JP2018142088A - 情報処理装置、及び情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報処理装置、及び情報処理システムを提供する。【解決手段】予め決められた複数の巡回場所の位置情報、前記複数の前記巡回場所を所定の順序で巡回する移動ATMの利用を希望する顧客の位置情報、及び前記移動ATMに係る巡回員の位置情報に基づいて、巡回ルートを決定する巡回ルート決定部と、前記巡回ルート決定部により決定される前記巡回ルートに基づいて、前記移動ATMの巡回予定に関する巡回予定情報を生成する巡回予定情報生成部と、前記巡回予定情報を前記顧客が有する顧客端末へ送信する通信部と、を備える情報処理装置。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理システムに関する。
近日、銀行、駅構内、及びコンビニエンスストアなど、多様な場所に現金自動預け払い機(ATM:automated−teller machine)が設置されている。顧客は、このATMに表示される表示画面において各種操作を行うことにより、入金、出金及び残高照会などの取引を行うことができる。
また、過疎地や被災地等の固定型ATMがない場所で金融業務を可能とするため、車両(自動車等)に搭載され、移動可能な移動ATMが用いられている。移動ATMは、予め決められた巡回スケジュールに従い、例えば固定型ATMが撤去された金融機関の店舗や、最初からATMが設置されていない金融機関の店舗等の立ち寄り所(巡回場所)を巡回して運用されている。
一方、巡回場所を巡回するための巡回経路(巡回ルート)を決定する技術として、例えば下記特許文献1には、顧客の住所データに基づいて、複数の顧客を訪問する巡回経路を決定し、決定した巡回経路データを巡回員の持つ端末に転送する技術が記載されている。
特開2000−293572号公報
上記のような移動ATMは、予め決められた巡回場所でしか利用することが出来ないため、例えば巡回場所となる金融機関の店舗等が少ない過疎地では、遠方から巡回場所まで出向く必要がある。そのため、例えば、公共交通機関の少ない地域の顧客や、高齢者等の交通弱者である顧客にとって、移動ATMを利用することは困難であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、より多くの顧客が移動ATMを利用することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、及び情報処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、予め決められた複数の巡回場所の位置情報、前記複数の前記巡回場所を所定の順序で巡回する移動ATMの利用を希望する顧客の位置情報、及び前記移動ATMに係る巡回員の位置情報に基づいて、巡回ルートを決定する巡回ルート決定部と、前記巡回ルート決定部により決定される前記巡回ルートに基づいて、前記移動ATMの巡回予定に関する巡回予定情報を生成する巡回予定情報生成部と、前記巡回予定情報を前記顧客が有する顧客端末へ送信する通信部と、を備える情報処理装置が提供される。
前記巡回ルート決定部は、前記移動ATMが有する現金に関する金庫情報、前記巡回場所の取引に関する巡回場所取引情報、及び前記顧客が希望する取引に関する情報にさらに基づいて、前記巡回ルートを決定してもよい。
前記巡回場所取引情報は、前記巡回場所における取引履歴の情報、または前記取引履歴に基づく情報を含んでもよい。
前記巡回ルート決定部は、前記巡回場所における現金補充の可否を示す情報にさらに基づいて、前記巡回ルートを決定してもよい。
前記巡回ルート決定部は、前記移動ATMの有する現金が不足しないように、前記巡回ルートを決定してもよい。
前記巡回ルート決定部は、前記移動ATMの有する現金が不足しないような前記巡回ルートのうち、移動距離が最も短い前記巡回ルートを決定してもよい。
前記巡回ルート決定部は、入金取引を希望する前記顧客の位置情報に係る場所を含む前記巡回ルートを決定した後に、出金取引を希望する前記顧客の位置情報に係る場所に係る場所をさらに含む前記巡回ルートを決定してもよい。
前記巡回予定情報生成部は、前記巡回場所における滞在予定時間の情報にさらに基づいて、前記巡回予定情報を生成してもよい。
前記巡回予定情報生成部は、前記顧客が希望する取引に関する情報にさらに基づいて、前記巡回予定情報を生成してもよい。
前記通信部により前記顧客端末へ送信される前記巡回予定情報は、前記顧客の位置情報に係る場所への巡回予定の時刻または時間帯の情報を含んでもよい。
前記巡回ルート決定部は、複数の前記顧客について特定される1の場所と、前記複数の前記巡回場所とを含む巡回ルートを決定し、前記通信部により前記顧客端末へ送信される前記巡回予定情報は、前記1の場所への巡回予定の時刻または時間帯の情報を含んでもよい。
前記通信部は、前記巡回ルート、または前記巡回予定情報を、前記巡回員が有する巡回員端末へさらに送信してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、予め決められた複数の巡回場所を所定の順序で巡回する移動ATMの利用を希望する顧客が有する顧客端末、前記移動ATMに係る巡回員が有する巡回員端末、及び前記巡回場所の位置情報、前記顧客の位置情報、及び前記巡回員の位置情報に基づいて、巡回ルートを決定する巡回ルート決定部と、前記巡回ルート決定部により決定される前記巡回ルートに基づいて、前記移動ATMの巡回予定に関する巡回予定情報を生成する巡回予定情報生成部と、前記顧客端末から前記顧客の位置情報を受信し、前記巡回員端末から前記巡回員の位置情報を受信し、前記巡回予定情報を前記顧客端末へ送信する通信部と、を備える情報処理装置、を含む、情報処理システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、より多くの顧客が移動ATMを利用することが可能となる。
本発明の一実施形態の概要を説明するための説明図である。 同実施形態に係る顧客端末1の構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係るサーバ2の構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る巡回員端末3の構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る動作例1における情報処理システム9の全体的な処理を説明するためのシーケンス図である。 同実施形態に係る動作例1における巡回ルート決定処理を説明するためのフローチャート図である。 同実施形態に係る動作例1における巡回ルート決定の具体例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る動作例2における情報処理システム9の全体的な処理を説明するためのシーケンス図である。 同実施形態に係る動作例2における巡回ルート決定処理を説明するためのフローチャート図である。 同実施形態に係る動作例2における巡回ルート決定の具体例を説明するための説明図である。 ハードウェア構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<<1.背景>>
本発明の一実施形態についての説明に当たり、まず本発明の一実施形態の創作に至った背景を説明する。
過疎地や被災地等の固定型ATMがない場所で金融業務を可能とするため、車両(自動車等)に搭載され、移動可能な移動ATMが用いられている。移動ATMは、予め決められた巡回スケジュールに従い、例えば固定型ATMが撤去された金融機関の店舗や、最初からATMが設置されていない金融機関の店舗等を巡回場所として巡回して運用されている。
各巡回場所への巡回は、例えば休日や店舗の営業時間等を考慮して、予め決められた巡回スケジュールに沿って行われている。移動ATMの利用を希望する顧客(利用者)は、移動ATMの巡回スケジュールに合わせて最寄りの巡回場所に出向いて利用している。
予め決められた巡回場所でしか利用することが出来ないため、例えば巡回場所となる金融機関の店舗等が少ない過疎地では、遠方から巡回場所まで出向く必要がある。そのため、例えば、公共交通機関の少ない地域の顧客や、高齢者等の交通弱者である顧客にとって、移動ATMを利用することは困難であり、移動ATMを利用可能な顧客は限られていた。
また、もし移動ATMの利用を希望する顧客の住居近くを移動ATMを搭載した車両(以下、移動取引車両と呼ぶ場合がある)が通る場合であっても、移動ATMの巡回員は、顧客の存在や利用希望を知る手段がないため、顧客住居に立ち寄る事などは出来なかった。また、仮に巡回員が顧客の存在や利用希望を知ることが出来たとしても、移動ATMは予め決められた巡回スケジュールに従って運用されているため、巡回員が巡回ルートを途中で変更することは困難であった。
そこで、本件発明者は、上記事情を一着眼点にして本発明の一実施形態を創作するに至った。本実施形態による情報処理システムは、移動ATMの利用を希望する顧客の位置情報、及び巡回員の位置情報を取得し、顧客の位置情報と巡回員の位置情報に基づいて、巡回ルートを新たに決定することで、より多くの顧客が移動ATMを利用することが可能となる。以上、本発明の一実施形態の創作に至った経緯を説明した。続いて、図1を参照して本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概要を説明する。
<<2.概要>>
図1は、本発明の一実施形態の概要を説明するための説明図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る情報処理システム9は、顧客端末1、サーバ2、巡回員端末3、及び通信網5を有し、各装置は通信網5を介して通信可能に接続される。
情報処理システム9は、移動取引車両7に搭載された移動ATM4の巡回ルートや巡回スケジュールの管理を行うための情報処理システムである。移動ATM4が巡回する巡回場所は、予め決められており、移動ATM4は、予め決められた複数の巡回場所を所定の順序で巡回する。図1に示す例では、店舗8A〜8E(金融機関の店舗等)を経路R1〜R4に沿って巡回するような巡回ルートが予め決められている。
また、本実施形態に係る情報処理システム9は、移動ATM4の利用を希望する顧客CCからの利用予約(利用希望)を受け付け、顧客CCの住居6が巡回ルートに含まれるように新たな巡回ルートの決定(巡回ルートの更新)を行う。巡回ルートが更新された場合、移動ATM4に係る巡回員(例えば移動取引車両7の運転者等)は、更新された巡回ルートに従って巡回を行う。
顧客端末1は、移動ATM4の利用を希望する顧客CCが有する情報処理装置である。図1においては、顧客端末1の一例としてスマートフォンを示しているが、係る例に限定されず、顧客端末1は、タブレットコンピュータ、携帯電話、PC(Personal Computer)等、他の情報処理装置であってもよい。
顧客端末1は、顧客CCの操作に従い、移動ATM4の利用予約に関する利用予約情報をサーバ2へ送信する。なお、利用予約情報には、顧客CCの位置情報、顧客CCが希望する取引に関する希望取引情報等が含まれてもよい。顧客端末1の詳細な構成については、図2を参照して後述する。
サーバ2は、顧客端末1から受信した利用予約情報、及び後述する巡回員端末3から受信した情報に基づいて、移動ATM4の新たな巡回ルートを決定(更新)し、巡回員端末3へ送信する情報処理装置である。また、サーバ2は、決定した巡回ルートに基づいて、移動ATM4の巡回予定に関する巡回予定情報を生成し、巡回予定情報を顧客端末1、及び巡回員端末3へ送信する。なお、サーバ2の詳細な構成については図3を参照して後述する。
巡回員端末3は、移動ATM4に係る巡回員DDが有する情報処理装置である。巡回員端末3は例えばスマートフォンやタブレット端末、カーナビゲーション装置等の車載端末、または移動ATM4用の表示装置等の情報処理装置であってもよい。
巡回員端末3は、例えば現在の巡回員DDの位置情報をサーバ2へ送信する。また、巡回員端末3は、サーバ2から巡回予定情報を受信する。なお、巡回員端末3は、サーバ2から受信した巡回ルート、及び巡回予定情報に基づいて、巡回ルートの表示や、巡回予定に関する情報(巡回場所における滞在予定時間等)の表示を行ってもよい。なお、巡回員端末3の詳細な構成については図4を参照して後述する。
通信網5は、通信網5に接続されている装置、またはシステムから送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、通信網5は、インターネット、電話回線網、衛星通信網等の公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を含んでもよい。また、通信網5は、IP−VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)等の専用回線網を含んでもよい。
上記のように、本実施形態に係る情報処理システム9によれば、サーバ2が顧客端末1から受信した顧客の位置情報等に基づいて巡回ルートを更新することにより、移動取引車両7が、顧客CCの住居6へ立ち寄る事が可能となる。
なお、図1では、移動ATM4の利用を希望する顧客が顧客CCの1人のみである例を示したが、本実施形態は係る例に限定されない。例えば、情報処理システム9は、複数の顧客から利用予約を受け付け、複数の顧客の住居に立ち寄るように巡回ルートを更新してもよい。
以下、本実施形態において、上記の効果を実現するための、顧客端末1、サーバ2、巡回員端末3のより詳細な構成について順次説明する。
<<3.構成>>
<3−1.顧客端末の構成例>
図2は、本実施形態に係る顧客端末1の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、顧客端末1は、通信部110、制御部120、位置情報取得部130、表示部140、及び操作部150を備える情報処理装置である。
通信部110は、顧客端末1による他の装置との間の通信を仲介する通信インタフェースである。通信部110は、任意の無線通信プロトコルまたは有線通信プロトコルをサポートし、例えば図1を参照して説明した通信網5を介して、または直接に他の装置との間の通信接続を確立する。また、通信部110は、制御部120の制御に従って情報の送受信を行う。
例えば、通信部110は、制御部120の制御に従い、図1に示した通信網5を介して接続されたサーバ2へ、移動ATM4の利用予約に関する利用予約情報を送信し、サーバ2から、巡回予定情報を受信する。通信部110が受信する巡回予定情報は、顧客住居への巡回予定の時刻または時間帯の情報を含んでもよい。また、通信部110が送信する利用予約情報には、顧客の位置情報、顧客が希望する取引に関する希望取引情報等が含まれてもよい。
また、本実施形態において、通信部110が送信する顧客の位置情報は、後述する位置情報取得部130により取得される顧客端末1の位置を示す位置情報であってもよい。なお、顧客の位置情報は係る例に限定されず、顧客の位置情報は、後述する操作部150が受け付ける顧客の入力操作に基づいて得られる顧客住居に関する情報(例えば住所)であってもよい。
また、希望取引情報は、例えば後述する操作部150が受け付ける顧客の入力操作に基づいて得られる。顧客が希望する取引は、例えば入金取引、出金取引等であってもよい。また、希望取引情報は入金取引に係る入金希望額や出金取引に係る出金希望額の情報を含んでもよい。
制御部120は、顧客端末1の各構成の動作を制御する。例えば、制御部120は、通信部110を制御して、他の装置へ情報を送信させ、または情報を受信させる。また、制御部120は、サーバ2から受信した巡回予定情報に基づいて、表示部140に巡回予定に関する情報を表示させてもよい。
位置情報取得部130は、顧客端末1の位置を示す位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部130は、GPS(Global Positioning System)受信機であってもよい。なお、本実施形態において、顧客端末1は顧客が有し、顧客の住居内に存在することを想定しているため、位置情報取得部130により取得される顧客端末1の位置情報は、顧客の位置情報、及び顧客住居の位置情報として扱われてもよい。
表示部140は、制御部120に制御されて表示を行う。例えば、表示部140は、
顧客住居への巡回予定の時刻または時間帯の情報を表示する。なお、顧客端末1は、不図示のスピーカを備え、音声により情報を出力してもよい。
操作部150は、顧客の入力操作を受け付ける。操作部150は、マウスやキーボード等により実現されてもよいし、表示部140と一体化されたタッチパネルディスプレイ等により実現されてもよい。顧客は、移動ATM4の利用予約を行うため、操作部150を操作して、希望する取引に関する希望取引情報等を入力する。
<3−2.サーバの構成例>
図3は、本実施形態に係るサーバ2の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ2は、通信部210、制御部220、及び記憶部250を備える情報処理装置である。
通信部210は、サーバ2による他の装置との間の通信を仲介する通信インタフェースである。通信部210は、任意の無線通信プロトコルまたは有線通信プロトコルをサポートし、例えば図1を参照して説明した通信網5を介して、または直接に他の装置との間の通信接続を確立する。また、通信部210は、制御部220の制御に従って情報の送受信を行う。
例えば、通信部210は、制御部220の制御に従い、図1に示した通信網5を介して接続された顧客端末1から、移動ATM4の利用予約に関する利用予約情報を受信し、顧客端末1へ、巡回予定情報を送信する。通信部210が顧客端末1から受信する利用予約情報には、顧客の位置情報、及び顧客が希望する取引に関する希望取引情報が含まれる。また、通信部210により、顧客端末1へ送信される巡回予定情報は、顧客住居への巡回予定の時刻または時間帯の情報を含んでもよい。
また、通信部210は、制御部220の制御に従い、図1に示した通信網5を介して接続された巡回員端末3から、巡回員の位置情報と、移動ATM4が有する現金に関する金庫情報を受信し、巡回員端末3へ、巡回ルート、及び巡回予定情報を送信する。通信部210により、巡回員端末3へ送信される巡回予定情報は、各巡回場所及び顧客住居への巡回予定の時刻または時間帯、各巡回場所及び顧客住居における滞在予定時間等の情報を含んでもよい。
制御部220は、サーバ2の各構成の動作を制御する。また、制御部220は、図3に示すように、通信制御部222、巡回ルート決定部224、及び巡回予定情報生成部226としても機能する。
通信制御部222は、通信部210を制御して、他の装置へ情報を送信させ、または情報を受信させる。例えば、通信制御部222は、顧客端末1から、移動ATM4の利用予約に関する利用予約情報を受信し、顧客端末1へ、巡回予定情報を送信する。また、通信制御部222は、巡回員端末3から巡回員の位置情報と、移動ATM4が有する現金に関する金庫情報を受信させ、巡回員端末3へ、巡回予定情報を送信させる。
巡回ルート決定部224は、予め決められた複数の巡回場所(金融機関の店舗等)の位置情報、移動ATM4の利用を希望する顧客の位置情報、及び移動ATM4に係る巡回員の位置情報に基づいて、巡回ルートを決定する。
例えば、巡回ルート決定部224は、金融機関の店舗等の予め決められた複数の巡回場所への巡回順序を変更することなく顧客の位置情報に係る場所(本実施形態では顧客住居)への巡回(立ち寄り)が可能な巡回ルートを決定する。巡回場所への巡回順序を変更しないことで、巡回場所への巡回時刻や滞在時間に与える影響が小さくなるため、当該巡回場所での利用を予定していた顧客や、当該巡回場所に係る担当者(例えば金融機関の店舗の職員)等にとって不都合が生じ難い。
また、巡回ルート決定部224は、既に巡回ルートに顧客住居が含まれている場合に、予め決められた巡回場所と、巡回ルートに既に含まれた顧客住居に関して巡回順序を変更することなく、新たな顧客の住居への巡回が可能な巡回ルートを決定してもよい。係る構成によれば、既に予約が受け付けられた顧客への巡回時刻や滞在時間に与える影響が小さくなる。
なお、巡回順序を変更しない、とは、巡回ルート決定部224が巡回ルートを決定する直前の巡回ルートにおいて、既に巡回ルートに含まれている場所に関して巡回順序を変更しないことを意味し、既に巡回ルートに含まれている場所への巡回の間に、新たに巡回ルートに追加される場所への巡回が行われることを許容する。
また、巡回ルート決定部224は、各巡回場所における巡回予定の時間帯と滞在予定時間が予め決められている場合、当該時間帯と滞在予定時間に基づき、各巡回場所に対応する巡回予定の時間帯の間に各巡回場所へ巡回可能であるように、巡回ルートを決定してもよい。なお、顧客住居における滞在予定時間は、例えば希望取引情報に基づいて予測されてもよい。係る構成により、巡回場所への巡回時刻や滞在時間に与える影響が小さくなるため、当該巡回場所での利用を予定していた顧客や、当該巡回場所に係る担当者(例えば金融機関の店舗の職員)等にとって不都合が生じ難い。なお、本実施形態において、巡回予定の時間帯は、顧客からの利用予約を想定して、顧客住居への立ち寄りが可能なように、余裕を有して設定されることが望ましい。
また、巡回ルート決定部224は、上記の条件を満たしつつ、かつ移動距離がより短くなるように巡回ルートを決定してもよい。係る構成により、効率的に巡回を行うことが可能となる
また、巡回ルート決定部224は、移動ATM4が有する現金に関する金庫情報、巡回場所の取引に関する巡回場所取引情報、及び顧客が希望する取引に関する希望取引情報にさらに基づいて、巡回ルートを決定してもよい。
巡回場所取引情報は、例えば各巡回場所における取引履歴の情報を含んでもよい。取引履歴の情報には、当該巡回場所で過去に行われた取引における入金額や出金額の情報が含まれてもよい。また、巡回場所取引情報は、当該取引履歴に基づく情報が含まれてもよい。例えば、取引履歴に基づく情報は、当該巡回場所で過去に行われた取引における入金額や出金額の平均値や中央値、最大値等の統計情報であってもよい。なお、巡回場所取引情報は、例えば後述する記憶部250に記憶されていてもよい。
例えば巡回ルート決定部224は、金庫情報、巡回場所取引情報、及び希望取引情報に含まれる入金希望額、及び出金希望額の情報に基づいて、移動ATM4の有する現金が不足しないように(不足しないと予測されるように)巡回ルートを決定してもよい。係る構成により、移動ATM4が、顧客の希望する取引に対応出来ない事態を避けることが可能となる。
また、巡回ルート決定部224は、各巡回場所における現金補充の可否を示す補充情報にさらに基づいて、巡回ルートを決定してもよい。係る構成により、移動ATM4の有する現金が不足するか否かをより正確に予測することが可能となる。
例えば、巡回ルート決定部224は、移動ATMの有する現金が不足しないような巡回ルートのうち、移動距離が最も短い巡回ルートを、決定すべき巡回ルートとして決定する。係る構成により、移動ATM4が、顧客の希望する取引に対応出来ない事態を避けつつ、効率的に巡回することが可能となる。
なお、上記では巡回ルート決定部224が移動距離に基づいて巡回ルートを決定する例を説明したが、巡回ルート決定部224は、交通情報に基づいて、予測される所要移動時間が小さくなるように巡回ルートを決定してもよい。
また、巡回ルート決定部224は、通信部210が1の顧客端末1から受信した利用予約情報に基づいて巡回ルートを決定してもよいし、通信部210が複数の顧客端末1から受信した複数の利用予約情報に基づいて、巡回ルートを決定してもよい。例えば、巡回ルート決定部224は、所定期間ごとに、当該所定期間の間に通信部210が受信した利用予約情報に基づいて、巡回ルートを決定してもよい。また、巡回ルート決定部224は、1の利用予約情報を受信してから、所定期間の間に受信した利用予約情報に基づいて、巡回ルートを決定してもよい。
巡回ルート決定部224は、複数の利用予約情報に基づいて巡回ルートを決定する場合、複数の入金取引を希望する顧客を、出金取引を希望する顧客も優先して、巡回ルートを決定してもよい。例えば、巡回ルート決定部224は、入金取引を希望する顧客の住居を含む巡回ルートを決定した後に、出金取引を希望する顧客の住居をさらに含む巡回ルートを決定してもよい。係る構成によれば、顧客の希望する取引に対応出来ない事態を避けつつ、より効率的に巡回することが可能となる。
巡回予定情報生成部226は、巡回ルート決定部224により決定される巡回ルートに基づいて、移動ATM4の巡回予定に関する巡回予定情報を生成する。巡回予定情報生成部226が生成する巡回予定情報には、例えば各巡回場所、及び顧客住居への巡回予定の時刻または時間帯と、滞在予定時間と、の情報が含まれる。
巡回予定情報生成部226は、各巡回場所における滞在予定時間が予め決められている場合、各巡回場所における滞在予定時間の情報にさらに基づいて、巡回予定情報を生成してもよい。また、巡回予定情報生成部226は、交通情報にさらに基づいて、巡回予定情報を生成してもよい。なお、交通情報は通信部210を介して取得されてもよい。係る構成により、巡回予定情報生成部226は、巡回予定情報をより正確に生成することが可能となる。
また、巡回予定情報生成部226は、希望取引情報にさらに基づいて、巡回予定情報を生成してもよい。巡回予定情報生成部226は、希望取引情報に基づいて、顧客住居における滞在予定時間を予測してもよく、顧客住居における滞在予定時間に基づいて、巡回予定情報をより正確に生成することが可能となる。
記憶部250は、サーバ2の動作に用いられるプログラム及びデータを記憶する。例えば、記憶部250は、地図情報、予め決められた各巡回場所の位置情報、各巡回場所の巡回順序、予め決められた巡回ルート、予め決められた各巡回場所における巡回予定の時間帯と滞在予定時間、各巡回場所における取引履歴、補充情報等を記憶していてもよい。なお、予め決められた巡回ルート、予め決められた各巡回場所における巡回予定の時間帯と滞在予定時間等は、例えば移動ATM4を運用する金融機関等により設計されて、記憶部250に予め記憶されてよい。
<3−3.巡回員端末の構成例>
図4は、本実施形態に係る巡回員端末3の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、巡回員端末3は、通信部310、制御部320、位置情報取得部330、及び表示部340を備える情報処理装置である。
通信部310は、巡回員端末3による他の装置との間の通信を仲介する通信インタフェースである。通信部310は、任意の無線通信プロトコルまたは有線通信プロトコルをサポートし、例えば図1を参照して説明した通信網5を介して、または直接に他の装置との間の通信接続を確立する。また、通信部310は、制御部320の制御に従って情報の送受信を行う。
例えば、通信部310は、制御部320の制御に従い、図1に示した通信網5を介して接続されたサーバ2へ巡回員の位置情報と、移動ATM4が有する現金に関する金庫情報を送信し、サーバ2から、巡回ルート、及び巡回予定情報を受信する。通信部310が受信する巡回予定情報は、各巡回場所及び顧客住居への巡回予定の時刻または時間帯、各巡回場所及び顧客住居における滞在予定時間等の情報を含んでもよい。
また、本実施形態において、通信部310が送信する巡回員の位置情報は、後述する位置情報取得部330により取得される巡回員端末3の位置を示す位置情報であってもよい。なお、巡回員の位置情報は係る例に限定されず、巡回員の位置情報は、移動取引車両7に備えられた位置情報取得部により取得される移動取引車両7の位置を示す位置情報や、移動ATM4に備えられた位置情報取得部により取得される移動ATM4の位置を示す位置情報等であってもよい。
また、通信部310は、移動ATM4から、移動ATM4が有する現金に関する金庫情報を受信し、受信した金庫情報をサーバ2へ送信してもよい。金庫情報には、例えば移動ATM4が有する現金の金額だけでなく紙幣の種類と量の情報が含まれてもよい。なお、本実施形態では、巡回員端末3からサーバ2へ金庫情報が送信される例を説明するが、ATM4が通信網5に接続される場合、金庫情報は、ATM4から直接的にサーバ2へ送信されてもよい。
制御部320は、巡回員端末3の各構成の動作を制御する。例えば、制御部320は、通信部310を制御して、他の装置へ情報を送信させ、または情報を受信させる。また、制御部320は、サーバ2から受信した巡回ルート、及び巡回予定情報に基づいて、表示部340に巡回ルートや、巡回予定に関する情報(巡回場所における滞在予定時間等)を表示させてもよい。また、制御部320は、表示部340や不図示のスピーカ等を制御して、巡回ルートに従ったナビゲーションを行ってもよい。
なお、制御部320は、通信部310がサーバ2から、新たな(更新された)巡回ルート巡回予定情報を受信した場合に、表示部340を制御して、巡回ルートや巡回予定に関する情報の表示を更新させてもよい。
位置情報取得部330は、巡回員端末3の位置を示す位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部330は、GPS(Global Positioning System)受信機であってもよい。なお、本実施形態において、巡回員端末3は、移動ATM4を搭載した移動取引車両7に搭乗した巡回員が有していることを想定しているため、位置情報取得部330により取得される巡回員端末3の位置情報は、巡回員の位置情報、移動ATM4の位置情報、及び移動取引車両7の位置情報として扱われてもよい。
表示部340は、制御部320に制御されて表示を行う。例えば、表示部340は、
巡回ルートや、巡回予定に関する情報を表示する。なお、巡回員端末3は、不図示のスピーカを備え、音声により情報を出力してもよい。また、巡回員端末3は、不図示の操作部を備え、巡回員の入力操作を受け付けてもよい。
<<4.動作>>
以上、本実施形態に係る構成例を説明した。続いて、本実施形態に係る動作例を説明する。以下では、まず1の顧客端末1から受信した利用予約情報に基づいて巡回ルートを決定する場合の例を動作例1として説明した後に、複数の顧客端末1から受信した複数の利用予約情報に基づいて、巡回ルートを決定する例を動作例2として説明する。
<4−1.動作例1>
(全体的な処理)
まず、図5を参照し、動作例1における情報処理システム9の全体的な処理を説明する。図5は、動作例1における情報処理システム9の全体的な処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、サーバ2は、予め決められた巡回ルート、及び巡回予定情報を巡回員端末3へ送信する(S1)。巡回員端末3は、受信した巡回ルート、及び巡回予定情報に基づいて、巡回ルートや、巡回予定に関する情報(巡回場所における滞在予定時間等)を表示する(S2)。
続いて、巡回員端末3は、移動ATM4が有する現金に関する金庫情報と巡回員の位置情報をサーバ2へ送信する(S3)。なお、巡回員端末3は、定期的に金庫情報と巡回員の位置情報を送信してもよいし、サーバ2からの要求に応じて、金庫情報と巡回員の位置情報を送信してもよい。
続いて、移動ATM4の利用を希望する顧客が、移動ATM4の利用予約のために顧客端末1を操作し(S4)、利用予約情報が顧客端末1からサーバ2へ送信される(S5)。なお、利用予約情報には、顧客の位置情報、及び希望取引情報等が含まれる。
続いて、サーバ2の巡回ルート決定部224は、利用予約情報、金庫情報、巡回員の位置情報に基づいて、新たな巡回ルートを決定する(S6)。なお、ステップS6の巡回ルート決定処理については、図6を参照してより詳細に説明する。
続いて、サーバ2の巡回予定情報生成部226が、ステップS6で巡回ルート決定部224により決定された巡回ルートに基づいて、巡回予定情報を生成する(S7)。続いて、サーバ2から、新たな(更新された)巡回ルートと巡回予定情報が巡回員端末3へ送信される(S8)。巡回員端末3は、ステップS8で受信した巡回ルート、及び巡回予定情報に基づいて、巡回ルートや、巡回予定に関する情報の表示を更新する(S2)。
また、サーバ2は、巡回予定情報を顧客端末1へも送信する(S10)。なお、サーバ2が顧客端末1へ送信する巡回予定情報は、顧客住居への巡回予定の時刻または時間帯の情報を含んでもよい。顧客端末1は、受信した巡回予定情報に基づいて、巡回予定の時刻や時間帯等の情報を表示する(S11)。
(巡回ルート決定処理)
以上、動作例1における情報処理システム9の全体的な処理を説明した。続いて、図6を参照して、巡回ルート決定処理(図5のステップS6)について、より詳細に説明する。図6は、動作例1における巡回ルート決定処理を説明するためのフローチャート図である。
図6に示すように、まず、サーバ2の巡回ルート決定部224は、現在の巡回ルートに対して顧客の住居をさらに含み、移動距離が最も短くなるような巡回ルートを探索する(S104)。探索された巡回ルートで移動ATM4の取引が行われた場合に、移動ATM4が有する現金が不足するか否かが巡回ルート決定部224により判定(予測)される(S106)。
探索された巡回ルートで現金が不足すると判定されなかった(現金が不足しないと判定された)場合(S106においてNO)、当該巡回ルートが巡回ルート決定部224により決定される巡回ルートとして決定されて、処理は終了する。
一方、探索された巡回ルートで現金が不足すると判定された場合(S106においてYES)、当該巡回ルートを除外し、移動距離が最も短い巡回ルートが再度探索される(S108)。このようにして、現金が不足しない巡回ルートが見つかるまで、ステップS106〜S108の処理が繰り返されて、移動ATMの有する現金が不足しないような巡回ルートのうち、移動距離が最も短い巡回ルートが、決定すべき巡回ルートとして決定される。
(具体例)
以上、動作例1における情報処理システム9の処理について説明した。続いて、動作例1における巡回ルート決定の具体例について図7を参照して説明する。図7は、動作例1における巡回ルート決定の具体例を説明するための説明図である。
図7に示す例では、店舗8A〜8E(予め決められた巡回場所の一例)を経路R1〜R5に沿って巡回するような巡回ルートが予め決められている。図7に示す例の時点において、移動取引車両7は、店舗8Aと店舗8Bの間の経路R1上に存在しており、当該時点における巡回員端末3の位置を示す位置情報が巡回ルートの決定に用いられる。
ここで、移動ATM4(図7には図示されない)の利用を希望する顧客CCにより、顧客端末1を介して移動ATM4の利用予約が行われた場合を考える。ここで、図7に示すように、顧客CCの住居6は、店舗8Bと店舗8Cの近くに位置するため、住居6を含む巡回ルートとして、例えば、経路R1、R6、R7、R3、R4、R5に沿って巡回する巡回ルートが決定され得る。
ただし、例えば顧客CCが大きな出金額での出金取引を希望している場合等、顧客の希望する取引によっては、上記の巡回ルートで巡回した場合に移動ATM4の現金が不足すると判定される場合もある。係る場合には、現金補充可能な店舗8Dへ巡回した後に、住居6へ巡回することで現金が不足しないような巡回ルートとして、経路R1、R2、R3、R8、R9、R5に沿って巡回する巡回ルートが補充情報に基づいて決定され得る。
<4−2.動作例2>
以上、1の顧客端末1から受信した利用予約情報に基づいて巡回ルートを決定する場合の例である動作例1を説明した。続いて、複数の顧客端末1から受信した複数の利用予約情報に基づいて、巡回ルートを決定する例である動作例2について説明する。
(全体的な処理)
まず、図8を参照し、動作例2における情報処理システム9の全体的な処理を説明する。図8は、動作例2における情報処理システム9の全体的な処理を説明するためのシーケンス図である。図8に示す処理の内、一部の処理は図5を参照して説明した処理と同様であるため、適宜省略しながら説明を行う。
図8に示すステップS21〜S23の処理は、図5を参照して説明したステップS1〜3の処理と同様である。続いて、移動ATM4の利用を希望する顧客が、移動ATM4の利用予約のために顧客端末1Aを操作し(S24)、利用予約情報が顧客端末1Aからサーバ2へ送信される(S25)。さらに、移動ATM4の利用を希望する別の顧客が、移動ATM4の利用予約のために顧客端末1Bを操作し(S26)、利用予約情報が顧客端末1Bからサーバ2へ送信される(S27)。
続いて、サーバ2の巡回ルート決定部224は、利用予約情報、金庫情報、巡回員の位置情報に基づいて、新たな巡回ルートを決定する(S28)。なお、本動作例において、ステップS28の処理は、複数の利用予約情報に基づいて巡回ルートを決定する点で、図5、図6を参照して説明したステップS6の巡回ルート決定処理と異なる。また、ステップS28の巡回ルート決定処理については、図9を参照してより詳細に説明する。
続いて、サーバ2の巡回予定情報生成部226が、ステップS28で巡回ルート決定部224により決定された巡回ルートに基づいて、巡回予定情報を生成する(S29)。続いて、サーバ2から、新たな(更新された)巡回ルートと巡回予定情報が巡回員端末3へ送信される(S30)。巡回員端末3は、ステップS8で受信した巡回ルート、及び巡回予定情報に基づいて、巡回ルートや、巡回予定に関する情報の表示を更新する(S31)。
また、サーバ2は、巡回予定情報を顧客端末1A、及び顧客端末1Bへも送信する(S32、S33)。顧客端末1A、及び顧客端末1Bは、受信した巡回予定情報に基づいて、巡回予定の時刻や時間帯等の情報を表示する(S34、S35)。
(巡回ルート決定処理)
以上、動作例2における情報処理システム9の全体的な処理を説明した。続いて、図9を参照して、巡回ルート決定処理(図8のステップS28)について、より詳細に説明する。図9は、動作例2における巡回ルート決定処理を説明するためのフローチャート図である。
図9に示すように、まず、サーバ2の巡回ルート決定部224は、現在の巡回ルートに含まれておらず、入金取引を希望している顧客が存在するか否かを判定する(S202)。ここで、現在の巡回ルートに含まれておらず、入金取引を希望している顧客が存在する場合(S202においてYES)、巡回ルート決定部224は、当該顧客のうち1の顧客を追加対象の顧客として選出する(S204)。
続いて、追加対象の顧客の住居をさらに含み、移動距離が最も短くなるような巡回ルートを探索する(S206)。探索された巡回ルートで移動ATM4の取引が行われた場合に、移動ATM4が有する現金が不足するか否かが巡回ルート決定部224により判定される(S208)。
探索された巡回ルートで現金が不足すると判定された場合(S208においてYES)、当該巡回ルートを除外し、移動距離が最も短い巡回ルートが再度探索される(S210)。また、追加対象の顧客の住居をさらに含み、現金が不足しない巡回ルートが見つかるまで、ステップS208〜S210の処理が繰り返される。
一方、探索された巡回ルートで現金が不足すると判定されなかった(現金が不足しないと判定された)場合(S208においてNO)、処理はステップS202へ戻る。上述したステップS202〜S210の処理を繰り返すことにより、入金取引を希望している顧客の住居が全て巡回ルートに含まれる。
巡回ルートに含まれておらず、入金取引を希望している顧客が存在しない場合(S202においてNO)、処理はステップS212へ進む。サーバ2の巡回ルート決定部224は、現在の巡回ルートに含まれておらず、出金取引を希望している顧客が存在するか否かを判定する(S212)。ここで、現在の巡回ルートに含まれておらず、出金取引を希望している顧客が存在する場合(S212においてYES)、巡回ルート決定部224は、当該顧客のうち1の顧客を追加対象の顧客として選出する(S214)。
続くステップS216〜S220の処理は、上述したステップS206〜S210の処理と同様であるため説明を省略する。ステップS212〜S220の処理を繰り返すことにより、出金取引を希望している顧客の住居が全て巡回ルートに含まれる。
巡回ルートに含まれておらず、出金取引を希望している顧客が存在しない場合(S212においてNO)、最後に探索された巡回ルートが決定すべき巡回ルートとして決定される。
(具体例)
以上、動作例2における情報処理システム9の処理について説明した。続いて、動作例2における巡回ルート決定の具体例について図10を参照して説明する。図10は、動作例2における巡回ルート決定の具体例を説明するための説明図である。
図10に示す例では、店舗8A〜8E(予め決められた巡回場所の一例)を経路R11〜R15に沿って巡回するような巡回ルートが予め決められている。図10に示す例の時点において、移動取引車両7は、店舗8Aと店舗8Bの間の経路R11上に存在しており、当該時点における巡回員端末3の位置を示す位置情報が巡回ルートの決定に用いられる。
ここで、移動ATM4(図10には図示されない)の利用を希望する顧客AA、及び顧客BBにより、顧客端末1A,及び顧客端末1Bを介して移動ATM4の利用予約が行われた場合を考える。
まず、顧客BBの利用予約に対してのみ巡回ルートを決定することを考える。例えば、図7を参照して説明した例と同様に、経路R11、R16、R17、R13、R14、R15に沿って巡回する巡回ルートが決定され得る。しかし、顧客BBの希望する取引によっては、図7を参照して説明した例と同様に、経路R11、R12、R13、R18、R19、R15に沿って巡回する巡回ルートが決定され得る。係る巡回ルートでは、移動距離が長くなり、また顧客BBの住居6Bへの巡回予定時刻も遅くなってしまう。
しかし、図9を参照して上述したように、入金希望の顧客の住居を含むように巡回ルートを決定した後に、出金希望の顧客の住居を含むように巡回ルートを決定することで、現金補充可能な巡回場所(店舗8D)を顧客BBの住居6Bより先に巡回せずとも、現金が不足しないように巡回することが可能な場合がある。例えば、顧客AAが入金取引を希望し、顧客BBが出金取引を希望している場合を考える。ここで、住居6A、及び住居6Bを含む巡回ルートとして、例えば、経路R11、R20、R21、R17、R13、R14、R15に沿って巡回する巡回ルートが決定され得る。その結果、経路R11、R12、R13、R18、R19、R15に沿って巡回する巡回ルートよりも、移動距離が短く、かつ顧客BBの住居6Bへの巡回予定時刻も早くなる。
<<5.変形例>>
以上、本発明の一実施形態を説明した。以下では、本発明の実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で上記実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで上記実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、上記実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、上記実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
<5−1.変形例1>
上記実施形態では、顧客の位置情報に係る場所の一例として、顧客の住居が用いられていたが、本技術は係る例に限定されない。例えば、顧客が商店等の場合は、顧客の位置情報に係る場所は商店であってもよい。
また、巡回ルート決定部224は、複数の顧客の位置情報に基づいて、複数の顧客について1の場所を、当該複数の顧客の位置情報に係る場所として特定し、複数の顧客について特定された当該1の場所と、予め決められた巡回場所を含むような巡回ルートを決定してもよい。なお、係る場合、当該複数の顧客の顧客端末へ送信される巡回予定情報は、当該1の場所への巡回予定の時刻または時間帯の情報を含んでもよい。
例えば、巡回ルート決定部224は、複数の顧客の利用予約情報に基づいて、予め決められた巡回場所の巡回予定の時間帯に間に合わないような巡回ルートが決定されてしまった場合に、当該巡回場所と、当該巡回場所の直前に巡回する巡回場所との間に巡回する複数の顧客の位置情報に基づいて、上述した1の場所を特定してもよい。
複数の顧客について特定される1の場所は、例えば当該複数の顧客にとって平均的に近い場所であってもよい。また、当該1の場所は、予め契約された公園や公共施設等の場所であってもよい。また、当該1の場所は、当該複数の顧客のうち、1の顧客の住居であってもよい。また、当該1の場所は、当該複数の顧客にとって予め決められた巡回場所よりも近い場所であってもよい。
多数の顧客が利用予約を行った場合、各顧客へ順番に巡回していると、最後の顧客まで巡回するのに時間がかかってしまうが、上述したように金融機関の店舗等よりも近い場所で顧客が同時に利用することで、顧客の待ち時間が短縮され得る。
<5−2.変形例2>
また、上記実施形態では、巡回員端末3が巡回員の位置情報を取得し、金庫情報や位置情報を送信する例を説明したが、本技術は係る例に限定されない。例えば、移動ATM4が巡回員の位置情報を取得したり、金庫情報や位置情報を送信したりしてもよい。また、巡回員端末3と移動ATM4は一体化された装置であってもよく、移動ATM4が巡回員端末であると解されてもよい。
<5−3.変形例3>
また、上記実施形態では、顧客端末1からサーバ2へ顧客の位置情報が送信される例を説明したが、本技術は係る例に限定されない。例えば、サーバ2の記憶部250は、顧客の位置情報(例えば住所等)を予め記憶していてもよく、係る場合、サーバ2は、顧客端末1から顧客を特定する識別情報を受信することで、顧客の位置情報を取得してもよい。
<5−4.変形例4>
また、上記実施形態では、移動取引車両7が移動中に、顧客の利用予約が行われる例を説明したが、本技術は係る例に限定されない。例えば、サーバ2は、未来の(例えば翌日の)利用を希望する顧客から、利用予約を受け付け、予め顧客の住居等を含むような巡回ルートを決定してもよい。なお、係る場合、サーバ2は、巡回員の位置情報を用いなくても、巡回ルートを決定することが可能である。
<<6.ハードウェア構成>>
以上、本発明の各実施形態を説明した。上述した巡回ルート決定処理、巡回予定情報生成処理、通信制御処理、表示制御処理等の情報処理は、ソフトウェアと、顧客端末1、サーバ2、巡回員端末3のハードウェアとの協働により実現される。以下では、本発明の実施形態に係る情報処理装置である顧客端末1、サーバ2、巡回員端末3のハードウェア構成例として、情報処理装置1000のハードウェア構成について説明する。
図11は、本発明の実施形態に係る情報処理装置1000のハードウェア構成を示す説明図である。図11に示したように、情報処理装置1000は、CPU(Central Processing Unit)1001と、ROM(Read Only Memory)1002と、RAM(Random Access Memory)1003と、入力装置1004と、出力装置1005と、ストレージ装置1006と、通信装置1007とを備える。
CPU1001は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置1000内の動作全般を制御する。また、CPU1001は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM1002は、CPU1001が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM1003は、CPU1001の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバスにより相互に接続されている。主に、CPU1001、ROM1002及びRAM1003とソフトウェアとの協働により、例えば、制御部120、制御部220、制御部320等の機能が実現される。
入力装置1004は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチ及びレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU1001に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置1000のユーザは、該入力装置1004を操作することにより、情報処理装置1000に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。なお、入力装置1004は、操作部150に対応する。
出力装置1005は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED装置及びランプなどの表示装置を含む。さらに、出力装置1005は、スピーカ及びヘッドホンなどの音声出力装置を含む。例えば、表示装置は、撮像された画像や生成された画像などを表示する。一方、音声出力装置は、音声データなどを音声に変換して出力する。なお、出力装置1005は、表示部140に対応する。
ストレージ装置1006は、データ格納用の装置である。ストレージ装置1006は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置及び記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置1006は、CPU1001が実行するプログラムや各種データを格納する。なお、ストレージ装置1006は、記憶部250に対応する。
通信装置1007は、例えば、通信網に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インタフェースである。また、通信装置1007は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、有線による通信を行うワイヤー通信装置、またはブルートゥース(登録商標)通信装置を含んでもよい。なお、通信装置1007は、通信部110、通信部210、通信部310に対応する。
<<7.むすび>>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、より多くの顧客が移動ATMを利用することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態における各ステップは、必ずしもフローチャート図、またはシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理される必要はない。例えば、上記実施形態の処理における各ステップは、フローチャート図、またはシーケンス図として記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、上記実施形態によれば、CPU1001、ROM1002、及びRAM1003などのハードウェアを、上述した顧客端末1、サーバ2、巡回員端末3の各構成と同様の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体も提供される。
1 顧客端末
2 サーバ
3 巡回員端末
4 移動ATM
5 通信網
6 住居
7 移動取引車両
8 店舗
9 情報処理システム
210 通信部
220 制御部
222 通信制御部
224 巡回ルート決定部
226 巡回予定情報生成部
250 記憶部

Claims (13)

  1. 予め決められた複数の巡回場所の位置情報、前記複数の前記巡回場所を所定の順序で巡回する移動ATMの利用を希望する顧客の位置情報、及び前記移動ATMに係る巡回員の位置情報に基づいて、巡回ルートを決定する巡回ルート決定部と、
    前記巡回ルート決定部により決定される前記巡回ルートに基づいて、前記移動ATMの巡回予定に関する巡回予定情報を生成する巡回予定情報生成部と、
    前記巡回予定情報を前記顧客が有する顧客端末へ送信する通信部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記巡回ルート決定部は、前記移動ATMが有する現金に関する金庫情報、前記巡回場所の取引に関する巡回場所取引情報、及び前記顧客が希望する取引に関する情報にさらに基づいて、前記巡回ルートを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記巡回場所取引情報は、前記巡回場所における取引履歴の情報、または前記取引履歴に基づく情報を含む、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記巡回ルート決定部は、前記巡回場所における現金補充の可否を示す情報にさらに基づいて、前記巡回ルートを決定する、請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記巡回ルート決定部は、前記移動ATMの有する現金が不足しないように、前記巡回ルートを決定する、請求項2〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記巡回ルート決定部は、前記移動ATMの有する現金が不足しないような前記巡回ルートのうち、移動距離が最も短い前記巡回ルートを決定する、請求項2〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記巡回ルート決定部は、入金取引を希望する前記顧客の位置情報に係る場所を含む前記巡回ルートを決定した後に、出金取引を希望する前記顧客の位置情報に係る場所に係る場所をさらに含む前記巡回ルートを決定する、請求項2〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記巡回予定情報生成部は、前記巡回場所における滞在予定時間の情報にさらに基づいて、前記巡回予定情報を生成する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記巡回予定情報生成部は、前記顧客が希望する取引に関する情報にさらに基づいて、前記巡回予定情報を生成する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記通信部により前記顧客端末へ送信される前記巡回予定情報は、前記顧客の位置情報に係る場所への巡回予定の時刻または時間帯の情報を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記巡回ルート決定部は、複数の前記顧客について特定される1の場所と、前記複数の前記巡回場所とを含む巡回ルートを決定し、
    前記通信部により前記顧客端末へ送信される前記巡回予定情報は、前記1の場所への巡回予定の時刻または時間帯の情報を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記通信部は、前記巡回ルート、または前記巡回予定情報を、前記巡回員が有する巡回員端末へさらに送信する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 予め決められた複数の巡回場所を所定の順序で巡回する移動ATMの利用を希望する顧客が有する顧客端末、
    前記移動ATMに係る巡回員が有する巡回員端末、及び
    前記巡回場所の位置情報、前記顧客の位置情報、及び前記巡回員の位置情報に基づいて、巡回ルートを決定する巡回ルート決定部と、
    前記巡回ルート決定部により決定される前記巡回ルートに基づいて、前記移動ATMの巡回予定に関する巡回予定情報を生成する巡回予定情報生成部と、
    前記顧客端末から前記顧客の位置情報を受信し、前記巡回員端末から前記巡回員の位置情報を受信し、前記巡回予定情報を前記顧客端末へ送信する通信部と、
    を備える情報処理装置、
    を含む、情報処理システム。
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