JP2002286444A - 高温配管の亀裂検出方法 - Google Patents

高温配管の亀裂検出方法

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JP2002286444A
JP2002286444A JP2001090516A JP2001090516A JP2002286444A JP 2002286444 A JP2002286444 A JP 2002286444A JP 2001090516 A JP2001090516 A JP 2001090516A JP 2001090516 A JP2001090516 A JP 2001090516A JP 2002286444 A JP2002286444 A JP 2002286444A
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temperature
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Seiji Kikuhara
誠治 菊原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火力発電プラント用高温配管の長手溶接部の
健全性を、プラント運転中でも簡便に確認することがで
きるようにする。 【解決手段】 長手溶接部2を有する高温配管10の長
手溶接部2の亀裂を検出する方法であって、検査すべき
高温配管10の長手溶接部2近傍および当該個所と同一
円周上の管母材1に管内圧力にともない変化するひずみ
変動量をそれぞれひずみゲージ4,5で測定し、これら
2箇所のひずみ変動量の差を求め、検査すべき高温配管
と同じ形状のサンプル管を複数個用意し、これらサンプ
ル管毎に長手溶接部2近傍に深さの異なる亀裂3を形成
し、検査すべき高温配管10と同様に長手溶接部2近傍
および当該個所と同一円周上の管母材1における各ひず
み変動量の差を測定し、数値解析により亀裂3の有無と
亀裂3の深さを算出し、高温配管10におけるひずみ変
動量を数値解析によって求めた亀裂の深さとひずみ変動
量の差との関係と比較することにより高温配管の長手溶
接部の亀裂の有無と深さを測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電用プラン
トなどの高温配管における長手溶接部近傍に発生する亀
裂の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電用プラントの高温配管、特に外
径の比較的大きなものは、板曲げ間を使用することが多
い。板曲げ管とは、管母材となる板を曲げ加工により半
円形とし、これを2つ合わせ、2箇所の合わせた部分を
それぞれ長手方向に溶接することにより接続し、円筒形
状をなす構造としたものである。しかし、このような長
手溶接部を持つ高温配管を長時間高温で使用している場
合、長手溶接部に亀裂が発生することが懸念される。こ
のような高温配管の長手溶接部に発生する亀裂は、クリ
ープによる損傷が主な原因であるが、その発生位置は配
管の肉厚内部から発生することが多い。
【0003】ここで、図6により高温配管の長手溶接部
に発生する内在亀裂について説明する。図6は高温配管
の長手溶接部に発生する内在亀裂の形状を説明するため
の概略図である。高温配管10は、2つの半円形状の管
母材1をあわせて円筒形状の配管にしたもので、その長
手方向に延びる合わせ目が溶接され、管状部材を構成す
る。以下この溶接部を長手溶接部と称する。この長手溶
接部2には、図示するように、亀裂3が内在することが
ある。この亀裂3は、長手溶接部2の溶接境界部もしく
管母材1の熱影響部に発生し、高温配管10の肉厚方向
に進展し、漏洩が発生する場合がある。したがって、長
手溶接部を持つ高温配管の健全性や安全性を評価する上
では、図示したような内在亀裂の有無や、内在亀裂の板
厚方向に対する亀裂の深さD、および亀裂の進展速度を
把握することが必要不可欠である。
【0004】このような高温配管の長手溶接部では肉厚
内部から亀裂が発生・進展するいわゆる内在亀裂が大き
な損傷要因となるが、この内在亀裂は部材の表面に損傷
の兆候が現れないまま発生・進展するため、表面を検査
するのみでは不十分である。このような内在亀裂を発
見、測定する技術は超音波を用いた探傷が有効である。
超音波による探傷は、外表面から超音波エコーを部材内
に発振し、亀裂先端から反射してくる超音波エコーを受
信し、亀裂の有無を確認するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超音波
を用いて内在亀裂を計測するためには、配管を覆ってい
る保温材を除去した後、配管の表面を研磨する必要があ
る。このため、超音波を用いた探傷では、発電プラント
運転中に連続的に測定することは不可能であり、時間と
共に劣化していく様子を捉えることは困難である。この
ように超音波を用いた探傷には、多くの手間がかかると
ともに、プラント運転中は測定することが不可能であっ
た。
【0006】本発明はこのような背景に鑑みてなされた
もので、その目的は、火力発電プラント用高温配管の長
手溶接部の健全性をプラント運転中でも簡便に確認でき
るようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明方法は、検査すべき高温配管の前記長手溶接
部近傍および当該個所と同一円周上の母材部のひずみ変
動量をそれぞれ第1および第2ひずみゲージで測定し、
これら2箇所のひずみ変動量の差を求め、前記検査すべ
き高温配管と同じ形状の配管に亀裂を形成してモデル管
とし、このモデル管から得られたデータに基づいて前記
検査すべき高温配管の長手溶接部の亀裂の有無と深さを
検出することを特徴とする。
【0008】この場合、前記モデル管は複数個用意さ
れ、これらモデル管毎に長手溶接部近傍に深さの異なる
亀裂を形成し、前記検査すべき高温配管と同様に前記長
手溶接部近傍および当該個所と同一円周上の母材部にお
ける各ひずみ変動量の差を測定し、数値解析により亀裂
の有無と亀裂の深さを算出し、前記検査すべき高温配管
におけるひずみ変動量を前記数値解析によって求めた亀
裂の深さとひずみ変動量の差との関係と比較することに
より高温配管の長手溶接部の亀裂の有無と深さを測定す
るようにする。なお、前記第2ひずみゲージは前記長手
溶接部に対して円周方向にほぼ90度ずれた位置に配置
するようにする。また、前記検査すべき高温配管の前記
長手溶接部近傍には軸方向に沿って所定の間隔をおいて
前記第1ひずみゲージを配置し、ひずみ変動量が変化し
た前記第1ひずみゲージの設置場所を特定することによ
り、発生した亀裂発生場所を特定するようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。最初に図1ないし図4によ
り本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本発明
の第1の実施の形態を説明するための図、図2は図1の
配管を4分の1だけ取り出し測定位置の関係を説明する
ための断面図、図3は対象となる高温配管の有限要素法
解析結果を示す表、図4は図2におけるひずみ差と亀裂
の深さとの関係の数値解析結果を表すグラフである。
【0010】図1に示すように、火力発電用高温配管1
0は、2つの半円形状の管母材1をあわせて円筒形状の
配管にしたもので、その長手方向に延びる2箇所の合わ
せ目は長手溶接部2によって溶接されている。この高温
配管10に対して長手溶接部2近傍の外表面および長手
溶接部2に対して円周方向にほぼ90度ずれた位置の外
表面には、高温用ひずみゲージ4,5が取り付けられて
いる。これら高温用ひずみゲージ4,5を取り付けた後
の高温配管10は、通常時と同様に表面を図示しない保
温材で覆い、発電プラントの起動操作を行う。この際、
内圧が負荷されていない状態と、内圧が負荷されている
状態でこれら2箇所に発生するひずみの変動量を測定す
る。このように、ひずみゲージ4,5を高温用で構成す
ることにより、ひずみゲージ4,5を貼り付けたまま
で、通常と同時に保温材で高温配管10を覆い、運転す
ることが可能であり、ひずみゲージ4,5が剥がれ落ち
るなどの不具合が起きない限り、プラント運転中に発生
するひずみをモニタすることができる。高温配管10の
長手溶接部2が健全な場合、高温配管10にかかる内圧
が変化しても、高温配管10の断面は円形を保ったまま
その外径が変化するだけである。
【0011】しかしながら、高温配管10の長手溶接部
2に亀裂が発生した場合、亀裂が存在する部分の剛性が
低くなるため、内圧を負荷した場合には、亀裂部分周辺
の伸びが大きくなる。このため、内圧負荷時に発生する
亀裂部付近の外表面のひずみは健全な部位に比べて大き
くなるが、発生している亀裂が深ければ深いほど、亀裂
近傍の外表面に発生するひずみは大きくなる。長手溶接
部2に対して円周方向でずれた通常溶接部が存在しない
位置では、亀裂発生の可能性はきわめて低く、健全な部
位と言える。したがって、長手溶接部2に亀裂が発生し
ている高温配管10において内圧が負荷されると、長手
溶接部2付近の外表面のひずみは健全な部位である円周
方向にずれた位置に発生するひずみと比較して大きなひ
ずみが発生する。この両者のひずみの差は、亀裂が大き
くなるにしたがい大きくなる。
【0012】対象となる高温配管10に発生するひずみ
としては、内圧負荷により発生するひずみ、熱膨張によ
り発生するひずみ、クリープにより発生するひずみがあ
る。高温配管10は通常保温されているため、通常運転
中は場所によって大きく温度差が発生することはない。
このため、長手溶接部2近傍および長手溶接部2に対し
て円周方向にずれた位置の2箇所では熱膨張によるひず
みはほぼ同等とみなすことができ、両者の差を計算する
ことで熱膨張により発生するひずみの影響を取り去るこ
とができる。さらに、内圧変動に要する時間は、例えば
プラントの起動停止や負荷変化であれば数時間から十数
時間であるのに対し、クリープ変形量が測定されるほど
十分大きくなるのは数千時間から数万時間であるので、
内圧が変化する間という短時間でのひずみの変動量であ
るひずみ変動量を用いて評価することで、クリープによ
り発生したひずみは無視することが可能である。
【0013】一方、長手溶接部2近傍に発生する亀裂の
影響を最も受けないのは、長手溶接部2に対して円周方
向に90度ずれた位置であるので、比較するひずみとし
ては長手溶接部2近傍でのひずみと長手溶接部2に対し
て90度ずれた位置でのひずみとを用いることが望まし
いが、円周方向にずれた位置であれば亀裂の有無および
亀裂の深さの推定は可能であるので、特に90度に限定
されるものではない。このように、長手溶接部2近傍お
よび長手溶接部2に対して円周方向にずれた位置の各外
表面に発生するひずみの変動量を測定し、両者の差を計
算することで、純粋に両部位での内圧の変化に伴い発生
するひずみ変動量の差を比較することが可能となる。
【0014】そこで、対象となる高温配管10と全く同
じ外径そして肉厚の数値解析用のモデルを作製し、この
モデルを用いて数値解析を行い、対象とする高温配管の
ひずみが測定される部位である長手溶接部近傍および長
手溶接部に対して円周方向にずれた位置に発生するひず
み変動量の差と亀裂深さの関係を求めておく。
【0015】対象となる高温配管10の外径が例えば7
11.2mmで、肉厚が32mmとすると、これと全く
同じ外径そして肉厚の数値解析用のモデル配管20を作
製し、図2に示すように、長手溶接部21近傍の外表面
の位置Aと、長手溶接部21から円周方向に90度ずれ
た位置Bに、図1と同様に高温用ひずみゲージ4,5を
それぞれ貼り付け、ひずみを測定する。有限要素法解析
から、亀裂が発生していない健全な場合は、内圧を負荷
することにより位置Aおよび位置Bに発生するひずみは
それぞれ1.34×10−4および1.33×10−4
と計算された。また、亀裂が10mm発生した状態で
は、発生するひずみはそれぞれ1.51×10−4およ
び1.35×10−4となる。したがって、これら2箇
所での発生ひずみの差は、健全な場合0.01×10
−4、亀裂が10mm発生している場合0.16×10
−4となり、亀裂の有無でひずみ量の差は歴然である。
これら数値は、図3に表としてまとめて示している。
【0016】また、モデル配管20の亀裂の深さを種々
変化させて、位置A−B間のひずみ差と亀裂の深さとの
関係を有限要素法解析により求める。その結果を図4の
グラフで示す。グラフの縦軸は亀裂の深さを、そして横
軸は位置A−B間のひずみ差を示している。
【0017】実機において高温用ひずみゲージ4,5に
よって測定された長手溶接部2近傍および長手溶接部2
から円周方向にずれた位置でのひずみ変動量の差を、上
述した有限要素法解析により得られたひずみ変動量の差
と、亀裂の深さとの関係に照らし合わせてみることによ
り、実機の高温配管10における長手溶接部2近傍の亀
裂の有無および亀裂の深さを推定することができる。
【0018】図5に示す本発明の第2の実施の形態にお
いては、高温配管の長手方向のどこの長手溶接部2近傍
に亀裂が発生したかが判明できるようにしている。その
ため、長手溶接部2近傍に位置する高温用ひずみゲージ
4を、2個所ある長手溶接部2の各両側に位置する管母
材1に設けるとともに、この高温用ひずみゲージ4を高
温配管10の軸方向に150mmの間隔をおいて複数個
設けている。長手方向のひずみの測定位置は、長手溶接
部2に沿ってできるだけ短い間隔で測定するほうが検査
場所の漏れがなく望ましいが、過去の事例から亀裂の長
手方向の長さは150mm以上の場合がほとんどである
ので、150mm間隔で測定すれば漏れなく亀裂の検出
が可能となる。
【0019】なお、これら高温用ひずみゲージ4に対し
て円周方向にほぼ90度ずれた位置の配置される高温用
ひずみゲージ5は、各管母材1の同一円周方向に位置す
る2つの高温用ひずみゲージ4の中間にそれぞれ設けて
も、または図5に示すように各管母材1の両側に位置す
る複数の高温用ひずみゲージ4に対してそれらの略中央
に1つの高温用ひずみゲージ5を設けるようにしてもよ
い。これらの高温用ひずみゲージ4のうち最も変化量が
大きなひずみ変動が発生した高温用ひずみゲージ4の位
置が亀裂発生位置であり、高温配管10の軸方向長さ全
体にわたって、亀裂発生位置を正確に知ることができ
る。最もひずみ変動量の大きな高温用ひずみゲージ4の
ひずみの変動量を用いて、長手溶接部2に対して円周方
向に90度ずれた位置に発生するひずみ変動量との差を
計算することで、亀裂の位置と亀裂深さを評価すること
ができる。
【0020】上述した各実施の形態では、ひずみの測定
に高温用ひずみゲージを用いているが、常温用ひずみゲ
ージを用いることで、火力発電用ボイラの主蒸気管の対
象となる水圧試験時の発生する長手溶接部のひずみを測
定することができる。各常温用ひずみゲージの配置は上
述した各実施の形態と同じであるので、図示は省略す
る。水圧試験時には、配管温度も常温で変動しないた
め、温度の影響が無視でき、さらに、通常運転時に負荷
される圧力に比べてより高い圧力を負荷するため、発生
するひずみ変動量も増大し、より精度の高い評価が可能
になる。
【0021】
【発明の効果】これまでの説明から明らかなように、本
発明によれば、ひずみゲージにより検査すべき高温配管
の長手溶接部近傍および当該個所と同一円周上の母材部
のひずみ変動量を測定するので、プラント運転中でも長
手溶接部の同一の場所を長い期間評価することが可能と
なる。
【0022】また、本発明によれば、モデル管と比較す
ることによりモデル管との対比により亀裂の有無と深さ
を検出できるので、高温配管の予防保全に有効である。
【0023】また、本発明によれば、第2ひずみゲージ
を長手溶接部に対して円周方向にほぼ90度ずれた位置
に配置しているので、第2ひずみゲージは長手溶接部近
傍に発生する亀裂の影響を最も受けにくく、純粋に両部
位での内圧の変化に伴って発生するひずみ変動量の差を
比較することができる。
【0024】さらに、本発明によれば、長手溶接部近傍
には軸方向に沿って所定の間隔をおいてひずみゲージを
配置しているので、高温配管の長手方向のどの部分の長
手溶接部2近傍に亀裂が発生したかを判別することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る高温配管の要
部を示す斜視図である。
【図2】図1の配管を4分の1だけ取り出し測定位置の
関係を説明するための断面図である。
【図3】対象となる高温配管の有限要素法解析結果を表
として示す図である。
【図4】図2におけるひずみ差と亀裂の深さとの関係の
数値解析結果を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る高温配管の要
部を示す斜視図である。
【図6】高温配管の長手溶接部に発生する内在亀裂の形
状を説明するための高温配管の要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 管母材 2 長手溶接部 3 亀裂 4,5 高温用ひずみゲージ 10 高温配管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査すべき高温配管の前記長手溶接部近
    傍および当該個所と同一円周上の母材部のひずみ変動量
    をそれぞれ第1および第2ひずみゲージで測定し、 これら2箇所のひずみ変動量の差を求め、 前記検査すべき高温配管と同じ形状の配管に亀裂を形成
    してモデル管とし、このモデル管から得られたデータに
    基づいて前記検査すべき高温配管の長手溶接部の亀裂の
    有無と深さを検出することを特徴とする高温配管の亀裂
    検出方法。
  2. 【請求項2】 前記モデル管は複数個用意され、これら
    モデル管毎に長手溶接部近傍に深さの異なる亀裂を形成
    し、前記検査すべき高温配管と同様に前記長手溶接部近
    傍および当該個所と同一円周上の母材部における各ひず
    み変動量の差を測定し、数値解析により亀裂の有無と亀
    裂の深さを算出し、 前記検査すべき高温配管におけるひずみ変動量を前記数
    値解析によって求めた亀裂の深さとひずみ変動量の差と
    の関係と比較することにより高温配管の長手溶接部の亀
    裂の有無と深さを測定することを特徴とする請求項1記
    載の高温配管の亀裂検出方法。
  3. 【請求項3】 前記第2ひずみゲージは前記長手溶接部
    に対して円周方向にほぼ90度ずれた位置に配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載の高温配管の亀裂検
    出方法。
  4. 【請求項4】 前記検査すべき高温配管の前記長手溶接
    部近傍には軸方向に沿って所定の間隔をおいて前記第1
    ひずみゲージを配置し、ひずみ変動量が変化した前記第
    1ひずみゲージの設置場所を特定することによって発生
    した亀裂発生場所を特定することを特徴とする請求項1
    に記載の高温配管の亀裂検出方法。
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