。
【0008】このようにロゴデータを予めプリンタに登
録しておくことにより、印刷の際にはホスト装置からロ
ゴデータを送信する必要がなくなり、ホスト装置による
印刷データ処理及び送信の負担を軽減することができる
のみならず、プリンタへのデータ転送が不要となるため
印刷速度を向上させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、POS
プリンタは機種によって印刷用紙サイズ、解像度、通信
条件等が大きく異なる。特に、カラーPOSプリンタに
おいては、機種によって印刷することができるインクの
色(以下、印刷可能色とする)が制限され、同一機種で
あっても印刷可能色が異なる場合がある。したがって、
ロゴデータを登録には、まず登録するプリンタの印刷解
像等の機能、印刷用紙の幅等の機種固有情報に適合する
ようなロゴデータを予め作成する必要がある。そのた
め、まず、ロゴの元となる基本画像データ(元データと
称する)を作成し、その基本画像の大きさ、色、解像度
等をターゲットプリンタの特性に合わせて調整すること
により、ロゴデータを作成する。作成されたロゴデータ
は、登録用ツールを用いてPOSプリンタに登録され
る。従って、元データからロゴデータを作成する過程に
おいて、ターゲットプリンタの機種固有情報、減色方
法、色指定その他の所定の設定情報(設定情報)等を設
定する必要がある。この設定により、印刷用紙サイズ、
印刷解像度等の多数の項目が入力され、これらの設定入
力に基づいてロゴサイズ、解像度、印刷色等が定めら
れ、所定の画像処理が行なわれる。登録の際には、ター
ゲットプリンタの通信条件等を設定する。これらの設定
を誤ると、ロゴの登録又は印刷をすることができない等
の問題が発生する。従来技術では、機種が同一の複数個
のプリンタに同一のロゴデータを登録する場合であって
も、登録するターゲットプリンタ毎に同じ内容の設定作
業を繰り返し行わなければならず、多くの時間と煩雑な
作業を必要としていた。
【0010】一方、ロゴのカラー印刷が可能になると、
商品広告、クーポン券、サービス券等をPOSプリンタ
でロゴ印刷する場合も多くなることが予想される。この
ような場合には、従来の店舗名等のロゴと異なり、その
印刷目的(プロモーション、イベント等の目的)に合わ
せて、ロゴデータを頻繁に新しいものに作り変えること
が考えられる。したがって、できるだけ簡単かつ迅速に
新規ロゴデータの登録、又はロゴデータの変更、編集作
業ができることが求められる。
【0011】本発明は、ロゴデータを印刷するプリンタ
の機種に依存する解像度、印刷可能な色をあらかじめ記
憶しておき、プリンタの機種を選択することによってそ
のプリンタ特有の解像度や印刷可能な色を選択でき、ロ
ゴデータの作成が簡単にできるロゴデータ作成装置およ
び方法、その方法を実現するコンピュータプログラムを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理に従って、下記の発明を開示する。
【0013】本発明は、前述のプリンタの印刷用紙サイ
ズ、解像度、印刷可能色等の任意の項目を機種固有情報
として予め記憶している手段を備え、更にその機種固有
情報に基づいてロゴデータ作成のための加工条件の設定
を行うことによってロゴデータを作成するものである。
また、記憶している機種情報に基づいてロゴデータを直
接ターゲットプリンタに登録し、又は登録可能に記憶す
ることができるようにするものである。以下、本発明の
態様を述べる。
【0014】本発明のロゴデータ作成装置の第1の態様
は、ロゴを登録するターゲットプリンタの機種を特定す
るための機種識別情報及び前記ロゴデータを作成するた
めの所定の設定情報を含む制御情報を入力可能な入力手
段と、ロゴデータを作成するための基礎となるの元デー
タを取得する元データ取得手段と、各種プリンタの機種
固有情報を記憶している機種固有情報記憶手段と、機種
識別情報により特定される前記ターゲットプリンタの前
記機種固有情報を読出して、該機種固有情報に基づきロ
ゴデータ作成のための設定情報の一部又は全部を含む制
御情報を設定する機種固有情報設定手段と、入力手段又
は機種固有情報設定手段により設定された設定情報に基
づいて元データを加工処理することにより、ロゴデータ
を作成する加工処理手段と、加工処理手段により作成さ
れたロゴデータを記憶する記憶手段とを備えることを特
徴とするロゴデータ作成装置である。この態様において
ターゲットプリンタを特定する機種識別情報は、入力手
段から入力されても、接続されたプリンタから自動的に
読み出すような構成であってもよい。また、機種固有情
報は任意に確定可能であり、例えば、ターゲットプリン
タにより印刷可能な色の数、解像度等を機種固有情報と
することができる。これにより、ロゴ作成時点におい
て、ターゲットプリンタの特性をマニュアル入力する必
要がなくなり、迅速かつ正確な設定が可能となる。
【0015】本発明のロゴデータ作成装置の第2の態様
は、入力手段により入力可能な制御情報が、機種識別情
報に基づき特定される機種固有情報により制限されるこ
とを特徴とするロゴデータ作成装置である。これによ
り、誤った入力を抑制可能となる。
【0016】本発明のロゴデータ作成装置の第3の態様
は、既に入力又は設定された制御情報に基づいて設定不
要となる入力項目の全部又は一部を、入力不能とするこ
とを特徴とするロゴデータ作成装置である。この態様で
は、さらに入力手段により入力された制御情報に基づい
て、誤った制御情報の入力を抑制可能であるため、さら
に正確な入力が可能となる。
【0017】本発明のロゴデータ作成装置の第4の態様
は、制御情報の一部又は全部が所定の値に初期設定され
ており、初期設定値は、入力手段による入力又は機種固
有情報設定手段による設定に基づいて変更可能であるこ
とを特徴とするロゴデータ作成装置である。この態様で
は、制御情報の入力がなくても、初期設定値により画像
処理が行われる。
【0018】本発明のロゴデータ作成装置の第5の態様
は、入力手段が、ターゲットプリンタにより印刷可能な
インクの色及び/又は印刷密度を指定可能であることを
特徴とするロゴデータ作成装置である。これにより、カ
ラーロゴプリンタの実際の印刷可能なインクの色に合わ
せた画像の作成が可能となる。
【0019】本発明のロゴデータ作成装置の第6の態様
は、加工処理手段が、元データの前記色情報を、機種固
有情報及び入力手段による設定情報に基づいてターゲッ
トプリンタの印刷可能な所定の色にそれぞれ割り付ける
ことを特徴とするロゴデータ作成装置である。これによ
り、例えば、元データがフルカラーの場合、元データの
どの色を印刷可能色のどの色に割当てるかを自由に指定
することが可能となり、適切なロゴを作成するための印
刷色の割当てが可能となる。
【0020】本発明のロゴデータ作成装置の第7の態様
は、機種固有情報記憶手段に記憶される機種固有情報が
各種プリンタの通信情報を含み、機種固有情報設定手段
は、機種固有情報に基づき前記ターゲットプリンタへロ
ゴデータを送信するための通信条件を設定可能であるこ
とを特徴とする。これにより、ロゴ登録のための通信条
件の入力の負荷を軽減することが可能となる。
【0021】本発明のロゴデータ作成装置の第8の態様
は、更に作成したロゴデータを出力する手段を含み、該
出力手段は、ロゴデータをターゲットプリンタに登録す
るための登録実行命令セット、当該登録実行命令セット
とロゴデータとをプリンタへ送信するための送信命令セ
ット、及びロゴデータを含むファイルとして出力可能で
あることを特徴とする。これにより、ロゴデータをター
ゲットプリンタに容易に登録することが可能となる。
【0022】本発明のロゴデータ作成装置の第9の態様
は、更に、作成したロゴデータを出力する手段を含み、
該出力手段は、ロゴデータをプリンタに登録する登録実
行命令セットとロゴデータとを、プリンタへ送信するた
めの送信命令セットを備えており、ターゲットプリンタ
へロゴデータ及び登録実行命令セットを送信可能である
ことを特徴とする。これにより、作成したロゴデータを
ターゲットプリンタに直接登録することが可能となる。
【0023】本発明のロゴデータ作成装置の第10の態
様は、入力手段が、グラフィカル・ユーザー・インター
フェース入力機能を備えることを特徴とする。これによ
り、ロゴ作成者が各種設定情報を容易に入力可能とな
る。
【0024】本発明のロゴデータ作成装置の第11の態
様は、入力手段が、入力又は設定された制御情報に基づ
いて設定不要となる入力項目の全部又は一部を、表示し
ないことを特徴とする。これにより、表示画面がシンプ
ルになるため、操作が容易になりかつ入力ミスを防ぐこ
とが可能となる。
【0025】本発明のロゴデータ作成装置の第12の態
様は、更に、元データに基づくイメージ画像と、加工処
理手段による加工処理後のイメージ画像とを表示可能な
表示部とを備えることを特徴とする。これにより、元デ
ータのイメージ及びロゴデータの印刷イメージを確認し
ながら、画像処理条件の設定入力が可能となる。
【0026】本発明のロゴデータ作成装置の第13の態
様は、表示部が、表示画面の一方側に前記元データのイ
メージ画像及び加工処理後のイメージ画像を比較可能に
並べて表示することを特徴とする。両イメージを比較し
ながら設定入力が可能になるため、適切な画像処理が容
易となる。
【0027】本発明のロゴデータ作成方法の第1の態様
は、(a)ロゴデータを作成する基礎となる元データを取
得する元データ取得工程と、(b)ロゴを登録するターゲ
ットプリンタの機種を特定するための機種識別情報及び
ロゴデータを作成するための所定の設定情報を含む制御
情報を入力する入力工程と、(c)機種識別情報に基づい
て、予め記憶している各種プリンタの機種固有情報から
ターゲットプリンタの機種固有情報を読み取る機種固有
情報読取工程と、(d)読み出した機種固有情報及び入力
した制御情報に基づいて元データ取得工程(a)により取
得した元データを加工処理して、ロゴデータを作成する
加工処理工程と、(e)作成したロゴデータを記憶する工
程とを備えることを特徴とするロゴデータの作成方法で
ある。
【0028】本発明のロゴデータ作成方法の第2の態様
は、加工処理工程(d)において、元データの色情報を、
機種固有情報及び入力手段による設定情報に基づいてタ
ーゲットプリンタの印刷可能な所定の色にそれぞれ割り
付けることを特徴とするロゴデータの作成方法である。
【0029】本発明のロゴデータ作成方法の第3の態様
は、加工処理工程(d)において、さらに前記元データの
大きさ、及び印刷密度を、機種固有情報に含まれるプリ
ンタが使用する用紙の幅、及びターゲットプリンタの印
刷解像度と適合するように画像処理を行うことを特徴と
するロゴデータの作成方法である。
【0030】本発明のロゴデータ作成方法の第4の態様
は、入力工程(b)が、制御情報をグラフィカル・ユーザ
ー・インターフェース入力機能により入力可能な工程で
あることを特徴とするロゴデータの作成方法である。
【0031】本発明のロゴデータ作成方法の第5の態様
は、更に、作成した前記ロゴデータを出力する工程(f)
を含み、該出力工程(f)が、作成したロゴデータをター
ゲットプリンタへ送信するための送信プログラムとター
ゲットプリンタに登録するための登録コマンドとをロゴ
データに付加した実行ファイルとして出力する工程であ
ることを特徴とするロゴデータの作成方法である。
【0032】本発明のロゴデータ作成方法の第6の態様
は、更に作成したロゴデータを出力する工程(f)を含
み、該出力工程(f)が、ロゴデータ及び登録コマンドを
ターゲットプリンタへ送信し、ロゴデータをターゲット
プリンタに直接登録することを特徴とするロゴデータの
作成方法である。
【0033】本発明の記録媒体の1つの態様は、前述の
ロゴデータ作成方法の工程を有するプログラムを記録し
ていることを特徴とする記録媒体である。
【0034】また、 複数種類のプリンタの機種と、そ
の機種に依存する色数、解像度を記憶する記憶手段と、
ロゴデータとして印刷に供される画像データの元データ
を読み出す読出し手段と、前記記憶手段に保存されたプ
リンタの機種、色数、解像度を読み出して画面に表示す
る表示手段と、該表示手段に表示されたプリンタの機種
の内から、ロゴデータを印刷出力したいターゲットプリ
ンタを選択する選択手段と、該選択手段によって選択さ
れた前記ターゲットプリンタの機種と、それに依存する
色数、解像度に基づいて、前記元データを加工し、印刷
すべきロゴデータを作成する作成手段と、を備えたこと
を特徴とするロゴデータ作成装置である。
【0035】さらに、前記作成手段で作成されたロゴデ
ータを、ターゲットプリンタに送信する送信手段をさら
に備えたことを特徴とする。
【0036】また、前記作成ユニットで作成されたロゴ
データを保存する第2の記憶手段を備えたことを特徴と
する。
【0037】また、前記記憶手段は、プリンタの機種に
依存する紙幅を記憶し、前記表示手段は、前記紙幅を表
示し、前記作成手段は、前記紙幅に基づいて、前記ロゴ
データを作成することを特徴とする。
【0038】ここで、ロゴデータ作成装置は、具体的に
はPCであり、プリンタに接続されたホストコンピュータ
である。
【0039】プリンタの機種名と、その機種に依存する
色数、解像度や紙幅を保存する記憶手段としては、ホス
トコンピュータ内部のハードディスク、フラッシュメモ
リなどの不揮発性メモリが望ましい。
【0040】ロゴデータとして印刷に供される画像デー
タの元データは、フロッピディスク、ハードディスク、
CD-ROMに保存されたデータや、インターネットなどから
受信することができるデータであり、また、スキャナか
ら読み取られたデータである。
【0041】ロゴデータ作成装置は、上記元データを読
み取る(受信する)手段として、読出手段を備える。具
体的には、フロッピディスクドライブ、ハードディスク
ドライブ、CD、インターネットブラウザである。
【0042】記憶手段に記憶された複数のプリンタの機
種から、ターゲットプリンタを選択する選択手段は、具
体的には、ホストコンピュータに備えられた表示手段と
してのCRTやLCDに表示された機種名を、マウスやキ
ーボードを使い、そのマウスやキーボードによって選択
されたものを制御するものである。
【0043】選択手段によって選択されたプリンタの機
種名と、それに依存する色数、解像度や印刷紙幅に基づ
いて、前記元データを加工し、印刷すべきロゴデータを
作成する作成手段は、具体的には、ホストコンピュータ
内の制御装置がつかさどる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
のロゴデータ作成装置、ロゴデータ作成方法の実施形態
についての説明を行う。なお、以下の実施形態は、あく
までも本発明の説明のためのものであり、本発明の範囲
を制限するものではない。従って、当業者であれば、こ
れらの各要素又は全要素を含んだ実施形態を採用するこ
とが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に
含まれる。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
かかるロゴデータ作成装置10の機能ブロック図であ
る。ロゴデータ作成装置10は、元データ取得手段1
1、機種固有情報記憶手段12、加工処理手段13、出
力手段14、設定入力手段15、表示手段16、及びこ
れらを制御する主制御手段17を備える。
【0045】ロゴデータを作成するための基礎となる元
データは、通常ロゴデータ作成装置10の外部に別個に
設けられたハードディスクドライブ等の記憶手段(図示
せず)に記憶されている。元データ取得手段11は、制
御手段17の制御に基づいて、図示しない記憶手段から
元データを読み出す。例えば、希望する元データファイ
ル等を指定することにより、元データ取得手段11によ
り元データを取得する。取得された元データは、元デー
タ取得手段11内に記憶される。元データ取得手段11
内の元データの記憶は、プリンタ登録用ロゴデータの作
成が終了するまでの一時的なものであっても良いし、同
一の元データを基にして繰り返し種々のロゴデータを作
成する場合等に備えて、長期間保存するように構成して
も良い。
【0046】又、元データを記憶するファイルには、大
別して2種類のタイプがある。第1は、ロゴデータ編集
装置(図示せず)によって作成される独自の形式のファ
イル(本明細書ではELFファイルと称する)であり、
第2は、ビットマップファイル等の一般的な画像ファイ
ルである。
【0047】例えば、複数の画像データ及びテキストデ
ータとを含む1つの元データを作成することができ、こ
のようにして作成された元データはELFファイルとし
て出力される。
【0048】機種固有情報記憶手段12には、対応する
プリンタの種類ごとに複数種類の機種固有情報が予め記
憶されている。この機種固有情報には、プリンタ機種
名、使用可能な印刷用紙サイズ(とくに幅)、プリンタ
の印刷可能色、縦の印刷解像度、横の印刷解像度、及び
通信条件等の各要素を含むことができ、更に、ポート、
ボーレート、ビット長、パリティチェック、及びフロー
制御等の機種固有の通信条件を機種固有条件として含め
ることができる。
【0049】なお、本実施形態においては、プリンタの
印刷可能色が2色の場合を説明しており、それぞれの印
刷可能色を第1色、第2色と呼称している。しかし、3
色以上の印刷可能色を有するプリンタ、又はモノクロ印
刷のみが印刷可能なプリンタであっても、本発明の適用
が可能である。
【0050】加工処理手段13は、制御手段17の制御
に基づき、元データ取得手段11により取得された元デ
ータを読み出すとともに、機種固有情報記憶手段12か
ら機種固有情報を読み出して加工処理条件として設定す
る。機種固有情報については、制御手段17により、印
刷可能色、印刷用紙サイズ、プリンタの印刷解像度の機
種固有情報を読出し、加工処理手段13の加工処理条件
として設定することも可能である。この場合には、制御
手段17が、機種固有情報設定手段として機能する。加
工処理手段13は、機種固有情報及び設定入力手段15
の設定入力に従って元画像を加工処理し、プリンタ登録
用のロゴデータを作成する。具体的な処理としては、登
録するプリンタの印刷解像等の機能、印刷用紙の幅等の
機種固有情報にあわせて、元データの画素数、色情報等
の画像情報を加工、調整する。設定入力手段15から
は、ターゲットプリンタの種類を特定するための機種識
別情報、画像の加工処理条件を設定するための各種設定
情報などの制御情報の入力が可能である。
【0051】例えば、プリンタの印刷解像度が、元デー
タの予定する解像度よりも低い場合に、元データの画素
数のままで印刷すると、印刷される画像は元データで予
定しているサイズより大きくなる。このような場合に
は、レシート用紙上のロゴの印刷面積が予定より大きく
なり、当初のデザインと異なるものになってしまう。
又、元データがレシートの幅一杯に印刷されるようにデ
ザインされている場合には、ロゴ一部がレシートをはみ
出してしまう。
【0052】したがって、元データの予定する印刷解像
度と、プリンタの印刷解像度が異なる場合には、画像を
縮小処理する(画素数を減少させる)必要がある。この
場合には、印刷の用紙(レシート)幅等も考慮した調整が
望ましい。又、プリンタで使用可能なインクの色(印刷
可能色)が2色の場合には、多数の色を有する元データ
を2色に限定しなければならない。そのためには、複数
の色を印刷可能色の第1色及び第2色に割り付ける必要
がある。このような色割り付けは、機種固有情報とし
て、印刷可能色、印字可能色の色割り付け等を初期設定
しておき、ロゴデータの作成時に機種固有情報に基づき
自動的に設定するように構成可能である。もっともこの
場合でも、初期設定することなく、色割付けを任意に選
択して指定できるように構成することも可能である。一
般的に、2色プリンタにおいて、どのような色を印刷可
能色にするかは、インクカートリッジ等を交換すること
により自由に決定可能であるので、印刷可能色が2色で
あることは機種固有情報として記憶されるが、どのよう
な色が印刷可能色であるかは、ロゴデータの作成時に自
由に選択できるように構成される。
【0053】このようにロゴデータの作成にあたり、プ
リンタの種類に応じて制限される最低限の画像処理条件
の設定を、機種固有情報に基づいて自動的に行うように
構成することにより、煩雑な情報をロゴデータ作成の度
に個別に入力するという操作者の負荷を軽減することが
でき、さらに入力ミスを少なくすることも可能となる。
例えば、単色プリンタで印刷するロゴデータを作成する
ときに誤って2色を割り付けような間違った処理、又
は、ロゴデータの解像度指定の誤り、用紙サイズより大
きいロゴデータの作成等を事前に防止することが可能と
なる。
【0054】また、既存のロゴデータ一部のオブジェク
トについて減色処理方法だけを変更したいという場合等
に、機種識別情報を入力するだけで即座に中心となる希
望する編集処理に入ることができる。同様に、一部のオ
ブジェクトの色指定だけを変更したい場合、又はハーフ
トーン処理、グレースケール処理をしたい場合等にも、
複雑な入力設定を行うことなく機種識別情報を入力する
だけで、即座に中心となる編集処理に入ることができ
る。このように、ロゴデータを作成する場合だけでな
く、基本的なロゴイメージは出来上がっており、最終微
調整をしたい場合、ロゴデータの完成後に再度少しだけ
変更したい場合等にも、細かい機種設定をすることなく
手軽に微調整処理等を行うことができるという利点も有
している。
【0055】また、ロゴデータのプリンタへの登録の際
には、プリンタへロゴデータを送信する必要があるため
プリンタの通信条件を設定しなければならない。本発明
では、機種固有情報記憶手段12で読み取った情報のう
ち、プリンタへの通信条件、例えばポート、ボーレー
ト、ビット長、パリティチェック、及びフロー制御等
が、制御手段17又は出力手段14に送信され、ロゴデ
ータ送信条件が設定されるので、操作者は最小限の設定
を行うだけでよい。又、出力手段14により、以下に説
明する実行形式ファイル(登録コマンド付きロゴファイ
ル)を作成する場合には、通信条件を送信命令セットの
中に組み込むことができ、このファイルをターゲットプ
リンタのホスト装置により開くだけで、ロゴデータの登
録が可能となる。プリンタの通信条件の設定は、複雑で
専門性を必要とするので、機種固有情報に基づき自動設
定できる効果は大きい。
【0056】出力手段14は、加工処理手段13によっ
て作成されたロゴデータを、ターゲットプリンタ内部の
不揮発性メモリへ登録するためのコマンドと、ターゲッ
トプリンタへロゴデータを送信するためのプログラムを
付加したファイル(以下、実行形式ファイルと呼ぶ)と
してホストコンピュータ内部のハードディスクなどのメ
モリに保存することができる。又、プリンタ登録用のロ
ゴデータは、ビットマップ形式に変換され、ビットマッ
プデータとして保存することができる。
【0057】作成されたロゴデータ及び実行ファイル
は、出力手段14内に設けられた記憶部(図示せず)に
記憶することが可能である。ロゴデータ及び実行ファイ
ルは、ロゴデータ作成装置(ホストコンピュータ)10
内または外部に設けられた他の記憶手段(図示せず)に
保存することも可能である。出力手段14等には、順次
作成した複数のロゴデータ又はファイルを保存可能であ
る。記憶されたロゴデータは、新しいロゴデータを作成
する際に次の元データとして読み出すことが可能であ
り、プリンタの新機種が導入される場合等に、その機種
の機種固有情報を設定するだけで既存のロゴデータをそ
の機種に対応したロゴデータに容易に変更することがで
きる。
【0058】このように、ロゴデータの作成に必要な加
工条件の設定、及びロゴデータをプリンタに登録する際
の通信条件と設定等を容易にする機能により、簡易かつ
迅速なプリンタ登録用ロゴデータの作成ばかりでなく、
速やかな登録作業も可能となる。これにより、前述の煩
雑かつ頻繁に行わなければならない機種固有情報の設定
作業を解消することが可能となる。
【0059】(第2の実施形態)図2は、本発明の第2
の実施形態にかかるロゴデータ作成装置10−2の機能
ブロック図である。図2の第2の実施形態10−2にお
いて、第1の実施形態と同様の機能を有する部分は、同
一の名称及び同一番号を使用している。ロゴデータ作成
装置10−2は、更にプリンタ機種識別情報読取手段1
8を備え、プリンタ19と通信ライン20を介して接続
されている。第1の実施形態においては、機種識別情報
(機種特定情報)を入力することによってターゲットプ
リンタの種類を特定したが、機種識別情報をプリンタ1
9に記憶させておき、プリンタとの間でモデムを介した
りして、自動的に通信条件を合わせてプリンタとの間で
のデータのやり取りが可能になれば、プリンタから読み
取るよう構成することもできる。本実施形態のロゴデー
タ作成装置10−2では、プリンタ19に記憶されてい
る機種識別情報を読み取る機種識別情報読取手段18を
備える。図2のライン30は、機種識別情報読取手段1
8がプリンタ19からプリンタの機主識別情報を読み取
ることを模式的に示すものである。
【0060】主制御手段17は、機種識別情報読取手段
18によってプリンタ19から読み取った機種識別情報
から対応する機種を特定し、これに基づき機種固有情報
記憶手段12からその機種に対応した機種固有情報を読
み取り、加工処理手段13に設定する。
【0061】又、機種識別情報読取手段18によって機
種識別情報が読み取れない場合は、第1の実施形態と同
様に、ロゴ作成者による機種識別情報の入力が可能であ
る。
【0062】又、出力手段14は、第1の実施形態で説
明したロゴデータを実行形式又はビットマップ形式のフ
ァイルとして保存する機能に加え、プリンタ内部の不揮
発性メモリに登録(保存)するためのコマンドと、加工
処理手段13によって作成されたロゴデータを、通信ラ
イン20を介して送信する機能を有する。更に出力手段
14は、作成したロゴデータをプリンタに直接登録する
機能も有する。もっとも、このようなロゴデータの通信
機能、及びプリンタへのロゴデータの直接登録機能は、
第1の実施形態においても、ロゴデータ作成装置とプリ
ンタとを、通信ケーブルを介して接続することにより可
能である。
【0063】第2の実施形態の元データ取得手段11、
加工処理手段13、設定入力手段15、表示手段16の
機能は、第1の実施形態と同様の機能を有する。さら
に、通信ライン20には、シリアルケーブル、パラレル
ケーブル、ネットワークケーブル、USB(Unive
rsal Serial Bus)等の各種通信形態を採
用することができる。なお、ロゴデータ作成装置10−
2とプリンタ19間の通信を行うために、必ずしもこの
ような通信ケーブルを用いる必要はなく、既知の無線シ
ステム、例えばIrDA(Infrared Data Associatio
n)等の赤外線通信、スペクトラム拡散通信方式を用い
た無線LAN等の通信手段を用いて接続しても良い。
【0064】図2では、ロゴデータ作成装置10−2に
1台のプリンタ19のみが接続されている場合を示し
た。しかし、実際には一つのPOSシステム上に複数個
のプリンタが使用されている場合も多い。このような場
合、LAN等の通信回線を介して複数のプリンタと接続
し、各プリンタから機種識別情報を取得するように構成
することも可能である。
【0065】図3を用いて、加工処理手段13の機能を
更に詳細に説明する。図3は、図1又は図2の加工処理
手段13の一実施形態を示す機能ブロック図である。図
3の実施形態では、加工処理手段13は、元データ記憶
手段21、解像度設定手段22、幅設定手段23、サイ
ズ設定手段24、構成色設定手段25、及び登録用ロゴ
データ作成手段26を備えている。
【0066】本発明では、プリンタの性能に合わせて適
切なロゴデータを作成するため、機種固有情報にもとづ
いて画像処理条件を自動的に設定して、ターゲットプリ
ンタに適合しないロゴデータが作成されることを防止し
ている。
【0067】元データ記憶手段21は、画像処理を施す
元データを元データ取得手段11(図1又は図2)から
読み出し、保存する。解像度設定手段22は、元データ
の解像度を機種固有情報に記述された印刷解像度と適合
するように画像処理を行い、幅設定手段23は、元デー
タの幅を、プリンタ機種固有情報に記述されたプリンタ
の印刷用紙の幅と適合するように画像処理を行う。複数
の紙幅に印字可能なプリンタの場合は、メニューから選
択できる。サイズ設定手段24は、解像度設定手段22
と幅設定手段23に前述の画像処理を行わせ、その処理
結果を総合し、最終的に得られるロゴデータサイズをプ
リンタの印刷用紙のサイズ(紙幅)に適合するように画
像処理を行う。構成色設定手段25は、元データの構成
色をプリンタ機種固有情報に記述された印刷可能色と一
致するように画像処理を行う。画像処理は、例えば、減
色、明るさ、グレースケールについて行われる。登録用
ロゴデータ作成手段26は、サイズ幅設定手段24及び
構成色設定手段の画像処理結果が反映された元データを
基に、プリンタ登録するためのロゴデータの作成を行
う。図3においては、機種固有情報を設定する手段とし
て、解像度設定手段22、幅設定手段23、サイズ設定
手段24、構成色設定手段25を設けたが、これ以外の
機種固有情報の設定手段を設けることも、これらの一部
を設けないことも可能である。
【0068】図4は本発明にかかるロゴデータ作成方法
の1実施形態を示すフローチャートである。
【0069】ロゴデータ作成方法は、ロゴデータを作成
するための基礎となる元データを取得して記憶する元デ
ータ取得工程(S1)と、機種識別情報に基づいて、プ
リンタの機種固有情報を読み出す機種固有情報読出工程
(S2)と、読み出した機種固有情報に基づいて元デー
タを加工処理することによってロゴデータを作成する画
像加工処理工程(S3)と、作成されたロゴデータを出
力する出力工程(S4)とを備える。
【0070】図5を用いて、図4の機種固有情報読出工
程(S2)を更に詳細に説明する。図5は、図4の機種
固有情報読出工程(S2)の1実施例を示すフローチャ
ートである。
【0071】本実施例では、工程(S1)の元データの
取得及び保存が終了すると、ロゴデータ作成装置10
(図1又は図2)にプリンタが接続されているか否かに
よって以降の工程が決定される(S21)。プリンタが
接続されていない場合(S21;No、第1の実施形態
に相当)、機種識別情報が入力される(S22)。主制
御手段17(図1)は、入力された機種識別情報に基づ
いて機種を特定し、その機種に対応した機種固有情報を
読出し、加工処理手段13(図1)に設定する(S2
3)。機種固有情報の読出及び設定が終了すると、画像
加工処理工程(S3;図4)へ進む。
【0072】プリンタが接続されている場合(S21;
Yes、第2の実施形態に相当)、機種識別情報読取手
段18(図2)によってプリンタ19(図2)に記憶さ
れた機種識別情報が読み取られる(S24)。主制御手
段17(図2)は、機種識別情報に基づいて機種を特定
し、その機種に対応した機種固有情報を読出し、加工処
理手段13(図2)に設定する(S25)。機種固有情
報の読出及び設定が終了すると、図4に示す画像処理工
程(S3)へ進む。尚、プリンタ接続を確認する工程S
21を設けずに、プリンタが接続されている場合であっ
ても、プリンタを指定する工程S22に進み、接続され
たプリンタから読み出すのではなく、プリンタを特定す
る情報を入力するように構成することも可能である。
【0073】図6を用いて、図4の画像加工処理工程
(S3)を更に詳細に説明する。図6は、画像処理工程
(S3)の1実施形態を示すフローチャートである。
【0074】図4の機種固有情報読出工程(S2)によ
る機種固有情報の読出し及び設定が終了すると、次に、
設定された機種固有情報に従い、例えば、元データの
幅、解像度、及び構成色を、プリンタが使用する用紙の
幅、印刷解像度、及び印刷可能色と適合するように画像
処理が行われ、プリンタ登録用のロゴデータが作成され
る(S31)。
【0075】次に、作成されたロゴデータがプレビュー
表示、つまりロゴデータの印刷イメージが、ロゴデータ
作成装置の表示手段16に表示される(S32)。この
とき、元画像取得工程(S1)により取得された元デー
タも表示手段に表示される。
【0076】この表示によりロゴデータの印刷イメージ
を確認することができるので、さらにマニュアル操作に
よるロゴ画像の加工処理が必要か否か、又はロゴデータ
編集装置(図示せず)による元データの再編集作業が必
要か否か等を判断することができる。
【0077】次に、設定/編集が終わり希望するロゴが
作成できたか否かが確認される(S33)。
【0078】ロゴ作成者が、さらに手動設定による加工
処理又は元データの再編集を必要と判断した場合(S3
3;No)、編集を行うか否かを判断する工程(S3
5)に進む。編集を行うと判断した場合(S35;Ye
s)、ロゴ作成者は、元データがELFファイルか否か
を確認する(S36)。元データがELFファイルの場
合(S36;Yes)は、ロゴデータ編集装置による元
データのサイズ、構成色の変更等の編集が可能である。
この場合、ロゴデータ作成装置10(図1、又は図2)
による作成は、一旦終了し、ロゴデータ編集装置(不図
示)のロゴデータ編集画面(図示せず)に切り替わり、
元データの編集が行なわれる。前述の通り、ELFファ
イルは画像と文字の両方を一つのファイル上に保存可能
であり、一つのファイル上で画像と文字の両方を編集で
きる。ここで、編集とは、元データとなる画像自体を作
り直すことをいう。例えば、元データの背景を別の背景
に変更する等がここでいう編集にあたる。再編集した元
データがロゴデータ編集装置に保存され、ロゴ編集装置
の動作が終了されると、再びロゴデータ作成装置10が
起動し、画像処理工程(S31)に戻り、再編集された
元データに対して画像処理が行われ、編集内容が反映さ
れたロゴデータが新たに作成される。
【0079】一方、元データがELFファイルでない場
合(S36;No)は、工程(S33)に戻り、ロゴデ
ータの作成を終了するかが確認される(S33)。さら
にロゴデータの作成を続行する場合(S33:No)、
編集確認工程(S35;No)を経由して、設定入力工
程へ進む(S37)。設定入力工程(S37)において
は、減色処理、印刷可能色の指定、色の割り付け指定、
明るさ調整、グレースケール調整等の各種画像処理条件
の設定入力が可能である。設定入力が終わると、再び画
像処理工程(S31)に戻り、そこで、設定入力に基づ
いた画像処理が行われる。
【0080】その後、画像処理された印刷画像がプレビ
ュー表示される(S32)。ロゴ作成者がロゴ完成と判
断したら、ロゴ作成完了の入力をする。完了入力がある
と(S33;Yes)、出力工程(S4)へ進む。
【0081】図7を用いて、図4の出力工程(S4)を
更に詳細に説明する。図7は、図4の出力工程(S4)
の1実施形態を示すフローチャートである。
【0082】本発明の実施形態では、ロゴファイル作成
者が、入力手段によってロゴデータの出力形式を選択す
ることができる。出力工程(S4)においては、プリン
タ登録用ロゴデータをそのまま直接プリンタに出力して
登録するか、一旦ファイルとして保存するか等を確認
し、選択に応じた出力処理を行う。
【0083】最初に、そのままターゲットプリンタに出
力するか、ファイルとして保存するかが確認される(S
41)。ファイルとして保存する場合が選択されると
(S41;Yes)、実行形式ファイルとして保存する
か、又はビットマップファイルとして保存するかが確認
される(S42)。実行形式ファイルとして保存すると
の選択が行われた場合(S42;Yes)、作成された
ロゴデータと、ターゲットプリンタに対してロゴデー
タを登録するためのコマンドと、ロゴデータを送信す
るためのプログラムとを付加した実行形式ファイルを
作成し(S43)、作成した実行系形式ファイルを出力
手段14内または外部記憶装置等に記憶又は保存するこ
とにより(S44)、処理を終了する。
【0084】ロゴ作成者が実行形式ファイルとして保存
しない場合、つまりビットマップファイルとして保存す
ることを選択した場合には(S42;No)、ロゴデー
タをビットマップ形式のデータに変換し(S45)、変
換したデータをビットマップファイルとして出力手段1
4又は外部記憶手段等に保存して(S46)、処理を終
了する。
【0085】ビットマップファイル及び実行形式ファイ
ルは、保存後に読出してさらに画像処理を行うこと、又
は後述するターゲットプリンタへの登録(S47)を可
能にするよう構成可能である。
【0086】一方、完了確認工程(S33:図6)によ
り、ロゴデータの作成完了が選択された場合には(S4
1;No)、出力手段14によって、ロゴデータとプリ
ンタへロゴデータを登録するためのコマンドがターゲッ
トプリンタへ送信され、完成したロゴデータがプリンタ
へ登録されて(S47)、処理が終了する。
【0087】図8は、本発明におけるロゴデータ作成処
理におけるロゴデータを作成するためのメイン画面の一
例を示す図である。
【0088】ロゴデータ作成用のメイン画面27は、C
RT、液晶表示機等からなる表示手段16(図1又は図
2)上に表示されるGUI(グラフィック・ユーザー・
インタフェース)入力が可能な表示入力画面であり、設
定入力手段15と表示手段16とにより制御される。
【0089】図8に示すメイン画面27は、ターゲット
プリンタの機種識別情報、印刷可能色の指定及び通信条
件等を入力する機種固有情報設定部28と、元データを
取得するファイルを指定するファイル指定部29と、選
択することにより元データのファイル一覧を参照表示す
る参照ボタン30と、元データをプレビュー表示する元
データ表示部31と、画像処理されたロゴデータの印刷
イメージをプレビュー表示する印刷イメージ表示部32
と、画像の加工処理に関する設定の入力を行う画像処理
指定部33と、各種機能キー部34とから構成される。
【0090】機種固有情報設定部28では、ターゲット
プリンタの機種名(機種識別情報)、用紙サイズ
(幅)、印刷可能色の第1色及び第2色、縦横の印刷解
像度、ポート番号、ポートによっては設定の必要なボー
レート、ビット長、パリティチェック、フローのプリン
タ機固有情報等の各項目を指定することが可能である。
【0091】画像処理指定部33は、画像処理の方法、
例えば、減色処理法、明るさ、グレースケール処理のた
めのパラメータ設定等の画像処理条件を指定するもので
ある。ロゴ作成者はスライドスイッチ等を用いて設定作
業を行うことができる。本実施例では、減色処理は、
「粗」から「密」までの3段階の処理が可能であり、例
えば「粗」から「密」の順で「単純減色」、「ディ
ザ」、「誤差拡散」等の減色処理方法が適用される。ま
た、本実施例では、明るさは5段階の指定が可能であ
る。
【0092】又、元データが画像ファイルの場合は、元
データをプリンタ印刷用紙幅に合わせる処理を実行させ
るチェックボックスを設けることもできる(図示せ
ず)。
【0093】各種機能キー部34は、新規作成ボタン3
5と、編集ボタン36と、プレビューボタン37と、テ
スト印刷ボタン38と、ファイル出力ボタン39と、プ
リンタ登録ボタン40、終了ボタン41とから構成され
る。
【0094】新規作成ボタン35は、ロゴデータ編集装
置(図示せず)によって、元データを新たに編集する際に
使用される。このボタン35がロゴデータ作成中に押下
された場合には、図6のELFファイルによる編集工程
(S36;Yes)の場合と同じく、一旦ロゴデータ作
成処理は中断される。
【0095】編集ボタン36は、工程(S36)のEL
Fファイル形式の元データの編集を行うか否かの選択に
使用する。プレビューボタン37は、印刷イメージ表示
部32に表示された印刷イメージを、実サイズで別画面
(図示せず)に表示させる際に使用する。テスト印刷ボ
タン38は、作成されたプリンタ登録用ロゴデータをテ
スト印刷する場合に使用する。ファイル出力ボタン39
は、作成したロゴデータをビットマップファイル又は実
行形式ファイルとして保存する際に使用する。プリンタ
登録ボタン40は、作成したロゴデータを直接ターゲッ
トプリンタに登録の際に使用する。終了ボタン41は、
ロゴデータ作成装置の動作を終了する際に使用する。
【0096】又、上記のロゴデータ作成方法のプログラ
ムは、ロゴデータの作成及び作成したロゴデータを登録
するために必要な指示信号の入力を制御する入力制御プ
ログラムモジュールと、プリンタ登録用ロゴデータの作
成及びプリンタに登録するために必要な情報の表示を制
御する表示制御プログラムモジュールと、プリンタの機
種固有情報の読取を制御するプリンタ機種固有情報読取
制御プログラムモジュールと、元データの取得を制御す
る元データ取得制御プログラムモジュールと、元データ
をプリンタ機種固有情報と適合するように加工してロゴ
データの作成を制御する設定制御プログラムモジュール
と、作成されたロゴデータの出力を制御する出力制御プ
ログラムモジュールとを備える。
【0097】又、本発明のロゴデータ作成装置は、汎用
コンピュータ等の情報処理装置により実現可能である。
例えば、上記のプログラムを記録した記録媒体を汎用コ
ンピュータ等の情報処理装置に読み取らせ、インストー
ルすることにより、情報処理装置を本発明のロゴデータ
作成装置として使用可能となる。従って、本発明の範囲
には上記プログラムを記録した記録媒体も含まれる。
【0098】なお、ターゲットプリンタの機種固有情報
に基づいて自動的に設定される画像加工条件の項目を変
更可能に構成すること、さらに、機種固有情報に基づい
て自動的に設定された加工条件をロゴデータ作成過程に
おいて変更できるように構成すること等の設計変更は、
本発明の範囲に含まれる。加えて、プリンタの機種固有
情報に基づく加工処理条件の設定機能を全てオフにし
て、全ての加工処理条件についてロゴ作成者が設定を行
い、その設定に従って画像処理を行うように構成するこ
とも可能である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、タ
ーゲットプリンタの解像度、印刷可能色等の機種固有情
報を予め記憶しておき、入力された機種識別情報から記
憶した機種固有情報を読出し、機種固有情報に基づいて
加工処理条件及び通信条件等を自動的に設定するよう構
成することにより、ターゲットプリンタに登録するため
のロゴデータを迅速かつ容易に作成でき、また、作成し
たロゴデータのプリンタへの登録を容易に行うことがで
きるロゴデータ作成装置、ロゴデータ作成方法提供する
ことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかるロゴデータ
作成装置の機能ブロック図。
【図2】 本発明の第2の実施形態にかかるロゴデータ
作成装置の機能ブロック図。
【図3】 図1、又は図2の加工処理手段の機能を更に
詳細に説明する機能ブロック図。
【図4】 本発明の実施形態にかかるロゴデータ作成
方法を示すフローチャート。
【図5】 図4の機種固有情報読出/設定工程(S2)
を更に詳細に説明するフローチャート。
【図6】 図4の画像加工処理工程(S3)を更に詳細
に説明するフローチャート。
【図7】 図4の出力工程(S4)を更に詳細に説明す
るフローチャート。
【図8】 本発明の一実施形態にかかるロゴデータ作成
装置のメイン画面の1例を示す図。
【符号の説明】
10 ロゴデータ作成装置 11 元データ取得手段 12 機種固有情報記憶手段 13 加工処理手段 18 機種識別情報取得手段 21 元データ記憶手段 22 解像度設定手段 23 幅設定手段 24 サイズ設定手段 25 構成色設定手段 26 登録用ロゴデータ作成手段 27 ロゴデータ作成メイン画面 28 機種固有情報設定部 31 元データ表示部 32 印刷イメージ表示部 33 画像処理指定部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 351 G07G 1/12 351A 1/14 1/14 (72)発明者 横山 和幸 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP10 AR01 BB10 HH03 HJ06 HK11 HM07 HN05 HN15 HN26 HN27 HP06 HP08 2C087 AA09 AA15 BA14 BD24 BD41 BD53 CA03 CB13 3E042 AA01 CE01 CE05 CE10 EA01 5B021 AA01 BB02 JJ09 LG07

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタに登録するためのロゴデータを
    作成する、以下の手段を備えることを特徴とするロゴデ
    ータ作成装置。ロゴを登録するターゲットプリンタの機
    種を特定するための機種識別情報及び前記ロゴデータを
    作成するための所定の設定情報を含む制御情報を入力可
    能な入力手段と、 前記ロゴデータを作成するための基礎となる元データを
    取得する元データ取得手段と、 各種プリンタの機種固有情報を記憶している機種固有情
    報記憶手段と、 前記機種識別情報により特定される前記ターゲットプリ
    ンタの前記機種固有情報を読出して、該機種固有情報に
    基づきロゴデータ作成のための前記設定情報の一部又は
    全部を含む制御情報を設定する機種固有情報設定手段
    と、 前記入力手段又は前記機種固有情報設定手段により設定
    された前記設定情報に基づいて前記元データを加工処理
    することにより、ロゴデータを作成する加工処理手段
    と、 前記加工処理手段により作成された前記ロゴデータを記
    憶する記憶手段。
  2. 【請求項2】 前記入力手段により入力可能な前記制御
    情報は、前記機種識別情報に基づき特定される前記機種
    固有情報により制限されることを特徴とする請求項1に
    記載のロゴデータ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、既に入力又は設定され
    た前記制御情報に基づいて設定不要となる入力項目の全
    部又は一部を、入力不能とすることを特徴とする請求項
    2に記載のロゴデータ作成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御情報の一部又は全部が所定の値
    に初期設定されており、前記初期設定値は、前記入力手
    段による入力又は前記機種固有情報設定手段による設定
    に基づいて変更可能であることを特徴する請求項3に記
    載のロゴデータの作成装置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段は、前記ターゲットプリン
    タにより印刷可能なインクの色及び/又は印刷密度を指
    定可能であることを特徴とする請求項4に記載のロゴデ
    ータ作成装置。
  6. 【請求項6】 前記加工処理手段は、前記元データの前
    記色情報を、前記機種固有情報及び前記入力手段による
    設定情報に基づいて前記ターゲットプリンタの印刷可能
    な所定の色にそれぞれ割り付けることを特徴とする請求
    項5に記載のロゴデータ作成装置。
  7. 【請求項7】 前記機種固有情報記憶手段に記憶される
    前記機種固有情報は前記各種プリンタの通信情報を含
    み、前記機種固有情報設定手段は、前記機種固有情報に
    基づき前記ターゲットプリンタへロゴデータを送信する
    ための前記通信条件を設定可能であることを特徴とする
    請求項6に記載のロゴデータ作成装置。
  8. 【請求項8】 更に作成した前記ロゴデータを出力する
    手段を含み、該出力手段は、前記ロゴデータを前記ター
    ゲットプリンタに登録するための登録実行命令セット、
    当該登録実行命令セットと前記ロゴデータとを前記プリ
    ンタへ送信するための送信命令セット、及び前記ロゴデ
    ータを含むファイルとして出力可能であることを特徴と
    する請求項7に記載のロゴデータ作成装置。
  9. 【請求項9】 更に作成した前記ロゴデータを出力する
    手段を含み、該出力手段は、前記ロゴデータを前記プリ
    ンタに登録する登録実行命令セットと前記ロゴデータと
    を、前記プリンタへ送信するための送信命令セットを備
    えており、前記ターゲットプリンタへ前記ロゴデータ及
    び前記登録実行命令セットを送信可能であることを特徴
    とする請求項7のいずれか1項に記載のロゴデータ作成
    装置
  10. 【請求項10】 前記入力手段は、グラフィカル・ユー
    ザー・インターフェース入力機能を備えることを特徴と
    する請求項1から9のいずれか1項に記載のロゴデータ
    作成装置。
  11. 【請求項11】 前記入力手段は、前記入力又は設定さ
    れた前記制御情報に基づいて設定不要となる入力項目の
    全部又は一部を、表示しないことを特徴とする請求項1
    0に記載のロゴデータ作成装置。
  12. 【請求項12】 更に、前記元データに基づくイメージ
    画像と、前記加工処理手段による加工処理後のイメージ
    画像とを表示可能な表示部とを備えることを特徴とする
    請求項11に記載のロゴデータ作成装置。
  13. 【請求項13】 前記表示部は、表示画面の一方側に前
    記元データのイメージ画像及び加工処理後のイメージ画
    像を比較可能に並べて表示することを特徴とする請求項
    12に記載のロゴデータ作成装置。
  14. 【請求項14】 以下の工程を備えることを特徴とする
    プリンタに登録するためのロゴデータを作成するロゴデ
    ータの作成方法。 (a) ロゴデータを作成する基礎となる元データを取得
    する元データ取得工程と、 (b) ロゴを登録するターゲットプリンタの機種を特定
    するための機種識別情報及び前記ロゴデータを作成する
    ための所定の設定情報を含む制御情報を入力する入力工
    程と、 (c) 前記機種識別情報に基づいて、予め記憶している
    各種プリンタの機種固有情報から前記ターゲットプリン
    タの機種固有情報を読み取る機種固有情報読取工程と、 (d) 読み出した前記機種固有情報及び入力した前記制
    御情報に基づいて元データ取得工程(a)により取得した
    前記元データを加工処理して、ロゴデータを作成する加
    工処理工程と、 (e) 作成した前記ロゴデータを記憶する工程。
  15. 【請求項15】 前記加工処理工程(d)において、前記
    元データの色情報を、前記機種固有情報及び前記入力手
    段による設定情報に基づいて前記ターゲットプリンタの
    印刷可能な所定の色にそれぞれ割り付けることを特徴と
    する請求項14に記載のロゴデータの作成方法。
  16. 【請求項16】 前記加工処理工程(d)において、さら
    に前記元データの大きさ、及び印刷密度を、前記機種固
    有情報に含まれるプリンタが使用する用紙の幅、及びタ
    ーゲットプリンタの印刷解像度と適合するように画像処
    理を行うことを特徴とする請求項15に記載のロゴデー
    タの作成方法。
  17. 【請求項17】 前記入力工程(b)は、前記制御情報を
    グラフィカル・ユーザー・インターフェース入力機能に
    より入力可能な工程であることを特徴とする請求項14
    から16のいずれか1項に記載のロゴデータの作成方
    法。
  18. 【請求項18】 更に、作成した前記ロゴデータを出力
    する工程(f)を含み、該出力工程(f)は、作成した前記
    ロゴデータを前記ターゲットプリンタへ送信するための
    送信プログラムと前記ターゲットプリンタに登録するた
    めの登録コマンドとを前記ロゴデータに付加した実行フ
    ァイルとして出力する工程であることを特徴とする請求
    項17に記載のロゴデータの作成方法。
  19. 【請求項19】 更に作成した前記ロゴデータを出力す
    る工程(f)を含み、該出力工程(f)は、前記ロゴデータ
    及び前記登録コマンドを前記ターゲットプリンタへ送信
    し、前記ロゴデータを前記ターゲットプリンタに直接登
    録することを特徴とする請求項17に記載のロゴデータ
    作成方法。
  20. 【請求項20】 請求項14から19のいずれか1項に
    記載のロゴデータ作成方法の工程のコンピュータ・プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 複数種類のプリンタの機種と、その機
    種に依存する色数、解像度を記憶する記憶手段と、 ロゴデータとして印刷に供される画像データの元データ
    を読み出す読出し手段と、 前記記憶手段に保存されたプリンタの機種、色数、解像
    度を読み出して画面に表示する表示手段と、 該表示手段に表示されたプリンタの機種の内から、ロゴ
    データを印刷出力したいターゲットプリンタを選択する
    選択手段と、 該選択手段によって選択された前記ターゲットプリンタ
    の機種と、それに依存する色数、解像度に基づいて、前
    記元データを加工し、印刷すべきロゴデータを作成する
    作成手段と、を備えたことを特徴とするロゴデータ作成
    装置。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記作成手段で
    作成されたロゴデータを、ターゲットプリンタに送信す
    る送信手段をさらに備えたことを特徴とするロゴデータ
    作成装置。
  23. 【請求項23】 請求項21において、前記作成ユニッ
    トで作成されたロゴデータを保存する第2の記憶手段を
    備えたことを特徴とするロゴデータ作成装置。
  24. 【請求項24】 請求項21〜23のうち1に記載のロ
    ゴデータ作成装置において、 前記記憶手段は、プリンタの機種に依存する紙幅を記憶
    し、 前記表示手段は、前記紙幅を表示し、 前記作成手段は、前記紙幅に基づいて、前記ロゴデータ
    を作成することを特徴とするロゴデータ作成装置。
  25. 【請求項25】ロゴデータを作成し、プリンタに保存
    し、このプリンタで印刷するシステムにおいて、 前記ロゴデータが記憶されるプリンタの機種データと、
    この機種データに依存する設定データとを記憶する第1
    の記憶手段と、 前記ロゴデータを生成するための元データを取得する元
    データ取得手段と、 前記機種データに依存する設定データの内の少なくとも
    一つを選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された設定データに基づい
    て、前記元データを加工し、前記ロゴデータを生成する
    生成手段と、 前記生成手段によって生成されたロゴデータを記憶する
    第2の記憶手段と、を有することを特徴とするシステ
    ム。
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