JP2002283975A - 洗車設備 - Google Patents

洗車設備

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JP2002283975A
JP2002283975A JP2001092591A JP2001092591A JP2002283975A JP 2002283975 A JP2002283975 A JP 2002283975A JP 2001092591 A JP2001092591 A JP 2001092591A JP 2001092591 A JP2001092591 A JP 2001092591A JP 2002283975 A JP2002283975 A JP 2002283975A
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car wash
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washing
driver
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JP2001092591A
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Eiji Takeuchi
英二 竹内
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Takeuchi Techno Co Ltd
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Takeuchi Techno Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗車前に、車両に装着されるスポイラーなど
の突起物の有無を操作入力する操作入力手段を有する洗
車設備であって、車両から見えない前記突起物がその車
両に装着しているか否かを確認してから操作入力できる
ようにし、操作入力の誤操作で、前記突起物の破損を防
止する。 【解決手段】 操作BOX16に、車両Vに装着される
スポイラーなどの突起物の有無を操作入力する操作入力
手段が設けられ、その操作入力手段は、車両待機位置T
Sに停車した車両Vの運転者がその車両Vを降りること
により操作可能な位置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に装着される
突起物の有無を操作入力する操作入力手段を有する洗車
設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両を洗浄する洗浄手段を有する
洗車機の車体入口の手前に車両待機位置を設定し、その
車両待機位置の側方に操作BOXを設置し、その操作B
OXに、車両に装着された突起物の有無を操作入力する
操作入力手段を有する操作面を設け、車体の運転者が運
転席から前記操作入力手段を操作できるように、前記操
作面を車両待機位置に停止した車両の側面に対面するよ
うにした洗車設備は知られている(たとえば、特開平6
−255454号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
洗車設備では、その待機位置にあって洗車しようとする
車両の運転席からはスポイラーやキャリアーなどの突起
物が装着されているか否かを見ることができないため、
運転者、特に乗り慣れていない車両の運転者は、その車
両に前記突起物が装着されているにも関わらずに、その
突起物が装着されていないと誤認識してしまうことがあ
り、操作面の「突起物が装着されていない」を操作入力
してしまい、その後の洗車時に突起物を損傷、破損させ
てしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、前記突起物に対する操作入力の誤認識を未然に防止
できるようにすることを主な目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本請求項1記載の発明は、車両を洗浄する洗浄手段
を有する洗車機が設けられた洗車ゾーンと、この洗車ゾ
ーンに設定される車両入口と車両出口とを有する洗車場
と、前記洗車場の車両入口の手前に設定される車両待機
位置と、前記車両待機位置の側方に設置される操作BO
Xと、を備えた洗車設備において、前記操作BOXに
は、車両に装着される突起物の有無を操作入力する操作
入力手段が設けられ、該操作入力手段は、前記車両待機
位置に停車した車両の運転者が、その車両を降りること
により操作可能な位置にあることを特徴としており、か
かる特徴によれば、運転者は車両から降りなければ操作
入力手段を操作することができないため、運転席から見
えないスポイラー、キャリアーなどの突起物が車両に装
着されているか否かを目で見て確認して操作入力でき、
前記突起物が装着されているにも関わらず操作入力の誤
操作による、前記突起物の損傷、破損を未然に防止する
ことができる。
【0006】また、上記目的達成のため、本請求項2記
載の発明は、車両を洗浄する洗浄手段を有する洗車機が
設けられた洗車ゾーンと、この洗車ゾーンに設定される
車両入口と車両出口とを有する洗車場と、前記洗車場の
車両入口の手前に設定される車両待機位置と、前記車両
待機位置の側方に設置される操作BOXと、を備えた洗
車設備において、前記操作BOXには、車両に装着され
る突起物の有無を操作入力する操作入力手段を有する操
作面が設けられ、該操作面は、前記車両待機位置から前
記車両入口に進入する車両の進入方向と反対方向を向い
ていることを特徴としており、かかる特徴によれば、操
作面は、車両待機位置に進入する車両の方を向いている
ので、車両の運転者は、車両に乗ったままで、視界に操
作面が入り、車両から降りて操作入力手段を操作するこ
とを容易に、素早く認識できる。
【0007】さらに、上記目的達成のため、本請求項3
記載の発明は、前記請求項1または2記載のものにおい
て、前記車両待機位置に進入した車両の運転者に対し
て、車両から降りて前記操作入力手段を操作するように
報知する報知手段を備えていることを特徴としており、
かかる特徴によれば、車両の運転者に対して、車両から
降りて操作入力手段を操作するように報知する報知手段
を備えているので、車両の運転者は、車両から降りて操
作入力手段を操作することを認識でき、その認識をより
確実なものとすることができる。
【0008】さらにまた、上記目的達成のため、本請求
項4記載の発明は、前記請求項2または3記載のものに
おいて、車両を前記操作面に対して車両の側面が対面す
るように停車させて車両の運転者が運転席に乗ったまま
前記操作入力手段を操作することを防止する操作防止手
段が、前記操作BOXから見て車両待機位置と反対側に
設置されていることを特徴としており、かかる特徴によ
れば、車両を操作面に対して車両の側面が対面するよう
に停止させ、運転者が車両の運転席に乗ったまま操作入
力手段を操作することを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的
に説明する。
【0010】図1〜図5は、本発明の第1実施例を示す
もので、図1は洗車設備の概略全体平面図、図2は、図
1の2−2線に沿う洗車設備の概略側面図、図3は、操
作パネルの正面図、図4は、作用を示すフローチャー
ト、図5は、制御系のブロック図である。
【0011】図1,2において、洗車設備は、洗車場W
Pと、その洗車場WPに進入して洗浄を行うための車両
Vを待機させる車両待機位置TSとを備えており、前記
洗車場WPは、洗車機の設けられる洗車ゾーンZと、車
両入口Iと、車両出口Oとが設定される。そして、洗車
ゾーンZには、車両出口Oから車両入口Iに向けて洗車
機本体6の、スタート位置6B、待機位置6Aおよび折
り返し位置6Cが設定されている。
【0012】洗車機の門型の洗車機本体6は、車両Vの
上面を洗浄するトップブラシ1と、車両Vの側面を洗浄
する左右一対のサイドブラシ2,2と、車両Vの上面を
乾燥するトップノズル4と、車両Vの側面を乾燥する左
右一対のサイドノズル5,5と、図示されない洗浄水噴
射装置およびワックス水噴射装置とよりなる従来公知の
洗浄手段が設けられ、駆動輪7,7と従動輪8,8とに
より走行レール9,9上を往復走行する。そして、この
実施例では、洗車機は、洗車機本体6と走行レール9,
9とより構成されている。
【0013】前記一対の駆動輪7,7はそれぞれ駆動モ
ータ10,10に接続されており、洗車機本体6を往復
走行させるべく回転駆動される。一方の駆動モータ10
の出力軸には、その回転数に応じた数のパルスを出力す
るロータリエンコーダ11が設けられる。
【0014】図1に示すように、一方の走行レール9の
一端近傍には、カム12が設けられており、洗車機本体
6に設けた位置検出スイッチ13が前記カム12に当接
することにより、洗車機本体6が鎖線で示すスタート位
置6Bにあることが検出される。また前記走行レール9
の他端近傍にはカム29が設けられており、このカム2
9に前記位置検出スイッチ13が当接することにより、
洗車機本体6が鎖線で示す折り返し位置6Cにあること
が検出される。
【0015】走行レール9,9間には、車両Vを左右方
向に位置決めすべく左右の前輪を案内する一対の案内パ
イプ18,18と、車両Vを前後方向に位置決めすべく
右前輪の停止位置を規制するストッパ19とが設けられ
ている。車両Vが前記案内パイプ18,18およびスト
ッパ19によって位置決めされ、洗浄を行うために、洗
車ゾーンZの車両洗浄位置ASに停止すると、前記スト
ッパ19の内側に設けられた踏込みスイッチ20が作動
する。
【0016】洗車機の前後方向の一方(図1,2右方
向)には、前記車両入口Iが、またその他方(図1,2
左方向)には、前記車両出口Oが相対向して設けられて
いる。前記洗車場WPの入口Iの手前には、遮断機15
が設けられ、その遮断機15の手前には、前記車両待機
位置TSが設定され、この車両待機位置TSの一側方に
は操作BOXとしての受付装置16が設置されている。
また洗車機の車両出口Oの向こう側には、案内表示器1
7が設けられている。
【0017】受付装置16には、操作面としての後述す
る操作パネル21と、記憶手段N1および記憶有無検出
手段N2を備え操作入力制御装置22(図5参照)と、
「車から降りて操作してください」と記載された、報知
手段としてのラベル50とが設けられている。
【0018】図3に示すように、操作パネル21は、カ
ードの有効無効を判別するカードリーダ30と、洗車コ
ースを操作入力する普通洗車キー31およびワックス洗
車キー32と、操作入力手段としての、スポイラー、キ
ャリアーが装備されているとき、また格納できないドア
ミラーのときに回避動作を行わせるYESキー33A,
34A、35Aおよびスポイラー、キャリアーが装備さ
れていないとき、またドアミラーを格納したときで前記
回避動作を行わせないNOキー33B、34B,35B
と前記各キー31〜35Bのキーの入力を取り消すとき
に押すクリアキー36と、前記各キー31〜35Bの入
力に間違いがない時に押すスタートキー37と、操作パ
ネル21の操作方法、注意事項および車両前進を案内す
るスピーカ23と、操作パネル21の前の操作エリア5
1に人が来たことを検出する人検出手段としての反射型
光電センサー52とが設けられている。前記各キー31
〜37はランプを内蔵しており、押圧すると点灯するよ
うになっている。
【0019】前記YESキー33Aを押したときは、洗
車中にスポイラーを回避する動作が行われ、前記YES
キー34Aを押したときは、洗車中にキャリアーを回避
する動作が行われ、さらにYESキー35Aを押したと
きは、洗車中にドアミラーを回避する動作が自動的に行
われる。
【0020】なお、操作パネル21は、図1に示すよう
に車両待機位置TSから前記車両入口Iに進入する車両
Vの進行方向と反対を向いている。
【0021】前記遮断機15は門型のアーチ24と昇降
モータ25により上限位置および下限位置間を移動する
竿26とからなる。
【0022】前記受付装置16に対して車両待機位置T
Sと反対側には、障害物としての仕切板61が設けら
れ、その仕切板61には、洗車設備を使用する上での注
意事項が表示62されている。そしてこの仕切板61に
よって車両Vを操作する操作パネル21に対して車両V
の側面が対面するように停止させて、運転者が車両Vに
運転席に乗ったまま、操作入力手段を操作することを防
止することができる。
【0023】図5に示すように、洗車機本体6に設けら
れた制御装置14には、洗車機制御手段D1と、記憶手
段D2と、記憶有無検出手段D3と、待機位置検出手段
D4と作動検出手段D5とが設けられている。
【0024】待機位置検出手段D4は、洗車機本体6が
スタート位置6Bから往行(図1,2左から右走行)を
開始してスタート位置検出スイッチ13がカム12から
離れたときから、ロータリエンコーダ11が1パルスを
出力する毎に、洗車機本体6が往行しているときは+1
し、またそれが復行しているときは−1して洗車機本体
6の走行位置を演算し、その走行位置から洗車機本体6
が図1に実線で示す待機位置6Aに達したことを検出す
る。
【0025】洗車機制御手段D1は、下記およびの
作動を洗車機本体に行わせる。
【0026】 普通洗車コース スタート位置6Bから折り返し位置6Cまで、洗浄水を
車両Vに噴射してトップブラシ1とサイドブラシ2,2
とで車両Vをブラッシングする往行洗浄を行い、引き続
く折り返し位置6Cからスタート位置6Bまでトップブ
ラシ4とサイドノズル5,5とで車両Vに空気を噴射す
る復行乾燥を行い、引き続く最往行時にスタート位置6
Bから待機位置6Aまで再往行乾燥を行う。
【0027】ワックス洗車コース スタート位置6Bから折り返し位置6Cまで、洗浄水を
車両Vに噴射してトップブラシ1とサイドブラシ2,2
とで車両Vをブラッシング洗浄した後にワックス水を車
両Vに噴射する往行洗浄ワックス塗布を行い、引き続く
折り返し位置6Cからスタート位置6Bまでトップノズ
ル4とサイドノズル5,5とで車両Vに空気を噴射する
復行乾燥を行う。
【0028】なお、図1中、符号28は、車両Vが車両
洗浄位置ASに停車したときに、注意事項を案内した
り、洗車が終わったときに前進退出を案内するスピーカ
ー、符号38は、後部に車両Vが停車しているとき接触
検知して復行を停止させる安全スイッチ、符号39は洗
車機に隣接して設けられた塀である。
【0029】次に、前述の構成を備えた本発明の第1実
施例の作用を図4,5を参照して説明する。
【0030】洗車機本体6が洗車待機位置6Aに停止し
ていて、車両Vが車両洗浄位置ASには入っておらず、
かつ記憶手段N1、D2に記憶がなく、遮断機15の竿
26が図2に示す下限位置にある状態で始めるとする。
【0031】洗車機制御手段D1の作動信号と、踏込み
スイッチ20の検出信号と、待機位置検出手段D4の検
出信号と、記憶有無検出手段D3の検出信号とにより、
洗車機本体6が待機位置6Aにおいて待機中であること
を作動検出手段D5が検出すると(ステップS1)制御
装置14は操作入力制御手段22へ待機中信号を出力す
る(ステップS2)。操作入力制御手段22が制御装置
14からの待機中信号を検出(ステップS3)し、かつ
記憶手段N1に記憶がないことを検出すると(ステップ
S4)、操作待ちの状態となり、カードリーダ30が受
付可能な状態となる(ステップS5)。
【0032】前記操作入力待ちの状態で、車両Vが図1
の車両待機位置TSに停車され、運転者は車両Vから降
りて操作エリア51に立ち、反射型光電センサー52の
検出範囲52Sに入り、反射型光電センサー52が運転
者を検出すると、スピーカ28により「カードを入れて
下さい。」とアナウンスされる。ここで、運転者がカー
ドをカードリーダ30に挿入し、カードが有効であると
洗車コースを選択する普通洗車キー31およびワックス
洗車キー32のランプが点滅する。普通洗車キー31お
よびワックス洗車キー32のいずれか一方のキーを押す
と、そのランプが点灯して他のランプが消灯し、次のス
ポイラーのYESキー33AおよびNOキー33Bのラ
ンプが点滅する。スポイラーのYESキー33Aおよび
NOキー33Bのいずれか一方のキーを押すと、そのラ
ンプが点灯して他のランプが消灯する。以下同様にして
キャリアーおよびドアミラーに対応するYESキー34
A、35AまたはNOキー34B,35Bを順次押して
すべての入力が完了すると、クリアキー36およびスタ
ートキー37のランプが点滅する。このときに運転者
は、運転席から見えないスポイラー、キャリアーが車両
Vに装着されているか否かを目で見て確認して、操作入
力できるので、それが装着しているのにNOキー33
B,34Bを押す誤操作を防止できる。
【0033】つぎに、スタートキー37を押すと、スタ
ートランプ37が点灯してクリアキー36のランプが消
灯しカードが排出される。運転者がカードを抜き取った
のをカードリーダ30が検出すると(ステップS5)、
洗車コース、スポイラー、キャリアー、ドアミラーの各
操作入力による洗車条件信号が、操作入力制御装置22
から制御装置14へ出力される(ステップS6)。制御
装置14では、前記洗車条件を記憶手段D2に記憶し、
これを記憶有無検出手段D3が検出すると、作動検出手
段D5は、それまで出力していた待機中信号の出力を停
止すると同時に、洗車機本体6を待機位置6Aからスタ
ート位置6Bへ復行させ、遮断機15の竿26を上限に
移動させる(ステップS7)。また、カードを抜き取っ
た運転者は車両Vに乗り込み、遮断機15が開いたら車
両V(この場合、この車両Vが先行車両となる。)を車
両待機位置TSから車両洗浄位置ASへ前進させる。
【0034】また、ステップS6で操作入力制御装置2
2が洗車条件信号を出力し終えると、操作入力制御装置
22は各キー31〜37のランプを消灯するとともに、
カードリーダ30を受付可能な状態とし、後続車両の操
作入力待ちの状態となる。この状態で、ステップS5に
おける先行車両Vの操作入力と同様にして後続車両の操
作入力があると(ステップS8)、この後続車両の操作
入力による洗車条件を記憶手段N1に記憶する(ステッ
プS9)。
【0035】さて、洗車機本体6がスタート位置6Bに
達して停止し、車両待機位置TSにあった先行車両Vが
前進して車両洗浄位置ASに停車したのを踏込みスイッ
チ20が検出し、その状態が数秒間(約3秒)継続する
と、車両Vが車両洗浄位置ASに確実に停車したと判断
し(ステップS10)、洗車機制御手段D1は記憶手段
D2に記憶されている洗車条件の洗車を開始するととも
に、竿26を下限にする(ステップS11)。このとき
ステップS8で後続車両の操作入力がなければ(ステッ
プS12)、操作入力待ちをし、操作入力が行われると
記憶手段N1に洗車条件を記憶する(ステップS13、
ステップS14)。前記洗車のとき,運転者が車両Vに
乗ったまま洗車が行われる。
【0036】洗車機本体6が再往行して待機位置6Aに
達すると、その位置で洗車機本体6が停止して洗車を終
了する。洗車が終了すると、スピーカ28および案内表
示器17の案内により運転者は車両Vを前進させて退出
する。この退出を踏込みスイッチ20が検出して数秒間
(約3〜5秒)か経過すると、先行車両Vが退出したと
作動検出手段D5が判断し(ステップS1)記憶手段D
2の記憶を消して待機中信号を出力する(ステップS
2)。操作入力制御手段22に待機中信号が入力される
と、記憶有無検出手段N2が記憶手段N1に後続車両の
洗車条件の記憶があるか検出し(ステップS4)、有る
ときは、その洗車条件を制御装置14へ出力するととも
に記憶手段N1の記憶を消し、カードリーダ30の受付
を可能にする(ステップS15)。
【0037】以下、前記ステップS7→ステップS8→
ステップS9→ステップS10→ステップS11によっ
て後続車両の洗車を開始する。
【0038】上述のように、先行車両が車両洗浄位置A
Sに入って洗車が開始されると、その洗車が終了するの
を待たずに、後続車両は直ちに車両待機位置TSに入っ
て洗車条件の入力を行うことが可能となる。したがって
先行車両Vの洗浄と後続車両の洗車条件入力とを同時に
平行して行うことが可能となり、複数台の車両を連続し
て洗浄する場合に大幅な時間短縮が達成される。
【0039】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0040】図6は、その第2実施例にかかる洗車設備
の全体概略平面図であり、前記第1実施例と同じ要素に
は同じ符号が付される。
【0041】この第2実施例は、前記第1実施例の洗車
機本体6が走行レール9,9上を往復走行する洗車機に
代えて洗浄手段を備えた洗車機本体106を洗車場WP
の設置面上の前後方向中央位置に固定して設け、また、
その設置面上には、洗車機本体106の下を前後方向に
通してコンベア110などの車両搬送装置が設けられ、
この搬送装置で車両Vを移動させて洗浄するようにした
ものである。
【0042】そして洗車機は、前記洗車機本体106と
車両搬送装置すなわちコンベア110とで構成される。
【0043】この場合、コンベア110の入口側の先端
部分に、車両Vの前輪を載せて車両Vを停止させる位置
が車両洗浄位置ASに該当し、その手前が洗車場WPの
車両入口Iに該当し、またコンベア110の出口側の先
端部分が、洗車場WPの車両出口Oに該当する。そし
て、車両入口Iと車両出口O間が洗車ゾーンZに該当す
る。
【0044】しかして、この第2実施例では、固定の洗
車機本体106に対して車両Vを搬送装置としてのコン
ベア110で移動させることにより、前記第1実施例と
同じ作用効果を奏する。
【0045】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0046】図7は、その第3実施例にかかる洗車設備
の一部の概略平面図であり、前記第1実施例と同じ要素
には同じ符号が付される。
【0047】この第3実施例は、操作パネル21を車両
待機位置TSと反対方向に設けた場合であり、他の構成
は前記第1実施例と同じである。
【0048】しかして、この第3実施例も前記第1実施
例と同じ作用効果を奏する。
【0049】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0050】図8は、その第4実施例にかかる洗車設備
の一部の概略平面図であり、前記第1実施例と同じ要素
には同じ符号が付される。
【0051】この第4実施例は、操作パネル21を車両
待機位置TSから車両入口Iに進入する車両Vの進行方
向と同じ方向に向けた場合であり、他の構成は前記第1
実施例と同じである。
【0052】しかして、この第4実施例も前記第1実施
例と同じ作用効果を奏する。
【0053】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。
【0054】たとえば、洗車機本体6の待機位置6Aを
スタート位置6Bに一致させてもよい。さらに、複数台
の車両の洗車条件を記憶装置N1に記憶できるように
し、操作入力順に一台ずつ出力して洗車を行うようにし
てもよい。さらに洗車機本体6,106に設けられる洗
浄手段は、前記実施例のものに限定されることなく、車
両を洗浄するのに必要な、他の従来公知のものを取捨選
択して設けるようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、運転者は車両から降りなければ操作入力手段を操
作することができないため、運転席から見えないスポイ
ラー、キャリアーなどの突起物が車両に装着されている
か否かを目で見て確認して操作入力でき、前記突起物が
装着されているにも関わらず操作入力の誤操作による前
記突起物の損傷、破損を未然に防止することができる。
【0056】また、請求項2記載の発明によれば、操作
面は、車両待機位置に進入する車両の方を向いているの
で、車両の運転者は、車両に乗ったままで、視界に操作
面が入り、車両から降りて操作入力手段を操作すること
を容易に、素早く認識できる。
【0057】また、請求項3記載の発明によれば、車両
の運転者に対して、車両から降りて操作入力手段を操作
するように報知する報知手段を備えているので、車両の
運転者は、車両から降りて操作入力手段を操作すること
を認識でき、その認識をより確実なものとすることがで
きる。
【0058】また、請求項4記載の発明によれば、車両
を操作面に対して車両の側面が対面するように停止さ
せ、運転者が車両の運転席に乗ったまま操作入力手段を
操作することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗車設備の概略全体平面図(第1実施例)
【図2】図1の2−2線に沿う洗車設備の概略側面図
【図3】操作パネルの正面図
【図4】作用を示すフローチャート
【図5】制御系のブロック図
【図6】洗車設備の概略全体平面図(第2実施例)
【図7】洗車設備の概略一部平面図(第3実施例)
【図8】洗車設備の概略一部平面図(第4実施例)
【符号の説明】
6,9・・・・・・洗車機(洗車機本体、走行レール) 106,110・・洗車機(洗車機本体,車両搬送装置
(コンベア)) 16・・・・・・・操作BOX(受付装置) 21・・・・・・・操作面(操作パネル) 50・・・・・・・報知手段(ラベル) 61・・・・・・・操作防止手段(障害物、仕切板) V・・・・・・・・車両 Z・・・・・・・・洗車ゾーン I・・・・・・・・車両入口 O・・・・・・・・車両出口 WP・・・・・・・洗車場 TS・・・・・・・車両待機位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を洗浄する洗浄手段を有する洗車機
    が設けられた洗車ゾーンと、この洗車ゾーンに設定され
    る車両入口と車両出口とを有する洗車場と、 前記洗車場の車両入口の手前に設定される車両待機位置
    と、 前記車両待機位置の側方に設置される操作BOXと、 を備えた洗車設備において、 前記操作BOXには、車両に装着される突起物の有無を
    操作入力する操作入力手段が設けられ、該操作入力手段
    は、前記車両待機位置に停車した車両の運転者が、その
    車両を降りることにより操作可能な位置にあることを特
    徴とする、洗車設備。
  2. 【請求項2】 車両を洗浄する洗浄手段を有する洗車機
    が設けられた洗車ゾーンと、この洗車ゾーンに設定され
    る車両入口と車両出口とを有する洗車場と、 前記洗車場の車両入口の手前に設定される車両待機位置
    と、 前記車両待機位置の側方に設置される操作BOXと、 を備えた洗車設備において、 前記操作BOXには、車両に装着される突起物の有無を
    操作入力する操作入力手段を有する操作面が設けられ、
    該操作面は、前記車両待機位置から前記車両入口に進入
    する車両の進入方向と反対方向を向いていることを特徴
    とする、洗車設備。
  3. 【請求項3】 前記車両待機位置に進入した車両の運転
    者に対して、車両から降りて前記操作入力手段を操作す
    るように報知する報知手段を備えていることを特徴とす
    る、前記請求項1または2記載の洗車設備。
  4. 【請求項4】 車両を前記操作面に対して車両の側面が
    対面するように停車させて車両の運転者が運転席に乗っ
    たまま前記操作入力手段を操作することを防止する操作
    防止手段が、前記操作BOXから見て車両待機位置と反
    対側に設置されていることを特徴とする、前記請求項2
    または3記載の洗車設備。
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