JP2002286354A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JP2002286354A JP2002286354A JP2001089788A JP2001089788A JP2002286354A JP 2002286354 A JP2002286354 A JP 2002286354A JP 2001089788 A JP2001089788 A JP 2001089788A JP 2001089788 A JP2001089788 A JP 2001089788A JP 2002286354 A JP2002286354 A JP 2002286354A
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷蔵庫の容積減少を抑制し、また、運転効率
の向上が図れる冷蔵庫を提供するものである。 【解決手段】 断熱空間の１つを断熱性を有する壁で少
なくとも横に並んだ３室に分割し、これらの室のうち左
右の室で挟まれる室に前記冷凍サイクルの蒸発器で食品
の冷凍に有効な温度以下に冷却された空気を供給し、か
つ少なくとも前記左右の室の何れか一方に該空気の温度
以上の温度の空気を供給するように構成したので、中央
側の室への熱の侵入は、左右の室で抑えられ、中央側の
室への冷却量を小さくでき、運転効率の向上を図ること
ができる。また、左右の室の何れか一方を製氷室などの
中央側の室とほぼ同じ温度に制御される室とすることに
より両室を分割する壁を薄くすることができるので、庫
内容量を大きく確保することができる。
の向上が図れる冷蔵庫を提供するものである。 【解決手段】 断熱空間の１つを断熱性を有する壁で少
なくとも横に並んだ３室に分割し、これらの室のうち左
右の室で挟まれる室に前記冷凍サイクルの蒸発器で食品
の冷凍に有効な温度以下に冷却された空気を供給し、か
つ少なくとも前記左右の室の何れか一方に該空気の温度
以上の温度の空気を供給するように構成したので、中央
側の室への熱の侵入は、左右の室で抑えられ、中央側の
室への冷却量を小さくでき、運転効率の向上を図ること
ができる。また、左右の室の何れか一方を製氷室などの
中央側の室とほぼ同じ温度に制御される室とすることに
より両室を分割する壁を薄くすることができるので、庫
内容量を大きく確保することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍室や冷蔵室を
備えた冷蔵庫に関する。
備えた冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫の従来技術としては、例えば、特
開平１１−１０１５３８号公報に記載されたものがあ
る。
開平１１−１０１５３８号公報に記載されたものがあ
る。
【０００３】このような冷蔵庫では、上部に冷蔵室を配
置し、中部に野菜室を配置し、下部に冷凍室を配置した
ものである。
置し、中部に野菜室を配置し、下部に冷凍室を配置した
ものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述したような冷蔵庫
では、冷凍室が室温に対して単一の断熱材で仕切られて
おり、室温の冷凍室への侵入を抑えるための断熱壁を厚
くする必要があり、その分冷蔵庫内の収納容積が少なく
なるものであった。また、冷凍室からの熱移動により冷
蔵庫の運転効率が低下するものであった。
では、冷凍室が室温に対して単一の断熱材で仕切られて
おり、室温の冷凍室への侵入を抑えるための断熱壁を厚
くする必要があり、その分冷蔵庫内の収納容積が少なく
なるものであった。また、冷凍室からの熱移動により冷
蔵庫の運転効率が低下するものであった。
【０００５】本発明は、冷蔵庫の容積減少を抑制し、ま
た、運転効率の向上が図れる冷蔵庫を提供するものであ
る。
た、運転効率の向上が図れる冷蔵庫を提供するものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機、凝縮
器、減圧装置、蒸発器から成る冷凍サイクルを単一の筺
体内に収納すると共に、この筺体内を少なくとも上下に
２分割して夫々を断熱空間に構成して成る冷蔵庫におい
て、前記断熱空間の１つを断熱性を有する壁で少なくと
も横に並んだ３室に分割し、これらの室のうち左右の室
で挟まれる室に前記冷凍サイクルの蒸発器で食品の冷凍
に有効な温度以下に冷却された空気を供給し、かつ少な
くとも前記左右の室の何れかに一方に該空気の温度以上
の温度の空気を供給するように構成したものである。
器、減圧装置、蒸発器から成る冷凍サイクルを単一の筺
体内に収納すると共に、この筺体内を少なくとも上下に
２分割して夫々を断熱空間に構成して成る冷蔵庫におい
て、前記断熱空間の１つを断熱性を有する壁で少なくと
も横に並んだ３室に分割し、これらの室のうち左右の室
で挟まれる室に前記冷凍サイクルの蒸発器で食品の冷凍
に有効な温度以下に冷却された空気を供給し、かつ少な
くとも前記左右の室の何れかに一方に該空気の温度以上
の温度の空気を供給するように構成したものである。
【０００７】また、前記横に並んだ３室を夫々が扉を有
し、個々に開閉可能に構成したものである。
し、個々に開閉可能に構成したものである。
【０００８】また、前記左右の室で挟まれる室を囲む壁
の一部の断熱能力を隣接する室又は断熱空間の設計温度
に基づいて設定するように構成したものである。
の一部の断熱能力を隣接する室又は断熱空間の設計温度
に基づいて設定するように構成したものである。
【０００９】更に、前記室を、少なくとも冷凍室であ
り、この冷凍室の少なくとも左右何れか一方の室が製氷
室であるように構成したものである。
り、この冷凍室の少なくとも左右何れか一方の室が製氷
室であるように構成したものである。
【００１０】また、前記冷凍室と製氷室とに挟まれる壁
の断熱能力を前記断熱空間を成す断熱能力より低くする
ように構成したものである。
の断熱能力を前記断熱空間を成す断熱能力より低くする
ように構成したものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図１〜図３は本発明の第１の実施
形態の冷蔵庫を示し、図４はこの冷蔵庫の内部構成を示
す説明図である。
に基づいて詳述する。図１〜図３は本発明の第１の実施
形態の冷蔵庫を示し、図４はこの冷蔵庫の内部構成を示
す説明図である。
【００１２】図１は本発明の冷蔵庫１の正面図で、その
断熱筺体を仕切りで仕切ることにより複数の室（本実施
例では上下に３段、左右３列)にが形成されており、夫
々の室には扉が取付けられている。
断熱筺体を仕切りで仕切ることにより複数の室（本実施
例では上下に３段、左右３列)にが形成されており、夫
々の室には扉が取付けられている。
【００１３】２は冷蔵室の扉、３はボトル収納室の扉、
４は製氷室の扉、５は冷凍室の扉、６は冷凍室の扉であ
る。扉２は右側が枢支されて右側を支点として左側が開
く回動式の扉で、扉３、４、５、６は引出式の扉であ
り、引出した状態で上部開口から貯蔵物を出し入れでき
るものである。
４は製氷室の扉、５は冷凍室の扉、６は冷凍室の扉であ
る。扉２は右側が枢支されて右側を支点として左側が開
く回動式の扉で、扉３、４、５、６は引出式の扉であ
り、引出した状態で上部開口から貯蔵物を出し入れでき
るものである。
【００１４】また、７は表示部、８はキックプレートと
も呼ばれている冷蔵庫の下部を覆うカバーである。
も呼ばれている冷蔵庫の下部を覆うカバーである。
【００１５】図２は冷蔵庫の内部構成を示す説明図で、
２５はチルド室（約１℃に制御される室）としても切替
え可能な氷温室（約−１℃に制御される室）で、冷蔵室
１１内の上部に、仕切り１８で仕切ることにより形成さ
れている。１２は内部が約５℃に制御される野菜室で、
内部が３℃に制御される冷蔵室１１内の下部に形成され
ている。１３はペットボトル等のボトル類を収納するボ
トル収納室で、蒸発器で飲料水などの冷却に有効な温度
以下に冷却された空気を供給することにより、約３〜５
℃に制御されるものである。１４は例えば内部が約−２
０℃に制御される製氷室（冷凍室）、１５、１６もそれ
ぞれ内部が約−２０℃に制御される冷凍室である。
２５はチルド室（約１℃に制御される室）としても切替
え可能な氷温室（約−１℃に制御される室）で、冷蔵室
１１内の上部に、仕切り１８で仕切ることにより形成さ
れている。１２は内部が約５℃に制御される野菜室で、
内部が３℃に制御される冷蔵室１１内の下部に形成され
ている。１３はペットボトル等のボトル類を収納するボ
トル収納室で、蒸発器で飲料水などの冷却に有効な温度
以下に冷却された空気を供給することにより、約３〜５
℃に制御されるものである。１４は例えば内部が約−２
０℃に制御される製氷室（冷凍室）、１５、１６もそれ
ぞれ内部が約−２０℃に制御される冷凍室である。
【００１６】図３は冷蔵庫の概略の縦断面図を示し、２
０は断熱筺体（筺体）、２１は冷媒圧縮機（圧縮機）、
２２は冷凍用送風機、２３は冷蔵用送風機である。この
冷媒圧縮機２１には、凝縮器（図示せず）、減圧装置
（図示せず）、庫内の冷気を冷却するための蒸発器（図
示せず）が順次冷媒管で環状に接続されて冷凍サイクル
を構成している。尚、この冷凍サイクルには、例えばＲ
１３４ａが冷媒として充填されている。また、２６は扉
ラックである。
０は断熱筺体（筺体）、２１は冷媒圧縮機（圧縮機）、
２２は冷凍用送風機、２３は冷蔵用送風機である。この
冷媒圧縮機２１には、凝縮器（図示せず）、減圧装置
（図示せず）、庫内の冷気を冷却するための蒸発器（図
示せず）が順次冷媒管で環状に接続されて冷凍サイクル
を構成している。尚、この冷凍サイクルには、例えばＲ
１３４ａが冷媒として充填されている。また、２６は扉
ラックである。
【００１７】図４は本発明の冷蔵庫の各室の使用形態を
示す説明図である。ボトル収納室１３にはペットボトル
３１などを収納し、製氷室１４には製氷用の水を貯えて
おく給水タンク３２や、製氷皿などを備えた自動製氷装
置（製氷機）３３や、貯氷箱３４を配置し、冷蔵室１５
には冷凍食品３５などを収納するようにしている。
示す説明図である。ボトル収納室１３にはペットボトル
３１などを収納し、製氷室１４には製氷用の水を貯えて
おく給水タンク３２や、製氷皿などを備えた自動製氷装
置（製氷機）３３や、貯氷箱３４を配置し、冷蔵室１５
には冷凍食品３５などを収納するようにしている。
【００１８】４１は、前記製氷室１４の上部に配置した
給水タンク３２と、製氷室１４の下部の自動製氷装置３
３との間に備えこの製氷室１４を上下に仕切る断熱材で
ある。４２は、ボトル収納室１３と製氷室１４とを仕切
る断熱材（断熱性を有する壁）、４３は、給水タンクの
３２の配置された上部の製氷室１４と冷凍室１５とを仕
切る断熱材（断熱性を有する壁）、４４は、冷蔵室１１
と冷凍室１５とを仕切る断熱材である。また、４５は、
自動製氷装置３３貯氷箱３４の配置された下部の製氷室
１４と冷凍室１５とを仕切る仕切りで、断熱材ほど厚み
がなく、比較的厚さが薄いものである。従って、室内の
温度はボトル収納室１３を介して製氷室１４に侵入する
ことになる。
給水タンク３２と、製氷室１４の下部の自動製氷装置３
３との間に備えこの製氷室１４を上下に仕切る断熱材で
ある。４２は、ボトル収納室１３と製氷室１４とを仕切
る断熱材（断熱性を有する壁）、４３は、給水タンクの
３２の配置された上部の製氷室１４と冷凍室１５とを仕
切る断熱材（断熱性を有する壁）、４４は、冷蔵室１１
と冷凍室１５とを仕切る断熱材である。また、４５は、
自動製氷装置３３貯氷箱３４の配置された下部の製氷室
１４と冷凍室１５とを仕切る仕切りで、断熱材ほど厚み
がなく、比較的厚さが薄いものである。従って、室内の
温度はボトル収納室１３を介して製氷室１４に侵入する
ことになる。
【００１９】すなわち、このボトル収納室１３は室内の
温度と製氷室１４の温度との中間の温度になるように冷
やした空気が供給されているので、製氷室１４へ侵入す
る熱が少なくなり、省エネ効果が得られるものである。
温度と製氷室１４の温度との中間の温度になるように冷
やした空気が供給されているので、製氷室１４へ侵入す
る熱が少なくなり、省エネ効果が得られるものである。
【００２０】左から、ボトル収納室１３、製氷室１４、
冷凍室１５の順で配置されているため次に説明するよう
な利点がある。
冷凍室１５の順で配置されているため次に説明するよう
な利点がある。
【００２１】製氷室１４と冷凍室１５とを隣り合わせに
することにより、これらの室の仕切り４５としては厚み
のある断熱材を使う必要はなく、庫内容量を比較大きく
確保することができる。
することにより、これらの室の仕切り４５としては厚み
のある断熱材を使う必要はなく、庫内容量を比較大きく
確保することができる。
【００２２】ボトル収納室１３を左側に配置しているの
で、製氷室をこの左側に配置したものではこの製氷室の
左側壁から熱の流入が比較的大きいものであるが、この
製氷室１４は中央に室に配置され、その左側は、ボトル
収納室１３が形成されているため、この製氷室１４への
熱の流入を比較的小さく抑えることができる。
で、製氷室をこの左側に配置したものではこの製氷室の
左側壁から熱の流入が比較的大きいものであるが、この
製氷室１４は中央に室に配置され、その左側は、ボトル
収納室１３が形成されているため、この製氷室１４への
熱の流入を比較的小さく抑えることができる。
【００２３】図５は、第２の実施の形態を示す説明図で
ある。この冷蔵庫は、左から、ボトル収納室１３、冷凍
室１５、製氷室１４の順で配置されている。５１はボト
ル収納室１３と冷凍室１５とを仕切る断熱材（断熱性を
有する壁）、５２は冷凍室１５と冷蔵室１１とを仕切る
断熱材、５３は、製氷室１４の上部と冷凍室１５とを仕
切る断熱材（断熱性を有する壁）、５４は、製氷室１４
を上下に仕切る断熱材、５５は製氷室１４下部と冷凍室
１５とを仕切る仕切りで、断熱材ほど厚みがなく、比較
的厚さが薄いものである。
ある。この冷蔵庫は、左から、ボトル収納室１３、冷凍
室１５、製氷室１４の順で配置されている。５１はボト
ル収納室１３と冷凍室１５とを仕切る断熱材（断熱性を
有する壁）、５２は冷凍室１５と冷蔵室１１とを仕切る
断熱材、５３は、製氷室１４の上部と冷凍室１５とを仕
切る断熱材（断熱性を有する壁）、５４は、製氷室１４
を上下に仕切る断熱材、５５は製氷室１４下部と冷凍室
１５とを仕切る仕切りで、断熱材ほど厚みがなく、比較
的厚さが薄いものである。
【００２４】このように構成された冷蔵庫では、次に説
明するような利点がある。
明するような利点がある。
【００２５】圧縮機の運転停止時や除霜時には、この冷
凍室１５は両側からの熱流入が考えられるが、冷凍室１
５がボトル収納室１３と製氷室１４とで挟まれているの
で、この冷凍室１５への熱流入が小さく、この冷凍室１
５内の温度変化を小さく抑えることができ、冷凍食品３
５などの品質の劣化を防ぐことができる。
凍室１５は両側からの熱流入が考えられるが、冷凍室１
５がボトル収納室１３と製氷室１４とで挟まれているの
で、この冷凍室１５への熱流入が小さく、この冷凍室１
５内の温度変化を小さく抑えることができ、冷凍食品３
５などの品質の劣化を防ぐことができる。
【００２６】特に、この第２の実施の形態の冷凍室１５
のように、上下、左右が冷蔵庫の各室で囲まれており、
冷蔵庫の各室は冷蔵庫外の温度より冷凍室１５に近い温
度に制御されているので、この冷凍室１５への熱流入は
上下、左右からは極めて小さく抑えられ、庫内温度の変
化を極力抑え、冷凍食品３５等の劣化を極めて小さく抑
えることができるものである。
のように、上下、左右が冷蔵庫の各室で囲まれており、
冷蔵庫の各室は冷蔵庫外の温度より冷凍室１５に近い温
度に制御されているので、この冷凍室１５への熱流入は
上下、左右からは極めて小さく抑えられ、庫内温度の変
化を極力抑え、冷凍食品３５等の劣化を極めて小さく抑
えることができるものである。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明によれば、断熱空間の１つを断熱性を有する壁で少
なくとも横に並んだ３室に分割し、これらの室のうち左
右の室で挟まれる室に前記冷凍サイクルの蒸発器で食品
の冷凍に有効な温度以下に冷却された空気を供給し、か
つ少なくとも前記左右の室の何れか一方に該空気の温度
以上の温度の空気を供給するように構成したので、中央
側の室への熱の侵入は、左右の室で抑えられ、中央側の
室への冷却量を小さくでき、運転効率の向上を図ること
ができる。また、左右の室の何れか一方を製氷室などの
中央側の室とほぼ同じ温度に制御される室とすることに
より両室を分割する壁を薄くすることができるので、庫
内容量を大きく確保することができる。
発明によれば、断熱空間の１つを断熱性を有する壁で少
なくとも横に並んだ３室に分割し、これらの室のうち左
右の室で挟まれる室に前記冷凍サイクルの蒸発器で食品
の冷凍に有効な温度以下に冷却された空気を供給し、か
つ少なくとも前記左右の室の何れか一方に該空気の温度
以上の温度の空気を供給するように構成したので、中央
側の室への熱の侵入は、左右の室で抑えられ、中央側の
室への冷却量を小さくでき、運転効率の向上を図ること
ができる。また、左右の室の何れか一方を製氷室などの
中央側の室とほぼ同じ温度に制御される室とすることに
より両室を分割する壁を薄くすることができるので、庫
内容量を大きく確保することができる。
【００２８】また、請求項２に記載の発明によれば、前
記横に並んだ３室は夫々が扉を有し、個々に開閉可能に
構成されているので、夫々の室を個々に利用することが
できる。
記横に並んだ３室は夫々が扉を有し、個々に開閉可能に
構成されているので、夫々の室を個々に利用することが
できる。
【００２９】更に、請求項３に記載の発明によれば、前
記左右の室で挟まれる室を囲む壁の一部の断熱能力を隣
接する室又は断熱空間の設計温度に基づいて設定するよ
うに構成したので、設定温度が近い場合壁の断熱能力を
小さくする、すなわち、壁を薄くすることができ、室内
の収納空間を広く確保することができる。
記左右の室で挟まれる室を囲む壁の一部の断熱能力を隣
接する室又は断熱空間の設計温度に基づいて設定するよ
うに構成したので、設定温度が近い場合壁の断熱能力を
小さくする、すなわち、壁を薄くすることができ、室内
の収納空間を広く確保することができる。
【００３０】また、請求項４に記載の発明によれば、室
は少なくとも冷凍室であり、この冷凍室の少なくとも左
右何れか一方の室が製氷室であるように構成したので、
この冷凍室に隣接した室が冷凍室に近い温度に制御され
る製氷室のため、この冷凍室に製氷室側からの熱を流入
しにくくすることができる。
は少なくとも冷凍室であり、この冷凍室の少なくとも左
右何れか一方の室が製氷室であるように構成したので、
この冷凍室に隣接した室が冷凍室に近い温度に制御され
る製氷室のため、この冷凍室に製氷室側からの熱を流入
しにくくすることができる。
【００３１】請求項５に記載の発明によれば、前記冷凍
室と製氷室とに挟まれる壁の断熱能力を前記断熱空間を
成す断熱能力より低くしたので、断熱能力の低い薄い壁
を利用することができ、室内の収納空間を広く確保する
ことができる。
室と製氷室とに挟まれる壁の断熱能力を前記断熱空間を
成す断熱能力より低くしたので、断熱能力の低い薄い壁
を利用することができ、室内の収納空間を広く確保する
ことができる。
【図１】本発明の冷蔵庫の正面図である。
【図２】同冷蔵庫の内部構成を示す説明図である。
【図３】同冷蔵庫の概略を示す縦断面図である。
【図４】同冷蔵庫の各室の使用形態を示す説明図であ
る。
る。
【図５】本発明の第２の実施の形態を示す冷蔵庫の説明
図である。
図である。
１ 冷蔵庫 ３、４、５ 扉 １３ ボトル収納室 １４ 製氷室 １５ 冷凍室 ２０ 断熱筺体（筺体） ２１ 冷媒圧縮機（圧縮機） ４２ 断熱材（断熱性を有する壁） ４３ 断熱材（断熱性を有する壁） ５１ 断熱材（断熱性を有する壁） ５３ 断熱材（断熱性を有する壁）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋 博之 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川村 美由紀 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 星野 仁 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 望月 享浩 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 茂木 淳一 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器から
成る冷凍サイクルを単一の筺体内に収納すると共に、こ
の筺体内を少なくとも上下に２分割して夫々を断熱空間
に構成して成る冷蔵庫において、前記断熱空間の１つを
断熱性を有する壁で少なくとも横に並んだ３室に分割
し、これらの室のうち左右の室で挟まれる室に前記冷凍
サイクルの蒸発器で食品の冷凍に有効な温度以下に冷却
された空気を供給し、かつ少なくとも前記左右の室の何
れか一方に該空気の温度以上の温度の空気を供給するこ
とを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】 前記横に並んだ３室は夫々が扉を有し、
個々に開閉可能に構成されていることを特徴とする請求
項１に記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】 前記左右の室で挟まれる室を囲む壁の一
部の断熱能力を隣接する室又は断熱空間の設計温度に基
づいて設定することを特徴とする請求項２に記載の冷蔵
庫。 - 【請求項４】 前記室は少なくとも冷凍室であり、この
冷凍室の少なくとも左右何れか一方の室が製氷室である
ことを特徴とする請求項３に記載の冷蔵庫。 - 【請求項５】 前記冷凍室と製氷室とに挟まれる壁の断
熱能力を前記断熱空間を成す断熱能力より低くすること
を特徴とする請求項４に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001089788A JP2002286354A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001089788A JP2002286354A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002286354A true JP2002286354A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18944666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001089788A Pending JP2002286354A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002286354A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016051820A1 (ja) * | 2014-09-29 | 2016-04-07 | サンデンホールディングス株式会社 | 自動販売機 |
-
2001
- 2001-03-27 JP JP2001089788A patent/JP2002286354A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016051820A1 (ja) * | 2014-09-29 | 2016-04-07 | サンデンホールディングス株式会社 | 自動販売機 |
| JP2016071485A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | サンデンホールディングス株式会社 | 自動販売機 |
| CN107077767A (zh) * | 2014-09-29 | 2017-08-18 | 三电控股株式会社 | 自动售货机 |
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