JP2002285436A - 片側式リング精紡機のクリール構造 - Google Patents

片側式リング精紡機のクリール構造

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JP2002285436A
JP2002285436A JP2001091974A JP2001091974A JP2002285436A JP 2002285436 A JP2002285436 A JP 2002285436A JP 2001091974 A JP2001091974 A JP 2001091974A JP 2001091974 A JP2001091974 A JP 2001091974A JP 2002285436 A JP2002285436 A JP 2002285436A
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sliver
machine
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support shaft
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Tetsuya Oketani
哲也 桶谷
Takashi Ogiso
隆 小木曽
Yutaka Tanaka
豊 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライバ切れ、ケンス交換の際に、スライバ
をドラフト部へ容易に取り回しできる片側式リング精紡
機のクリール構造。 【解決手段】 スライバ2列を収容できるケンス14
を、機台背面に前後2列に配置し、それらのケンス14
から引き出したスライバSを、スライバ案内手段30に
かけるとき、作業者から遠い側となる前側ガイド30A
を、通常位置より後方で高さの低いスライバ掛け位置X
2に移動させてその状態でスライバ掛けした後に、通常
位置に戻すので、小柄な作業者によっても、ケンス14
から引き出したスライバSを、容易に前側ガイド30A
に掛けまわすことができ、作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機台の前面側
に、ドラフト部とこれに対応した巻き取り部(スピンド
ル、トラベラ等を含む)から成る多数の精紡ポジション
を機台長手に多数並設し、機台の背面側に、多数の精紡
ポジションへスライバを供給するためのスライバケンス
を配置して、ケンスから供給されるスライバをハイドラ
フトして精紡糸を紡出する、いわゆる片側式リング精紡
機に関する。
【0002】
【従来の技術】このような片側式リング精紡機として、
精紡機台裏のケンス扱いを容易にする目的で、本願出願
人がすでに出願済みの特願平12−85934号のもの
がある。これによれば、機台前面側にドラフト部とこれ
に対応する巻き取り部とを含む多数の精紡ポジションが
配置され、機台背面側には、前記各精紡ポジションのド
ラフト部へスライバを供給するための複数のスライバ列
を収容する高さの低い、軽量な多数のケンスを前後2列
に配置し、それらのケンスからのスライバを、ケンス列
の上方に設けられ、ドラフト部より高い位置にあって、
機台に近い側にある前側ガイドとその前側ガイドより低
い位置にあって機台後方に位置する後側ガイドを備えて
いるスライバ案内手段を介して前記ドラフト部へ供給し
て精紡糸を紡出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構成では、ケンス
高さを大変低く、小型化して重量も軽いものにしている
ために、ケンス交換時の作業が容易であるという利点が
あるが、ケンス交換時にはスライバを前後2列の満ケン
スから引き出して、後列ケンス列の後ろ側からスライバ
案内手段の前後のガイドに手作業で掛け、精紡機のドラ
フト部上方へ垂れ下がらせた後、それらのスライバを、
機台の前側で先のスライバとスライバ継ぎする、といっ
た、スライバ掛け、スライバ継ぎ作業が必要である。作
業者には体格に差があり、小柄な作業者であると、前側
ガイドが後列ケンス背面側から前方に離れているため
に、その前側ガイドへのスライバ掛け作業時には、前方
に思い切り腕を伸ばさないと届かないなど、無理な体勢
が要求され、好ましいものでないことが判明した。この
発明の課題は、このような片側式リング精紡機におい
て、クリール部に配置されたケンスから引き出したスラ
イバを容易にスライバ案内手段の前側ガイドに掛けまわ
すことのできるクリール構造を提供することにある。ま
た、本願では、その掛け回しを容易とするクリール構造
において、前側ガイドの移動を一個所で行い得る前記ク
リール構造を提供することにある。更に、本願の別の課
題は、構成を簡易にした前記クリール構造を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、本
願の片側式リング精紡機のクリール構造は、機台前面側
にドラフト部とこれに対応する巻き取り部とを含む多数
の精紡ポジションが配置され、機台背面側には、前記各
精紡ポジションのドラフト部へスライバを供給するため
の複数のスライバ列を収容する多数のケンスを機台背面
側に前後2列に配置し、それらのケンスからのスライバ
を、ケンス列の上方に設けられ、ドラフト部より高い位
置にあって、機台に近い側にある前側ガイドとその前側
ガイドより機台後方に位置する後側ガイドを備えている
スライバ案内手段を介して前記ドラフト部へ供給して精
紡糸を紡出する片側式リング精紡機において、前記前側
ガイドを、ドラフト部より高い位置にある通常位置と斜
め下後方のスライバ掛け位置との間で移動可能に設けた
ことを特徴とする。この構成では、機台背面側に並べた
ケンス列の後ろ側から、ケンスから引き出したスライバ
を、スライバ案内手段にかけるとき、特に、作業者から
遠い側となる、前側ガイドを通常位置より後方で高さの
低いスライバ掛け位置に移動させてその状態でスライバ
掛けした後に、通常位置に戻すので、小柄な作業者によ
っても、ケンスから引き出したスライバを、容易に前側
ガイドに掛けまわすことができる。
【0005】前側ガイドを機台の長手の一個所に設けた
操作部により、前記通常位置とスライバ掛け位置との間
で揺動するようにしてあると、一個所の操作で前側ガイ
ドを揺動させることができ、作業が簡素化される。
【0006】揺動構造は、具体的には、後側支持シャフ
トに機台長手方向に所定のピッチでセパレート部材を備
えて後側ガイドとし、その後側支持シャフトを機台背面
から後方に離れた位置に回動可能に支持し、その後側支
持シャフトに機台前方に向く支持バーを機台長手に複数
固着し、各支持バー先端間に、機台長手に伸びる前側支
持シャフトを横架してその前側支持シャフトに機台長手
に所定ピッチでセパレート部材を取り付け、前記後側支
持シャフトには操作レバーを一体に取り付けて、操作レ
バーの揺動で、前側ガイドを通常位置とスライバ掛け位
置との間で揺動させるように構成すると共に、通常位置
とスライバ掛け位置とに保持するストッパを設けて構成
されている。これによれば、後側支持シャフト自体を前
側ガイドの揺動中心軸として兼用しているため、前側ガ
イドの揺動軸を別途設けるものと比較して、構成が簡易
にできる。
【0007】この場合、前側ガイドを、通常位置に向け
て付勢する付勢手段を備えているとなお、好ましい。す
なわち、この構成では、スライバ掛け位置でスライバ掛
け作業を行った後、スライバ掛け位置に保持しているス
トッパとの係合を外して元の通常位置に戻すときに、そ
の付勢手段の付勢力で、作業者が前側ガイドを引き上げ
るために要する力が小さくでき、作業者の負担が小さく
なる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に片側式リング精紡機を示
す。機台Tの長手方向に所定間隔で図示しないフレーム
(スプリングピース)が配置され、各フレームは、その
上端部が機台長手方向のローラビーム2で互いに結合さ
れている。フレームの前面側には、機台長手方向のスピ
ンドルレール3が一体に連結されている。ローラビーム
2上に取付けたローラスタンド4を介して、複数のドラ
フトローラから成るドラフト部5が設けてある。このド
ラフト部5は、3線式のドラフト構造を採用し、粗糸か
ら精紡糸を紡出するリング精紡機のそれに比べて、はる
かに大きなドラフト比で繊維束をドラフトするようにな
っており、最大で300倍程度牽伸するものである。こ
のようなドラフト部5としては、トップバックローラを
エプロンローラとし、ボトムバックローラを筋ローラと
し、セカンドローラをエプロンローラとし、ボトムバッ
クローラとセカンドローラとの間に、トップバックロー
ラのエプロンが摺接するガイドプレートを設けたものが
知られている(特開平8−144134号)。
【0009】スピンドルレール3には、スピンドル6が
長手方向に所定ピッチ(ここでは75mmとする)で並
設され、各スピンドル6に対応して、リング巻き取り構
造に周知の部材、即ち昇降するリングレール、リングレ
ール上のトラベラリング、トラベラリングに周回案内さ
れるトラベラ、昇降する周知のラペットなどが設けられ
て、機台長手方向に、精紡糸を巻き取るための多数の巻
き取り部7が構成されている。巻き取り部7と、巻き取
り部7に対応するドラフト部5とを含んで精紡ポジショ
ン8が構成され、その精紡ポジション8が機台前面に多
数並設されている。
【0010】機台Tの背面1a(図3)の下端には、機
台後方へ向けて、後述のケンスを前後2列に載置するケ
ンス載置棚10が、機台長手に沿って配置されている。
ケンス載置棚10は、支持脚11により精紡機設置床面
12から浮き上がった状態に支持されている。ケンス載
置棚10の上には、ケンス14が機台長手方向に隣接配
置され、前後2列のケンス列15,16を構成してい
る。
【0011】ケンス14は、図4に示すように前後壁部
に窪み14aを形成した筒状の胴体部分17の内側にス
ライバ載置用の受皿18を昇降するように備えており、
窪み14aをつなぐ仕切り線で区画される両側に形成さ
れるスライバ収容領域P1、P2に、夫々コイリングス
ライバSをスライバ列A、Bとして列状に収容するよう
になっている。なお、ケンスは複数のコイリングスライ
バを列状に、かつ機台長手方向に複数列収容するものな
らよい。
【0012】次に、ケンス列15の上方に設けられるス
ライバ案内手段30について図3〜5を参照して説明す
る。ローラビーム2上面からは、機台長手に沿って所定
間隔で、上方にクリールピラー31が立設してある。各
クリールピラー31には、ドラフト部5より少しばかり
上方位置に、機台の後方に向けて張り出す支持枠31E
が夫々固着されている。それらの支持枠31Eの先端部
には、クリール全長にわたる後側支持シャフト33bが
回動自在に支承されている。後側支持シャフト33bに
は、機台長手に沿って、スピンドルピッチの2倍の間隔
でセパレート部材(リング部材)34bが固着されて後
側ガイド30Bを構成している。また、後側支持シャフ
ト33bには、前記各支持枠31Eに近接した位置に、
前下がりの支持バー32Eの後端がそれぞれ固着されて
いる。それらの支持バー32Eの先端部には、クリール
全長に亘る前側支持シャフト33aが固着されている。
前側支持シャフト33aには、クリール長手に沿って、
スピンドルピッチで多数のセパレート部材(リング部
材)34aが固着されて前側ガイド30Aを構成してい
る。セパレート部材34a,34bは、シャフト33
a,33bに案内される隣り合うスライバSを区画する
ものである。各支持枠31E後端には夫々支持杆31F
が立設され、その支持杆31Fと対応する支持バー32
Eの先端部との間には、引っ張りばね又はガスピストン
などの付勢部材86が連結され、常時、支持バー32E
(つまり、前側ガイド30A)を上向きに引き上げてい
る。
【0013】後側支持シャフト33bの一端、すなわ
ち、クリールにおいて最も機台の端に位置している支持
枠31Eの外側端には、操作レバー取り付け座35が一
体に設けてある。取り付け座35の、側方に向いた溝部
36には、操作部として例示する操作レバー87の基部
87aが前記支持枠31Eに近接、離反するように軸8
7bにより揺動するように取り付けてある。操作レバー
87の基部87aと前記取り付け座35との間には、操
作レバー87を、常時、支持枠31Eに近くなる保持位
置(図4の実線位置)となるように付勢するばねなどの
付勢部材90が介在されている。支持枠31Eの操作レ
バー87側の側面には、上下にピン状のストッパ88,
88a、89が取り付けられている。図4では、ストッ
パ89のみを示しているが、他のストッパ88,88a
もストッパ89と同じ構成である。上側のストッパ8
8、88aは、操作レバー87と後側支持シャフト33
bの軸線周りにおいて一体の取り付け座35の上側面と
係脱するものであり、下側のストッパ89は、操作レバ
ー87の上側面と下側面とに係脱可能なものであり、操
作レバー87を図5に実線で示す位置で図4の保持位置
にした時には、操作レバー87は上側のストッパ88に
より上方への回動を阻止され、下側ストッパ89により
下方への回動を阻止され、こうして前側ガイド30Aを
ドラフト部5より上方で、紡出中にスライバSをガイド
する通常位置X1(図3)に保持する。また、操作レバ
ー87を図5に示す二点鎖線の位置で保持位置とした時
には、操作レバー87は上側のストッパ88aによりそ
れ以上の下向き回動を阻止され、下側ストッパ89によ
り上方への回動を阻止され、こうして前側ガイド30A
をスライバ掛け位置X2(図6)に保持する機能を果た
す。こうして前側ガイド30Aを通常位置X1、スライ
バ掛け位置X2としたとき、操作レバー87は、付勢部
材90により保持位置に保持されるので、作業者が操作
しない限り、振動その他の原因で、操作レバー87が自
然に図4の二点鎖線位置に引き出されることはない。
【0014】紡出が進み、すべてのケンス14が略同時
に空ケンスとなる少し前のタイミングで機台Tを停止
し、ドラフト部5に供給されていたスライバSをすべて
ドラフト部5のバックローラより少し上流側で切断す
る。次いで、作業者Hが前後列のすべてのケンス14を
ケンス載置棚10上から除去し、満ケンス14をケンス
載置棚10に載せる。このとき、操作レバー87が上側
ストッパ88と下側ストッパ89との間に挟まれた状態
であって前側ガイド30Aは通常位置X1にあるため、
作業者は操作レバー87を握り、図4の二点鎖線位置ま
で手前に引いて下側のストッパ89による下方への揺動
規制を外してストッパ89を乗り越えできるようにし、
その状態で付勢部材86の付勢力に抗して下方に揺動さ
せ、もう一つの上側のストッパ88aに取り付け座35
の上側面が係合(当接)したところで、操作レバー87
を保持位置にもどす。これにより操作レバー87は下側
のストッパ89に下側から係合し、前側ガイド30A
が、ドラフト部5より上方となる通常位置X1に対し
て、それより機台斜め下後方でドラフト部5とほぼ同じ
高さとなるスライバ掛け位置X2に、上方へも下方へも
移動規制されて保持される(図6)。次いで作業者は、
後列ケンス列16の後側で、前後列の各ケンス14から
スライバSを引き出し、後側ガイド30Bを介して、あ
るいは、直接、前側ガイド30AにスライバSを掛ける
が、前側ガイド30Aが通常位置X1に対して低い位置
にあること、および、機台Tから後方に(すなわち、作
業者に近い位置に)あることから、小柄な作業者であっ
ても、前側ガイド30Aへのスライバ掛け作業が極めて
容易となる。
【0015】こうして、すべてのスライバSをスライバ
案内手段30に掛け終えると、操作レバー87を手前に
引き出して下側ストッパ89との係合を外し、上方へ揺
動させると、付勢部材86の付勢力で取り付け座35が
上側ストッパ88に当接、係合し、その位置で操作レバ
ー87を図4の保持位置に戻すと、操作レバー87は、
上側ストッパ88と下側ストッパ89とに挟まれた状態
となるので、前側ガイド30Aは通常位置X1に保持さ
れる。このとき、付勢部材86により、上向きの引き上
げ力が作用しているので、作業者が操作レバー87を上
方へ揺動させるために加える力を小さくでき、作業が行
いやすい。こうして、スライバSを掛けた前側ガイド3
0Aが通常位置X1に戻されると、スライバSがドラフ
ト部5の上方に垂れ下がっているので、その後、作業者
Hは機台の前側に回って、ドラフト部5上方に取り回さ
れて垂れ下がっている多数のスライバSを、ドラフト部
5の手前で切断されて残っている先のスライバと手作業
で撚り合わせ、その後、機台を再起動する。なお、実施
形態では、前側ガイド30Aを通常位置X1とスライバ
掛け位置X2との間で揺動するように構成したが、別の
移動構造、例えば、スライド式などであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本願発明のクリールにおい
ては、精紡機の背面に配置されたケンスから引き出した
スライバを、スライバ案内手段にかけるとき、特に、作
業者から遠い側となる前側ガイドを、通常位置より後方
で高さの低いスライバ掛け位置に移動させてその状態で
スライバ掛けした後に、通常位置に戻すので、小柄な作
業者によっても、ケンスから引き出したスライバを、容
易に前側ガイドに掛けまわすことができ、作業性が向上
する。また、機台の長手の一個所に設けた操作部によ
り、前記通常位置とスライバ掛け位置との間で揺動する
ようにしたので、作業者は、一個所で機台の長手に亘る
前側ガイドを揺動させることができ、作業が簡素化され
る。また、後側支持シャフト自体を前側ガイドの揺動中
心軸として兼用しているため、前側ガイドの揺動軸を別
途設けるものと比較して、構成が簡易にできる。さらに
前側ガイドを、通常位置に向けて付勢する付勢手段を備
えたので、スライバ掛け位置でスライバ掛け作業を行っ
た後、スライバ掛け位置に保持しているストッパとの係
合を外して元の通常位置に戻すときに、その付勢手段の
付勢力で、作業者が前側ガイドを引き上げるために要す
る力が小さくでき、作業者の負担が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】片側式リング精紡機の斜視図である。
【図2】ケンス斜視図である。
【図3】片側式リング精紡機の側面図であり、前側ガイ
ドが通常位置にある状態を示す。
【図4】図3の平面図であり、特に、操作部の拡大図で
ある。
【図5】図4の側面図である。
【図6】片側式リング精紡機の側面図であり、前側ガイ
ドがスライバ掛け位置にある状態を示す。
【符号の説明】
5 ドラフト部 7 巻き取り部 8 精紡ポジション 10 ケンス載置棚 14 ケンス 15 前側ケンス列 16 後側ケンス列 30 スライバ案内手段 30A 前側ガイド 30B 後側ガイド 33a 前側支持シャフト 33b 後側支持シャフト 34a・34b セパレート部材 86 付勢手段 87 操作レバー 88・88a・89 ストッパ A,B スライバ列 S スライバ T 機台 X1 通常位置 X2 スライバ掛け位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台前面側にドラフト部とこれに対応す
    る巻き取り部とを含む多数の精紡ポジションが配置さ
    れ、機台背面側には、前記各精紡ポジションのドラフト
    部へスライバを供給するための複数のスライバ列を収容
    する多数のケンスを機台背面側に前後2列に配置し、そ
    れらのケンスからのスライバを、ケンス列の上方に設け
    られ、ドラフト部より高い位置にあって、機台に近い側
    にある前側ガイドとその前側ガイドより機台後方に位置
    する後側ガイドを備えているスライバ案内手段を介して
    前記ドラフト部へ供給して精紡糸を紡出する片側式リン
    グ精紡機において、前記前側ガイドを、ドラフト部より
    高い位置にある通常位置と斜め下後方のスライバ掛け位
    置との間で移動可能に設けたことを特徴とする片側式リ
    ング精紡機のクリール構造。
  2. 【請求項2】 前側ガイドを機台の長手の一個所に設け
    た操作部により、前記通常位置とスライバ掛け位置との
    間で揺動するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の片側式リング精紡機のクリール構造。
  3. 【請求項3】 後側支持シャフトに機台長手方向に所定
    のピッチでセパレート部材を備えて後側ガイドとし、そ
    の後側支持シャフトを機台背面から後方に離れた位置に
    回動可能に支持し、その後側支持シャフトに機台前方に
    向く支持バーを機台長手に複数固着し、各支持バー先端
    間に、機台長手に伸びる前側支持シャフトを横架してそ
    の前側支持シャフトに機台長手に所定ピッチでセパレー
    ト部材を取り付け、前記後側支持シャフトには操作レバ
    ーを一体に取り付けて、操作レバーの揺動で、前側ガイ
    ドを通常位置とスライバ掛け位置との間で揺動させるよ
    うに構成すると共に、通常位置とスライバ掛け位置とに
    保持するストッパを設けたことを特徴とする請求項2記
    載の片側式リング精紡機のクリール構造。
  4. 【請求項4】 前側ガイドを、通常位置に向けて付勢す
    る付勢手段を備えていることを特徴とする請求項3記載
    の片側式リング精紡機のクリール構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110791842A (zh) * 2019-11-07 2020-02-14 张升飞 一种纺织用并条优化装置

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