JP2002285619A

JP2002285619A - 衛生洗浄装置

Info

Publication number: JP2002285619A
Application number: JP2001085257A
Authority: JP
Inventors: Hajime Mase; 元間瀬; Ryosuke Hayashi; 良祐林; Haruo Tsutsui; 治雄筒井; Yukinori Kubozono; 幸徳窪園; Yoshikazu Ushijima; 義和牛島
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 2001-03-23
Filing date: 2001-03-23
Publication date: 2002-10-03

Abstract

(57)【要約】【課題】衛生洗浄装置において上記課題を解決するこ
と、つまり、第一に局部洗浄用ノズルの洗浄を熱交換器
より上流の水で行うことで、熱交換器が貯湯タイプの場
合における温水の浪費を防ぐこと、第二にノズル洗浄室
への水の供給を別段の駆動手段無しに行うことで、電源
供給の低減によるコスト低減を図ること、を目的とす
る。【解決手段】熱交換器５より上流に配置した安全弁１
２において、水を逃がす逃がし流路１２ａよりバイパス
流路１０ｂを設け、バイパス流路１０ｂの出口を局部洗
浄用ノズル外周に導いたことを特徴とする衛生洗浄装置
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、人体の局部を洗浄
する衛生洗浄装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の衛生洗浄装置の一例を図６に示
す。給水管1より流入した水は減圧弁2によって減圧され
る。電磁弁3を通電すると水路が開き、二流路に別れ
る。水は、一方の流路4aでは熱交換器5に至って湯とな
り、また他方の流路4bでは水のまま流れ、ミキシング部
6で湯と水が混合し適温水となる。適温水はミキシング
部6の二次側で流路切替弁7によって、おしり洗浄、ビデ
洗浄の目的に叶う局部洗浄用流路7a、7bの一方を通り局
部洗浄用ノズル8から吐水されるか、あるいは止水され
る。一方で、バイパス電磁弁9は局部洗浄用ノズル8が伸
縮中に局部洗浄用ノズル8の胴体を洗浄するための水が
通るバイパス流路10aの開閉を行うもので、非通電時に
はバイパス流路10aが開き、通電時にはバイパス流路10a
が閉じているものである。局部洗浄時における本衛生洗
浄装置の一連の動きを説明する。局部洗浄スイッチをON
すると電磁弁3に通電して水路が開き、冷水処理され
る。ここで、冷水処理とはミキシング部6における湯と
水の混合水が適温となるまでの間の混合水を便器面に捨
てることである。次にバイパス電磁弁9に通電してバイ
パス流路10aが閉じ、流路切替弁7が開いて局部洗浄用ノ
ズル8の前洗浄（ノズルヘッド8bの洗浄）が行われる。
ここで、局部洗浄用ノズル8のノズルヘッド8bの洗浄で
は、局部洗浄用ノズル8が収納時にはノズルヘッド8bが
ノズル洗浄室8a内に配置されている。このため、局部洗
浄用ノズル8から吐水された水がノズル洗浄室8a内でノ
ズルヘッド8bを洗浄することになる。次に流路切替弁7
が閉じて、バイパス電磁弁9が非通電となってバイパス
流路10aが開き、ノズル洗浄室8aに至って、伸出中であ
る局部洗浄用ノズル8の胴体が洗浄される。次にバイパ
ス電磁弁9に通電してバイパス流路10aが閉じ、流路切替
弁7が開いて局部洗浄が行われる。次に止スイッチが押
されると流路切替弁7が閉じ、バイパス電磁弁9が非通電
となってバイパス流路10aが開き、ノズル洗浄室8aに至
って、収縮中である局部洗浄用ノズル8の胴体が洗浄さ
れる。次にバイパス電磁弁9に通電してバイパス流路10a
が閉じ、流路切替弁7が開いて局部洗浄用ノズル8の後洗
浄（ノズルヘッド8bの洗浄）が行われる。最後に電磁弁
3が非通電となって水路が閉じ、バイパス電磁弁9が非通
電となってバイパス流路10aが開き、残水が抜けた後流
路切替弁7が閉じる。この一連の動作により、局部への
吐水と局部洗浄用ノズル8の洗浄を行っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来の
衛生洗浄装置において、局部洗浄用ノズルの洗浄を行う
ために熱交換器によって温めた湯を用いるため、熱交換
器が貯湯タイプの場合、温水が浪費されてしまうという
問題がある。また、ノズル洗浄室に通じるバイパス流路
の開閉に対してバイパス電磁弁なる駆動手段を設けてい
るため、電源の供給がその分大きくなり、部品点数も増
え、コストがかかるという問題がある。そこで本発明で
は、衛生洗浄装置において上記課題を解決すること、つ
まり、第一に局部洗浄用ノズルの洗浄を熱交換器より上
流の水で行うことで、熱交換器が貯湯タイプの場合にお
ける温水の浪費を防ぐこと、第二にノズル洗浄室への水
の供給を別段の駆動手段無しに行うことで、電源供給の
低減によるコスト低減を図ること、を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決する為に、熱交換器より上流に配置した安全弁におい
て、水を逃がす逃がし流路よりバイパス流路を設け、バ
イパス流路の出口を局部洗浄用ノズル外周に導いたこと
を特徴とする衛生洗浄装置を提供する。

【０００５】

【作用】請求項１記載の発明における衛生洗浄装置は、
給水時、所定の水圧以上で逃がし流路へ水を逃がすこと
で下流側の圧力を減圧する為の安全弁を有する衛生洗浄
装置において、逃がし流路を局部洗浄用ノズル外周に導
いたことにより、逃がし流路より局部洗浄用ノズルに水
を運搬し、局部洗浄用ノズルを洗浄するためのものであ
る。請求項２記載の発明における衛生洗浄装置は、安全
弁が通常家庭で使用される程度の給水圧によって逃がし
流路から水を流出することにより、衛生洗浄便座使用時
には別段の駆動手段無しに常に局部洗浄用ノズルを洗浄
するものである。請求項３記載の発明における衛生洗浄
装置は、安全弁を熱交換器の上流に配置したことで、局
部洗浄用ノズルの洗浄を湯ではなく水で行うことによ
り、貯湯タイプの熱交換器を使用する場合に局部を洗浄
する温水の浪費を防ぐためのものである。請求項４記載
の発明における衛生洗浄装置は、流量を一定に保つ定流
量弁を、安全弁の上流に配置したことで、安全弁に常に
一定の流量の水を供給するものである。請求項５記載の
発明における衛生洗浄装置は、安全弁の上流に水路の開
閉を行う電磁弁を配置したことにより、衛生洗浄便座使
用時には常に安全弁の逃がし流路から水を流出させるも
のである。請求項６記載の発明における衛生洗浄装置
は、安全弁の下流に水路の開閉を行う開閉手段を配置し
たことにより、局部洗浄用ノズルからの吐水を、局部洗
浄中乃至局部洗浄用ノズルのノズルヘッドを洗浄する前
洗浄、後洗浄時にのみ行うためのものである。請求項７
記載の発明における衛生洗浄装置は、開閉手段として、
おしり、ビデなどの洗浄目的に合わせた局部洗浄用ノズ
ルへの流路の切替と止水が可能な流路切替弁を配置した
ことにより、おしり、ビデなどの洗浄目的に合わせた局
部洗浄用ノズルからの吐水を行うものである。請求項８
記載の発明における衛生洗浄装置は、安全弁がパイロッ
ト操作型であることにより、流量の多い水を安全弁の逃
がし流路から通水させるためのものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】実施例を添付した図１に基づいて
詳細に説明する。図１は本実施例の衛生洗浄装置に関す
る水路構成図である。衛生洗浄装置において、給水管1
より流入した水は定流量弁11によって流量が一定に保た
れる。電磁弁3を通電すると水路が開き、水は安全弁12
を通って熱交換器5に至って湯となる。湯は流路切替弁7
によって、おしり洗浄、ビデ洗浄の目的に叶う局部洗浄
用流路7a、7bの一方を通り局部洗浄用ノズル8から吐水
されるかまたは止水される。ここで、電磁弁3が通電時
には定流量弁11によって流量がほぼ一定に保たれる。こ
の時、定流量弁11で設定する流量において、本衛生洗浄
装置に給水時には、通常家庭で使用される程度の給水圧
に対して安全弁12の逃がし流路12aが必ず開放するよう
に、定流量弁11と安全弁12が関係づけられている。つま
り、電磁弁3を通電中は、局部洗浄用ノズル8からの吐水
中も含めて常に安全弁12の逃がし流路12aからいくらか
の水が逃げることになる。一方で、安全弁12の逃がし流
路12aの出口にバイパス流路10bが設けられており、バイ
パス流路10bを通った水は、局部洗浄用ノズル8が収納時
に局部洗浄用ノズル8のノズルヘッド8bを取り囲む位置
に配置したノズル洗浄室8aに至る。この構成において、
本衛生洗浄便座の使用時における一連の動きを図１、図
２、図３を用いて説明する。図２は本発明の衛生洗浄装
置における流路切替弁7及び局部洗浄用ノズル8を示す
図、図３は本発明の衛生洗浄装置における流路切替弁7
のはたらきを示す図である。局部洗浄用ノズル8に一体
的に設けられた流路切替弁7では、固定されたステータ7
cに形成されたおしり洗浄流路7a、ビデ洗浄流路7bにそ
れぞれ連通するおしりポート7e、ビデポート7fに対し
て、ロータ7dが回転することにより各流路の開閉が行わ
れ、全開（図３（１））、おしり洗浄（図３（２））、
ビデ洗浄（図３（３））、止水（図３（４））につい
て、目的に叶う流路が選択される。このとき、図３
（１）〜（４）における斜線部分は、流水部を表してい
る。局部洗浄スイッチをONすると電磁弁3が通電して水
路が開き、前洗浄（ノズルヘッド8bの洗浄）が行われ
る。この時、流路切替弁7は図３（１）のように配置さ
れる。ここで、局部洗浄用ノズル8のノズルヘッド8bの
洗浄では、局部洗浄用ノズル8が収納時にはノズルヘッ
ド8bがノズル洗浄室8b内に配置されている。このため、
局部洗浄用ノズル8から吐水された水が、ノズル洗浄室8
a内でノズルヘッド8bを洗浄することになる。一方で、
安全弁12の逃がし流路12aから逃げた水は、バイパス流
路10bを通ってノズル洗浄室8aに至り、やはりノズルヘ
ッド8bを洗浄する。次に流路切替弁7が図３（４）に移
動して止水し、局部洗浄用ノズル8からの吐水が終了す
る。その後、局部洗浄用ノズル8が前方へ伸出する。こ
の時、安全弁12の上流から流れてきた水は全て逃がし流
路12aから排出され、バイパス流路10bを通ってノズル洗
浄室8aに至り、局部洗浄用ノズル8の胴体を洗浄する。
次に流路切替弁7が図３（２）あるいは図３（３）に移
動し、局部への洗浄を行う。それと同時に逃がし流路12
aから排出された水はバイパス流路10bを通ってノズル洗
浄室8aに至り、局部洗浄用ノズル8の根本を洗浄するこ
とになる。次に局部の洗浄が終わり、止スイッチが押さ
れると、流路切替弁7が図３（４）に移動して止水し、
局部洗浄用ノズル8からの吐水が終了する。その後、局
部洗浄用ノズル8が後方へ収縮する。この時、安全弁12
の上流から流れてきた水は全て逃がし流路12aから排出
され、バイパス流路10bを通ってノズル洗浄室8aに至
り、局部洗浄用ノズル8の胴体を洗浄する。最後に局部
洗浄用ノズル8が収納後、流路切替弁7は図３（１）に移
動して、後洗浄（ノズルヘッド8bの洗浄）が行われる。
一方で、安全弁12の逃がし流路12aから逃げた水は、バ
イパス流路10bを通ってノズル洗浄室8aに至り、やはり
ノズルヘッド8bを洗浄する。この動作の後、電磁弁3が
非通電となり水路が閉じる。

【０００７】ここで、本実施例では局部洗浄用ノズル8
の胴体を洗浄中、多量の水が安全弁12の逃がし流路12a
から流出されることになる。そこで、安全弁12は例えば
図４のようなパイロット操作型であることが望ましい。
図４においてパイロット操作型安全弁の一般的な構成を
説明する。、パイロット操作型安全弁の構造の特徴は弁
本体の中央にチョーク（細穴）を有したバランスピスト
ンが設けてあることである。一次圧が所定の圧力よりも
低く、水が逃げ水側に流れていない場合、バランスピス
トンの上部と下部はチョークで通じていて圧力が等し
く、バランスピストン両側の水圧の受圧面積がほぼ等し
く作られている為、水圧による力が平衡し、バランスピ
ストンはシートに押しつけられた状態にある。一次圧が
上昇すると、チョークを通じて圧力がバランスピストン
上部に伝わり、さらに上部の通路を通じてパイロットピ
ストンを押し、水圧による力がパイロットピストンのス
プリングの力に打ち勝つと、パイロット弁が開き、水は
バランスピストン中央部の穴から逃げ水側に流れる。こ
の状態になると、バランスピストン上部の圧力が低下
し、バランスピストンは上から押す力が弱くなる為、一
次圧で持ち上げられて一次側と逃げ水側が接続され、一
次側から逃げ水側に水が流出する。これにより、多量の
水を逃がし流路12aから排出することが出来る。尚、ハ
ンドルはパイロットピストンのスプリングのセット荷重
を設定するもので、これにより、安全弁が開弁する一次
圧を設定することが出来る。

【０００８】また、ここで、定流量弁11には多種の構造
が存在するが、衛生洗浄装置における水の流量が多くて
もおよそ1[L/min]程度の微少流量であることを考慮する
と、本実施例に用いる定流量弁11としては、たとえば特
開平５−９９３５４に示されている図５のような構造が
望ましい。図５に示した定流量弁11は、流路中に弁座11
aとそれに対向するダイヤフラム弁11bとでダイヤフラム
室11cを設け、ダイヤフラム弁11bには開弁方向に付勢す
るばね11dを設け、さらに一次側の水をダイヤフラム室1
1cに流入させるよう連通路11eを設けたことを特徴とす
る。一次側より流入した水は連通路11eで減圧されてダ
イヤフラム室11cに入り、弁座11aとダイヤフラム弁11b
との間隙を通る際にまた減圧されて二次側に流出する。
この時、ダイヤフラム室11cへの流入量よりも、弁座11a
とダイヤフラム弁11bの間隙を通り流出する量が減る
と、ダイヤフラム室11c内の水圧が上昇して、ダイヤフ
ラム弁11bを開弁方向に付勢して移動させる。この結
果、弁座11aとダイヤフラム弁11bとの間隙が広くなり、
流入量と流出量が同じになるよう作動する。この構成で
は、連通路11eの径と、ばね11dの荷重と、ダイヤフラム
弁11bの受圧面積が一定ならば、ダイヤフラム室11cに流
入する流量もほぼ一定となる。図５における定流量弁
は、0〜2[L/min]の流量範囲で定流量性が良い。これに
より、定流量弁11の一次圧の違いによる流量のばらつき
が小さく、特に局部洗浄用ノズル8からの吐水時におい
て、安全弁12の逃がし流路12aから排出される水の流量
のばらつきも小さくすることが出来、局部洗浄用ノズル
7からの吐水量と逃がし流路12aからの排出量の分配を繊
細に決定することが出来る。

【０００９】この実施例では、本発明の目的である「局
部洗浄用ノズルの洗浄を熱交換器より上流の水で行うこ
とで、熱交換器が貯湯タイプの場合における温水の浪費
を防ぐこと、ノズル洗浄室への水の供給を別段の駆動手
段無しに行うことで、電源供給の低減によるコスト低減
を図ること」の解決策として、熱交換器より上流に安全
弁を設け、安全弁の逃がし流路から常に水を生じさせて
局部洗浄用ノズルの洗浄を行った。この結果、熱交換器
が貯湯タイプの場合における温水の浪費を防ぐこと、電
源供給の低減によるコスト低減を図ることが出来る。

【００１０】

【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項１では、給水時、所定の水圧以上で逃がし
流路へ水を逃がすことで下流側の圧力を減圧する為の安
全弁を有する衛生洗浄装置において、逃がし流路を局部
洗浄用ノズル外周に導いたことにより、逃がし流路より
局部洗浄用ノズルに水を運搬し、局部洗浄用ノズルを洗
浄することが出来る。

【００１１】請求項２では、安全弁が通常家庭で使用さ
れる程度の給水圧によって逃がし流路から水を流出する
ことにより、衛生洗浄便座使用時には別段の駆動手段無
しに常に局部洗浄用ノズルを洗浄することが出来る。

【００１２】請求項３では、安全弁を熱交換器の上流に
配置したことで、局部洗浄用ノズルの洗浄を湯ではなく
水で行うことにより、貯湯タイプの熱交換器を使用する
場合に局部を洗浄する温水の浪費を防ぐことが出来る。

【００１３】請求項４では、流量を一定に保つ定流量弁
を、安全弁の上流に配置したことで、安全弁に常に一定
の流量の水を供給することが出来る。

【００１４】請求項５では、安全弁の上流に水路の開閉
を行う電磁弁を配置したことにより、衛生洗浄便座使用
時には常に安全弁の逃がし流路から水を流出させること
が出来る。

【００１５】請求項６では、安全弁の下流に水路の開閉
を行う開閉手段を配置したことにより、局部洗浄用ノズ
ルからの吐水を、局部洗浄中乃至局部洗浄用ノズルのノ
ズルヘッドを洗浄する前洗浄、後洗浄時にのみ行うこと
が出来る。

【００１６】請求項７では、開閉手段として、おしり、
ビデなどの洗浄目的に合わせた局部洗浄用ノズルへの流
路の切替と止水が可能な流路切替弁を配置したことによ
り、おしり、ビデなどの洗浄目的に合わせた局部洗浄用
ノズルからの吐水を行うことが出来る。

【００１７】請求項８では、安全弁がパイロット操作型
であることにより、流量の多い水を安全弁の逃がし流路
から通水させることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の衛生洗浄装置における一実施例の水
路構成図である。

【図２】本発明の衛生洗浄装置における流路切替弁、
局部洗浄用ノズルを示す図である。

【図３】本発明の衛生洗浄装置における流路切替弁の
はたらきを示す図である。

【図４】本発明の衛生洗浄装置における安全弁の一形
態であるパイロット操作型安全弁を示す図である。

【図５】本発明の衛生洗浄装置における定流量弁の一
形態を示す図である。

【図６】従来の衛生洗浄装置における一実施例の水路
構成図である。

【符号の説明】 1：給水管 2：減圧弁 3：電磁弁 4：分岐流路 5：熱交換器 6：ミキシング部 7：流路切替弁（開閉手段） 8：局部洗浄用ノズル 9：バイパス電磁弁 10：バイパス流路 11：定流量弁 12：安全弁 12a：逃がし流路

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者窪園幸徳福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１号東陶機器株式会社内 (72)発明者牛島義和福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１号東陶機器株式会社内Ｆターム(参考） 2D038 JA02 JB04 JB08 JF06 3H059 AA06 AA16 BB40 CD05 DD17 EE01 FF02 3H060 AA04 BB05 CC40 DC05 DD02 DD15 HH03 HH12

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】給水時、所定の水圧以上で逃がし流路
へ水を逃がすことで下流側の圧力を減圧する為の安全弁
を有する衛生洗浄装置において、前記逃がし流路を局部
洗浄用ノズル外周に導いたことを特徴とする衛生洗浄装
置。
【請求項２】前記安全弁は、通常家庭で使用される
程度の給水圧によって前記逃がし流路から水が流出する
ことを特徴とする請求項１記載の衛生洗浄装置。
【請求項３】前記安全弁を、熱交換器の上流に配置
したことを特徴とする請求項１乃至請求項２記載の衛生
洗浄装置。
【請求項４】流量を一定に保つ定流量弁を、前記安
全弁の上流に配置したことを特徴とする請求項３記載の
衛生洗浄装置。
【請求項５】前記安全弁の上流に水路の開閉を行う
電磁弁を配置したことを特徴とする請求項４記載の衛生
洗浄装置。
【請求項６】前記安全弁の下流に水路の開閉を行う
開閉手段を配置したことを特徴とする請求項１乃至請求
項５記載の衛生洗浄装置。
【請求項７】前記開閉手段として、おしり、ビデな
どの洗浄目的に合わせた前記局部洗浄用ノズルへの流路
の切替と止水が可能な流路切替弁を配置したことを特徴
とする請求項６記載の衛生洗浄装置。
【請求項８】前記安全弁はパイロット操作型である
ことを特徴とする請求項１乃至請求項７記載の衛生洗浄
装置。