JP2002287838A - ペダル装置 - Google Patents

ペダル装置

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JP2002287838A
JP2002287838A JP2001085686A JP2001085686A JP2002287838A JP 2002287838 A JP2002287838 A JP 2002287838A JP 2001085686 A JP2001085686 A JP 2001085686A JP 2001085686 A JP2001085686 A JP 2001085686A JP 2002287838 A JP2002287838 A JP 2002287838A
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pedal
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JP2001085686A
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English (en)
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Kazunori Sakamoto
和教 坂本
Setsu Takuma
摂 宅間
Hiroshi Watanabe
広 渡辺
Soji Mitsuyama
壮志 光山
Minoru Tanaka
実 田中
Akihiko Fukase
明彦 深瀬
Koji Furukawa
浩司 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Iron Works Co Ltd
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyoda Iron Works Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペダルアームの位置調節を円滑に行うことが
できる上に、過大に外力に対しても調節された位置によ
り確実に保持する。 【解決手段】 車体に支持された支持軸体の回動に伴っ
て揺動するリンクプレートと、支持軸体を中心として揺
動するリンクレバーに連結されたコネクタとによってブ
レーキレバーが前後位置調整可能に支持される。リンク
プレートに支持されたナット部材45にはモータによっ
て回転駆動される軸体54が螺合されている。軸体54
が回動すると合成樹脂からなる第1ナット部82によっ
てナット部材45が移動してブレーキペダルの前後位置
が調節される。ブレーキペダルから過大な踏み力が入力
されると第1ナット部82の弾性変形によって金属材か
らなる第2ナット部83が実質的に螺合する状態とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクセルペダル、
ブレーキペダル等のペダルアームを車両前後方向で位置
調節することができるペダル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アクセルペダルの前後位置を調節
することができるペダル装置として、米国特許特許番号
6109241のものがある。図19に示すように、こ
のペダル装置は電子スロットル制御用のアクセルペダル
100を備えたものであって、アクセルペダル100の
前方で車体構造体Sに固定されたサポート101を備
え、このサポート101に設けられた支持軸102を中
心にアクセルペダル100が揺動するように支持されて
いる。詳述すると、サポート101には支持軸102に
よってブラケット103が上方に先端を向けた状態で回
動可能に支持され、このブラケット103の先端部には
車両後方に延出されたガイドロッド104の基端が固定
されている。そして、ガイドロッド104にアクセルペ
ダル100の上端部が支持されている。
【0003】このペダル装置において、アクセルペダル
100をガイドロッド104に沿って移動させると、ア
クセルペダル100の前後位置が調節される。そして、
調節された位置に保持されたアクセルペダル100を踏
み込み操作すると、支持軸102を中心にペダルアーム
が揺動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ペダル装置では、アクセルペダル100が、その上下中
央部の前方に位置する支持軸102を中心として揺動す
るように支持されているので、ブラケット103、ガイ
ドロッド104を含むペダル装置全体の容積に対して、
アクセルペダル100の踏み込みストロークを大きく確
保することができない。一方、ペダル装置を大型にして
踏み込みストロークを確保しようとすると、ガイドロッ
ド104が室内に突出して緊急時に乗員と接触する可能
性がある。このため、この機構を、大きな踏み込みスト
ロークを必要とするブレーキペダルに適用することは不
適である。
【0005】このような課題を解決するため、本出願人
は、図1〜図4に示すように、アクセルペダル15とブ
レーキペダル30とがそれぞれリンク機構19,73に
よって支持されたペダル装置10を考えた。
【0006】このペダル装置10において、アクセルペ
ダル15は、車体に対し回動可能に支持されたリンクプ
レート22及びリンクレバー23に対してそれぞれ回動
可能に連結されたペダルホルダ16に対して回動可能に
支持されている。リンクプレート22は車体に回動可能
に支持された支持軸体21に対し一体回転可能に固定支
持されている。そして、支持軸体21の回動によってリ
ンクプレート22が揺動することでアクセルペダル15
の前後位置が移動する。
【0007】また、ブレーキペダル30は、支持軸体2
1に対し一体回転可能に固定されたリンクプレート31
と、支持軸体21の回転軸線上で回転可能に車体に支持
されたリンクレバー32の先端に回動可能に連結された
コネクタ33とに対しそれぞれ回動可能に連結されてい
る。また、リンクレバー32と一体回動するシリンダ操
作レバー34が設けられ、その先端はブレーキマスター
シリンダのシリンダロッドに連結されている。そして、
ブレーキマスターシリンダがシリンダ操作レバー34を
介してリンクレバー32の回動を規制した状態で、支持
軸体21を回動させるとリンクプレート31が回動しコ
ネクタ33が回動してブレーキペダル30の前後位置が
移動する。
【0008】このようなペダル装置10では、各ペダル
15,30が、その上方で各ペダル15,30を支持す
るリンク機構19,73によって回動するので、ペダル
装置10全体の容積をそれほど大きくすることなく大き
な踏み込みストロークを得ることができる。
【0009】このペダル装置10では、アクセルペダル
15側のリンクプレート22とブレーキペダル30側の
リンクプレート31とが共に一体回転可能に固定されて
いる支持軸体21がモータ48の動力で回動操作され
る。詳述すると、支持軸体21の回動に伴って揺動する
リンクプレート22にナット部材45が回動可能に支持
され、このナット部材45にモータ48によって回転駆
動される軸体54のねじ部63が螺合されている。そし
て、モータ48によって軸体54が回動されると、ナッ
ト部材45を介してリンクプレート22が揺動する。そ
の結果、支持軸体21が回動してリンクプレート31が
共に回動し、アクセルペダル15及びブレーキペダル3
0の前後位置が調節される。そして、各ペダル15,3
0は、調節された位置にナット部材45、軸体54等に
よって保持される。
【0010】なお、軸体54と噛合わされるナット部材
45は、軸体54及びナット部材45の部品誤差や、組
み立て誤差等による食い付きを防止し、ナット部材45
が軸体54に沿って円滑に移動するように合成樹脂で形
成されている。
【0011】ところで、車両で走行中に運転者が慌てて
ブレーキペダル30を異常に過大な踏み力でブレーキ操
作することがある。このような場合、上記ペダル装置1
0においては、ブレーキペダル30に加わった過大な踏
み力が、支持軸体21を介してナット部材45、軸体5
4等に加わることになる。その結果、ナット部材45や
軸体54等が破損してその機能が低下し、アクセルペダ
ル15及びブレーキペダル30が調節された前後位置か
ら移動してしまうことが考えられる。
【0012】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、ペダルアームを車両前
後方向に位置調節することができるペダル装置におい
て、通常時には位置調節を円滑に行うことができる上
に、ペダルアームに過大な外力が加わったときにもペダ
ルアームを調節された位置により確実に保持することが
できるペダル装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、ペダルアームを、踏み込
み操作可能かつ車両前後方向での位置調節可能に支持す
る支持手段と、前記支持手段を介して前記ペダルアーム
の車両前後方向での位置を調節するとともに調節した位
置に保持する調節手段とを備えたペダル装置において、
前記調節手段と前記支持手段とを弾性的に作動連結する
第1連結手段と、前記第1連結手段による作動連結状態
を補助するように剛性的に作動連結する第2連結手段と
が設けられていることを要旨とする。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、通常時に
は支持手段が第1連結手段を介して調節手段に作動連結
される。このため、支持手段と調節手段との作動連結部
に各手段の部材、組み立て誤差等による機械的な誤差が
あっても、弾性的に作動連結する第1連結手段によって
その誤差が吸収される。その結果、調節手段によって支
持手段が円滑に作動される。また、ペダルアームに過大
な外力が加わると、支持手段と調節手段との作動連結部
に過大な外力が加わって両手段が第1連結手段によって
弾性的に作動連結されない状態となることがある。この
状態では、第1連結手段による作動連結状態を補助する
第2連結手段によって両手段が剛性的に作動連結され
る。その結果、ペダルアームに過大な外力が加わった状
態でも、支持手段が調節手段によってより確実に保持さ
れる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記支持手段は、車体に対し回動可能
に支持された支持軸体と、この支持軸体の回動に伴って
揺動する支持レバーとを備え、この支持レバーを介して
前記ペダルアームが支持されるとともに支持軸体の回動
に伴う支持レバーの揺動によってペダルアームの位置を
調節するものであり、前記調節手段は、前記支持軸体の
回動に伴って揺動する操作レバーと、前記支持軸体の回
動軸線と平行な回動軸線上で回動可能に前記操作レバー
に支持されるとともにその回動軸線に直交する方向に延
びるねじ孔を備えたナット部材と、前記ナット部材の回
動軸線に直交する平面上に位置する回動軸線を中心とし
て回動可能に支持されるとともに前記ねじ孔に螺合する
状態で両方向に回動操作されるねじ軸とを備えているこ
とを要旨とする。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、ねじ軸を回動させるとナ
ット部がねじ軸に沿って移動して操作レバーが揺動す
る。すると、車体に回動可能に支持された支持軸体が回
動して支持レバーが揺動し、支持レバーに支持されたペ
ダルアームの位置が調節される。また、ねじ軸の回動を
停止するとナット部材の移動が停止して操作レバーの回
動が停止する。すると、支持軸体の回動が停止して支持
レバーの揺動が停止し、ペダルアームが調節された位置
に保持される。このような構成のペダル装置において、
請求項1に記載の作用が得られる。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記第1連結手段は、合成樹脂で形成
されるとともに前記ねじ孔を備えた第1ナット部材であ
り、前記第2連結手段は、剛性体で形成され前記ねじ軸
に螺合可能な副ねじ孔を備えるとともに前記第1ナット
部材と一体化された第2ナット部材であり、前記ナット
部材は前記第1ナット部材及び第2ナット部材からなる
とともに、両ナット部材のいずれか少なくとも一方が前
記操作レバーに支持されていることを要旨とする。 請
求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の
作用に加えて、ねじ孔を合成樹脂で形成する第1ナット
部材を介して操作レバーとねじ軸とが作動連結される。
このとき、第1ナット部材のねじ孔とねじ軸との間に機
械的なずれがあっても、ペダルアームから過大な外力が
入力されない状態では、ねじ孔側が弾性変形してそのず
れが吸収される。その結果、過大な外力が加わらない状
態では、ナット部材がねじ軸に沿って円滑に移動する。
また、ペダルアームが過大な外力によって踏み込み操作
されると、第1ナット部材のねじ孔が大きく弾性変形
し、第1ナット部材に一体化された第2ナット部材の副
ねじ孔がねじ軸に螺合する状態となる。このため、過大
な外力が加わった状態においてもナット部材がそのとき
の位置でねじ軸に支持され、ペダルアームがより確実に
そのときの位置に保持される。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記第1ナット部材は前記操作レバー
に支持され、前記第2ナット部材は、前記第1ナット部
材にインサートされた状態で設けられていることを要旨
とする。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の作用に加えて、合成樹脂からなり支持レ
バーに支持された第1ナット部材を介して操作レバーと
ねじ軸とが作動連結される。ペダルアームから過大な外
力が入力されると、第1ナット部材のねじ孔部分が大き
く弾性変形し、第1ナット部材にインサートされている
第2ナット部材の副ねじ孔が直接又は間接にねじ軸に螺
合する状態となる。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記第1ナット部材は前記操作レバー
に支持され、前記第2ナット部材は、前記ペダルアーム
に加わる踏み力によって第1ナット部材が移動しようと
する側に第1ナット部材と独立して前記ねじ軸に沿って
移動可能に設けられ、前記第2ナット部材を前記第1ナ
ット部材に弾性的に一体連結する連結部材が設けられて
いることを要旨とする。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の作用に加えて、ねじ軸が回動すると合成
樹脂からなる第1ナット部材を介して操作レバーが揺動
する。ペダルアームから入力された過大な外力は操作レ
バーから第1ナット部材に加わり、第1ナット部材のね
じ孔部分が大きく弾性変形し、また、弾性部材が弾性変
形して第1ナット部材が第2ナット部材側に移動して当
接する。その結果、第1ナット部材の移動が第2ナット
部材によって規制される。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記第2連結手段は、剛性体で形成さ
れ前記ねじ孔を形成する前記ナット部材であり、前記第
1連結手段は、前記ナット部材を前記操作レバーに弾性
的に支持する支持部材であることを要旨とする。
【0023】請求項6に記載の発明は、請求項2に記載
の発明の作用に加えて、剛性体で形成されたナット部材
とねじ軸との機械的なずれが、ナット部材を弾性的に支
持レバーに支持する支持手段によって吸収される。その
結果、過大な外力が加わらない状態では、ナット部材が
ねじ軸に沿って円滑に作動する。また、ペダルアームか
ら過大な外力が入力されても、支持部材がより大きく弾
性変形するだけで、ナット部材がそのときの位置でねじ
軸に支持される。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
アクセルペダル及びブレーキペダルを備えたペダル装置
に具体化した一実施形態を図1〜図13に従って説明す
る。
【0025】図1,3に示すように、本実施形態のペダ
ル装置10は、アクセルペダル部11、ブレーキペダル
部12及びペダル位置調節部13を備えている。アクセ
ルペダル部11は電子スロットル制御用であって、ペダ
ルアームとしてのアクセルペダル15、ペダルホルダ1
6、捻りコイルばね17、アクセル開度センサ18及び
リンク機構19を備えている。本実施形態では、リンク
機構19が支持手段である。
【0026】アクセルペダル15は、金属板材で環状に
形成されているペダルホルダ16に対し支持軸20によ
って揺動可能に支持されている。アクセルペダル15
は、支持軸20に支持された捻りコイルばね17の付勢
力によって踏み込み開始位置に保持されている。尚、踏
み込み開始位置とは、アクセル操作されていないときの
アクセルペダル15の位置であって、ペダルホルダ16
に設けられた図示しない規制部にアクセルペダル15が
当接して揺動が規制される位置である。
【0027】アクセル開度センサ18はペダルホルダ1
6に設けられ、踏み込み開始位置からのアクセルペダル
15の踏み込み量を検出し、その検出値を電気信号で例
えば図示しないスロットル電子制御装置に出力する。
【0028】図1〜図4に示すように、リンク機構19
は、アクセルペダル15の車両前後方向での位置(以
下、単に前後位置という。)を調節するものであって、
支持軸体21、支持レバー及び操作レバーとしてのリン
クプレート22、リンクレバー23及びペダルブラケッ
ト24を備えている。
【0029】支持軸体21は、図4に示すように、車両
に固定されたブラケットBに固定支持された支持ボルト
25にカラー26を介して回動可能に支持されている。
リンクプレート22は一対からなり、支持軸体21の回
動軸線から径方向に延出するように設けられるとともに
揺動可能に固定支持されている。
【0030】リンクレバー23は、その上端部がブラケ
ットB(図9〜図12に図示)に揺動可能に連結されて
いる。ペダルブラケット24は金属板材から形成され、
図2に示すように、その車両前後方向での前部24aが
リンクレバー23の下端部に対し回動可能に連結されて
いる。また、図1に示すように、同じく後部24bがリ
ンクプレート22の下端部に対し回動可能に連結されて
いる。詳述すると、図4に示すように、両リンクプレー
ト22には、支持ボルト25に平行に配置された支持ボ
ルト27が挿通され、この支持ボルト27には両リンク
プレート22に挟まれた状態でカラー28が外嵌されて
いる。一方、ペダルブラケット24には、両リンクプレ
ート22の間に配置される支持軸部29が一体に設けら
れている。そして、ペダルブラケット24は、両リンク
プレート22の間で支持軸部29がカラー28を介して
支持ボルト27に回動可能に支持されることで回動軸線
方向に移動しない状態で揺動可能に連結されている。そ
して、ペダルブラケット24の下面にはペダルホルダ1
6が固定されている。
【0031】以上のように構成されたリンク機構19
は、図7,8に示すように、支持軸部29が回動されて
両リンクプレート22が揺動すると、ペダルブラケット
24を介してリンクレバー23を揺動させる。このと
き、ペダルブラケット24にペダルホルダ16を介して
支持されているアクセルペダル15の前後位置を変化さ
せる。
【0032】図1〜図4に示すように、ブレーキペダル
部12は、ペダルアームとしてのブレーキペダル30、
支持レバーとしてのリンクプレート31、リンクレバー
32、コネクタ33及びシリンダ操作レバー34を備え
ている。ブレーキペダル30、リンクプレート31、リ
ンクレバー32及びコネクタ33はリンク機構73を構
成する。ブレーキペダル30は、アクセルペダル15が
支持された支持ボルト25に対し、リンクプレート3
1、リンクレバー32及びコネクタ33を介して前後位
置が調節可能に支持されている。本実施形態では、リン
ク機構73がブレーキペダル30の支持手段である。
【0033】リンクプレート31は、図4に示すよう
に、両リンクプレート22が固定支持された支持軸体2
1に対し揺動可能に固定支持されている。即ち、リンク
プレート31は、両リンクプレート22と同様、カラー
26を介して支持ボルト25に揺動可能に支持されてい
る。また、リンクプレート31の先端部は、ペダルホル
ダ16を介してアクセルペダル15が支持された支持ボ
ルト27に軸支されている。
【0034】リンクレバー32は、図4に示すように、
その基端に設けられた支持軸部35によって、カラー3
6を介して支持ボルト25に軸支されている。即ち、リ
ンクレバー32は、リンクプレート31と独立して揺動
可能に支持ボルト25に連結支持されている。
【0035】シリンダ操作レバー34は、支持軸部35
の一端に揺動可能に固定支持されている。シリンダ操作
レバー34の先端には、図示しないブレーキマスターシ
リンダのシリンダロッドが連結されている。シリンダ操
作レバー34は、ブレーキマスターシリンダによって、
図9,11に示す決まった位置に保持されている。シリ
ンダ操作レバー34は、ブレーキペダル30のブレーキ
操作をブレーキマスターシリンダに伝達する。
【0036】ブレーキペダル30は、図4に示すよう
に、その上端部における車両前後方向での前部30aに
設けられた支持軸部37により、カラー38を介して支
持ボルト27に軸支されている。即ち、ブレーキペダル
30は、アクセルペダル15と独立して揺動可能にその
前部30aで支持ボルト27に連結支持されている。
【0037】コネクタ33は一対からなり、図1,2に
示すように、リンクレバー32の先端とブレーキペダル
30の上端後部30bとを連結している。なお、両コネ
クタ33は、リンクレバー32及びブレーキペダル30
を挟持する状態で互いにピン39及びEリング40によ
って連結固定されている。
【0038】即ち、ブレーキペダル30、リンクプレー
ト31、リンクレバー32及び両コネクタ33は、リン
クプレート31及びリンクレバー32を連結支持する支
持ボルト25の位置のみが固定されたリンク機構73を
構成している。
【0039】以上のように構成されたブレーキペダル部
12は、図9,11に示すように、リンクレバー32が
ブレーキマスターシリンダによって決まった位置に保持
されている状態で、支持軸体21を回動させると、リン
クプレート31が揺動しブレーキペダル30を介してコ
ネクタ33が揺動する。このとき、リンクプレート31
及びコネクタ33を連結する状態でリンクプレート31
及びコネクタ33に支持されているブレーキペダル30
の前後位置が変化する。
【0040】また、支持軸体21がある角度位置に固定
保持されている状態で、ブレーキペダル30をブレーキ
操作すると、図9,10、又は、図11,12に示すよ
うに、コネクタ33を介してリンクレバー32が揺動す
る。このとき、ブレーキペダル30が支持ボルト27を
中心として揺動し、ブレーキマスターシリンダを作動さ
せる。
【0041】図1〜図3に示すように、リンク機構73
において対角に位置するリンクレバー32とブレーキペ
ダル30との間には、捻りコイルばね74が設けられて
いる。捻りコイルばね74は、リンクレバー32とブレ
ーキペダル30とを互いに離間させる向きに付勢するよ
うに設けられている。このように設けられた捻りコイル
ばね74は、ブレーキペダル30の踏み込み操作に必要
な踏み力を増大させることなく、リンク機構73の構成
要素であるブレーキペダル30、リンクプレート31、
リンクレバー32及びコネクタ33の各連結部において
クリアランスに起因するがたつきを排除する。このこと
により、図9〜図12に示すようにブレーキ操作時にお
けるリンク機構73の作動中に、リンク機構73の構成
要素の各連結部でのがたつきによる異音の発生を防止す
る。
【0042】また、図1,2に示すように、一対のコネ
クタ33には止め金具75が装着されている。止め金具
75はばね材で断面略「コ」字状に形成され、図18に
示すように、リンクレバー32及びブレーキペダル30
に対しピン39及びEリング40によって両側で連結さ
れた一対のコネクタ33を挟持している。また、止め金
具75は、その両側に設けた一対の押圧片75aによっ
て各ピン39の頭部39aを付勢してコネクタ33の側
面に当接させている。なお、止め金具75が両コネクタ
33を挟持する状態では、ピン39の溝に係止されたE
リング40がコネクタ33の側面から離間した位置に配
置される。このように設けられた止め金具75は、リン
ク機構73の作動中に、各ピン39を係止されているE
リング40に軸線方向の外力が加わらないようにし、E
リング40がピン39から脱落しないようにする。仮に
何らかの原因でEリング40がピン39から脱落するこ
とがあっても、止め金具75はピン39の頭部39aを
抑え、抜けを防止するフェールセーフ構造が採用されて
いる。また、止め金具75は、ピン39のガタつきを防
止する効果も持っている。
【0043】ペダル位置調節部13はアクセルペダル1
5及びブレーキペダル30の前後位置を調節する機構で
あって、図1,3に示すように、モータ部42及びナッ
ト部材45を備えている。本実施形態では、ペダル位置
調節部13がアクセルペダル15及びブレーキペダル3
0の各調節手段である。
【0044】ナット部材45は一対のリンクプレート2
2の間において支持軸体21の回動軸線と平行な回動軸
線上で回動可能に支持されている。モータ部42は、図
5,6に示すように、モータサポート47、モータ4
8、ジョイントハウジング49、モータ軸ケーシング5
0、スクリュー体51及びウォーム52を備えている。
【0045】モータサポート47は、ブラケットBに固
定されたモータブラケット53に揺動可能に支持されて
いる。モータサポート47はその延出部にモータ48を
支持している。また、モータサポート47は、その内側
にジョイントハウジング49を支持している。そして、
モータ48の出力軸48aは、モータケーシング48b
とジョイントハウジング49との間に支持固定されたモ
ータ軸ケーシング50を挿通してジョイントハウジング
49内に導入されている。出力軸48aの先端にはウォ
ーム52が固定支持されている。
【0046】スクリュー体51は、ジョイントハウジン
グ49に回動可能に支持されている。スクリュー体51
は、ねじ軸としての軸体54、ウォームホイール55、
ストッパ56、ワッシャ57、ロックナット58を備え
ている。
【0047】軸体54は、基端部60、延出部61、ス
トッパ部62、ねじ部63を備えている。基端部60に
は、ウォームホイール55が一体回動するように嵌合固
定されている。基端部60から延びる延出部61の端部
にはストッパ部62が形成され、このストッパ部62か
ら先にねじ部63が設けられている。ねじ部63の先端
側にはストッパ56がワッシャ57及びロックナット5
8によって固定されている。そして、軸体54は、ウォ
ームホイール55がウォーム52に噛合った状態でジョ
イントハウジング49に対し回動可能に支持されてい
る。また、軸体54は、モータサポート47の外側で軸
体54の図示しないねじ部に螺合するロックナット59
によって軸線方向に移動不能に支持されている。
【0048】また、軸体54のねじ部63には、ナット
部材45がねじ孔45aで噛合わされている。軸体54
は、その回動により、ねじ部63に噛合うナット部材4
5をストッパ部62とストッパ56との間で移動させ
る。なお、ストッパ56は合成ゴムで形成され、ナット
部材45の当接を緩衝する。
【0049】以上のように構成されたペダル位置調節部
13は、モータ48が正転又は逆転運転されると、ウォ
ーム52及びウォームホイール55を介して軸体54が
正転又は逆転する。そして、ナット部材45がねじ部6
3に沿って前進又は後進し、リンクプレート22が揺動
して支持軸体21を正転又は逆転させる。
【0050】次に、ナット部材45の特徴的な構成につ
いて詳述する。図13に示すように、ナット部材45
は、第1ナット部82と第2ナット部83とからなる。
本実施形態では、第1ナット部82が第1連結手段及び
第1ナット部材であり、第2ナット部83が第2連結手
段及び第2ナット部材である。
【0051】第1ナット部82は合成樹脂で形成され、
両リンクプレート22の間で回動可能に支持されてい
る。また、第1ナット部82はねじ孔45aを形成し、
このねじ孔45aによって軸体54のねじ部63に直接
螺合されている。
【0052】第2ナット部83は金属で円筒状に形成さ
れ、第1ナット部82にインサートによって一体化され
ている。第2ナット部83は、ねじ孔45aよりもやや
大きな径に形成されるとともに、ねじ部63に螺合可能
な径を備えた副ねじ孔83aを備えている。この副ねじ
孔83aは、第1ナット部82が形成するねじ孔45a
の外側でねじ部63に螺合可能な位置に設けられてい
る。
【0053】このように形成されたナット部材45は、
通常の踏み力でのペダル操作に伴う外力がリンクプレー
ト22からナット部材45に加わっていない状態では、
ねじ孔45aを形成する第1ナット部82を介してリン
クプレート22と軸体54とを弾性的に作動連結する。
詳述すると、通常範囲の外力がリンクプレート22から
加わる状態では、合成樹脂からなる第1ナット部82が
形成するねじ孔45aの壁部が第2ナット部83の副ね
じ孔83aとの間で弾性変形する。そして、リンクプレ
ート22、ナット部材45、軸体54等の部材の寸法誤
差や、組み立て誤差等に起因するナット部材45(ねじ
孔45a)と軸体54とのずれを矯正し、ずれに起因す
る食い付き等の動作不良を防止する。
【0054】一方、ナット部材45は、リンクプレート
22からナット部材45に過大な外力が加わり、第1ナ
ット部82によって弾性的に作動連結されなくなった状
態では、実質的に第2ナット部83の副ねじ孔83aが
ねじ部63に螺合する状態となる。即ち、第2ナット部
83は、副ねじ孔83aの外側でねじ孔45aを形成す
る第1ナット部82の一部がそれ以上弾性変形しなくな
っている状態では、その一部を介してねじ部63に間接
的に螺合する。また、第2ナット部83は、ねじ孔45
aの壁部が破損した状態では、ねじ部63に直接に螺合
する。そして、異常な踏み力でペダル操作されている状
態においても、各ペダル15,30が、ナット部材45
及び軸体54を介して、調節された前後位置に保持され
るようにする。
【0055】次に、以上のように構成された本実施形態
の動作について説明する。モータ48を正転又は逆転さ
せると、スクリュー体51が回動してナット部材45が
ねじ部63に沿って移動し、図7,8に示すようにリン
クプレート22が揺動する。リンクプレート22の揺動
に伴ってリンクレバー23も揺動し、ペダルホルダ16
と共にアクセルペダル15が前後方向に移動する。この
とき、アクセルペダル15は、リンク機構19の作用に
よりその姿勢が大きく変化しない状態で前後に移動す
る。
【0056】また、支持軸体21が回動すると、図9,
11に示すように、リンクプレート31も揺動する。こ
のとき、ブレーキマスターシリンダによってリンクレバ
ー32が保持されているので、リンクプレート31の揺
動に伴ってコネクタ33が揺動する。すると、ブレーキ
ペダル30が前後方向に移動する。このとき、ブレーキ
ペダル30は、リンク機構73の作用によりその姿勢が
大きく変化しない状態で前後に移動する。
【0057】モータ48を運転して各ペダル15,30
の前後位置を調節するとき、リンクプレート22は、ナ
ット部材45の第1ナット部82を介して弾性的に軸体
54に作動連結される。このため、リンクプレート2
2、ナット部材45、軸体54等の部品の寸法誤差、こ
れら各部品の組み立て誤差等に起因してナット部材45
と軸体54との間に食い付き等が生ぜず、食い付き等に
よる作動不良状態が生じない。その結果、モータ48の
動作によってナット部材45が軸体54のねじ部63に
沿って円滑に移動し、ナット部材45の移動によって揺
動するリンクプレート22を介して支持軸体21が円滑
に回動する。
【0058】モータ48の回動を停止させると、ナット
部材45がねじ部63上のある位置で停止し、支持軸体
21の回動が停止してリンクプレート22及びリンクプ
レート31の揺動が停止する。リンクプレート22及び
リンクレバー23の揺動が停止すると、アクセルペダル
15がそのときの前後位置に保持される。また、リンク
プレート31及びリンクレバー32の揺動が停止する
と、ブレーキペダル30がそのときの前後位置に保持さ
れる。このとき、アクセルペダル15及びブレーキペダ
ル30は、支持軸体21、リンクプレート22、ナット
部材45、軸体54、ジョイントハウジング49、モー
タサポート47及びモータブラケット53を介して車体
に対し調節された前後位置にそれぞれ保持される。
【0059】両ペダル15,30の前後位置が調節され
た状態でアクセルペダル15をアクセル操作すると、図
7又は図8に二点鎖線で示すように、アクセル操作によ
って加えられた踏み力に応じ、アクセルペダル15が捻
りコイルばね17の付勢力に抗して踏み込み開始位置か
ら回動する。このとき、アクセルペダル15の踏み込み
量がアクセル開度センサ18によって検出される。アク
セルペダル15に対して加える踏み力を弱くしていく
と、捻りコイルばね17の付勢力によってアクセルペダ
ル15が踏み込み開始位置に向かって復帰する。
【0060】また、両ペダル15,30の前後位置が調
節された状態でブレーキペダル30をブレーキ操作する
と、図9,10又は図11,12に示すように、ブレー
キ操作によって加えられた踏み力に応じ、ブレーキペダ
ル30がブレーキマスターシリンダ側からの反力に抗し
て踏み込み開始位置から回動する。すると、踏み力に応
じてブレーキマスターシリンダがブレーキ装置を作動さ
せ、踏み力に応じた制動が車両に加わる。踏み力を弱く
していくと、ブレーキマスターシリンダ側からの反力に
よってブレーキペダル30が踏み込み開始位置に向かっ
て復帰する。
【0061】ブレーキペダル30のブレーキ操作に伴っ
てリンク機構73が作動するとき、リンク機構73にお
いて対角に位置するリンクレバー32とブレーキペダル
30とが捻りコイルばね74によって互いに離間する向
きに付勢されているので、各構成要素の連結部における
クリアランスが排除される。このため、リンク機構73
の作動中に、各連結部でクリアランスに起因する異音が
発生しない。
【0062】車両の走行中に運転者が慌てて車両を制動
しようとしてブレーキペダル30を過大な踏み力でブレ
ーキ操作すると、この踏み力は支持軸体21及びリンク
プレート22を介してナット部材45に加わる。この外
力は、ナット部材45を車両前方に移動させようとする
向きに加わる。すると、ナット部材45のねじ孔45a
の壁部が大きく弾性変形し、実質的に第2ナット部83
の副ねじ孔83aが間接的にねじ部63に螺合する状態
となる。あるいは、ねじ孔45aの壁部が破損し、副ね
じ孔83aがねじ部63に直接螺合する状態となる。そ
の結果、金属からなる第2ナット部83を介してリンク
プレート22の揺動が規制され、過大な踏み力に抗して
ブレーキペダル30が調節されている前後位置に保持さ
れる。
【0063】以上詳述した本実施形態によれば、以下の
効果を得ることができる。 (1) 通常時にはリンクプレート22と軸体54と
が、合成樹脂からなる第1ナット部82によって連結さ
れるので、ナット部材45が軸体54に沿って円滑に移
動する。このため、各ペダル15,30の前後位置がよ
り円滑に調節される。また、調節に伴う作動音の発生が
抑制される。
【0064】一方、ブレーキペダル30から過大な外力
が入力されたときには、第1ナット部82が大きく弾性
変形して金属からなる第2ナット部83が実質的にねじ
部63に螺合する状態となる。このため、ナット部材4
5がねじ部63上のそのときの位置により確実に保持さ
れ、ブレーキペダル30の前後位置がより確実にそのと
きの位置に保持される。その結果、ブレーキペダル30
に過大な踏み力を加えた後にも、ブレーキペダル30を
調節された前後位置でブレーキ操作することができる。
【0065】(2) 合成樹脂からなる第1ナット部8
2が弾性変形してブレーキペダル30を十分に保持でき
なくなったときに、金属からなる第2ナット部83がブ
レーキペダル30を保持する。このため、ナット部材4
5全体を合成樹脂で形成する場合に比較して、同じ大き
さの外力に対する強度をより小さい容積で得ることがで
きる。このため、ペダル装置10の小型化を図ることが
できる。
【0066】(3) 金属からなる第2ナット部83を
第1ナット部82にインサートによって一体化したの
で、部品点数がナット部材45だけとなり、組み立て工
数も増加しない。 (第2実施形態)次に、本発明を具体化した第2実施形
態を図14に従って説明する。尚、本実施形態は、前記
第1実施形態のナット部材45をナット部材84に変更
したことのみが第1実施形態と異なる。従って、第1実
施形態と同じ構成については、符号を同じにしてその説
明を省略し、ナット部材84のみについて詳述する。
【0067】図14に示すように、本実施形態のナット
部材84は、第1ナット部85と第2ナット部86とか
らなる。本実施形態では、第1ナット部85が第1連結
手段であり、第2ナット部86が第2連結手段である。
【0068】第1ナット部85は合成樹脂で形成され、
両リンクプレート22の間で回動可能に支持されてい
る。また、第1ナット部85は、軸体54のねじ部63
が螺合するねじ孔85aを備えている。
【0069】第2ナット部86は金属で円筒状に形成さ
れ、第1ナット部85にインサートによって一体化され
ている。第2ナット部86は、ねじ孔85aよりもやや
大きな径に形成されるとともに、ねじ部63に螺合可能
な径を有する副ねじ孔86aを備えている。この副ねじ
孔86aは、ねじ部63に直接螺合しない位置に配置さ
れている。
【0070】このように形成されたナット部材84は、
第1ナット部85のねじ孔85aを介してリンクプレー
ト22と軸体54とを弾性的に作動連結する。詳述する
と、金属からなる第2ナット部86の副ねじ孔86aが
ねじ部63に当接しない範囲で、合成樹脂からなる第1
ナット部85のねじ孔85aが弾性変形する。そして、
リンクプレート22、ナット部材84、軸体54等の部
材の寸法誤差や、組み立て誤差等に起因するナット部材
45と軸体54とのずれを矯正し、ずれに起因する食い
付き等による動作不良を防止する。
【0071】一方、ナット部材84に過大な外力がリン
クプレート22から加わると、第1ナット部85のねじ
孔85aが大きく弾性変形し、実質的に第2ナット部8
6の副ねじ孔86aがねじ部63に螺合する状態とな
る。そして、過大な外力が加わった状態において、第2
ナット部86がねじ部63上のそのときの位置に留ま
り、リンクプレート22の揺動を規制する。
【0072】次に、以上のように構成された本実施形態
の作用について説明する。モータ48を運転して各ペダ
ル15,30の前後位置を調節するとき、リンクプレー
ト22は、ナット部材84の第1ナット部85を介して
弾性的に軸体54に作動連結される。このため、リンク
プレート22、ナット部材84、軸体54等の部品に寸
法誤差、これら各部品の組み立て誤差があっても、ナッ
ト部材84と軸体54との間に食い付き等の作動不良状
態が生じない。その結果、モータ48の作動によってナ
ット部材84が軸体54のねじ部63に沿って円滑に移
動し、リンクプレート22を介して支持軸体21が円滑
に回動する。
【0073】一方、過大な外力がナット部材84に加わ
ると、第1ナット部85のねじ孔85aが大きく弾性変
形し、実質的に第2ナット部86の副ねじ孔86aがね
じ部63に螺合する状態となる。その結果、金属からな
る第2ナット部86を介してリンクプレート22の揺動
が規制され、過大な踏み力に抗してブレーキペダル30
が調節されている前後位置に保持される。
【0074】以上詳述した本実施形態によっても、前記
第1実施形態における(1)〜(3)に記載の各効果を
得ることができる。 (第3実施形態)次に、本発明を具体化した第3実施形
態を図15及び図16に従って説明する。尚、本実施形
態は、前記第1実施形態のナット部材45をナット組立
体87に変更したことのみが第1実施形態と異なる。従
って、第1実施形態と同じ構成については、符号を同じ
にしてその説明を省略し、ナット組立体87のみについ
て詳述する。
【0075】図15,16に示すように、本実施形態の
ナット組立体87は、ナット部材93、補助ナット8
8、ナットサポート89及びワッシャ90とから構成さ
れている。本実施形態では、ナット組立体87がナット
部材である。また、ナット部材93が第1連結手段及び
第1ナット部材であり、補助ナット88が第2連結手段
及び第2ナット部材である。
【0076】ナット部材93は合成樹脂で形成され、ね
じ部63が螺合するねじ孔93aを備えている。補助ナ
ット88は金属で形成され、ねじ部63が螺合する副ね
じ孔88aを備えている。補助ナット88は、ねじ部6
3に対しナット組立体87とストッパ部62の間で螺合
されている。
【0077】ナットサポート89は、ばね性の金属板材
から形成され、軸体54が挿通する支持部89aと、ナ
ット部材93を挟持する一対の挟持部89bとを備えて
いる。支持部89aは、補助ナット88から延出された
支持部88bと、この支持部88bに外嵌されたワッシ
ャ90とによって挟持されることで補助ナット88に固
定されている。両挟持部89bは、支持部89aに固定
された補助ナット88を、ナット部材93がねじ部63
に沿って移動するときにいっしょに移動するようにナッ
ト部材93に一体化している。また、両挟持部89b
は、その弾性変形により、ナット部材93に対する補助
ナット88の軸線方向での距離が若干変化できるように
している。このことにより、ナット部材93のねじ孔9
3aと、補助ナット88の副ねじ孔88aとのねじピッ
チのアンマッチ分が吸収されるようにしている。
【0078】このように形成されたナット組立体87
は、リンクプレート22に支持されたナット部材45を
介してリンクプレート22と軸体54とを弾性的に作動
連結する。そして、リンクプレート22、ナット部材4
5、軸体54等の部材の寸法誤差や、組み立て誤差等に
起因するナット部材93と軸体54との間のずれを防止
する。このとき、補助ナット88には外力が加わらな
い。
【0079】一方、ナット組立体87に過大な外力がリ
ンクプレート22から加わると、ねじ孔93aが大きく
弾性変形し、ナット部材93が軸線方向に補助ナット8
8側に移動する。そして、このナット部材93の移動が
補助ナット88によって規制される。そして、過大な外
力が加わった状態において、リンクプレート22の揺動
が規制される。
【0080】以上のように構成された本実施形態の作用
を説明する。モータ48を運転して各ペダル15,30
の前後位置を調節するとき、リンクプレート22は、ナ
ット組立体87のナット部材93を介して弾性的に軸体
54に連結された状態で揺動する。このため、ナット部
材93と軸体54との間に食い付き等による作動不良が
生ぜず、ナット組立体87が円滑に移動する。
【0081】一方、過大な外力がナット部材93に加わ
ると、ナット部材93(ねじ孔93a)及びナットサポ
ート89が弾性変形してナット部材93が補助ナット8
8側に移動し、補助ナット88に当接してそれ以上の移
動が規制される。その結果、補助ナット88によってリ
ンクプレート22の揺動が規制され、過大な踏み力に抗
してブレーキペダル30が調節されている位置に確実に
保持される。
【0082】また、過大な踏み力が加わらなくなった状
態では、ナット部材93及びナットサポート89が弾性
復帰し、リンクプレート22がナット部材93を介して
再び軸体54に弾性的に連結された状態となる。このた
め、モータ48が運転されると、ナット組立体87がね
じ部63に沿って円滑に移動し、ブレーキペダル30の
前後位置が円滑に調節される。
【0083】以上詳述した本実施形態によれば、前記第
1実施形態における(1)に記載した効果を得ることが
できる。 (第4実施形態)次に、本発明を具体化した第4実施形
態を図17に従って説明する。尚、本実施形態は、前記
第1実施形態のナット部材45をナット部材91に変更
したことと、新たにゴムクッション92を設けたことの
みが第1実施形態と異なる。従って、第1実施形態と同
じ構成については、符号を同じにしてその説明を省略
し、ナット部材91及びゴムクッション92のみについ
て詳述する。
【0084】図17(a),(b)に示すように、本実
施形態のナット部材91は金属材で形成され、両リンク
プレート22間に回動可能に支持されている。ナット部
材91にはその回転軸線の径方向に貫通するねじ孔91
aが形成され、このねじ孔91aには軸体54のねじ部
63が螺合されている。本実施形態では、ナット部材9
1が第2連結手段である。
【0085】ナット部材91には回動軸線方向の両端に
全周に渡る段差部91bが形成され、この段差部91b
には環状のゴムクッション92が外嵌されている。本実
施形態では、ゴムクッション92が第1連結手段及び支
持手段である。
【0086】そして、ナット部材91は、各リンクプレ
ート22に設けられた孔22aに、ゴムクッション92
を介して回動可能に支持されている。このような構成に
おいて、ブレーキペダル30は、ナット部材91及びゴ
ムクッション92を介して軸体54に支持される。この
とき、リンクプレート22との間に介在されているゴム
クッション92の弾性変形によって、ナット部材91が
ねじ部63に沿って円滑に移動するようにナット部材9
1の姿勢がねじ部63に合わせて矯正される。このた
め、リンクプレート22、ナット部材91、軸体54等
の部品の寸法誤差や、これらの部品の組み立て誤差等に
起因するナット部材91と軸体54との間のずれが解消
される。
【0087】一方、ブレーキペダル30に異常に過大な
踏み力が加えられたときには、リンクプレート22から
加わる過大な外力によってゴムクッション92が通常よ
りも大きく弾性変形する。この状態において、金属材か
らなるナット部材91がねじ部63に剛性的に連結され
ているので、そのときの調節位置から移動することなく
保持される。その結果、過大な踏み力でペダル操作され
ている状態においても、各ペダル15,30が調節され
た前後位置に保持される。
【0088】以上詳述した本実施形態によれば、前記第
1実施形態における(1),(2)に記載した効果のほ
かに以下に記載する効果を得ることができる。 (1) 金属からなるナット部材91をゴムクッション
92で弾性的にリンクプレート22に支持するだけなの
で、部品点数がナット部材91とゴムクッション92だ
けですみ、組み立て工数も少なくてすむ。
【0089】次に、上記実施形態以外の実施形態を箇条
書きする。 ・ 上記実施形態では、アクセルペダル15及びブレー
キペダル30のいずれか一方のみを前後位置調節可能に
支持するペダル装置とする。
【0090】・ 上記実施形態で、支持手段はリンク機
構19,73に限らない。 ・ 上記実施形態で、軸体54を手動が回動されるもの
とする。 以下、前述した各実施形態から把握される技術的思想を
その効果とともに記載する。
【0091】(1) 請求項2〜請求項6のいずれか一
項に記載の発明において、前記支持手段は、車体に対し
揺動可能に支持された従動リンク(リンクレバー23)
と、この従動リンクと前記支持レバー(リンクプレート
22)とを連結する状態で従動リンク及び支持レバーに
対し回動可能に連結されたペダルホルダ(16)とを備
え、このペダルホルダに前記ペダルアーム(アクセルペ
ダル15)が踏み込み操作可能に支持されていることを
特徴とするペダル装置。
【0092】(2) 請求項2〜請求項6のいずれか一
項に記載の発明において、前記支持手段は、前記支持軸
体に対し相対揺動可能に支持された第1リンク(リンク
レバー32)と、この第1リンクに対し揺動可能に支持
された第2リンク(コネクタ33)とを備え、前記ペダ
ルアーム(ブレーキペダル30)は、前記支持レバー及
び第2リンクとを連結する状態で支持レバー及び第2リ
ンクに対して回動可能に連結されていることを特徴とす
るペダル装置。
【0093】(3) 上記(1)及び(2)に記載のペ
ダル装置を備え、各ペダル装置は、前記各支持軸体を共
有するものであって、前記ペダルホルダに支持されたペ
ダルアームはアクセルペダルであり、前記支持レバー及
び第2リンクに対して連結されたペダルアームはブレー
キペダルであることを特徴とするペダル装置。
【0094】(4) 請求項1〜請求項6のいずれか一
項に記載の発明において、前記ペダルアームはブレーキ
ペダルであることを特徴とするペダル装置。
【0095】
【発明の効果】請求項1〜請求項6に記載の発明によれ
ば、ペダルアームを車両前後方向に位置調節することが
できるペダル装置において、通常時には位置調節を円滑
に行うことができる上に、ペダルアームに過大な外力が
加わったときにもペダルアームを調節された位置により
確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のペダル装置を示す概略斜視
図。
【図2】 同じく概略斜視図。
【図3】 同じく概略正面図。
【図4】 支持軸部を示す概略断面図。
【図5】 モータ部を示す概略断面図。
【図6】 同じく概略断面図。
【図7】 アクセルペダルの作動状態を示す模式側面
図。
【図8】 同じく模式側面図。
【図9】 ブレーキペダルの作動状態を示す模式側面
図。
【図10】 同じく模式側面図。
【図11】 同じく模式側面図。
【図12】 同じく模式側面図。
【図13】 ナット部材及び軸体を示す模式断面図。
【図14】 第2実施形態のナット部材及び軸体を示す
模式断面図。
【図15】 第3実施形態のナット組立体及び軸体を示
す模式断面図。
【図16】 ナット組立体及び軸体を示す正面図。
【図17】 (a)は第4実施形態のナット部材及びゴ
ムクッションを示す模式正面図、(b)は同じく模式側
面図。
【図18】 止め金具を示す正面図。
【図19】 従来のペダル装置を示す概略側面図。
【符号の説明】
10…ペダル装置、13…調整手段としてのペダル位置
調節部、15…ペダルアームとしてのアクセルペダル、
19…支持手段としてのリンク機構、21…支持軸体、
22…支持レバー及び操作レバーとしてのリンクプレー
ト、30…ペダルアームとしてのブレーキペダル、31
…支持レバーとしてのリンクプレート、45…第1実施
形態におけるナット部材、45a…ねじ孔、54…ねじ
軸としての軸体、82…第1連結手段及び第1ナット部
材としての第1ナット部、83…第2連結手段及び第2
ナット部材としての第2ナット部、83a…副ねじ孔、
84…第2実施形態におけるナット部材、85…第1連
結手段としての第1ナット部、85a…ねじ孔、86…
第2連結手段としての第2ナット部、86a…副ねじ
孔、87…第3実施形態におけるナット部材としてのナ
ット組立体、88…第2連結手段及び第2ナット部材と
しての補助ナット、88a…副ねじ孔、89…連結部材
としてのナットサポート、91…第4実施形態における
第2連結手段としてのナット部材、91a…ねじ孔、9
2…第1連結手段及び支持手段としてのゴムクッショ
ン、93…第3実施形態における第1連結手段としての
ナット部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 和教 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 宅間 摂 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 渡辺 広 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 光山 壮志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 田中 実 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 深瀬 明彦 愛知県豊田市細谷町4丁目50番地 豊田鉄 工 株式会社内 (72)発明者 古川 浩司 愛知県豊田市若宮町2丁目31番地 第百生 命豊田ビル6階 株式会社メイテック豊田 エンジニアリングセンター内 Fターム(参考) 3D037 EA01 EB02 EB12 EC01 3G065 CA22 DA04 DA15 GA29 GA46 JA04 JA09 KA02 3J070 AA32 BA24 BA84 CD22 CD23 DA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダルアームを、踏み込み操作可能かつ
    車両前後方向での位置調節可能に支持する支持手段と、 前記支持手段を介して前記ペダルアームの車両前後方向
    での位置を調節するとともに調節した位置に保持する調
    節手段とを備えたペダル装置において、 前記調節手段と前記支持手段とを弾性的に作動連結する
    第1連結手段と、前記第1連結手段による作動連結状態
    を補助するように剛性的に作動連結する第2連結手段と
    が設けられていることを特徴とするペダル装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、 車体に対し回動可能に支持された支持軸体と、この支持
    軸体の回動に伴って揺動する支持レバーとを備え、この
    支持レバーを介して前記ペダルアームが支持されるとと
    もに支持軸体の回動に伴う支持レバーの揺動によってペ
    ダルアームの位置を調節するものであり、 前記調節手段は、 前記支持軸体の回動に伴って揺動する操作レバーと、 前記支持軸体の回動軸線と平行な回動軸線上で回動可能
    に前記操作レバーに支持されるとともにその回動軸線に
    直交する方向に延びるねじ孔を備えたナット部材と、 前記ナット部材の回動軸線に直交する平面上に位置する
    回動軸線を中心として回動可能に支持されるとともに前
    記ねじ孔に螺合する状態で両方向に回動操作されるねじ
    軸とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のペ
    ダル装置。
  3. 【請求項3】 前記第1連結手段は、合成樹脂で形成さ
    れるとともに前記ねじ孔を備えた第1ナット部材であ
    り、 前記第2連結手段は、剛性体で形成され前記ねじ軸に螺
    合可能な副ねじ孔を備えるとともに前記第1ナット部材
    と一体化された第2ナット部材であり、 前記ナット部材は前記第1ナット部材及び第2ナット部
    材からなるとともに、両ナット部材のいずれか少なくと
    も一方が前記操作レバーに支持されていることを特徴と
    する請求項2に記載のペダル装置。
  4. 【請求項4】 前記第1ナット部材は前記操作レバーに
    支持され、 前記第2ナット部材は、前記第1ナット部材にインサー
    トされた状態で設けられていることを特徴とする請求項
    3に記載のペダル装置。
  5. 【請求項5】 前記第1ナット部材は前記操作レバーに
    支持され、 前記第2ナット部材は、前記ペダルアームに加わる踏み
    力によって第1ナット部材が移動しようとする側に第1
    ナット部材と独立して前記ねじ軸に沿って移動可能に設
    けられ、 前記第2ナット部材を前記第1ナット部材に弾性的に一
    体連結する連結部材が設けられていることを特徴とする
    請求項3に記載のペダル装置。
  6. 【請求項6】 前記第2連結手段は、剛性体で形成され
    前記ねじ孔を形成する前記ナット部材であり、 前記第1連結手段は、前記ナット部材を前記操作レバー
    に弾性的に支持する支持部材であることを特徴とする請
    求項2に記載のペダル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007224916A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Waertsilae Schweiz Ag 大型ディーゼル・クロスヘッド・エンジン
EP2907685A4 (en) * 2013-10-04 2016-06-29 Honda Motor Co Ltd ACCELERATOR PEDAL APPARATUS FOR VEHICLE

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