JP2002287913A - プリンタシステム - Google Patents
プリンタシステムInfo
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- JP2002287913A JP2002287913A JP2001083798A JP2001083798A JP2002287913A JP 2002287913 A JP2002287913 A JP 2002287913A JP 2001083798 A JP2001083798 A JP 2001083798A JP 2001083798 A JP2001083798 A JP 2001083798A JP 2002287913 A JP2002287913 A JP 2002287913A
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- JP
- Japan
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- command
- printer
- printing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが重要度が高いにも関わらず、プリン
タドライバの設定をおこなわずに印刷を実行しても、印
刷品質の低下を起たさないようにして、プリンタ装置が
自動的にその状況をユーザに知らせて印刷品質の低下を
防止するプリンタシステムを提供すること。 【解決手段】 アプリケーションを動作させるパーソナ
ルコンピュータ(以下、PCと記す)1は、本PC1上
で動作するプリンタ制御手段としての、プリンタドライ
バ4に対して印刷要求を出すアプリケーション2と、印
刷要求時、アプリケーション2とプリンタドラバ4との
間を仲介するOSのモジュール3と、印刷データをプリ
ンタ装置9に送るためのセントロ、USBあるいはネット
ワークなどのインターフェイスである出力ポート8から
構成され、プリンタドラバ4が印刷データ中に、コマン
ド情報を持ち、それを受信したプリンタ装置がそのコマ
ンドから印刷の判断を行う。
タドライバの設定をおこなわずに印刷を実行しても、印
刷品質の低下を起たさないようにして、プリンタ装置が
自動的にその状況をユーザに知らせて印刷品質の低下を
防止するプリンタシステムを提供すること。 【解決手段】 アプリケーションを動作させるパーソナ
ルコンピュータ(以下、PCと記す)1は、本PC1上
で動作するプリンタ制御手段としての、プリンタドライ
バ4に対して印刷要求を出すアプリケーション2と、印
刷要求時、アプリケーション2とプリンタドラバ4との
間を仲介するOSのモジュール3と、印刷データをプリ
ンタ装置9に送るためのセントロ、USBあるいはネット
ワークなどのインターフェイスである出力ポート8から
構成され、プリンタドラバ4が印刷データ中に、コマン
ド情報を持ち、それを受信したプリンタ装置がそのコマ
ンドから印刷の判断を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタドライバ
に関し、さらに詳しくは、PC、ワークステーション等
に搭載されるプリンタ装置を制御する出力制御プログラ
ムであるプリンタドライバおよびそれを使用したプリン
タシステムに関する。
に関し、さらに詳しくは、PC、ワークステーション等
に搭載されるプリンタ装置を制御する出力制御プログラ
ムであるプリンタドライバおよびそれを使用したプリン
タシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PC、ワークステーション等の発
展はめざましく、その性能は目を見張るものがある。そ
れに伴って、その出力端末の発展も無視することができ
ない。特に、プリンタ装置は出力端末として最も重要な
位置を占め、そのため印字品質に対する要求がさらに厳
しさを増している。また、技術の発展とは裏腹に、ユー
ザからみればその操作はますます複雑さをましている。
それに対してユーザフレンドリイな操作性の要求が強い
のもまた事実である。それらの要求に応えるために、従
来から各種の技術が開発されている。特開平2000−
15889公報には、プリンタドライバで設定できない
印刷形式情報についてのみオプション情報として設定す
ることができて操作性を向上でき、しかも、プリンタド
ライバが印刷内容情報と印刷形式情報を元に印刷データ
を作成した後は、オプション情報のみを印刷データに付
加する処理を行えばよく、処理の明確化及び簡単化を図
ることができる印刷支持装置について開示されている。
また、特開平11−73281号公報には、ユーザがプ
ロパティを実行したときには、プリンタドライバのプロ
パティダイアログを表示し、同時に補助メッセージを表
示する。表示された補助メッセージは、「検索を行
う」、「すぐに印刷を開始する」、「終了」といった3
つの機能を選択肢の形で持つダイアログである。この補
助メッセージでユーザの選択を待つ。補助メッセージに
て、ユーザが「印刷開始」または「終了」を選択した場
合は、補助メッセージの処理を終了する。また、その
他、処理を行わない場合若しくは選択にそぐわない処理
をユーザが行った場合には待ち状態となる。そして、
「検索を行う」を選択した場合は、検索処理に入る。ま
た、特開平11―110165号公報には、印刷データ
生成環境を示す環境情報を標準印刷制御コードに従った
印刷データとして生成することにより、環境情報を印刷
記録媒体に印刷させることができるようにした印刷シス
テム、印刷データ生成装置、印刷データ生成方法及びプ
リンタについて開示されている。
展はめざましく、その性能は目を見張るものがある。そ
れに伴って、その出力端末の発展も無視することができ
ない。特に、プリンタ装置は出力端末として最も重要な
位置を占め、そのため印字品質に対する要求がさらに厳
しさを増している。また、技術の発展とは裏腹に、ユー
ザからみればその操作はますます複雑さをましている。
それに対してユーザフレンドリイな操作性の要求が強い
のもまた事実である。それらの要求に応えるために、従
来から各種の技術が開発されている。特開平2000−
15889公報には、プリンタドライバで設定できない
印刷形式情報についてのみオプション情報として設定す
ることができて操作性を向上でき、しかも、プリンタド
ライバが印刷内容情報と印刷形式情報を元に印刷データ
を作成した後は、オプション情報のみを印刷データに付
加する処理を行えばよく、処理の明確化及び簡単化を図
ることができる印刷支持装置について開示されている。
また、特開平11−73281号公報には、ユーザがプ
ロパティを実行したときには、プリンタドライバのプロ
パティダイアログを表示し、同時に補助メッセージを表
示する。表示された補助メッセージは、「検索を行
う」、「すぐに印刷を開始する」、「終了」といった3
つの機能を選択肢の形で持つダイアログである。この補
助メッセージでユーザの選択を待つ。補助メッセージに
て、ユーザが「印刷開始」または「終了」を選択した場
合は、補助メッセージの処理を終了する。また、その
他、処理を行わない場合若しくは選択にそぐわない処理
をユーザが行った場合には待ち状態となる。そして、
「検索を行う」を選択した場合は、検索処理に入る。ま
た、特開平11―110165号公報には、印刷データ
生成環境を示す環境情報を標準印刷制御コードに従った
印刷データとして生成することにより、環境情報を印刷
記録媒体に印刷させることができるようにした印刷シス
テム、印刷データ生成装置、印刷データ生成方法及びプ
リンタについて開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】PC上からアプリケー
ション経由で印刷する場合、通常はまずアプリケーショ
ンが画面に出力する印刷ダイアログボックスがあり、ユ
ーザはさらに印刷を起動するボタンを押下することによ
り印刷を行う。プリンタドライバのもつ諸機能を利用し
たい場合には、前記の印刷ダイアログボックス中にあ
る、プロパティ(あるいは詳細、カスタム設定など)ボ
タンを押してプリンタドライバの有するUI画面を表示
する。このUI画面では、印刷に関する機能を細かく設
定することができ、ユーザの所望する印刷物を許容範囲
内において自由に設定可能である。印刷物の重要度に応
じても設定を変化させることが可能である。例えば、重
要度が小さい印刷物には、省紙のため集約化や、省トナ
ー・インクのためのトナーインクセービング、縮小機能
などが設定されるし、また、重要度が高い印刷物には、
高解像度、等倍印刷、Water Mark、利便性に
富んだパンチやステープルなどが設定される。このよう
に運用上印刷物の重要度によらず、プリンタドライバの
機能をそのUI画面を通じて設定が可能である。しか
し、ここで印刷物の重要度に応じて様々な問題が生じて
くる。重要度小である印刷物では、その設定の良し悪し
などが比較的問われないが、重要度が高い印刷物の設定
は、確実に行われていて、かつ高品質な印字が印刷物上
に反映されなければならない。そのためには、アプリケ
ーションの表示する印刷ダイアログボックスから、さら
にユーザにボタンを押してもらわなければならといっ
た、わずらわしい操作があり、ともすれば、ユーザは重
要度が高いにも関わらず、プリンタドライバの設定を行
うことなく印刷を行ってしまうことが多々ある。本発明
は、かかる課題に鑑み、ユーザが重要度が高いにも関わ
らず、プリンタドライバの設定をおこなわずに印刷を実
行しても、印刷品質の低下を起たさないようにして、プ
リンタ装置が自動的にその状況をユーザに知らせて印刷
品質の低下を防止するプリンタシステムを提供すること
を目的とする。
ション経由で印刷する場合、通常はまずアプリケーショ
ンが画面に出力する印刷ダイアログボックスがあり、ユ
ーザはさらに印刷を起動するボタンを押下することによ
り印刷を行う。プリンタドライバのもつ諸機能を利用し
たい場合には、前記の印刷ダイアログボックス中にあ
る、プロパティ(あるいは詳細、カスタム設定など)ボ
タンを押してプリンタドライバの有するUI画面を表示
する。このUI画面では、印刷に関する機能を細かく設
定することができ、ユーザの所望する印刷物を許容範囲
内において自由に設定可能である。印刷物の重要度に応
じても設定を変化させることが可能である。例えば、重
要度が小さい印刷物には、省紙のため集約化や、省トナ
ー・インクのためのトナーインクセービング、縮小機能
などが設定されるし、また、重要度が高い印刷物には、
高解像度、等倍印刷、Water Mark、利便性に
富んだパンチやステープルなどが設定される。このよう
に運用上印刷物の重要度によらず、プリンタドライバの
機能をそのUI画面を通じて設定が可能である。しか
し、ここで印刷物の重要度に応じて様々な問題が生じて
くる。重要度小である印刷物では、その設定の良し悪し
などが比較的問われないが、重要度が高い印刷物の設定
は、確実に行われていて、かつ高品質な印字が印刷物上
に反映されなければならない。そのためには、アプリケ
ーションの表示する印刷ダイアログボックスから、さら
にユーザにボタンを押してもらわなければならといっ
た、わずらわしい操作があり、ともすれば、ユーザは重
要度が高いにも関わらず、プリンタドライバの設定を行
うことなく印刷を行ってしまうことが多々ある。本発明
は、かかる課題に鑑み、ユーザが重要度が高いにも関わ
らず、プリンタドライバの設定をおこなわずに印刷を実
行しても、印刷品質の低下を起たさないようにして、プ
リンタ装置が自動的にその状況をユーザに知らせて印刷
品質の低下を防止するプリンタシステムを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1の発明は、コンピュータの記憶
装置内に格納され、前記コンピュータが具体的な目的を
実現する手段としてのアプリケーションと、前記コンピ
ュータを制御する手段で、前記アプリケーションの動作
環境を提供するOSモジュールと、出力端末であるプリ
ンタ装置の制御を行うプリンタ制御手段と、前記プリン
タ装置に印刷データを送信するためのインターフェイス
を提供する出力手段と、を備えた、プリンタシステムに
おいて、前記プリンタ制御手段は、前記プリンタ装置の
印刷すべ内容の印刷形式情報を取得する印刷形式情報取
得手段と、前記印刷形式情報を取り込み、前記プリンタ
装置が解釈可能なコマンド群である印刷データを生成す
る印刷データ生成手段と、前記印刷形式情報取得手段に
て設定された印刷条件及び印刷に必要な各種情報を保存
する設定情報保存手段を備え、前記アプリケーションか
らの印刷命令により印刷を実行する際、前記プリンタ制
御手段の前記印刷形式情報取得手段にて印刷形式情報の
設定を実行したか否かを前記印刷データ生成手段に出力
することを特徴とする。かかる発明によれば、プリンタ
ドライバは、プリンタ装置の印刷すべき内容の印刷形式
情報を取得するUIドライバと、この印刷形式情報を取
り込み、前記プリンタ装置が解釈可能なコマンド群であ
る印刷データを生成するグラフィックドライバと、前記
UIドライバにて設定された印刷条件及び印刷に必要な
各種情報を保存する設定保存ファイルから構成されてい
る。そして、アプリケーションからの印刷命令により印
刷を実行する際、前記プリンタドライバの前記UIドラ
イバにて印刷形式情報の設定を実行したか否かを前記グ
ラフィックドライバに出力することを特徴としている。
つまり、グラフィックドライバが出力する印刷データに
下記の例のごとくコマンド形式で情報をONする。 (例) @PJL SET DRIVERUISET
=ON 尚コマンドは、ON/OFFの2極をとることが可能で
ある。OFFの場合設定がなされていないことを示す。
ONの場合設定されたことを示す。
決するために、請求項1の発明は、コンピュータの記憶
装置内に格納され、前記コンピュータが具体的な目的を
実現する手段としてのアプリケーションと、前記コンピ
ュータを制御する手段で、前記アプリケーションの動作
環境を提供するOSモジュールと、出力端末であるプリ
ンタ装置の制御を行うプリンタ制御手段と、前記プリン
タ装置に印刷データを送信するためのインターフェイス
を提供する出力手段と、を備えた、プリンタシステムに
おいて、前記プリンタ制御手段は、前記プリンタ装置の
印刷すべ内容の印刷形式情報を取得する印刷形式情報取
得手段と、前記印刷形式情報を取り込み、前記プリンタ
装置が解釈可能なコマンド群である印刷データを生成す
る印刷データ生成手段と、前記印刷形式情報取得手段に
て設定された印刷条件及び印刷に必要な各種情報を保存
する設定情報保存手段を備え、前記アプリケーションか
らの印刷命令により印刷を実行する際、前記プリンタ制
御手段の前記印刷形式情報取得手段にて印刷形式情報の
設定を実行したか否かを前記印刷データ生成手段に出力
することを特徴とする。かかる発明によれば、プリンタ
ドライバは、プリンタ装置の印刷すべき内容の印刷形式
情報を取得するUIドライバと、この印刷形式情報を取
り込み、前記プリンタ装置が解釈可能なコマンド群であ
る印刷データを生成するグラフィックドライバと、前記
UIドライバにて設定された印刷条件及び印刷に必要な
各種情報を保存する設定保存ファイルから構成されてい
る。そして、アプリケーションからの印刷命令により印
刷を実行する際、前記プリンタドライバの前記UIドラ
イバにて印刷形式情報の設定を実行したか否かを前記グ
ラフィックドライバに出力することを特徴としている。
つまり、グラフィックドライバが出力する印刷データに
下記の例のごとくコマンド形式で情報をONする。 (例) @PJL SET DRIVERUISET
=ON 尚コマンドは、ON/OFFの2極をとることが可能で
ある。OFFの場合設定がなされていないことを示す。
ONの場合設定されたことを示す。
【0005】また、請求項2記載の発明は、前記プリン
タ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の
解析結果により前記印刷形式情報の設定を実行したと判
断された場合、前記印刷データ生成手段に基づく印刷を
実行することも本発明の有効な手段である。かかる技術
手段によれば、プリンタ装置が、前記グラフィックドラ
イバからのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、この結果、コマンド形式で情報がONと判断された
場合、前記グラフィックドライバに基づく印刷を実行す
るものであり、プリンタドライバがコマンド情報にてプ
リンタドライバのUI画面での設定の様子を伝えること
ができるので、プリンタ装置はその印刷ジョブをどのよ
うに処理するかを判定することができる。請求項1のコ
マンドを印刷データ中において受信したプリンタ装置
は、コマンドに従い、このまま印刷を続けるか、あるい
は請求項3以降の印刷を行うか否かの判断を行う。ま
た、請求項3記載の発明は、前記プリンタ装置は、前記
印刷データ生成手段からのコマンドを解析するコマンド
解析手段を備え、該コマンド解析手段の解析結果により
前記印刷形式情報の設定が実行されていないと判断され
た場合、前記印刷データ生成手段に基づく印刷を無効と
し、該印刷を中止することも本発明の有効な手段であ
る。かかる技術手段によれば、プリンタ装置が、前記グ
ラフィックドライバからのコマンドを解析するコマンド
解析手段を備え、この結果、コマンド形式で情報がOF
Fと判断された場合、前記グラフィックドライバに基づ
く印刷を無効とするものであり、これにより、印刷を中
止することで、余分な印刷物の印字を防止することがで
きる。また、請求項4記載の発明は、前記プリンタ装置
は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解析する
コマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の解析結
果により前記印刷形式情報の設定が実行されていないと
判断された場合、前記印刷形式情報の設定を無効とし、
初期印刷形式情報の設定に基づく印刷に切り替えること
も本発明の有効な手段である。かかる技術手段によれ
ば、プリンタ装置が、前記グラフィックドライバからの
コマンドを解析するコマンド解析手段を備え、この結
果、コマンド形式で情報がOFFと判断された場合、前
記グラフィックドライバに基づく前記印刷形式情報の設
定を無効とし、通常印刷(工場出荷時決定されるデフォ
ルトの設定など)に切り替え印刷する。これにより、一
般的な通常印刷を行うことで、設定がなされていないこ
とによる意図しない印刷設定を行うことなく、無難な印
字をユーザに出力可能である。
タ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の
解析結果により前記印刷形式情報の設定を実行したと判
断された場合、前記印刷データ生成手段に基づく印刷を
実行することも本発明の有効な手段である。かかる技術
手段によれば、プリンタ装置が、前記グラフィックドラ
イバからのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、この結果、コマンド形式で情報がONと判断された
場合、前記グラフィックドライバに基づく印刷を実行す
るものであり、プリンタドライバがコマンド情報にてプ
リンタドライバのUI画面での設定の様子を伝えること
ができるので、プリンタ装置はその印刷ジョブをどのよ
うに処理するかを判定することができる。請求項1のコ
マンドを印刷データ中において受信したプリンタ装置
は、コマンドに従い、このまま印刷を続けるか、あるい
は請求項3以降の印刷を行うか否かの判断を行う。ま
た、請求項3記載の発明は、前記プリンタ装置は、前記
印刷データ生成手段からのコマンドを解析するコマンド
解析手段を備え、該コマンド解析手段の解析結果により
前記印刷形式情報の設定が実行されていないと判断され
た場合、前記印刷データ生成手段に基づく印刷を無効と
し、該印刷を中止することも本発明の有効な手段であ
る。かかる技術手段によれば、プリンタ装置が、前記グ
ラフィックドライバからのコマンドを解析するコマンド
解析手段を備え、この結果、コマンド形式で情報がOF
Fと判断された場合、前記グラフィックドライバに基づ
く印刷を無効とするものであり、これにより、印刷を中
止することで、余分な印刷物の印字を防止することがで
きる。また、請求項4記載の発明は、前記プリンタ装置
は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解析する
コマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の解析結
果により前記印刷形式情報の設定が実行されていないと
判断された場合、前記印刷形式情報の設定を無効とし、
初期印刷形式情報の設定に基づく印刷に切り替えること
も本発明の有効な手段である。かかる技術手段によれ
ば、プリンタ装置が、前記グラフィックドライバからの
コマンドを解析するコマンド解析手段を備え、この結
果、コマンド形式で情報がOFFと判断された場合、前
記グラフィックドライバに基づく前記印刷形式情報の設
定を無効とし、通常印刷(工場出荷時決定されるデフォ
ルトの設定など)に切り替え印刷する。これにより、一
般的な通常印刷を行うことで、設定がなされていないこ
とによる意図しない印刷設定を行うことなく、無難な印
字をユーザに出力可能である。
【0006】また、請求項5記載の発明は、前記プリン
タ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の
解析結果により前記印刷形式情報の設定が実行されてい
ないと判断された場合、印刷続行若しくは中止の情報を
前記プリンタ装置の表示手段に表示することも本発明の
有効な手段である。かかる技術手段によれば、プリンタ
装置が、前記グラフィックドライバからのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、この結果、コマンド形
式で情報がOFFと判断された場合、重要度の高い印刷
物に対して何の設定も行わないで印刷したと解釈し、ユ
ーザにこのまま印刷を続けるかあるいは中止するかを求
めるメッセージを、プリンタの表示パネル等に表示して
ユーザに選択させる。尚、表示は機器のみならず、PC
上で印刷ジョブを監視するツール類などでも代用可能で
あり、媒体を問わない。これにより、ユーザの意思を問
うことができ、ユーザに決定権を与えることが可能とな
る。その結果、プリンタ機器による自動的な処理を防止
することができる。また、請求項6記載の発明は、前記
プリンタ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマン
ドを解析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析
手段の解析結果により前記印刷形式情報の設定が実行さ
れていないと判断された場合、前記印刷形式情報の設定
がなされていない旨を前記プリンタ装置の記録媒体上に
記録することも本発明の有効な手段である。かかる技術
手段によれば、プリンタ装置が、前記グラフィックドラ
イバからのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、この結果、コマンド形式で情報がOFFと判断され
た場合、重要度の高い印刷物に対して何の設定も行わな
いで印刷したと解釈し、その旨をユーザに知らせるため
に、印字する紙面上の任意の位置にそのことを示す文字
列あるいはグラフィック、イメージなどを印字する。こ
れにより、設定がなされない印刷に対して、他の設定が
なされた印刷物との明確な区別をすることが可能であ
る。この結果、容易に本発明にあたる印刷物を発見する
ことができる。またユーザに対して強く操作ミスをアピ
ールすることも可能である。
タ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の
解析結果により前記印刷形式情報の設定が実行されてい
ないと判断された場合、印刷続行若しくは中止の情報を
前記プリンタ装置の表示手段に表示することも本発明の
有効な手段である。かかる技術手段によれば、プリンタ
装置が、前記グラフィックドライバからのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、この結果、コマンド形
式で情報がOFFと判断された場合、重要度の高い印刷
物に対して何の設定も行わないで印刷したと解釈し、ユ
ーザにこのまま印刷を続けるかあるいは中止するかを求
めるメッセージを、プリンタの表示パネル等に表示して
ユーザに選択させる。尚、表示は機器のみならず、PC
上で印刷ジョブを監視するツール類などでも代用可能で
あり、媒体を問わない。これにより、ユーザの意思を問
うことができ、ユーザに決定権を与えることが可能とな
る。その結果、プリンタ機器による自動的な処理を防止
することができる。また、請求項6記載の発明は、前記
プリンタ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマン
ドを解析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析
手段の解析結果により前記印刷形式情報の設定が実行さ
れていないと判断された場合、前記印刷形式情報の設定
がなされていない旨を前記プリンタ装置の記録媒体上に
記録することも本発明の有効な手段である。かかる技術
手段によれば、プリンタ装置が、前記グラフィックドラ
イバからのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、この結果、コマンド形式で情報がOFFと判断され
た場合、重要度の高い印刷物に対して何の設定も行わな
いで印刷したと解釈し、その旨をユーザに知らせるため
に、印字する紙面上の任意の位置にそのことを示す文字
列あるいはグラフィック、イメージなどを印字する。こ
れにより、設定がなされない印刷に対して、他の設定が
なされた印刷物との明確な区別をすることが可能であ
る。この結果、容易に本発明にあたる印刷物を発見する
ことができる。またユーザに対して強く操作ミスをアピ
ールすることも可能である。
【0007】また、請求項7記載の発明は、前記プリン
タ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の
解析結果により前記印刷形式情報の設定が実行されてい
ないと判断された場合、前記プリンタ装置の印字形式を
集約印字形式に変更することも本発明の有効な手段であ
る。かかる技術手段によれば、プリンタ装置が、前記グ
ラフィックドライバからのコマンドを解析するコマンド
解析手段を備え、この結果、コマンド形式で情報がOF
Fと判断された場合、重要度の高い印刷物に対して何の
設定も行わないで印刷したと解釈し、集約を自動的に行
う。この場合一般的にプリンタドライバで設定できる集
約(2in1/4in1等)では区別がつかないので、
プリンタドライバでユーザにサポートしていない集約を
実施する。あるいは運用上割切れるのであればプリンタ
ドライバサポートの集約バリエーションの範囲内で行っ
てもよい。また、請求項8記載の発明は、前記プリンタ
装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解析
するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の解
析結果により前記印刷形式情報の設定が実行されていな
いと判断された場合、前記プリンタ装置の記録媒体に綴
じ、そして/または開孔を行うことも本発明の有効な手
段である。かかる技術手段によれば、プリンタ装置が、
前記グラフィックドライバからのコマンドを解析するコ
マンド解析手段を備え、この結果、コマンド形式で情報
がOFFと判断された場合、重要度の高い印刷物に対し
て何の設定も行わないで印刷したと解釈し、ステープル
そして/またはパンチを自動的に行う。この場合一般的
にプリンタドライバで設定できるステープル/パンチで
は区別がつかないので、通紙方向に対して2回以上のス
テープル/パンチを行うことでイリーガルを通知するこ
とができる。但し、運用上割切れるのであれば、プリン
タドライバサポート内の設定(位置)にての運用で構わ
ない。
タ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の
解析結果により前記印刷形式情報の設定が実行されてい
ないと判断された場合、前記プリンタ装置の印字形式を
集約印字形式に変更することも本発明の有効な手段であ
る。かかる技術手段によれば、プリンタ装置が、前記グ
ラフィックドライバからのコマンドを解析するコマンド
解析手段を備え、この結果、コマンド形式で情報がOF
Fと判断された場合、重要度の高い印刷物に対して何の
設定も行わないで印刷したと解釈し、集約を自動的に行
う。この場合一般的にプリンタドライバで設定できる集
約(2in1/4in1等)では区別がつかないので、
プリンタドライバでユーザにサポートしていない集約を
実施する。あるいは運用上割切れるのであればプリンタ
ドライバサポートの集約バリエーションの範囲内で行っ
てもよい。また、請求項8記載の発明は、前記プリンタ
装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解析
するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の解
析結果により前記印刷形式情報の設定が実行されていな
いと判断された場合、前記プリンタ装置の記録媒体に綴
じ、そして/または開孔を行うことも本発明の有効な手
段である。かかる技術手段によれば、プリンタ装置が、
前記グラフィックドライバからのコマンドを解析するコ
マンド解析手段を備え、この結果、コマンド形式で情報
がOFFと判断された場合、重要度の高い印刷物に対し
て何の設定も行わないで印刷したと解釈し、ステープル
そして/またはパンチを自動的に行う。この場合一般的
にプリンタドライバで設定できるステープル/パンチで
は区別がつかないので、通紙方向に対して2回以上のス
テープル/パンチを行うことでイリーガルを通知するこ
とができる。但し、運用上割切れるのであれば、プリン
タドライバサポート内の設定(位置)にての運用で構わ
ない。
【0008】また、請求項9記載の発明は、前記プリン
タ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の
解析結果により前記印刷形式情報の設定が実行されてい
ないと判断された場合、前記プリンタ装置の記録媒体出
力口に配設され、前記記録媒体を保持する複数の記録媒
体保持手段の、少なくとも1若しくは複数の前記記録媒
体保持手段に前記記録媒体を出力することも本発明の有
効な手段である。かかる技術手段によれば、プリンタ装
置が、前記グラフィックドライバからのコマンドを解析
するコマンド解析手段を備え、この結果、コマンド形式
で情報がOFFと判断された場合、重要度の高い印刷物
に対して何の設定も行わないで印刷したと解釈し、プリ
ンタ装置のもつ出力トレイの一部を専用のトレイと位置
付けて、そこに排紙する。例としては、一般的には出力
トレイに本請求項用のトレイを定義することは、コスト
やオプション類の仕様上難しいが、複数トレイをサポー
トするトレイオプション類(メールボックスなど)を使
用した運用が可能である。また、請求項10記載の発明
は、前記プリンタ装置は、前記印刷データ生成手段から
のコマンドを解析するコマンド解析手段を備え、該コマ
ンド解析手段の解析結果により前記印刷形式情報の設定
が実行されていないと判断された場合、前記記録媒体保
持手段は前記記録媒体が前記記録媒体出力口に排紙する
動作に同期して左右何れかに移動することも本発明の有
効な手段である。かかる技術手段によれば、プリンタ装
置が、前記グラフィックドライバからのコマンドを解析
するコマンド解析手段を備え、この結果、コマンド形式
で情報がOFFと判断された場合、重要度の高い印刷物
に対して何の設定も行わないで印刷したと解釈し、出力
トレイが左右にメカ的にスライド動作するようにして、
本来ソート機能などの時に効果的に働く出力トレイに対
して、強制的にシフト動作を行わせることにより、本請
求項におけるイリーガル印刷物を区別する。また、請求
項11記載の発明は、前記プリンタ装置は、前記印刷デ
ータ生成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手
段を備え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印
刷形式情報の設定が実行されていないと判断された場
合、前記記録媒体保持手段に排紙された録媒体の排紙方
向と異なる排紙方向からの記録媒体を給紙することも本
発明の有効な手段である。かかる技術手段によれば、プ
リンタ装置が、前記グラフィックドライバからのコマン
ドを解析するコマンド解析手段を備え、この結果、コマ
ンド形式で情報がOFFと判断された場合、重要度の高
い印刷物に対して何の設定も行わないで印刷したと解釈
し、給紙トレイに印刷に使用するサイズと90度回転し
た方向の用紙がセットされている場合に限り、強制的に
90度回転した方向の用紙を給紙して印刷データをプリ
ント装置で回転処理して出力する。前回の本請求項にか
からない印刷物の印刷方向を加味して回転するしないを
判定してもよい。つまり、前回が本請求項でいうところ
の回転する方向の用紙が給紙され、そして出力トレイに
残っていたなら、あえて回転を行わないで排紙すればよ
い。
タ装置は、前記印刷データ生成手段からのコマンドを解
析するコマンド解析手段を備え、該コマンド解析手段の
解析結果により前記印刷形式情報の設定が実行されてい
ないと判断された場合、前記プリンタ装置の記録媒体出
力口に配設され、前記記録媒体を保持する複数の記録媒
体保持手段の、少なくとも1若しくは複数の前記記録媒
体保持手段に前記記録媒体を出力することも本発明の有
効な手段である。かかる技術手段によれば、プリンタ装
置が、前記グラフィックドライバからのコマンドを解析
するコマンド解析手段を備え、この結果、コマンド形式
で情報がOFFと判断された場合、重要度の高い印刷物
に対して何の設定も行わないで印刷したと解釈し、プリ
ンタ装置のもつ出力トレイの一部を専用のトレイと位置
付けて、そこに排紙する。例としては、一般的には出力
トレイに本請求項用のトレイを定義することは、コスト
やオプション類の仕様上難しいが、複数トレイをサポー
トするトレイオプション類(メールボックスなど)を使
用した運用が可能である。また、請求項10記載の発明
は、前記プリンタ装置は、前記印刷データ生成手段から
のコマンドを解析するコマンド解析手段を備え、該コマ
ンド解析手段の解析結果により前記印刷形式情報の設定
が実行されていないと判断された場合、前記記録媒体保
持手段は前記記録媒体が前記記録媒体出力口に排紙する
動作に同期して左右何れかに移動することも本発明の有
効な手段である。かかる技術手段によれば、プリンタ装
置が、前記グラフィックドライバからのコマンドを解析
するコマンド解析手段を備え、この結果、コマンド形式
で情報がOFFと判断された場合、重要度の高い印刷物
に対して何の設定も行わないで印刷したと解釈し、出力
トレイが左右にメカ的にスライド動作するようにして、
本来ソート機能などの時に効果的に働く出力トレイに対
して、強制的にシフト動作を行わせることにより、本請
求項におけるイリーガル印刷物を区別する。また、請求
項11記載の発明は、前記プリンタ装置は、前記印刷デ
ータ生成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手
段を備え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印
刷形式情報の設定が実行されていないと判断された場
合、前記記録媒体保持手段に排紙された録媒体の排紙方
向と異なる排紙方向からの記録媒体を給紙することも本
発明の有効な手段である。かかる技術手段によれば、プ
リンタ装置が、前記グラフィックドライバからのコマン
ドを解析するコマンド解析手段を備え、この結果、コマ
ンド形式で情報がOFFと判断された場合、重要度の高
い印刷物に対して何の設定も行わないで印刷したと解釈
し、給紙トレイに印刷に使用するサイズと90度回転し
た方向の用紙がセットされている場合に限り、強制的に
90度回転した方向の用紙を給紙して印刷データをプリ
ント装置で回転処理して出力する。前回の本請求項にか
からない印刷物の印刷方向を加味して回転するしないを
判定してもよい。つまり、前回が本請求項でいうところ
の回転する方向の用紙が給紙され、そして出力トレイに
残っていたなら、あえて回転を行わないで排紙すればよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、本発明の実施形態の印刷システムの構成を
示すブロック図である。アプリケーションを動作させる
パーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)1は、本
PC1上で動作するプリンタ制御手段としての、プリン
タドライバ4に対して印刷要求を出すアプリケーション
2と、印刷要求時、アプリケーション2とプリンタドラ
バ4との間を仲介するOSのモジュール3と、印刷デー
タをプリンタ装置9に送るためのセントロ、USBある
いはネットワークなどのインターフェイスである出力ポ
ート8から構成されている。さらに、プリンタドライバ
4は、プリンタドライバ内のモジュールでアプリケーシ
ョン2からの印刷ダイアログから表示起動されるUI画
面を表示し、各種印刷設定を設定させる印刷形式情報取
得手段としての、UI処理モジュールであるUIドライ
バ5と、印刷設定を取りこみ、プリンタ装置9が解釈で
きるコマンド群である印刷データを生成する印刷データ
生成手段としての、グラフィックドライバ6と、設定さ
れた印刷条件や、印刷に必要な各種情報を保存しておく
設定情報保存手段としての、設定保存ファイル7から構
成されている。図2は、本発明の実施形態の処理フロー
を示すフローチャートである。図1、図2を併せて参照
してその動作について詳細に説明する。本フローチャー
トは、大きく分けて3つの部分から構成されている。つ
まり、アプリケーションによる部分(ステップS1)、
プリンタドライバによる部分(ステップS2〜S4)、
及びプリンタ装置による部分(ステップS5〜S8)で
ある。
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、本発明の実施形態の印刷システムの構成を
示すブロック図である。アプリケーションを動作させる
パーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)1は、本
PC1上で動作するプリンタ制御手段としての、プリン
タドライバ4に対して印刷要求を出すアプリケーション
2と、印刷要求時、アプリケーション2とプリンタドラ
バ4との間を仲介するOSのモジュール3と、印刷デー
タをプリンタ装置9に送るためのセントロ、USBある
いはネットワークなどのインターフェイスである出力ポ
ート8から構成されている。さらに、プリンタドライバ
4は、プリンタドライバ内のモジュールでアプリケーシ
ョン2からの印刷ダイアログから表示起動されるUI画
面を表示し、各種印刷設定を設定させる印刷形式情報取
得手段としての、UI処理モジュールであるUIドライ
バ5と、印刷設定を取りこみ、プリンタ装置9が解釈で
きるコマンド群である印刷データを生成する印刷データ
生成手段としての、グラフィックドライバ6と、設定さ
れた印刷条件や、印刷に必要な各種情報を保存しておく
設定情報保存手段としての、設定保存ファイル7から構
成されている。図2は、本発明の実施形態の処理フロー
を示すフローチャートである。図1、図2を併せて参照
してその動作について詳細に説明する。本フローチャー
トは、大きく分けて3つの部分から構成されている。つ
まり、アプリケーションによる部分(ステップS1)、
プリンタドライバによる部分(ステップS2〜S4)、
及びプリンタ装置による部分(ステップS5〜S8)で
ある。
【0010】まず、PC1上からアプリケーション2経
由で印刷する場合、通常はまずアプリケーション2が画
面に出力する印刷ダイアログボックスがあり、ユーザは
さらに印刷を起動するボタンを押下することにより印刷
命令を行う(ステップS1)。次に、アプリケーション
2からの印刷命令により印刷を実行する際、プリンタド
ライバ4のUIドライバ5にて印刷形式情報の設定を実
行したか否かを判断する(ステップS2)。もし、設定
が実行されなければ情報をOFFに設定し(ステップS
3)、グラフィックドライバ6で印刷データを作成して
出力ポート8を経由してプリンタ装置9に送信する(ス
テップS4)。設定が実行されていれば同様にステップ
S4にいく。次に、プリンタ装置9によりグラフィック
ドライバ6からの印刷データを受信し、そのコマンドを
解析する(ステップS5)。そのコマンド解析の結果
(ステップS6)、印刷設定がなされた(コマンドO
N)場合は、通常の印刷データ処理を行い印刷物を出力
する(ステップS8)。
由で印刷する場合、通常はまずアプリケーション2が画
面に出力する印刷ダイアログボックスがあり、ユーザは
さらに印刷を起動するボタンを押下することにより印刷
命令を行う(ステップS1)。次に、アプリケーション
2からの印刷命令により印刷を実行する際、プリンタド
ライバ4のUIドライバ5にて印刷形式情報の設定を実
行したか否かを判断する(ステップS2)。もし、設定
が実行されなければ情報をOFFに設定し(ステップS
3)、グラフィックドライバ6で印刷データを作成して
出力ポート8を経由してプリンタ装置9に送信する(ス
テップS4)。設定が実行されていれば同様にステップ
S4にいく。次に、プリンタ装置9によりグラフィック
ドライバ6からの印刷データを受信し、そのコマンドを
解析する(ステップS5)。そのコマンド解析の結果
(ステップS6)、印刷設定がなされた(コマンドO
N)場合は、通常の印刷データ処理を行い印刷物を出力
する(ステップS8)。
【0011】もし、印刷設定がなされていない場合(コ
マンドOFF)以下に述べる各種の処理を行う(ステッ
プS7)。これら全ての処理は重要度の高い印刷物に対
して何の設定も行わないで印刷したものと解釈して、以
下の処理の何れかあるいは組合わせで実施される。 1)グフィックドライバ6に基づく印刷を無効とする。
この動作は、最も単純な判断動作であり、重要度の高い
印刷物にもかかわらずそのための印刷設定がなされてい
ないため、要求の印刷品質に対して印刷品質の劣る印刷
をして印刷用紙を無駄にすることを回避している。 2)グラフィックドライバ6に基づく印刷形式情報の設
定を無効とし、通常刷(工場出荷時決定されるデフォル
トの設定など)に切り替え印刷する。この動作は、工場
出荷時決定されるデフォルトの設定に印刷形式情報の設
定を戻し、最も一般的な印刷品質にして、設定がなされ
ていないことによるユーザが意図しない印刷より、無難
な印刷品質の印刷物を出力することができる。 3)ユーザにこのまま印刷を続けるか、あるいは中止す
るかを求めるメッセージを、プリンタ装置9の表示パネ
ル等に表示する。この動作は、主体であるユーザに決定
権を持たせ、あくまでも最終的に判断するのはユーザで
あり、プリンタ装置はその判断材料を与えるのが役目で
ある。従って、プリンタ装置の表示パネルに表示する内
容は、できるだけ詳しく表示することが望まれる。しか
し、一般にプリンタ装置の表示パネルは、本来の目的か
らすると、あまり多くの表示は無理である。そこで、P
C上で印刷ジョブを監視するツール類などで代用するこ
ともできる。 4)その旨をユーザに知らせるために、印字する紙面上
の任意の位置にそのことを示す文字列あるいはグラフィ
ック、イメージなどを印字する。この動作は、前記のプ
リンタ装置の表示パネルに表示するのではなく、プリン
タ装置の用紙上にその情報を印字するものである。印字
例として、「この印刷ではドライバの設定がなされてお
りません」等の内容がある。これにより、表示パネルに
表示するよりも、さらに詳しい内容を表現可能である。
また、文字列に限らずグラフィックやイメージなどで表
現することができ、ユーザに与えるインパクトをさらに
強くすることができる。
マンドOFF)以下に述べる各種の処理を行う(ステッ
プS7)。これら全ての処理は重要度の高い印刷物に対
して何の設定も行わないで印刷したものと解釈して、以
下の処理の何れかあるいは組合わせで実施される。 1)グフィックドライバ6に基づく印刷を無効とする。
この動作は、最も単純な判断動作であり、重要度の高い
印刷物にもかかわらずそのための印刷設定がなされてい
ないため、要求の印刷品質に対して印刷品質の劣る印刷
をして印刷用紙を無駄にすることを回避している。 2)グラフィックドライバ6に基づく印刷形式情報の設
定を無効とし、通常刷(工場出荷時決定されるデフォル
トの設定など)に切り替え印刷する。この動作は、工場
出荷時決定されるデフォルトの設定に印刷形式情報の設
定を戻し、最も一般的な印刷品質にして、設定がなされ
ていないことによるユーザが意図しない印刷より、無難
な印刷品質の印刷物を出力することができる。 3)ユーザにこのまま印刷を続けるか、あるいは中止す
るかを求めるメッセージを、プリンタ装置9の表示パネ
ル等に表示する。この動作は、主体であるユーザに決定
権を持たせ、あくまでも最終的に判断するのはユーザで
あり、プリンタ装置はその判断材料を与えるのが役目で
ある。従って、プリンタ装置の表示パネルに表示する内
容は、できるだけ詳しく表示することが望まれる。しか
し、一般にプリンタ装置の表示パネルは、本来の目的か
らすると、あまり多くの表示は無理である。そこで、P
C上で印刷ジョブを監視するツール類などで代用するこ
ともできる。 4)その旨をユーザに知らせるために、印字する紙面上
の任意の位置にそのことを示す文字列あるいはグラフィ
ック、イメージなどを印字する。この動作は、前記のプ
リンタ装置の表示パネルに表示するのではなく、プリン
タ装置の用紙上にその情報を印字するものである。印字
例として、「この印刷ではドライバの設定がなされてお
りません」等の内容がある。これにより、表示パネルに
表示するよりも、さらに詳しい内容を表現可能である。
また、文字列に限らずグラフィックやイメージなどで表
現することができ、ユーザに与えるインパクトをさらに
強くすることができる。
【0012】5)集約印刷を自動的に行う。この動作
は、印刷内容を1枚の用紙に集約して印刷し、印刷用紙
の節約を兼ね、しかも集約印刷することによりユーザに
対して警告を与えるものである。この場合、一般的にプ
リンタドライバで設定できる集約(2in1/4in1
等)では区別がつかないので、プリンタドライバでユー
ザにサポートしていない集約を実施する。あるいは運用
上割切れるのであればプリンタドライバサポートの集約
バリエーションの範囲内で行ってもよい。 6)ステープルそして/またはパンチを自動的に行う。
この動作は、印刷物にステープルとパンチを単独で、あ
るいは両者を組合わせて行い、ユーザに対して警告を与
えるものである。この場合一般的にプリンタドライバで
設定できるステープル/パンチでは区別がつかない。な
ぜならば、通常機器のステープル/パンチの最大設定を
プリンタドライバでユーザにサポートさせているためで
ある。そこで、例としては通紙方向に対して2回以上の
ステープル/パンチを行うことでイリーガルを通知可能
である。但し、運用上割切れるのであれば、プリンタド
ライバサポート内の設定(位置)にての運用で構わな
い。 7)プリンタ装置9のもつ出力トレイの一部を専用のト
レイと位置付けて、そこに排紙する。この動作は、警告
文を印刷した用紙をプリンタ装置のトレイに排紙する場
合、通常の用紙と区別するために異なるトレイを準備す
る必要がある。独立にトレイを設けてもよいが、そのた
めのコストがかかるため、プリンタ装置が持つトレイの
一部を割り当てるのがよい。メールボックスを使用した
場合は、そのトレイの一番下に割り当てるのも可能であ
る。 8)出力トレイが左右にメカ的にスライド動作して排紙
を分離する。この動作は、警告文が印字された用紙が排
紙されるときに、その動作と同期してトレイが左右に移
動して通常の用紙と分離するように動作する。あるい
は、逆にトレイは固定しておき、排紙する用紙をシフト
動作してトレイの異なる場所に排紙する方法もある。 9)給紙トレイに、印刷に使用する用紙と90度回転し
た方向の用紙がセットされている場合に限り、強制的に
90度回転した方向の用紙を給紙して印刷データをプリ
ント装置9で回転処理して出力する。この動作は、給紙
トレイが少なくとも縦と横の2種類以上が、はじめから
セットされているプリンタ装置に限定される。つまり、
通常の印刷用紙が縦の給紙トレイの場合は、警告文の用
紙はそれと90度回転した横の給紙トレイから給紙し、
印刷データもそれに合わせて回転処理して印字される。
また、その逆でも構わない。
は、印刷内容を1枚の用紙に集約して印刷し、印刷用紙
の節約を兼ね、しかも集約印刷することによりユーザに
対して警告を与えるものである。この場合、一般的にプ
リンタドライバで設定できる集約(2in1/4in1
等)では区別がつかないので、プリンタドライバでユー
ザにサポートしていない集約を実施する。あるいは運用
上割切れるのであればプリンタドライバサポートの集約
バリエーションの範囲内で行ってもよい。 6)ステープルそして/またはパンチを自動的に行う。
この動作は、印刷物にステープルとパンチを単独で、あ
るいは両者を組合わせて行い、ユーザに対して警告を与
えるものである。この場合一般的にプリンタドライバで
設定できるステープル/パンチでは区別がつかない。な
ぜならば、通常機器のステープル/パンチの最大設定を
プリンタドライバでユーザにサポートさせているためで
ある。そこで、例としては通紙方向に対して2回以上の
ステープル/パンチを行うことでイリーガルを通知可能
である。但し、運用上割切れるのであれば、プリンタド
ライバサポート内の設定(位置)にての運用で構わな
い。 7)プリンタ装置9のもつ出力トレイの一部を専用のト
レイと位置付けて、そこに排紙する。この動作は、警告
文を印刷した用紙をプリンタ装置のトレイに排紙する場
合、通常の用紙と区別するために異なるトレイを準備す
る必要がある。独立にトレイを設けてもよいが、そのた
めのコストがかかるため、プリンタ装置が持つトレイの
一部を割り当てるのがよい。メールボックスを使用した
場合は、そのトレイの一番下に割り当てるのも可能であ
る。 8)出力トレイが左右にメカ的にスライド動作して排紙
を分離する。この動作は、警告文が印字された用紙が排
紙されるときに、その動作と同期してトレイが左右に移
動して通常の用紙と分離するように動作する。あるい
は、逆にトレイは固定しておき、排紙する用紙をシフト
動作してトレイの異なる場所に排紙する方法もある。 9)給紙トレイに、印刷に使用する用紙と90度回転し
た方向の用紙がセットされている場合に限り、強制的に
90度回転した方向の用紙を給紙して印刷データをプリ
ント装置9で回転処理して出力する。この動作は、給紙
トレイが少なくとも縦と横の2種類以上が、はじめから
セットされているプリンタ装置に限定される。つまり、
通常の印刷用紙が縦の給紙トレイの場合は、警告文の用
紙はそれと90度回転した横の給紙トレイから給紙し、
印刷データもそれに合わせて回転処理して印字される。
また、その逆でも構わない。
【0013】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1、2では、プリンタドライバがコマンド情報にてプ
リンタドライバのUI画面での設定の様子を伝えること
ができるので、プリンタ装置はその印刷ジョブをどのよ
うに処理するかを判定可能であり、請求項3以降の処理
の実現が可能である。請求項3では、印刷を中止するこ
とで、余分な印刷物の印字を防止することができる。請
求項4では、一般的な通常印刷を行うことで、設定がな
されていないことによる意図しない印刷設定を行うこと
がなくなり、無難な印字をユーザに出力できる。請求項
5では、ユーザの意思を問うことで、ユーザに決定権を
与えることができ、これにより、プリンタ装置による自
動的な処理を防止することが可能となる。尚、本請求項
5は、請求項3以降の全ての請求項において、応用可能
である。ただし、本発明の請求の範囲内のものであるこ
ととする。請求項6〜11では、設定がなされない印刷
に対して、他の設定がなされた印刷物と明確に区別が可
能となる。これにより、容易に本発明における印刷物を
発見できる。またユーザに対して強く操作ミスをアピー
ルすることも可能である。
項1、2では、プリンタドライバがコマンド情報にてプ
リンタドライバのUI画面での設定の様子を伝えること
ができるので、プリンタ装置はその印刷ジョブをどのよ
うに処理するかを判定可能であり、請求項3以降の処理
の実現が可能である。請求項3では、印刷を中止するこ
とで、余分な印刷物の印字を防止することができる。請
求項4では、一般的な通常印刷を行うことで、設定がな
されていないことによる意図しない印刷設定を行うこと
がなくなり、無難な印字をユーザに出力できる。請求項
5では、ユーザの意思を問うことで、ユーザに決定権を
与えることができ、これにより、プリンタ装置による自
動的な処理を防止することが可能となる。尚、本請求項
5は、請求項3以降の全ての請求項において、応用可能
である。ただし、本発明の請求の範囲内のものであるこ
ととする。請求項6〜11では、設定がなされない印刷
に対して、他の設定がなされた印刷物と明確に区別が可
能となる。これにより、容易に本発明における印刷物を
発見できる。またユーザに対して強く操作ミスをアピー
ルすることも可能である。
【図1】本発明の印刷システムの構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明の処理フローを示すフローチャートであ
る。
る。
1 パーソナルコンピュータ(PC) 2 アプリケーション 3 OSモジュール 4 プリンタドライバ 5 UIドライバ 6 グラフィックドライバ 7 設定保存ファイル 8 出力ポート 9 プリンタ装置
Claims (11)
- 【請求項1】 コンピュータの記憶装置内に格納され該
コンピュータに具体的な目的を実現させる手段としての
アプリケーションと、前記コンピュータを制御する手段
であって前記アプリケーションの動作環境を提供するO
Sモジュールと、出力端末であるプリンタ装置の制御を
行うプリンタ制御手段と、前記プリンタ装置に印刷デー
タを送信するためのインターフェイスを提供する出力手
段と、を備えた、プリンタシステムにおいて、 前記プリンタ制御手段は、前記プリンタ装置が印刷すべ
き内容の印刷形式情報を取得する印刷形式情報取得手段
と、前記印刷形式情報を取り込み前記プリンタ装置が解
釈可能なコマンド群である印刷データを生成する印刷デ
ータ生成手段と、前記印刷形式情報取得手段にて設定さ
れた印刷条件及び印刷に必要な各種情報を保存する設定
情報保存手段を備え、 前記アプリケーションからの印刷命令により印刷を実行
する際、前記プリンタ制御手段の前記印刷形式情報取得
手段にて印刷形式情報の設定を実行したか否かを前記印
刷データ生成手段に出力することを特徴とするプリンタ
システム。 - 【請求項2】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ生
成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形式
情報の設定を実行したと判断された場合、前記印刷デー
タ生成手段に基づく印刷を実行することを特徴とする請
求項1記載のプリンタシステム。 - 【請求項3】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ生
成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形式
情報の設定が実行されていないと判断された場合、前記
印刷データ生成手段に基づく印刷を無効とし、該印刷を
中止することを特徴とする請求項1記載のプリンタシス
テム。 - 【請求項4】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ生
成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形式
情報の設定が実行されていないと判断された場合、前記
印刷形式情報の設定を無効とし、初期印刷形式情報の設
定に基づく印刷に切り替えることを特徴とする請求項1
記載のプリンタシステム。 - 【請求項5】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ生
成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形式
情報の設定が実行されていないと判断された場合、印刷
続行若しくは中止の情報を前記プリンタ装置の表示手段
に表示することを特徴とする請求項1記載のプリンタシ
ステム。 - 【請求項6】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ生
成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形式
情報の設定が実行されていないと判断された場合、前記
印刷形式情報の設定がなされていない旨を前記プリンタ
装置の記録媒体上に記録することを特徴とする請求項1
記載のプリンタシステム。 - 【請求項7】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ生
成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形式
情報の設定が実行されていないと判断された場合、前記
プリンタ装置の印字形式を集約印字形式に変更すること
を特徴とする請求項1記載のプリンタシステム。 - 【請求項8】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ生
成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形式
情報の設定が実行されていないと判断された場合、前記
プリンタ装置の記録媒体に綴じ、及び/または開孔を行
うことを特徴とする請求項1記載のプリンタシステム。 - 【請求項9】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ生
成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を備
え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形式
情報の設定が実行されていないと判断された場合、前記
プリンタ装置の記録媒体出力口に配設され、前記記録媒
体を保持する複数の記録媒体保持手段の、少なくとも1
つに対して前記記録媒体を出力することを特徴とする請
求項1記載のプリンタシステム。 - 【請求項10】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ
生成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を
備え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形
式情報の設定が実行されていないと判断された場合、前
記記録媒体保持手段は前記記録媒体が前記記録媒体出力
口に排紙する動作に同期して左右何れかに移動すること
を特徴とする請求項1記載のプリンタシステム。 - 【請求項11】 前記プリンタ装置は、前記印刷データ
生成手段からのコマンドを解析するコマンド解析手段を
備え、該コマンド解析手段の解析結果により前記印刷形
式情報の設定が実行されていないと判断された場合、前
記記録媒体保持手段に排紙された記録媒体の排紙方向と
異なる排紙方向からの記録媒体を給紙することを特徴と
する請求項1記載のプリンタシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083798A JP2002287913A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | プリンタシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083798A JP2002287913A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | プリンタシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002287913A true JP2002287913A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18939568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001083798A Pending JP2002287913A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | プリンタシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002287913A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6757070B1 (en) * | 2001-08-21 | 2004-06-29 | Advanced Hitech Corporation | Universal print driver |
US8171190B2 (en) | 2004-07-27 | 2012-05-01 | Samsung Electronics Co., Ltd | Direct image formation method and apparatus |
US8270011B2 (en) | 2007-05-31 | 2012-09-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Requesting configuration information from a printer |
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2001
- 2001-03-22 JP JP2001083798A patent/JP2002287913A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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