JP2002287227A - カメラのモータ取付構造 - Google Patents

カメラのモータ取付構造

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JP2002287227A
JP2002287227A JP2001091611A JP2001091611A JP2002287227A JP 2002287227 A JP2002287227 A JP 2002287227A JP 2001091611 A JP2001091611 A JP 2001091611A JP 2001091611 A JP2001091611 A JP 2001091611A JP 2002287227 A JP2002287227 A JP 2002287227A
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JP
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motor
camera
lens barrel
frame
optical axis
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JP2001091611A
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Koichi Kato
浩一 加藤
Kenji Yamane
健二 山根
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/04Bodies collapsible, foldable or extensible, e.g. book type

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡胴を変倍操作によって、光軸方向に
進退させるカメラにおいて、レンズ鏡胴とフィルム収納
室の間に画成されるスペースに、レンズ鏡胴を駆動する
モータを縦に配置してカメラを薄型にする。 【解決手段】 カメラの枠体2のレンズ鏡胴6とフィル
ム収納室8aの間のスペースに、モータ14の軸が光軸
に直交する面内に延びるように配置される。モータ14
は、その出力軸を上にして、枠体2の取付部22に下方
から当接させる。次に、上方から工具28を用いて、ね
じ締めによりモータ14を取付部22に固定する。工具
28を挿入するときに干渉する枠体2の部分には、切欠
き34が形成されて、工具28を挿通させるための通路
36が形成される。ギアGを回転可能に支持する各軸3
0は、通路36を通る工具28と干渉しないように配置
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのレンズ鏡
胴を変倍操作に応じて、レンズの光軸方向に移動させる
ためのモータの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラの撮影時に撮影レンズの焦点距離
を広角(ワイド)と望遠(テレ)の間で変化させる変倍
操作(ズーミング)のため、レンズ鏡胴をレンズの光軸
方向に移動させることが行われる。このとき、通常、レ
ンズ鏡胴は、モータにより複数個の平歯車からなるギア
トレインを介して駆動される。モータは、出力軸に平歯
車が取り付けられ、平歯車のギアトレインを使用するた
め、必然的にモータ出力軸を光軸方向に平行にして配置
され、モータ固定部材に取付ねじ等によりカメラの枠体
に固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モータ出力軸を光軸方
向に平行に配置しようとすると、一般的な略円筒形状の
モータであれば、モータの長さ方向即ち光軸方向にスペ
ースを必要とする。これは、モータの全長をカメラの枠
体に収容する必要があるため、カメラの薄型化を図るに
は不利である。
【0004】これを解決する方法として、モータの出力
軸を光軸に対して直交する面内(即ちカメラの厚み方向
に対して直角)に配置する方法がある。しかし、この方
式で、モータを枠体にねじ固定する場合、枠体に取付け
られた光軸に平行なギアトレインの軸(回転軸)に対し
てねじ穴も直角方向になるため、ギアトレインの軸の配
置によっては、その軸がモータの固定作業の邪魔とな
り、固定が困難となる。さらに、ねじ締めのために工具
をモータ固定部の方に挿入する必要があるが、枠体が工
具の挿入通路の妨げとなりやすいという問題がある。他
方、モータをねじ締めによらず、はめ込みによって取付
ける方法もあるが、この場合は、取付が甘くなり、年月
を経るとガタが生じやすいという問題がある。
【0005】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、カメラを薄型化できる、カメ
ラのモータ取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の、カメラのモー
タ取付構造は、光軸方向に進退可能にカメラの枠体に取
付けられたレンズ鏡胴と、このレンズ鏡胴の光軸方向と
直交する方向の外側に配置されたフィルム収納室と、枠
体に固定されたモータとを備え、モータの動力を複数の
ギアからなるギアトレインを介してレンズ鏡胴に伝達し
てレンズ鏡胴を光軸方向に移動させるよう構成され、モ
ータが、レンズ鏡胴とフィルム収納室により画成される
スペース内にモータの出力軸が光軸に直交する面内に延
びるように配置され、枠体が、モータをねじ締め固定す
るための工具を挿入する通路を有することを特徴とする
ものである。
【0007】ここで「フィルム収納室」とは、フィルム
カートリッジを収納したり、或いはフィルムカートリッ
ジから引き出されたフィルムを巻き取って収納したりす
る空間の部分をいう。また、「モータの出力軸が光軸に
直交する面内に延びる」とは、正確に90°で交差する
面内にあるものに限定されるものではなく、多少はその
面に対して傾いている場合も含むことを意味する。
【0008】通路は、この通路に挿入された工具が各ギ
アの回転軸と干渉しないよう形成されるもので、枠体を
部分的に切欠くことにより形成することができる。
【0009】ここで、「切欠く」とは、枠体のエッジか
ら内方に切欠きを形成することの他、枠体にエッジに開
放しない孔(開口)を形成することも含む。
【0010】
【発明の効果】本発明の、カメラのモータ取付構造によ
れば、レンズ鏡胴をギアトレインを介して光軸方向に移
動させるモータが、レンズ鏡胴とフィルム収納室により
画成されるスペース内にモータの出力軸が光軸に直交す
る面内に延びるように配置され、カメラの枠体が、モー
タをねじ締め固定するための工具を挿入する通路を有す
るので、モータを収容するためにカメラを光軸に沿う方
向に厚くする必要がない。従って、カメラを薄型化する
ことができる。特に、本発明のカメラのモータ取付構造
は、APSカートリッジ等、小さいフィルムを使用した
小型のカメラに、効果的である。
【0011】通路を、この通路に挿入された工具がギア
の回転軸と干渉しないように構成した場合は、確実に通
路が形成でき、更に通路が、枠体を部分的に切欠くこと
により形成されたものである場合は、容易に通路を形成
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の、カメラのモー
タ取付構造(以下、単に取付構造という)の好ましい実
施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の、カメラのモータ取付構造が使用され
ている、内部構造の概略を模式的に示すカメラの概略正
面図であり、図2は、図1のカメラの同様な概略平面図
である。
【0013】図1および図2に示すように、カメラ1
は、ボディ4の略中央前面ににレンズ鏡胴6を有し、ボ
ディ4の内部には合成樹脂製の枠体2が配置されてい
る。枠体2の両側には図1に最もよく示す如く、フィル
ム収納室(以下、単に収納室という)8(8a、8b)
が形成されている。フィルム収納室8aは、本発明の実
施形態では、APSカートリッジ(以下、単にカートリ
ッジという)10(図2)が、収納されている。他方、
収納室8bには、カートリッジ10から引き出されたフ
ィルム(図示せず)が巻き取られて収納される。
【0014】図2に最もよく示すように、レンズ鏡胴6
と、収納室8aとの間には、平面形状が概ね3角形のス
ペース(デッドスペース)12が形成されている。この
スペース12内に、鏡胴6を変倍操作するためのモータ
14が、その回転軸(出力軸)が光軸と略直交する面内
に延びるように配置されているが、これが本発明の重要
な点である。モータ14の回転は、図1に示すように、
複数の平歯車(ギア)Gからなるギアトレイン16によ
り鏡胴6に伝達され、鏡胴6が図示しない移動機構によ
り光軸方向に移動する。
【0015】次に、モータ14、ギアトレイン16およ
び鏡胴6の位置関係を拡大して示す駆動機構15の部分
拡大正面図を図3に示す。図3を参照して更に詳細に説
明する。モータ14の出力軸(図示せず)に取付けられ
たウォーム歯車20が、ギアG1と最初に噛合する。そ
して、ギアトレイン16中の互いに噛合する複数のギア
Gにより鏡胴6に、モータ14の回転が減速されて伝達
される。ギアGの回転が、最終的に鏡胴6の図示しない
前進後退機構に伝達される。
【0016】次に、図4および図5を参照して、モータ
14の取付状態について説明する。図4は、モータ14
の取付構造を示す、図3と同様の部分拡大正面図であ
る。但し、ギアトレイン16の各ギアGを取り除いた状
態を示す。図5は、ギアトレイン16を取り除いたモー
タ14の取付構造を示す、図4において矢視17から見
た部分拡大平面図である。以下、図4および図5を参照
して説明する。カメラ1の枠体2には、モータ取付部
(以下、単に取付部という)22が図4における紙面の
手前方向に向けて枠体2に一体に突設されている。取付
部22は、下面に取付面22aを有すると共に上方から
下方に貫通する2つのねじ孔29(図5)を有する。
【0017】モータ14を取付けるには、この取付面2
2aの下方からモータ14をその出力軸を上にして、取
付面22aに当接させる。次に、上方からスクリュード
ライバの如き工具28を用いて、ねじ26をねじ孔29
にねじ込んでモータ14を取付部22に固定する。しか
し、枠体2には、ギアトレイン16の各ギアGを回転可
能に支持するための複数の軸即ち回転軸30が突設され
ており、また、これらを支持し、或いは形成するための
枠体2の部分が形成されている。これらの軸30は、モ
ータ14を取付けるための工具28の挿入経路(通路)
36を避けて形成されている。また、挿入経路36と干
渉する枠体2の部分即ち干渉部32には切欠き34(図
5)が形成されている。図5において下側のねじ孔29
は枠体2と干渉しないので、工具28は上方から支障な
く挿入できるが、上側のねじ孔29は、枠体2と干渉す
るので、切欠き34を形成することによって工具28を
挿通するための通路36が形成される。切欠き34の代
わりに、枠体2に開口を形成してもよい。
【0018】また、本実施形態では、フィルムとしてA
PSカートリッジが使用されているが、これに限定する
ものではなく、一般的な35mmフィルム等、種々のフ
ィルムを使用しても勿論よい。
【0019】なお、図示の例では、モータ14の軸が図
1で上下方向、図2で紙面に垂直方向に延びているが、
この方向に限られるものではなく、例えば、図1、図2
ともに左右方向に延びるように配してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、カメラのモータ取付構造が使用され
ている、内部構造の概略を模式的に示すカメラの概略正
面図
【図2】図1のカメラの同様な概略平面図
【図3】モータ、ギアトレインおよび鏡胴の位置関係を
拡大して示す部分拡大正面図
【図4】モータの取付構造を示す、図3と同様の部分拡
大正面図である。但し、ギアトレインを取り除いた状態
を示す。
【図5】ギアトレインを取り除いたモータの取付構造を
示す、図4において矢視17から見た部分拡大平面図
【符号の説明】
1 カメラ 2 枠体 6 レンズ鏡胴 8 フィルム収納室 12 スペース 14 モータ 16 ギアトレイン 26 ねじ 28 工具 30 出力軸 34 切欠き 36 通路 G ギア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸方向に進退可能にカメラの枠体に取
    付けられたレンズ鏡胴と、該レンズ鏡胴の前記光軸方向
    と直交する方向の外側に配置されたフィルム収納室と、
    前記枠体に固定されたモータとを備え、該モータの動力
    を複数のギアからなるギアトレインを介して前記レンズ
    鏡胴に伝達して、前記レンズ鏡胴を前記光軸方向に移動
    させるよう構成されたカメラのモータ取付構造におい
    て、 前記モータが、前記レンズ鏡胴と前記フィルム収納室に
    より画成されるスペース内に、前記モータの出力軸が前
    記光軸に直交する面内に延びるように配置され、 前記枠体が、前記モータをねじ締め固定するための工具
    を挿入する通路を有することを特徴とする、カメラのモ
    ータ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記通路が、該通路に挿入された工具が
    前記各ギアの回転軸と干渉しないよう形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の、カメラのモータ取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記通路が、前記枠体を部分的に切欠く
    ことにより形成されたものであることを特徴とする請求
    項2記載の、カメラのモータ取付構造。
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