JP2002286199A - 燃料電池車両の燃料充填構造 - Google Patents

燃料電池車両の燃料充填構造

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JP2002286199A
JP2002286199A JP2001089210A JP2001089210A JP2002286199A JP 2002286199 A JP2002286199 A JP 2002286199A JP 2001089210 A JP2001089210 A JP 2001089210A JP 2001089210 A JP2001089210 A JP 2001089210A JP 2002286199 A JP2002286199 A JP 2002286199A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性の良好な燃料電池車両の燃料充填構造
を提供する。 【解決手段】 燃料としてのガスを貯蔵する燃料容器
(6)と、燃料容器に接続する充填配管(4)と、燃料
を充填するときに燃料レセプタクル(1)が接続される
充填配管に設けた充填ノズル(2)と、前記充填ノズル
内部に配設され内部の残圧に応じて開閉する弁(20
a)と、この弁と連動して充填ノズルに対する燃料レセ
プタクルの接続を制限する制限機構(11、15、2
2、23)とを備え、前記充填配管に残圧があるときは
燃料の充填を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料充填構造、特
に燃料電池車両の燃料充填構造の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】燃料電池を動力源とした燃料電池車両の
燃料容器に天然ガス等の燃料を充填する燃料充填作業時
には、まず車体外板に設けられた燃料充填口のリッドを
開き、その後、燃料充填用レセプタクルを燃料充填口の
ノズルに差込み、燃料容器に燃料を充填する。この充填
時にノズルや燃料配管内に前回充填時の燃料が残留して
残圧として作用している場合には、この残圧を大気に開
放したり、サージタンク等を用いて放出する必要があ
り、この方法は例えば、特開平09−096400号公
報や、実公平03−009465号公報に記載されたも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな燃料電池車両の燃料充填構造においては、燃料配管
内の残圧は圧力センサ等を用いて残圧の有無を確認する
手段しかなく、この検出手段を備えていないシステムに
おいて、残圧を開放するためのリリーフ弁等が故障した
場合には、燃料充填開始時の作業において燃料配管内の
残留ガスの意図しない排出によって作業者の燃料充填作
業が妨げられるという問題がある。
【0004】そこで本発明の目的は、燃料配管中に残留
ガスが存在している時にはリリーフ弁等からなるリリー
フラインが故障していると判断し、残留ガスの意図しな
い排出を防止すると共に、燃料の充填が行えないように
することで上記問題点を解決する燃料電池車両の燃料充
填構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、燃料とし
てのガスを貯蔵する燃料容器と、燃料容器に接続する充
填配管と、燃料を充填するときに燃料レセプタクルが接
続される充填配管に設けた充填ノズルと、前記充填ノズ
ル内部に配設され内部の残圧に応じて開閉する弁と、こ
の弁と連動して充填ノズルに対する燃料レセプタクルの
接続を制限する制限機構とを備え、前記充填配管に残圧
があるときは燃料の充填を制限する。
【0006】第2の発明は、第1の発明において、前記
制限機構は、前記弁の変位に基づいて充填ノズルと同軸
的に回転する回転変換部材と、この回転変換部材の回転
位置により前記充填ノズルの入口部に設けた充填口リッ
ドと係合してその開放を阻止する係合部材とを備え、残
圧のあるときは充填リッドの開放を阻止して燃料の充填
を制限する。
【0007】第3の発明は、第1の発明において、前記
制限機構は、前記弁の変位に基づいて充填ノズルと同軸
的に回転する回転変換部材と、この回転変換部材の回転
位置により前記充填ノズルに対する前記燃料レセプタク
ルの接続を拒否する係合部材とを備え、残圧のあるとき
は前記燃料レセプタクルの接続を禁止することで燃料の
充填を制限する。
【0008】第4の発明は、第2または3の発明におい
て、前記回転変換部材は、充填ノズルの外周面に回転自
在に支持された回転筒と、弁の変位に応じて充填ノズル
の外周に沿って軸方向にのみ移動するように案内される
磁石と、この磁石を収容案内する回転筒内周面に形成し
た螺旋状の案内溝とを備える。
【0009】第5の発明は、第1の発明において、前記
制限機構は、前記弁の変位を電気的に検出する手段と、
検出した電気信号に基づいて作動して前記充填ノズルの
入口部に設けた充填口リッドの開放を阻止する作動部材
とを備え、残圧のあるときは充填口リッドの開放を阻止
して燃料の充填を制限する。
【0010】第6の発明は、第1の発明において、前記
制限機構は、前記弁の変位に基づいて充填ノズル外周に
沿って軸方向に移動する吸着保持部材と、この吸着保持
部材の位置により吸着される前記充填ノズルに嵌合した
キャップとを備え、残圧のあるときはキャップを吸着保
持して燃料の充填を制限する。
【0011】第7の発明は、第1の発明において、前記
制限機構は、前記充填ノズルが充填配管に対して回転す
ることにより軸方向に移動するように案内する螺旋送り
部と、前記弁の変位に基づいて充填ノズルを回転させる
運動変換部材とを備え、残圧のあるときには充填ノズル
を充填配管に埋没させて燃料の充填を制限する。
【0012】第8の発明は、第7の発明において、前記
運動変換部材が、充填配管に固定された案内筒と、充填
ノズルの外周に沿って軸方向にのみ移動するように案内
される磁石と、この磁石を収容案内する案内筒の内周面
に形成した螺旋状の案内溝と、を備え、また、前記螺旋
送り部が、前記案内筒内周面と充填ノズルの外周との間
に介在させた前記螺旋状案内溝と相対するリード角の螺
合機構を備える。
【0013】
【発明の効果】第1の発明では、燃料容器と、燃料容器
に接続する充填配管と、燃料を充填するときに燃料レセ
プタクルが接続される充填配管に設けた充填ノズルと、
前記充填ノズル内部に配設され内部の残圧に応じて開閉
する弁と、この弁と連動して充填ノズルに対する燃料レ
セプタクルの接続を制限する制限機構とを備え、前記充
填配管に残圧があるときは燃料の充填を制限するように
したので、高価な圧力センサや制御回路を設けることな
く、簡潔な構成で、配管内のガス圧を検知することがで
き、燃料充填時の意図しないガスの放出を防止できる。
また構成が簡潔であるのでシステムのコスト低下に貢献
する。
【0014】第2と5の発明では、燃料充填時に開く充
填口リッドを残圧のあるときに開放を阻止するような構
成としたので、確実に充填配管中残圧が所定値以下の場
合に限り燃料の充填作業を行うことができる。
【0015】第3、6から8の発明では、残圧のあると
きに燃料レセプタクルのノズルへの接続を禁止する構成
としたので、確実に充填配管中残圧が所定値以下の場合
に限り燃料の充填作業を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の燃料電池システム
の構成を添付図面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の燃料充填構造の構成を説明
する図である。燃料充填レセプタクル1が挿入される燃
料充填口のノズル2は車体外板3に固定され、またノズ
ル2は逆止弁20aを内蔵している。燃料充填レセプタ
クル1からノズル2に供給された燃料は配管4、元弁5
を通過して燃料容器6に充填される。逆止弁20aは燃
料容器6からの燃料がノズル2からの漏出するのを防止
する。
【0018】レセプタクル1のノズル2挿入部は円筒状
に形成され、その内径はノズル2の外径と略同一であ
り、燃料が漏れることはないように構成される。
【0019】元弁5は、その切換えによって燃料電池ス
タック等の燃料供給系とも燃料容器6を連通可能であ
り、燃料容器6内の燃料を燃料供給系に供給する際には
配管4と燃料容器6との連通を遮断する。
【0020】配管4の途中には、燃料容器6側からの燃
料の逆流を防止する逆止弁20bが設置されると共に、
その上流側(車体外板側)でリリーフライン7が配管4
から分岐し、リリーフライン7には燃料の残圧放出装置
8とその下流にサージタンク9が設置されており、残圧
放出装置8を作動して残留燃料をサージタンク9に貯蔵
することができる。この残留放出装置8の作動によって
配管4内の燃料が配管4中から排出される。
【0021】ノズル2の入口側には車体外板3の一部を
形成する燃料充填口のリッド10が設けられ、燃料充填
レセプタクル1をノズル2に挿入するにはこのリッド1
0を開く必要があり、このリッド10の開閉については
残留燃料の有無、つまり残圧の状態、具体的には残圧が
ある時にはリッド10は開くことができず、残圧がない
時にのみ開くことができるように構成される。
【0022】次に図2から図10を用いて本発明の第1
実施形態としてのノズル2の構成について説明する。
【0023】図2は車体外板3に固定されるノズル2の
内部構成を説明する断面図であり、ノズル2の内部は径
の異なる段付き形状を有しており、その下流側に位置し
た大径部に逆止弁20aが内装される。逆止弁20aは
図3のように摺動弁体14と、摺動弁体14を開き方向
(図中右方向)に付勢するバネ13と、摺動弁体14が接
する弁シートとして機能するノズル2の大径部2b内周
に形成された突起2cとから構成される。
【0024】摺動弁体14に残留燃料による残圧が作用
するとバネ13の付勢力に抗して摺動弁体14が閉じ方
向に移動してノズル2の突起2cと密着し、残留燃料が
小径部2aに流入することを防止しする(図3
(a))。一方、残圧が作用していない時には摺動弁体
14はバネ13の付勢力によって開き方向に移動する
(図3(b))。
【0025】摺動弁体14は磁性材料で形成され、非磁
性材料で形成したノズル2の外周には、摺動弁体14の
移動とともにノズル2の外周をノズル2の軸方向に移動
する磁石15が設置されている(図4)。磁石15は摺
動弁体14の軸回りに回転不可となるように図4、図5
に示すノズル2の外周に設けられた一対の軸方向に延び
る摺動ガイド12によって案内されている。
【0026】ノズル2の外周には、ノズル2の軸方向の
移動が制限される一方、軸回りに回転可能な非磁性材料
で形成された回転筒としてのガイドリング11が設けら
れる。図3(a)に示すように、ガイドリング11は円
筒形状をしており、その内周面には図6(a)にも示す
ように、磁石15と嵌合する凹状のガイド溝(案内溝)2
3が図中左側から見て反時計回りの螺旋状に形成されて
いる。したがって残圧の作用もしくはバネ13の付勢力
の作用により摺動弁体14が軸方向に移動すると、この
移動に伴って磁石15も追随して螺旋状のガイド溝23
の内部で軸方向に移動し、さらに軸方向の移動が規制さ
れたガイドリング11は磁石15の動きに応じて回転す
る。言い換えるとノズル2とガイドリング11は軸方向
の相対変位を生じることはなく、回転方向にのみ相対変
位を生じるように構成されている。
【0027】なお、摺動ガイド12と磁石15とガイド
溝23が請求項4の回転変換部材を形成する。
【0028】図6(a)は残圧が摺動弁体14に作用し
た状態を示しており、残圧の作用によって摺動弁体14
はバネ13の付勢力に抗して、摺動弁体14の閉じ方
向、図中左方向に移動する。このときガイドリング11
は図中左側から見て反時計回りに回転する。
【0029】図6(b)は残圧が摺動弁体14に作用し
ていない状態を示し、バネ13の付勢力によって摺動弁
体14は図中右方向の開放方向に移動し、このときガイ
ドリング11は図中左側から見て時計回りに回転する。
【0030】次に図7から図9を用いてガイドリング1
1の回転と燃料充填口リッド10の開閉の関係について
説明する。
【0031】図7(a)、図8(a)に示すように、ガ
イドリング11の上流側の端面にはL字状のロッド(係
合部材)22がL字の起立部22aが外周方向に突出す
るように設けられており、一方リッド10には、ノズル
2軸方向から見て起立部22aを介してロッド22と重
なるように、かつ起立部22a下流側に回り込むように
形成したフック21が設置される。したがって図8(a)
に示した摺動弁体14に残圧が作用した状態では、フッ
ク21がロッド22に干渉し、リッド10は開かない。
【0032】なお、フック21とロッド22と回転変換
部材は請求項2の制限機構を構成する。
【0033】また図7(b)、図8(b)に示す残圧が
摺動弁体14に作用しない状態では、磁石15が下流方
向に移動して、ガイドリング11が時計回りに回転して
ロッド22がフック21と干渉しない位置まで移動して
リッド10は開く。
【0034】これまで説明してきた動作について図9の
動作手順を示すフローチャートを用いて説明する。
【0035】まず残留燃料による残圧が摺動弁体14に
作用しているかどうかを判定する(ステップS1)。この
判定は、リッド10の開閉可否で行われる。
【0036】リッド10が開かず、残圧ありと判定され
た場合は、リリーフライン7の残圧放出装置8が故障し
ていると判断し(ステップS2)、作業者が残圧放出装置
8を操作して、配管4内の残圧を放出する(ステップS
3)。
【0037】フック21がガイドリング11のロッド2
2と重なっていないとき、逆止弁20aは開放状態で、
摺動弁体14と磁石15は下流方向に移動する。同時
に、ガイドリング11は時計回りに回転し、リッド10
のフック21とガイドリング11のロッド22の重なり
が解消してリッド10が開く状態となる(ステップS
4)。
【0038】次に作業者がリッド10を開き(ステップ
S5)、燃料充填レセプタクル1をノズル2に接続して
燃料の充填を開始する(ステップS6)。
【0039】図10と図11には第2実施形態が示され
ており、これは摺動弁体14とともに移動する磁石15
の軸方向位置を検出して残圧の有無を判断し、残圧が作
用しているときにはリッド10を電磁石18の磁力によ
って開かないようにするものである。
【0040】図10(a)を用いて構成を説明する。磁
石15は第1実施形態と同じようにノズル2の外周に摺
動ガイド12を介して軸方向に摺動可能に設けられる。
図10(a)は残圧がある場合を示しており、摺動弁体
14は上流側に移動し、閉じた状態となっている。磁石
15も摺動弁体14とともに上流側に移動し、このとき
磁石15が上流側に移動することでオフ状態となる制御
回路30が設定されている。
【0041】制御回路30は電磁石18(作動部材)に接
続されており、制御回路30がオフ状態で、電磁石18
の磁力もオフになるように通電を制御する。図11
(a)に示すように電磁石18はリッド10に設けられ
た磁石17とプレート16を介して対面しており、磁石
17の磁力は電磁石18の磁力よりも弱い磁石が設定さ
れる。またプレート16は軸方向に一定範囲移動可能に
車体に取付けられており、磁石17と電磁石18のオン
オフ状態によって軸方向の位置が設定される。
【0042】なお、請求項5の制限機構は、磁石15と
電磁石18と電気回路30から構成される。
【0043】このように構成されて図10(a)、図1
1(a)に示すように残圧がある場合を考えると、制御
回路30がオフ状態(オープン)となっており、電磁石
18の磁力は生じず、磁石17の磁力のみがプレート1
6に作用することになる。したがってリッド10とプレ
ート16とは磁石17の磁力によって密着し、リッド1
0は開くことができない。
【0044】一方、図10(b)、図11(b)に示す
残圧がない場合には、摺動弁体14が開放されており、
磁石15も下流側に位置している。このとき制御回路3
0はオン状態(クローズ)となり、電磁石18に通電し
て、電磁石18は磁力を発生する。前述したように電磁
石18の磁力はリッド10に設けられた磁石17の磁力
より強いためプレート16は電磁石18に引き寄せられ
ることになる。したがって、リッド10を固定する磁力
が弱くなり、リッド10を開くことができ、作業者は燃
料の充填作業を行う。
【0045】以上の動作手順を図12に示すフローチャ
ートで説明する。ステップS1、2、3の手順について
は第1の実施形態の図9のフローチャートと同様であ
る。
【0046】残圧がない状態での各部の作動状態は、逆
止弁20aが開放状態であり、摺動弁体14と磁石15
は下流方向に変位し、制御回路30がオン状態となって
電磁石18に通電され、プレート16が電磁石18に密
着する。プレート16が電磁石18に密着することによ
り、リッド10を固定する磁力が弱まり、リッド10を
開くことができる状態となる(ステップS4)。
【0047】次に作業者がリッド10を開き(ステップ
S5)、燃料充填レセプタクル1を接続して燃料の充填
を行う(ステップS6)。
【0048】これまで説明した第1と第2実施形態で
は、燃料容器とノズル間とを連通する配管内の残圧の有
無を、この配管内の圧力に応じて開閉する摺動弁体14
(磁石15)の位置から検出し、摺動弁体14の位置に
応じて燃料容器への燃料の充填可否を制御する、具体的
には、配管中のガス圧が所定圧より低い場合にのみリッ
ド10を開くように構成したので、高価な圧力センサや
制御回路を設けることなく、簡潔な構成で、配管内の残
圧(ガス圧)を検知することができ、残圧の低いときに
のみ燃料の充填作業を行え、確実に燃料充填時の意図し
ない燃料(ガス)の放出を防止できる。また構成が簡潔
であるのでシステムのコスト低下に貢献する。
【0049】次に図13、図14に示す第3実施形態に
ついて説明する。これはノズル2をキャップ19によっ
て覆うことで残圧がある時にはノズル2に燃料充填レセ
プタクル1が接続できないようにしたものである。
【0050】図13と図14(a)に示すように、キャ
ップ19は有底の筒状に形成され、ノズル2を覆うよう
に嵌合される。磁石(吸着保持部材)15は第2実施形
態と同じようにノズル2の軸方向に摺動することがで
き、残圧が作用した摺動弁体14と磁石15は上流側に
変位し、このとき磁石15の磁力によってキャップ19
の下流側端部は磁石15に密着する。したがって作業者
はリッド10を開くことはできるが、キャップ19を取
り外すことができず、燃料の充填を行うことができな
い。
【0051】なお、請求項6の制限機構は磁石15とキ
ャップ19とから構成される。
【0052】これに対して図14(b)に示す残圧がな
い場合には、摺動弁体14と磁石15は下流側に変位し
ており、キャップ19と磁石15は離れており、キャッ
プ19を固定する磁力が弱まるため、作業者はキャップ
19を取り外すことが可能となり、ノズル2にレセプタ
クル1を接続して燃料の充填を行うことが可能となる。
【0053】図15を用いてこの動作手順をフローチャ
ートで説明する。ステップS1、2、3の手順について
は第1の実施形態の図9のフローチャートと同様であ
る。
【0054】残圧がない場合に作業者がリッド10を開
き(ステップS4)、逆止弁20aが開放されて摺動弁
体14と磁石15は下流側に変位し、キャップ19から
磁石15が離れ、磁力が弱まるためキャップ19を取り
外し可能となり(ステップS5)、作業者がキャップ1
9をノズル2から取り外し(ステップS6)、レセプタ
クル1を接続して燃料を充填する(ステップS7)。
【0055】図16(a)、(b)には第4実施形態を
示しており、これはノズル2を摺動弁体14の変位に応
じて軸方向に変位可能として、残圧が摺動弁体14に作
用しているときはノズル2が下流方向に変位して、燃料
充填レセプタクル1が接続できないようにすることで燃
料充填できないようにしたものである。
【0056】図16(a)を用いてこの構成を説明する
と、まず、他の実施形態では車体外板3に固定されてい
たノズル2を軸方向に移動可能として、ガイドリング1
1を車体に固定する。したがって摺動弁体14と追随し
て磁石15が残圧に応じてノズル2の外周に軸方向に設
けられた摺動ガイド12に沿って軸方向に変位すると
き、磁石15は同時にガイドリング(案内筒)11の内周
に螺旋状に設けられたガイド溝(案内溝)23にも沿っ
て移動する。この変位によりノズル2が回転すると、さ
らにノズル2の外周面にガイド溝23と相似した螺旋状
の溝2eが形成されると共に、この溝2eがガイドリン
グ11の内周面から突出したガイド11aの嵌合されて
いることでノズル2は軸方向変位を生じガイドリング1
1の車体外板側端面で埋没もしくは突出する。
【0057】なお、請求項8の運動変換部材は摺動ガイ
ド12と、磁石15と、ガイド溝23とから構成され
る。さらに螺旋機構は溝2eとガイド11aとから構成
される。
【0058】具体的にその動きを図16、図17を用い
て説明する。図16(a)、図17(a)に示すように
残圧がかかる場合、残圧が摺動弁体14に作用し、磁石
15が上流側に変位するときはノズル2が上流側から見
て時計回りに回転し、一方で車体に固定されたガイドリ
ング11のガイド11aがノズル2の螺旋状の溝2eに
摺動可能に嵌合していることから、結果としてノズル2
はガイド11aに沿って時計回りに回転しながら下流
(埋没)方向に軸方向変位を生じることになる。したが
ってノズル2が下流方向に移動してレセプタクル1がノ
ズル2に接続することが不可能となり、燃料の充填を禁
止することができる。
【0059】一方、図16(b)、図17(b)に示す
残圧がない場合について説明すると、摺動弁体14と磁
石15は下流方向に変位し、ノズル2を反時計回りに回
転させつつ、ガイドリング11のガイド11aの作用に
よってノズル2を上流(突出)方向に変位させ、燃料充
填レセプタクル1と接続可能となる。
【0060】図18を用いてこの動作手順をフローチャ
ートで説明する。ステップS1からステップS4までは
図15に示したフローチャートと同じであり、残圧がな
い場合には逆止弁20aが開放され、摺動弁体14と磁
石15は下流側に変位し、ノズル2はガイド溝23に沿
って反時計回りに回転すると共に、ノズル2の溝2eと
ガイドリング11のガイド11aとの作用により軸方向
上流側に移動し、レセプタクル1と接続可能となる(ス
テップS5)。
【0061】作業者が上流側に移動したノズル2に燃料
充填レセプタクル1を接続し、燃料を充填する(ステッ
プS6)。
【0062】次に図19から図21に示す第5実施形態
について説明する。これはノズル2を車体に固定した構
成において、ノズル2に接続するレセプタクル1の外周
部2箇所に突起1a、1bを突出し、このとき一方の突
起1aはレセプタクル1の端面より下流側に突出するよ
う構成する。これに対応してノズル2の外周に突起1a
が挿入されるガイド2dと、突起1bが挿入されるガイ
ド11bがガイドリング11の内周面に凹状に形成され
る。つまり突起1a、1bとガイド2d、11bはキー
とキー溝の関係にあるともいえる。このように構成し
て、残圧が摺動弁体14に作用していないときにのみ突
起1a、1bがガイド2d、11bに嵌合し、レセプタ
クル1がノズル2に接続して燃料の充填を可能としたも
のである。
【0063】図19(a)に示すレセプタクル1に形成
する突起1a、1bは例えば、レセプタクル1の端面上
の中心を通る一直線上に形成される。一方、突起1aが
挿入するノズル2のガイド2dはノズル2の外周に軸方
向に平行な2面の壁によって形成され、図19(b)に
示すように残圧が摺動弁体14に作用しないときこの2
面の壁の間に突起1aが挿入する。また突起1bが嵌合
するガイドリング11のガイド11bは、ガイドリング
11の内周面に凹状に形成され、残圧が摺動弁体14に
作用しないとき突起1bがガイド11bに嵌合する。
【0064】次に作用を図20(a)と(b)を用いて
説明すると、残圧が摺動弁体14に作用していない時に
はリングガイド11が上流側から見て時計回りに回転
し、ガイド2d、11bの配置はノズル2の中心を通っ
て一直線上の位置に移動して、レセプタクル1の中心に
対して対称な位置に設けられた突起1a、1bがガイド
2d、11bに挿入し、燃料の充填が行われる(図20
(a)に示す)。
【0065】一方、残圧が摺動弁体14に作用する時に
は、摺動弁体14と磁石15の軸方向の移動に伴って、
ガイドリング11が反時計回りに回転し、ガイド2d、
11bの配置がノズル2の中心を通る一直線上の位置か
ら外れ、レセプタクル1の外周に設けられた突起1a、
1bがガイド2d、11bに挿入することはできず、燃
料の充填を行うことはできない(図20(b)に示
す)。
【0066】図21を用いてこの動作手順をフローチャ
ートで説明する。ステップS1からステップS4までは
図15に示したフローチャートと同じであり、残圧がな
い場合に逆止弁20aが開放され、摺動弁体14と磁石
15は下流側に変位し、ガイドリング11は上流側から
見て時計回りに回転し、ガイド2d、11bがノズル2
の中心に対して対称な位置に配置され、レセプタクル1
の突起1a、1bがガイド2d、11bに挿入し、燃料
の接続が可能となる(ステップS5)。作業者が燃料充
填レセプタクル1をノズル2に接続して燃料の充填を行
う(ステップS6)。
【0067】以上第3から第5の実施形態においては、
配管中のガス圧が所定圧より低い場合にのみ燃料充填レ
セプタクルがノズルに接続するように構成したので、確
実に配管中のガス圧が低い場合に燃料の充填作業を行う
ことができる。
【0068】なお、上記実施形態は本発明の理解を容易
にするために記載された一例に過ぎず、本発明を限定す
るものではない。したがって、上記実施形態に開示され
た各構成要素は、本発明の技術的範囲に属するすべての
設計変更をも含む趣旨である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料充填構造を説明する構成図であ
る。
【図2】同じく第1の実施形態を説明する構成図であ
る。
【図3】同じく逆止弁20aの要部詳細図である。
【図4】同じく磁石15が軸方向に移動するための摺動
ガイドを説明する図である。
【図5】同じくガイドリング部の軸方向断面図である。
【図6】同じくガイドリング部の軸方向断面図である。
【図7】同じくフック21とロッド22の関係を説明す
る軸方向断面図である。
【図8】同じくフック21とロッド22の関係を説明す
る軸直方向断面図である。
【図9】同じく動作手順を説明するフローチャートであ
る。
【図10】第2の実施形態の逆止弁20aの要部詳細図
である。
【図11】同じくリッド10とプレート16の関係を説
明する軸方向断面図である。
【図12】同じく動作手順を説明するフローチャートで
ある。
【図13】第3の実施形態を説明する構成図である。
【図14】同じく逆止弁20aの要部詳細図である。
【図15】同じく動作手順を説明するフローチャートで
ある。
【図16】第4の実施形態における逆止弁20aの要部
詳細図である。
【図17】同じくガイドリングの軸直方向断面図であ
る。
【図18】同じく動作手順を説明するフローチャートで
ある。
【図19】第5の実施形態を説明する分解断面図であ
る。
【図20】同じく突起とガイドの関係を説明する図であ
る。
【図21】同じく動作手順を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 燃料供給レセプタクル 2 ノズル 3 車体外板 4 配管 5 元弁 6 燃料容器 7 リリーフライン 8 残圧放出装置 9 サージタンク 10 リッド 11 リングガイド 12 摺動ガイド 13 バネ 14 摺動弁体 15 磁石 21 フック 22 ロッド 23 ガイド溝 20 逆止弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料としてのガスを貯蔵する燃料容器と、 燃料容器に接続する充填配管と、 燃料を充填するときに燃料レセプタクルが接続される充
    填配管に設けた充填ノズルと、 前記充填ノズル内部に配設され内部の残圧に応じて開閉
    する弁と、 この弁と連動して充填ノズルに対する燃料レセプタクル
    の接続を制限する制限機構とを備え、 前記充填配管に残圧があるときは燃料の充填を制限する
    ようにしたことを特徴とする燃料電池車両の燃料充填構
    造。
  2. 【請求項2】前記制限機構は、 前記弁の変位に基づいて充填ノズルと同軸的に回転する
    回転変換部材と、 この回転変換部材の回転位置により前記充填ノズルの入
    口部に設けた充填口リッドと係合してその開放を阻止す
    る係合部材とを備え、残圧のあるときは充填リッドの開
    放を阻止して燃料の充填を制限するようにした請求項1
    に記載の燃料電池車両の燃料充填構造。
  3. 【請求項3】前記制限機構は、 前記弁の変位に基づいて充填ノズルと同軸的に回転する
    回転変換部材と、 この回転変換部材の回転位置により前記充填ノズルに対
    する前記燃料レセプタクルの接続を拒否する係合部材と
    を備え、残圧のあるときは前記燃料レセプタクルの接続
    を禁止することで燃料の充填を制限するようにした請求
    項1に記載の燃料電池車両の燃料充填構造。
  4. 【請求項4】前記回転変換部材は、充填ノズルの外周面
    に回転自在に支持された回転筒と、弁の変位に応じて充
    填ノズルの外周に沿って軸方向にのみ移動するように案
    内される磁石と、この磁石を収容案内する回転筒内周面
    に形成した螺旋状の案内溝とを備える請求項2または3
    に記載の燃料電池車両の燃料充填構造。
  5. 【請求項5】前記制限機構は、 前記弁の変位を電気的に検出する手段と、 検出した電気信号に基づいて作動して前記充填ノズルの
    入口部に設けた充填口リッドの開放を阻止する作動部材
    とを備え、残圧のあるときは充填口リッドの開放を阻止
    して燃料の充填を制限するようにした請求項1に記載の
    燃料電池車両の燃料充填構造。
  6. 【請求項6】前記制限機構は、 前記弁の変位に基づいて充填ノズル外周に沿って軸方向
    に移動する吸着保持部材と、 この吸着保持部材の位置により吸着される前記充填ノズ
    ルに嵌合したキャップとを備え、残圧のあるときはキャ
    ップを吸着保持して燃料の充填を制限するようにした請
    求項1に記載の燃料電池車両の燃料充填構造。
  7. 【請求項7】前記制限機構は、 前記充填ノズルが充填配管に対して回転することにより
    軸方向に移動するように案内する螺旋送り部と、 前記弁の変位に基づいて充填ノズルを回転させる運動変
    換部材とを備え、 残圧のあるときには充填ノズルを充填配管に埋没させて
    燃料の充填を制限するようにした請求項1に記載の燃料
    電池車両の燃料充填構造。
  8. 【請求項8】前記運動変換部材が、充填配管に固定され
    た案内筒と、充填ノズルの外周に沿って軸方向にのみ移
    動するように案内される磁石と、この磁石を収容案内す
    る案内筒の内周面に形成した螺旋状の案内溝と、を備
    え、 また、前記螺旋送り部が、前記案内筒内周面と充填ノズ
    ルの外周との間に介在させた前記螺旋状案内溝と相対す
    るリード角の螺合機構を備える請求項7に記載の燃料電
    池車両の燃料充填構造。
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