JP2002285376A - 電気めっき浴を準備する方法および関連した銅めっきプロセス - Google Patents
電気めっき浴を準備する方法および関連した銅めっきプロセスInfo
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Abstract
するための新規な方法を提供する 【解決手段】 基板上に銅含有層を電気めっきするため
の組成物の準備のための方法は、次のステップ(i)、
(ii)から成る。(i)少なくとも、銅Cuと、(I
I)イオンのソースと、pHを所定値に調整する添加物
と、Cu(II)イオンを錯化させるための化学式CO
OR1−COHR2R3を有する錯化剤とを含んでいる
水溶液を提供する。ここで、R1はカルボン酸塩基(C
OO)に共有結合した有機基であり、R2は水素または
有機基であり、R3は水素または有機基であり、前記溶
液は還元剤を含まない。(ii)前記溶液と直接接触し
ていないソースから、前記ソースと前記溶液との間の接
触を引き受ける輸送手段を通して、電子を提供する。
Description
準備するための新規な方法に関する。
れる電気めっき浴を使用して、基板上への銅堆積のため
のプロセスに関する。
動的なたは受動的なマイクロエレクトロニクス装置の電
気的接続のために使用される銅含有層または銅含有パタ
ーンの堆積である。
り良いエレクトロマイグレーション抵抗のためにアルミ
ニウムの代わりとしてULSIメタライゼーション構成
において導入されている。電気めっきされた銅は、UL
SIプロセスにおける二重の波形のバックエンド技術上
のメタライゼーション構成のために銅層を堆積させるた
めの選択の方法になっている。
一なめっきを得るために銅拡散バリア層の上に銅シード
層(copper seed layer)を有するこ
とである。十分な銅シード層を得るために異なる技術が
提案された。
めっき浴からの銅の直接のガルバニックめっきがある。
しかしながら、この技術は、つかみにくく、めっきされ
た銅フィルム(銅塵)の非常に悪い粘着力および貧しい
品質で、バリア層上の非均一な銅堆積を生じることが分
かった。
u スパッタリングまたはロングスロー(long−t
hrow) スパッタリングのようなPVD技術によっ
て伝統的に堆積された。しかしながら、これらの技術
は、銅(溝および/または通路(via))で満たされ
るべき機構(feature)の高いアスペクト比のた
めに、機構の側壁上に充分な銅被覆を得るために、約1
50ナノメートル(nm)以上の銅シード厚みをスパッ
タすることを要求する。実際に、次の電気めっきステッ
プが機構の全体にわたる現在のラインのための中断され
ない経路に決定的に依存するので、機構の側壁は、完全
に銅でおおわれていなければならない。中断された銅シ
ード層堆積による側壁欠陥がある場合には、大きい空所
は、完全な銅層めっきの後、観察される。また、狭い溝
のおよび/または機構を経た入口のPVD銅層の厚み1
50−200ナノメートルの典型的オーバーハングは、
電気めっきされた銅で十分に充填することより少なく充
填することをもたらすことができる。
D銅で満たすことを可能とするために、より薄くてより
共形の(more conformal)銅シード層を
バリア層上に堆積することが将来の技術の必要のために
必要がある。
の解決策は提案された。それは、PVDシード層堆積の
後、完全な銅めっきの前に電気めっきプロセスステップ
を用いるPVDシード層修復または修繕技術に基づいて
いる。しかしながら、元々被覆されていないバリア層
(例えばTaN)に対する粘着力が非常に貧しいと期待
されているのに対して、めっきの大部分は既に堆積され
たPVD銅シード層上で起こる。これは、完全な金属化
処理の後、信頼性の課題をもたらす可能性がある。
めの可能なオプションは、PVD技術と比較して、実質
的に改良されたステップ被覆をもたらすCu −CVD
である。しかしながら、この技術は、技術の高いコスト
およびこの技術によって堆積されたかなり粗い銅フィル
ムに起因するらしく、その分野に広くは受け入れられな
かった。
である。無電解金属めっきの原理は、適切な犠牲電子ド
ナーの存在下における金属イオンの溶液との接触におけ
る触媒活性または活性化表面における電子の生成に基づ
く。これらの電子は、活性化された表面上への金属の堆
積に導かれる金属イオンを減らすことができる。しかし
ながら、無電解めっき浴が、しばしば限られた安定性を
有し、めっき液の組成におけるわずかな変化のためにそ
れらを非常に感度を高くする限られたpH範囲におい
て、事実上使われることができるだけである。そのよう
な変化は、pHにおける小さい変化に結果としてなる
が、しばしば堆積率の大きい減少をもたらす。さらに、
大部分の無電解銅めっき液組成物は、対イオンとして主
にナトリウムを含んでいる塩に基づく。めっき液におけ
るこれらハイレベルのナトリウムイオンは、半導体装置
製造のキラーを生じさせる製造であるとして知られてい
るように、特にナトリウムが半導体装置のジャンクショ
ンに届くときに、厳しい信頼性の問題をもたらすことが
できる。
より共形の銅シード層を堆積する技術を満たすための要
求が依然として存在する。
ために電気めっき浴を準備するための新規な方法を提供
することをめざす。
ができる下地バリア層上に直接薄い銅シード層を堆積さ
せるために用いられることができる電気めっき浴を準備
するための新規な方法を提供することをめざす。
シード層をもたらす電気めっき浴を準備するための方法
を提供することをめざす。
能な新規な電気めっき浴を準備するための方法を提供す
ることである。
よって準備される電気めっき浴を使用して、銅含有層の
電解析出のためのプロセスを提供することである。
から成る、基板上の銅含有層を電気めっきするための組
成物の準備のための方法に関する: (i)少なくとも以下のものを含んでいる水溶液を提供
すること: − 銅Cu (II)イオンのソース、 − pHを所定値に調整する添加物、および − Cu (II)イオンを錯化させるための、次の化
学式を有する錯化剤: COOR1−COHR2R3 ここで、R1はカルボン酸塩基(COO)に共有結合し
た有機基であリ、R2は水素または有機基であり、そし
て、R3は水素または有機基であり、前記溶液は還元剤
を含まない、(ii)前記溶液と直接接触していないソ
ースから、前記ソースと前記溶液との間の接触を引き受
ける輸送手段を通して、電子を提供すること。
は前記溶液の外部に置かれ得る。
電流発生器または電池であり、輸送手段がワイヤに結び
つけられる電極を含んでいる。
0.32mA/cm2から3.82mA/cm2までの
間の電流密度を有する。
2が水素、R3が有機基、R1が炭化水素基(COO)
に共有結合された有機基である。
2が水素、R3が−CHOH−COOR1、R1が炭化
水素基(COO)に共有結合された有機基である。
けるように、R2が水素、R3が有機基であり、R1が
炭化水素基である。
けるように、R2が水素、R3が−CHOH−COOR
1であり、R1が炭化水素基である。
が、L−ジエチルタルトレート、L−ジイソプロピルタ
ルトレート、L−ジメチルタルトレート、L−ジブチル
タルトレート、L−ジエチルラクテート、D−ジエチル
タルトレート、D−ジイソプロピルタルトレート、D−
ジメチルタルトレート、D−ジブチルタルトレート、D
−ジエチルラクテート、または、それの混合物からなる
グループから選択される。
ンのソースがCuS04・5H20.である。
物が[ Me4N]OH(TMAH)である。
3.5の間であり、より好ましくは12と13.5の間
であり、より好ましくは12.3と13.3の間であ
る。
銅含有層を形成するためのプロセスに関し、このプロセ
スは、第1の電気めっき浴において前記基板上に銅含有
層を電気めっきするステップを少なくとも含み、前記電
気めっき浴が本発明にしたがい、ここの上に記載された
方法により準備された組成物であることを特徴とする。
び50°Cの間であり、好ましくは室温および45°C
の間である。
ように、前記基板上に一次層を形成するプレステップの
後に前記銅含有層が前記基板上に間接的に形成され得
る。
である。
そうでないことができる。
層、TiN層、Ta層、WNx層、TaN層、Co層お
よびCo合金層からなるグループから選択される。
(Copper seed layer)である。
ロセスは、第2電気めっき浴を使用して最後に形成され
た銅シード層上に他の銅含有層を形成するステップをさ
らに含む。
ために使用される第1電気めっき浴である。
に、第2電気めっき浴が第二銅硫酸ベースの電気めっき
浴である。
結局詳細に記載されている。しかしながら、当業者が、
本発明を実行するいくつかの他の等価の実施例またはそ
の他の方法を想像することができることは明らかであ
る。
含有層を電気めっきするための組成物の準備のための方
法は、次のステップから成る: (i)少なくとも以下のものを含んでいる水溶液を提供
すること: − 銅Cu (II)イオンのソース、 − pHを所定値に調整する添加物、および − Cu (II)イオンを錯化させるための、次の化
学式を有する錯化剤: COOR1−COHR2R3 ここで、R1はカルボン酸塩基(COO)に共有結合し
た有機基であリ、R2は水素または有機基であり、そし
て、R3は水素または有機基であり、前記溶液は還元剤
を含まない、(ii)前記溶液と直接接触していないソ
ースから、前記ソースと前記溶液との間の接触を引き受
ける輸送手段を通して、電子を提供すること。
を与える。
あり得る。
の接触がない限り、前記溶液の外部に配置されることが
でき、または前記溶液内に配置されることができる。
ンおよび化合物間の良好な錯化を保証するあらゆる有機
基であり得る。前記化合物は、化合物またはラセミ混合
物のD−形 またはL−形でありえる。
て、R2は水素であり、R3は有機基である。
いて、図2中bにて図示したように、R2は水素、R3
は−CHOH−COOR1である。
いて、前記R1は、炭化水素基である。
ート、ジイソプロピルタルトレート、ジメチルタルトレ
ート、ジブチルタルトレートおよびエチルラクテートか
らなるグループから選択される。それらの分子は、D−
形またはL−形であり得る。図2中cは、R1がCH2
CH3であるジエチルタルトレートの化学構造を与え
る。
は、11および13.5間の範囲であることができる。
例えば、pHは12.3および13.3の間の範囲であ
る。
50°Cまたは45°Cまたはそれ以下、あるいは、室
温から45°Cまでの範囲である。
基板上に形成するための本発明にしたがうプロセスは、
電気めっき浴を使用して、基板上へ銅含有層を電気めっ
きするステップを含み、前記電気めっき浴がここの上で
言及された発明にしたがう方法によって準備される組成
物であることを特徴としている。
浴は、ホルムアルデヒドのような、しかしこれに限定さ
れない、Cu2+をCuに還元することが可能な犠牲的
電子提供合成物を含まない。ホルムアルデヒド蒸気が疑
わしいカーシノジェニティ(carcinogenit
y)を原因とする潜在的な健康責任であるので、これは
主要な利点である。さらに、この電気めっき浴は、ナト
リウムまたはカリウムのようなアルカリ金属イオンを含
まない。
易に接合レベルに移動することができるので、それらの
イオンの存在は、例えば半導体装置の信頼性のために有
害であり得る。
実行されることができる。
成するために使われることができる。
ア層上への銅含有層の形成のために使われることができ
る。好ましくは、前記銅拡散バリア層は、伝導銅拡散バ
リア層である。
形成のために使われることができる。それから、得られ
た銅含有シード層が、開口部を伴わないブランケットウ
ェーハおよび0.1ミクロンまでの幅と4かそれ以上の
アスペクト比(開口部の深さ/幅比)とを有する開口部
を伴うウェーハの両者上への電気めっきされた銅の堆積
のためのシード層として使われることができる。前記開
口部は、溝、通路またはコンタクトホールであり得る。
特に、前記ウェーハは、単一または二重の波形の溝構造
を有するウェーハであり得る。前記銅含有層は、平坦な
基板上に形成されることができ、または例えば前記基板
の開口部内に形成されることができる。
は、共形の銅層の堆積に結果としてなる。
テップ(plating step)を含む。第1のス
テップにおいて、銅含有シード層は、概して、ここに限
定されないが、バリア層上に形成される。今まで、シー
ド層は、無電解めっき、PVDまたはCVDによって形
成される。第2のステップにおいて、銅含有層は、古典
的なめっき浴を使用する電気化学堆積によって更に堆積
される。
ものの一部、または汚れていないウェーハ、または例え
ばSiかGaAsかGeかSiGeのような半導材料の
薄片、または例えばガラス薄片のような絶縁材料、また
は伝導性材料であり得る。前記基板は、パターン絶縁層
から成ることができる。
ーハまたは薄片である場合、能動的なおよび/または受
動的な装置の少なくとも一部はすでに形成されることが
でき、および/または、少なくとも、これらの装置を相
互接続する構造の少なくとも一部は形成されることがで
きる。
Ta、WNx、TaN、Coまたはそれの任意の組合せ
である。そのようなバリア層のより格別の例は、TiN
である。
tion)は、バリア層上への堆積の間、実質的に制限
される。これは、そのようなバリア層上に少なくとも1
50ナノメートルまたは少なくとも300ナノメートル
の厚みを有する高品質のCu含有層が形成され得ること
を意味する。また、より厚い層、例えば、1μmまたは
2μmまでの範囲の厚みを有する層は形成されることが
できる。
銅めっきの前にバリア層表面の清掃を含む。
OxNy種を除去するために希釈されたHF溶液で達成
されることができる。他の清掃手順は、文献に記載され
ていた。
各々のプロセスステップには、好ましくは、例えばDI
水で十分なすすぎが続かなければならない。
質に依存して、事前清掃または活性化ステップの何れ
か、または両方のステップの後の追加の乾燥は、電気め
っきされた銅含有層品質を改善することができる。
で現在使用中の標準の商業的な硫酸第二銅ベースのめっ
き浴による次の電解銅充填のための要求を満たす。
在の設定は、この技術を機能させるために重要である。
し、それらの中にプロセスの簡単化がある。実際に、銅
含有シード層を形成するステップおよび第2の銅含有層
を形成するステップの双方は、既存の銅めっきツールに
インプリメントされ得る。
ば、これに限定されないが、TiNまたはTaN、低コ
ストの、バリア層に対する優れた粘着であり;(ii)
既存の銅めっきツールにインプリメントされ得る単純
化された処理;(iii)めっき浴の簡単な保守;(i
v)安価な処理;および(v)メッキ浴に環境的に受け
入れ可能な成分(有害な成分でない)。
にしたがうプロセスは、銅Cu (II)イオンのソー
ス、前記水溶液のpHを所定値に調整する添加物、およ
びCu (II)イオンを錯化するための化合物から成
る水溶液である電気めっき浴を使用する。前記化合物
は、図2中bに示されるように、以下の化学構造を有す
る少なくとも一つの部分を有する: COOR1−CHOH−CHOH COOR1 R1は、カルボン酸塩基(COO)に共有結合される有
機基である。
タルトレートは、次の化学構造を有する化合物として定
義される: COOR1−CHOH−CHOH COOR1 R1は、カルボン酸塩基(COO)に共有結合される有
機基である。
あり得る。
チルタルトレート、ジイソプロピルタルトレート、ジメ
チルタルトレート、またはジブチルタルトレートであ
る。図2中cは、R1がCH2CH3であるジエチルタ
ルトレートの化学構造を与える。
(II))水酸化物堆積を避けるために、有機タルトレ
ートはCu(II)イオンを錯化するために加えられ
る。特に、ジエチルタルトレートが使われる。有機タル
トレートは、イオン化タルトレート、すなわちタルトレ
ート2−イオンベース塩と比較してCu(II)イオン
を伴う異なる錯化動作によって特徴づけられる。おそら
く、この錯化は、主として、しかしこれに限定されるこ
となく、有機タルトレートの少なくとも1つの水酸基、
特に対応する陰イオンに基づく。
イオンのソースとして使われることができる、しかし、
技術において知られた他の銅ソースもまた使いやすい。
概してpH 11.0および13.5の間である。正し
いpH値は、例えばテトラ−N−メチルアンモニウム水
酸化物(Me4NOH)のような添加物の添加によって
調整される。他の例は、水酸化物または技術において知
られている他のもののようなアルカリ化合物である。好
ましくは、pH範囲は、12.3および13.5の間で
あり、最も好ましくは12.3および13.3の間であ
る。より高いpHレベルは可能であるが、実質的に銅フ
ィルム品質を改善するかまたは容量を満たすことのない
ベースの非常により多くの添加を必要とする。
0°C、45°Cまたはそれ以下まで、または室温から
45°Cまでの範囲である。温度は、特定の組成物に依
存し、たとえば、錯化剤(例えば有機タルトレート)の
濃度によって影響されることができる。
が、8インチウェーハのために0.01Aから4Aまで
の範囲、好ましくは0.1Aおよび1.2Aの間の範囲
であり、0.1Aのための0.32mA/cm2から
1.2Aのための3.82mA/cm2の電流密度に対
応する。
依存する。一般的に、堆積時間は、これに限定されない
が、1分および75分の間であり得る。
/TiまたはTaN拡散バリア層上に堆積される。
二酸化珪素(または、ポリマーベースの誘電体層、キセ
ロゲル、…のような技術において知られた他の任意の誘
電体層)のような誘電体層上に堆積される。
リア層上に実行される2、3の試験堆積のためを除い
て、イオン化金属プラスマ(IMP)によってスパッタ
堆積された。新規なプロセスの充填容量は、Si02に
おいてドライエッチングされてIMP−TiN/Tiま
たはTaNによってカバーされた単一の波形の溝試験構
造でパターン化された酸化物ウェーハ上で試験された。
グは、TiNバリア層のために適切である。0.5%
(2秒)から10%(10秒)の濃度範囲は、役立つと
判明した。
僅かに酸化されたTiN表面層を除去することが可能で
あることを示された。
ためのめっき浴は、3つの成分から成る:Cu(II)
イオンのソースとしての硫酸第二銅CuS04・5H2
0、高いpHで溶液中にCu(II)を保つための錯化
リガンドとしてのジエチルタルトレート(DET)、お
よび、よい品質のめっきのために必要なレベルにpHを
調整する[Me4N]OH(TMAH)。
めっきチャンバーのセットアップのいかなる修正もなし
に市販のめっきツール(セミツール(Semitoo
l)ECDチャンバー)上の標準の電気めっきチャンバ
ーにおいて成し遂げられた。標準のCu(P)陽極がウ
ェーハのための対向電極として使われた。バリア層に対
する電気的接触は、めっき(4.7mmの端除外)の
間、めっき液によるコンタクトのいかなる濡れをも避け
るために保護リングを伴うウェーハの周辺部周辺での一
連のコンタクトを伴ってなされた。
ューザプレートが、我々のめっき試験のために使われ
た。
めっきツールに限定されないことが理解されなければな
らない。この発明は、完全なウェーハ銅めっきのための
類似した容量を持つ任意の既存の、あるいは将来のめっ
きツールに適していなければならない。
の結果の一覧を示す。堆積時間は、10分である。
しかし、より高いpHレベルもまた可能であるが、実質
的に銅のフィルムの品質を改善するかまたは容量を満た
すことのないベースの非常により多くの添加を必要とす
る。
り返された。堆積時間は、全ての実験にとって10分で
ある。
い効果は、参照された実施例と比較して約5.6から
4.9ナノメートル/分まで堆積速度の減少を伴う銅の
堆積速度に見られる。しかしながら、堆積された銅層の
特定の固有抵抗は、より高いリガンド濃度で実質的に増
加する。粘着力は、類似した厚みの銅層のためのより低
いDET濃度浴のために僅かによいと判明した。
4g /L、DET 8.30ml/L)、めっきは、
少なくとも35°Cまでかそれより高い温度であっても
可能である。めっき温度が25から35°Cまで上昇さ
れるとき、銅めっき速度は2倍以上(毎分4.9ナノメ
ートルから毎分10.7ナノメートルまで)である。こ
れは、堆積速度に殆ど温度効果がないことが監察される
場合に、硫酸めっき浴からの標準のECD銅めっきと対
照的である。
有抵抗は、強くめっき温度に依存している。堆積温度の
増加と共に特定の固有抵抗の相当な増加が観察される。
剤、トリトン−X、(めっき浴の20リットル中に1m
L)は添加された。この界面活性剤レベルで、堆積速度
においても、同一のめっき状況下で堆積された銅層の特
定の固有抵抗においても、実際に何の効果も無い。銅フ
ィルムの構造はトリトン−Xの存在によって優れてい
る。(111)構造は、200インチウェーハのために
観察されることができる。
気めっきされた銅層のSEM画像を表す。
(b)は、本発明にしたがう方法の好ましい実施例にお
ける錯化剤として使用されるタルトレートの化学構造を
与え、(c)は、本発明の方法における特に好ましい錯
化剤として使用されるジエチルタルトレートの化学構造
を与える。
Claims (23)
- 【請求項1】 基板上に銅含有層を電気めっきするため
の組成物の準備のための方法であって、以下のステップ
から成る: (i)少なくとも以下のものを含んでいる水溶液を提供
すること: − 銅Cu (II)イオンのソース、 − pHを所定値に調整する添加物、および − Cu (II)イオンを錯化させるための、次の化
学式を有する錯化剤: COOR1−COHR2R3 ここで、R1はカルボン酸塩基(COO)に共有結合し
た有機基であリ、R2は水素または有機基であり、そし
て、R3は水素または有機基であり、前記溶液は還元剤
を含まない、(ii)前記溶液と直接接触していないソ
ースから、前記ソースと前記溶液との間の接触を引き受
ける輸送手段を通して、電子を提供すること。 - 【請求項2】 電子を供給しているソースが前記溶液ま
たは前記溶液の外部に置かれることを特徴とする請求項
1に記載の方法。 - 【請求項3】 電子を供給しているソースが電流発生器
または電池であることを特徴とする請求項2に記載の方
法。 - 【請求項4】 輸送手段がワイヤに結びつけられる電極
を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 電子を供給しているソースが0.32m
A/cm2から3.82mA/cm2までの間の電流密
度を有することを特徴とする請求項3または4に記載の
方法。 - 【請求項6】 R2が水素、R3が有機基であることを
特徴とする先行する請求項の何れかに記載の方法。 - 【請求項7】 R2が水素、R3が−CHOH−COO
R1であることを特徴とする先行する請求項の何れかに
記載の方法。. - 【請求項8】 R1が炭化水素基であることを特徴とす
る先行する請求項の何れかに記載の方法。 - 【請求項9】 前記錯化剤が、L−ジエチルタルトレー
ト、L−ジイソプロピルタルトレート、L−ジメチルタ
ルトレート、L−ジブチルタルトレート、L−ジエチル
ラクテート、D−ジエチルタルトレート、D−ジイソプ
ロピルタルトレート、D−ジメチルタルトレート、D−
ジブチルタルトレート、D−ジエチルラクテート、また
は、それの混合物からなるグループから選択されること
を特徴とする先行する請求項の何れかに記載の方法。 - 【請求項10】 溶液中の銅Cu(II)イオンのソー
スがCuS04・5H20.であることを特徴とする先
行する請求項の何れかに記載の方法。 - 【請求項11】 組成物のpHを調整する添加物が[
Me4N]OH(TMAH)であることを特徴とする先
行する請求項の何れかに記載の方法。 - 【請求項12】 前記組成物のpHが11と13.5の
間であり、好ましくは12と13.5の間であり、より
好ましくは12.3と13.3の間であることを特徴と
する先行する請求項の何れかに記載の方法。 - 【請求項13】 基板上に少なくとも1つの銅含有層を
形成するためのプロセスであって、第1の電気めっき浴
において前記基板上に銅含有層を電気めっきするステッ
プを少なくとも含み、前記電気めっき浴が先行する請求
項の何れかに記載の方法により準備された組成物である
ことを特徴とするプロセス。 - 【請求項14】 組成物の温度が10°Cおよび50°
Cの間であり、好ましくは室温および45°Cの間であ
ることを特徴とする請求項13に記載のプロセス。 - 【請求項15】 前記銅含有層が直接前記基板の上に形
成されることを特徴とする請求項13または14に記載
のプロセス。 - 【請求項16】 前記銅含有層が前記一次層上に形成さ
れるように、前記基板上に一次層を形成するプレステッ
プの後に前記銅含有層が前記基板上に間接的に形成され
ることを特徴とする請求項13または14の何れかに記
載のプロセス。 - 【請求項17】 前記一次層が銅拡散バリア層であるこ
とを特徴とする請求項16に記載のプロセス。 - 【請求項18】 前記銅の拡散バリア層が金属伝導性ま
たはそうでないことを特徴とする請求項17に記載のプ
ロセス。 - 【請求項19】 前記銅拡散バリア層がTi層、TiN
層、Ta層、WNx層、TaN層、Co層およびCo合
金層からなるグループから選択されることを特徴とする
請求項18に記載のプロセス。 - 【請求項20】 結果として生じる銅含有層が銅シード
層(Copperseed layer)であることを
特徴とする先行する請求項13から19の何れかに記載
のプロセス。 - 【請求項21】 第2電気めっき浴を使用して最後に形
成された銅シード層上に他の銅含有層を形成するステッ
プをさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のプ
ロセス。 - 【請求項22】 第2電気めっき浴が銅シード層を形成
するために使用される第1電気めっき浴であることを特
徴とする請求項21に記載のプロセス。 - 【請求項23】 第2電気めっき浴が第二銅硫酸ベース
の電気めっき浴であることを特徴とする請求項21に記
載のプロセス。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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EP00870299A EP1215305B1 (en) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | Method for preparing an electroplating bath and related copper plating process |
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