JP2002286882A - 時刻データ受信装置、および時刻データ修正方法 - Google Patents

時刻データ受信装置、および時刻データ修正方法

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JP2002286882A JP2001087926A JP2001087926A JP2002286882A JP 2002286882 A JP2002286882 A JP 2002286882A JP 2001087926 A JP2001087926 A JP 2001087926A JP 2001087926 A JP2001087926 A JP 2001087926A JP 2002286882 A JP2002286882 A JP 2002286882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時刻データを含む、複数の周波数の電波を受
信して、正しい時刻データを受信する時刻データ受信装
置を提供することである。 【解決手段】 基準クロック信号を計数して時刻データ
を得る計時手段と、時刻データを含む異なる周波数の複
数の電波を受信する電波受信手段と、この電波受信手段
によって受信された複数の電波の時刻データに対して、
所定の整合性判断条件に基づいて時刻データの整合性を
判断することにより、時刻データの正確さを判断する整
合性判断手段と、この整合性判断手段によって整合性が
より高いと判断された電波の時刻データに基づいて、前
記計時手段の時刻データの修正を行う時刻修正手段と、
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時刻情報を含む電
波を受信する時刻データ受信装置、および時刻データを
修正する時刻データ修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各国(例えばドイツ、イギリス、
スイス、日本等)では、時刻コードすなわちタイムコー
ド入り長波標準電波が送出されている。我が国ではJG
2AS(実験局)から、図6に示すようなフォーマット
のタイムコードで振幅変調した40kHzの長波標準電
波が送出されている。上記我が国のタイムコードは、一
分毎に一周期60秒のフレームで送出されている。そし
て上記に示すように上記1分間のフレームの開始時点
である正分(毎分0秒)の立ち上がりに先頭マーカー
(M)が、反応する。そして先頭マーカー(M)は、パ
ルス幅が0.2秒のものが配され、またこれと同じパル
ス幅のポジションマーカー(P0〜P5)が9(P
1)、19(P2)、29(P3)、39(P4)、4
9(P5)、59(P0)秒の時点にも配されている。
このためフレームの境界には、ほぼ1秒の間隔を置いて
パルス幅0.2秒のものが2個(すなわちマーカー
(M)で示されるものとP0で示されるもの)配されて
いることになるが(これにより新フレームの開始を認識
できることになる)、この2個のパルスのうち前者であ
るマーカー(M)は、フレーム基準マーカー(M)であ
る。すなわち(M)で示されるパルスの立上り時点が現
在時刻の分の桁の正確な更新時となる。そして、符号化
して送信される、上記フレーム内には当該フレーム開始
時点(M)の時刻の分、時、通算日(1月1日からの日
数)、年(西暦下2桁)、曜日等の各データがそれぞれ
1秒代、10秒代、および30〜40秒代に2進化10
進数で配されており、この場合、ロジック1および0は
それぞれパルス幅が0.5秒、および0.8秒のパルスで
表されている(図4に示すように、適宜、データとして
ではなく単なるデリミッタとして用いられるパルス幅
0.8秒のパルスも配されている)。なお、図6に示す
フレームには、通算日114日の17時25分のデータ
が表示されている。
【0003】ところで上記タイムコードを受信して、こ
れにより時刻計数回路の時刻データを修正するいわゆる
電波時計(時刻データ受信装置)が実用化されている。
さらに特開平5−142363号公報で公開されている
ように、異なる二つの周波数の電波を受信し、その電界
強度の大きい方のデータを採用する方法が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−142363号公報に記載されている発明にお
ける、電界強度の比較の方法によると、電界強度の強弱
のみで時刻データが正しいか否かを判断しているため、
必ずしも、正確な時刻データを受信できるとは限らない
という問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、複数周波数の電波を受信してより正確な時刻デ
ータを採用する、時刻データ受信装置および時刻データ
修正方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1〜図6に示す
ように、基準クロック信号を計数して時刻データを得る
計時手段(例えば、発振回路8、分周回路9、計時計数
回路10など)と、時刻データを含む異なる周波数の複
数の電波を受信する電波受信手段(例えば、受信回路7
など)と、この電波受信手段によって受信された複数の
電波の時刻データに対して、所定の整合性判断条件に基
づいて時刻データの整合性を判断することにより、時刻
データの正確さを判断する整合性判断手段(例えば、C
PU2など)と、この整合性判断手段によって整合性が
より高いと判断された電波の時刻データに基づいて、前
記計時手段の時刻データの修正を行う時刻修正手段(例
えば、CPU2など)と、を備えることを特徴としてい
る。
【0007】請求項1記載の発明によれば、電波受信手
段によって複数の周波数の電波が受信され、整合性判断
手段によって複数周波数の電波の時刻データにおける整
合性が判断され、整合性がより高いと判断された電波の
時刻データに基づいて、時刻修正手段によって時刻が修
正されるので、従来の電界強度の強弱により時刻データ
の正確性を判断する場合に比べて、より正確な時刻デー
タによる時刻修正が可能となる。即ち、異なる周波数の
時刻データが複数採用されている地において、電界強度
という時刻データの正確さと何ら関係ない判断基準によ
ることなく、時刻データの整合性を判断基準にすること
で、より正確な時刻データを得ることが出来る。
【0008】ここで、整合性とは、連続して受信した時
刻データに一定の規則性、共通性が認められることをい
い、整合性判断とは、上記規則性、共通性の有無或いは
程度を判断することである。
【0009】請求項2記載の発明は、基準クロック信号
を計数して時刻データを得る計時手段(例えば、発振回
路8、分周回路9、計時計数回路10など)と、時刻デ
ータを含む異なる周波数の複数の電波を受信可能な電波
受信手段(例えば、受信回路7など)と、この電波受信
手段で受信する電波の周波数を切り替える周波数切替手
段(例えば、切替回路6など)と、前記電波受信手段に
よって受信された電波の時刻データに対して、所定の整
合性判断条件に基づいて整合性を判断する整合性判断手
段(例えば、CPU2など)と、この整合性判断手段に
よって前記受信された周波数の電波が前記所定の整合性
判断条件を満たしていると判断された場合、前記受信さ
れた電波の時刻データに基づいて、前記計時手段の時刻
データの修正を行う時刻修正手段(例えば、CPう2な
ど)と、前記整合性判断手段によって前記受信された周
波数の電波の時刻データが前記所定の整合性判断条件を
満たしていないと判断された場合、前記周波数切替手段
に対し、前記電波受信手段で受信する周波数を他の周波
数に切替える制御を行って、前記電波受信手段、前記整
合性判断手段及び前記時刻修正手段を動作させる制御手
段(例えば、CPU2など)と、を備えることを特徴と
している。
【0010】請求項2記載の発明によれば、電波受信手
段によって時刻データを含む複数の周波数の電波が受信
可能で、整合性判断手段によって受信された電波の時刻
データの整合性が判断され、判断条件を満足している場
合に受信された電波の時刻データに基づいて時刻修正手
段によって時刻が修正され、判断条件を満足していない
場合に電波受信受信手段で受信する電波の周波数を切り
替えて、電波受信手段、整合性判断手段及び時刻修正手
段を動作させるので、従来の電界強度の強弱により時刻
データの正確性を判断する場合に比べて、より正確な時
刻データによる時刻修正が可能となる。
【0011】請求項3記載の発明は、 基準クロック信
号を計数して時刻データを得る計時手段(例えば、発振
回路8、分周回路9、計時計数回路10など)と、時刻
データを含む異なる周波数の複数の電波を受信可能な電
波受信手段(例えば、受信回路7など)と、この電波受
信手段で受信する電波の周波数を切り替える周波数切替
手段(例えば、切替回路6など)と、この周波数切替手
段に対し、所定の時間間隔で周波数を切り替える制御を
行う周波数切替制御手段(例えば、CPU2など)と、
前記電波受信手段によって受信された周波数の電波の時
刻データに対して、所定の整合性判断条件に基づいて整
合性を判断する整合性判断手段(例えば、CPU2な
ど)と、この整合性判断手段によって受信された電波の
時刻データが前記所定の整合性判断条件を満たしている
と判断された場合、前記受信された電波の時刻データに
基づいて、前記計時計数手段の時刻データの修正を行う
時刻修正手段(例えば、CPU2など)と、を備えるこ
とを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明によれば、電波受信手
段によって時刻データを含む複数の周波数の電波が所定
時間間隔で交互に受信され、整合性判断手段によって受
信された電波の時刻データの整合性が判断され、判断条
件を満足している場合に、受信された電波の時刻データ
に基づいて、時刻修正手段によって時刻が修正されるの
で、従来の電界強度の強弱により時刻データの正確性を
判断する場合に比べて、より正確な時刻データによる時
刻修正が可能となる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の時刻データ受信装置において、前記整合性
判断手段は、複数回受信した同一周波数の電波の時刻デ
ータの間隔が一定であるか否かによって整合性を判断す
ることを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、
特に、前記整合性判断手段は、複数回受信した同一周波
数の電波の時刻データの間隔が一定であるか否かによっ
て判断するので、複数周波数の電波の時刻データにおい
て、電界強度によって比較するよりも、個別の時刻デー
タ自体の正確さが判断でき、その上で相互の整合性を比
較することができるので、極めて正確な時刻データを得
ることが出来る。
【0015】請求項5記載の発明は、基準クロック信号
を計数して時刻データを得るステップと、時刻データを
含む異なる周波数の複数の電波を受信するステップと、
受信された複数の電波の時刻データに対して、所定の整
合性判断条件に基づいて時刻データの整合性を判断する
ことにより、時刻データの正確さを判断するステップ
と、整合性がより高いと判断された電波の時刻データに
基づいて、前記時刻データの修正を行うステップと、を
備えることを特徴としている。
【0016】請求項5記載の発明によれば、複数の周波
数の電波が受信でき、その正確さも判断されるので、例
えば、日常生活をする土地と、異なる周波数で時刻デー
タを送出している所においても、正確な時刻データを容
易に得ることが出来、大変便利である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を、図面
を参照して説明する。 [第1の実施の形態]以下、図1〜図6を参照して本発
明にかかる第1の実施の形態における時刻データ受信装
置について詳細に説明する。
【0018】まず構成を説明する。図1は、本発明の主
要回路構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、本発明の時刻データ受信装置1は、CPU2、RA
M3、ROM4、アンテナ5、切替回路6、受信回路
7、発振回路8、分周回路9、計時計数回路10、スイ
ッチ部11、表示部12等から構成されている。
【0019】CPU2は、ROM4に記憶されたプログ
ラムに基づいて、受信回路7から送信される時刻データ
を処理・加工して、時刻修正を行う制御や、切替回路6
に対し、受信する電波の周波数を切り替える切替信号を
送って、アンテナの同調周波数の制御等を行う。
【0020】また、CPU2は、整合性判断手段とし
て、受信した時刻データの整合性の判断処理を行う。
【0021】RAM3は、CPU2制御の下、CPU2
で処理されたデータを記憶すると共に、記憶しているデ
ータをCPU2に出力するのに用いられる。このRAM
3には、図1に示すように、受信タイムメモリXa1〜
Xa3(Xb1〜Xb3)、受信積算日メモリDa1〜
Da3(Db1〜Db3)、受信現在時刻メモリXa
(Xb)、計数現在時刻メモリYa(Yb)が備えられ
ている。受信タイムメモリXa1〜Xa3(Xb1〜X
b3)は、1分毎に連続して3回タイムコードTCを受
信して、これらより抽出した受信時刻データが記憶され
るメモリであり、この受信タイムメモリには異なる2つ
の周波数の受信時刻データA、Bが記憶できるようにな
っている。受信積算日メモリDa1〜Da3(Db1〜
Db3)は、上記受信タイムメモリXa1〜Xa3(X
b1〜Xb3)に記憶した受信時刻データと共に送られ
てきた積算日データを変換して得られた日付データがそ
れぞれ記憶されるメモリであり、この受信積算日メモリ
にも異なる2つの周波数の日付データA、Bが記憶でき
るようになっている。受信現在時刻メモリXa(Xb)
は、上記受信タイムメモリXa3(Xb3)に記憶した
受信時刻データに、計時計数回路10の現在時刻を修正
する時までの経過時間を加えた時刻データを記憶するメ
モリである。計数現在時刻メモリYa(Yb)は計時計
数回路10の現在時刻データを修正するにあたってその
時点の計時計数回路の現在時刻データ(すなわち修正前
の現在時刻データ)を記憶しておくメモリである。
【0022】ROM4は、本発明の時刻修正処理のプロ
グラムやシステムプログラム等を格納している。
【0023】アンテナ5は、送出されてくる電波を受信
し、これを対応する電気信号にして切替回路6に出力す
る。
【0024】切替回路6は、CPU2からの切替信号に
従って、所定周波数の電波に同調して、不要な周波数を
カットして検波を行い、受信回路7に出力する回路であ
る。
【0025】受信回路7は、図示しないが、切替回路6
から出力された上記特定周波数信号を増幅する高周波増
幅回路と、局部発振器として利用されるPLL周波数シ
ンセサイザと、上記高周波増幅回路で増幅された信号に
上記PLL周波数シンセサイザからの信号を混合する混
合器と、この混合器からの信号から、所望の中間周波信
号を取出すバンドパスフィルタと、このバンドパスフィ
ルタで取出した中間周波信号からベースバンド信号を得
る検波回路と、この検波回路で得られたベースバンド信
号をデジタル信号に変換して前記タイムコードTCとし
てCPU2に出力するA/D変換回路と、からなる。
【0026】発振回路8は、常時、一定周波数の信号を
出力している回路である。分周回路9は、発振回路8か
らの上記信号を計数して計数値が1分に対応する値にな
る度に1分信号mを計時計数回路10及びCPU2に出
力すると共に、CPU2からのプリセット信号Pを受取
る度に計数値を1秒分だけ大きいものにする回路であ
る。
【0027】計時計数回路10は、分周回路9からの上
記1分信号mを計数して、現在時刻データ即ち当日の日
付データ、現在の時データ、分データ等を得て、これを
CPU2に出力すると共に、CPU2から出力される時
刻データに基づいて、計数している現在時刻データを修
正する回路である。
【0028】スイッチ部11は、各種スイッチを備え、
これらのいずれかが操作された時に、対応するスイッチ
入力信号をCPU2に出力する回路である。
【0029】表示部12は、CPU2からのデータ、例
えば、計時計数回路による現在時刻データ等をデジタル
表示する。
【0030】上記のように構成されている本実施例の時
刻データ受信装置1の動作を、図2及び図3に示すフロ
ーチャートにそって以下に説明する。
【0031】スイッチ部11に接続された時刻修正スイ
ッチ(図示省略)が押されることにより、電波修正処理
が開始される(ステップS1)。
【0032】するとまず、CPU2は、40kHzの周
波数を受信するように切替信号を切替回路6に出力す
る。前記切替信号を入力した切替回路6は、40kHz
の周波数に同調して、その電気信号を受信回路7に出力
する(ステップS2)。次いで、CPU2は、計時計数
回路10の現在時刻データをRAM3の計数現在時刻メ
モリYaに記憶する(ステップS3)。
【0033】次いで、切替回路6からの電気信号を入力
した受信回路7は、受信動作を開始し、同信号をタイム
コードTCにしてCPU2に出力し、CPU2は同タイ
ムコードTCを取り込んでいく(ステップS4)。
【0034】次いで、CPU2は、出力されたタイムコ
ードTC中にフレーム基準マーカー(M)がないかを検
索し(ステップS5)、フレーム基準マーカー(M)が
送られてくるまで、当該ステップS5の動作を繰り返す
(ステップS5:No)。そして、フレーム基準マーカ
ー(M)を見つける(ステップS5:Yes)と、CP
U2は、フレーム基準マーカー(M)に続いて出力され
たタイムコードTCから、分及び時のデータである受信
時刻データと、受信積算日データを抽出する(ステップ
S6)。
【0035】次いで、CPU2は、上記受信時刻データ
をRAM3の周波数40kHz用の受信タイムメモリX
a1に記憶させるとともに、上記積算日データを日付デ
ータ(何月何日というデータ)に変換して、得られた日
付データをRAM3の受信積算日メモリDa1に記憶す
る(ステップS7)。
【0036】次いで、ステップS8において、CPU2
は、フレーム基準マーカー(M)の検出を3回行ったか
否かを判断する。そして、3回検出した(RAM3のX
a1〜Xa3及びDa1〜Da3にデータ記憶済み)と
判断した場合(ステップS8:Yes)、ステップS9
へ移行する。
【0037】一方、3回検出していないと判断した場合
(ステップS8:No)、ステップS5に戻る。
【0038】このように、ステップS5に戻ると、この
ステップS5において、CPU2は、次々送られてくる
タイムコードTCの中から、上記フレーム基準マーカー
(以下、第1フレーム基準マーカーという)の次に送ら
れてくるフレーム基準マーカー(即ち、上記第1フレー
ム基準マーカーが送られてきた1分経過後に送られてく
るフレーム基準マーカーであり、以下、第2フレーム基
準マーカーという)をさがす。そして、上記第2フレー
ム基準マーカーを検出すると、そこから引き続くタイム
コードTCより受信時刻データ及び受信積算日データを
抽出し(ステップS6)、上記時刻データを、RAM3
の周波数40kHz用の受信タイムメモリXa2に、上
記積算日データを日付データに変換して、受信積算日メ
モリDa2に記憶する(ステップS7)。
【0039】次いで、上記と同様にして、3回目の電波
検出処理が行われる。即ち、ステップS8にてCPU2
はフレーム基準マーカーが3回検出されていないと判断
して、ステップS5に戻り、第3フレーム基準マーカー
を見つけ、時刻データ及び積算日データを抽出して(ス
テップS6)、受信した同時刻データをXa3に、受信
積算日データを日付データに変換してDa3に、それぞ
れ記憶する(ステップS7)。
【0040】次いで、上記タイムメモリXa3に記憶し
た受信時刻データに4分を加算した時刻データを受信現
在時刻メモリXaに記憶する。このように4分を加算し
た時刻データを受信現在時刻メモリXaに記憶しておく
のは、上記第3フレーム基準マーカーが送られてきた
後、後述するが、周波数60kHzの電波を受信し、上
記と同様にして3フレーム分(3分)のデータを抽出す
る。そして、周波数40kHzのデータが採用される場
合には、その後1分経過時点に送られてくるフレーム基
準マーカーを待って計時計数回路10の現在時刻データ
を修正するからである。
【0041】次いで、ステップS9において、CPU2
は、切替回路6に60kHzの周波数の電波を受信する
ための切替信号を出力する。前記切替信号を受けた切替
回路6は、60kHzの周波数に同調して、その電気信
号を受信回路7に出力する。
【0042】次いで、切替回路6からの電気信号を受け
た受信回路7は、同信号をタイムコードTCにしてCP
U2に出力し、CPU2は、同タイムコードTCを取り
込んでいく(ステップS10)。以下、ステップS11
〜ステップS15における各処理は、ステップS4〜ス
テップS8に記載の処理と同様であるので詳細な説明を
省く。尚、該周波数60kHzにおける受信時刻データ
及び、受信積算日データは、それぞれ、RAM3の受信
タイムメモリXb1〜Xb3、受信積算日メモリDb1
〜Db3に記憶されることとなる。また、受信現在時刻
メモリXbには、Xb3に記憶された受信時刻データに
1分を加算した時刻データを記憶しておく。それは、周
波数60kHzの時刻データが採用される場合に、60
kHzで受信しタイムコードTC第3フレーム基準マー
カーの1分経過時点に計時計数回路の修正が行われるた
めである。
【0043】次いで、CPU2は、ステップS16にお
いて、整合性の判断を行う。即ち、40kHzの受信デ
ータと、60kHzの受信データとが、正しいデータで
あるか否かを判断し、時刻修正に採用するデータを決定
する。その判断方法は、受信タイムメモリXa1〜Xa
3(又はXb1〜Xb3)に記憶した3つの受信時刻デ
ータが、順次1分ずつ遅れたものになっているか、そし
て、受信積算日メモリDa1〜Da3(或いはDb1〜
Db3)に記憶した各々3つの日付データが同一である
かに基づいて行われる。そして、受信タイムメモリの3
つの受信時刻データが1分ずつ順次遅れており、日付デ
ータが同一のである方のデータがより整合性が高いと判
断して、時刻修正処理に採用するデータとする(ステッ
プS16:Yes)。
【0044】一方、CPU2が、40kHzで受信した
データと、60kHzで受信したデータの双方のデータ
を整合性がないと判断した場合(ステップS16:N
o)、時刻データ受信処理が失敗したとして、エラー表
示を行い(ステップS17)、本処理を終了する。
【0045】なお、40kHzで受信したデータと、6
0kHzで受信したデータの、双方のデータが、整合性
があると判断された場合には、いずれのデータを採用し
てもよいが、ここでは、後に受信した60kHzのデー
タに基づいて計時計数回路の現在時刻の修正処理を行う
こととする。
【0046】次いで、ステップS18において、採用さ
れた周波数で受信した時刻データに基づいて、計時計数
回路10の時刻修正処理を行う。具体的に、図3のフロ
ーチャートに示すように、まず、40kHzの第3フレ
ーム基準マーカーから3分経過後の第7フレーム基準マ
ーカー(或いは、60kHzの第4フレーム基準マーカ
ー)の検出を行い(ステップS181)、上記40kH
zの第7フレーム基準マーカー(60kHzの第4フレ
ーム基準マーカー)の立上り時点より1秒経過後に立上
るパルス(図6でのT1で示される時点)を待機する
(ステップS182)。そして、T1を検出すると、受
信現在時刻メモリXa(或いは、Xb)に記憶しておい
たデータ、及び受信積算日メモリDa3(或いはDb
3)に記憶しておいた受信日付データを現在時刻データ
として計時計数回路10に強制的にセットする(ステッ
プS183)。上記ステップS183でセットした時刻
メモリXa(或いはXb)は、前記のとおり40kHz
の第7フレーム基準マーカー(或いは60kHzの第4
基準フレームマーカー立上り時点のデータであるので、
T1よりも1秒だけ古いデータであるため、これを修正
するために次の1分信号mが60秒後ではなく、59秒
後に出力されるように分周回路9へプリセット信号Pを
与え、この分周回路9のカウント値を強制的に1秒間分
だけ大きいものに設定する(ステップS184)。
【0047】ステップS19において、表示部12に計
時計数回路10の現在時刻データをデジタル表示するこ
とをもって、時刻修正処理が終了する。
【0048】[第2の実施の形態]次に、図1〜図6を
参照して本発明にかかる第2の実施の形態における時刻
データ受信装置について詳細に説明する。
【0049】時刻データ受信装置1の構成は、図1に示
す第1の実施の形態とほぼ同様であり、構成についての
説明を省略し、図4に示すフローチャートにそって、以
下に本発明における第2の実施の形態の動作を説明す
る。
【0050】まず、操作者によってスイッチ部11に接
続された時刻修正スイッチ(図示省略)が押されること
により、そのスイッチ信号の入力に基づいて、CPU2
は、時刻データ修正処理の制御を開始する(ステップS
21)。
【0051】すると、CPU2は切替回路6に、まず4
0kHzの周波数に同調するための切替信号を出力し、
それを受けた切替回路6は、周波数40kHzに同調し
て、受信した電波信号を受信回路7に出力する(ステッ
プS22)。
【0052】次いで、受信回路7は、第1の実施の形態
と同様に、タイムコードTCからフレーム基準マーカー
を見つけ、それに続くタイムコードTCより受信時刻デ
ータ及び受信積算日データを抽出して、RAM3に記憶
するという工程を3回繰り返す(ステップS23)。
【0053】次いで、CPU2は、RAM3に記憶され
た、周波数40kHzの時刻データ及び積算日データに
基づいて演算された日付データの整合性判断を行う。該
整合性判断は、第1の実施の形態と同様に、受信時刻メ
モリXa1〜Xa3のそれぞれの値が、順次一分毎遅れ
ているか、受信積算日メモリDa1〜Da3の日付デー
タは同一によって行う(ステップS24)。そして、整
合性があると判断した場合(ステップS24:No)、
ステップS28に移行する。一方、整合性がないと判断
した場合(ステップS24:Yes)、CPU2は、切
替回路6に周波数60kHzへの切替信号を出力して、
周波数60kHzに同調するように回路をセットする
(ステップS25)。そして、ステップS23と同様に
して、タイムコードから抽出した時刻データ、及び積算
日データ(日付データ)を、それぞれRAM3の受信時
刻メモリXb1〜Xb3、及び受信積算日メモリDb1
〜Db3に記憶し(ステップS26)、ステップS24
と同様にしてその整合性判断処理(ステップS27)を
実施する。
【0054】そして、CPU2によって整合性があると
判断された場合(ステップS27:Yes)、ステップ
S28に移行して、時刻修正処理を行う。この場合、受
信時刻メモリXbに1分を加算して、現在時刻メモリは
Xbに記憶し、受信積算日メモリDb3に記憶されてい
る日付データを採用することとなる。また、CPU2に
よって整合性がないと判断された場合(ステップS2
7:No)、周波数40kHz及び60kHzの電波双
方の受信処理が失敗したことになるので、時刻データ修
正処理がエラーと認識されて、終了する。
【0055】ステップS28では、整合性が確認された
受信データに基づき、修正処理が行われる。まずCPU
2は、上記受信時刻メモリに記憶した3つ目の時刻デー
タXa3に1分を加算した時刻データを受信現在時刻メ
モリXaに記憶する(ステップS281)。ここで、1
分を加算した時刻データを受信現在時刻データXaに記
憶するのは、上記第3フレーム基準マーカーが送られて
きて1分経過した時点に送られてくるフレーム基準マー
カー、即ち第4フレーム基準マーカーをまって、計時計
数回路10の現在時刻データを修正する動作を実行する
ためである。
【0056】次いで、CPU2は、第4フレーム基準マ
ーカーを検出したか否かを判別し(ステップS28
2)、この第4フレーム基準マーカーを検出したと判別
すると(ステップS282:Yes)、上記第4フレー
ム基準マーカーの立上り時点から1秒経過した時点に立
ち上がるパルスの立上り(図中のT1で示される時点)
の検出の有無を判別し、(ステップS283)立上がり
の検出を待機する(ステップS283:No)。そし
て、CPU2は、この立上りT1を検出すると(ステッ
プS283:Yes)、受信現在時刻メモリXaに記憶
しておいた時刻データ(このデータは第4フレーム基準
マーカ-の立ち上がり時点の時刻データのため、現時点
(T1)では、1秒だけ古い時点の時刻データとなって
いる)及び受信積算日メモリDa3に記憶しておいた日
付データを現在時刻データとして計時計数回路に強制的
にセットする(ステップS284)。
【0057】次いで、ステップS284で計時計数回路
にセットした現在時刻データは、実際よりも1秒遅い時
刻であるので、これを修正するために、CPU2は、次
の1分信号mが60秒後ではなく、59秒後に送られる
ように分周回路9へプリセット信号Pを出力し、この分
周回路のカウント値を強制的に1秒分だけインクリメン
トする(ステップS285)。
【0058】次いで、計時計数回路10の現在時刻デー
タを表示部12にデジタル表示すること(ステップS2
9)をもって、当該動作が終了する。
【0059】[第3の実施の形態]次に、図1〜図6を
参照して本発明の第3の実施の形態における時刻データ
受信装置1について詳細に説明する。
【0060】第3の実施の形態における時刻データ受信
装置1の内部構成は、図1の第1及び第2の実施の形態
とほぼ同様であるため、詳細な説明は省略し、動作を図
5に示すフローチャートにそって説明する。
【0061】本実施の形態における時刻データ受信装置
1においては、毎時間ごと正時(1時、2時、3時・・
・)に時刻データの受信処理を行うように設定されてい
る。従って、CPU2は、正時か否かを判断し(ステッ
プS31)、正時でない場合(ステップS31:No)
は、ステップS40に移行し、正時である場合(ステッ
プS31:Yes)は、ステップS32に移行し、時刻
データ受信処理が開始される。
【0062】ステップS32において、CPU2は、現
時刻が偶数時であるか或いは奇数時であるかを判断し、
偶数時(例えば、2時、4時など)である場合(ステッ
プS32:Yes)は、ステップS33に移行し、奇数
時(例えば、1時、3時など)の場合(ステップS3
2:No)は、ステップS36に移行する。
【0063】ステップS33において、CPU2の制御
に従い、切替回路6は周波数40kHzに同調するよう
に回路を設定し、40kHzの電波信号を受信回路7に
出力する。次いで、CPU2は、第1、及び第2の実施
の形態で述べたのと同様にして、タイムコードTCから
フレーム基準マーカーを見つけ、それに続くタイムコー
ドTCより受信時刻データ及び受信積算日データを抽出
して、RAM3に記憶するという工程を3回行う(ステ
ップS34)。
【0064】次いで、CPU2は、その整合性判断を前
述のステップS16と同様にして行い(ステップS3
5)、整合性があると判断した場合(ステップS35:
Yes)には、ステップS39に移行し、整合性がない
とした場合は、ステップS40に移行する。
【0065】一方、ステップS32で偶数時でないと判
断された場合(ステップS32:No)、ステップS3
6に移行して、ステップS33〜ステップS35と同様
にして、周波数60kHzの電波信号の受信処理及び整
合性判断処理(ステップS36〜S38)等を行う。
【0066】そして、ステップS39にて、CPU2
は、40kHz或いは60kHzの整合性が確認された
受信データに基づき、前記第2の実施の形態におけるス
テップS28と同様の修正処理を行う。
【0067】次いで、ステップS40において、CPU
2は、計時計数回路10の現在時刻データを表示部12
にデジタル表示させることにより、時刻データ修正処理
の動作を終了するとともに、再び、ステップS31に移
行する。
【0068】尚、上記第1、第2、第3の実施の形態
は、本発明を例示したに過ぎず、適宜変更可能である。
即ち、2種類の電波周波数を受信する方式として、周波
数40KHZ/60KHZを例示したが、任意の2種類
の周波数であれば、上記周波数に限定されるものではな
い。また、日本国内における2種類の周波数に限られ
ず、複数地域の、異なる方式の電波を受信する場合(マ
ルチバンド)であってもよい。
【0069】また、本実施の形態において、周波数40
kHz及び60kHzの受信電波に含まれる時刻データ
を3回ずつ抽出したが、整合性が判断できれば、3回に
限定されるものではない。整合性判断において、例え
ば、双方の時刻データが整合性判断条件を満たしていな
い場合、より整合性の高い時刻データを正確な時刻デー
タとして採用してもよい。例えば、周波数40kHz、
60kHzの電波の時刻データから、5フレームずつ受
信して整合性判断を行った結果、40kHzには4フレ
ームに整合性があり、60kHzには3フレームに整合
性がある場合は、40kHzで受信した時刻データの方
がより正しいので、整合性がある4フレームのうち1つ
の時刻データに基づいて時刻修正処理を行う。
【0070】また、整合性の判断条件は、上記実施の形
態に限らず、例えば、受信した時刻データから、年、曜
日等のデータを抽出して、複数回受信したそれらのデー
タを照合するのでもよく、連続して受信した時刻データ
の規則性、共通性が判断出来る条件であればよい。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電波受信
手段によって複数の周波数の電波が受信され、整合性判
断手段によって複数周波数の電波の時刻データにおける
整合性が判断され、整合性がより高いと判断された電波
の時刻データに基づいて、時刻修正手段によって時刻が
修正されるので、従来の電界強度の強弱により時刻デー
タの正確性を判断する場合に比べて、より正確な時刻デ
ータによる時刻修正が可能となる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、電波受信手
段によって時刻データを含む複数の周波数の電波が受信
可能で、整合性判断手段によって受信された電波の時刻
データの整合性が判断され、判断条件を満足している場
合に受信された電波の時刻データに基づいて時刻修正手
段によって時刻が修正され、判断条件を満足していない
場合に電波受信受信手段で受信する電波の周波数を切り
替えて、電波受信手段、整合性判断手段及び時刻修正手
段を動作させるので、従来の電界強度の強弱により時刻
データの正確性を判断する場合に比べて、より正確な時
刻データによる時刻修正が可能となる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、電波受信手
段によって時刻データを含む複数の周波数の電波が所定
時間間隔で交互に受信され、整合性判断手段によって受
信された電波の時刻データの整合性が判断され、判断条
件を満足している場合に、受信された電波の時刻データ
に基づいて、時刻修正手段によって時刻が修正されるの
で、従来の電界強度の強弱により時刻データの正確性を
判断する場合に比べて、より正確な時刻データによる時
刻修正が可能となる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、
特に、前記整合性判断手段は、複数回受信した同一周波
数の電波の時刻データの間隔が一定であるか否かによっ
て判断するので、複数周波数の電波の時刻データにおい
て、電界強度によって比較するよりも、個別の時刻デー
タ自体の正確さが判断でき、その上で相互の整合性を比
較することができるので、極めて正確な時刻データを得
ることが出来る。
【0075】請求項5記載の発明によれば、複数の周波
数の電波が受信でき、その正確さも判断されるので、例
えば、日常生活をする土地と、異なる周波数で時刻デー
タを送出している所においても、正確な時刻データを容
易に得ることが出来、大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時刻データ受信装置の内部構造を示し
たブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】図2のフローチャートにおけるステップS18
の、計時計数回路の現在時刻修正処理の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】第3の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】タイムコードのフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1 時刻データ受信装置 2 CPU 3 RAM 4 ROM 5 アンテナ 6 切替回路 7 受信回路 8 発振回路 9 分周回路 10 計時計数回路 11 スイッチ部 12 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロック信号を計数して時刻データを
    得る計時手段と、 時刻データを含む異なる周波数の複数の電波を受信する
    電波受信手段と、 この電波受信手段によって受信された複数の電波の時刻
    データに対して、所定の整合性判断条件に基づいて時刻
    データの整合性を判断することにより、時刻データの正
    確さを判断する整合性判断手段と、 この整合性判断手段によって整合性がより高いと判断さ
    れた電波の時刻データに基づいて、前記計時手段の時刻
    データの修正を行う時刻修正手段と、 を備えることを特徴とする時刻データ受信装置。
  2. 【請求項2】基準クロック信号を計数して時刻データを
    得る計時手段と、 時刻データを含む異なる周波数の複数の電波を受信可能
    な電波受信手段と、 この電波受信手段で受信する電波の周波数を切り替える
    周波数切替手段と、前記電波受信手段によって受信され
    た電波の時刻データに対して、所定の整合性判断条件に
    基づいて整合性を判断する整合性判断手段と、 この整合性判断手段によって前記受信された周波数の電
    波が前記所定の整合性判断条件を満たしていると判断さ
    れた場合、前記受信された電波の時刻データに基づい
    て、前記計時手段の時刻データの修正を行う時刻修正手
    段と、 前記整合性判断手段によって前記受信された周波数の電
    波の時刻データが前記所定の整合性判断条件を満たして
    いないと判断された場合、前記周波数切替手段に対し、
    前記電波受信手段で受信する周波数を他の周波数に切替
    える制御を行って、前記電波受信手段、前記整合性判断
    手段及び前記時刻修正手段を動作させる制御手段と、 を備えることを特徴とする時刻データ受信装置。
  3. 【請求項3】基準クロック信号を計数して時刻データを
    得る計時手段と、 時刻データを含む異なる周波数の複数の電波を受信可能
    な電波受信手段と、 この電波受信手段で受信する電波の周波数を切り替える
    周波数切替手段と、この周波数切替手段に対し、所定の
    時間間隔で周波数を切り替える制御を行う周波数切替制
    御手段と、 前記電波受信手段によって受信された周波数の電波の時
    刻データに対して、所定の整合性判断条件に基づいて整
    合性を判断する整合性判断手段と、 この整合性判断手段によって受信された電波の時刻デー
    タが前記所定の整合性判断条件を満たしていると判断さ
    れた場合、前記受信された電波の時刻データに基づい
    て、前記計時計数手段の時刻データの修正を行う時刻修
    正手段と、を備えることを特徴とする時刻データ受信装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れかに記載の時刻データ
    受信装置において、前記整合性判断手段は、複数回受信
    した同一周波数の電波の時刻データの間隔が一定である
    か否かによって整合性を判断することを特徴とする時刻
    データ受信装置。
  5. 【請求項5】基準クロック信号を計数して時刻データを
    得るステップと、 時刻データを含む異なる周波数の複数の電波を受信する
    ステップと、 受信された複数の電波の時刻データに対して、所定の整
    合性判断条件に基づいて時刻データの整合性を判断する
    ことにより、時刻データの正確さを判断するステップ
    と、 整合性がより高いと判断された電波の時刻データに基づ
    いて、前記時刻データの修正を行うステップと、 を備えることを特徴とする時刻データ修正方法。
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