JP2002286471A - ルート案内システム - Google Patents

ルート案内システム

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JP2002286471A
JP2002286471A JP2001091867A JP2001091867A JP2002286471A JP 2002286471 A JP2002286471 A JP 2002286471A JP 2001091867 A JP2001091867 A JP 2001091867A JP 2001091867 A JP2001091867 A JP 2001091867A JP 2002286471 A JP2002286471 A JP 2002286471A
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JP
Japan
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route
parking lot
control device
data
entrance
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Pending
Application number
JP2001091867A
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English (en)
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Kozo Watanabe
浩三 渡辺
Kazuki Yamanouchi
和樹 山野内
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者がスムーズにエリア内の所望の地点へ
向かうことができるように案内するルート案内システム
を、提供する。 【解決手段】 あるエリアへの進入口E1〜E3が複数
存在するとともに、このエリア内に複数の施設が設けら
れている場合に、各進入口E1〜E3から各施設へ至る
複数の経路を多数のブロックB1〜B14に分割し、こ
れら各ブロックB1〜B14の道路状況を監視する。そ
して、利用者に対して、所望の進入口E1〜E3から所
望の施設へ向うのに最適な進入ルートを案内するための
案内画像データを作成し、案内板D1〜D3や携帯端末
Cに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エリア内に配置さ
れた複数の施設への車両の進入ルートを案内するルート
案内システムに、関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、所定のエリア内に、ホテル,シ
ョッピングモール,劇場,及び事務所等の複数の施設が
設けられている場合に、このエリア内には、複数の駐車
場が設けられていることが多い。そして、利用者は、こ
のエリア内の施設を利用しようとする場合には、予め、
地図等により車両の走行経路を調べたうえで、この駐車
場へ向う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
が向っている駐車場の近辺の道路が渋滞したり混雑して
いる場合には、利用者は、スムーズに、この駐車場へ向
うことができない。通常、利用者は、このエリアの周辺
の道路状況を知ることができないので、最短のルートを
選んで走行することになるが、最短のルートが混雑して
いる場合には、他のルートによる走行時間の方が、短く
なることもある。
【0004】そこで、利用者がスムーズにエリア内の所
望の地点へ向かうことができるように案内するルート案
内システムを提供することを、本発明の課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるルート案内
システムは、上記課題を解決するために、以下のような
構成を採用した。
【0006】即ち、所定のエリアへの進入口とこのエリ
ア内の複数の地点との間における車両の走行を案内する
ルート案内システムであって、前記進入口と前記地点と
の組に対して2つ以上存在する経路を仮想的に分割して
なる複数のブロックに対して夫々関連づけられるととも
に、当該ブロックが、車両が通常通りに走行可能な通常
状態か車両が通常通りには走行できない異状状態かを示
す道路状態情報を含んだ複数のブロックデータを格納し
た第1の記憶媒体と、前記各経路に対して夫々関連づけ
られるとともに、該経路に沿った前記各ブロックを順に
示す複数のルートデータを格納した第2の記憶媒体と、
前記進入口と前記各地点から選択された1つの地点との
組に対応した経路に関連づけられた各ルートデータのう
ちの該ルートデータが示す各ブロックに夫々対応する前
記各ブロックデータの全てが通常状態であることを示し
ている走行可能ルートデータから、1つのルートデータ
を推奨ルートデータとして選択し、選択した推奨ルート
データと関連づけられた経路をこのエリアの地図に重ね
てなる案内画像データを取得する制御装置とを、備えた
ことを特徴とする。
【0007】このように構成されると、利用者は、案内
板や端末の表示装置に表示された上記案内画像データを
視認して、この案内画像データによる案内に従うことに
より、渋滞や混雑に巻き込まれることなく、所望の地点
へ向けて車両を走行させることができる。
【0008】なお、案内画像データは、進入口からエリ
ア内の地点への進入ルート案内でもよく、エリア内の地
点から進入口への退出ルート案内でもよい。また、端末
は、表示装置及びインターネット接続機能付き携帯電話
でもよく、PDA(personaldigital assistant)やパ
ーソナルコンピュータ等であってもよい。また、端末と
ルート案内システムとは、TCP/IPプロトコル群に
基づいて通信してもよく、他のプロトコルに基づいて通
信してもよい。
【0009】また、利用者は、複数の進入口から所望の
ものを選択するとともに、エリア内の複数の地点を選択
することにより、選択した進入口及び地点に対応した案
内画像データを取得してもよい。さらに、ルート案内シ
ステムは、このエリア内の駐車場の満車と空車の情報
を、端末へ送信してもよい。なお、駐車場が満車である
場合には、予想される待ち時間を示す情報が、端末へ送
信されてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。
【0011】<第1実施形態>図1は、本実施形態のル
ート案内システムが適用されるエリアを示す模式図であ
る。このエリア内には、複数の施設が設けられている。
即ち、“ホテル”,“ショッピングモール”,“オフィ
ス棟I”,“オフィス棟II”,“オフィス棟III”
及び“劇場棟”が、設けられている。また、このエリア
内には、複数の駐車場P1〜P5が設けられている。
【0012】第1の駐車場P1は、“ホテル”内に設け
られている。第2の駐車場P2は、“ショッピングモー
ル”内に設けられている。第3の駐車場P3は、“オフ
ィス棟I”内に設けられている。第4の駐車場P4は、
“オフィス棟III”内に設けられている。第5の駐車
場P5は、“劇場棟”内に設けられている。なお、“オ
フィス棟II”には、駐車場が設けられていない。
【0013】図2は、本実施形態のルート案内システム
を模式的に示すブロック図である。このルート案内シス
テムは、比較的高機能のコンピュータである1台の制御
装置10,及び,複数の駐車場側装置21〜25を、備
えている。制御装置10は、ハードディスク(HDD)
11を有している。このHDD11内には、管理テーブ
ル12,ブロックテーブル13,ルートテーブル14,
及び,このエリア周辺の地図の画像データである地図デ
ータ15が、格納されている。
【0014】また、各駐車場装置21〜25は、各駐車
場P1〜P5に夫々設置されており、無線又は有線の通
信路を介して制御装置10と接続されている。そして、
これら各駐車場側装置21〜25は、夫々、対応する各
駐車場P1〜P5における利用者の入退場を管理してい
る。これら各駐車場側装置21〜25には、いずれも、
図示せぬ表示部及び操作部が設けられており、利用者
は、所望の駐車場P1〜P5における駐車場側装置21
〜25の表示部を見ながら操作部を操作することによ
り、入場及び退場することができる。
【0015】図3は、管理テーブル12の模式図であ
る。この管理テーブル12は、各駐車場P1〜P5と夫
々関連づけられた5つのレコードを有している。この管
理テーブル12における各レコードは、“収容可能台
数”,“現状台数”及び“満/空”のフィールドを、有
している。“収容可能台数”のフィールドには、対応す
る駐車場P1〜P5が収容可能な車両の台数の上限値で
ある収容可能台数が、格納されている。“現状台数”の
フィールドには、対応する駐車場に実際に収容されてい
る車両の台数が、格納されている。“満/空”のフィー
ルドには、対応する駐車場が満車であるかどうかを示す
コード(満空データ)が、格納されている。即ち、駐車
場が満車であれば“満”のコードが格納され、空きが有
れば“空”のコードが格納される。
【0016】なお、各駐車場側装置21〜25は、夫
々、車両の入退場を検出すると、その旨を制御装置10
へ通知する。すると、制御装置10は、各駐車場P1〜
P5における入退場に応じて、管理テーブル12におけ
る当該駐車場P1〜P5に対応するレコードの“現状台
数”の値を更新するとともに、“現状台数”が“収容可
能台数”と一致したならば、“満/空”のフィールドに
“満”のコードを格納し、“現状台数”が“収容可能台
数”未満となれば、“満/空”のフィールドに“空”の
コードを格納する。
【0017】そして、“満/空”のフィールドが“満”
に更新されると、制御装置10は、駐車場P1〜P5が
「満車」になったと判断し、対応する駐車場側装置21
〜25へ、以後、車両を受け入れないように、指示す
る。指示を受けた駐車場側装置21〜25は、その表示
部に、満車である旨を表示する。
【0018】一方、“満/空”のフィールドが“空”に
更新されると、制御装置10は、駐車場P1〜P5が
「空き有」になったと判断し、対応する駐車場側装置2
1〜25へ、満車である旨の表示を解除する旨、指示す
る。すると、当該駐車場側装置21〜25は、その表示
部に「空き有」と表示する。
【0019】なお、図1に示されるように、各施設が設
置されたエリア周辺の道路は、複数のブロックB1〜B
14に仮想的に分割されている。そして、ルート案内シ
ステムは、これら各ブロックB1〜B14に夫々対応さ
せて配置された複数の測定装置M1〜M14を、備えて
いる。
【0020】これら各測定装置M1〜M14は、音波又
は電磁波を発する図示せぬセンサを有している。そし
て、各測定装置M1〜M14は、その設置場所に車両が
差し掛かるとONになり、この車両が通過するとOFF
になる。さらに、各測定装置M1〜M14は、そのセン
サが継続してONになっている時間を取得することによ
り、対応するブロックB1〜B14の状態を判別してい
る。即ち、各測定装置M1〜M14のセンサが継続して
ONになっている時間が、例えば、3秒未満であれば通
常状態であると判別され、3秒以上2分未満であれば混
雑状態であると判別され、2分以上であれば渋滞状態で
あると判別される。なお、混雑状態及び渋滞状態は、異
状状態に相当する。また、これら各測定装置M1〜M1
4は、上記センサの代わりに、カメラ及び画像処理部を
備えていてもよい。この場合には、カメラが道路を走行
する車両を撮像し、得られた画像を画像処理部が画像処
理することにより、通常状態,混雑状態,渋滞状態が判
別される。
【0021】これら測定装置M1〜M14は、無線又は
有線の通信路を介して制御装置10と接続されている。
そして、各測定装置M1〜M14は、制御装置10に対
して、当該測定装置M1〜M14が設置されたブロック
B1〜B14が通常状態,混雑状態,及び渋滞状態のう
ちのどの状態であるかを示す道路状態情報を、通知す
る。
【0022】この道路状態情報は、ブロックテーブル1
3に反映される。図4は、ブロックテーブル13を示す
模式図である。このブロックテーブル13は、各ブロッ
クB1〜B14に夫々対応させた複数のレコード(ブロ
ックデータ)を、含んでいる。このブロックテーブル1
3の各レコードは、“道路状態”フィールドを有してい
る。この道路状態フィールドには、通常状態,混雑状
態,及び渋滞状態を夫々示す“通常”,“混雑”,及び
“渋滞”のコードのうちのいずれかが、格納される。図
4のブロックテーブル13は、各ブロックB1,B2が
いずれも通常状態であり、ブロックB3が混雑状態であ
り、ブロックB4が渋滞状態であることを、示してい
る。なお、各ブロックB5〜B14に関しては、図示が
省略されている。
【0023】そして、制御装置10は、各測定装置M1
〜M14から取得した道路状態情報に基づいて、このブ
ロックテーブル13における各レコードの“道路状態”
フィールドを、更新する。即ち、制御装置10は、各測
定装置M1〜M14から道路状態情報を取得すると、ブ
ロックテーブル13の各レコードのうちの当該測定装置
M1〜M14に対応したブロックB1〜B14と関連づ
けられたレコードを、特定し、特定したレコードの“道
路状態”フィールドに、道路状態情報が示すコードを、
セットする。
【0024】なお、図1に示されるように、このエリア
周辺の道路には、当該エリアへの進入口E1〜E3が、
複数設けられている。ルートテーブル14は、各進入口
E1〜E3から、各駐車場P1〜P5に至る経路を示す
情報を、含んでいる。このルートテーブル14は、進入
口E1〜E3と駐車場P1〜P5との組に夫々対応させ
て、複数設けられている。図5は、進入口E1とホテル
内の駐車場P1との組に対応したルートテーブル14を
示す模式図である。
【0025】このルートテーブル14は、進入口E1か
ら駐車場P1へ至る複数のルートに夫々対応させたレコ
ード(ルートデータ)を、備えている。このルートテー
ブル14の各レコードは、“ルートID”及び“ルート
内容”のフィールドを、有している。“ルートID”に
は、当該ルートに一意的に関連づけられたルートID
が、格納されている。“ルート内容”には、当該ルート
に沿って進入口E1から駐車場P1へ車両が進む場合
に、通過するブロックB1〜B14が、順に格納されて
いる。
【0026】例えば、“ルートID”が“E1P10
1”のルートは、進入口E1から、各ブロックB1,B
2,B3,B4を順に経て、駐車場P1へ至るルートで
ある。また、“ルートID”が“E1P102”のルー
トは、進入口E1から、各ブロックB6,B7,B8,
B9,B10,B11,B5を順に経て、駐車場P1へ
至るルートである。また、“ルートID”が“E1P1
03”のルートは、進入口E1から、各ブロックB6,
B12,B13,B14,B9,B10,B11,B5
を順に経て、駐車場P1へ至るルートである。
【0027】なお、このルートテーブル14において、
各レコードは、対応するルートに沿って車両が渋滞や混
雑なく移動した場合に、進入口E1から駐車場P1へ至
る標準的な時間(標準走行時間)が短い順に、配列され
ている。即ち、ルートIDが“E1P101”のルート
の標準走行時間が最も短く、ルートIDが“E1P10
3”のルートの標準走行時間が最も長い。
【0028】図1に示されるように、このルート案内シ
ステムは、各進入口E1〜E3の近傍に夫々配置された
複数の案内板D1〜D3を、備えている。これら各案内
板D1〜D3は、大型の表示装置を備えている。また、
各案内板D1〜D3は、無線又は有線の通信路を介し
て、制御装置10と接続されている。そして、制御装置
10が、各案内板D1〜D3へ画像データを送信する
と、各案内板D1〜D3はこの画像データを受信してそ
の表示装置に画面表示する。なお、各進入口E1〜E3
近傍を走行している車両の運転者は、各案内板D1〜D
3に表示された画像を、視認することができる。
【0029】以下、制御装置10が各案内板D1〜D3
に画像を表示させる処理について、説明する。図6は、
制御装置10が、各駐車場P1〜P5が「満車」である
か「空き有」であるかを示す画像を、各案内板D1〜D
3に表示させる処理を示すフローチャートである。な
お、図6のフローチャートは、予め定められた所定の時
間間隔毎に、繰り返し実行される。
【0030】開始後最初のS001では、制御装置10
は、管理テーブル12(図3)を参照し、各駐車場P1
〜P5のうち、“満/空”フィールドが“満”になって
いるものを、満車として特定する。図3に示された例で
は、駐車場P2及び駐車場P4が、満車として特定され
る。
【0031】次のS002では、制御装置10は、地図
データ15を取得するとともに、この地図データ15に
対し、各駐車場P1〜P5のうちのS001で満車とし
て特定したものに対応する部分を、特定の色で着色する
ことによりハイライトさせ、画像データ(標準画像デー
タ)を作成する。
【0032】次のS003では、制御装置10は、S0
02で作成した標準画像データを、各案内板D1〜D3
に夫々表示させて、処理を終了する。図7は、案内板D
1〜D3に表示された標準画像の例を示す模式図であ
る。この図7では、ショッピングモールの駐車場P2,
及び,オフィス棟IIIの駐車場P4が、ハイライトし
ている。すると、各案内板D1〜D3の近傍を走行する
車両の運転者は、ハイライトした部分に対応した駐車場
が満車であることを、認識できる。
【0033】通常の場合には、各案内板D1〜D3に
は、上記標準画像が、表示されている。但し、エリア内
のある施設にてイベントが開催されているときには、各
案内板D1〜D3には、その設置場所から当該施設に最
も近い駐車場P1〜P5への進入ルートを案内する案内
画像が、表示される。即ち、オペレータが制御装置10
に対して、各駐車場P1〜P5のうちの1つを、案内対
象の駐車場として指定すると、制御装置10は、図8の
フローチャートに示される処理を、所定の時間間隔毎に
繰り返し実行する。なお、この図8のフローチャートに
は、案内板D1に対する処理が示されているが、他の各
案内板D1,D2に対しても同様の処理がなされる。
【0034】この図8のフローチャート開始後最初のS
101では、制御装置10は、管理テーブル12を参照
することにより、案内対象の駐車場が満車であるかどう
か判別する。即ち、制御装置10は、管理テーブル12
(図3)における案内対象の駐車場の“満/空”フィー
ルドが“満”になっている場合に、この案内対象の駐車
場が満車であると判別する。そして、制御装置10は、
案内対象の駐車場が満車であると判別した場合には、処
理をS108へ分岐させ、それ以外の場合には、処理を
S102へ進める。
【0035】S102では、制御装置10は、ルートテ
ーブル14(図5)中の未参照のレコードのうちの先頭
の1つを、参照する。なお、この図8のフローチャート
開始時には、ルートテーブル14中の全てのレコードが
未参照である。
【0036】次のS103では、制御装置10は、S1
02で参照したルートテーブル14中のレコードにおけ
る“ルート内容”に含まれた各ブロックが、全て“通
常”状態であるかどうか、判別する。即ち、制御装置1
0は、“ルート内容”に含まれた各ブロックの夫々に関
してのみ、ブロックテーブル13(図4)を参照し、こ
れら各ブロックが全て“通常”状態であるかどうか、判
別する。これらのブロックが全て“通常”状態であれ
ば、処理はS104へ進み、それ以外の場合には、処理
はS107へ分岐する。
【0037】S104では、制御装置10は、参照中の
レコードを、推奨ルートデータとして決定する。
【0038】次のS105では、制御装置10は、案内
画像データを作成する。具体的には、まず、制御装置1
0は、地図データ15を取得して、この地図データ15
に対し、S104で決定した推奨ルートデータのルート
内容に含まれた各ブロックに対応する部分を、特定の色
で着色することによりハイライトさせる。さらに、制御
装置10は、この地図データ15に対し、各駐車場P1
〜P5のうちの満車になったものに対応する部分を、特
定の色で着色することによりハイライトさせる。なお、
満車の駐車場をハイライトさせる手順は、図6のS00
1及びS002の処理と同様になされる。このように、
制御装置10は、取得した地図データ15を加工して、
案内画像データを作成する。
【0039】次のS106では、制御装置10は、S1
05で作成した案内画像データを、案内板D1に表示さ
せ、処理を終了する。
【0040】S107では、制御装置10は、ルートテ
ーブル14における参照中のレコードを、参照済みとし
た後、このルートテーブル14中に未参照のレコードが
残っているかどうか、判別する。そして、未参照のレコ
ードがあれば、処理はS102へ戻り、未参照のレコー
ドがなければ、処理はS108へ進む。
【0041】S108では、制御装置10は、図6のフ
ローチャートと同様の処理を実行することにより、案内
板D1に標準画像データを表示させ、処理を終了する。
【0042】以下、この図8のフローチャートによる処
理を、より具体的に説明する。なお、以下の説明におい
て、ホテルの駐車場P1が案内対象の駐車場であるとす
る。仮に、この駐車場P1が、満車であれば(S10
1:Yes)、案内板D1には、図7の標準画像が表示
される。
【0043】一方、この駐車場P1が満車でなければ
(S101:No)、まず、ルートテーブル14中の先
頭のレコード(ルートID=E1P101)が、参照さ
れる。仮に、このレコードの“ルート内容”に含まれた
各ブロックB1,B2,B3,B4が、いずれも“通
常”状態であれば(S103:Yes)、このレコード
が推奨ルートデータとして決定され(S104)、案内
画像データが作成され(S105)、図9の案内画像
が、案内板D1に表示される。
【0044】この図9には、各ブロックB1,B2,B
3,B4に対応する部分がハイライトされてなる曲線
が、示されている。すると、このエリアへ進入口E1か
ら進入してきた車両の運転者は、この図9に示された案
内画像中の曲線に従い、渋滞や混雑に煩わされることな
く、駐車場P1へ進むことができる。
【0045】仮に、ブロックB4が“渋滞”であれば、
ルートテーブル14中の先頭のレコード(ルートID=
E1P101)は、推奨ルートデータにはならない。こ
の場合に、次のレコード(ルートID=E1P102)
が参照される。そして、このレコードの“ルート内容”
に含まれた各ブロックB6,B7,B8,B9,B1
0,B11,B5が、いずれも“通常”状態であれば、
図10の案内画像が、案内板D1に表示される。
【0046】この図10には、各ブロックB6,B7,
B8,B9,B10,B11,B5に対応する部分がハ
イライトされてなる曲線が、示されている。すると、こ
のエリアへ進入口E1から進入してきた車両の運転者
は、この図10に示された案内画像中の曲線に従い、渋
滞や混雑に煩わされることなく、駐車場P1へ進むこと
ができる。
【0047】仮に、ブロックB4が渋滞であるだけでな
く、ブロックB7が“混雑”であれば、ルートテーブル
14中の先頭のレコード(ルートID=E1P10
1),及び,次のレコード(ルートID=E1P10
2)は、推奨ルートデータにはならない。この場合に、
最後のレコード(ルートID=E1P103)が参照さ
れる。そして、このレコードの“ルート内容”に含まれ
た各ブロックB6,B12,B13,B14,B9,B
10,B11,B5が、いずれも“通常”状態であれ
ば、図11の案内画像が、案内板D1に表示される。
【0048】この図11には、各ブロックB6,B1
2,B13,B14,B9,B10,B11,B5に対
応する部分がハイライトされてなる曲線が、示されてい
る。すると、このエリアへ進入口E1から進入してきた
車両の運転者は、この図11に示された案内画像中の曲
線に従い、渋滞や混雑のない経路を辿って、駐車場P1
へ進むことができる。
【0049】なお、仮に、ルートテーブル14中のどの
レコードも推奨ルートデータとして決定されなかった場
合には、案内板D1には、図7の標準画像が表示され
る。
【0050】<第2実施形態>図12は、本実施形態の
ルート案内システムを模式的に示すブロック図である。
なお、本実施形態のルート案内システムは、上記第1実
施形態の構成において、本実施形態の制御装置30を備
えた点を、特徴としている。
【0051】この制御装置30は、比較的高機能のコン
ピュータから構成されており、HDD31を有してい
る。また、上記第1実施形態と同様、この制御装置30
は、各駐車場側装置21〜25,各案内板D1〜D3,
及び,各測定装置M1〜M14と、夫々接続されてい
る。
【0052】そして、HDD31内には、上記第1実施
形態と同様、管理テーブル12,ブロックテーブル1
3,ルートテーブル14,及び地図データ15が、格納
されている。さらに、このHDD31内には、ウェブサ
ーバプログラムW,及び,隣接駐車場テーブルLが、格
納されている。
【0053】また、この制御装置30は、インターネッ
ト又は専用回線を介してキャリア(電気通信事業者)が
運営する図示せぬゲートウェイ装置と接続されている。
そして、制御装置30は、ゲートウェイ装置を介して、
端末Cと接続可能である。この端末Cは、インターネッ
ト接続機能を有する表示装置付き携帯電話機であり、ウ
ェブブラウザプログラムを実行することができる。
【0054】ウェブサーバプログラムWは、C−HTM
L(Compact HTML),HDML(Handheld Device Mark
up Language),WML(Wireless Markup Languag
e),HTML,XHTML,XML等のウェブページ
記述言語で記述されたウェブデータを、処理することが
できる。さらに、このウェブサーバプログラムWは、各
種処理を実行するとともにウェブデータの加工や生成が
可能なサーバサイドスクリプティング・プログラムモジ
ュールを、含んでいる。そして、このウェブサーバプロ
グラムWが、端末Cのウェブブラウザプログラムと連携
して実行されることにより、端末Cの表示装置には、ウ
ェブページ(画面)が、表示される。
【0055】図13は、隣接駐車場テーブルLを示す模
式図である。この隣接駐車場テーブル(隣接駐車場デー
タ)Lは、エリア内の各施設毎に、各駐車場P1〜P5
を示すコードを当該施設から近い順に、格納している。
例えば、“ホテル”の欄には、各駐車場P1,P5,P
4,P2,P3のコードが、このホテルに近いものから
順に、含まれている。
【0056】なお、図1に示されるように、“オフィス
棟II”には、その施設内又はその直近に駐車場が設け
られていない。そこで、オフィス棟IIを利用する利用
者は、通常は、オフィス棟Iの駐車場P3を利用してい
る。そして、隣接駐車場テーブルLの“オフィス棟I
I”の欄には、各駐車場P3,P2,P4,P5,P1
のコードが、このオフィス棟IIに近いものから順に、
含まれている。
【0057】以下、図14のフローチャートを参照し
て、制御装置30がウェブサーバプログラムWを実行す
ることにより、利用者に提供するサービスについて、説
明する。この図14の処理は、利用者が、端末Cを操作
して、制御装置30にアクセスすることにより、開始す
る。即ち、制御装置30は、端末Cからのウェブページ
の要求を受信すると、図14の処理を開始する。
【0058】開始後最初のS201では、制御装置30
は、端末Cに対して、図15に示された目的地リスト
(目的地選択画面)を表示させる。この目的地リストに
は、エリア内の各施設の名称が表示されている。即ち、
この目的地リストには、“1.ホテル”,“2.ショッ
ピングモール”,“3.オフィス棟I”,“4.オフィ
ス棟II”,“5.オフィス棟III”及び“6.劇場
棟”の項目が、含まれている。そして、利用者は、端末
Cを操作することにより、これら各項目の中から自分の
目的地を選択する。すると、制御装置30は、利用者が
選択した施設を、特定することができる。即ち、制御装
置30は、利用者が選択した目的地を示す情報(目的地
指定情報)を、取得することになる。
【0059】次のS202では、制御装置30は、端末
Cに対して、図16に示された駐車場リスト(駐車場選
択画面)を表示させる。具体的には、制御装置30は、
隣接駐車場テーブルL(図13)を参照し、S201で
特定した目的地に対応する欄の駐車場のコードの配列を
取得する。例えば、S201で、“ホテル”が目的地と
して特定されたならば、制御装置30は、隣接駐車場テ
ーブルLにおける“ホテル”の欄に順に格納された駐車
場のコードであるP1,P5,P4,P2,P3を、取
得する。そして、制御装置30は、駐車場のコードの順
に従って、駐車場の名称を端末Cに表示させる。即ち、
制御装置30は、P1,P5,P4,P2及びP3のコ
ードに、夫々、“ホテルP”,“劇場棟P”,“オフィ
ス棟IIIP”,“ショッピングモールP”及び“オフ
ィス棟IP”の文字列を対応させて、表示させる。
【0060】なお、各駐車場P1〜P5の名称の図16
における右端には、当該駐車場P1〜P5が満車である
かどうかを示す情報が、表示される。即ち、制御装置3
0は、各駐車場P1〜P5毎に、管理テーブル12の
“満/空”フィールドを参照し、“満”になった駐車場
P1〜P5を「満車」と判別し、それ以外の駐車場P1
〜P5を「空き有」と判別する。そして、制御装置30
は、「満車」の場合には“満”の文字を表示させ、「空
き有」の場合には、“空”の文字を表示させる。図16
に示された駐車場リストの例では、“ホテルP”が
“満”、“劇場棟P”が“空”、“オフィス棟III
P”が“満”、“ショッピングモールP”が“満”、
“オフィス棟IP”が“空”になっている。
【0061】そして、利用者は、この駐車場リストにお
ける各駐車場名の表示順に基づいて、自分の目的地に近
い駐車場を認識することができる。図16の例では、利
用者は、“ホテルP”が最も目的地に近いが、この“ホ
テルP”は満車であることを認識する。そして、利用者
は、空き有の駐車場の中で、最も目的地に近いものを、
選択する。即ち、利用者は、“劇場棟P”を選択するこ
とになる。
【0062】なお、利用者が、端末Cを操作することに
より駐車場を選択すると、制御装置30は、選択された
駐車場を認識することができる。即ち、制御装置30
は、利用者が選択した駐車場(地点)を示す情報(地点
指定情報)を、取得することになる。
【0063】次のS203では、制御装置30は、端末
Cに対して、図17に示された進入口リスト(進入口選
択画面)を表示させる。この進入口リストには、エリア
への各進入口E1〜E3を示す文字列が表示されてい
る。即ち、この進入口リストには、“1.進入口E
1”,“2.進入口E2”及び“3.進入口E3”の項
目が、含まれている。そして、利用者は、端末Cを操作
することにより、これら各項目の中から自分がこのエリ
アへ進入する際の進入口を選択する。すると、制御装置
30は、利用者が選択した進入口を、特定することがで
きる。即ち、制御装置30は、利用者が選択した進入口
を示す情報(進入口指定情報)を、取得することにな
る。
【0064】次のS204では、制御装置30は、ルー
トテーブル14中の未参照のレコードのうちの先頭の1
つを、参照する。なお、この図14のフローチャート開
始時には、ルートテーブル14中の全てのレコードが未
参照である。
【0065】次のS205では、制御装置30は、参照
中のルートテーブル14のレコードにおける“ルート内
容”に含まれた各ブロックが、全て“通常”状態である
かどうか、判別する。即ち、制御装置30は、当該“ル
ート内容”に含まれた各ブロックの夫々に関してのみ、
ブロックテーブル13を参照し、これら各ブロックが全
て“通常”状態であるかどうか、判別する。これらのブ
ロックが全て“通常”状態であれば、処理はS206へ
進み、それ以外の場合には、処理はS209へ分岐す
る。
【0066】S206では、制御装置30は、参照中の
レコードを、推奨ルートデータとして決定する。
【0067】次のS207では、制御装置30は、案内
画像データを作成する。具体的には、まず、制御装置3
0は、地図データ15を取得して、この地図データ15
に対し、S206で決定した推奨ルートデータのルート
内容に含まれた各ブロックに対応する部分を、特定の色
で着色することによりハイライトさせる。さらに、制御
装置30は、この地図データ15に対し、各駐車場P1
〜P5のうちの満車になったものに対応する部分を、特
定の色で着色することによりハイライトさせる。なお、
満車の駐車場をハイライトさせる手順は、図6のS00
1及びS002の処理と同様になされる。このように、
制御装置30は、取得した地図データ15を加工して、
案内画像データを作成する。
【0068】次のS208では、制御装置30は、S2
07で作成した案内画像データを、利用者の端末Cに表
示させ、処理を終了する。
【0069】S209では、制御装置30は、ルートテ
ーブル14における参照中のレコードを、参照済みとし
た後、このルートテーブル14中に未参照のレコードが
残っているかどうか、判別する。そして、未参照のレコ
ードがあれば、処理はS204へ戻り、未参照のレコー
ドがなければ、処理はS210へ進む。
【0070】S210では、制御装置30は、図6のフ
ローチャートと同様の処理を実行することにより、端末
Cに、標準画像データ(図7)を表示させ、処理を終了
する。
【0071】以下、案内画像の表示について、より具体
的に説明する。例えば、利用者が駐車場として“劇場棟
P”を選択し、進入口として“進入口E1”を選択した
とする。この場合に、仮に、ブロックB7が混雑してい
たとすると、利用者の端末Cには、図18に示された案
内画像が表示される。そして、利用者は、この案内画像
に従い、渋滞や混雑に煩わされることなく、劇場棟の駐
車場P5へ進むことができる。この駐車場P5内に車両
を格納した後、利用者は、徒歩で、本来の目的地である
ホテルへ進む。
【0072】上記のように、利用者は、目的地の直近の
駐車場が満車であったとしても、空きの有る駐車場のう
ちの最も目的地に近い駐車場を知ることができる。さら
に、利用者は、案内画像に従って進むことにより、渋滞
や混雑を避けて当該駐車場に到達することができる。
【0073】<第3実施形態>図19は、本実施形態の
ルート案内システムを模式的に示すブロック図である。
なお、本実施形態のルート案内システムは、上記第2実
施形態の構成において、本実施形態の制御装置40を備
えた点を、特徴としている。
【0074】この制御装置40は、比較的高機能のコン
ピュータから構成されており、HDD41を有してい
る。また、上記第2実施形態と同様、この制御装置40
は、各駐車場側装置21〜25,各案内板D1〜D3,
及び,各測定装置M1〜M14と、夫々接続されてい
る。また、この制御装置40は、インターネット又は専
用回線を介してキャリア(電気通信事業者)が運営する
図示せぬゲートウェイ装置と接続されている。このた
め、制御装置4は、端末Cと接続可能である。
【0075】そして、HDD41内には、本実施形態の
管理テーブル42,端末Cとの間でメールを送受信する
メールサーバープログラムT,会員テーブルU,及び,
監視テーブルVが、格納されている。さらに、このHD
D41内には、上記第2実施形態と同様、ブロックテー
ブル13,ルートテーブル14,地図データ15,ウェ
ブサーバプログラムW,及び,隣接駐車場テーブルL
が、格納されている。
【0076】このHDD41内において、ブロックテー
ブル13が格納された領域が第1の記憶媒体に相当し、
ルートテーブル14が格納された領域が第2の記憶媒体
に相当し、隣接駐車場テーブルLが格納された領域が第
3の記憶媒体に相当し、管理テーブル42が格納された
領域が第4及び第5の記憶媒体に相当している。
【0077】なお、このエリア内の各駐車場P1〜P5
を運営する運営者は、予め契約した会員に対して、ウェ
ブページを通じたサービスを提供している。即ち、図2
3を参照して後述するように、会員は、端末Cを操作し
て制御装置40にアクセスし、所望の駐車場を予約する
ことができる。
【0078】図20は、会員テーブルUの模式図であ
る。この会員テーブルUは、運営者と契約した複数の会
員(利用者)に夫々対応させた複数のレコードを、有し
ている。この会員テーブルUにおける各レコードは、
“会員番号”,“暗証番号”及び“メールアドレス”の
フィールドを、有している。
【0079】“会員番号”のフィールドは、各会員に対
して一意的に関連づけられた会員番号が、格納されてい
る。“暗証番号”のフィールドには、会員番号に対応す
る暗証番号が格納されている。なお、予め、会員は、暗
証番号を運営者に申し出ておく。この申出に基づき、会
員テーブルUにおける当該会員に対応したレコードの
“暗証番号”のフィールドには、その会員が申し出た暗
証番号が、格納される。“メールアドレス”のフィール
ドには、会員が利用している端末Cのメールアドレス
が、格納されている。
【0080】図21は、本実施形態の管理テーブル42
を示す模式図である。この管理テーブル42の各レコー
ドは、第1及び第2実施形態で用いられる図3の管理テ
ーブル12と同様に、“収容可能台数”,“現状台数”
及び“満/空”のフィールドを、有している。さらに、
この管理テーブル42は、“予約会員番号”のフィール
ドを、有している。この“予約会員番号”のフィールド
には、当該駐車場P1〜P5に車両を格納させることを
希望している会員の会員番号が、格納される。この“予
約会員番号”のフィールドが、予約データに相当する。
【0081】なお、各駐車場側装置21〜25は、夫
々、車両の入退場を検出すると、その旨を制御装置40
へ通知する。すると、制御装置40は、各駐車場P1〜
P5における入退場に応じて、管理テーブル42中の当
該駐車場P1〜P5に対応するレコードの“現状台数”
の値を更新する。同時に、制御装置40は、更新された
“現状台数”の値に“予約会員番号”のフィールドに格
納された会員番号の個数を加算した値と“収容可能台
数”の値とを比較する。そして、制御装置40は、両者
が一致したならば、“満/空”のフィールドに“満”の
コードを格納し、両者が一致しなければ、“満/空”の
フィールドに“空”のコードを格納する。
【0082】そして、“満/空”のフィールドが“満”
に更新されると、制御装置40は、駐車場P1〜P5が
「満車」になったと判断し、対応する駐車場側装置21
〜25へ、以後、車両を受け入れないように、指示す
る。指示を受けた駐車場側装置21〜25は、その表示
部に、満車である旨を表示する。
【0083】一方、“満/空”のフィールドが“空”に
更新されると、制御装置40は、駐車場P1〜P5が
「空き有」になったと判断し、対応する駐車場側装置2
1〜25へ、満車である旨の表示を解除する旨、指示す
る。すると、当該駐車場側装置21〜25は、その表示
部に「空き有」と表示する。
【0084】図22は、監視テーブルVを示す模式図で
ある。この監視テーブルVは、各駐車場P1〜P5に夫
々対応させた複数のレコードを、有している。そして、
この監視テーブルVの各レコードは、“駐車場”及び
“関連ブロック”のフィールドを、有している。“関連
ブロック”のフィールドには、対応する駐車場P1〜P
5の直近のブロック(関連ブロック)が、格納されてい
る。
【0085】例えば、駐車場P1の関連ブロックは、ブ
ロックB4及びブロックB5である。この駐車場P1へ
進入する車両は、これら両ブロックB4,B5のうちの
いずれかを通過しなければならない。駐車場P2の関連
ブロックは、ブロックB2及びブロックB3である。駐
車場P3の関連ブロックは、ブロックB1及びブロック
B2である。駐車場P4の関連ブロックは、ブロックB
7及びブロックB8である。駐車場P5の関連ブロック
は、ブロックB10及びブロックB11である。
【0086】上記構成の制御装置40は、会員が車両を
駐車場P1〜P5に入庫させる旨の予約(入庫予約)を
受け付けることができる。図23及び図24は、入庫予
約処理を示すフローチャートである。なお、図23の処
理は、会員が、端末Cを操作して、制御装置40にアク
セスすることにより、開始する。
【0087】開始後最初のS301では、制御装置40
は、端末Cに認証画面を表示させる。図25は、この認
証画面の模式図である。この認証画面には、“会員番
号”及び“暗証番号”の入力欄が含まれている。会員
は、端末Cを操作して、これら両入力欄に、自分の会員
番号及び暗証番号を、夫々入力する。すると、制御装置
40は、入力された会員番号及び暗証番号を、取得す
る。
【0088】次のS302では、制御装置40は、会員
テーブルU(図20)を検索して、S301で取得した
会員番号を“会員番号”のフィールド内に含むレコード
を、特定する。但し、制御装置40は、レコードを特定
できなかった場合には、処理をS301へ戻す。そし
て、制御装置40は、レコードを特定した場合には、特
定したレコードの“暗証番号”のフィールド内の番号
が、S301で取得した暗証番号と一致するか否か判別
する。制御装置40は、一致していると判別した場合に
は、処理をS303へ進め、一致していないと判別した
場合には、処理をS301へ戻す。
【0089】S303では、制御装置40は、端末Cに
対して、図15に示された目的地リスト(目的地選択画
面)を表示させる。そして、会員は、端末Cを操作する
ことにより、これら各項目の中から自分の目的地を選択
する。すると、制御装置40は、会員が選択した施設
を、特定することができる。
【0090】次のS304では、制御装置40は、端末
Cに対して、図16に示された駐車場リスト(駐車場選
択画面)を表示させる。具体的には、制御装置40は、
隣接駐車場テーブルLを参照し、S303で特定した目
的地に対応する欄の駐車場のコードの配列を取得する。
そして、制御装置40は、駐車場のコードの順に従っ
て、駐車場の名称を端末Cに表示させる。
【0091】なお、各駐車場P1〜P5の名称の図16
における右端には、当該駐車場P1〜P5が満車である
かどうかを示す情報が、表示される。即ち、制御装置4
0は、各駐車場P1〜P5毎に、管理テーブル42の
“満/空”フィールドを参照し、“満”になった駐車場
P1〜P5を「満車」と判別し、それ以外の駐車場P1
〜P5を「空き有」と判別する。そして、制御装置40
は、「満車」の場合には“満”の文字を表示させ、「空
き有」の場合には、“空”の文字を表示させる。そし
て、会員は、この駐車場リストにおける各駐車場名の表
示順に基づいて、自分の目的地に近い駐車場を認識する
ことができる。そして、会員は、空き有の駐車場の中
で、最も目的地に近いものを、選択する。すると、制御
装置40は、会員が選択した駐車場を特定することがで
きる。
【0092】次のS305では、制御装置40は、S3
04にて会員が「空き有」の駐車場を選択したか否かを
確認する。即ち、制御装置40は、管理テーブル42
(図21)を参照して、S304で特定した駐車場に対
応するレコードの“満/空”フィールドに“空”のコー
ドが格納されているか否か、確認する。そして、制御装
置40は、当該“満/空”フィールドに“空”のコード
が格納されている場合には、処理をS306へ進め、そ
れ以外の場合には、処理をS304に戻す。
【0093】S306では、制御装置40は、管理テー
ブル42(図21)の各レコードのうちのS304で特
定した駐車場に対応したレコードの“予約会員番号”の
フィールド内に、S301で取得した会員番号を追加す
ることにより、この管理テーブル42を更新する。
【0094】次のS307では、制御装置40は、端末
Cに予約確認画面を表示させることにより、会員に対
し、S304で選択された駐車場の入庫予約が完了した
旨を、通知する。例えば、S304で、劇場棟の駐車場
P5が特定された場合には、図26に示された予約確認
画面が、表示される。
【0095】次のS308では、制御装置40は、端末
Cに対して、図17に示された進入口リストを表示させ
る。この進入口リストには、エリアへの各進入口E1〜
E3の名称が表示されている。そして、会員は、端末C
を操作することにより、これら各項目の中から自分がこ
のエリアへ進入する際の進入口を選択する。すると、制
御装置30は、会員が選択した進入口を、特定すること
ができる。そして、制御装置40は、処理を図24のS
309へ進める。
【0096】S309では、制御装置40は、ルートテ
ーブル14中の未参照のレコードのうちの先頭の1つ
を、参照する。なお、この図24のフローチャート開始
時には、ルートテーブル14中の全てのレコードが未参
照である。
【0097】次のS310では、制御装置40は、S3
09で参照したルートテーブル14中のレコードにおけ
る“ルート内容”に含まれた各ブロックが、全て“通
常”状態であるかどうか、判別する。即ち、制御装置4
0は、“ルート内容”に含まれた各ブロックの夫々に関
してのみ、ブロックテーブル13を参照し、これら各ブ
ロックが全て“通常”状態であるかどうか、判別する。
これらのブロックが全て“通常”状態であれば、処理は
S311へ進み、それ以外の場合には、処理はS314
へ分岐する。
【0098】S311では、制御装置40は、参照中の
レコードを、推奨ルートデータとして決定する。
【0099】次のS312では、制御装置40は、案内
画像データを作成する。具体的には、まず、制御装置4
0は、地図データ15を取得して、この地図データ15
に対し、S311で決定した推奨ルートデータのルート
内容に含まれた各ブロックに対応する部分を、特定の色
で着色することによりハイライトさせる。さらに、制御
装置40は、この地図データ15に対し、各駐車場P1
〜P5のうちの満車になったものに対応する部分を、特
定の色で着色することによりハイライトさせる。なお、
満車の駐車場をハイライトさせる手順は、図6のS00
1及びS002の処理と同様になされる。このように、
制御装置40は、取得した地図データ15を加工して、
案内画像データを作成する。
【0100】次のS313では、制御装置40は、S3
12で作成した案内画像データを、会員の端末Cに表示
させ、処理を終了する。
【0101】S314では、制御装置40は、ルートテ
ーブル14における参照中のレコードを、参照済みとし
た後、このルートテーブル14中に未参照のレコードが
残っているかどうか、判別する。そして、未参照のレコ
ードがあれば、処理はS309へ戻り、未参照のレコー
ドがなければ、処理はS315へ進む。
【0102】S315では、制御装置40は、図6のフ
ローチャートと同様の処理を実行することにより、端末
Cに、標準画像データ(図7)を表示させ、処理を終了
する。
【0103】上記のように、会員は、空きの有る駐車場
のうち目的地に近いものに対して、入庫予約することが
できる。さらに、会員は、案内画像に従って進むことに
より、渋滞や混雑を避けて予約した駐車場に到達するこ
とができる。
【0104】但し、会員が上記の入庫予約を行ってから
エリアへの進入口へ向かっている間に、この会員が予約
した駐車場の近傍で渋滞や混雑が発生すると、この会員
が運転する車両は、スムーズに所望の駐車場に到達する
ことができない。そこで、制御装置40は、道路状況に
応じて、この会員用に他の駐車場(代替駐車場)を自動
的に予約する。
【0105】なお、制御装置40は、所定の時間間隔
で、ブロックテーブル13(図4)を参照し、監視テー
ブルV(図22)の各レコードにおける“関連ブロッ
ク”である両ブロックのうちの少なくとも一つが、“通
常”状態であることを確認する。そして、監視テーブル
Vの各レコードにおける“関連ブロック”である両ブロ
ックの双方が“通常”状態でない場合に、制御装置40
は、当該レコードに対応する駐車場を処理対象駐車場と
して指定する。さらに、制御装置40は、指定した処理
対象駐車場毎に、図27の処理(代替駐車場予約処理)
を、実行する。
【0106】この図27のフローチャート開始後最初の
S401では、制御装置40は、処理対象駐車場を予約
している会員がいるかどうかを、判別する。即ち、制御
装置40は、管理テーブル42(図21)を参照して、
処理対象駐車場に対応するレコードの“予約会員番号”
のフィールドに会員番号が格納されているか否かを、判
別する。そして、制御装置40は、会員番号が格納され
ていれば、処理をS402へ進め、会員番号が格納され
ていなければ、処理を終了させる。
【0107】S402では、制御装置40は、管理テー
ブル42を参照して、処理対象駐車場に対応するレコー
ドの“予約会員番号”中の未処理の会員番号のうちの先
頭の1つを、取得する。なお、このフローチャート図2
7開始時には、“予約会員番号”中の全ての会員番号
が、未処理である。
【0108】次のS403では、制御装置40は、代替
駐車場として使用可能な駐車場があるかどうか、判別す
る。具体的には、まず、制御装置40は、管理テーブル
42の“満/空”フィールドを参照することにより、全
ての駐車場P1〜P5が満車になっているかどうか、判
別する。そして、制御装置40は、全ての駐車場P1〜
P5が満車になっていれば、処理を終了する。一方、各
駐車場P1〜P5のうち処理対象駐車場以外に「空き
有」のものがある場合には、制御装置40は、当該駐車
場を一次候補駐車場として指定する。そして、制御装置
40は、一次候補駐車場の周辺の道路状況を確認する。
即ち、制御装置40は、監視テーブルVを参照し、一次
候補駐車場のうち、その“関連ブロック”の少なくとも
一つが“通常”状態であるものがあれば、当該駐車場を
二次候補駐車場として指定した後、処理をS404へ進
め、それ以外の場合には、S402で取得した会員番号
を処理済とした後、処理をS408へ進める。
【0109】S404では、制御装置40は、管理テー
ブル42を参照して、処理対象駐車場に対応するレコー
ド以外のレコードにおける“予約会員番号”中に、最後
のS402で取得した会員番号が重複して格納されてい
ないかどうか、確認する。そして、制御装置40は、会
員番号が重複して格納されていなければ、処理をS40
5へ進め、会員番号が重複して格納されていれば、当該
会員番号を処理済とした後、処理をS408へ進める。
【0110】S405では、制御装置40は、代替駐車
場を指定する。具体的には、制御装置40は、二次候補
駐車場のなかから、会員が予約している駐車場に最も近
いものを、代替駐車場として指定する。即ち、制御装置
40は、隣接駐車場テーブルLのうちの会員が予約して
いる駐車場が設置された施設の項目を参照することによ
り、会員が予約している駐車場に最も近い駐車場を指定
する。
【0111】次のS406では、制御装置40は、S4
05指定した代替駐車場を予約する。具体的には、制御
装置40は、管理テーブル42中の代替駐車場に対応し
たレコードにおける“予約会員番号”のフィールド内
に、最後のS402で取得した会員番号を追加する。
【0112】次のS407では、制御装置40は、会員
が当初予約していた駐車場付近の道路が混雑しているの
で、新たに、代替駐車場が予約された旨のメール(予約
変更通知メール)を会員の端末へ送信する。即ち、制御
装置40は、会員テーブルUを参照して、最後のS40
2で取得した会員番号に対応するメールアドレスを取得
し、このメールアドレスに対して、予約変更通知メール
を送信する。例えば、当初、会員が劇場棟の駐車場P5
を予約していたところ、新たに、オフィス棟Iの駐車場
P3が予約されたのであれば、図28に示された予約変
更通知メールが、送信される。なお、この予約変更通知
メールは、新たに予約された代替駐車場への案内画像デ
ータを、含んでいてもよい。
【0113】上記のように、会員が入庫予約を行ってか
らエリアへの進入口へ向かっている間に、この会員が予
約した駐車場の近傍で渋滞や混雑が発生したとしても、
代替駐車場が予約される。そして、会員の端末Cへ予約
変更通知メールが送信されるので、会員は、渋滞や混雑
を避けて代替駐車場へ到達することができる。会員が、
代替駐車場における駐車場側装置に対し、自分の会員番
号を入力して入庫の操作を実行すると、制御装置40
は、この駐車場側装置を介して当該会員が駐車場に達し
たことを認識する。そして、制御装置40は、管理テー
ブル42における“予約会員番号”に格納された当該会
員の会員番号を、全て消去する。
【0114】なお、この会員が、代替駐車場へ向かわず
に、当初予約した駐車場に到達した場合にも、管理テー
ブル42における“予約会員番号”に格納された当該会
員の会員番号は、全て消去される。
【0115】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のルート
案内システムは、エリア内の複数の地点から選択された
地点,及びこのエリアへの進入口間の複数の経路のう
ち、車両の走行に最も適したものを取得することができ
る。さらに、このルート案内システムは、取得した経路
を示す案内画像データを取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のルート案内システムが適
用されるエリアの模式図
【図2】 本発明の第1実施形態のルート案内システム
を模式的に示すブロック図
【図3】 管理テーブルを示す模式図
【図4】 ブロックテーブルを示す模式図
【図5】 ルートテーブルを示す模式図
【図6】 標準画像表示処理を示すフローチャート
【図7】 標準画像表示例を示す模式図
【図8】 第1実施形態の案内画像表示処理を示すフロ
ーチャート
【図9】 案内画像例を示す模式図
【図10】 案内画像例を示す模式図
【図11】 案内画像例を示す模式図
【図12】 本発明の第2実施形態のルート案内システ
ムを模式的に示すブロック図
【図13】 隣接駐車場テーブルを示す模式図
【図14】 第2実施形態の案内画像表示処理を示すフ
ローチャート
【図15】 目的地選択画面を示す模式図
【図16】 駐車場選択画面を示す模式図
【図17】 進入口選択画面を示す模式図
【図18】 案内画像例を示す模式図
【図19】 本発明の第3実施形態のルート案内システ
ムを模式的に示すブロック図
【図20】 会員テーブルを示す模式図
【図21】 管理テーブルを示す模式図
【図22】 監視テーブルを示す模式図
【図23】 第3実施形態の予約処理を示すフローチャ
ート
【図24】 第3実施形態の予約処理を示すフローチャ
ート
【図25】 認証画面を示す模式図
【図26】 予約確認画面を示す模式図
【図27】 第3実施形態の代替駐車場予約処理を示す
フローチャート
【図28】 予約変更通知メールを示す模式図
【符号の説明】
10,30,40 制御装置 11,31,41 ハードディスク 12,42 管理テーブル 13 ブロックテーブル 14 ルートテーブル 15 地図データ W ウェブサーバプログラム T メールサーバプログラム L 隣接駐車場テーブル U 会員テーブル V 監視テーブル P1〜P5 駐車場 21〜25 駐車場側装置 D1〜D3 案内板 M1〜M14 測定装置 B1〜B14 ブロック C 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/0969 G08G 1/0969 1/14 1/14 A G09B 29/00 G09B 29/00 A F Fターム(参考) 2C032 HB15 HB24 HC08 HC22 HD07 HD16 HD23 2F029 AA02 AC13 5B069 AA12 AA17 BB16 DD03 DD04 DD15 5E501 AA04 AA22 AB03 AB18 AC15 AC25 BA14 EB05 FA14 FA23 FA42 5H180 AA01 CC04 CC11 CC17 DD04 KK06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のエリアへの進入口とこのエリア内の
    複数の地点との間における車両の走行を案内するルート
    案内システムであって、 前記進入口と前記地点との組に対して2つ以上存在する
    経路を仮想的に分割してなる複数のブロックに対して夫
    々関連づけられるとともに、当該ブロックが、車両が通
    常通りに走行可能な通常状態か車両が通常通りには走行
    できない異状状態かを示す道路状態情報を含んだ複数の
    ブロックデータを格納した第1の記憶媒体と、 前記各経路に対して夫々関連づけられるとともに、該経
    路に沿った前記各ブロックを順に示す複数のルートデー
    タを格納した第2の記憶媒体と、 前記進入口と前記各地点から選択された1つの地点との
    組に対応した経路に関連づけられた各ルートデータのう
    ちの該ルートデータが示す各ブロックに夫々対応する前
    記各ブロックデータの全てが通常状態であることを示し
    ている走行可能ルートデータから、1つのルートデータ
    を推奨ルートデータとして選択し、選択した推奨ルート
    データと関連づけられた経路をこのエリアの地図に重ね
    てなる案内画像データを取得する制御装置とを備えたこ
    とを特徴とするルート案内システム。
  2. 【請求項2】前記制御装置は、前記走行可能ルートデー
    タのうち、該走行可能ルートデータが示す各ブロックが
    いずれも通常状態であるときに、車両が前記進入口及び
    前記地点間を移動するのに要する標準走行時間が最も短
    いものを、前記推奨ルートデータとして選択することを
    特徴とする請求項1記載のルート案内システム。
  3. 【請求項3】前記各ブロックに夫々対応させて配置さ
    れ、当該ブロックの道路状態情報を取得する複数の測定
    装置を、 さらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のル
    ート案内システム。
  4. 【請求項4】前記進入口の近傍に配置されるとともに、
    前記案内画像データを表示する案内板を、さらに備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のル
    ート案内システム。
  5. 【請求項5】前記制御装置は、表示装置を有する利用者
    の端末に対し、前記案内画像データを表示させることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のルート案
    内システム。
  6. 【請求項6】前記進入口は、複数設けられ、 前記ルートデータは、前記各地点と各進入口との組に夫
    々対応させて前記第2の記憶媒体内に格納され、 前記制御装置は、前記端末を介して、前記地点のうちの
    1つを指定する地点指定情報,及び,前記進入口のうち
    の1つを指定する進入口指定情報を、取得し、取得した
    地点指定情報が指定する地点と進入口指定情報が指定す
    る進入口との組に対応したルートデータに基づいて、前
    記案内画像データを生成することを特徴とする請求項5
    記載のルート案内システム。
  7. 【請求項7】前記エリア内の各地点は、このエリア内に
    設けられた複数の駐車場であり、 このエリア内に設けられた複数の目的地毎に、該目的地
    に近い駐車場を順に示す隣接駐車場データを格納した第
    3の記憶媒体を、さらに備えるとともに、 前記制御装置は、前記端末を介して、前記目的地のうち
    の1つを指定する目的地指定情報を取得し、前記隣接駐
    車場データに基づいて、前記各駐車場を前記目的地指定
    情報が示す目的地から近い順に提示する駐車場選択画面
    を、前記端末に表示させ、この駐車場選択画面に基づい
    て利用者により選択された地点を示す情報を、前記地点
    指定情報として取得することを特徴とする請求項5又は
    6記載のルート案内システム。
  8. 【請求項8】前記各駐車場が、夫々、満車であるか否か
    を示す満空データを格納した第4の記憶媒体を、さらに
    備えるとともに、 前記制御装置は、前記満空データを参照することによ
    り、前記駐車場選択画面に、前記各駐車場が満車である
    か否かを示す情報を含ませることを特徴とする請求項7
    記載のルート案内システム。
  9. 【請求項9】前記各駐車場と、該駐車場の利用を予約し
    た利用者とを関連づけた予約データを格納する第5の記
    憶媒体を、さらに備えるとともに、 前記制御装置は、前記端末を介して、利用者が前記各駐
    車場の利用を希望する旨を通知してきた場合に、前記予
    約データを更新することにより、当該駐車場をこの利用
    者のために予約することを特徴とする請求項7又は8記
    載のルート案内システム。
  10. 【請求項10】前記制御装置は、前記ブロックデータを
    参照することにより、前記各駐車場の近傍のブロックが
    異状状態になったことを検知した場合に、前記予約デー
    タを参照することにより、当該駐車場を予約している利
    用者を特定し、特定した利用者のために、当該駐車場の
    他の各駐車場から選択される駐車場を新たに予約し、新
    たに予約がなされた旨の情報を、利用者の端末へ送信す
    ることを特徴とする請求項9記載のルート案内システ
    ム。
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