JP2002287858A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2002287858A
JP2002287858A JP2001086584A JP2001086584A JP2002287858A JP 2002287858 A JP2002287858 A JP 2002287858A JP 2001086584 A JP2001086584 A JP 2001086584A JP 2001086584 A JP2001086584 A JP 2001086584A JP 2002287858 A JP2002287858 A JP 2002287858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コア部、I/O部に2個或いはそれ以上の電
源を従属的に制御する必要があるデバイスに複雑な組み
合わせ、最適なタイミングで電力供給を制御し、より低
消費電力化を図れる電源装置を提供する。 【解決手段】 デバイスに2個或いはそれ以上の電源を
従属的に制御する必要があるデバイスを1個或いは2個
以上搭載するシステムの各デバイスにそれぞれ電源を供
給する電源装置において、2個或いはそれ以上の電源を
従属的に制御する必要がある被駆動回路11と、前記被
駆動回路11の供給する電圧に応じた電力を供給する電
源供給回路6と、被駆動回路11における電源供給条件
に応じて与えられる被駆動回路電源供給状態信号と、前
記被駆動回路の状態を検出する状態検出信号と前記被駆
動回路の状態を検出する状態検出信号により前記電源供
給回路の駆動を制御する電力供給制御信号を生成する電
源供給回路用制御信号生成回路と、から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話や携帯情
報端末などの電池を電源とする機器に好適に用いること
ができる電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話や携帯情報端末などは、電池を
電源としてその電圧を所定の電圧に変換して各機能ブロ
ックに供給する電源装置を備えている。
【0003】従属的に設けられたDC/DCコンバータ
や電圧レギュレータ等の電力供給回路の動作を制御する
ことで低消費電力化を図る電源装置が特開平11−26
5234号公報に開示されている。
【0004】図17に従い上記電源装置につき説明す
る。図17に示す電源装置は、第1電池70の電力を、
電力供給回路62及びダイオード64を介して被駆動回
路65に与える。この被駆動回路65には、第2電池6
1の電力がダイオード63を介して供給される。
【0005】上記の電池61およびダイオード63は、
電池70による被駆動回路63への電力供給が途絶えた
ときのバックアップ用として備えられている。
【0006】電源である電池70には1次電力供給回路
71(複数存在する場合もある)が接続されており、こ
の1次電力供給回路71には2次電力供給回路12が接
続されている。1次電力供給回路71は、例えば3.0
Vの電力を電源ライン91を通じて第1の被駆動回路8
1に供給し、2次電力供給回路72は、例えば2.0V
の電力を電源ライン92を通じて第2の被駆動回路82
に供給する。第1の被駆動回路81と第2の被駆動回路
82とは、データ線83によって接続されており、第2
の被駆動回路82は第1の被駆動回路81が出力するデ
ータをデータ線83を介して受け取って上記データを加
工するといった処理を行い、また、第1の被駆動回路8
1は、第2の被駆動回路82にて加工されたデータを受
け取って更に加工するといった処理を行う。
【0007】第1の被駆動回路81と第2の被駆動回路
82とが必ずしも両方同時に起動するわけではなく、第
1の被駆動回路81のみが動作する場合がある。一方、
第2の被駆動回路82のみが動作する場合はなく、第2
の被駆動回路82が動作するときには、必ず第1の被駆
動回路81が動作している。
【0008】制御回路73は、電圧検出回路130と2
次電力制御部131とを備える。制御回路73は、前記
の1次電力供給回路71が起動すると、所定の遅れ時間
の後に予定電圧を供給できる状態となる。電圧検出回路
130の1次電圧検出部は、1次電力供給回路71の供
給電圧が所定電圧になったときに、High信号を2次
電力制御部131に出力する。なお、2次電力制御部1
31における1次発振部は、1次電力供給回路71が起
動すると同時に発振を開始するが、その発振状態が安定
するまでには、所定期間を必要としている。
【0009】2次電力制御部131における1次リセッ
ト生成部132は、二つのフリップフロップによって構
成されており、電圧検出回路130の1次電圧検出部か
らHigh信号が出力された後の一定期間後に、Hig
hのリセット信号を出力する。このリセット信号は第1
の被駆動回路81に与えられる。Highのリセット信
号を与えられた第1の被駆動回路81は、その時点で前
記の安定な発振出力を得るとともに、1次電力供給回路
71から電源ライン91を通じて必要な電力を得て動作
を開始することになる。なお、前記の1次発振部及び1
次リセット生成部は1次電力供給回路71から電力を得
て駆動する。
【0010】第1の被駆動回路81は、処理したデータ
を第2の被駆動回路82に受け渡すときには、この第2
の被駆動回路82を動作させることを指示する信号を2
次電力制御部131の2次電力供給制御信号生成部に与
える。2次電力供給制御信号生成部は、この指示信号を
受け取ると、2次電力供給制御信号を2次電力供給回路
72及び電圧検出回路130における2次電圧検出部に
与える。なお、1次電圧検出部の検出出力は、2次電力
供給制御信号生成部に入力されており、この2次電力供
給制御信号生成部は、前記の検出出力としてHighの
信号が得られるまでは、たとえ前記指示信号を受け取っ
たとしても、2次電圧供給回路72を作動させないよう
に制御する。また、前記の検出出力がLowの信号とな
ったときには、2次電圧供給回路72を停止させる制御
を行う。
【0011】2次電圧検出部は、Highの2次電力供
給制御信号を受け取ると検出を開始する。また、2次電
力供給回路72は2次電力供給制御信号を受けると起動
する。2次電力供給回路72が起動すると、所定の遅れ
時間の後に予定電圧を供給できる状態となる。
【0012】電圧検出回路130の2次電圧検出部は、
2次電力供給回路72の供給電圧が所定電圧になったと
きに、High信号を2次電力制御部131に出力す
る。なお、2次電力制御部131における2次発振部
は、2次電力供給回路72が起動すると同時に発振を開
始するが、その発振状態が安定するまでには、所定期間
を必要とする。
【0013】2次電力制御部131における2次リセッ
ト生成部は、電圧検出回路130の2次電圧検出部から
High信号が出力された後の一定期間後に、High
のリセット信号を出力する。このリセット信号は第2の
被駆動回路82に与えられる。Highのリセット信号
を与えられた第2の被駆動回路82は、その時点から前
記の安定な発振出力を得るとともに、前記の2次電力供
給回路72から電源ライン92を通じて必要な電力を得
て動作を開始することになる。なお、前記の2次発振部
及び2次リセット生成部は2次電力供給回路72から電
力を得て駆動する。
【0014】上記の構成であれば、主たる電力供給回路
(1次電力供給回路)を駆動するときにはこれに従属す
る他の電力供給回路(2次電力供給回路)を常態的に動
作させる構成に比べて低消費電力化が図れる。即ち、従
属する電力供給回路における電力の供給常態を必要なと
きのみ行うことが可能となる。
【0015】ところで、最近、携帯電話や携帯情報端末
などの電池を電源とする機器においてもデバイスのコア
部、I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制
御する必要があるシステムが採用されている
【0016】従来のデバイスのコア部、I/O部に2個
或いはそれ以上の電源を従属的に制御する必要があるシ
ステムは、図18に示すように、電池からなる電源10
1の電力を図示しない電源供給回路から被駆動回路に与
え、被駆動回路内の制御信号生成回路102からコア
部、I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制
御する必要があるデバイス(以下、単に従属関係を有す
るデバイスという。)1101から110nに制御信号を
与える。従属関係を有するデバイス1101から110n
には、被駆動回路からの電力供給制御回路からの電力供
給制御信号に基づき電源101から電力が供給される。
【0017】従属関係を有するデバイス1101には、
電源供給回路111を備え、この電源供給回路11から
デバイスのコア部、I/O部に2個或いはそれ以上の電
源を従属的に制御する必要がある被駆動回路112に電
源を供給する。
【0018】この場合、デバイス1101内で低い電圧
でも動作する回路部を保有していても、デバイス110
1内で一番高い電圧となる回路に合わせて単一電源が供
給されるため低消費電力化が図れない。
【0019】図19に示すように、各従属関係を有する
デバイス1101から110nには、それぞれ複数の電源
供給回路デバイス1111から111nを備え、被駆動回
路112への電源供給を複数の電源で供給するように構
成したものがある。システムより各電源供給回路111
1から111nにON/OFF制御信号、待機状態ON/
OFF制御信号等の電力供給制御信号を与え、各電源供
給回路1111から111nを制御する。
【0020】この構成によれば、デバイス内の各回路部
に最適な動作電圧が供給されるため、低消費電力化が図
18より図れるが、各電源供給回路デバイス1111
ら111nの制御がシステムの動作速度に依存する。
【0021】そして、上記した特開平11−26523
4号公報に開示した技術を図19に示す従属関係を有す
るデバイス1101から110nのシステムに適用する場
合につき考えてみる。
【0022】被駆動回路112の電源供給回路1111
により電力供給される電圧1入力部が第1の駆動回路と
なり、電源供給回路1112から111nにより電力供給
される電圧2〜n入力部が第2の駆動回路となる。
【0023】この場合、電圧2〜n入力部の第2駆動回
路を独立制御するか、あるいは、1通りの第3駆動回路
から第n駆動回路を従属接続する制御となる。
【0024】また、特開平11−265234号に示す
システムの第2の被駆動回路にデバイスのコア部、I/
O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御する必
要があるデバイスが該当する場合、被駆動回路の1次電
源供給回路により電力供給される電圧1入力部が第2の
駆動回路となり、2次電源供給回路により電力供給され
る電圧2〜n入力部が第3の駆動回路となる。
【0025】この場合、電圧2〜n入力部の第3駆動回
路が独立制御するか、1通りの第4駆動回路から第n+
1駆動回路を従属接続する制御となる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、コア
部、I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制
御する必要があるデバイスに電力を供給する場合、電圧
1入力部が必ず最初に電力供給され電圧2〜n入力部は
組み合わせからなる電力供給の制御が行われるため、従
来技術では、電圧1〜n入力部の複雑な組み合わせ、最
適なタイミングを制御することができないという問題が
ある。
【0027】本発明は、上記した従来の問題を解決する
ためになされたものにして、コア部、I/O部に2個或
いはそれ以上の電源を従属的に制御する必要があるデバ
イスに複雑な組み合わせ、最適なタイミングで電力供給
を制御し、より低消費電力化を図れる電源装置を提供す
ることを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明は、デバイスに
2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御する必要があ
るデバイスを1個或いは2個以上搭載するシステムの前
記デバイスにそれぞれ電源を供給する電源装置におい
て、2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御する必要
がある被駆動回路と、前記被駆動回路の供給する電圧に
応じた電力を供給する電源供給回路と、前記被駆動回路
における電源供給条件に応じて与えられる被駆動回路電
源供給状態信号と前記被駆動回路の状態を検出する状態
検出信号により前記電源供給回路の駆動を制御する電力
供給制御信号を生成する電源供給回路用制御信号生成回
路と、から構成される。
【0029】前記電源供給回路は、デバイス用1次電源
供給回路及び前記被駆動回路への電力を供給する2次電
源供給回路とを備え、システムから入力されるクロック
信号、リセット信号、被駆動回路電源供給状態信号等の
制御信号及び1次電源供給電圧検出信号より2次電源供
給回路を制御する2次電力供給制御信号及び被駆動回路
を制御する信号を含む被駆動回路用制御信号を生成する
2次電源供給回路用制御信号生成回路を備えたことを特
徴とする。
【0030】上記した構成によれば、2個或いはそれ以
上の電源を従属的に制御する必要があるデバイスに複雑
な組み合わせ、最適なタイミングで電力供給を制御し、
より低消費電力化を図れる電源装置を提供することがで
きる。
【0031】コア部、I/O部に2個或いはそれ以上の
電源を必要とするデバイスは必ず最初に動作させる回路
部を持ち、その最初に動作させる回路に供給する電源供
給回路(1次)と2番目以降に動作する回路部に供給す
る電源供給回路(2次)を従属的に制御する必要があ
る。デバイスの微細化が進み、回路規模が大きくなると
低消費電力のため2次電源供給回路を複数持つため電源
の制御が複雑となる。
【0032】上記したように、構成すれば、制御による
誤動作(ソフトのバグ、暴走等)によるデバイスの誤動
作、リーク電流の増大を防止し、かつシステムの制御を
容易にすることができる。
【0033】また、この発明は2次電源供給回路用制御
信号生成回路に電源を供給する制御回路用電源供給回路
を備え、2次電源供給回路用制御信号生成回路により生
成した信号を複数のデバイスに電力を供給し、各デバイ
スの電源を従属的に制御することを特徴とする。
【0034】上記したように、電源を制御する回路を共
通化することにより回路の削減され、かつシステムの制
御も一括制御が可能となる。
【0035】また、この発明は、デバイスに電力を供給
する電源供給回路のうち最初に動作させる電源供給回路
を1次電源供給回路にみたてシステムから入力されるク
ロック信号、リセット信号、被駆動回路電源供給状態信
号等の制御信号、及びそれぞれのデバイス用の最初に動
作させる電源回路の電源供給電圧検出信号よりそれぞれ
のデバイス用の電源供給回路を制御する電力供給制御信
号及び被駆動回路を制御する被駆動回路用制御信号を生
成する電源供給回路用制御信号生成回路と、電源供給回
路用制御信号生成回路に電源を供給する制御回路用電源
供給回路と、から構成されることを特徴とする。
【0036】上記したように、システムで電源を制御す
る回路を共通化することにより、1次電源供給回路の小
型化が実現でき、かつ、システムの制御は一括制御が可
能となる。
【0037】前記被駆動回路は、コア部、I/O部に2
個或いはそれ以上の電源を従属的に制御する必要がある
デバイスであることを特徴とする。また、前記被駆動回
路は、電源の異なる被駆動回路から構成される装置に用
いることもできる。
【0038】上記したように、コア部、I/O部に2個
或いはそれ以上の電源を必要とするデバイスだけでなく
単一電源を供給する複数のデバイスから構成されるシス
テムにも適用ができ、制御による誤動作(ソフトのバ
グ、暴走等)によるデバイスの誤動作、リーク電流の増
大を防止しかつシステムの制御を容易にする。
【0039】また、この発明は、前記電源供給回路用制
御信号生成回路を組み合わせ回路及びディレイ回路で構
成することができる。
【0040】上記した構成により、各デバイスの被駆動
回路用クロック、リセット等の被駆動回路用制御信号、
各デバイスの1次電力供給制御信号、2次電力供給制御
信号1〜nを組み合わせ回路と遅延回路により制御し、
各信号出力することにより、電源供給回路用制御信号生
成回路が構成され、制御による誤動作(ソフトのバグ、
暴走等)によるデバイスの誤動作、リーク電流の増大を
防止することができる。
【0041】また、この発明は、前記電源供給回路用制
御信号生成回路をメモリ回路及びディレイ回路で構成す
ることができる。
【0042】1次回路、2次回路に電力制御型レベルシ
フタを入力することにより 1次回路供給回路の電圧と
2次回路供給回路の電圧が異なる装置でも動作が安定す
る。
【0043】また、この発明は、デバイスに2個或いは
それ以上の電源を従属的に制御する必要があるデバイス
を1個或いは2個以上搭載するシステムの前記デバイス
にそれぞれ電源を供給する電源装置において、2個或い
はそれ以上の電源を従属的に制御する必要がある被駆動
回路と、前記被駆動回路の供給する電圧に応じた電力を
供給する電源供給回路と、前記被駆動回路における電源
供給条件に応じて与えられる被駆動回路電源供給状態信
号と前記状態検出信号により前記電源供給回路の駆動を
制御する電力供給制御信号を生成する電源供給回路用制
御信号生成回路と、から構成される。
【0044】前記電源供給回路用制御信号生成回路をメ
モリ回路、状態変異検出回路、及びカウンタ回路で構成
すると良い。
【0045】1次回路、2次回路に電力制御型レベルシ
フタを入力することにより 1次回路供給回路の電圧と
2次回路供給回路の電圧が異なる装置でも動作が安定す
る。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につき
図面を参照して説明する。図1は、この発明の第1の実
施形態にかかる電源装置を示すブロック回路図である。
図1に示すシステムは、コア部、I/O部に2個或いは
それ以上の電源を従属的に制御する必要があるデバイス
11を備えるものである。
【0047】図1に示すように、電池からなる電源10
の電力が主制御等を行う主となる被駆動回路5に与えら
れる。この図1では、被駆動回路5を便宜上1つの回路
のように記載しているが、実際は、主となる回路である
被駆動回路5は単独で構成する場合もあるが、後述する
被駆動回路11の一部回路を含んで構成される場合もあ
る。
【0048】電源10からの電力は、複数の電源供給回
路を内部に含む電源供給回路6に与えられる。
【0049】前記した被駆動回路5は、内部に電源供給
回路、制御信号生成回路5aを含み、この被駆動回路5
が動作しない限り、従となる被駆動回路11は動作しな
い。被駆動回路11は、制御信号生成回路5aから与え
られる制御信号(クロック、リセット信号)等により制
御される。また、制御信号生成回路5aには、図示しな
いシステム全体を制御する制御回路より被駆動回路電源
供給状態信号が与えられる。この被駆動回路電源供給状
態信号は、予めどのようなタイミングで従となる被駆動
回路11を動作させるかを決めておき、その条件によっ
て与えられる信号である。
【0050】電源供給回路6の各電源供給回路1〜n
は、被駆動回路11の2個或いはそれ以上の電圧入力
部、図1に示す例では1〜n個の電圧入力部(電圧1入
力部〜電圧n入力部)に対応して、それぞれの電圧に対
応した電力を供給するものである。
【0051】制御信号生成回路5aには、電源供給回路
6の電源電圧を検出した信号が与えられ、この検出信号
に基づき、前記した被駆動回路電源供給状態信号によ
り、どの電源供給回路1〜nから電源を被駆動回路11
の電圧1〜n入力部へ与えるか制御され、被駆動回路1
1の中へ電力が従属的に制御されて与えられる。
【0052】上記したように、被駆動回路11には、複
数の動作すべき回路が内蔵されており、どの回路が動作
されているかを制御信号生成回路5aへ検出信号として
与える。
【0053】制御信号生成回路5aは、前記した被駆動
回路電源供給状態信号と被駆動回路11から与えられる
検出信号に基づき、電源供給回路6の各電源供給回路1
〜nの中からどの電源供給回路を動作させるか制御する
ための電力供給制御信号を出力する。
【0054】上記したように、図1に示すこの発明のシ
ステムは、デバイスのコア部、I/O部に2個或いはそ
れ以上の電源を従属的に制御する必要があるデバイス1
1を便宜上1個記載しているが、勿論複数のデバイス1
1を制御することもできる。2個以上搭載するデバイス
11…の場合に、そのデバイスの数だけ電源供給回路6
の数も増える。
【0055】そして、制御信号生成回路5aから入力さ
れるクロック信号、リセット信号、及びシステムから入
力される被駆動回路電源供給状態信号等の制御信号、検
出信号より電源供給回路6を制御する電源供給制御信号
が生成され、電源供給回路6に与えられる。電源供給回
路6の各電源供給回路1〜nは、ON/OFF制御信
号、待機状態ON/OFF制御信号等の電源供給制御信
号により、被駆動回路11へ電力供給を制御して与え
る。
【0056】この図1に示すように、制御信号、被駆動
回路電源供給状態信号を受けるとともに被駆動回路11
からのフィードバック信号により、被駆動回路11をど
の順序で動作させるかが制御される。
【0057】この図1に示す例においては、被駆動回路
11の中で最初に動作するのを電圧1入力部の回路とし
ている。電源供給回路6は、電池あるいはシステム安定
電源供給回路などの電源10から被駆動回路用電力の供
給を受け、被駆動回路で最初に動作する電力1入力部の
回路(最初に電源を供給する必要がある回路)に電力を
供給する。このため、電源供給回路1から電圧1入力部
へ電力が与えられる。
【0058】電源供給回路2〜nは、電源供給回路6よ
り被駆動回路用電力の供給を受け、被駆動回路で2番目
以降に動作する電力2〜n入力部の回路(2番目以降に
電源を供給する必要がある回路)に電力を供給する。2
番目以降に電源を供給する必要がある回路は、予め決め
られた条件に基づく。
【0059】制御信号生成回路5aは、システムより被
駆動回路電源供給状態信号、クロック、リセット等の制
御信号、及び電源供給回路6内に設けられている電圧検
出回路より電源供給電圧検出信号を受け、被駆動回路用
クロック、リセット等の被駆動回路用制御信号、電力供
給制御信号1〜nを出力する。
【0060】その電力供給制御信号1〜nにより、被駆
動回路11の電圧2〜n入力部のON/OFF組み合わ
せ条件、タイミングを制御し低消費電力化を図る。条件
はどの順序で動作するかのタイミングであり、被駆動回
路11の動作検出により、制御信号生成回路5aはフィ
ードバックされ、被駆動回路11の条件に応じた順序で
駆動される。
【0061】次に、この発明のさらに具体的な実施形態
を図2に従い説明する。図2に示す第2の実施形態は、
図1に示す制御信号生成回路をクロック、リセット信号
等を生成する第1の制御信号信号回路と、コア部、I/
O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御する必
要があるデバイス11内に設けた2次電源供給回路用制
御信号生成回路17で構成している。このデバイス11
内の被駆動回路16においてもコア部、I/O部に2個
以上の電源を従属的に制御する必要がある回路が設けら
れている。
【0062】まず、この図2に示す実施形態において
は、制御信号生成回路5bを含む図示しない被駆動回路
が動作した後、コア部、I/O部に2個或いはそれ以上
の電源を従属的に制御する必要があるデバイス111
11nが動作する。そして、各1デバイス111〜11n
内における被駆動回路16の回路が予め決められたタイ
ミングで従属的に電源が供給される。以下の説明では、
デバイス111に電源10から電源が供給された後の動
作につき説明する。
【0063】デバイス111には、デバイスのコア部、
I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御す
る必要があるデバイスである被駆動回路16を備える。
【0064】デバイス16に電力を供給するデバイス用
1次電源供給回路4及び2次電源供給回路181〜18n
を備える。電源10から1次電源供給回路4に電力が与
えられる、この1次電力供給回路4から2次電源供給回
路用制御信号生成回路17、2次電源供給回路181
18n、被駆動回路16にそれぞれ電力が与えられる。
1次電源供給回路4の電圧は1次電源供給電圧検出回路
14で検出され、その検出結果を1次電源供給制御信号
として2次電源供給回路用制御信号生成回路17に与え
る。
【0065】1次電源供給回路4が起動すると、所定の
遅れ時間後に予定電圧が供給できるようになる。電圧検
出回路14は、1次電圧供給回路4の供給電圧が所定電
圧になったときに、High信号を2次電源供給回路用
制御信号生成回路17に与える。
【0066】2次電源供給回路181〜18nは、被駆動
回路16の電圧1〜n入力部にそれぞれ対応して設けら
れ、1次電源供給回路4からの電力をそれぞれの電圧1
〜n入力部の回路に応じた所定の電圧に変換して供給す
る。
【0067】2次電源供給回路用制御信号生成回路17
は、システムから入力されるクロック信号、リセット信
号、被駆動回路電源供給状態信号等の制御信号、及び1
次電源供給電圧検出回路14からの検出信号より、2次
電源供給回路181〜18nを制御するON/OFF制御
信号、待機状態ON/OFF制御信号等の2次電力供給
制御信号及び被駆動回路を制御するクロックON/OF
F信号、リセット信号等の被駆動回路用制御信号を生成
する。
【0068】上記したように、この実施形態は、システ
ムで制御信号、被駆動回路電源供給状態信号を受け、被
駆動回路用電源の制御をする2次電源供給回路用制御信
号生成回路を持つことを特徴とするものである。
【0069】1次電源供給回路4は、電池あるいはシス
テム安定電源供給回路からなる電源10から被駆動回路
用電力の供給を受け、被駆動回路16で最初に動作する
電力1入力部の回路(最初に電源を供給する必要がある
回路)に電力を供給する。
【0070】2次電源供給回路(1〜n)181〜18n
は、1次電源供給回路4より被駆動回路用電力の供給を
受け、被駆動回路16で2番目以降に動作する電力2〜
n入力部の回路(2番目以降に電源を供給する必要があ
る回路)に電力を供給する。
【0071】2次電源供給回路用制御信号生成回路17
は、1次電源供給回路4より電力を供給される。
【0072】2次電源供給回路用制御信号生成回路17
は、システムより被駆動回路電源供給状態信号、制御信
号生成回路5aよりクロック、リセット等の制御信号、
及び1次電源供給電圧検出回路14より1次電源供給電
圧検出信号を受け、被駆動回路用クロック、リセット等
の被駆動回路用制御信号、2次電力供給制御信号1〜n
を出力する。
【0073】2次電源供給回路用制御信号生成回路17
より出力される2次電力供給制御信号1〜nにより、被
駆動回路16の電圧2〜n入力部のON/OFF組み合
わせ条件、タイミングを制御し、低消費電力化を図るも
のである。
【0074】次に、上記した電源装置の動作を2次電源
供給回路用制御信号生成回路17の動作を中心にして説
明する。
【0075】被駆動回路16の電圧1〜n入力部が図3
に示す条件のときの2次電源供給回路用制御信号生成回
路17へ入力される信号と出力する信号との関係を図4
に示す。
【0076】この図3及び図4を参照して、図2に示す
実施形態の動作につき説明する。*は、1次電源供給回
路14がONし、1次電源供給電圧検出回路14からの
1次電源供給制御信号(電圧検出信号)がHighとな
る状態を示している。
【0077】この図2に示す回路は、まず被駆動回路1
6の電圧1入力部の回路が動作した後、電圧2入力部か
ら電圧n入力部の中の回路が図3に示す条件に従い動作
する。
【0078】1次電源供給回路14がONし、1次電源
供給電圧検出回路14からの1次電源供給制御信号(電
圧検出信号)がHighとなり、被駆動回路16に被駆
動回路用制御信号としてシステムリセット信号が与えら
れる。そして、一次電源供給回路4から与えられる電力
に従い被駆動回路16がリセットされ、その状態を被駆
動回路16から2次電源供給回路用制御回路17へ状態
検出信号としてフィードバックされる。
【0079】被駆動回路16の電圧1入力部の回路が動
作すると電圧2入力部から電圧n入力部の回路は図3の
条件により動作するように、2次電源供給回路路用制御
信号17から各2次電源供給回路(2〜n)182〜1
nに2次電力供給制御信号が与えられる。電圧1入力
部の回路がOFFの場合には、電圧2〜n入力部の全て
の回路はOFFとなる。
【0080】電圧1入力部の回路がONの場合に、aが
ONの場合にのみ、bがON/OFFが可能となる。電
圧1入力部の回路がONの場合に、cがONの場合にの
み、dがON/OFFが可能で、且つ、c、dが同時に
ONする場合には、cがdより早く立ち上がり、c、d
が同時にOFFする場合にはdがcより早く立ち下が
る。電圧1入力部の回路がONの場合に、e1〜en−
1の場合にのみ、fがON/OFFする。
【0081】上記の条件を満足するには、図4に示す被
駆動回路電源供給状態信号をシステムより2次電源供給
回路用制御信号生成回路17に与えればよい。2次電源
供給回路用制御信号生成回路17は、被駆動回路16か
らの状態検出信号と、供給された被駆動回路電源供給状
態信号に基づき、2次電源供給制御信号を各2次電源供
給回路(2〜n)182〜18nに与える。
【0082】図3及び図4において、a,b、c、…
e、fとしているのは、電圧2〜n入力部のどの入力部
にa,b、c、…e、fの信号を対応させるかは、要求
によって変えられるように、一般的に表示したものであ
る。例えば、aが電圧2入力部、bが電圧3入力部、e
1が電圧2入力部、en−1が電圧n−1入力部、fが
電圧n入力部の場合など、動作させる回路の条件により
適宜決定すれば良い。また、用途によっては、aが電圧
1入力部になる場合もある。
【0083】上記の図3に示す条件により、被駆動回路
16の電圧1入力部から電圧n入力部の回路を動作させ
るためには、図4に示す信号をそれぞれ生成し、入力す
ればよい。
【0084】なお、図3に示す条件は、あくまでも一例
であり、使用する被駆動回路16により、条件を選択し
設定すればよい。
【0085】図4のタイミングチャートに示すように、
システムから与えられる被駆動回路電源供給状態信号の
1次電力供給制御信号が1次電源供給回路4へ与えられ
ると、1次電源供給回路14がONし、所定の遅れ時間
の後に、1次電源供給回路4の供給電圧が所定の電圧に
なり、1次電源供給制御信号(電圧検出信号)がHig
hとなる。
【0086】2次電源供給回路18は、2次電源供給制
御信号でON/OFF制御が行われる。この2次電源供
給回路18の構成の一例を図6に示す。1次電源供給回
路4から与えられる1次電源が2次電源供給回路18内
の2次電源供給回路180に与えられる。この2次電源
供給回路180に2次電源供給制御信号が与えられ、O
Nになると、2次電源供給回路180が起動する。2次
電力供給回路180が起動すると、所定の遅れ時間の後
に予定電圧を供給できる状態となる。2次電源供給電圧
検出回路181は、2次電源供給回路180の供給電圧
が所定電圧になったときに、High信号を電圧入力部
へリセット信号として与える。システムクロック信号が
与えられるアンド回路182にも2次電源供給電圧検出
回路181からの検出信号が与えられ、このアンド回路
182から電圧入力部へクロック信号が与えられる。
【0087】前記したように、リセット信号は被駆動回
路16の電圧入力部に与えられる。Highのリセット
信号を与えられた電圧入力部の回路は、その時点で前記
の安定なクロック信号を得るとともに、2次電源供給回
路180から電源ライン31を通じて必要な電力を得て
動作を開始することになる。
【0088】上記の構成であれば、主たる電力供給回路
(1次電力供給回路)を駆動するときにはこれに従属す
る他の電力供給回路(2次電力供給回路)を常態的に動
作させる構成に比べて低消費電力化が図れる。即ち、従
属する電力供給回路における電力の供給常態を必要なと
きのみ行うことが可能となる。
【0089】図5は、上記した2次電源供給回路用制御
信号生成回路17の具体的な実施形態を示すブロック図
である。この図5に示す回路は、上記した図3に示す条
件を満足するように構成されており、図4に示す1次電
源供給検出信号、被駆動回路供給状態信号(2次)が与
えられたとき、図4に示す2次電源供給制御信号を出力
するものである。
【0090】図5に示すように、2次電源供給回路用制
御信号生成回路17をアンドゲート190〜194から
なる組み合わせ回路、遅延回路(Delay回路)200
a、200bで、オア回路201a、201bで構成
し、システムより被駆動回路電源供給状態信号、制御信
号生成回路よりリセット等の制御信号、及び各デバイス
の1次電源供給電圧検出回路よりそれぞれの1次電源供
給電圧検出信号を受け、各デバイスの被駆動回路用クロ
ック、リセット等の被駆動回路用制御信号、各デバイス
の1次電力供給制御信号、2次電力供給制御信号1〜n
を組み合わせ回路と遅延回路により制御し各信号出力す
る。
【0091】図7は、上記した2次電源供給回路用制御
信号生成回路17の具体的な他の実施形態を示すブロッ
ク図である。この図7に示す回路は図5に示す回路と同
じく上記した図3に示す条件を満足するように構成され
ており、図4に示す1次電源供給検出信号、被駆動回路
供給状態信号(2次)が与えられたとき、図4に示す2
次電源供給制御信号を出力するものである。
【0092】この図7に示す回路は、メモリ回路170
と遅延回路200からなり、システムより被駆動回路電
源供給状態信号、制御信号生成回路よりリセット等の制
御信号、及び各デバイスの1次電源供給電圧検出回路よ
りそれぞれの1次電源供給電圧検出信号を受け、各デバ
イスの被駆動回路用クロック、リセット等の被駆動回路
用制御信号、各デバイスの1次電力供給制御信号、2次
電力供給制御信号1〜nをメモリ回路170と遅延回路
200により制御し各信号出力する。
【0093】次に、この発明のさらに具体的な他の実施
形態を図8に従い説明する。図2に示すものにおいて
は、各デバイス11内に2次電源供給回路用制御信号生
成回路17を設けているのに対し、図8に示す第3の実
施形態は、1番最初に駆動されるデバイス111に2次
電源供給回路用制御信号生成回路を設け、この回路を他
のデバイス112〜11n1で兼用したものである。この
実施形態は、制御回路用電源供給回路を共通化すること
により回路規模削減を目的とするものである。
【0094】まず、この図8に示す実施形態において
は、制御信号生成回路5bを含む図示しない被駆動回路
が動作した後、コア部、I/O部に2個或いはそれ以上
の電源を従属的に制御する必要があるデバイス111
11nが動作する。そして、各1デバイス111〜11n
内における被駆動回路16の回路が予め決められたタイ
ミングで従属的に電源が供給される。そして、各デバイ
ス111〜11nの内デバイス111が最初に動作する。
この最初に動作するデバイス111に電源10から電源
が供給された後の動作につき説明する。
【0095】デバイス111には、デバイスのコア部、
I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御す
る必要があるデバイスである被駆動回路16を備える。
【0096】デバイス16に電力を供給するデバイス用
1次電源供給回路14及び2次電源供給回路181〜1
nを備える。2次電源供給回路用制御信号生成回路1
7は、電源10から制御信号生成回路用電源供給回路6
を経て電力を供給される。電源10から1次電源供給回
路4に電力が与えられる、この1次電力供給回路4から
2次電源供給回路181〜18n、被駆動回路16にそれ
ぞれ電力が与えられる。1次電源供給回路4の電圧は1
次電源供給電圧検出回路14で検出され、その検出結果
を1次電源供給制御信号として2次電源供給回路用制御
信号生成回路17に与える。
【0097】1次電源供給回路4が起動すると、所定の
遅れ時間後に予定電圧が供給できるようになる。電圧検
出回路14は、1次電圧供給回路4の供給電圧が所定電
圧になったときに、High信号を2次電源供給回路用
制御信号生成回路17に与える。
【0098】2次電源供給回路181〜18nは、被駆動
回路16の電圧1〜n入力部にそれぞれ対応して設けら
れ、1次電源供給回路4からの電力をそれぞれの電圧1
〜n入力部の回路に応じた所定の電圧に変換して供給す
る。
【0099】2次電源供給回路用制御信号生成回路17
は、制御信号生成回路用電源供給回路6から電力を受け
て起動され、システムから入力されるクロック信号、リ
セット信号、被駆動回路電源供給状態信号等の制御信
号、及び1次電源供給電圧検出回路14からの検出信号
より、2次電源供給回路181〜18nを制御するON/
OFF制御信号、待機状態ON/OFF制御信号等の2
次電力供給制御信号及び被駆動回路を制御するクロック
ON/OFF信号、リセット信号等の被駆動回路用制御
信号を生成する。
【0100】上記したように、この実施形態は、1番最
初に駆動されるデバイス111に2次電源供給回路用制
御信号生成回路17及びこれを駆動するための制御信号
生成回路用電源供給回路6を設け、この回路を他のデバ
イス112〜11n1で兼用したものである。このよう
に、システムで電源を制御する回路を共通化し、回路が
削減加される。他の構成は図2に示すものと同様に構成
される。また、2次電源供給回路用制御信号生成回路1
7を他のデバイス112〜11n1で用いるために、他の
デバイス112〜11n1でからの状態検出信号が2次電
源供給回路用制御信号生成回路17に与えられる。
【0101】2次電源供給回路用制御信号生成回路17
の生成する信号は、上記した図3,図4と同様にして生
成される。そして、具体的な回路も図6、図7のように
構成すればよい。
【0102】1次電源供給回路4は、電池あるいはシス
テム安定電源供給回路からなる電源10から被駆動回路
用電力の供給を受け、被駆動回路16で最初に動作する
電力1入力部の回路(最初に電源を供給する必要がある
回路)に電力を供給する。
【0103】2次電源供給回路(1〜n)181〜18n
は、1次電源供給回路4より被駆動回路用電力の供給を
受け、被駆動回路16で2番目以降に動作する電力2〜
n入力部の回路(2番目以降に電源を供給する必要があ
る回路)に電力を供給する。
【0104】2次電源供給回路用制御信号生成回路17
は、システムより被駆動回路電源供給状態信号、制御信
号生成回路5aよりクロック、リセット等の制御信号、
及び1次電源供給電圧検出回路14より1次電源供給電
圧検出信号を受け、被駆動回路用クロック、リセット等
の被駆動回路用制御信号、2次電力供給制御信号1〜n
を出力する。
【0105】2次電源供給回路用制御信号生成回路17
より出力される2次電力供給制御信号1〜nにより、被
駆動回路16の電圧2〜n入力部のON/OFF組み合
わせ条件、タイミングを制御し、低消費電力化を図ると
ともに回路規模の削減を図る。ものである。
【0106】各デバイスの2次電源供給回路用制御信号
生成回路を共通化し、2次電力供給制御信号1〜nを生
成することにより、回路規模の削減を図る。
【0107】次に、この発明のさらに具体的な他の実施
形態を図9に従い説明する。図2に示すものにおいて
は、各デバイス11内に2次電源供給回路用制御信号生
成回路17を設けているのに対し、図9に示す第4の実
施形態は、1番最初に駆動されるデバイス111に2次
電源供給回路用制御信号生成回路を設け、この回路を他
のデバイス112〜11n1で兼用したものである。更
に、この第4の実施形態は各デバイスの2次となる電源
供給回路を、図2、図8に示すように、1次電源供給回
路から供給せず、電池あるいはシステム安定電源供給回
路より供給することにより、電源供給回路の負荷を軽く
し規模の削減を図ったものである。即ち、この実施形態
は、制御回路用電源供給回路を簡素化することにより回
路規模削減を目的とするものである。
【0108】まず、この図9に示す実施形態において
は、図8に示す実施形態と同様に、制御信号生成回路5
bを含む図示しない被駆動回路が動作した後、コア部、
I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御す
る必要があるデバイス111〜11nが動作する。そし
て、各1デバイス111〜11n内における被駆動回路1
6の回路が予め決められたタイミングで従属的に電源が
供給される。そして、各デバイス111〜11nの内デバ
イス111が最初に動作する。この最初に動作するデバ
イス111に電源10から電源が供給された後の動作に
つき説明する。
【0109】デバイス111には、デバイスのコア部、
I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御す
る必要があるデバイスである被駆動回路16を備える。
【0110】デバイス16に電力を供給するデバイス用
1次電源供給回路14及び2次電源供給回路181〜1
nを備える。2次電源供給回路用制御信号生成回路1
7は、電源10から制御信号生成回路用電源供給回路6
を経て電力を供給される。電源10から電源供給回路1
1〜19nに電力が与えられる。この電源供給回路19
1〜19nから被駆動回路16にそれぞれ電力が与えられ
る。電源供給回路191の電圧は電源供給1電圧検出回
路14で検出され、その検出結果を電源供給1制御信号
として電源供給回路用制御信号生成回路8に与える。
【0111】電源供給回路191が起動すると、所定の
遅れ時間後に予定電圧が供給できるようになる。電圧検
出回路9は、電源供給回路191の供給電圧が所定電圧
になったときに、High信号を電源供給回路用制御信
号生成回路8に与える。
【0112】電源供給回路181〜18nは、被駆動回路
16の電圧1〜n入力部にそれぞれ対応して設けられ、
電源10からの電力をそれぞれの電圧1〜n入力部の回
路に応じた所定の電圧に変換して供給する。
【0113】電源供給回路用制御信号生成回路8は、制
御信号生成回路用電源供給回路7から電力を受けて起動
され、システムから入力されるクロック信号、リセット
信号、被駆動回路電源供給状態信号等の制御信号、及び
電源供給1電圧検出回路9からの検出信号より、電源供
給回路191〜19nを制御するON/OFF制御信号、
待機状態ON/OFF制御信号等の電力供給制御信号及
び被駆動回路を制御するクロックON/OFF信号、リ
セット信号等の被駆動回路用制御信号を生成する。
【0114】上記したように、この実施形態は、1番最
初に駆動されるデバイス111に電源供給回路用制御信
号生成回路8及びこれを駆動するための制御信号生成回
路用電源供給回路7を設け、この回路を他のデバイス1
2〜11n1で兼用したものである。このように、シス
テムで電源を制御する回路を共通化し、回路が削減加さ
れる。各デバイスの2次となる電源供給回路を、電源1
0より供給するものである。他の構成は図8に示すもの
と同様に構成される。また、2次電源供給回路用制御信
号生成回路8を他のデバイス112〜11n1で用いるた
めに、他のデバイス112〜11n1でからの状態検出信
号が2次電源供給回路用制御信号生成回路8に与えられ
る。
【0115】2次電源供給回路用制御信号生成回路8の
生成する信号は、上記した図3,図4と同様にして生成
される。そして、具体的な回路も図6、図7のように構
成すればよい。
【0116】電源供給回路191は、電池あるいはシス
テム安定電源供給回路からなる電源10から被駆動回路
用電力の供給を受け、被駆動回路16で最初に動作する
電力1入力部の回路(最初に電源を供給する必要がある
回路)に電力を供給する。
【0117】電源供給回路(1〜n)191〜19nは、
電源10より被駆動回路用電力の供給を受け、被駆動回
路16で2番目以降に動作する電力2〜n入力部の回路
(2番目以降に電源を供給する必要がある回路)に電力
を供給する。
【0118】電源供給回路用制御信号生成回路8は、シ
ステムより被駆動回路電源供給状態信号、制御信号生成
回路5aよりクロック、リセット等の制御信号、及び1
次電源供給電圧検出回路14より1次電源供給電圧検出
信号を受け、被駆動回路用クロック、リセット等の被駆
動回路用制御信号、2次電力供給制御信号1〜nを出力
する。
【0119】電源供給回路用制御信号生成回路8より出
力される電力供給制御信号1〜nにより、被駆動回路1
6の電圧2〜n入力部のON/OFF組み合わせ条件、
タイミングを制御し、低消費電力化を図るとともに回路
規模の削減を図るものである。
【0120】上記した実施形態においては、被駆動部1
6として、図10に示すように、被駆動回路が、コア
部、I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制
御する必要があるデバイスでについて説明したが、図1
1に示すように、単一電源を供給する複数の回路(1〜
n)から構成されるシステム11’にも上記実施形態は
適用できる。
【0121】このように、コア部、I/O部に2個或い
はそれ以上の電源を従属的に制御する必要があるデバイ
スだけでなく、電源の異なる被駆動回路から構成される
装置に適用し、低消費電力化、回路規模削減が行える。
【0122】図12は、この発明の第5の実施形態にか
かる電源装置を示すブロック回路図である。図12に示
すシステムは、図1に示す第1の実施形態と同じくコア
部、I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制
御する必要があるデバイス11を備えるものである。
【0123】図12に示すように、電池からなる電源1
0の電力が主制御等を行う主となる被駆動回路5に与え
られる。この図12では、被駆動回路5を便宜上1つの
回路のように記載しているが、実際は、主となる回路で
ある被駆動回路5は単独で構成する場合もあるが、後述
する被駆動回路11の一部回路を含んで構成される場合
もある。
【0124】電源10からの電力は、複数の電源供給回
路を内部に含む電源供給回路6に与えられる。
【0125】前記した被駆動回路5は、内部に電源供給
回路、制御信号生成回路5aを含み、この被駆動回路5
が動作しない限り、従となる被駆動回路11は動作しな
い。被駆動回路11は、制御信号生成回路5aから与え
られる制御信号(クロック、リセット信号)等により制
御される。また、制御信号生成回路5aには、図示しな
いシステム全体を制御する制御回路より被駆動回路電源
供給状態信号が与えられる。この被駆動回路電源供給状
態信号は、予めどのようなタイミングで従となる被駆動
回路11を動作させるかを決めておき、その条件によっ
て与えられる信号である。
【0126】電源供給回路6の各電源供給回路1〜n
は、被駆動回路11の2個或いはそれ以上の電圧入力
部、図1に示す例では1〜n個の電圧入力部(電圧1入
力部〜電圧n入力部)に対応して、それぞれの電圧に対
応した電力を供給するものである。
【0127】制御信号生成回路5aには、電源供給回路
6の電源電圧を検出した信号が与えられ、この検出信号
に基づき、前記した被駆動回路電源供給状態信号によ
り、どの電源供給回路1〜nから電源を被駆動回路11
の電圧1〜n入力部へ与えるか制御され、被駆動回路1
1の中へ電力が従属的に制御されて与えられる。
【0128】上記したように、被駆動回路11には、複
数の動作すべき回路が内蔵されておいる。
【0129】制御信号生成回路5aは、前記した被駆動
回路電源供給状態信号と被駆動回路電源供給状態信号の
状態を検出した検出信号に基づき、電源供給回路6の各
電源供給回路1〜nの中からどの電源供給回路を動作さ
せるか制御するための電力供給制御信号を出力する。
【0130】上記したように、図12に示すこの発明の
システムは、図1に示すものと同様に、デバイスのコア
部、I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制
御する必要があるデバイス11を便宜上1個記載してい
るが、勿論複数のデバイス11を制御することもでき
る。2個以上搭載するデバイス11…の場合に、そのデ
バイスの数だけ電源供給回路6の数も増える。
【0131】そして、制御信号生成回路5aから入力さ
れるクロック信号、リセット信号、及びシステムから入
力される被駆動回路電源供給状態信号等の制御信号、検
出信号より電源供給回路6を制御する電源供給制御信号
が生成され、電源供給回路6に与えられる。電源供給回
路6の各電源供給回路1〜nは、ON/OFF制御信
号、待機状態ON/OFF制御信号等の電源供給制御信
号により、被駆動回路11へ電力供給を制御して与え
る。
【0132】この図12に示すように、制御信号、被駆
動回路電源供給状態信号を受けるとともに電力供給信号
からのフィードバック信号により、被駆動回路11をど
の順序で動作させるかが制御される。
【0133】この図12に示す例においては、被駆動回
路11の中で最初に動作するのを電圧1入力部の回路と
している。電源供給回路6は、電池あるいはシステム安
定電源供給回路などの電源10から被駆動回路用電力の
供給を受け、被駆動回路で最初に動作する電力1入力部
の回路(最初に電源を供給する必要がある回路)に電力
を供給する。このため、電源供給回路1から電圧1入力
部へ電力が与えられる。
【0134】電源供給回路2〜nは、電源供給回路6よ
り被駆動回路用電力の供給を受け、被駆動回路で2番目
以降に動作する電力2〜n入力部の回路(2番目以降に
電源を供給する必要がある回路)に電力を供給する。2
番目以降に電源を供給する必要がある回路は、予め決め
られた条件に基づく。
【0135】制御信号生成回路5aは、システムより被
駆動回路電源供給状態信号、電力供給信号からのフィー
ドバック信号、クロック、リセット等の制御信号、及び
電源供給回路6内に設けられている電圧検出回路より電
源供給電圧検出信号を受け、被駆動回路用クロック、リ
セット等の被駆動回路用制御信号、電力供給制御信号1
〜nを出力する。
【0136】その電力供給制御信号1〜nにより、被駆
動回路11の電圧2〜n入力部のON/OFF組み合わ
せ条件、タイミングを制御し低消費電力化を図る。条件
はどの順序で動作するかのタイミングであり、電力供給
状態信号からのフィードバック信号により、制御信号生
成回路5aはフィードバックされ、被駆動回路11の条
件に応じた順序で駆動される。
【0137】次に、この発明のさらに具体的な実施形態
を図13に従い説明する。図13に示す第6の実施形態
は、図12に示す制御信号生成回路をクロック、リセッ
ト信号等を生成する第1の制御信号信号回路と、コア
部、I/O部に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制
御する必要があるデバイス11内に設けた2次電源供給
回路用制御信号生成回路17で構成している。このデバ
イス11内の被駆動回路16においてもコア部、I/O
部に2個以上の電源を従属的に制御する必要がある回路
が設けられている。この図13に示す実施形態と図2に
示す第2の実施形態とは、2次電源供給制御信号生成回
路17へ与えるフィードバック信号が異なる以外は同じ
構成である。即ち、図2に示す第2の実施形態が被駆動
回路16からの状態信号をフィードバック信号に用いて
いるのに対し、この図13に示す実施形態では、2次電
力供給制御信号からの信号をフィードバック信号に用い
た以外は図2に示す実施形態と同じである。説明の重複
を避けるために、同じ部分には同じ符号を付し、説明を
割愛する。
【0138】この図13に示す第6の実施形態において
も、図3に示す条件により、図4に示す信号を出力す
る。図14は、この第6の実施形態における2次電源供
給回路用制御信号生成回路17の具体的実施形態を示す
ブロック図である。
【0139】図14に示すように、2次電源供給回路用
制御信号生成回路17を組み合わせ回路と遅延回路(De
lay回路)から構成し、システムより被駆動回路電源供
給状態信号、制御信号生成回路よりリセット等の制御信
号、及び各デバイスの1次電源供給電圧検出回路よりそ
れぞれの1次電源供給電圧検出信号を受け、各デバイス
の被駆動回路用クロック、リセット等の被駆動回路用制
御信号、各デバイスの1次電力供給制御信号、2次電力
供給制御信号1〜nをメモリ回路170、状態変異検出
回路171、及びカウンタ回路172により制御し各信
号出力する。
【0140】次に、この発明のさらに具体的な実施形態
を図15に従い説明する。図15に示す第7の実施形態
は図8に示す第3の実施形態とは、2次電源供給制御信
号生成回路17へ与えるフィードバック信号が異なる以
外は同じ構成である。即ち、図8示す第3の実施形態が
被駆動回路16からの状態信号をフィードバック信号に
用いているのに対し、この図15に示す実施形態では、
2次電力供給制御信号からの信号をフィードバック信号
に用いた以外は図8に示す実施形態と同じである。説明
の重複を避けるために、同じ部分には同じ符号を付し、
説明を割愛する。
【0141】次に、この発明のさらに具体的な実施形態
を図16に従い説明する。図16に示す第8実施形態は
図9に示す第4の実施形態とは、電源供給制御信号生成
回路8へ与えるフィードバック信号が異なる以外は同じ
構成である。即ち、図9示す第4の実施形態が被駆動回
路16からの状態信号をフィードバック信号に用いてい
るのに対し、この図65に示す実施形態では、電力供給
制御信号からの信号をフィードバック信号に用いた以外
は図9に示す実施形態と同じである。説明の重複を避け
るために、同じ部分には同じ符号を付し、説明を割愛す
る。
【0142】
【発明の効果】コア部、I/O部に2個或いはそれ以上
の電源を必要とするデバイスは必ず最初に動作させる回
路部を持ち、その最初に動作させる回路に供給する電源
供給回路(1次)と2番目以降に動作する回路部に供給
する電源供給回路(2次)を従属的に制御する必要があ
る。
【0143】そして、デバイスの微細化が進み、回路規
模が大きくなると低消費電力のため2次電源供給回路を
複数持つため電源の制御が複雑となる。
【0144】上記したように、本発明を用いれば、制御
による誤動作(ソフトのバグ、暴走等)によるデバイス
の誤動作、リーク電流の増大を防止し、かつシステムの
制御を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかる電源装置を
示すブロック回路図である。
【図2】この発明の第2の実施形態にかかる電源装置を
示すブロック回路図である。
【図3】被駆動回路の動作の条件の一例を示す図であ
る。
【図4】図3に示す条件における制御信号を示すタイミ
ング図である。
【図5】2次電源供給回路用制御回路の具体例を示すブ
ロック図である。
【図6】2次電源供給回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図7】2次電源供給回路用制御回路の異なる具体例を
示すブロック図である。
【図8】この発明の第3の実施形態にかかる電源装置を
示すブロック回路図である。
【図9】この発明の第4の実施形態にかかる電源装置を
示すブロック回路図である。
【図10】被駆動回路の一例を示すブロック図である。
【図11】被駆動回路の他の例を示すブロック図であ
る。
【図12】この発明の第5の実施形態にかかる電源装置
を示すブロック回路図である。
【図13】この発明の第6の実施形態にかかる電源装置
を示すブロック回路図である。
【図14】2次電源供給回路の一例を示すブロック図で
ある。
【図15】この発明の第7の実施形態にかかる電源装置
を示すブロック回路図である。
【図16】この発明の第8の実施形態にかかる電源装置
を示すブロック回路図である。
【図17】従来の電源装置を示すブロック回路図であ
る。
【図18】従来の電源装置を示すブロック回路図であ
る。
【図19】従来の電源装置を示すブロック回路図であ
る。
【符号の説明】
10 電源 6 電源供給回路 5 被駆動回路 11 被駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 1/00 332A Fターム(参考) 5B011 EA04 EA05 EA10 FF01 MA13 5G003 BA01 DA15 DA17 5G065 AA01 EA02 GA04 JA02 5H730 AA14 AS00 BB82 EE61 FD61 XC12

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバイスに2個或いはそれ以上の電源を
    従属的に制御する必要があるデバイスを1個或いは2個
    以上搭載するシステムの前記デバイスにそれぞれ電源を
    供給する電源装置において、2個或いはそれ以上の電源
    を従属的に制御する必要がある被駆動回路と、前記被駆
    動回路の供給する電圧に応じた電力を供給する電源供給
    回路と、前記被駆動回路における電源供給条件に応じて
    与えられる被駆動回路電源供給状態信号と前記被駆動回
    路の状態を検出する状態検出信号とにより前記電源供給
    回路の駆動を制御する電力供給制御信号を生成する電源
    供給回路用制御信号生成回路と、から構成される電源装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電源供給回路は、デバイス用1次電
    源供給回路及び前記被駆動回路への電力を供給する2次
    電源供給回路とを備え、システムから入力されるクロッ
    ク信号、リセット信号、被駆動回路電源供給状態信号等
    の制御信号及び1次電源供給電圧検出信号より2次電源
    供給回路を制御する2次電力供給制御信号及び被駆動回
    路を制御する信号を含む被駆動回路用制御信号を生成す
    る2次電源供給回路用制御信号生成回路を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 2次電源供給回路用制御信号生成回路に
    電源を供給する制御回路用電源供給回路を備え、2次電
    源供給回路用制御信号生成回路により生成した信号を複
    数のデバイスに電力を供給し、各デバイスの電源を従属
    的に制御することを特徴とする請求項2に記載の電源装
    置。
  4. 【請求項4】 デバイスに電力を供給する電源供給回路
    のうち最初に動作させる電源供給回路を1次電源供給回
    路にみたてシステムから入力されるクロック信号、リセ
    ット信号、被駆動回路電源供給状態信号等の制御信号、
    及びそれぞれのデバイス用の最初に動作させる電源回路
    の電源供給電圧検出信号よりそれぞれのデバイス用の電
    源供給回路を制御する電力供給制御信号及び被駆動回路
    を制御する被駆動回路用制御信号を生成する電源供給回
    路用制御信号生成回路と、電源供給回路用制御信号生成
    回路に電源を供給する制御回路用電源供給回路と、から
    構成されることを特徴とする請求項1に記載の電源装
    置。
  5. 【請求項5】 前記被駆動回路は、コア部、I/O部に
    2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御する必要があ
    るデバイスであることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 前記被駆動回路は、電源の異なる被駆動
    回路から構成される装置であることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 前記電源供給回路用制御信号生成回路を
    組み合わせ回路及びディレイ回路で構成したことを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれかに記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 前記電源供給回路用制御信号生成回路を
    メモリ回路及びディレイ回路で構成したことを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれかに記載の電源装置。
  9. 【請求項9】 デバイスに2個或いはそれ以上の電源を
    従属的に制御する必要があるデバイスを1個或いは2個
    以上搭載するシステムの前記デバイスにそれぞれ電源を
    供給する電源装置において、2個或いはそれ以上の電源
    を従属的に制御する必要がある被駆動回路と、前記被駆
    動回路の供給する電圧に応じた電力を供給する電源供給
    回路と、前記被駆動回路における電源供給条件に応じて
    与えられる被駆動回路電源供給状態信号と、被駆動回路
    電源供給状態信号の変化の状態を検出する状態検出信号
    とにより前記電源供給回路の駆動を制御する電力供給制
    御信号を生成する電源供給回路用制御信号生成回路と、
    から構成される電源装置。
  10. 【請求項10】 前記電源供給回路は、デバイス用1次
    電源供給回路及び前記被駆動回路への電力を供給する2
    次電源供給回路とを備え、システムから入力されるクロ
    ック信号、リセット信号、被駆動回路電源供給状態信号
    等の制御信号及び1次電源供給電圧検出信号より2次電
    源供給回路を制御する2次電力供給制御信号及び被駆動
    回路を制御する信号を含む被駆動回路用制御信号を生成
    する2次電源供給回路用制御信号生成回路を備えたこと
    を特徴とする請求項9に記載の電源装置。
  11. 【請求項11】 2次電源供給回路用制御信号生成回路
    に電源を供給する制御回路用電源供給回路を備え、2次
    電源供給回路用制御信号生成回路により生成した信号を
    複数のデバイスに電力を供給し、各デバイスの電源を従
    属的に制御することを特徴とする請求項10に記載の電
    源装置。
  12. 【請求項12】 デバイスに電力を供給する電源供給回
    路のうち最初に動作させる電源供給回路を1次電源供給
    回路にみたてシステムから入力されるクロック信号、リ
    セット信号、被駆動回路電源供給状態信号等の制御信
    号、及びそれぞれのデバイス用の最初に動作させる電源
    回路の電源供給電圧検出信号よりそれぞれのデバイス用
    の電源供給回路を制御する電力供給制御信号及び被駆動
    回路を制御する被駆動回路用制御信号を生成する電源供
    給回路用制御信号生成回路と、電源供給回路用制御信号
    生成回路に電源を供給する制御回路用電源供給回路と、
    から構成されることを特徴とする請求項9に記載の電源
    装置。
  13. 【請求項13】 前記被駆動回路は、コア部、I/O部
    に2個或いはそれ以上の電源を従属的に制御する必要が
    あるデバイスであることを特徴とする請求項9ないし1
    2のいずれかに記載の電源装置。
  14. 【請求項14】 前記被駆動回路は、電源の異なる被駆
    動回路から構成される装置であることを特徴とする請求
    項9ないし12のいずれかに記載の電源装置。
  15. 【請求項15】 前記電源供給回路用制御信号生成回路
    を組み合わせ回路及びディレイ回路で構成したことを特
    徴とする請求項9ないし14のいずれかに記載の電源装
    置。
  16. 【請求項16】 電源供給回路用制御信号生成回路メモ
    リ回路、状態変異検出回路、及びカウンタ回路で構成し
    たことを特徴とする請求項9ないし14のいずれかに記
    載の電源装置。
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