JP2002286143A - 防水ケース - Google Patents
防水ケースInfo
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/06—Hermetically-sealed casings
- H05K5/062—Hermetically-sealed casings sealed by a material injected between a non-removable cover and a body, e.g. hardening in situ
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
いて、信頼性の高いシール性能を有する防水ケースを提
供する。 【解決手段】 防水ケースの分割面に設けたシール剤S
の充填溝1−9に拡幅部Gを設け、その拡幅部1−9に
シール方向と平行のリブ1−5と長方形状のリブ1−
6,1−7を形成し、かつ、シール剤Sの充填開始点と
終了点Pとが拡幅部Gのシール面の外側にあることを特
徴とする。
Description
ルーム等に設置されるエンジン制御等の電子機器モジュ
ール等の電子機器を収納する防水ケースの防水構造であ
って、特にシール剤によってシールする防水構造に関す
るものである。
の、雨天走行時に水や泥を受けたり洗車時の高圧水を受
ける場所に設置されるケースにあっては、ケースの防水
性を確保するために防水パッキン、シール剤等を使用し
た防水構造が採用され、またケースから引き出されるワ
イヤハーネスの引出し部には各種のグロメットが使用さ
れている。
従来例として、実開平5−45327号に開示されたも
のがある。
水ケースのシール構造を示す斜視図であり、図7は図6
のシール剤の溜り部の断面図である。
本体をなす下ケースであり、その上端部にはシール剤S
の流出を防止するための充填溝52−1が全周に設けら
れている。
には下ケースのシール剤の充填溝52−1を形成するた
め全周にリブ51−1が設けられている。
溝52−1にシール剤Sを充填した後に上方から上カバ
ー51をセットして不図示の固定手段で固定されてい
る。
−1にシール剤Sを充填する際には、このシール剤Sの
溜め部Fから始めて右回りまたは左回りに充填してこの
溜め部で終了させ、シール剤のオーバラップによるシー
ル剤の盛上がり(図8)を防止している。
来例のシール剤Sを使用する防水ケースにあっては、充
填溝52−1にシール剤Sを充填する際に、シール剤の
溜り部Fをシール剤の充填開始点及び終了点としている
ため、シール剤のオーバラップによるシール剤の盛上り
はないが、シール溜り部は他の充填溝部に比較して容積
が大きいので、シール剤Sの溜り部Fに近い充填溝52
−1のシール剤Sがシール溜り部Fに流出してシール高
さが低くなり、これを防止するためには溜り部Fのシー
ル剤Sの量を厳密に制御する必要があり、シール高さが
シール性能に微妙に影響する製品には使用できないとい
う問題があった。
のであり、シールの安定性が高くシール作業の容易な防
水ケースを提供することを目的とする。
の第1の構成は、分割面にシール剤の充填溝を有し、シ
ール剤によってシールする防水ケースにおいて、前記充
填溝に拡幅部を設け、当該拡幅部にはシール方向と平行
のリブと長方形状のリブが設けられ、かつ、シール剤の
充填開始点と終了点とが前記拡幅部のシール面の外側に
あることを特徴とする。
拡幅部が、前記防水ケースの側壁に嵌合挿入されたグロ
メットの押圧面に対応した位置に設けられ、前記リブの
先端部が、前記グロメットの押圧面を押圧することを特
徴とする。
防水ケースの分解斜視図、図2は図1におけるシール剤
の充填溝の拡幅部の平面拡大図、図3は図2における断
面A−A図である。
る下ケース、1は防水ケースの上ケースであり、いずれ
も66ナイロン系樹脂を射出成型機によって成形したも
のである。
形成され、側壁2−2にはワイヤハーネス3−4を下ケ
ース2の内部から外部へ引出すための開口部2−3が設
けられ、この開口部には、シール機能を向上させるため
の複数の溝2−5が設けられ、底壁2−1には断熱シー
ト2−4が敷設されている。
ンジン制御等の電子機器モジュールであり、ケース4−
1に取付けられたブラケット4−2,4−3,4−4を
介して下ケース2の内部に複数のボルト5によって固定
されている。
−2、下ケースの溝2−5に嵌合させる複数の突条部3
−3、スリーブ3−1から構成されている。
ル4とエンジンの点火装置等の被制御機器とを接続する
ワイヤハーネス3−4が挿通され、ワイヤハーネス3−
4の端末にはコネクタ3−5が接続され、コネクタ3−
2は電子機器モジュール4−1に係合され、ボルト8に
よって離脱が防止されている。
ースの開口部の溝2−5に嵌合挿入されて防水性が確保
されている。
によるシール剤Sの充填後、複数のボルト6によって下
ケース2に締付け固定されている。
形成され、グロメット3に対応する位置にはグロメット
3との隙間を確保するため側壁1−2に張出部1−3が
設けられている。
周辺部にはシール剤の充填溝1−9が設けられ、上壁1
−1の裏面には断熱シート1−4が敷設されている。
流出防止のためのリブであって、上壁の周辺全周に亘っ
て設けられている。
の充填作業の開始点と終了点となる拡幅部である。
1−7が設けられ迷路状をなしている。
に示す通り、手動または自動の充填装置Mにより、位置
P(図2)を開始点として、上ケース1のシール剤の充填
溝1−9を一周して拡幅部Gに帰り、リブ1−6,1−
7の周りを一周して、充填開始点Pで終了する。
に示すように直交部においてシール剤が盛上がることに
なるが、本実施の形態においては、シール剤の拡幅部G
を設けて直交部を排除しているので、図5(ロ)に示すよ
うにシール剤は平坦となり、シール剤が盛上がることは
ない。
て、シール剤がオーバラップする場合には盛上がること
になるが、この部位はシール面の外にあるのでシール性
能に影響を与えることはない。
おいてシール剤が不足することがあっても、この点Pか
らシール面までには相当の距離があるので、シール面の
シール剤が不足してシール性能に影響を与えることはな
い。
Sによって押圧されるのみならず、二列のリブ1−6及
びリブ1−5によって上方から押圧されるので、リブ1
−6及び1−5の高さを選定することによって、グロメ
ット3の形状に合わせた適度の押圧力を与えることがで
き、グロメット部の防水の高い信頼性を確保できる。
の充填溝に拡幅部を設け、シール剤のシールの開始点と
終了点とをシール面の外に設けているのでシールの開始
点と終了点においてシール剤が盛上がっても或いはシー
ル剤が不足してもシール性能に影響の生じることがない
という効果が得られる。
るのでシール面にシール剤が盛上がることがなく、シー
ル性能に影響の生じることがないという効果が得られ
る。
部のリブがグロメットの押圧面を押圧するのでグロメッ
ト部において信頼性の高いシール性能を確保できるとい
う効果が得られる。
視図
拡大図
説明図
B−B)
開始点及び終了点)の断面図
: 側壁 1−3: 張出部 1−4 : 断熱シート 1−5、1−6 : 横リブ 1−7 : 縦リブ 1−8 : リブ 1−9 : 充填溝 2 : 下ケース 2−1 : 底壁 2−2
: 側壁 2−3 : 開口部 2−4 : 断熱シート 2−5
: 溝 3 : グロメット 3−1 : スリーブ 3−2
: 押圧面 3−3 : 突条部 3−4 : ワイヤハーネス
3−5 : コネクタ 4 : 電子機器モジュール 4−1 : ケース 4−2,4−3,4−4 : ブ
ラケット 5、6、7、8 : ボルト S : シール剤 P: 充填開始点及び終了点 F : 溜り部 G : 拡幅部 51 : 上ケース 51−1 : リブ 52 : 下ケース 52−1 : 充填溝
Claims (2)
- 【請求項1】 分割面にシール剤の充填溝を有し、シー
ル剤によってシールする防水ケースにおいて、 前記充填溝に拡幅部を設け、当該拡幅部にはシール方向
と平行のリブと長方形状のリブが設けられ、 かつ、シール剤の充填開始点と終了点とが前記拡幅部の
シール面の外側にあることを特徴とする防水ケース。 - 【請求項2】 前記拡幅部が、前記防水ケースの側壁に
嵌合挿入されたグロメットの押圧面に対応した位置に設
けられ、 前記リブの先端部が、前記グロメットの押圧面を押圧す
ることを特徴とする請求項1に記載の防水ケース。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001087839A JP4253135B2 (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 防水ケース |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001087839A JP4253135B2 (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 防水ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002286143A true JP2002286143A (ja) | 2002-10-03 |
JP4253135B2 JP4253135B2 (ja) | 2009-04-08 |
Family
ID=18943028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006203093A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Nitto Electric Works Ltd | 合成樹脂製の電気機器収納用箱 |
JP2014168013A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Fujitsu Ltd | 防水筺体及び防水筺体の製造方法 |
JP2014173370A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Daido Signal Co Ltd | 屋外機器の防水構造 |
-
2001
- 2001-03-26 JP JP2001087839A patent/JP4253135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
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US9167876B2 (en) | 2013-02-28 | 2015-10-27 | Fujitsu Limited | Waterproofing case and method of manufacturing waterproofing case |
JP2014173370A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Daido Signal Co Ltd | 屋外機器の防水構造 |
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