JP2002284609A - スルホンアミド誘導体含有農園芸用組成物 - Google Patents

スルホンアミド誘導体含有農園芸用組成物

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JP2002284609A
JP2002284609A JP2002006103A JP2002006103A JP2002284609A JP 2002284609 A JP2002284609 A JP 2002284609A JP 2002006103 A JP2002006103 A JP 2002006103A JP 2002006103 A JP2002006103 A JP 2002006103A JP 2002284609 A JP2002284609 A JP 2002284609A
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Japan
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alkyl
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halogen
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Seiji Nakayama
政治 中山
Muneki Yamada
宗樹 山田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】安全で、薬剤抵抗性微生物に対しても防除効果
を有するスルホンアミド誘導体を含有する農園芸用組成
物の提供および他の農薬活性成分の殺微生物、殺虫活性
の増強。 【解決手段】 式(I)で表される化合物またはその塩
と、他の農薬活性成分を組み合わせて施用するための農
園芸用組成物。 〔式中、Aは、アリール基または複素環基、Xは化
学結合または、メチレン基もしくはビニレン基、B
は、5員複素環基または縮合複素環基、Zは、炭化
水素基、アシル基、ホルミル基、アミノ基、−N=CR
(RおよびRは、水素原子または炭化水素
基)で表される基、環状アミノ基、−OR(Rは水
素原子、炭化水素基、アシル基、ホルミル基またはアル
キルスルホニル基)で表される基、または−S(O)
(nは0〜2の整数を、Rは水素原子または炭化
水素基)で表される基〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農園芸用殺微生物
剤として有用なスルホンアミド誘導体またはその塩と、
他の農薬活性成分とを組み合わせて施用するための農園
芸用組成物およびに関する。また、本発明は、該スルホ
ンアミド誘導体あるいは、他の農薬活性成分の殺微生
物、殺虫効果を増強させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から多数の殺微生物活性を有する化
合物が合成され、農園芸用殺微生物剤として使用される
ことにより農作物の安定供給に寄与している。しかし、
限られた範囲の化合物が多用されてきたため、薬剤抵抗
性の微生物が発生し、問題となっていることは周知であ
る。また、化学物質の安全性、環境に対する影響への要
求の高まりから、より安全な農園芸用殺微生物剤の開発
が望まれている。このため、新規な殺微生物活性を有す
る化合物の探索研究が行われてきている。スルホンアミ
ド誘導体についてもその生物または化学的性質が注目さ
れ、多数の化合物が今日まで合成されてきている。しか
しながら、そのほとんどは合成中間体、医薬品、化学反
応の解明のために合成した化合物、または試薬類であ
る。殺微生物剤に関係するスルホンアミド誘導体として
は、特開昭61−286366号公報、特開昭62−1
90104、特開昭63−239264号公報、特開昭
63−238006号公報、特開昭63−307851
号公報、特開平1−156952号公報、J. Med. Che
m. 1983, 26, 1741、DE19725447、US49
06650などが報告されている。しかしながら、人
畜、天敵、環境に対する影響が小さく安全で、薬剤抵抗
性微生物に対しても優れた防除効果を有するスルホンア
ミド誘導体は未だ開発されていない。このような事情に
鑑み、本出願人においては、優れた殺微生物活性を有す
る農園芸用殺微生物剤を見出すために、長年鋭意研究を
続けてきた結果、式(I
【0003】
【化25】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
置換されていてもよいビニレン基を、Bは置換されて
いてもよい複素環基または置換されていてもよいアリー
ル基を、Zは(1)置換されていてもよい炭化水素基、
(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、
(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR
(RおよびRはそれぞれ水素原子または置換され
ていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環
状アミノ基、(7)−OR(Rは水素原子、置換され
ていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル
基、ホルミル基または置換されていてもよいアルキルス
ルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)
(nは0〜2の整数を、Rは水素原子または置
換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を
示す〕で表される化合物(以下、化合物(I)と略称
する場合がある)またはその塩、なかでも後記する化合
物(I)〜(V)またはその塩が意外にも非常に強い殺微生物
作用を有し、しかも人畜、魚類、天敵に対する毒性が低
いことを見出し、既に、特許出願した(特開2001−
26506号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、人畜、天
敵、環境に対する影響が小さく安全で、薬剤抵抗性微生
物に対しても優れた防除効果を有するスルホンアミド誘
導体を含有する農園芸用組成物を提供すると共に、スル
ホンアミド誘導体の優れた殺微生物活性をさらに増強す
ることを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記のごとく、式
(I)で表される化合物またはその塩、とりわけ、後
記する化合物(I)〜(VI)またはその塩が意外にも非常
に強い殺微生物作用を有し、しかも人畜、魚類、天敵に
対する毒性が低いことが判明し、これらの知見に基づい
てさらに鋭意研究を重ねた結果、これらの化合物と他の
農薬活性成分とを組み合わせることにより、式(I
で表される化合物またはその塩の殺微生物作用が増強さ
れることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、〔1〕式(I)
【化26】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
置換されていてもよいビニレン基を、Bは置換されて
いてもよい5員複素環基(但し、イソキサゾリル基を除
く。)または置換されていてもよい縮合複素環基を、Z
は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換され
ていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されて
いてもよいアミノ基、(5)−N=CR(Rおよ
びRはそれぞれ水素原子または置換されていてもよい
炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、
(7)−OR(Rは水素原子、置換されていてもよい
炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル
基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を
示す)で表される基または(8)−S(O)(nは
0〜2の整数を、Rは水素原子または置換されていて
もよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表さ
れる化合物またはその塩と、他の農薬活性成分を組み合
わせて施用するための農園芸用組成物、〔2〕式(I)
で表される化合物またはその塩と、他の農薬活性成分と
を含有する上記〔I〕記載の農園芸用組成物、〔3〕式
(I)で表される化合物またはその塩を含有する組成物
と、他の農薬活性成分を含有する組成物を組み合わせる
ことを特徴とする上記〔1〕記載の農園芸用組成物、
〔4〕Bが、炭素原子以外の環構成原子が窒素原子お
よび硫黄原子から選ばれるヘテロ原子である置換されて
いてもよい5員複素環基、または置換されていてもよい
縮合複素環基である上記〔1〕〜〔3〕いずれか1項記
載の農園芸用組成物、〔5〕Aが、(1)(i)ハロゲン、
ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C 1−4アル
コキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルヒドラゾノおよびC1−4アルキルチオ
から選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されて
いてもよいC3−6シクロアルキル基、(iii)ハロゲ
ン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個
置換されていてもよいC2−4アルケニル基、(iv)ハロ
ゲンで1〜5個置換されていてもよいC3−6シクロア
ルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていても
よいC2−4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)
ハロゲンおよびC1−4アルコキシから選ばれる1〜5
個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ
基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個
置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニルオ
キシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
1−4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカ
プト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよ
いC1−4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個
置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニルチ
オ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
−4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキルスル
フィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていて
もよいC1−4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファ
モイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
ルスルファモイル基、
【0007】(xix)
【化27】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
(xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルカルバモイル基、(xxx)
【化28】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
i)
【化29】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
アノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基
からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
で置換されていてもよいC6−14アリール基または
(2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
で置換されていてもよい複素環基を、Xが、(1)化学
結合、(2)C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C
1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選
ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメ
チレン基または(3)C1−4アルキル、C1−4アルコ
キシ、C1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシア
ノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていて
もよいビニレン基を、Bが、(1)上記置換基群(T)
から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよ
い、炭素原子以外の環構成原子が窒素原子および硫黄原
子から選ばれるヘテロ原子である5員複素環基または
(2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
で置換されていてもよい、5〜6員複素環とベンゼン環
もしくは5〜6員複素環と5〜6員複素環とが形成する
縮合複素環基を、
【0008】Zが、(1)(i)(a)ハロゲン、(b)アミノ、
(c)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、(d)ヒ
ドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよ
いC −4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1−4
ルキルチオ、(h)C1−4アルキルスルフィニル、(i)C
1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4
ルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ
−もしくはジ−C1− アルキル−カルバモイルから選
ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1−6
アルキル基、(ii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−
もしくはジ−C 1−4アルキルアミノ、(d)ヒドロキ
シ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1−4アルキ
ルチオ、(h)C 1−4アルキルスルフィニル、(i)C
1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4
ルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ
−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルから選
ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2−6
アルケニル基、(iii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ
−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、(d)ヒドロキ
シ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1−4アルキ
ルチオ、(h)C1−4アルキルスルフィニル、(i)C
1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4
ルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ
−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルから選
ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2−6
アルキニル基、(iv)(a)ハロゲンで1〜5個置換されて
いてもよいC1−4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミ
ノ、(d)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、
(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていて
もよいC1−4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C
1−4アルキルチオ、(i)C1−4アルキルスルフィニ
ル、(j)C1−4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)
1−4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルお
よび(n)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバ
モイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていても
よいC3−6シクロアルキル基、(v)(a)ハロゲン、(b)
アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミ
ノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されて
いてもよいC1−4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C
1−4アルキルチオ、(h)C1−4アルキルスルフィニ
ル、(i)C1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)
1−4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルお
よび(m)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバ
モイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていても
よいC3−6アルカジエニル基および(vi)(a)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル、
(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで
1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ、
(g)メルカプト、(h)C1−4アルキルチオ、(i)C
1−4アルキルスルフィニル、(j)C1−4アルキルス
ルホニル、(k)シアノ、(l)C1−4アルコキシ−カルボ
ニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1
〜5個置換されていてもよいC6−14アリール基から
選ばれる炭化水素基、(2)ハロゲンで1〜5個置換され
ていてもよい、(i)C1−4アルキル−カルボニル、(i
i)C1−4アルコキシ−カルボニル、(iii)C1−4
ルキルチオ−カルボニル、(iv)C1−4アルコキシ−チ
オカルボニル、(v)C −4アルキルチオ−チオカルボ
ニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カル
バモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C1−4アル
キル−チオカルバモイルから選ばれるアシル基、(3)ホ
ルミル基、(4)(a)C1−4アルキル、(b)ハロゲンで1
〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボ
ニル、(c)C 1−4アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−
もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルおよび
(e)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−チオカルバ
モイルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されて
いてもよいアミノ基、(5)−N=CR(Rおよ
びRはそれぞれ水素原子またはC1−4アルキル基を
示す)で表される基、(6)3〜6員の環状アミノ基、(7)
−OR(Rは水素原子、ハロゲンで1〜5個置換さ
れていてもよいC1−4アルキル基、ハロゲンで1〜5
個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニル
基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基またはハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキルスル
ホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)
(nは0〜2の整数を、Rは(a)水素原子、(b)ハ
ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
ル基または(c)C1−4アルキルで1〜5個置換されて
いてもよいC6−14アリール基を示す)で表される基
を示す上記〔1〕〜〔3〕いずれか1項記載の農園芸用
組成物、
【0009】〔6〕AがC1−4アルキル基で1〜3
個置換されていてもよいC6−14アリール基を、X
が化学結合を、Bがハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C
1−4アルキルチオ、シアノ、ハロゲンおよびニトロか
ら選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、
チエニル基、ピラゾリル基、イソチアゾリル基、イミダ
ゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、ジオキサ
インダニル基またはイミダゾピリジル基を、ZがC
1−6アルキル基またはC1−4アルコキシ基を示す上
記〔1〕〜〔3〕いずれか1項記載の農園芸用組成物、
〔7〕式(II)
【化30】 〔式中、Aは(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、
ヒドロキシイミノ、C −4アルコキシイミノ、ヒドラ
ゾノ、モノ−もしくはジ−C1−4アルキルヒドラゾノ
およびC1−4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜
5個置換されていてもよいC1−4アルキル基、(ii)ハ
ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC 3−6シクロ
アルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから
選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC
2−4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換され
ていてもよいC3−6シクロアルケニル基、(v)ハロゲ
ンで1〜5個置換されていてもよいC2−4アルキニル
基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1−4
アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
いてもよいC1−4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキ
シ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで
1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−カ
ルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキルチオ
基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで
1〜5個置換されていてもよいC1− アルコキシ−カ
ルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC1−4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロ
ゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル
スルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ
−もしくはジ−C1−4アルキルスルファモイル基、(x
ix)
【化31】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
(xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルカルバモイル基、(xxx)
【化32】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
i)
【化33】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
アノ基および(xliv)スルホ基からなる置換基群(T')
から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい
アリール基または(2)置換されていてもよい複素環基
を、Xは(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチ
レン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、
は置換されていてもよいアリール基を、Zは(1)
モノ−もしくはジ−C1−6アルキルアミノ、ヒドロキ
シ、ハロゲン、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキ
シ−カルボニル、C1−6アルキルチオおよびシアノか
ら選ばれる置換基で置換されていてもよいアルキル基、
(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)
置換されていてもよいアルキニル基、(6)置換されてい
てもよいシクロアルキル基、(7)置換されていてもよい
アリール基、(8)置換されていてもよいアシル基、(9)ホ
ルミル基、(10)置換されていてもよいアミノ基、(11)−
N=CR(RおよびRはそれぞれ水素原子ま
たは置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表され
る基、(12)環状アミノ基、(13)−OR(Rは水素原
子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていて
もよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよ
いアルキルスルホニル基を示す)で表される基、または
(14)−S(O)(nは0〜2の整数を、Rは水
素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)
で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩
と、他の農薬活性成分を組み合わせて施用するための農
園芸用組成物、〔8〕式(II)で表される化合物また
はその塩と、他の農薬活性成分とを含有する上記〔7〕
記載の農園芸用組成物、
〔9〕式(II)で表される化
合物またはその塩を含有する組成物と、他の農薬活性成
分を含有する組成物を組み合わせることを特徴とする上
記〔7〕記載の農園芸用組成物、〔10〕Aが、(1)
(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミ
ノ、C1−4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−も
しくはジ−C1−4アルキルヒドラゾノおよびC1−4
アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されて
いてもよいC1−4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5
個置換されていてもよいC3−6シクロアルキル基、(i
ii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基
で1〜5個置換されていてもよいC2−4アルケニル
基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
3−6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置
換されていてもよいC2−4アルキニル基、(vi)ヒドロ
キシ基、(vii)ハロゲンおよびC1−4アルコキシから
選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
1−4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハ
ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
ル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換
されていてもよいC1−4アルコキシ−カルボニルオキ
シ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置
換されていてもよいC1− アルキルチオ基、(xiii)ハ
ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
ル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換
されていてもよいC 1−4アルコキシ−カルボニルチオ
基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜
5個置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニル
基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくは
ジ−C1−4アルキルスルファモイル基、
【0010】(xix)
【化34】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
(xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルカルバモイル基、(xxx)
【化35】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
i)
【化36】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
アノ基および(xliv)スルホ基からなる置換基群(T')
から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい
6−14アリール基または(2)(i)ハロゲン、ヒドロキ
シ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C 1−4アルコキシイ
ミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
ルヒドラゾノおよびC1−4アルキルチオから選ばれる
置換基で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
ル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
3−6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよ
びニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていて
もよいC2−4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個
置換されていてもよいC3−6シクロアルケニル基、
(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2−4
アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよ
びC1−4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で
置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、(viii)ホ
ルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)
ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アル
コキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xi
i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
ルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC1−4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)
ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC −4アル
コキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置
換されていてもよいC1−4アルキルスルフィニル基、
(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル
基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルスル
ファモイル基、
【0011】(xix)
【化37】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
(xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルカルバモイル基、(xxx)
【化38】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
i)
【化39】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
アノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基
からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
で置換されていてもよい複素環基を、Xが、(1)化学
結合、(2)C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C
1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選
ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメ
チレン基または(3)C1−4アルキル、C1−4アルコ
キシ、C1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシア
ノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていて
もよいビニレン基を、Bが、上記置換基群(T)から
選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
6−14アリール基を、
【0012】Zが、(1)モノ−もしくはジ−C1−4
アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1−4アル
コキシ、C1−4アルコキシ−カルボニル、C1−4
ルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で1〜5個
置換されていてもよいC1−6アルキル基、(2)ビニル
基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)(a)ハロゲ
ン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
ルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換
されていてもよいC1−4アルコキシ、(f)メルカプ
ト、(g)C1−4アルキルチオ、(h)C1−4アルキルス
ルフィニル、(i)C 1−4アルキルスルホニル、(j)シア
ノ、(k)C1−4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモ
イルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−
カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されて
いてもよいC2−6アルキニル基、(6)(a)ハロゲンで1
〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル、(b)ハ
ロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1−4
ルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個
置換されていてもよいC1−4アルコキシ、(g)メルカ
プト、(h)C1−4アルキルチオ、(i)C1−4アルキル
スルフィニル、(j)C −4アルキルスルホニル、(k)シ
アノ、(l)C1−4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバ
モイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル
−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換され
ていてもよいC3−6シクロアルキル基、(7)(a)ハロゲ
ンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル、
(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで
1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ、
(g)メルカプト、(h)C1−4アルキルチオ、(i)C
1−4アルキルスルフィニル、(j)C 1−4アルキルス
ルホニル、(k)シアノ、(l)C1−4アルコキシ−カルボ
ニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1
〜5個置換されていてもよいC6−14アリール基、
(8)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい、(i)C
1−4アルキル−カルボニル、(ii)C1−4アルコキシ
−カルボニル、(iii)C1−4アルキルチオ−カルボニ
ル、(iv)C1−4アルコキシ−チオカルボニル、(v)C
1−4アルキルチオ−チオカルボニル、(vi)モノ−もし
くはジ−C1−4アルキル−カルバモイルおよび(vii)
モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−チオカルバモイ
ルから選ばれるアシル基、(9)ホルミル基、(10)(a)C
1−4アルキル、(b)ハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC1−4アルキル−カルボニル、(c)C1−4
アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキル−カルバモイルおよび(e)モノ−もしく
はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイルから選ばれ
る置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ
基、(11)−N=CR(RおよびRはそれぞれ
水素原子またはC1−4アルキル基を示す)で表される
基、(12)3〜6員の環状アミノ基、(13)−OR(R
は水素原子、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
1−4アルキル基、ハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC1−4アルキル−カルボニル基、ハロゲンで
1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−カ
ルボニル基、ホルミル基またはハロゲンで1〜5個置換
されていてもよいC1−4アルキルスルホニル基を示
す)で表される基または(14)−S(O)(nは0
〜2の整数を、Rは(a)水素原子、(b)ハロゲンで1〜
5個置換されていてもよいC1−4アルキル基または
(c)C1− アルキルで1〜5個置換されていてもよい
6−14アリール基を示す)で表される基を示す上記
〔7〕〜
〔9〕記載いずれか1項記載の農園芸用組成
物、
【0013】〔11〕Aが、(1)(i)ハロゲンで1〜5
個置換されていてもよいC1−4アルキル基、(ii)ハロ
ゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキ
シ基、(iii)C1−4アルキル−カルボニルで1もしく
は2個置換されていてもよいアミノ基、(iv)C1−4
ルコキシ−カルボニル基、(v)ハロゲン原子、(vi)シア
ノ基および(vii)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよいC6−14アリール基または
(2)(i)C1−4アルキル基、(ii)C1−4アルコキシ−
カルボニル基、(iii)カルバモイル基、(iv)モノ−もし
くはジ−C1− アルキルカルバモイル基、(v)C
1−4アルキルスルホニル基、(vi)ハロゲン原子、(vi
i)カルボキシル基および(viii)シアノ基から選ばれる1
〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、
トリアゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、
ピラゾリル基、ピリジル基、キノリル基、ベンゾチアジ
アゾリル基、イミダゾチアゾリル基またはイミダゾピリ
ジル基を、Xが(1)化学結合、(2)C1−4アルキルで
1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または
(3)C1−4アルキルで1もしくは2個置換されていて
もよいビニレン基を、
【0014】Bが(1)ハロゲン、ヒドロキシ、イミ
ノ、ヒドロキシイミノ、C1−4アルコキシイミノ、ヒ
ドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1−4アルキルヒドラ
ゾノおよびC1−4アルキルチオから選ばれる置換基で
1〜5個置換されていてもよいC 1−4アルキル基、
(2)C2−4アルキニル基、(3)ヒドロキシ基、(4)ハロ
ゲンおよびC1−4アルコキシから選ばれる1〜5個の
置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、
(5)C1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(6)C
−4アルキルチオ基、(7)C1−4アルキルスルフィニ
ル基、(8)C1−4アルキルスルホニル基、(9)モノ−も
しくはジ−C1−4アルキルスルファモイル基、(10)ア
ミノ基、(11)ホルミル基、(12)C1−4アルコキシ−カ
ルボニル基、(13)カルバモイル基、(14)モノ−もしくは
ジ−C1−4アルキルカルバモイル基、(15)チオカルバ
モイル基、(16)ハロゲン原子、(17)カルボキシル基、(1
8)チオシアナト基、(19)シアノ基、(20)ニトロソ基およ
び(21)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC6−14アリール基を、Zが(1)モ
ノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、ヒドロキ
シ、ハロゲン、C1−4アルコキシ、C1−4アルコキ
シ−カルボニル、C1−4アルキルチオおよびシアノか
ら選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC
1−6アルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プ
ロパジエニル基、(5)ハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC2−6アルキニル基、(6)C3−6シクロア
ルキル基、(7)C6−14アリール基、(8)ハロゲンで1
〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボ
ニル、(9)C1−4アルキル、C1−4アルキル−カル
ボニルおよびC1−4アルコキシ−カルボニルから選ば
れる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミ
ノ基、(10)−N=CR(RおよびRはそれぞ
れC1−4アルキル基を示す)で表される基、(11)−O
(RはC 1−4アルキル基またはC1−4アルキ
ル−カルボニル基を示す)で表される基または(12)−S
(O)(nは0〜2の整数を、Rは(a)ハロゲ
ンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル基
または(b)C1−4アルキルで1〜5個置換されていて
もよいC6−14アリール基を示す)で表される基を示
す上記〔7〕〜
〔9〕いずれか1項記載の農園芸用組成
物、
【0015】〔12〕Aが、C1−4アルキル基、ハ
ロゲンおよびシアノから選ばれる置換基で1〜3個置換
されていてもよいフェニル基を、Xが化学結合を、B
が、(1)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC
1−4アルキル基、(2)C −4アルコキシ基、(3)C
1−4アルキルチオ基、(4)チオカルバモイル基、(5)ハ
ロゲン原子、(6)シアノ基および(7)ニトロ基から選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル基
を、Zが、(1)C1−4アルコキシで1〜3個置換さ
れていてもよいC1−6アルキル基、(2)C3−6シク
ロアルキル基、(3)アリル基または(4)C1−4アルコキ
シ基を示す上記〔7〕〜
〔9〕いずれか1項記載の農園
芸用組成物、〔13〕化合物またはその塩が4'−クロ
ロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホン
アニリド、2',4'−ジニトロ−N−エチル−p−トル
エンスルホンアニリド、2',4'−ジシアノ−N−エチ
ル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N
−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホン
アニリド、4'−フルオロ−N−イソプロピル−2'−ニ
トロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−シアノ−
N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホ
ンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−シ
アノ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニ
トロ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリ
ド、4'−ニトロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p
−トルエンスルホンアニリド、2'−シアノ−N−メト
キシ−4'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドも
しくは2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエ
ンスルホンアニリドまたはその塩である上記〔7〕〜
〔9〕いずれか1項記載の農園芸用組成物、
【0016】〔14〕式(III)
【化40】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
置換されていてもよいビニレン基を、Bは(i)ハロゲ
ン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1−4
アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルヒドラゾノおよびC1−4アルキルチオ
から選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されて
いてもよいC3−6シクロアルキル基、(iii)ハロゲ
ン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個
置換されていてもよいC2−4アルケニル基、(iv)ハロ
ゲンで1〜5個置換されていてもよいC3−6シクロア
ルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていても
よいC2−4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)
ハロゲンおよびC1−4アルコキシから選ばれる1〜5
個の置換基で置換されていてもよいC 1−4アルコキシ
基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個
置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニルオ
キシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
1−4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカ
プト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよ
いC1−4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個
置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニルチ
オ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
1−4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキルスル
フィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていて
もよいC −4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファ
モイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
ルスルファモイル基、(xix)
【化41】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
(xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルカルバモイル基、
【0017】(xxx)
【化42】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
i)
【化43】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
アノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基
からなる置換基群(T)から選ばれる置換基を有する6
員複素環基を、Zは(1)置換されていてもよい炭化水
素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル
基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR
(RおよびRはそれぞれ水素原子または置換
されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、
(6)環状アミノ基、(7)−OR(Rは水素原子、置換
されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいア
シル基、ホルミル基または置換されていてもよいスルホ
ニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)
(nは0〜2の整数を、Rは水素原子または置換さ
れていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示
す〕で表される化合物またはその塩と、他の農薬活性成
分を組み合わせて施用するための農園芸用組成物、
【0018】〔15〕式(III)で表される化合物ま
たはその塩と、他の農薬活性成分とを含有する上記〔1
4〕記載の農園芸用組成物、〔16〕式(III)で表
される化合物またはその塩を含有する組成物と、他の農
薬活性成分を含有する組成物を組み合わせることを特徴
とする上記〔14〕記載の農園芸用組成物、〔17〕A
が、(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキ
シイミノ、C1−4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モ
ノ−もしくはジ−C1−4アルキルヒドラゾノおよびC
1−4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換
されていてもよいC1−4アルキル基、(ii)ハロゲンで
1〜5個置換されていてもよいC3−6シクロアルキル
基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる
置換基で1〜5個置換されていてもよいC2−4アルケ
ニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
3−6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個
置換されていてもよいC2−4アルキニル基、(vi)ヒド
ロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1−4アルコキシか
ら選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
1−4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハ
ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
ル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換
されていてもよいC1−4アルコキシ−カルボニルオキ
シ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置
換されていてもよいC1− アルキルチオ基、(xiii)ハ
ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
ル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換
されていてもよいC 1−4アルコキシ−カルボニルチオ
基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜
5個置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニル
基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくは
ジ−C1−4アルキルスルファモイル基、(xix)
【化44】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
(xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルカルバモイル基、
【0019】(xxx)
【化45】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
i)
【化46】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
アノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基
からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
で置換されていてもよいC6−14アリール基または
(2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
で置換されていてもよい複素環基を、Xが、(1)化学
結合、(2)C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C
1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選
ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメ
チレン基または(3)C1−4アルキル、C1−4アルコ
キシ、C1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシア
ノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていて
もよいビニレン基を、Bが、上記置換基群(T)から
選ばれる1〜5個の置換基で置換された6員複素環基
を、
【0020】Zが、(1)(i)(a)ハロゲン、(b)アミノ、
(c)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、(d)ヒ
ドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよ
いC −4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1−4
ルキルチオ、(h)C1−4アルキルスルフィニル、(i)C
1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4
ルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ
−もしくはジ−C1− アルキル−カルバモイルから選
ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1−6
アルキル基、(ii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−
もしくはジ−C 1−4アルキルアミノ、(d)ヒドロキ
シ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1−4アルキ
ルチオ、(h)C 1−4アルキルスルフィニル、(i)C
1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4
ルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ
−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルから選
ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2−6
アルケニル基、(iii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ
−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、(d)ヒドロキ
シ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1−4アルキ
ルチオ、(h)C1−4アルキルスルフィニル、(i)C
1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4
ルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ
−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルから選
ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2−6
アルキニル基、(iv)(a)ハロゲンで1〜5個置換されて
いてもよいC1−4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミ
ノ、(d)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、
(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていて
もよいC1−4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C
1−4アルキルチオ、(i)C1−4アルキルスルフィニ
ル、(j)C1−4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)
1−4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルお
よび(n)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバ
モイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていても
よいC3−6シクロアルキル基、(v)(a)ハロゲン、(b)
アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミ
ノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されて
いてもよいC1−4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C
1−4アルキルチオ、(h)C1−4アルキルスルフィニ
ル、(i)C1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)
1−4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルお
よび(m)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバ
モイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていても
よいC3−6アルカジエニル基および(vi)(a)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル、
(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで
1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ、
(g)メルカプト、(h)C1−4アルキルチオ、(i)C
1−4アルキルスルフィニル、(j)C1−4アルキルス
ルホニル、(k)シアノ、(l)C1−4アルコキシ−カルボ
ニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C
1−4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1
〜5個置換されていてもよいC6−14アリール基から
選ばれる炭化水素基、(2)ハロゲンで1〜5個置換され
ていてもよい、(i)C1−4アルキル−カルボニル、(i
i)C1−4アルコキシ−カルボニル、(iii)C1−4
ルキルチオ−カルボニル、(iv)C1−4アルコキシ−チ
オカルボニル、(v)C −4アルキルチオ−チオカルボ
ニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カル
バモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C1−4アル
キル−チオカルバモイルから選ばれるアシル基、(3)ホ
ルミル基、(4)(a)C1−4アルキル、(b)ハロゲンで1
〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボ
ニル、(c)C 1−4アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−
もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルおよび
(e)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−チオカルバ
モイルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されて
いてもよいアミノ基、(5)−N=CR(Rおよ
びRはそれぞれ水素原子またはC1−4アルキル基を
示す)で表される基、(6)3〜6員の環状アミノ基、(7)
−OR(Rは水素原子、ハロゲンで1〜5個置換さ
れていてもよいC1−4アルキル基、ハロゲンで1〜5
個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニル
基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基またはハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキルスル
ホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)
(nは0〜2の整数を、Rは(a)水素原子、(b)ハ
ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
ル基または(c)C1−4アルキルで1〜5個置換されて
いてもよいC6−14アリール基を示す)で表される基
を示す上記〔14〕〜〔16〕いずれか1項記載の農園
芸用組成物、
【0021】〔18〕AがC1−4アルキルで1〜5
個置換されていてもよいフェニル基またはC1−4アル
キルで1もしくは2個置換されていてもよいイミダゾリ
ル基を、Xが化学結合を、Bがハロゲンで1〜5個
置換されていてもよいC1− アルキル、C1−4アル
コキシ、ハロゲン、ニトロおよびシアノから選ばれる1
〜5個の置換基で置換された、ピリジル基、ピリダジニ
ル基またはピリミジニル基を、ZがC1−6アルキル
基、C3−6シクロアルキル基またはC1−4アルコキ
シ基を示す上記〔14〕〜〔16〕いずれか1項記載の
農園芸用組成物、〔19〕式(IV)
【化47】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
置換されていてもよいビニレン基を、Bはピリダジニ
ル基またはピラジニル基を、Zは(1)置換されていて
もよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル
基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ
基、(5)−N=CR(RおよびRはそれぞれ
水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示
す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR(R
は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換
されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換され
ていてもよいスルホニル基を示す)で表される基または
(8)−S(O)(nは0〜2の整数を、Rは水
素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)
で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩
と、他の農薬活性成分を組み合わせて施用するための農
園芸用組成物、
【0022】〔20〕式(IV)で表される化合物また
はその塩と、他の農薬活性成分とを含有する上記〔1
9〕記載の農園芸用組成物、〔21〕式(IV)で表さ
れる化合物またはその塩を含有する組成物と、他の農薬
活性成分を含有する組成物を組み合わせることを特徴と
する上記〔19〕記載の農園芸用組成物、〔22〕式
(V)
【化48】 〔式中、Aは4−メチルフェニル基を、Xは化学結
合を、Bはピリジル基またはピリミジニル基を、Z
はC1−4アルキル基を示す〕で表されると、他の農薬
活性成分を組み合わせて施用するための農園芸用組成
物、
【0023】〔23〕式(V)で表される化合物または
その塩と、他の農薬活性成分とを含有する上記〔22〕
記載の農園芸用組成物、〔24〕式(V)で表される化
合物またはその塩を含有する組成物と、他の農薬活性成
分を含有する組成物を組み合わせることを特徴とする上
記〔22〕記載の農園芸用組成物、〔25〕(VI)
【化49】 〔式中、AはC1−4アルキル,ハロゲンおよびシア
ノから選ばれる置換基で置換されていてもよいフェニル
基を、Xは化学結合を、Bはハロゲン原子、ニトロ
およびシアノから選ばれる置換基で置換された2−ニト
ロフェニル基または2−シアノフェニル基を、Zはエ
チル基,イソプロピル基、シクロプロピル基、メトキシ
基、エトキシ基またはイソプロポキシ基を示す〕で表さ
れる化合物またはその塩と、他の農薬活性成分を組み合
わせて施用するための農園芸用組成物、〔26〕式(V
I)で表される化合物またはその塩と、他の農薬活性成
分とを含有する上記〔25〕記載の農園芸用組成物、
〔27〕式(VI)で表される化合物またはその塩を含
有する組成物と、他の農薬活性成分を含有する組成物を
組み合わせることを特徴とする上記〔25〕記載の農園
芸用組成物、〔28〕他の農薬活性成分が殺虫性成分で
ある上記〔1〕〜〔27〕いずれか1項記載の農園芸用
組成物、〔29〕他の農薬活性成分が殺菌性成分である
上記〔1〕〜〔27〕いずれか1項記載の農園芸用組成
物、〔30〕他の農薬活性成分が殺菌性成分および殺虫
性成分である上記〔1〕〜〔27〕いずれか1項記載の
農園芸用組成物、および〔31〕殺菌性成分が、エポキ
シコナゾール、フルシラゾール、ピコキシストロビン、
ピラクロストロビン、トリフロキシストロビンおよびイ
プロバリカルブから選ばれる1種以上である上記〔2
9〕または〔30〕記載の農園芸用組成物を提供するも
のである。
【0024】本発明の好ましい態様としては、〔32〕
4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエン
スルホンアニリドまたはその塩およびエポキシコナゾー
ルを含有する農園芸用殺微生物組成物、〔33〕4'−
クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスル
ホンアニリドまたはその塩およびフルシラゾールを含有
する農園芸用殺微生物組成物、〔34〕4'−クロロ−
N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニ
リドまたはその塩およびピコキシストロビンを含有する
農園芸用殺微生物組成物、〔35〕4'−クロロ−N−
エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド
またはその塩およびピラクロストロビンを含有する農園
芸用殺微生物組成物、〔37〕4'−クロロ−N−エチ
ル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドまた
はその塩およびトリフロキシストロビンを含有する農園
芸用殺微生物組成物、および〔38〕4'−クロロ−N
−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリ
ドまたはその塩およびイプロバリカルブを含有する農園
芸用殺微生物組成物が挙げられる。
【0025】また、本発明は、〔39〕式(I)〜式
(VI)で表される化合物またはその塩の少なくとも1
種と、他の農薬活性成分を組み合わせて用いることを特
徴とする式(I)〜式(VI)で表される化合物または
その塩の殺微生物効果を増強させる方法、および〔4
0〕式(I)〜式(VI)で表される化合物またはその
塩の少なくとも1種と、他の農薬活性成分を組み合わせ
て用いることを特徴とするその他の農薬活性成分の殺微
生物または殺虫効果を増強させる方法も提供する。
【0026】
【発明の実施の形態】スルホンアミド誘導体である化合
物(I)は、光学活性体、ジアステレオマーおよび/
または幾何異性体が存在する場合があるが、本発明はそ
れら各々の異性体およびそれらの異性体の混合物を包含
する。Aにおける「置換されていてもよいアリール
基」におけるアリール基としてはフェニル、ナフチル
(例、1−ナフチル、2−ナフチル)などのC6−14
アリール基が挙げられる。該アリール基の置換基として
は、(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシ
イミノ、C1−4アルコキシイミノ(例、メトキシイミ
ノ、エトキシイミノ)、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ
−C1−4アルキルヒドラゾノ(例、メチルヒドラゾ
ノ、エチルヒドラゾノ、ジメチルヒドラゾノ)およびC
1−4アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、n-
プロピルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、sec-
ブチルチオ、イソブチルチオ、tert-ブチルチオ)から
選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC
1−4アルキル基(例、メチル、エチル、n-プロピル、
イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチル、te
rt-ブチル)、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていて
もよいC3−6シクロアルキル基(例、シクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル)、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれ
る置換基で1〜5個置換されていてもよいC2−4アル
ケニル基(例、ビニル、アリル、プロペニル、イソプロ
ペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、
2−ブテニル、3−ブテニル)、(iv)ハロゲンで1〜5
個置換されていてもよいC3−6シクロアルケニル基
(例、シクロプロペニル、シクロブテニル、シクロペン
テニル、シクロヘキセニル)、(v)ハロゲンで1〜5個
置換されていてもよいC2−4アルキニル基(例、エチ
ニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニ
ル、2−ブチニル、3−ブチニル)、(vi)ヒドロキシ
基、(vii)ハロゲンおよびC1−4アルコキシ(例、メ
トキシ、エトキシ)から選ばれる1〜5個の置換基で置
換されていてもよいC1−4アルコキシ基(例、メトキ
シ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブト
キシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキ
シ)、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5
個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニル
オキシ基(例、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、
ブチリルオキシ、イソブチリルオキシ)、
【0027】(x)ハロゲンで1〜5個置換されていても
よいC1−4アルコキシ−カルボニルオキシ基(例、メ
トキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、
n-プロポキシカルボニルオキシ、イソプロポキシカルボ
ニルオキシ)、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1
〜5個置換されていてもよいC1−4アルキルチオ基
(例、メチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、イソ
プロピルチオ、n-ブチルチオ、イソブチルチオ、sec-ブ
チルチオ、tert-ブチルチオ)、(xiii)ハロゲンで1〜
5個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニ
ルチオ基(例、アセチルチオ、プロピオニルチオ、ブチ
リルチオ、イソブチリルチオ)、(xiv)ハロゲンで1〜
5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−カルボ
ニルチオ基(例、メトキシカルボニルチオ、エトキシカ
ルボニルチオ、n-プロポキシカルボニルチオ、イソプロ
ポキシカルボニルチオ)、(xv)ハロゲンで1〜5個置換
されていてもよいC1−4アルキルスルフィニル基
(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n-プ
ロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル)、(x
vi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
アルキルスルホニル基(例、メチルスルホニル、エチル
スルホニル、n-プロピルスルホニル、イソプロピルスル
ホニル)、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−も
しくはジ−C1−4アルキルスルファモイル基(例、メ
チルスルファモイル、エチルスルファモイル、n-プロピ
ルスルファモイル、ジメチルスルファモイル、エチルメ
チルスルファモイル、ジエチルスルファモイル)、(xi
x)
【化50】 〔環Cは3〜6員含窒素複素環基(例、アジリジノ、ア
ゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオ
モルホリノ)を示す〕で表される基、
【0028】(xx)C1−4アルキル(例、メチル、エチ
ル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチ
ル、sec-ブチル、tert-ブチル)、C2−4アルケニル
(例、ビニル、アリル、プロペニル、イソプロペニル、
2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテ
ニル、3−ブテニル)、C2−4アルキニル(例、エチ
ニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニ
ル、2−ブチニル、3−ブチニル)、ヒドロキシ、C
1−4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、n-プロポ
キシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、se
c-ブトキシ、tert-ブトキシ)、ホルミルオキシ、C
1−4アルキル−カルボニルオキシ(例、アセチルオキ
シ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチル
オキシ)、ホルミルおよびC1−4アルキル−カルボニ
ル(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチ
リル)から選ばれる置換基で1もしくは2個置換されて
いてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基
(例、アジリジノ、アゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジ
ノ、モルホリノ、チオモルホリノ)、(xxii)ホルミル
基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
1−4アルキル−カルボニル基(例、アセチル、プロ
ピオニル、ブチリル、イソブチリル)、(xxiv)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
カルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカル
ボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカル
ボニル)、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニル基
(例、(メチルチオ)カルボニル、(エチルチオ)カル
ボニル、(n-プロピルチオ)カルボニル、(イソプロピ
ルチオ)カルボニル、(n-ブチルチオ)カルボニル、
(イソブチルチオ)カルボニル、(sec-ブチルチオ)カ
ルボニル、(tert-ブチルチオ)カルボニル)、(xxvi)
1−4アルコキシ−チオカルボニル基(例、(メトキ
シ)チオカルボニル、(エトキシ)チオカルボニル、
(n-プロポキシ)チオカルボニル、(イソプロポキシ)
チオカルボニル)、(xxvii)C1−4アルキルチオ−チ
オカルボニル基(例、(メチルチオ)チオカルボニル、
(エチルチオ)チオカルボニル、(n-プロピルチオ)チ
オカルボニル、(イソプロピルチオ)チオカルボニル、
(n-ブチルチオ)チオカルボニル、(イソブチルチオ)
チオカルボニル、(sec-ブチルチオ)チオカルボニル、
(tert-ブチルチオ)チオカルボニル)、(xxviii)カル
バモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
ルカルバモイル基(例、メチルカルバモイル、エチルカ
ルバモイル、n-プロピルカルバモイル、ジメチルカルバ
モイル、エチルメチルカルバモイル、ジエチルカルバモ
イル)、
【0029】(xxx)
【化51】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基(例、アジリジノ、ア
ゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオ
モルホリノ)を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバ
モイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
ル−チオカルバモイル基(例、(メチル)チオカルバモ
イル、(エチル)チオカルバモイル、(n-プロピル)チ
オカルバモイル、(ジメチル)チオカルバモイル、(エ
チルメチル)チオカルバモイル、(ジエチル)チオカル
バモイル)、(xxxiii)
【化52】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基(例、アジリジノ、ア
ゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオ
モルホリノ)を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン
原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、(xxxv)カル
ボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチ
オシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ
基、
【0030】(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)
ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシア
ノ基(−NO=N−CN)および(xlv)スルホ基が挙げ
られる。以下、上記(i)〜(xlv)の置換基群を置換基群
(T)と略称する場合がある。また、上記(i)〜(xliii)
および(xlv)からなる置換基群を置換基群(T')と略称
する場合がある。(上記置換基において「ハロゲン」と
してはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。) 該アリール基における置換基の数は1〜5個(好ましく
は1〜3個)である。
【0031】Aにおける「置換されていてもよい複素
環基」における複素環基としては例えば、窒素原子,酸
素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4
個含む5〜6員複素環基、または、窒素原子,酸素原子
および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む
5〜6員複素環とベンゼン環、もしくは窒素原子,酸素
原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個
含む5〜6員複素環と窒素原子,酸素原子および硫黄原
子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む5〜6員複素
環とが形成する縮合複素環基を示す。
【0032】具体的には、ピロリル(例、1−,2−ま
たは3−ピロリル),ピラゾリル(例、1−,3−,4
−または5−ピラゾリル),イミダゾリル(例、1−,
2−,4−または5−イミダゾリル),トリアゾリル
(例、1,2,3−トリアゾール−1−,4−または5
−イル,1,2,4−トリアゾール−1−,3−,4−
または5−イル),テトラゾリル(例、テトラゾール−
1−,2−または5−イル),フリル(例、2−または
3−フリル),チエニル(例、2−または3−チエニ
ル),オキサゾリル(例、2−,4−または5−オキサ
ゾリル),イソキサゾリル(例、3−,4−または5−
イソキサゾリル),オキサジアゾリル(例、1,2,3
−オキサジアゾール−4−または5−イル,1,2,4
−オキサジアゾール−3−または5−イル,1,2,5
−オキサジアゾール−3−イル,1,3,4−オキサジ
アゾール−2−イル),チアゾリル(例、2−,4−ま
たは5−チアゾリル),イソチアゾリル(例、3−,4
−または5−イソチアゾリル),チアジアゾリル(例、
1,2,3−チアジアゾール−4−または5−イル,
1,2,4−チアジアゾール−3−または5−イル,
1,2,5−チアジアゾール−3−イル,1,3,4−
チアジアゾール−2−イル),ピロリジニル(例、1
−,2−または3−ピロリジニル),ピリジル(例、2
−,3−または4−ピリジル),ピリダジニル(例、3
−または4−ピリダジニル),ピリミジニル(例、2
−,4−または5−ピリミジニル),ピラジニル,ピペ
リジニル(例、1−,2−,3−または4−ピペリジニ
ル),ピペラジニル(例、1−または2−ピペラジニ
ル),インドリル(例、3H−インドール−2−,3
−,4−,5−,6−または7−イル),ピラニル
(例、2−,3−または4−ピラニル),チオピラニル
(例、2−,3−または4−チオピラニル),モルホリ
ニル(例、2−,3−または4−モルホリニル)、チオ
モルホリニル,キノリル(例、2−,3−,4−,5
−,6−,7−または8−キノリル),イソキノリル、
ピリド〔2,3−d〕ピリミジニル(例、ピリド〔2,
3−d〕ピリミジン−2−イル),1,5−,1,6
−,1,7−,1,8−,2,6−または2,7−ナフ
チリジニルなどのナフチリジニル(例、1,5−ナフチ
リジン−2−または3−イル),チエノ〔2,3−d〕
ピリジル(例、チエノ〔2,3−d〕ピリジン−3−イ
ル),ピラジノキノリル(例、ピラジノ〔2,3−d〕
キノリン−2−イル),クロメニル(例、2H−クロメ
ン−2−,3−,4−,5−または6−イル),クロマ
ニル(例、1−,2−,3−,4−,5−,6−,7−
または8−クロマニル),イソクロマニル(例、1−,
3−,4−,5−,6−,7−または8−イソクロマニ
ル),ベンゾフリル(例、2−,3−,4−,5−,6
−または7−ベンゾフリル),ベンゾチエニル(例、2
−,3−,4−,5−,6−または7−ベンゾチエニ
ル),ベンゾイミダゾリル(例、2−,4−,5−,6
−または7−ベンズイミダゾリル),インダゾリル
(例、1H−インダゾール−1−,3−,4−,5−,
6−または7−イル),ベンゾオキサゾリル(例、2
−,4−,5−,6−または7−ベンゾオキサゾリ
ル),ベンゾイソキサゾリル(例、3−,4−,5−,
6−または7−ベンゾイソキサゾリル),ベンゾチアゾ
リル(例、2−,4−,5−,6−または7−ベンゾチ
アゾリル),ベンゾチアジアゾリル(例、ベンゾ−1,
2,3−チアジアゾール−4−,5−,6−または7−
イル、ベンゾ−1,2,4−チアジアゾール−3−,4
−,5−,6−または7−イル、ベンゾ−1,2,5−
チアジアゾール−3−,4−,5−,6−または7−イ
ル、ベンゾ−1,3,4−チアジアゾール−2−,4
−,5−,6−または7−イル、),ベンゾイソチアゾ
リル(例、3−,4−,5−,6−または7−ベンゾイ
ソチアゾリル),ベンゾトリアゾリル(例、4−,5
−,6−,7−または8−ベンゾ−1,2,3−トリア
ゾリル、3−,5−,6−,7−または8−ベンゾ−
1,2,4−トリアゾリル),シンノリル(例、3−,
4−,5−,6−,7−または8−シンノリル),フタ
ラジニル(例、1−,5−または6−フタラジニル),
キナゾリニル(例、2−,4−,5−,6−,7−また
は8−キナゾリニル),キノキサリニル(例、2−,5
−または6−キノキサリニル),イミダゾピリジル
(例、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル、イ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルなどのイミダ
ゾ[1,2−a]ピリジル),イミダゾチアゾリル
(例、イミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イルな
どのイミダゾ[2,1−b]チアゾリル)、ジオキサイ
ンダニル(例、1,3−ジオキサインダン−2−,4
−,5−,6−または7−イルなどの1,3−ジオキサ
インダニル)などが挙げられる。
【0033】このような複素環基のなかでも特に、トリ
アゾリル、ピリジル、キノリル、チエニル、イソキサゾ
リル、ピラゾリル、イミダゾリル、ベンゾチアジアゾリ
ル、イミダゾピリジル、イミダゾチアゾリルなどが好ま
しい。
【0034】該複素環基の置換基としては、上記置換基
群(T)に含まれる置換基が好ましい。該置換基の数は
1〜5個(好ましくは1〜3個)である。Aの「置換
されていてもよいアリール基」におけるアリール基また
は「置換されていてもよい複素環基」における複素環基
への好ましい置換基としては(1)ハロゲンで1〜5個置
換されていてもよいC1−4アルキル、(2)C1−4
ルキル−カルボニルで1もしくは2個置換されていても
よいアミノ、(3)ニトロ、(4)ハロゲンで1〜5個置換さ
れていてもよいC1−4アルコキシ、(5)ハロゲン、(6)
1−4アルコキシ−カルボニル、(7)シアノ、(8)モノ
−もしくはジ−C1−4アルキルカルバモイル、(9)C
1−4アルキルスルホニル、(10)カルバモイルおよび(1
1)カルボキシルが挙げられる。Aとしては、C1−4
アルキル、ハロゲンおよびシアノから選ばれる1〜3個
の置換基で置換されていてもよいフェニル基が好まし
く、特にC1−4アルキルおよびハロゲンから選ばれる
1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェニル基が
好ましい。置換基はフェニル基の4−位に置換している
場合が特に好ましい。
【0035】Xにおけるメチレン基の置換基としては (1)C1−4アルキル(例、メチル、エチル、n-プロピ
ル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチ
ル、tert-ブチル)、(2)C1−4アルコキシ(例、メト
キシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブ
トキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキ
シ)、(3)C1−4アルキルチオ(例、メチルチオ、エ
チルチオ、n-プロピルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチ
ルチオ、イソブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-ブチ
ルチオ)、(4)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素)および(5)シアノが好ましい。該置換基の
数は1もしくは2個である。Xにおけるビニレン基の
置換基としては、上記Xのメチレン基における置換基
と同様のものが挙げられる。該置換基の数は1もしくは
2個である。Xとしては、化学結合(単結合もしくは
結合手)、C1−4アルキルで1もしくは2個置換され
ていてもよいメチレン基、C1−4アルキルで1もしく
は2個置換されていてもよいビニレン基が好ましい。特
に、化学結合が好ましい。
【0036】Bにおける「置換されていてもよい複素
環基」としてはAにおける「置換されていてもよい複
素環基」と同様のものが挙げられる。好ましい複素環基
はチエニル、ピラゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、
イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリダジ
ニル、ピリミジニル、イミダゾピリジル、ジオキサイン
ダニルである。該複素環基の置換基として好ましいもの
はニトロ、ハロゲン、シアノ、ハロゲンで1〜5個置換
されていてもよいC −4アルキル、C1−4アルコキ
シ、C1−4アルキルチオである。Bにおける「置換
されていてもよいアリール基」としてはAにおける
「置換されていてもよいアリール基」と同様のものが挙
げられる。アリール基としては特にフェニル基が好まし
い。該アリール基の置換基としては、(1)ハロゲン、(2)
ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C
1−4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくは
ジ−C1−4アルキルヒドラゾノおよびC1− アルキ
ルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていても
よいC1−4アルキル、(3)C2−4アルキニル、(4)ハ
ロゲンおよびC1−4アルコキシから選ばれる置換基で
1〜5個置換されていてもよいアルコキシ、(5)C
1−4アルキルチオ、(6)C1−4アルキルスルフィニ
ル、(7)C1−4アルキルスルホニル、(8)C1−4アル
キル−カルボニルオキシ、(9)C1−4アルコキシ−カ
ルボニル、(10)カルボキシル、(11)シアノ、(12)ニト
ロ、(13)ニトロソ、(14)ホルミル、(15)カルバモイル、
(16)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルカルバモイ
ル、(17)チオカルバモイル、(18)ヒドロキシ、(19)モノ
−もしくはジ−C1−4アルキルスルファモイル、(20)
チオシアナト、(21)アゾキシシアノ、(22)アミノが好ま
しい。
【0037】Zにおける「置換されていてもよい炭化
水素基」における「炭化水素基」としては、(i)C
1−6アルキル基(例、メチル、エチル、n-プロピル、
イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、te
rt-ブチル、n-ペンチル、sec-ペンチル、イソペンチ
ル、ネオペンチル、n-ヘキシル、イソヘキシル)、(ii)
2−6アルケニル基(例、ビニル、アリル、プロペニ
ル、イソプロペニル、1−ブテニル、2−ブテニルまた
は3−ブテニルなどの直鎖状C2−6アルケニル基;2
−メチル−1−プロペニル、2−メチル−2−プロペニ
ル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−1−ブ
テニル、3−メチル−1−ブテニル、1,2−ジメチル
−2−プロペニル、1,1−ジメチル−2−プロペニ
ル、1−メチル−2−ブテニル、3−メチル−2−ブテ
ニル、2−メチル−2−ブテニル、1−メチル−3−ブ
テニル、1−エチル−2−プロペニル、2−メチル−3
−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、2−メチル−
1−ペンテニル、3−メチル−1−ペンテニル、4−メ
チル−1−ペンテニル、1−メチル−2−ペンテニル、
2−メチル−2−ペンテニル、3−メチル−2−ペンテ
ニル、4−メチル−3−ペンテニル、1,1−ジメチル
−2−ブテニル、1,2−ジメチル−2−ブテニル、
1,3−ジメチル−2−ブテニル、2,3−ジメチル−
2−ブテニル、1−メチル−3−ペンテニル、2−メチ
ル−3−ペンテニル、3−メチル−3−ペンテニル、4
−メチル−3−ペンテニル、1,1−ジメチル−3−ブ
テニル、1,2−ジメチル−3−ブテニル、1,3−ジ
メチル−3−ブテニル、2,2−ジメチル−3−ブテニ
ル、2,3−ジメチル−3−ブテニル、1−メチル−4
−ペンテニル、2−エチル−1−ブテニル、2−エチル
−2−ブテニル、1−エチル−1−ブテニル、1−エチ
ル−2−ブテニルなどの分枝状C2−6アルケニル
基)、(iii)C2−6アルキニル基(例、エチニル、1
−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブ
チニル、3−ブチニル)、(iv)C3−6シクロアルキル
基(例、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル)、(v)C3−6アルカジエニル基
(例、1,2−プロパジエニル、1,2−ブタジエニ
ル、1,3−ブタジエニル、3−メチル−1,2−ジエ
ニル、1,2−ペンタジエニル、2,4−ペンタジエニ
ル、1−メチル−1,2−ペンタジエニル、1−メチル
−1,3−ペンタジエニル)、および(vi)C6−14
リール基(例、フェニル;1−ナフチル、2−ナフチル
などのナフチル)が挙げられる。
【0038】該炭化水素基がアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、アルカジエニル基の場合、該炭化水
素基の置換基としては、(a)ハロゲン原子(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素)、(b)アミノ基、(c)モノ−も
しくはジ−C1−4アルキルアミノ基(例、メチルアミ
ノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、メチルエチルアミ
ノ)、(d)ヒドロキシ基、(e)ハロゲン(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)
置換されていてもよいC1−4アルコキシ(例、メトキ
シ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブト
キシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキ
シ)、(f)メルカプト、(g)C1−4アルキルチオ(例、
メチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、イソプロピ
ルチオ、n-ブチルチオ、イソブチルチオ、sec-ブチルチ
オ、tert-ブチルチオ)、(h)C1−4アルキルスルフィ
ニル(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、
n-プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニ
ル)、(i)C1−4アルキルスルホニル(例、メチルス
ルホニル、エチルスルホニル、n-プロピルスルホニル、
イソプロピルスルホニル)、(j)シアノ、(k)C1−4
ルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポ
キシカルボニル)、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−も
しくはジ−C1−4アルキル−カルバモイル(例、メチ
ルカルバモイル、エチルカルバモイル、n-プロピルカル
バモイル、ジメチルカルバモイル、エチルメチルカルバ
モイル、ジエチルカルバモイル)が挙げられる。該置換
基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。該炭
化水素基がシクロアルキル基またはアリール基の場合、
該炭化水素基の置換基としては、(a)ハロゲン(例、フ
ッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1
〜3個)置換されていてもよいC1−4アルキル(例、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、tert-ブチ
ル、クロロメチル、トリフルオロメチル)、(b)ハロゲ
ン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、(c)アミ
ノ基、(d)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ
基(例、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミ
ノ、メチルエチルアミノ)、(e)ヒドロキシ基、(f)ハロ
ゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個
(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1−4
アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、
イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブト
キシ、tert-ブトキシ)、(g)メルカプト、(h)C1−4
アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、n-プロピ
ルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、イソブチル
チオ、sec-ブチルチオ、tert-ブチルチオ)、(i)C
1−4アルキルスルフィニル(例、メチルスルフィニ
ル、エチルスルフィニル、n-プロピルスルフィニル、イ
ソプロピルスルフィニル)、(j)C1−4アルキルスル
ホニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n-
プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル)、(k)
シアノ、(l)C1−4アルコキシ−カルボニル(例、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキシ
カルボニル、イソプロポキシカルボニル)、(m)カルバ
モイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル
−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカル
バモイル、n-プロピルカルバモイル、ジメチルカルバモ
イル、エチルメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイ
ル)が挙げられる。該置換基の数は1〜5個(好ましく
は1〜3個)である。
【0039】Zの「置換されていてもよいアシル基」
における「アシル基」としては(i)C1−4アルキル−
カルボニル基(例、アセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、イソブチリル)、(ii)C1−4アルコキシ−カルボ
ニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニ
ル)、(iii)C1−4アルキルチオ−カルボニル基
(例、(メチルチオ)カルボニル、(エチルチオ)カル
ボニル、(n-プロピルチオ)カルボニル、(イソプロピ
ルチオ)カルボニル、(n-ブチルチオ)カルボニル、
(イソブチルチオ)カルボニル、(sec-ブチルチオ)カ
ルボニル、(tert-ブチルチオ)カルボニル)、(iv)C
1−4アルコキシ−チオカルボニル基(例、(メトキ
シ)チオカルボニル、(エトキシ)チオカルボニル、
(n-プロポキシ)チオカルボニル、(イソプロポキシ)
チオカルボニル)、(v)C1−4アルキルチオ−チオカ
ルボニル基(例、(メチルチオ)チオカルボニル、(エ
チルチオ)チオカルボニル、(n-プロピルチオ)チオカ
ルボニル、(イソプロピルチオ)チオカルボニル、(n-
ブチルチオ)チオカルボニル、(イソブチルチオ)チオ
カルボニル、(sec-ブチルチオ)チオカルボニル、(te
rt-ブチルチオ)チオカルボニル)、(vi)モノ−もしく
はジ−C1−4アルキル−カルバモイル基(例、メチル
カルバモイル、エチルカルバモイル、n-プロピルカルバ
モイル、ジメチルカルバモイル、エチルメチルカルバモ
イル、ジエチルカルバモイル)、および(vii)モノ−も
しくはジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基
(例、(メチル)チオカルバモイル、(エチル)チオカ
ルバモイル、(n-プロピル)チオカルバモイル、(ジメ
チル)チオカルバモイル、(エチルメチル)チオカルバ
モイル、(ジエチル)チオカルバモイル)が挙げられ
る。該アシル基の置換基としてはハロゲン(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素)が好ましい。該置換基の数は
1〜5個(好ましくは1〜3個)である。
【0040】Zにおける「置換されていてもよいアミ
ノ基」の置換基としては、(a)C1−4アルキル(例、
メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)、(b)ハロ
ゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個
(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1−4
アルキル−カルボニル(例、アセチル、プロピオニル、
ブチリル、イソブチリル)、(c)C1−4アルコキシ−
カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボ
ニル)、(d)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カ
ルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモ
イル、n-プロピルカルバモイル、ジメチルカルバモイ
ル、エチルメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイ
ル)、および(e)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル
−チオカルバモイル(例、(メチル)チオカルバモイ
ル、(エチル)チオカルバモイル、(n-プロピル)チオ
カルバモイル、(ジメチル)チオカルバモイル、(エチ
ルメチル)チオカルバモイル、(ジエチル)チオカルバ
モイル)が挙げられる。該置換基の数は1もしくは2個
である。
【0041】R、R、RおよびRにおける「置
換されていてもよい炭化水素基」としては上記Zにお
ける「置換されていてもよい炭化水素基」と同様のもの
が挙げられる。RおよびRにおける「置換されてい
てもよい炭化水素基」としては中でもC1−4アルキル
基(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、
n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)が
好ましい。Rにおける「置換されていてもよい炭化水
素基」としては中でもハロゲン(例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換さ
れていてもよいC1−4アルキル基(例、メチル、エチ
ル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチ
ル、sec-ブチル、tert-ブチル)が好ましい。Rにお
ける「置換されていてもよい炭化水素基」としては中で
も(1)ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で
1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよい
1−4アルキル基(例、メチル、エチル、n-プロピ
ル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチ
ル、tert-ブチル)、および(2)C −4アルキル(例、
メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)で1〜5
個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC
6−14アリール基(例、フェニル、1−ナフチル、2
−ナフチルなどのナフチル)が好ましい。
【0042】Zの環状アミノ基としては3〜6員の環
状アミノ基(例、アジリジノ、アゼチジノ、ピロリジ
ノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ)が挙げ
られる。Rの「置換されていてもよいアシル基」とし
ては上記Zにおける「置換されていてもよいアシル
基」と同様のものが挙げられる。中でもハロゲン(例、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは
1〜3個)置換されていてもよいC1−4アルキル−カ
ルボニル基(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、
イソブチリル)、およびハロゲン(例、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換
されていてもよいC1−4アルコキシ−カルボニル基
(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プ
ロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル)が好
ましい。Rの「置換されていてもよいアルキルスルホ
ニル基」における「アルキルスルホニル」としてはメチ
ルスルホニル、エチルスルホニル、n-プロピルスルホニ
ル、イソプロピルスルホニルなどのC1−4アルキルス
ルホニル基が挙げられる。該アルキルスルホニル基の置
換基としてはハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素)が好ましい。該置換基の数は1〜5個(好ましくは
1〜3個)である。
【0043】Zとしては上記した中でも (1)ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル
チオ、C1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ−カル
ボニルおよびモノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミ
ノから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよい
1−6アルキル基、(2)C2−6アルケニル基、(3)ハ
ロゲンで1〜3個置換されていてもよいC2−6アルキ
ニル基、(4)C3−6シクロアルキル基、(5)C3−6
ルカジエニル基、(6)フェニル基、(7)ハロゲンで1〜3
個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニル
基、(8)C1−4アルキル、C1−4アルキル−カルボ
ニルおよびC1−4アルコキシ−カルボニルから選ばれ
る置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ
基、(9)−N=CR(RおよびRはそれぞれ
水素原子またはC1−4アルキル基を示す)で表される
基、(10)C1−4アルコキシ基、(11)C1−4アルキル
−カルボニルオキシ基 (12)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
アルキルチオ基、(13)ハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC1−4アルキルスルフィニル基、(14)C
1−4アルキルスルホニル基、(15)C1−4アルキルで
1〜3個置換されていてもよいフェニルスルホニル基が
好ましい。
【0044】化合物(I)の塩としては、農薬化学上
許容可能な塩であればよい。化合物(I)が塩基性の
性質を有している場合、例えばフッ化水素酸、塩酸、臭
化水素酸、リン酸、硫酸、硝酸、過塩素酸等の無機酸の
塩、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、酒石酸、リンゴ
酸、クエン酸、シュウ酸、コハク酸、安息香酸、ピクリ
ン酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の
有機酸の塩等が挙げられる。化合物(I)が酸性の性
質を有している場合、例えばリチウム、ナトリウム、カ
リウム等のアルカリ金属塩、例えばマグネシウム、カル
シウム等のアルカリ土類金属塩、例えばアンモニア、メ
チルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリ
エチルアミン、エチレンジアミン、TMEDA(テトラ
メチルエチレンジアミン)、アニリン、N,N−ジメチ
ルアニリン、ピリジン、ルチジン、コリジン、ヒドラジ
ン等のアンモニウム塩、例えば尿素、グアニジン等との
塩が挙げられる。
【0045】化合物(I)またはその塩に含まれる化
合物の中でも以下に示される化合物(I)、化合物(II)
(特に断らない限り、後に示す式(II')で表される化
合物も含めて化合物(II)と称する)、化合物(III)、
化合物(IV)および化合物(V)またはそれらの塩が好まし
い。 〔1〕化合物(I)またはその塩は式(I)
【化53】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
置換されていてもよいビニレン基を、Bは置換されて
いてもよい5員複素環基(但し、イソキサゾリル基を除
く。)または置換されていてもよい縮合複素環基を、Z
は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換され
ていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されて
いてもよいアミノ基、(5)−N=CR(Rおよ
びRはそれぞれ水素原子または置換されていてもよい
炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、
(7)−OR(Rは水素原子、置換されていてもよい
炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル
基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を
示す)で表される基または(8)−S(O)(nは
0〜2の整数を、Rは水素原子または置換されていて
もよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表さ
れる化合物またはその塩である。A、XおよびZ
の各置換基はそれぞれ上記A、XおよびZと同意
義を示す。
【0046】Bの「置換されていてもよい5員複素環
基」における5員複素環基としては、例えばピロリル
(例、1−,2−または3−ピロリル),ピラゾリル
(例、1−,3−,4−または5−ピラゾリル),イミ
ダゾリル(例、1−,2−,4−または5−イミダゾリ
ル),トリアゾリル(例、1,2,3−トリアゾール−
1−,4−または5−イル,1,2,4−トリアゾール
−1−,3−,4−または5−イル),テトラゾリル
(例、テトラゾール−1−,2−または5−イル),チ
エニル(例、2−または3−チエニル),チアゾリル
(例、2−,4−または5−チアゾリル),イソチアゾ
リル(例、3−,4−または5−イソチアゾリル),チ
アジアゾリル(例、1,2,3−チアジアゾール−4−
または5−イル,1,2,4−チアジアゾール−3−ま
たは5−イル,1,2,5−チアジアゾール−3−イ
ル,1,3,4−チアジアゾール−2−イル),ピロリ
ジニル(例、1−,2−または3−ピロリジニル)など
の炭素原子以外の環構成原子が窒素原子または硫黄原子
であり、窒素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原
子を1〜4個(好ましくは1〜3個)含有する5員複素
環基が挙げられる。特にチエニル、ピラゾリル、イソチ
アゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル
が好ましい。
【0047】該5員複素環基の置換基としては、上記置
換基群(T)から選ばれる置換基が好ましい。置換基の
数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。置換基と
しては特にハロゲン、ニトロ、シアノ、ハロゲンで1〜
5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC
1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキ
ルチオが好ましい。Bの「置換されていてもよい縮合
複素環基」における「縮合複素環基」としては5〜6員
複素環とベンゼン環もしくは5〜6員複素環と5〜6員
複素環とが形成する縮合複素環基が好ましく、具体的に
はインドリル(例、3H−インドール−2−,3−,4
−,5−,6−または7−イル),キノリル(例、2
−,3−,4−,5−,6−,7−または8−キノリ
ル),イソキノリル、ピリド〔2,3−d〕ピリミジニ
ル(例、ピリド〔2,3−d〕ピリミジン−2−イ
ル),1,5−,1,6−,1,7−,1,8−,2,
6−または2,7−ナフチリジニルなどのナフチリジニ
ル(例、1,5−ナフチリジン−2−または3−イ
ル),チエノ〔2,3−d〕ピリジル(例、チエノ
〔2,3−d〕ピリジン−3−イル),ピラジノキノリ
ル(例、ピラジノ〔2,3−d〕キノリン−2−イ
ル),クロメニル(例、2H−クロメン−2−,3−,
4−,5−または6−イル),クロマニル(例、1−,
2−,3−,4−,5−,6−,7−または8−クロマ
ニル),イソクロマニル(例、1−,3−,4−,5
−,6−,7−または8−イソクロマニル),ベンゾフ
リル(例、2−,3−,4−,5−,6−または7−ベ
ンゾフリル),ベンゾチエニル(例、2−,3−,4
−,5−,6−または7−ベンゾチエニル),ベンゾイ
ミダゾリル(例、2−,4−,5−,6−または7−ベ
ンズイミダゾリル),インダゾリル(例、1H−インダ
ゾール−1−,3−,4−,5−,6−または7−イ
ル),ベンゾオキサゾリル(例、2−,4−,5−,6
−または7−ベンゾオキサゾリル),ベンゾイソキサゾ
リル(例、3−,4−,5−,6−または7−ベンゾイ
ソキサゾリル),ベンゾチアゾリル(例、2−,4−,
5−,6−または7−ベンゾチアゾリル),ベンゾチア
ジアゾリル(例、ベンゾ−1,2,3−チアジアゾール
−4−,5−,6−または7−イル、ベンゾ−1,2,
4−チアジアゾール−3−,4−,5−,6−または7
−イル、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール−3−,
4−,5−,6−または7−イル、ベンゾ−1,3,4
−チアジアゾール−2−,4−,5−,6−または7−
イル、),ベンゾイソチアゾリル(例、3−,4−,5
−,6−または7−ベンゾイソチアゾリル),ベンゾト
リアゾリル(例、4−,5−,6−,7−または8−ベ
ンゾ−1,2,3−トリアゾリル、3−,5−,6−,
7−または8−ベンゾ−1,2,4−トリアゾリル),
シンノリル(例、3−,4−,5−,6−,7−または
8−シンノリル),フタラジニル(例、1−,5−また
は6−フタラジニル),キナゾリニル(例、2−,4
−,5−,6−,7−または8−キナゾリニル),キノ
キサリニル(例、2−,5−または6−キノキサリニ
ル),イミダゾピリジル(例、イミダゾ[1,2−a]
ピリジン−2−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−3−イルなどのイミダゾ[1,2−a]ピリジル),
イミダゾチアゾリル(例、イミダゾ[2,1−b]チア
ゾール−5−イルなどのイミダゾ[2,1−b]チアゾ
リル)、ジオキサインダニル(例、1,3−ジオキサイ
ンダン−2−,4−,5−,6−または7−イルなどの
1,3−ジオキサインダニル)が挙げられる。中でもイ
ミダゾピリジルおよびジオキサインダニルが好ましい。
「縮合複素環基」の置換基としては、上記置換基群
(T)から選ばれる置換基が好ましい。置換基の数は1
〜5個(好ましくは1〜3個)である。置換基としては
特にニトロが好ましい。
【0048】化合物(I)に含まれる化合物としては、上
記式(I)中、AがC1−4アルキル基で1〜3個置換
されていてもよいC6−14アリール基を、Xが化学
結合を、Bがハロゲンで1〜5個置換されていてもよ
いC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4
ルキルチオ、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル
基、ピラゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル
基、チアゾリル基、チアジアゾリル、ジオキサインダニ
ル基またはイミダゾピリジル基を、ZがC1−6アル
キル基またはC1−4アルコキシ基を示す化合物(I)ま
たはその塩が好ましい。
【0049】化合物(I)またはその塩のさらに好ましい
態様を以下に示す。 (1)AとしてはC1−4アルキルで1〜3個置換され
ていてもよいフェニルが好ましく、特に4−メチルフェ
ニル基が好ましい。 (2)Bとしては(i)ハロゲンで1〜5個置換されていて
もよいC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C
1−4アルキルチオ、シアノ、ハロゲンおよびニトロか
ら選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、
チエニル基、ピラゾリル基、イソチアゾリル基、イミダ
ゾリル基、チアゾリル基またはチアジアゾリル基、また
は(ii)ニトロで1〜3個置換されていてもよいジオキサ
インダニル基またはイミダゾピリジル基が好ましい。よ
り好ましいBは (i)ハロゲンおよびニトロから選ばれる1〜3個の置換
基で置換されていてもよいチエニル基、(ii)C1−4
ルキル、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜3個の置
換基で置換されていてもよいピラゾリル基、(iii)C
1−4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜3個の置
換基で置換されていてもよいイミダゾリル基、(iv)ハロ
ゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
ル、C1−4アルキルチオ、ハロゲン、ニトロおよびシ
アノから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていても
よいチアゾリル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されて
いてもよいC1−4アルキルで置換されていてもよいチ
アジアゾリル基(好ましくは1,3,4−チアジアゾリ
ル基)、(vi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ニトロおよび
シアノから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていて
もよいイソチアゾリル基、(vii)ニトロで1〜3個置換
されていてもよい1,3−ジオキサインダニル基、およ
び(viii)ニトロで1〜3個置換されていてもよいイミダ
ゾ〔1,2−a〕ピリジル基である。 (3)ZとしてはC1−6アルキル基またはC1−4
ルコキシ基が好ましい。 (4)Xとしては化学結合(単結合もしくは結合手)が
好ましい。上記(1)〜(4)に示したA、B、Zおよ
びXの好ましい態様は任意に組み合わされてよい。
【0050】〔2〕化合物(II)またはその塩は、式(I
I)
【化54】 〔式中、Aは(1)上記置換基群(T')から選ばれる1
〜5個(好ましくは1〜3個)の置換基で置換されてい
てもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複
素環基を、Xは(1)化学結合、(2)置換されていてもよ
いメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン
基を、Bは置換されていてもよいアリール基を、Z
は(1)モノ−もしくはジ−C1−6アルキルアミノ、ヒ
ドロキシ、ハロゲン、C1−6アルコキシ、C1−6
ルコキシ−カルボニル、C1−6アルキルチオおよびシ
アノから選ばれる置換基で置換されていてもよいアルキ
ル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル
基、(5)置換されていてもよいアルキニル基、(6)置換さ
れていてもよいシクロアルキル基、(7)置換されていて
もよいアリール基、(8)置換されていてもよいアシル
基、(9)ホルミル基、(10)置換されていてもよいアミノ
基、(11)−N=CR(RおよびRはそれぞれ
水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示
す)で表される基、(12)環状アミノ基、(13)−OR
(Rは水素原子、置換されていてもよい炭化水素
基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または
置換されていてもよいアルキルスルホニル基を示す)で
表される基、または(14)−S(O)(nは0〜2
の整数を、Rは水素原子または置換されていてもよい
炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化
合物またはその塩である。Aにおけるアリール基とし
てはフェニル、ナフチル(例、1−ナフチル、2−ナフ
チル)などのC6−14アリール基が挙げられる。特に
フェニル基が好ましい。Aにおける置換されていても
よい複素環基はAにおける置換されていてもよい複素
環基と同意義を示す。Xの各置換基は上記Xと同意
義を示す。
【0051】Bにおける置換されていてもよいアリー
ル基は、Bにおける置換されていてもよいアリール基
と同意義を示す。アリール基としては特にフェニル基が
好ましい。Zの「モノ−もしくはジ−C1−6アルキ
ルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1−6アルコキ
シ、C1−6アルコキシ−カルボニル、C1−6アルキ
ルチオおよびシアノから選ばれる置換基で置換されてい
てもよいアルキル基」におけるアルキル基としては、メ
チル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、
イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、s
ec-ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n-ヘキシ
ル、イソヘキシルなどのC1−6アルキル基が挙げられ
る。該アルキル基における置換基の数は1〜5個、好ま
しくは1〜3個である。該置換基におけるモノ−もしく
はジ−C1−6アルキルアミノとしてはメチルアミノ、
エチルアミノ、n-プロピルアミノ、ジメチルアミノ、エ
チルメチルアミノ、ジエチルアミノなどが挙げられ、特
にモノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノが好まし
い。ハロゲンとしてはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙
げられる。C1−6アルコキシとしては、メトキシ、エ
トキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、
イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシなどが挙
げられ、特にC1−4アルコキシが好ましい。C1−6
アルコキシ−カルボニルとしてはメトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプ
ロポキシカルボニルなどが挙げられ、特にC1−4アル
コキシ−カルボニルが好ましい。C1−6アルキルチオ
としてはメチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、イ
ソプロピルチオ、n-ブチルチオ、イソブチルチオ、sec-
ブチルチオ、tert-ブチルチオなどが挙げられ、特にC
1−4アルキルチオが好ましい。Zの「置換されてい
てもよいアルキニル」におけるアルキニルとしてはエチ
ニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニ
ル、2−ブチニル、3−ブチニルなどのC2−6アルキ
ニル基が挙げられる。「置換されていてもよいシクロア
ルキル」におけるシクロアルキルとしてはシクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルな
どのC3−6シクロアルキル基が挙げられる。「置換さ
れていてもよいアリール基」におけるアリールとしては
フェニル、ナフチル(例、1−ナフチル、2−ナフチ
ル)などのC6−14アリールが挙げられる。上記アル
キニル基、シクロアルキル基またはアリール基の置換基
としては、上記Zの「置換されていてもよい炭化水素
基」の炭化水素基において例示したアルキニル基、シク
ロアルキル基またはアリール基のそれぞれが有していて
もよい置換基と同様のものが挙げられる。該アルキニル
基、シクロアルキル基またはアリール基における置換基
の数はそれぞれ1〜5個、好ましくは1〜3個である。
【0052】Zにおける「置換されていてもよいアシ
ル基」、「置換されていてもよいアミノ基」、「−N=
CRで表される基」、「環状アミノ基」、「−O
で表される基」および「−S(O)で表され
る基」は、それぞれ上記Zにおける「置換されていて
もよいアシル基」、「置換されていてもよいアミノ
基」、「−N=CRで表される基」、「環状アミ
ノ基」、「−ORで表される基」および「−S(O)
で表される基」と同意義を示す。
【0053】化合物(II)に含まれる化合物としては、上
記式(II)中、Aが(1)(i)ハロゲンで1〜5個置換され
ていてもよいC1−4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜
5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、(ii
i)C1−4アルキル−カルボニルで1もしくは2個置換
されていてもよいアミノ基、(iv)C1−4アルコキシ−
カルボニル基、(v)ハロゲン原子、(vi)シアノ基および
(vii)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC6−14アリール基または(2)(i)C
1−4アルキル基、(ii)C1−4アルコキシ−カルボニ
ル基、(iii)カルバモイル基、(iv)モノ−もしくはジ−
1−4アルキルカルバモイル基、(v)C1−4アルキ
ルスルホニル基、(vi)ハロゲン原子、(vii)カルボキシ
ル基および(viii)シアノ基から選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい、チエニル基、トリアゾリル
基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、ピラゾリル
基、ピリジル基、キノリル基、ベンゾチアジアゾリル
基、イミダゾチアゾリル基またはイミダゾピリジル基
を、Xが(1)化学結合、(2)C1−4アルキルで1もし
くは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C
1−4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよい
ビニレン基を、Bが(1)ハロゲン、ヒドロキシ、イミ
ノ、ヒドロキシイミノ、C1−4アルコキシイミノ、ヒ
ドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1−4アルキルヒドラ
ゾノおよびC1−4アルキルチオから選ばれる置換基で
1〜5個置換されていてもよいC 1−4アルキル基、
(2)C2−4アルキニル基、(3)ヒドロキシ基、(4)ハロ
ゲンおよびC1−4アルコキシから選ばれる1〜5個の
置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、
(5)C1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(6)C
1−4アルキルチオ基、(7)C1−4アルキルスルフィ
ニル基、(8)C1−4アルキルスルホニル基、(9)モノ−
もしくはジ−C1−4アルキルスルファモイル基、(10)
アミノ基、(11)ホルミル基、(12)C1−4アルコキシ−
カルボニル基、(13)カルバモイル基、(14)モノ−もしく
はジ−C1−4アルキルカルバモイル基、(15)チオカル
バモイル基、(16)ハロゲン原子、(17)カルボキシル基、
(18)チオシアナト基、(19)シアノ基、(20)ニトロソ基お
よび(21)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換
されていてもよいC6−14アリール基を、Zが(1)
モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、ヒドロキ
シ、ハロゲン、C1−4アルコキシ、C1−4アルコキ
シ−カルボニル、C1−4アルキルチオおよびシアノか
ら選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC
1−6アルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プ
ロパジエニル基、(5)ハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC2−6アルキニル基、(6)C3−6シクロア
ルキル基、(7)C6−14アリール基、(8)ハロゲンで1
〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボ
ニル、(9)C1−4アルキル、C1−4アルキル−カル
ボニルおよびC1−4アルコキシ−カルボニルから選ば
れる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミ
ノ基、(10)−N=CR(RおよびRはそれぞ
れC1−4アルキル基を示す)で表される基、(11)−O
(RはC1−4アルキル基またはC1−4アルキ
ル−カルボニル基を示す)で表される基または(12)−S
(O)(nは0〜2の整数を、Rは(a)ハロゲ
ンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル基
または(b)C1−4アルキルで1〜5個置換されていて
もよいC6−14アリール基を示す)で表される基を示
す化合物(II)またはその塩が好ましい。
【0054】化合物(II)またはその塩のさらに好ましい
態様を以下に示す。 (1)Aが(a)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよい
1−4アルキル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アセチ
ルアミノ、ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC
1−4アルコキシおよびC1−4アルコキシ−カルボニ
ルから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよ
いフェニル基、(b)ナフチル基、(c)C1−4アルキル基
で1〜3個置換されていてもよいイソキサゾリル基、
(d)モノ−もしくはジ−C1−4カルバモイルで1〜3
個置換されていてもよいトリアゾリル基、(e)ピリジル
基、(f)キノリル基、(g)C1−4アルキルおよびハロゲ
ンから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよい
チエニル基、(h)C1−4アルキル、C1−4アルコキ
シ−カルボニル、カルボキシル、カルバモイル、シアノ
およびハロゲンから選ばれる置換基で1〜3個置換され
ていてもよいピラゾリル基、(i)C1−4アルキルで1
〜3個置換されていてもよいイミダゾリル基、(j)ベン
ゾチアジアゾリル基(好ましくは、2,1,3−ベンゾ
チアジアゾリル基)、(k)ハロゲンで1〜3個置換され
ていてもよいイミダゾチアゾリル基(好ましくは、イミ
ダゾ〔2,1−b〕チアゾリル基)または (l)ハロゲンおよびC1−4アルキルスルホニルから選
ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいイミダゾ
ピリジル基(好ましくは、イミダゾ〔1,2−a〕ピリ
ジル基)が好ましく、C1−4アルキル基、C1−4
ルコキシ基、ハロゲンまたはシアノ基で1〜3個置換さ
れていてもよい、フェニル基またはチエニル基がより好
ましい。なかでもC1−4アルキルおよびハロゲンから
選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいフェニ
ル基が好ましく、特にフェニル基の4−位がメチル基も
しくは塩素原子で置換されたフェニルが好ましい。
【0055】(2)Bがフェニル基の2−位または4−
位が (a)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミ
ノ、C1−4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−も
しくはジ−C1−4アルキルヒドラゾノおよびC −4
アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されて
いてもよいC1−4アルキル基、(b)C2−4アルキニ
ル基、(c)ヒドロキシ基、(d)ハロゲンおよびC1−4
ルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよいC1−4アルコキシ基、(e)C1−4アルキル
−カルボニルオキシ基、(f)C1−4アルキルチオ基、
(g)C1−4アルキルスルフィニル基、(h)C1−4アル
キルスルホニル基、(i)モノ−もしくはジ−C1−4
ルキルスルファモイル基、(j)ホルミル基、(k)C1−4
アルコキシ−カルボニル基、(l)カルバモイル基、(m)モ
ノ−もしくはジ−C1−4アルキルカルバモイル基、
(n)チオカルバモイル基、(o)ハロゲン原子、(p)カルボ
キシル基、(q)チオシアナト基、(r)シアノ基、(s)ニト
ロソ基および(t)ニトロ基、から選ばれる置換基で置換
されたフェニル基が好ましい。Bとしては
【化55】 (Mはニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基ま
たはチオカルバモイル基を、Mはハロゲン原子、シア
ノ基、ニトロ基またはトリフルオロメチル基を示す)で
表される基が特に好ましい。
【0056】(3)Zが(a)モノ−もしくはジ−C1−4
アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1−4アル
コキシ、C1−4アルコキシ−カルボニル、C1−4
ルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で1〜5個
置換されていてもよいC1− アルキル基、(b)ビニル
基、(c)アリル基、(d)プロパジエニル基、(e)ハロゲン
で1〜5個置換されていてもよいC2−6アルキニル
基、または(f)C3−6シクロアルキル基、または(g)C
1−4アルコキシ基が好ましい。特に、C1−6アルキ
ル基、C3−6シクロアルキル基、ビニル基、アリル
基、C2−6アルキニル基またはC1−4アルコキシ基
が好ましい。 (4)Xが化学結合(単結合もしくは結合手)が好まし
い。上記(1)〜(4)に示したA、B、ZおよびX
の好ましい態様は任意に組み合わされてよい。
【0057】別の態様として化合物(II)またはその塩と
しては、AがC1−4アルキル基、ハロゲン及びシア
ノから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよい
フェニル基を、Xが化学結合を、Bが(1)ハロゲン
で1〜3個置換されていてもよいC1−4アルキル基、
(2)C1−4アルコキシ基、(3)C1−4アルキルチオ
基、(4)チオカルバモイル基、(5)ハロゲン原子、(6)シ
アノ基および(7)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよいフェニル基を、Zは(1)C
1−4アルコキシで1〜3個置換されていてもよいC
1−6アルキル基、(2)C3−6シクロアルキル基、(3)
アリル基または(4)C1−4アルコキシ基を示す化合物
またはその塩が好ましい。
【0058】〔3〕化合物(III)またはその塩は式(I
II)
【化56】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
置換されていてもよいビニレン基を、Bは置換基を有
する6員複素環基を、Zは(1)置換されていてもよい
炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホ
ルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N
=CR(RおよびRはそれぞれ水素原子また
は置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される
基、(6)環状アミノ基、(7)−OR(Rは水素原子、
置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよ
いアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいス
ルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)
(nは0〜2の整数を、Rは水素原子または置
換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を
示す〕で表される化合物またはその塩である。A、X
およびZの各置換基はそれぞれ上記A、Xおよ
びZと同意義を示す。
【0059】Bの「置換基を有する6員複素環基」に
おける「6員複素環基」としては窒素原子、酸素原子お
よび硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む6
員複素環基が挙げられる。具体的には、ピリジル(例、
2−,3−または4−ピリジル),ピリダジニル(例、
3−または4−ピリダジニル),ピリミジニル(例、2
−,4−または5−ピリミジニル),ピラジニル,ピペ
リジニル(例、1−,2−,3−または4−ピペリジニ
ル),ピペラジニル(例、1−または2−ピペラジニ
ル)などが挙げられる。このような6員複素環基のなか
でも特に、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニルが好
ましい。該6員複素環基の置換基としては、上記置換基
群(T)に含まれる置換基が好ましい。該置換基の数は
1〜5個(好ましくは1〜3個)である。
【0060】化合物(III)に含まれる化合物としては、
上記式(III)中、AがC1−4アルキルで1〜5個置
換されていてもよいフェニル基またはC −4アルキル
で1もしくは2個置換されていてもよいイミダゾリル基
を、Xが化学結合を、BがC1−4アルキル、C
1−4アルコキシ、ハロゲンおよびニトロから選ばれる
1〜5個の置換基で置換された、ピリジル基、ピリダジ
ニル基またはピリミジニル基を、ZがC1−6アルキ
ル基またはC3−6シクロアルキル基を示す化合物(II
I)またはその塩が好ましい。なお、上記AとしてはC
1−4アルキルで1〜5個置換されていてもよいフェニ
ル基がより好ましく、さらに4−メチルフェニル基が好
ましい。
【0061】〔4〕化合物(IV)またはその塩は式(I
V)
【化57】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
置換されていてもよいビニレン基を、Bはピリダジニ
ル基またはピラジニル基を、Zは(1)置換されていて
もよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル
基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ
基、(5)−N=CR(RおよびRはそれぞれ
水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示
す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR(R
は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換
されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換され
ていてもよいスルホニル基を示す)で表される基または
(8)−S(O)(nは0〜2の整数を、Rは水
素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)
で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩で
ある。A、XおよびZの各置換基はそれぞれ上記
、XおよびZと同意義を示す。
【0062】〔5〕化合物(V)またはその塩は式(V)
【化58】 〔式中、Aは4−メチルフェニル基を、Xは化学結
合(単結合もしくは結合手)を、Bはピリジル基また
はピリミジニル基を、ZはC1−4アルキル基(例、
メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル)を示す〕
で表される化合物またはその塩である。
【0063】上記した化合物(I)〜(V)の中でも、化合物
(I)〜(III)またはそれらの塩が好ましく、化合物(II)ま
たはその塩が特に好ましい。上記した化合物(I)ま
たはそれらの塩の中で、以下の式(VI)であらわされる
化合物(VI)またはその塩は新規化合物であり、特に好ま
しく用いられる。該化合物(VI)またはその塩は上記化合
物(II)またはその塩に包含される化合物である。式(VI)
【化59】 〔式中、AはC1−4アルキル(例、メチル、エチ
ル、n-プロピル、イソプロピル),ハロゲン(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素)およびシアノから選ばれる置
換基で置換されていてもよいフェニル基を、Xは化学
結合(単結合もしくは結合手)を、Bはハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ニトロおよびシ
アノから選ばれる置換基で置換された2−ニトロフェニ
ル基(または6−ニトロフェニル基)を、Zはエチル
基,イソプロピル基またはシクロプロピル基を示す〕で
表される化合物またはその塩。Aのフェニル基におけ
る置換基の数は1〜3個である。該置換基としてはメチ
ルおよび塩素原子が特に好ましい。該フェニル基の置換
基はフェニル基の4−位に有するのが好ましい。B
2−ニトロフェニル基(または6−ニトロフェニル基)
の置換基の数は1〜3個である。該置換基としては特に
ハロゲンおよびシアノが好ましい。このような置換基は
好ましくは2−ニトロフェニル基(または6−ニトロフ
ェニル基)の4−位に有する。
【0064】上記化合物(I)、(I)、(II)、(III)、
(IV)、(V)もしくは(VI)またはそれらの塩(以下、「化
合物(I)またはその塩」と略称することがある)
は、例えば、特開2001−26506号に記載される
方法で製造することができる。例えば、化合物(I
またはその塩は、式(VII)
【化60】 〔式中、AおよびXは上記と同意義を、Lは脱離基
を示す〕で表される化合物と式(VIII)
【化61】 〔式中、Bは上記と同意義を示す〕で表される化合物
またはその塩と反応させるか、式(IX)
【化62】 〔式中、AおよびXは上記と同意義を示す〕で表さ
れる化合物またはその塩と、式(X)
【化63】 〔式中、L'は脱離基を、B0は上記と同意義を示す〕
で表される化合物と反応させ、得られた化合物またはそ
の塩と、式(XI)
【化64】 〔式中、L''は脱離基を、Zは上記と同意義を示す〕
で表される化合物と反応させることにより得られる。
【0065】本発明においては、化合物(I)または
その塩と、例えば、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草
剤、植物ホルモン剤、植物発育調節物質、殺菌剤、共力
剤、誘引剤、忌避剤、色素、肥料等の他の農薬活性成分
とを組み合わせる。他の農薬活性成分は、化合物
(I)またはその塩と同一製剤組成物中に含有してい
てもよい。また、別個の製剤組成物に製剤化した後に使
用時に混合してもよい。化合物(I)またはその塩と
組み合わせて使用できる殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤の
代表例を以下に示す。例えば、アセキノシル(acequinoc
yl, 3-dodecyl-1,4-dihydro-1,4-dioxo-2-naphthyl ace
tate)、アセトプロール(acetoprole, (RS)-1-[5-amino-
1-(2,6-dichloro-α,α,α-trifluoro-p-tolyl)-4-(met
hylsulfinyl)pyrazol-3-yl]ethanone)、ビストリフルロ
ン(bistrifluron, 1-[2-chloro-3,5-bis(trifluorometh
yl)phenyl]-3-(2,6-difluorobenzoyl)urea)、シブトリ
ン(cybutryne, N2-tert-butyl-N4-cyclopropyl-6-methy
lthio-1,3,5-triazine-2,4-diamin)、ディノテフラン(d
inotefuran, (RS)-1-methyl-2-nitro-3-(tetrahydro-3-
furylmethyl)guanidine)、エチプロール(ethiprole, 5-
amino-1-(2,6-dichloro-α,α,α-trifluoro-p-tolyl)
-4-ethylsulfinylpyrazole-3-carbonitrile)、フルアク
リピリム(fluacrypyrim, NA-83,methyl (E)-2-{α-[2-i
sopropoxy-6-(trifluoromethyl)pyrimidin-4-yloxy]-o-
tolyl}-3-methoxyacrylate)、フルニコアミド(flunicoa
mid, IKI-220)、インドキサカルブ(indoxacarb, methyl
(S)-N-[7-chloro-2,3,4a,5-tetrahydro-4a-(methoxyca
rbonyl) indeno[1,2-e] [1,3,4]oxadiazin-2-ylcarbony
l]-4’-(trifluoromethoxy carbanilate or methyl
(S)-7-chloro-2,3,4a,5 -tetrahydro-2 -[methoxycarbo
nyl (4-trifluoromethoxyphenyl) carbamoyl]indeno[1,
2-e] [1,3,4] oxadiazine -4a-carboxylate)、スピノサ
ッド(spinosad, mixture of 50-95% of (2R,3aS,5aR,5b
S,9S,13S,14R,16aS,16bR) -2-(6-deoxy-2,3,4-tri-O-me
thyl-α-L-mannopyranosyloxy)-13-(4-dimethylamino-
2,3,4,6-tetradeoxy-β-D-erythropyranosyloxy)-9-eth
yl-2,3,3a,5a,5b,6,7,9,10,11,12,13,14,15,16a,16b-he
xadecahydro-14-methyl-1H-8-oxacyclododeca[b]as-ind
acene -7,15-dione and 50-5% (2S,3aR,5aS,5bS,9S,13
S,14R,16aS,16bR)-2-(6-deoxy -2,3,4-tri -O-methyl-
α-L-mannopyranosyloxy) 13-(4-dimethylamino -2,3,
4,6-tetradeoxy-β-D-erythropyranosyloxy) -9-ethyl
-2,3,3a,5a,5b,6,7,9,10,11,12,13,14,15,16a,16b -hex
adecahydro-4,14 -dimethyl-1H-8-oxacyclododeca[b]as
-indacene-7,15-dione)、スピロディクロフェン(spirod
iclofen, 3-(2,4-dichlorophenyl)-2-oxo-1-oxaspiro
[4.5]dec-3-en-4-yl 2,2-dimethylbutyrate)。
【0066】化合物(I)またはその塩と混合して使
用できる殺菌剤の代表例を以下に示す。例えば、ベソキ
サジン(bethoxazin, 3-benzo[b]thien-2-yl-5,6-dihydr
o-1,4,2-oxathiazine 4-oxide)、BJL994、カルベンダジ
ム(carbendazim)、シフルフェンアミド(cyfluphenamid,
NF-149)、エポキシコナゾール(epoxiconazole、(2RS,3
SR)-1-[3-(2-chlorophenyl)-2,3-epoxy-2-(4-fluorophe
nyl)propyl]-1H-1,2,4-triazole)、エタボキサム(ethab
oxam, (RS)-N-(α-cyano-2-thenyl)-4-ethyl-2-(ethyla
mino)-1,3-thiazole-5-carboxamide)、フェナミドン(fe
namidone, (S)-1-anilino-4-methyl -2-methylthio-4-p
henylimidazolin-5-one)、フェンプロピモルフ(fenprop
imorph)、フルシラゾール(flusilazole)、フベリダゾー
ル(fuberidazole)、イプロバリカルブ(iprovalicarb, i
sopropyl 2-methyl-1-[(1-p-tolylethyl)carbamoyl]-
(S) -propylcarbamate)、ピコキシストロビン (picoxys
trobin, methyl (E)-3-methoxy-2-{2-[6-(trifluoromet
hyl)-2-pyridyloxymethyl]phenyl}acrylate)、ピラクロ
ストロビン(pyraclostrobin, methyl N-{2-[1-(4-chlor
ophenyl)-1H-pyrazol-3-yloxymethyl]phenyl}(N-methox
y)carbamate)、シメコナゾール(simeconazole, (RS)-2-
(4-fluorophenyl)-1-(1H-1,2,4-triazol-1-yl)-3-(trim
ethylsilyl)propan-2-ol)、スピロキサミン(spiroxamin
e, 8-tert-butyl-1,4-dioxaspiro[4.5]decan-2-ylmethy
l(ethyl)(propyl)amine)、トリフロキシストロビン(tri
floxystrobin, methyl (E)-methoxyimino-{(E)-α-[1-
(α,α,α-trifluoro-m-tolyl)ethylideneaminooxy]-o-
tolyl}acetate)、ゾキサミド(zoxamide, (RS)-3,5-dich
loro-N-(3-chloro-1-ethyl-1-methyl-2-oxopropyl)-p-t
oluamide)。
【0067】化合物(I)またはその塩と混合して使
用できる除草剤、植物ホルモン剤、植物発育調節物質の
代表例を以下に示す。例えば、アミカルバゾン(amicarb
azone, 4-amino-N-tert-butyl-4,5-dihydro-3-isopropy
l-5-oxo-1H-1,2,4-triazole-1-carboxamide)、ベフルブ
タミド(beflubutamid, N-benzyl-2-(α,α,α,4-tetraf
luoro-m-tolyloxy)butyramide)、ベンゾビシクロン(ben
zobicyclon, 3-(2-chloro-4-mesylbenzoyl)-2-phenylth
iobicyclo[3.2.1]oct-2-en-4-one)、シニドンエチル(ci
nidon-ethyl, ethyl 2-chloro-3-[2-chloro-5-(cyclohe
x-1-ene-1,2-dicarboximido)phenyl] acrylate)、ジメ
テンアミド-P(dimethenamid-P, (S)-2-chloro-N-(2,4-d
imethyl-3-thienyl)-N-(2-methoxy-1-methylethyl)acet
amide)、エポコレオン(epocholeone, 22,23-epoxy-6-ox
o-7-oxa-6(7a)-homo-5α-stigmastane-2α,3α-diyl di
propionate)、フルアゾレート(fluazolate, isopropyl
5-[4-bromo-1-methyl-5-(trifluoromethyl)pyrazol-3-y
l]-2-chloro-4-fluorobenzoate)、フルカルバゾン(fluc
arbazone, 4,5-dihydro-3-methoxy-4-methyl-5-oxo-N-
[2-(trifluoromethoxy)phenylsulfonyl]-1H-1,2,4-tria
zole-1-carboxamide)、フルフェナセット(flufenacet,
4'-fluoro-N-isopropyl-2-[5-(trifluoromethyl)-1,3,4
-thiadiazol-2-yloxy]acetanilide)、フルフェンピル(f
lufenpyr, 2-chloro-5-[1,6-dihydro-5-methyl-6-oxo-4
-(trifluoromethyl)pyridazin-1-yl]-4-fluorophenoxya
cetic acid)、フォラムスルフロン(foramsulfuron, 1-
(4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl)-3-[2-(dimethylcarbam
oyl)-5-formamidophenylsulfonyl]urea)、イマザピック
(imazapic, (RS)-2-(4-isopropyl-4-methyl-5-oxo-2-im
idazolin-2-yl)-5-methylnicotinic acid)、イオドスル
フロン(iodosulfuron, 4-iodo-2-[3-(4-methoxy-6-meth
yl-1,3,5-triazin-2-yl)ureidosulfonyl]benzoic aci
d)、イソオキサクロロトール(isoxachlortole, 4-chlor
o-2-mesylphenyl 5-cyclopropyl-1,2-oxazol-4-yl keto
ne)、イソオキサディフェン(isoxadifen, 4,5-dihydro-
5,5-diphenyl-1,2-oxazole-3-carboxylic acid)、メソ
スルフロン(mesosulfuron, 2-[(4,6-dimethoxypyrimidi
n-2-ylcarbamoyl)sulfamoyl]-α-(methanesulfonamido)
-p-toluic acid)、メソトリオン(mesotrione, 2-(4-mes
yl-2-nitrobenzoyl)cyclohexane-1,3-dione)、ペノック
スラム(penoxsulam, 3-(2,2-difluoroethoxy)-N-(5,8-d
imethoxy[1,2,4]triazolo[1,5-c]pyrimidin-2-yl)-α,
α,α-trifluorotoluene-2-sulfonamide)、ピコリナフ
ェン(picolinafen, 4′-fluoro-6-(α,α,α-trifluoro
-m-tolyloxy)pyridine-2-carboxanilide)、プロフルア
ゾール(profluazol, 1,2′-dichloro-4′-fluoro-5′-
[(6S,7aR)-6-fluoro-2,3,5,6,7,7a-hexahydro-1,3-diox
o-1H-pyrrolo[1,2-c]imidazol-2-yl]methanesulfonanil
ide)、プロフォキシディム(profoxydim, 2-{(EZ)-1-[(2
RS)-2-(4-chlorophenoxy) propoxyimino]butyl}-3-hydr
oxy-5-(thian-3-yl)cyclohex-2-en-1-one)、プロハイド
ロジャスモン(prohydrojasmon, propyl (1RS,2RS)-(3-o
xo-2-pentylcyclopentyl) acetate containing10ア2% pr
opyl (1RS,2SR) -(3-oxo-2 -pentylcyclopentyl) aceta
te)、プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone, methyl
2-(4,5-dihydro-4-methyl-5-oxo-3-propoxy-1H-1,2,4-
triazol-1-yl)carboxamidosulfonylbenzoate)、ピラク
ロニル(pyraclonil, 1-(3-chloro-4,5,6,7-tetrahydrop
yrazolo[1,5-a]pyridin-2-yl)-5-[methyl(prop-2-ynyl)
amino]pyrazole-4-carbonitrile)、ピリベンゾキシム
(pyribenzoxim, benzophenone O-[2,6-bis(4,6-dimetho
xypyrimidin-2-yloxy)benzoyl]oxime)、ピリダフォール
(pyridafol, 6-chloro-3-phenylpyridazin-4-ol)、ピリ
フタリド(pyriftalid, CGA279233)、テプラロキシディ
ム(tepraloxydim, (EZ)-(RS)-2-{1-[(2E)-3-chloroally
loxyimino]propyl}-3-hydroxy-5-perhydropyran-4-ylcy
clohex-2-en-1-one)、トリフロキシスルフロン(triflox
ysulfuron, CGA292230)。
【0068】上記した「他の農薬活性成分」のなかでも
特に、殺菌活性成分、殺虫活性成分が好ましい。また、
上記殺菌活性化合物としては、ムギ用の土壌処理剤、あ
るいは種子処理剤として、カルベンダジム、エポキシコ
ナゾール、フェンプロピモルフ、フルシラゾール、フベ
リダゾール、ピコキシストロビン、ピラクロストロビ
ン、トリフロキシストロビン; ムギ用の茎葉散布剤とし
てエポキシコナゾール、フルシラゾール、ピコキシスト
ロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビ
ン; 果樹・蔬菜の茎葉散布剤としてBJL994、イプロバリ
カルブ、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ト
リフロキシストロビンなどが好ましく用いられる。
【0069】本発明の化合物(I)またはその塩と、
他の農薬活性成分とを含む組成物の好ましい態様として
は、[1]化合物(I)またはその塩と他の農薬活性成分
とを含有する農園芸用殺微生物剤、[2]化合物(II)ま
たはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺
微生物剤、[3]化合物(III)またはその塩と他の農薬
活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤、[4]化合
物(IV)またはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農
園芸用殺微生物剤、[5]化合物(V)またはその塩と他
の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤、
[6]化合物(VI)またはその塩と他の農薬活性成分とを
含有する農園芸用殺微生物剤、[7]他の農薬活性成分
が殺虫性成分である上記[1]〜[6]記載の農園芸用
殺微生物剤、[8]他の農薬活性成分が殺菌性成分であ
る上記[1]〜[6]記載の農園芸用殺微生物剤、およ
び[9]殺菌性成分が、エポキシコナゾール、フルシラ
ゾール、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ト
リフロキシストロビンおよびイプロバリカルブから選ば
れる1種以上である上記[8]記載の農園芸用殺微生物
剤が挙げられる。
【0070】他の農薬活性成分と組み合わされる上記化
合物(I)、 (II)、 (III)、 (IV)、(V)もしくは (VI)ま
たはそれら塩の中でも、化合物(I)、 (II)、 (III)もし
くは(VI)またはその塩が好ましく、化合物 (II)、(I
I')もしくは(VI)またはその塩が特に好ましい。具体的
には、4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−ト
ルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−エ
チル−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジシ
アノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、
4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−ト
ルエンスルホンアニリド、4'−フルオロ−N−イソプ
ロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリ
ド、4'−シアノ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p
−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソ
プロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリ
ド、2',4'−ジニトロ−N−イソプロピル−p−トル
エンスルホンアニリド、4'−ニトロ−N−イソプロピ
ル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2'
−シアノ−N−メトキシ−4'−ニトロ−p−トルエン
スルホンアニリドもしくは2',4'−ジニトロ−N−メ
トキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩が
好ましい。
【0071】これらの組成物は、上記した殺虫活性成
分、殺ダニ活性成分、殺菌活性成分等の他の農薬活性成
分を1種以上、好ましくは1〜3種含有していてもよ
く、例えば、化合物(I)〔例、化合物(I)、 (II)、
(III)、(IV)、(V)もしくは(VI)〕またはその塩、エポ
キシコナゾールおよびピラクロストロビンを含有する組
成物;化合物(I)〔例、化合物(I)、(II)、(III)、
(IV)、(V)もしくは(VI)〕またはその塩、フェンプロピ
モルフ、エポキシコナゾールおよびピラクロストロビン
を含有する組成物などが挙げられる。
【0072】他の農薬活性成分を含有する組成物として
より好ましい態様を以下に示す。 (i)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トル
エンスルホンアニリドまたはその塩およびエポキシコナ
ゾールを含有する農園芸用殺微生物剤。 (ii)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トル
エンスルホンアニリドまたはその塩およびフルシラゾー
ルを含有する農園芸用殺微生物剤。 (iii)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−ト
ルエンスルホンアニリドまたはその塩およびピコキシス
トロビンを含有する農園芸用殺微生物剤。 (iv)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トル
エンスルホンアニリドまたはその塩およびピラクロスト
ロビンを含有する農園芸用殺微生物剤。 (v)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トル
エンスルホンアニリドまたはその塩およびトリフロキシ
ストロビンを含有する農園芸用殺微生物剤。 (vi)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トル
エンスルホンアニリドまたはその塩およびイプロバリカ
ルブを含有する農園芸用殺微生物剤。
【0073】化合物(I)またはその塩と、他の農薬
活性成分を含む混合農薬組成物を使用するにあたって
は、一般の農薬組成物の取り得る自体公知の形態として
使用することができる。すなわち、化合物(I)また
はその塩の1種または2種以上(好ましくは1種以上、
3種以下)および他の農薬活性成分1種または2種以上
(好ましくは1種以上、3種以下)を有効成分として使
用目的によって適当な液体の担体と混合させるか分散さ
せ、または適当な固体担体と混合させるか吸着させ、乳
剤、油剤、水性懸濁剤、エマルジョン、液剤、ULV
剤、水和剤、粉剤、DL(ドリフトレス)粉剤、粒剤、
微粒剤、微粒剤F、フロアブル剤、ドライフロアブル
剤、錠剤、ジャンボ剤、噴霧剤、軟膏、ペースト、泡沫
剤、エアゾール、マイクロカプセル、種子用被覆剤、燻
煙剤、作物体灌注用スティック剤の剤型として使用す
る。これらの製剤は必要ならば例えば乳化剤、懸濁剤、
展着剤、浸透剤、湿潤剤、分散剤、粘漿剤、安定剤、結
合剤、流動助剤、固結防止剤、凝集剤、酸化防止剤、浮
遊剤、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤、水分除去剤、紫外
線吸収剤、紫外線散乱剤、着色剤、懸濁安定剤等を添加
してもよく、自体公知の方法で調製することができる。
すなわち、化合物(I)またはその塩、液体担体また
は固体担体、必要により上記した各種添加剤、他の農薬
活性成分などを均一に混合することにより製造すること
ができる。
【0074】例えば、乳剤は、有効成分、乳化剤、有機
溶剤などを均一に混合溶解することにより製造できる。
例えば、粒剤、顆粒水和剤などは、化合物(I)また
はその塩、分散剤(界面活性剤)、結合剤、増量剤(ま
たは固体担体)などを均一に混合し造粒することにより
製造できる。例えば、粉剤(DL粉剤など)は、有効成
分、増量剤(または固体担体)などを均一に混合粉砕す
ることにより製造できる。例えば、フロアブル剤は、有
効成分、分散剤などの成分を攪拌機を用いて混合分散
し、ダイノミルなどを用いて湿式粉砕することにより製
造される。例えば、ジャンボ剤は、有効成分、分散剤
(界面活性剤)、結合剤、浮遊剤、増量剤(または固体
担体)などを均一に混合し造粒することにより製造でき
る。
【0075】ジャンボ剤や粉剤、粒剤、顆粒水和剤、水
和剤などでは散布に際して簡便なように、20〜200
gの単位で水溶性フィルムに包装して使用してもよい。
該水溶性フィルムとしてはポリビニルアルコール、カル
ボキシメチルセルロース、デンプン、ゼラチン、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリル酸およびその塩、プルラ
ン(商品名:でんぷん系多糖類)、パオゲン(商品名:
熱可塑性水溶性ポリマー)などが挙げられる。
【0076】使用する液体担体(溶剤)としては、例え
ば、水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソ
プロパノール、エチレングリコール等のアルコール類、
例えば、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、
例えば、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル等のエーテル類、例えば、ケロシン、灯
油、燃料油、機械油、食用油等の脂肪族炭化水素類、例
えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフ
サ、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、例えば、
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲ
ン化炭化水素類、例えば、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド等の酸アミド類、例
えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、脂肪酸グリセリンエス
テル等のエステル類、例えば、アセトニトリル、プロピ
オニトリル等のニトリル類等の溶媒が適当であり、これ
らは1種または2種以上(好ましくは1種以上、3種以
下)を適当な割合で混合して適宜使用することができ
る。
【0077】固体担体(希釈、増量剤)としては、例え
ば、大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等の植物性粉末、
例えば、カオリン、ベントナイト、酸性白土等のクレイ
類、例えば、滑石粉、ロウ石粉等のタルク類、例えば、
珪藻土、雲母粉等のシリカ類等鉱物性粉末、炭酸カルシ
ウム、アルミナ、硫黄粉末、活性炭等が用いられ、これ
らは1種または2種以上(好ましくは1種以上、3種以
下)を適当な割合で混合して適宜使用することができ
る。また、軟膏基剤としては、例えば、ポリエチレング
リコール、ペクチン、例えば、モノステアリン酸グリセ
リンエステル等の高級脂肪酸の多価アルコールエステ
ル、例えば、メチルセルロース等のセルロース誘導体、
アルギン酸ナトリウム、ベントナイト、高級アルコー
ル、例えば、グリセリン等の多価アルコール、ワセリ
ン、白色ワセリン、流動パラフィン、豚脂、各種植物
油、ラノリン、脱水ラノリン、硬化油、樹脂類等の1種
または2種以上(好ましくは1種以上、3種以下)、あ
るいはこれらに下記に示す各種界面活性剤を添加したも
の等が適宜使用される。乳化剤、展着剤、浸透剤、湿潤
剤、分散剤として使用される界面活性剤としては、必要
に応じて石鹸類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
類(ニューカルゲンD1504TM(TMは登録商標で
あることを示す。)、ノイゲンET65TM、ノイゲン
ET83TM、ノイゲンET157TM等)、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル類(ノニポール2
TM、ノニポール100TM等)、ポリオキシエチレ
ンアルキルアリルエーテル類[例、ノイゲンEA142
TM、ノイゲンEA92TM;第一工業製薬(株)製、
ノナールTM;東邦化学(株)製]、ポリエチレングリ
コールエーテル類[例、ノニポール85 、ノニポー
ル100TM、ノニポール160TM;三洋化成(株)
製]、多価アルコールエステル類[例、トゥイーン20
TM、トゥイーン80TM;花王(株)製]、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンエーテル類、ポリオキ
シエチレンジスチレン化フェニルエーテル(ノイゲンE
A87TM、ノイゲンEA177TM等)、ポリオキシ
エチレンアルキルエステル類(イオネットMO2
、イオネットMO600TM等)、ソルビタン脂
肪酸エステル(レオドールSP−S10TM、レオドー
ルTW−S20TM等)、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル類、酸化エチレンと酸化プロピレンの
ブロック共重合物(ニューポールPE64TM)、高級
脂肪酸アルカノールアマイド、アルキルマレイン酸共重
合物(デモールEPTM等)などの非イオン系界面活性
剤;アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩などの陽
イオン系界面活性剤;アルキル硫酸塩類[例、エマール
10TM、エマール40TM;花王(株)製]、アルキ
ルスルホン酸塩類[例、ネオゲンTM、ネオゲン
TM;第一工業製薬(株)製、ネオペレックス;花王
(株)製]、ナフタレンスルホン酸重縮合物金属塩、ナ
フタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物(ニューカル
ゲンFS4TM等)、アルキルナフタレンスルホン酸塩
(ソルポール5115TM等)、リグニンスルホン酸金
属塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルアリルス
ルホネート硫酸塩などの高分子化合物、ポリナフチルメ
タンスルホン酸塩、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム
塩、ポリカルボン酸金属塩、ポリオキシエチレンヒスチ
リルフェニルエーテルサルフェートアンモニウム、高級
アルコールスルホン酸塩、高級アルコールエーテルスル
ホン酸塩、ジアルキルスルホサクシネート(ニューカル
ゲンEP70PTM等)、高級脂肪酸アルカリ金属塩な
どの陰イオン系界面活性剤が用いられる。塩としては、
界面活性剤の性能を阻害しない程度にナトリウム塩、カ
リウム塩、アンモニウム塩、ジエタノールアミン塩、ト
リエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン
塩、ジイソプロパノールアミン塩、トリイソプロパノー
ルアミン塩、その他の第3級アミン塩、たとえば、ジア
ルキルジメチルアンモニウム塩等が用いられる。展着剤
としては上記した界面活性剤の中でも3級アミンをカチ
オンとして含む陰イオン性界面活性剤〔例、ニーズ
TM(クミアイ化学販売、花王原体製造)などのポリナフチ
ルメタンスルホン酸ジアルキルジメチルアンモニウムな
ど〕が好ましい。
【0078】安定化剤としては、エポキシ基を有する化
合物、抗酸化剤〔例、ジブチルヒドロキシトルエン(B
HT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、テト
ラキス〔3−(3、5−ジ−tert−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオニルオキシメチル〕メタン
(Irganox 1010)、DL−トコフェロール、没食子酸プ
ロピル、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、
クエン酸イソプロピル等〕、リン酸、PAP助剤(イソ
プロピルアシッドフォスフェート)、シクロデキストリ
ン(トヨデリンP)、トール油脂肪酸(ハ−トール脂肪
酸)等が用いられ、これらは1種または2種以上(好ま
しくは1種以上、3種以下)を適当な割合で混合して適
宜使用することができる。結合剤としては、デキストリ
ン、アルファ化澱粉、ポリビニルアルコール、アラビア
ガム、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、
グルコース、ショ糖、マンニトール、ソルビトール等が
用いられ、これらは1種または2種以上(好ましくは1
種以上、3種以下)を適当な割合で混合して適宜使用す
ることができる。流動性助剤としては、PAP助剤
(例、イソプロピルアシッドホスフェート)、タルク等
が用いられ、これらは1種または2種以上(好ましくは
1種以上、3種以下)を適当な割合で混合して適宜使用
することができる。固結防止剤としては、ホワイトカー
ボン、珪藻土、ステアリン酸マグネシウム、酸化アルミ
ニウム、二酸化チタン等が用いられ、これらは1種また
は2種以上(好ましくは1種以上、3種以下)を適当な
割合で混合して適宜使用することができる。
【0079】凝集剤としては、流動パラフィン、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、イソブチレン重合体(例、IPソルベント)
等が用いられ、これらは1種または2種以上(好ましく
は1種以上、3種以下)を適当な割合で混合して適宜使
用することができる。酸化防止剤としては、ジブチルヒ
ドロキシトルエン、4、4−チオビス−6−tert−ブチ
ル−3−メチルフェノール、ブチルヒドロキシアニソー
ル、パラオクチルフェノール、モノ(またはジまたはト
リ)(a−メチルベンジル)フェノ−ル、2、6−ジ−
tert−ブチル−4−メチルフェノール、テトラキス[3
−(3、5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオニルオキシメチル]メタン等が用いられ、
これらは1種または2種以上(好ましくは1種以上、3
種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することがで
きる。浮遊剤は特にジャンボ剤の製造に用いられ、比重
が1以下(好ましくは1〜0.5)の粉末基剤などが好
ましい。該粉末基剤としてはその粒子径が600μm以
下、好ましくは600μm〜10μmであるものがよ
く、無機物では天然のガラス質を焼成加工することによ
り、その中に独立した1個または複数個の気泡を有する
ものであり、例えば真珠岩や黒曜石からなるパーライ
ト、シラスよりなるシラスバルーン(商品名)、蛭石よ
りなるバーミキュライト等や、アルミノシリケート系で
同じく焼成加工することにより得られる微小中空体のフ
ィライト(商品名)等が挙げられる。また、有機物で
は、一般にろう状物質と呼ばれる、常温で固体のステア
リン酸やパルミチン酸等の高級脂肪酸や、ステアリルア
ルコール等の高級アルコール、パラフィンワックス等が
挙げられるが、これらのろう状物質は撥水性であるた
め、水が浸透し難く、ろう状物質内にいつまでも農薬活
性成分が閉じ込められ、水中へ分散しがたくなる恐れも
あり、好ましくは上記のガラス質中空体と混合して用い
られる。
【0080】消泡剤としては、シリコン系消泡剤(例え
ば、アンチホームE20)等が用いられ、これらは1種
または2種以上(好ましくは1種以上、3種以下)を適
当な割合で混合して適宜使用することができる。凍結防
止剤としては、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、グリセリン等が用いら
れ、これらは1種または2種以上(好ましくは1種以
上、3種以下)を適当な割合で混合して適宜使用するこ
とができる。防腐剤としては、ブチルパラベン、ソルビ
ン酸カリウム等が用いられ、これらは1種または2種以
上(好ましくは1種以上、3種以下)を適当な割合で混
合して適宜使用することができる。水分除去剤として
は、無水石膏、シリカゲル粉末等が用いられ、これらは
1種または2種以上(好ましくは1種以上、3種以下)
を適当な割合で混合して適宜使用することができる。紫
外線吸収剤としては、2−(2エ−ヒドロキシ−5エ−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−エトキシ−2
エメチルオキザリックアシッドビスアニリド、コハク酸
ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロ
キシ−2、2、6、6−テトラメチルピペリジン重縮合
物等が用いられ、これらは1種または2種以上(好まし
くは1種以上、3種以下)を適当な割合で混合して適宜
使用することができる。紫外線散乱剤としては、二酸化
チタン等が用いられ、これらは1種または2種以上(好
ましくは1種以上、3種以下)を適当な割合で混合して
適宜使用することができる。着色剤としては、シアニン
グリーンG、エリオグリーンB400等が用いられ、こ
れらは1種または2種以上(好ましくは1種以上、3種
以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができ
る。懸濁安定剤としては、ポリビニルアルコール(ゴー
セノールGH17等)、粘土鉱物(クニピアF、VEE
GUM R等)、二酸化ケイ素(アエロジルCOK84
等)等が用いられ、これらは1種または2種以上(好ま
しくは1種以上、3種以下)を適当な割合で混合して適
宜使用することができる。
【0081】化合物(I)またはその塩と、他の農薬
活性成分を別個の製剤組成物として使用する場合も、上
記と同様にして、各々の製剤組成物を製造することがで
きる。
【0082】本発明者らは本願発明における上記化合物
(I)、 (II)、 (III)、 (IV)、 (V)もしくは (VI)または
それらの塩と、他の農薬活性成分と組合せることによ
り、それぞれ単剤として用いた場合よりも殺微生物効果
が相乗的に増強される場合があることを見出した。すな
わち、上記したような本発明におけるスルホンアミド誘
導体〔例、化合物(I)、 (II)、(III)、 (IV)、 (V)も
しくは (VI))〕と、他の農薬活性成分とを組合せた殺微
生物剤は、(1)各薬剤の単独での施用の場合に比べ、そ
の殺菌・殺虫・殺ダニ・殺線虫の効力が増強される場合
があり、(2)即効的な殺菌・殺虫・殺ダニ・殺線虫効
果が付与され、(3)既存の殺菌・殺虫・殺ダニ・殺線虫
剤にみられない広い殺菌・殺虫・殺ダニ・殺線虫スペク
トラムや、長い残効性が誘導され、(4)各薬剤を単独で
使用した場合に比べ、投下薬量を低下でき、(5)各種
有害生物に対して各薬剤を単独で使用するよりも確実な
防除効果が期待できるなどの優れた作用を発揮する。か
くして、本発明の他の態様は、化合物(I)、 (II)、 (II
I)、 (IV)、 (V)もしくは (VI)またはそれらの塩と他の
農薬活性成分とを組合せて用いることを特徴とする、化
合物(I)、 (II)、 (III)、 (IV)、 (V)もしくは (VI)の
殺微生物効果を増強させる方法である。
【0083】化合物(I)またはその塩および他の農
薬活性成分と組合せることにより防除効果が認められる
病害としては、例えばいもち病(Pyricularia oryzae)、
ごま葉枯病(Helminthosporium oryzae、Cochliobolus m
iyabeanus)、馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi)、苗立枯
病(Rhizopus oryzae)、紋枯病(Rhizoctonia solani)等
の稲の病害、例えば冠さび病(Puccinia coronata)等の
エン麦の病害、例えばうどん粉病(Erysiphe gramini
s)、雲形病(Rhynchsporium secalis)、斑点病(Cochliob
olus sativus)、斑葉病(Helminthosporium gramineum,
Pyrenophora gramineum)、網斑病(Pyrenophra teres)、
網腥黒穂病(Tilletia caries)、裸黒穂病(Ustilago nud
a)等の大麦の病害、例えばうどん粉病(Erysiphe gramin
is)、ふ枯病(Leptosphaeria nodorum,Septoria nodoru
m)、黄さび病(Puccinia striiformis)、褐色小粒菌(Typ
hula incarnata)、眼紋病(Pseudocercosporella herpot
richoides)、紅色雪腐病(Calonectria graminicola,Fus
arium nivale)、黒さび病(Puccinia graminis)、黒色小
粒菌(Typhula ishikariensis)、赤かび病(Gibberella z
eae)、赤さび病(Puccinia recondita,Puccinia tritici
na)、斑葉病(Helminthosporium gramineum)、網腥黒穂
病(Tilletia caries)、葉枯病(Septoria tritici)、裸
黒穂病(Ustilago tritici)等の小麦の病害、例えば苗立
枯病(Pythium debaryanum)等のトウモロコシの病害、例
えば紅色雪腐病(Fusarium nivale)等のライ麦の病害、
例えば疫病(Phytophthora infestans)等のジャガイモの
病害、例えばべと病(Peronospora tabacina)、疫病(Phy
tophthora parasitica var)、白星病(Cercospora nicot
ianae)、モザイク病(tobacco mosaic virus)等のタバコ
の病害、褐斑病(Cercospora beticola)、苗立枯病(Pyth
ium debaryanum,Rhizoctonia solani)、立枯病(Pythium
aphanidermatum)等のテンサイの病害、例えば灰色かび
病(Botrytis cinerea)等のパプリカの病害、例えば灰色
かび病(Botrytis cinerea)、菌核病(Sclerotinia scler
otiorum)、白絹病(Corticium rolfsii)等のインゲンの
病害、例えばうどん粉病(Erysiphe polygoni,Sphaeroth
eca fuliginea)、さび病(Uromyces fabae,Uromyces pha
seoli)、灰色かび病(Botrytis cinerea)等のソラマメの
病害、例えば褐斑病(Mycosphaerella arachidicola)等
のラッカセイの病害、例えば苗立枯病(Rhizoctonia sol
ani)等のキャベツの病害、例えばうどん粉病(Sphaeroth
eca fuliginea)、つる割病(Fusarium oxysporum)、つる
枯病(Mycosphaerella melonis)、べと病(Pseudoperonos
pora cubensis)、灰色かび病(Botrytis cinerea)、菌核
病(Sclerotinia sclerotiorum)、炭そ病(Colletotrichu
m lagenarium)、苗立枯病(Fusarium oxysporum,Pythium
aphanidermatum,Rhizoctonia solani)、モザイク病(Cu
cumber mosaic virus)等のキュウリの病害、例えば黒す
す病(Alternaria brassicicola)、根こぶ病(Plasmodiop
hora brassicae)等のコマツナの病害、例えば葉枯病(Se
ptoria apii)等のセロリの病害、例えば萎黄病(Fusariu
m oxysporum)等のダイコンの病害、例えば萎凋病(Fusar
ium oxysporum)、疫病(Phytophthora infestans)、輪紋
病(Alternaria solani)、灰色かび病(Botrytis cinere
a)、灰色疫病(Phytophthora capsici)、黒斑病(Alterna
ria tomato)等のトマトの病害、例えば褐色腐敗病(Phyt
ophthora capsici)、半身萎凋病(Verticillium albo-at
rum)等のナスの病害、例えば黒斑病(Alternaria japoni
ca)、根こぶ病(Plasmodiophora brassicae)等のハクサ
イの病害、例えば疫病(Phytophthora capsici)、灰色か
び病(Botrytis cinerea)等のピーマンの病害、例えば灰
色かび病(Botrytis cinerea)等のレタスの病害、例えば
黒点病(Diaporthe citri)等カンキツ類の病害、例えば
黒星病(Venturia nashicola)、黒斑病(Alternaria kiku
chiana)、赤星病(Gymnosporangium haraeanum)等のナシ
の病害、例えばべと病(Plasmopara viticola)、灰色か
び病(Botrytis cinerea)、黒とう病(Elsinoe ampelina)
等のぶどうの病害、縮葉病(Taphrina deformans)、穿孔
病(Mycosphaerella cerasella)等のモモの病害、例えば
うどん粉病(Podosphaeraleucotria)、そうか病(Cladspo
rium carpophilum)、灰色かび病(Botrytis cinerea)、
黒星病(Venturia inaequalis)、赤星病(Gymnosporangiu
m yamadae)、白紋羽病(Rosellinia nectrix)、斑点落葉
病(Alternaia mali)等のリンゴの病害、アブラナ、ヒマ
ワリ、ニンジン、トウガラシ、イチゴ、メロン、キウイ
フルーツ、タマネギ、ニラ、サツマイモ、イチジク、ウ
メ、アスパラガス、カキ、ダイズ、アズキ、スイカ、シ
ュンギク、ホウレンソウ、茶等の穀物果樹蔬菜の病害が
挙げられる。特にPyricularia属、Cochliobolus属、Cur
vularia属、Pyrenophora属、Alternaria属、およびこれ
らの近縁属に属する菌に由来する病害に対して高い活性
を示し、このような病害として例えば、稲のいもち病、
ごま葉枯病、褐色米病、大麦の斑点病、斑葉病、網斑
病、小麦の斑葉病、斑点病、トウモロコシのごま葉枯
病、ジャガイモの夏疫病、コマツナの黒すす病、トマト
の輪紋病、黒斑病、ハクサイの黒斑病、ナシの黒斑病、
リンゴの斑点落葉病等が挙げられる。
【0084】また、上記化合物(I)またはその塩に
おいてZが−ORで表される基である化合物または
その塩は、アブラナ科植物(例えば、カノーラ、カブ、
カリフラワー、キャベツ、コマツナ、ナタネ、ハクサ
イ)の根こぶ病に対し、優れた防除効果を有している。
とりわけ、上記化合物(I)、(II)および(III)に
おいてZ、ZもしくはZがそれぞれ−ORで表
される基である化合物またはその塩が好ましく、特に、
式(II’)
【化65】 〔式中、A’、X’およびB’はそれぞれ上記A
、XおよびBと同意義を、Z’は−OR(R
は上記と同意義を示す。)で表される基を示す。〕で
表される化合物(II’)またはその塩が好ましい。
【0085】化合物(II’)に含まれる化合物の中で
も、Aが(1)(i)ハロゲンで1〜5個置換されてい
てもよいC1−4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5
個置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、(ii
i)C1−4アルキル−カルボニルで1もしくは2個基
置換されていてもよいアミノ基、(iv)C1−4アルキ
ル−カルボニル基、(v)ハロゲン原子、(vi)シアノ
基および(vii)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよいC6−14アリール基または
(2)(i)C1−4アルキル基、(ii)C1−4アルコ
キシ−カルボニル基、(iii)カルバモイル基、(iv)
モノ−もしくはジ−C1−4アルキルカルバモイル基、
(v)C1−4アルキルスルホニル基、(vi)ハロゲン
原子、(vii)カルボキシル基および(viii)シアノ基
から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよ
い、チエニル基、トリアゾリル基、イミダゾリル基、イ
ソキサゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、キノリル
基、ベンゾチアジアゾリル基、イミダゾチアゾリル基ま
たはイミダゾピリジル基を、X’が(1)化学結合、
(2)C1−4アルキルで1もしくは2個置換されてい
てもよいメチレン基または(3)C1−4アルキルで1
もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、
’は(1)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロ
キシイミノ、C1−4アルコキシイミノ、ヒドラゾロ、
モノーもしくはジ−C1−4アルキルヒドラゾノおよび
1−4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置
換されていてもよいC1−4アルキル基、(2)C
2−4アルキニル基、(3)ヒドロキシ基、(4)ハロ
ゲンおよびC1−4アルコキシから選ばれる1〜5個の
置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、
(5)C1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(6)
1−4アルキルチオ基、(7)C1−4アルキルスル
フィニル基、(8)C1−4アルキルスルホニル基、
(9)モノーもしくはジ−C1−4アルキルスルファモ
イル基、(10)アミノ基、(11)ホルミル基、(1
2)C1−4アルコキシ−カルボニル基、(13)カル
バモイル基、(14)モノーもしくはジ−C1−4アル
キルカルバモイル基、(15)チオカルバモイル基、
(16)ハロゲン原子、(17)カルボキシル基、(1
8)チオシアナト基、(19)シアノ基、(20)ニト
ロソ基および(21)ニトロ基から選ばれる1〜5個の
置換基で置換されていてもよいC6−14アリール基、
’は−OR(RはC1−4アルキル基またはC
1−4アルコキシ−カルボニル基を示す)で表される基
を示す)で表される基を示す化合物またはその塩が好ま
しい。
【0086】化合物(II’)またはその塩のさらに好ま
しい様態を以下に示す。 (1)A’は(a)ハロゲンで1〜3個置換されてい
てもよいC1−4アルキル、ハロゲンおよびニトロから
選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェ
ニル基、(b)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよ
いチエニル基、または(c)C1−4アルキルおよびハ
ロゲンから選ばれる置換基で1〜3個置換されていても
よいピラゾリル基が好ましい。特にフェニル基の4−位
がメチル基で置換されたフェニル基が好ましい。
【0087】(2)B’は (a)ハロゲンで1〜5個(好ましくは1〜3個)置換
されていてもよいC1− アルキル基、(b)ハロゲン
原子、(c)シアノ基および(d)ニトロ基から選ばれ
る置換基で置換されたフェニル基が好ましい。該置換基
をフェニル基の2−位または4−位にしている化合物が
特に好ましい。
【0088】(3)ZはC1−4アルコキシ基または
1−4アルキル−カルボニルオキシ基が好ましく、特
に、メトキシ基およびエトキシ基が好ましい。 (4)Xは化学結合(単結合または結合手)が好まし
い。上記(1)〜(4)示したA’、B’、Z
およびX’の好ましい様態は任意に組み合わされてよ
い。
【0089】化合物(I)またはその塩および他の農
薬活性成分との混合組成物は、殺微生物作用を有し、毒
性が極めて少なく安全で、優れた殺微生物剤組成物とし
て使用することができる。本発明の混合農薬組成物は、
従来の殺微生物剤と同様な方法で用いることができ、そ
の結果従来品に比べて優れた効果を発揮することができ
る。例えば、育苗箱処理、作物の茎葉散布、水田の水中
施用、種子処理あるいは土壌処理、果樹の幹への直接塗
布などにより使用することができる。そしてその施用量
は、施用時期、施用場所、施用方法等に応じて広範囲に
変えることができるが、一般的にはヘクタール当たり有
効成分(化合物(I)またはその塩)が0.3g〜
3,000g好ましくは50g〜1,000gとなるよ
うに施用することが望ましい。また、本発明混合農薬組
成物が水和剤である場合には、有効成分の最終濃度が
0.1〜1,000ppm好ましくは10〜500ppmの範
囲となるように希釈して使用すればよい。化合物
(I)またはその塩の含有割合は、製剤全量に対し
て、通常約0.1〜80重量%、好ましくは約1〜20
重量%程度である。具体的には、乳剤、液剤、水和剤
(例えば顆粒水和剤)、水性懸濁製剤、マイクロエマル
ジョンなどで用いる場合は、通常約1〜80重量%程
度、好ましくは約1〜20重量%程度が適当である。油
剤、粉剤等で用いる場合は、通常0.1〜50重量%程
度、好ましくは約1〜20重量%程度が適当である。粒
剤、錠剤、ジャンボ剤等で用いる場合は、通常約5〜5
0重量%程度、好ましくは約1〜20重量%程度が適当
である。本発明の混合農薬組成物において配合される他
の農薬活性成分(例、殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤および
/または殺微生物剤)は製剤全量に対して、通常約1〜
80重量%程度、好ましくは約1〜20重量%程度の範
囲で使用される。上記有効成分以外の添加剤の含量は、
農薬活性成分の種類または含量、あるいは製剤の剤形等
によって異なるが、通常0.001〜99.9重量%程
度、好ましくは約1〜99重量%程度である。より具体
的には、組成物全量に対して、界面活性剤を通常1〜2
0重量%程度、好ましくは約1〜15重量%程度、流動
助剤を約1〜20重量%程度、担体を約1〜90重量%
程度、好ましくは約1〜70重量%程度を添加するのが
好ましい。具体的には、液剤を製造する場合は、界面活
性剤を通常約1〜20重量%程度、好ましくは1〜10
重量%程度と、水を20〜90重量%程度添加するのが
好ましい。乳剤、水和剤(例えば、顆粒水和剤)等は使
用に際して、水等で適宜希釈増量(例えば、約100〜
5,000倍)して散布するのがよい。化合物(I0)
またはその塩と、他の農薬活性成分が別個の組成物であ
る場合も、上記に準じて使用することができる。
【0090】
【実施例】以下に参考例、製剤例および試験例を挙げ
て、さらに詳しく説明するが、化合物(I)またはそ
の塩および他の農薬活性成分の混合組成物の範囲はこれ
らに限定解釈されるべきものではない。以下の参考例、
試験例で用いる略号は、次のような意義を有する。s:
シングレット、d:ダブレット、t:トリプレット、q:
クァルテット、m:マルチプレット、dd:ダブルダブレ
ット、dt:ダブルトリプレット、dq:ダブルクァルテッ
ト、septet:セプテット(七重線)、br:ブロード(幅
広い)、brs:ブロードシングレット、ddd:ダブルダブ
ルダブレット、ddt:ダブルダブルトリプレット、brd:
ブロードダブレット、brq:ブロードクァルテット、J:
カップリング定数、JHF:水素原子とフッ素原子間のカ
ップリング定数、Hz:ヘルツ、CDCl3:重クロロホル
ム、DMSO-d6:重ジメチルスルホキシド、DMF:N,
N−ジメチルホルムアミド、%:重量%、mp:融点、M
e:メチル基、Et:エチル基、n-Pr:プロピル基、i-P
r:イソプロピル基、c-Pr:シクロプロピル基、n-Bu:
ブチル基、i-Bu:イソブチル基、s-Bu:第二ブチル基、
t-Bu:第三ブチル基、Ac:アセチル基、Ph:フェニル
基、また室温とあるのは15〜25℃を意味する。 参考例1 4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエン
スルホンアニリド(下記化合物No.289)の合成 特開2001−26506号の実施例4に記載のごと
く、60%水素化ナトリウム0.05g(1.25ミリ
モル)をDMF2.0mlに懸濁させ、室温にて撹拌し
ながら4'−クロロ‐2'−ニトロ−p−トルエンスルホ
ンアニリド0.30g(0.92ミリモル)を加えた。
室温にて15分撹拌後、ヨウ化エチル0.50ml
(6.25ミリモル)を滴下した。100℃で1時間加
熱撹拌後、反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後.無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサ
ン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を淡黄
色結晶として0.24g(74%)得た。
【0091】参考例2 特開2001−26506号に記載の式(I)で表さ
れる化合物を表1〜表29に示す。
【表1】
【0092】
【表2】
【0093】
【表3】
【0094】
【表4】
【0095】
【表5】
【0096】
【表6】
【0097】
【表7】
【0098】
【表8】
【0099】
【表9】
【0100】
【表10】
【0101】
【表11】
【0102】
【表12】
【0103】
【表13】
【0104】
【表14】
【0105】
【表15】
【0106】
【表16】
【0107】
【表17】
【0108】
【表18】
【0109】
【表19】
【0110】
【表20】
【0111】
【表21】
【0112】
【表22】
【0113】
【表23】
【0114】
【表24】
【0115】
【表25】
【0116】
【表26】
【0117】
【表27】
【0118】
【表28】
【0119】
【表29】
【0120】製剤例1 化合物No.409(11重量%)、ピコキシストロビ
ン(5重量%)、エチレングリコール(12重量%)、
アンチホームE20(0.2重量%)、ブチルパラベン
(0.1重量%)、ノイゲンEA−177(2重量
%)、ニューカルゲンFS−7(2重量%)、クニピア
F(1重量%)、セロゲン7A(1.5重量%)、水
(65.2重量%)を混合した後、ダイノミルKDLで
湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル剤)を製造する。
【0121】製剤例2 化合物No.289 (11部)、ピコキシストロビン
(5部)、エチレングリコール(12部)、アンチホー
ムE20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1部)、
ノイゲンEA−177(2部)、ニューカルゲンFS−
7(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルアルコー
ル(1部)、水(65.7部)を混合した後、ダイノミ
ルKDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル剤)を
製造する。
【0122】製剤例3 化合物No.289 (11部)、トリフロキシストロ
ビン(5部)、エチレングリコール(12部)、アンチ
ホームE20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1
部)、ノイゲンEA−177(2部)、ニューカルゲン
FS−7(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルア
ルコール(1部)、水(65.7部)を混合した後、ダ
イノミルKDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル
剤)を製造する。
【0123】製剤例4 化合物No.289 (11部)、ピラクロストロビン
(5部)、エチレングリコール(12部)、アンチホー
ムE20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1部)、
ノイゲンEA−177(2部)、ニューカルゲンFS−
7(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルアルコー
ル(1部)、水(65.7部)を混合した後、ダイノミ
ルKDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル剤)を
製造する。
【0124】製剤例5 化合物No.289 (11部)、エポキシコナゾール
(10部)、エチレングリコール(12部)、アンチホ
ームE20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1
部)、ノイゲンEA−177(2部)、ニューカルゲン
FS−7(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルア
ルコール(1部)、水(60.7部)を混合した後、ダ
イノミルKDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル
剤)を製造する。
【0125】製剤例6 化合物No.289 (11部)、エポキシコナゾール
(10部)、ピラクロストロビン(5部)、エチレング
リコール(12部)、アンチホームE20(0.2
部)、ブチルパラベン(0.1部)、ノイゲンEA−1
77(2部)、ニューカルゲンFS−7(2部)、クニ
ピアF(1部)、ポリビニルアルコール(1部)、水
(55.7部)を混合した後、ダイノミルKDLで湿式
粉砕して均一懸濁液(フロアブル剤)を製造する。
【0126】製剤例7 化合物No.289 (11部)、フルシラゾール(1
0部)、エチレングリコール(12部)、アンチホーム
E20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1部)、ノ
イゲンEA−177(2部)、ニューカルゲンFS−7
(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルアルコール
(1部)、水(60.7部)を混合した後、ダイノミル
KDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル剤)を製
造する。
【0127】製剤例8 化合物No.289 (11部)、イプロバリカルブ
(10部)、エチレングリコール(12部)、アンチホ
ームE20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1
部)、ノイゲンEA−177(2部)、ニューカルゲン
FS−7(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルア
ルコール(1部)、水(60.7部)を混合した後、ダ
イノミルKDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル
剤)を製造する。
【0128】製剤例9 化合物No.289(11部)、テブコナゾール(10
部)、エチレングリコール(12部)、アンチホームE
20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1部)、ノイ
ゲンEA−177(2部)、ニューカルゲンFS−7
(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルアルコール
(1部)、水(60.7部)を混合した後、ダイノミル
KDLで湿式粉砕して均一懸濁剤(フロアブル剤)を製
造する。
【0129】製剤例10 化合物No.289(11部)、クレソキシムメチル
(10部)、エチレングリコール(12部)、アンチホ
ームE20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1
部)、ノイゲンEA−177(2部)、ニューカルゲン
FS−7(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルア
ルコール(1部)、水(60.7部)を混合した後、ダ
イノミルKDLで湿式粉砕して均一懸濁剤(フロアブル
剤)を製造する。
【0130】試験例1 リンゴ斑点落葉病(Alternaria mali)に対する予防効果 以下の試験において殺菌剤の評価は、病斑面積率(百分
率)を測定し、防除価に変換することよって行った。防
除価は以下の式で算出した。 防除価=(1−(薬剤処理区の病斑面積率/無処理区の
病斑面積率))x100 有効成分の混合物の予測防除価をコルビーの式(Colby'
s formula)[R.S.Colby,Weeds 1
5,20−22(1967)]を用いて決定し、実際の
防除価と比較した。 コルビーの式: E=x+y−xy/100 上記式において、Eは有効成分AおよびBの混合物を濃
度aおよびbで使用した際における予想防除価(相加効
果)を表し、xは有効成分Aを濃度aで使用した際にお
ける防除価を表し、そして、yは有効成分Bを濃度bで
使用した際における防除価を表す。試験により得られた
防除価が予想される効果Eよりも大きい値を示す場合は
相乗効果を有する。尚、防除価0は試験植物の病斑面積
率が無処理の対照標準のものに対応する。防除価100
は試験植物が病気に冒されていないことを意味する。
【0131】供試化合物(上記表1〜表29に示す化合
物のNo.で示す。)、下記表30に示すA(ピコキシス
トロビン)、B(トリフロキシストロビン)およびC(ピラク
ロストロビン)を単独あるいは混合して、ジメチルホル
ムアミド(最終濃度1重量%)に溶解し、さらに、キシ
レン(最終濃度0.02重量%)、トウィーン20(商
品名)(最終濃度0.02重量%)を加え、所定の有効
成分濃度(ppm)になるように水で希釈した。この液
に展着剤シンダイン(商品名、武田薬品工業(株)製、
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル20重量%
とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%を含む)を
0.05重量%(最終濃度)の割合で添加して散布液を
調整し、温室内で3〜4週間栽培したリンゴ(品種:ス
ターキング・デリシャス)幼木に10ml/ポットの割合
で噴霧した。処理1日後、1%酵母エキス、1%蔗糖、
5x10個/mlのリンゴ斑点落葉病菌胞子を含む懸濁
液を1ml/ポットの割合で噴霧接種した。接種後4日間
28℃の湿室に保った後、処理葉の病斑面積率を調査
し、結果を上記の防除価を用いて表した。結果を表30
に示した。化合物はA、BおよびCと混合して用いること
によって、それぞれの化合物を単独で用いた場合よりも
高い防除効果を発現し、混合による相乗作用が認められ
た。
【0132】
【表30】
【0133】試験例2 オオムギ網斑病(Pyrenophora teres)に対する予防効
果 供試化合物(上記表1〜表29に示す化合物のNo.で
示す。)、下記表31に示すA(ピコキシストロビ
ン)、B(トリフロキシストロビン)、C(ピラクロス
トロビン)、D(クレソキシムメチル)、E(エポキシ
コナゾール)、F(フルシラゾール)、およびG(テブ
コナゾール)を単独あるいは混合して、ジメチルホルム
アミド(最終濃度1重量%)に溶解し、さらに、キシレ
ン(最終濃度0.02重量%)、トゥイーン20(商品
名)(最終濃度0.02重量%)を加え、所定の有効成
分濃度(ppm)になるように水で希釈した。この液に
展着剤シンダイン(商品名、武田薬品(株)製、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル20重量%とリグ
ニンスルホン酸カルシウム12重量%を含む)を0.0
5重量%(最終濃度)の割合で添加して散布液を調整
し、温室内で1週間栽培したオオムギ(品種:滋賀八石
5号)に40ml/ポットの割合で噴霧した。風乾後、5
x10個/mlのオオムギ網斑病菌胞子懸濁液を2ml/
ポットの割合で噴霧接種した。接種後18時間24℃の
湿室に保った後、20℃の室内に置いた。9日後、処理
葉の病斑面積率を調査し、結果を上記の防除価を用いて
表した。結果を表31に示した。化合物は、A、B、
C、D、E、FおよびGと混合して用いることによっ
て、それぞれの化合物を単独で用いた場合よりも高い防
除効果を発現し、混合による相乗作用が認められた。
【0134】
【表31】
【0135】
【発明の効果】化合物(I)またはその塩と、他の農
薬活性成分、特に化合物(I)〜(VI)またはそれらの塩と
他の農薬活性成分を組み合わせると、優れた殺微生物作
用を有し、人畜、天敵、環境に対する影響が小さく安全
で、薬剤抵抗性微生物に対しても優れた防除効果が発揮
され、これらの組み合わせは、優れた農園芸用殺微生物
剤として有用である。特に、稲のいもち病、ごま葉枯
病、褐色米病、大麦の斑点病、斑葉病、網斑病、小麦の
斑葉病、斑点病、トウモロコシのごま葉枯病、ジャガイ
モの夏疫病、コマツナの黒すす病、トマトの輪紋病、黒
斑病、ハクサイの黒斑病、ナシの黒斑病、リンゴの斑点
落葉病などの防除剤として卓効を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 43/647 A01N 43/647 43/80 101 43/80 101 43/82 43/82 43/90 103 43/90 103 47/02 47/02 Fターム(参考) 4H011 AA01 AA03 BA01 BA06 BB07 BB08 BB09 BB10 BC18 BC19 DA15 DD03 DH02 DH03 DH25

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
    たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
    学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
    置換されていてもよいビニレン基を、Bは置換されて
    いてもよい5員複素環基(但し、イソキサゾリル基を除
    く。)または置換されていてもよい縮合複素環基を、Z
    は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換され
    ていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されて
    いてもよいアミノ基、(5)−N=CR(Rおよ
    びRはそれぞれ水素原子または置換されていてもよい
    炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、
    (7)−OR(Rは水素原子、置換されていてもよい
    炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル
    基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を
    示す)で表される基または(8)−S(O)(nは
    0〜2の整数を、Rは水素原子または置換されていて
    もよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表さ
    れる化合物またはその塩と、他の農薬活性成分を組み合
    わせて施用するための農園芸用組成物。
  2. 【請求項2】 式(I)で表される化合物またはその塩
    と、他の農薬活性成分とを含有する請求項1記載の農園
    芸用組成物。
  3. 【請求項3】 式(I)で表される化合物またはその塩
    を含有する組成物と、他の農薬活性成分を含有する組成
    物を組み合わせることを特徴とする請求項1記載の農園
    芸用組成物。
  4. 【請求項4】 Bが、炭素原子以外の環構成原子が窒
    素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子である置
    換されていてもよい5員複素環基、または置換されてい
    てもよい縮合複素環基である請求項1〜3いずれか1項
    記載の農園芸用組成物。
  5. 【請求項5】 Aが、(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、
    イミノ、ヒドロキシイミノ、C1−4アルコキシイミ
    ノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1−4アルキル
    ヒドラゾノおよびC1−4アルキルチオから選ばれる置
    換基で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル
    基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    3−6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよ
    びニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていて
    もよいC2−4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個
    置換されていてもよいC3−6シクロアルケニル基、
    (v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2−4
    アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよ
    びC1−4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で
    置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、(viii)ホ
    ルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)
    ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アル
    コキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xi
    i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
    ルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC 1−4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)
    ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アル
    コキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置
    換されていてもよいC1−4アルキルスルフィニル基、
    (xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル
    基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルスル
    ファモイル基、(xix) 【化2】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
    2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
    ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
    シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
    選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
    アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
    ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
    よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
    カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
    ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
    (xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
    viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキルカルバモイル基、(xxx) 【化3】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
    はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
    i) 【化4】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
    xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
    xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
    基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
    アノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基
    からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
    で置換されていてもよいC6−14アリール基または
    (2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
    で置換されていてもよい複素環基を、Xが、(1)化学
    結合、(2)C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C
    1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選
    ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメ
    チレン基または(3)C1−4アルキル、C1−4アルコ
    キシ、C1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシア
    ノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていて
    もよいビニレン基を、Bが、(1)上記置換基群(T)
    から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよ
    い、炭素原子以外の環構成原子が窒素原子および硫黄原
    子から選ばれるヘテロ原子である5員複素環基または
    (2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
    で置換されていてもよい、5〜6員複素環とベンゼン環
    もしくは5〜6員複素環と5〜6員複素環とが形成する
    縮合複素環基を、Zが、(1)(i)(a)ハロゲン、(b)アミ
    ノ、(c)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、
    (d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていて
    もよいC −4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C
    1−4アルキルチオ、(h)C1−4アルキルスルフィニ
    ル、(i)C1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)
    1−4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルお
    よび(m)モノ−もしくはジ−C1− アルキル−カルバ
    モイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていても
    よいC1−6アルキル基、(ii)(a)ハロゲン、(b)アミ
    ノ、(c)モノ−もしくはジ−C 1−4アルキルアミノ、
    (d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていて
    もよいC1−4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C
    1−4アルキルチオ、(h)C 1−4アルキルスルフィニ
    ル、(i)C1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)
    1−4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルお
    よび(m)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバ
    モイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていても
    よいC2−6アルケニル基、(iii)(a)ハロゲン、(b)ア
    ミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミ
    ノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されて
    いてもよいC1−4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C
    1−4アルキルチオ、(h)C1−4アルキルスルフィニ
    ル、(i)C1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)
    1−4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルお
    よび(m)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバ
    モイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていても
    よいC2−6アルキニル基、(iv)(a)ハロゲンで1〜5
    個置換されていてもよいC1−4アルキル、(b)ハロゲ
    ン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
    ルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換
    されていてもよいC1−4アルコキシ、(g)メルカプ
    ト、(h)C1−4アルキルチオ、(i)C1−4アルキルス
    ルフィニル、(j)C1−4アルキルスルホニル、(k)シア
    ノ、(l)C1−4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモ
    イルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−
    カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されて
    いてもよいC3−6シクロアルキル基、(v)(a)ハロゲ
    ン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
    ルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換
    されていてもよいC1−4アルコキシ、(f)メルカプ
    ト、(g)C 1−4アルキルチオ、(h)C1−4アルキルス
    ルフィニル、(i)C1−4アルキルスルホニル、(j)シア
    ノ、(k)C1−4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモ
    イルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−
    カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されて
    いてもよいC3−6アルカジエニル基および(vi)(a)ハ
    ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
    ル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−
    1−4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ、
    (g)メルカプト、(h)C1−4アルキルチオ、(i)C
    1−4アルキルスルフィニル、(j)C1−4アルキルス
    ルホニル、(k)シアノ、(l)C1−4アルコキシ−カルボ
    ニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1
    〜5個置換されていてもよいC6−14アリール基から
    選ばれる炭化水素基、(2)ハロゲンで1〜5個置換され
    ていてもよい、(i)C1−4アルキル−カルボニル、(i
    i)C1−4アルコキシ−カルボニル、(iii)C1−4
    ルキルチオ−カルボニル、(iv)C1−4アルコキシ−チ
    オカルボニル、(v)C −4アルキルチオ−チオカルボ
    ニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カル
    バモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C1−4アル
    キル−チオカルバモイルから選ばれるアシル基、(3)ホ
    ルミル基、(4)(a)C1−4アルキル、(b)ハロゲンで1
    〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボ
    ニル、(c)C 1−4アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−
    もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルおよび
    (e)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−チオカルバ
    モイルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されて
    いてもよいアミノ基、(5)−N=CR(Rおよ
    びRはそれぞれ水素原子またはC1−4アルキル基を
    示す)で表される基、(6)3〜6員の環状アミノ基、(7)
    −OR(Rは水素原子、ハロゲンで1〜5個置換さ
    れていてもよいC1−4アルキル基、ハロゲンで1〜5
    個置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニル
    基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
    アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基またはハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキルスル
    ホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)
    (nは0〜2の整数を、Rは(a)水素原子、(b)ハ
    ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
    ル基または(c)C1−4アルキルで1〜5個置換されて
    いてもよいC6−14アリール基を示す)で表される基
    を示す請求項1〜3いずれか1項記載の農園芸用組成
    物。
  6. 【請求項6】 AがC1−4アルキル基で1〜3個置
    換されていてもよいC6−14アリール基を、Xが化
    学結合を、Bがハロゲンで1〜5個置換されていても
    よいC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4
    アルキルチオ、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選ば
    れる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニ
    ル基、ピラゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル
    基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、ジオキサインダ
    ニル基またはイミダゾピリジル基を、ZがC1−6
    ルキル基またはC1−4アルコキシ基を示す請求項1〜
    3いずれか1項記載の農園芸用組成物。
  7. 【請求項7】 式(II) 【化5】 〔式中、Aは(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、
    ヒドロキシイミノ、C −4アルコキシイミノ、ヒドラ
    ゾノ、モノ−もしくはジ−C1−4アルキルヒドラゾノ
    およびC1−4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜
    5個置換されていてもよいC1−4アルキル基、(ii)ハ
    ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC 3−6シクロ
    アルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから
    選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC
    2−4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換され
    ていてもよいC3−6シクロアルケニル基、(v)ハロゲ
    ンで1〜5個置換されていてもよいC2−4アルキニル
    基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1−4
    アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
    いてもよいC1−4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキ
    シ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで
    1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−カ
    ルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキルチオ
    基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで
    1〜5個置換されていてもよいC1− アルコキシ−カ
    ルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC1−4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロ
    ゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル
    スルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ
    −もしくはジ−C1−4アルキルスルファモイル基、(x
    ix) 【化6】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
    2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
    ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
    シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
    選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
    アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
    ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
    よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
    カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
    ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
    (xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
    viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキルカルバモイル基、(xxx) 【化7】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
    はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
    i) 【化8】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
    xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
    xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
    基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
    アノ基および(xliv)スルホ基からなる置換基群(T')
    から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい
    アリール基または(2)置換されていてもよい複素環基
    を、Xは(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチ
    レン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、
    は置換されていてもよいアリール基を、Zは(1)
    モノ−もしくはジ−C1−6アルキルアミノ、ヒドロキ
    シ、ハロゲン、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキ
    シ−カルボニル、C1−6アルキルチオおよびシアノか
    ら選ばれる置換基で置換されていてもよいアルキル基、
    (2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)
    置換されていてもよいアルキニル基、(6)置換されてい
    てもよいシクロアルキル基、(7)置換されていてもよい
    アリール基、(8)置換されていてもよいアシル基、(9)ホ
    ルミル基、(10)置換されていてもよいアミノ基、(11)−
    N=CR(RおよびRはそれぞれ水素原子ま
    たは置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表され
    る基、(12)環状アミノ基、(13)−OR(Rは水素原
    子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていて
    もよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよ
    いアルキルスルホニル基を示す)で表される基、または
    (14)−S(O)(nは0〜2の整数を、Rは水
    素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)
    で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩
    と、他の農薬活性成分を組み合わせて施用するための農
    園芸用組成物。
  8. 【請求項8】 式(II)で表される化合物またはその
    塩と、他の農薬活性成分とを含有する請求項7記載の農
    園芸用組成物。
  9. 【請求項9】 式(II)で表される化合物またはその
    塩を含有する組成物と、他の農薬活性成分を含有する組
    成物を組み合わせることを特徴とする請求項7記載の農
    園芸用組成物。
  10. 【請求項10】 Aが、(1)(i)ハロゲン、ヒドロキ
    シ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1−4アルコキシイ
    ミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1− アルキ
    ルヒドラゾノおよびC1−4アルキルチオから選ばれる
    置換基で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
    ル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    3−6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよ
    びニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていて
    もよいC2−4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個
    置換されていてもよいC3−6シクロアルケニル基、
    (v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2−4
    アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよ
    びC1−4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で
    置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、(viii)ホ
    ルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)
    ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アル
    コキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xi
    i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
    ルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC1−4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)
    ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アル
    コキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置
    換されていてもよいC1−4アルキルスルフィニル基、
    (xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル
    基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルスル
    ファモイル基、(xix) 【化9】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
    2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
    ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
    シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
    選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
    アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
    ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
    よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
    カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
    ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
    (xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
    viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキルカルバモイル基、(xxx) 【化10】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
    はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
    i) 【化11】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
    xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
    xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
    基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
    アノ基および(xliv)スルホ基からなる置換基群(T')
    から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい
    6−14アリール基または(2)(i)ハロゲン、ヒドロキ
    シ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C 1−4アルコキシイ
    ミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
    ルヒドラゾノおよびC1−4アルキルチオから選ばれる
    置換基で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
    ル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    3−6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよ
    びニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていて
    もよいC2−4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個
    置換されていてもよいC3−6シクロアルケニル基、
    (v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2−4
    アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよ
    びC1−4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で
    置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、(viii)ホ
    ルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)
    ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アル
    コキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xi
    i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
    ルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC1−4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)
    ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC −4アル
    コキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置
    換されていてもよいC1−4アルキルスルフィニル基、
    (xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル
    基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルスル
    ファモイル基、(xix) 【化12】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
    2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
    ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
    シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
    選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
    アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
    ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
    よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
    カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
    ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
    (xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
    viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキルカルバモイル基、(xxx) 【化13】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
    はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
    i) 【化14】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
    xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
    xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
    基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
    アノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基
    からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
    で置換されていてもよい複素環基を、Xが、(1)化学
    結合、(2)C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C
    1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選
    ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメ
    チレン基または(3)C1−4アルキル、C1−4アルコ
    キシ、C1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシア
    ノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていて
    もよいビニレン基を、Bが、上記置換基群(T)から
    選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
    6−14アリール基を、Zが、(1)モノ−もしくはジ
    −C1−4アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C
    1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ−カルボニル、
    1−4アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基
    で1〜5個置換されていてもよいC1−6アルキル基、
    (2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)
    (a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで
    1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ、
    (f)メルカプト、(g)C1−4アルキルチオ、(h)C
    1−4アルキルスルフィニル、(i)C 1−4アルキルス
    ルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4アルコキシ−カルボ
    ニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1
    〜5個置換されていてもよいC2−6アルキニル基、
    (6)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−
    もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、(e)ヒドロキ
    シ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1−4アルキ
    ルチオ、(i)C1−4アルキルスルフィニル、(j)C
    −4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1−4アル
    コキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−
    もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルから選ば
    れる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3−6
    クロアルキル基、(7)(a)ハロゲンで1〜5個置換されて
    いてもよいC1−4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミ
    ノ、(d)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、
    (e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていて
    もよいC1−4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C
    1−4アルキルチオ、(i)C1−4アルキルスルフィニ
    ル、(j)C 1−4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)
    1−4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルお
    よび(n)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバ
    モイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていても
    よいC6−14アリール基、(8)ハロゲンで1〜5個置
    換されていてもよい、(i)C1−4アルキル−カルボニ
    ル、(ii)C1−4アルコキシ−カルボニル、(iii)C
    1−4アルキルチオ−カルボニル、(iv)C1−4アルコ
    キシ−チオカルボニル、(v)C1−4アルキルチオ−チ
    オカルボニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
    ル−カルバモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキル−チオカルバモイルから選ばれるアシル
    基、(9)ホルミル基、(10)(a)C1−4アルキル、(b)ハ
    ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
    ル−カルボニル、(c)C1−4アルコキシ−カルボニ
    ル、(d)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カルバ
    モイルおよび(e)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル
    −チオカルバモイルから選ばれる置換基で1もしくは2
    個置換されていてもよいアミノ基、(11)−N=CR
    (RおよびRはそれぞれ水素原子またはC1−4
    アルキル基を示す)で表される基、(12)3〜6員の環状
    アミノ基、(13)−OR(Rは水素原子、ハロゲンで
    1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル基、ハ
    ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
    ル−カルボニル基、ハロゲンで1〜5個置換されていて
    もよいC1−4アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基
    またはハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキルスルホニル基を示す)で表される基また
    は(14)−S(O)(nは0〜2の整数を、R
    (a)水素原子、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていても
    よいC1−4アルキル基または(c)C1− アルキルで
    1〜5個置換されていてもよいC6−14アリール基を
    示す)で表される基を示す請求項7〜9記載いずれか1
    項記載の農園芸用組成物。
  11. 【請求項11】 Aが、(1)(i)ハロゲンで1〜5個置
    換されていてもよいC1−4アルキル基、(ii)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ
    基、(iii)C1−4アルキル−カルボニルで1もしくは
    2個置換されていてもよいアミノ基、(iv)C1−4アル
    コキシ−カルボニル基、(v)ハロゲン原子、(vi)シアノ
    基および(vii)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基
    で置換されていてもよいC6−14アリール基または
    (2)(i)C1−4アルキル基、(ii)C 1−4アルコキシ−
    カルボニル基、(iii)カルバモイル基、(iv)モノ−もし
    くはジ−C1−4アルキルカルバモイル基、(v)C
    1−4アルキルスルホニル基、(vi)ハロゲン原子、(vi
    i)カルボキシル基および(viii)シアノ基から選ばれる1
    〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、
    トリアゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、
    ピラゾリル基、ピリジル基、キノリル基、ベンゾチアジ
    アゾリル基、イミダゾチアゾリル基またはイミダゾピリ
    ジル基を、Xが(1)化学結合、(2)C1−4アルキルで
    1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または
    (3)C1−4アルキルで1もしくは2個置換されていて
    もよいビニレン基を、Bが(1)ハロゲン、ヒドロキ
    シ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1−4アルコキシイ
    ミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
    ルヒドラゾノおよびC1−4アルキルチオから選ばれる
    置換基で1〜5個置換されていてもよいC 1−4アルキ
    ル基、(2)C2−4アルキニル基、(3)ヒドロキシ基、
    (4)ハロゲンおよびC1−4アルコキシから選ばれる1
    〜5個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコ
    キシ基、(5)C1−4アルキル−カルボニルオキシ基、
    (6)C −4アルキルチオ基、(7)C1−4アルキルスル
    フィニル基、(8)C1−4アルキルスルホニル基、(9)モ
    ノ−もしくはジ−C1−4アルキルスルファモイル基、
    (10)アミノ基、(11)ホルミル基、(12)C1−4アルコキ
    シ−カルボニル基、(13)カルバモイル基、(14)モノ−も
    しくはジ−C1−4アルキルカルバモイル基、(15)チオ
    カルバモイル基、(16)ハロゲン原子、(17)カルボキシル
    基、(18)チオシアナト基、(19)シアノ基、(20)ニトロソ
    基および(21)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で
    置換されていてもよいC6−14アリール基を、Z
    (1)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、ヒド
    ロキシ、ハロゲン、C1−4アルコキシ、C1−4アル
    コキシ−カルボニル、C1−4アルキルチオおよびシア
    ノから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよい
    1−6アルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)
    プロパジエニル基、(5)ハロゲンで1〜5個置換されて
    いてもよいC2−6アルキニル基、(6)C3−6シクロ
    アルキル基、(7)C6−14アリール基、(8)ハロゲンで
    1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル−カル
    ボニル、(9)C1−4アルキル、C1−4アルキル−カ
    ルボニルおよびC1−4アルコキシ−カルボニルから選
    ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいア
    ミノ基、(10)−N=CR(RおよびRはそれ
    ぞれC1−4アルキル基を示す)で表される基、(11)−
    OR(RはC 1−4アルキル基またはC1−4アル
    キル−カルボニル基を示す)で表される基または(12)−
    S(O)(nは0〜2の整数を、Rは(a)ハロ
    ゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキル
    基または(b)C1−4アルキルで1〜5個置換されてい
    てもよいC6−14アリール基を示す)で表される基を
    示す請求項7〜9いずれか1項記載の農園芸用組成物。
  12. 【請求項12】 Aが、C1−4アルキル基、ハロゲ
    ンおよびシアノから選ばれる置換基で1〜3個置換され
    ていてもよいフェニル基を、Xが化学結合を、B
    が、(1)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC
    1−4アルキル基、(2)C1−4アルコキシ基、(3)C
    1−4アルキルチオ基、(4)チオカルバモイル基、(5)ハ
    ロゲン原子、(6)シアノ基および(7)ニトロ基から選ばれ
    る1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル基
    を、Zが、(1)C1−4アルコキシで1〜3個置換さ
    れていてもよいC1−6アルキル基、(2)C3−6シク
    ロアルキル基、(3)アリル基または(4)C1−4アルコキ
    シ基を示す請求項7〜9いずれか1項記載の農園芸用組
    成物。
  13. 【請求項13】 化合物またはその塩が4'−クロロ−
    N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニ
    リド、2',4'−ジニトロ−N−エチル−p−トルエン
    スルホンアニリド、2',4'−ジシアノ−N−エチル−
    p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イ
    ソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニ
    リド、4'−フルオロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ
    −p−トルエンスルホンアニリド、4'−シアノ−N−
    イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンア
    ニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−シアノ
    −p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ
    −N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド、
    4'−ニトロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−ト
    ルエンスルホンアニリド、2'−シアノ−N−メトキシ
    −4'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドもしく
    は2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンス
    ルホンアニリドまたはその塩である請求項7〜9いずれ
    か1項記載の農園芸用組成物。
  14. 【請求項14】 式(III) 【化15】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
    たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
    学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
    置換されていてもよいビニレン基を、Bは(i)ハロゲ
    ン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1−4
    アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキルヒドラゾノおよびC1−4アルキルチオ
    から選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されて
    いてもよいC3−6シクロアルキル基、(iii)ハロゲ
    ン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個
    置換されていてもよいC2−4アルケニル基、(iv)ハロ
    ゲンで1〜5個置換されていてもよいC3−6シクロア
    ルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていても
    よいC2−4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)
    ハロゲンおよびC1−4アルコキシから選ばれる1〜5
    個の置換基で置換されていてもよいC 1−4アルコキシ
    基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個
    置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニルオ
    キシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
    1−4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカ
    プト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよ
    いC1−4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個
    置換されていてもよいC1−4アルキル−カルボニルチ
    オ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい
    1−4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキルスル
    フィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていて
    もよいC −4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファ
    モイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1−4アルキ
    ルスルファモイル基、(xix) 【化16】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
    2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
    ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
    シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
    選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
    アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
    ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
    よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
    カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
    ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
    (xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
    viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキルカルバモイル基、(xxx) 【化17】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
    はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
    i) 【化18】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
    xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
    xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
    基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
    アノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基
    からなる置換基群(T)から選ばれる置換基を有する6
    員複素環基を、Zは(1)置換されていてもよい炭化水
    素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル
    基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR
    (RおよびRはそれぞれ水素原子または置換
    されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、
    (6)環状アミノ基、(7)−OR(Rは水素原子、置換
    されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいア
    シル基、ホルミル基または置換されていてもよいスルホ
    ニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)
    (nは0〜2の整数を、Rは水素原子または置換さ
    れていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示
    す〕で表される化合物またはその塩と、他の農薬活性成
    分を組み合わせて施用するための農園芸用組成物。
  15. 【請求項15】 式(III)で表される化合物または
    その塩と、他の農薬活性成分とを含有する請求項14記
    載の農園芸用組成物。
  16. 【請求項16】 式(III)で表される化合物または
    その塩を含有する組成物と、他の農薬活性成分を含有す
    る組成物を組み合わせることを特徴とする請求項14記
    載の農園芸用組成物。
  17. 【請求項17】 Aが、(1)(i)ハロゲン、ヒドロキ
    シ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1−4アルコキシイ
    ミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1− アルキ
    ルヒドラゾノおよびC1−4アルキルチオから選ばれる
    置換基で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルキ
    ル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    3−6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよ
    びニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていて
    もよいC2−4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個
    置換されていてもよいC3−6シクロアルケニル基、
    (v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2−4
    アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよ
    びC1−4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で
    置換されていてもよいC1−4アルコキシ基、(viii)ホ
    ルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC1−4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)
    ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アル
    コキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xi
    i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4
    ルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC1−4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)
    ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アル
    コキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置
    換されていてもよいC1−4アルキルスルフィニル基、
    (xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル
    基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルスル
    ファモイル基、(xix) 【化19】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xx)C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C
    2−4アルキニル、ヒドロキシ、C1−4アルコキシ、
    ホルミルオキシ、C1−4アルキル−カルボニルオキ
    シ、ホルミルおよびC −4アルキル−カルボニルから
    選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよい
    アミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホル
    ミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていても
    よいC1−4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−
    カルボニル基、(xxv)C1−4アルキルチオ−カルボニ
    ル基、(xxvi)C1−4アルコキシ−チオカルボニル基、
    (xxvii)C1−4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xx
    viii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキルカルバモイル基、(xxx) 【化20】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしく
    はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxii
    i) 【化21】 (環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される
    基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xx
    xvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(x
    xxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド
    基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシ
    アノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基
    からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
    で置換されていてもよいC6−14アリール基または
    (2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基
    で置換されていてもよい複素環基を、Xが、(1)化学
    結合、(2)C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C
    1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選
    ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメ
    チレン基または(3)C1−4アルキル、C1−4アルコ
    キシ、C1−4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシア
    ノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていて
    もよいビニレン基を、Bが、上記置換基群(T)から
    選ばれる1〜5個の置換基で置換された6員複素環基
    を、Zが、(1)(i)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ
    −もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、(d)ヒドロキ
    シ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    −4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1−4アルキル
    チオ、(h)C1−4アルキルスルフィニル、(i)C1−4
    アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4アルコキ
    シ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もし
    くはジ−C1− アルキル−カルバモイルから選ばれる
    置換基で1〜5個置換されていてもよいC1−6アルキ
    ル基、(ii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしく
    はジ−C 1−4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハ
    ロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコ
    キシ、(f)メルカプト、(g)C1−4アルキルチオ、(h)
    1−4アルキルスルフィニル、(i)C1−4アルキル
    スルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4アルコキシ−カル
    ボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−
    1−4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で
    1〜5個置換されていてもよいC2−6アルケニル基、
    (iii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−
    1−4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲン
    で1〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ、
    (f)メルカプト、(g)C1−4アルキルチオ、(h)C
    1−4アルキルスルフィニル、(i)C1−4アルキルス
    ルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4アルコキシ−カルボ
    ニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1
    〜5個置換されていてもよいC2−6アルキニル基、(i
    v)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−
    もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、(e)ヒドロキ
    シ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1−4アルキ
    ルチオ、(i)C1−4アルキルスルフィニル、(j)C
    1−4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1−4
    ルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ
    −もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルから選
    ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3−6
    シクロアルキル基、(v)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モ
    ノ−もしくはジ−C1−4アルキルアミノ、(d)ヒドロ
    キシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C 1−4アルキ
    ルチオ、(h)C1−4アルキルスルフィニル、(i)C
    1−4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1−4
    ルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ
    −もしくはジ−C1−4アルキル−カルバモイルから選
    ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3−6
    アルカジエニル基および(vi)(a)ハロゲンで1〜5個置
    換されていてもよいC1−4アルキル、(b)ハロゲン、
    (c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1−4アルキルア
    ミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換され
    ていてもよいC1−4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)
    1−4アルキルチオ、(i)C1−4アルキルスルフィ
    ニル、(j)C1−4アルキルスルホニル、(k)シアノ、
    (l)C1−4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイル
    および(n)モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−カル
    バモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていて
    もよいC6−14アリール基から選ばれる炭化水素基、
    (2)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい、(i)C
    1−4アルキル−カルボニル、(ii)C1−4アルコキシ
    −カルボニル、(iii)C1−4アルキルチオ−カルボニ
    ル、(iv)C1−4アルコキシ−チオカルボニル、(v)C
    −4アルキルチオ−チオカルボニル、(vi)モノ−もし
    くはジ−C1−4アルキル−カルバモイルおよび(vii)
    モノ−もしくはジ−C1−4アルキル−チオカルバモイ
    ルから選ばれるアシル基、(3)ホルミル基、(4)(a)C
    1−4アルキル、(b)ハロゲンで1〜5個置換されてい
    てもよいC1−4アルキル−カルボニル、(c)C 1−4
    アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−もしくはジ−C
    1−4アルキル−カルバモイルおよび(e)モノ−もしく
    はジ−C1−4アルキル−チオカルバモイルから選ばれ
    る置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ
    基、(5)−N=CR(RおよびRはそれぞれ
    水素原子またはC1−4アルキル基を示す)で表される
    基、(6)3〜6員の環状アミノ基、(7)−OR(R
    水素原子、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC
    1−4アルキル基、ハロゲンで1〜5個置換されていて
    もよいC1−4アルキル−カルボニル基、ハロゲンで1
    〜5個置換されていてもよいC1−4アルコキシ−カル
    ボニル基、ホルミル基またはハロゲンで1〜5個置換さ
    れていてもよいC1−4アルキルスルホニル基を示す)
    で表される基または(8)−S(O)(nは0〜2
    の整数を、Rは(a)水素原子、(b)ハロゲンで1〜5個
    置換されていてもよいC1−4アルキル基または(c)C
    1−4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC
    6−14アリール基を示す)で表される基を示す請求項
    14〜16いずれか1項記載の農園芸用組成物。
  18. 【請求項18】 AがC1−4アルキルで1〜5個置
    換されていてもよいフェニル基またはC1−4アルキル
    で1もしくは2個置換されていてもよいイミダゾリル基
    を、Xが化学結合を、Bがハロゲンで1〜5個置換
    されていてもよいC1−4アルキル、C1−4アルコキ
    シ、ハロゲン、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5
    個の置換基で置換された、ピリジル基、ピリダジニル基
    またはピリミジニル基を、ZがC1−6アルキル基、
    3−6シクロアルキル基またはC1−4アルコキシ基
    を示す請求項14〜16いずれか1項記載の農園芸用組
    成物。
  19. 【請求項19】式(IV) 【化22】 〔式中、Aは(1)置換されていてもよいアリール基ま
    たは(2)置換されていてもよい複素環基を、Xは(1)化
    学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)
    置換されていてもよいビニレン基を、Bはピリダジニ
    ル基またはピラジニル基を、Zは(1)置換されていて
    もよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル
    基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ
    基、(5)−N=CR(RおよびRはそれぞれ
    水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示
    す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR(R
    は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換
    されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換され
    ていてもよいスルホニル基を示す)で表される基または
    (8)−S(O)(nは0〜2の整数を、Rは水
    素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)
    で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩
    と、他の農薬活性成分を組み合わせて施用するための農
    園芸用組成物。
  20. 【請求項20】 式(IV)で表される化合物またはそ
    の塩と、他の農薬活性成分とを含有する請求項19記載
    の農園芸用組成物。
  21. 【請求項21】 式(IV)で表される化合物またはそ
    の塩を含有する組成物と、他の農薬活性成分を含有する
    組成物を組み合わせることを特徴とする請求項19記載
    の農園芸用組成物。
  22. 【請求項22】 式(V) 【化23】 〔式中、Aは4−メチルフェニル基を、Xは化学結
    合を、Bはピリジル基またはピリミジニル基を、Z
    はC1−4アルキル基を示す〕で表されると、他の農薬
    活性成分を組み合わせて施用するための農園芸用組成
    物。
  23. 【請求項23】 式(V)で表される化合物またはその
    塩と、他の農薬活性成分とを含有する請求項22記載の
    農園芸用組成物。
  24. 【請求項24】 式(V)で表される化合物またはその
    塩を含有する組成物と、他の農薬活性成分を含有する組
    成物を組み合わせることを特徴とする請求項22記載の
    農園芸用組成物。
  25. 【請求項25】 式(VI) 【化24】 〔式中、AはC1−4アルキル,ハロゲンおよびシア
    ノから選ばれる置換基で置換されていてもよいフェニル
    基を、Xは化学結合を、Bはハロゲン原子、ニトロ
    およびシアノから選ばれる置換基で置換された2−ニト
    ロフェニル基または2−シアノフェニル基を、Zはエ
    チル基,イソプロピル基、シクロプロピル基、メトキシ
    基、エトキシ基またはイソプロポキシ基を示す〕で表さ
    れる化合物またはその塩と、他の農薬活性成分を組み合
    わせて施用するための農園芸用組成物。
  26. 【請求項26】 式(VI)で表される化合物またはそ
    の塩と、他の農薬活性成分とを含有する請求項25記載
    の農園芸用組成物。
  27. 【請求項27】 式(VI)で表される化合物またはそ
    の塩を含有する組成物と、他の農薬活性成分を含有する
    組成物を組み合わせることを特徴とする請求項25記載
    の農園芸用組成物。
  28. 【請求項28】 他の農薬活性成分が殺虫性成分である
    請求項1〜27いずれか1項記載の農園芸用組成物。
  29. 【請求項29】 他の農薬活性成分が殺菌性成分である
    請求項1〜27いずれか1項記載の農園芸用組成物。
  30. 【請求項30】 他の農薬活性成分が殺菌性成分および
    殺虫性成分である請求項1〜27いずれか1項記載の農
    園芸用組成物。
  31. 【請求項31】 殺菌性成分が、エポキシコナゾール、
    フルシラゾール、ピコキシストロビン、ピラクロストロ
    ビン、トリフロキシストロビンおよびイプロバリカルブ
    から選ばれる1種以上である請求項29または30記載
    の農園芸用組成物。
  32. 【請求項32】 4'−クロロ−N−エチル−2'−ニト
    ロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩および
    エポキシコナゾールを含有する農園芸用殺微生物組成
    物。
  33. 【請求項33】 4'−クロロ−N−エチル−2'−ニト
    ロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩および
    フルシラゾールを含有する農園芸用殺微生物組成物。
  34. 【請求項34】 4'−クロロ−N−エチル−2'−ニト
    ロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩および
    ピコキシストロビンを含有する農園芸用殺微生物組成
    物。
  35. 【請求項35】 4'−クロロ−N−エチル−2'−ニト
    ロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩および
    ピラクロストロビンを含有する農園芸用殺微生物組成
    物。
  36. 【請求項36】 4'−クロロ−N−エチル−2'−ニト
    ロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩および
    トリフロキシストロビンを含有する農園芸用殺微生物組
    成物。
  37. 【請求項37】 4'−クロロ−N−エチル−2'−ニト
    ロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩および
    イプロバリカルブを含有する農園芸用殺微生物組成物。
  38. 【請求項38】 式(I)〜式(VI)で表される化合
    物またはその塩の少なくとも1種と、他の農薬活性成分
    を組み合わせて用いることを特徴とする式(I)〜式
    (VI)で表される化合物またはその塩の殺微生物効果
    を増強させる方法。
  39. 【請求項39】 式(I)〜式(VI)で表される化合
    物またはその塩の少なくとも1種と、他の農薬活性成分
    を組み合わせて用いることを特徴とするその他の農薬活
    性成分の殺微生物または殺虫効果を増強させる方法。
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