JP2002283896A - 前倒し可能な回転型非常口シート - Google Patents

前倒し可能な回転型非常口シート

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JP2002283896A
JP2002283896A JP2001094370A JP2001094370A JP2002283896A JP 2002283896 A JP2002283896 A JP 2002283896A JP 2001094370 A JP2001094370 A JP 2001094370A JP 2001094370 A JP2001094370 A JP 2001094370A JP 2002283896 A JP2002283896 A JP 2002283896A
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JP
Japan
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seat
hook
emergency exit
supported
seat cushion
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Pending
Application number
JP2001094370A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Igarashi
文夫 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 バスのフロア側に確実にティルト・ロックで
き、緊急時、跳ね上げて前倒しでき非常通路をす速く確
保可能にする前倒し可能な回転型非常口シートの提供。 【解決手段】 バス40の非常口42近傍でフロア41
側に据え付けられる回転台12と、左右のレッグ・ブラ
ケット16、16にヒンジ結合されて前倒し可能に支持
されるシート・クッション13と、シート・クッション
13に支持されるシート・バック14と、シート・クッ
ション13の後側でそれの裏面29に突き出されるフッ
ク掛け22と、ペダル27付き操作ロッド23に支持さ
れ、ペダル27の操作でそのフック掛け22から掛け外
しされるフック24、24、およびフック24、24を
ロック方向に付勢するロック・スプリング25、25を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、バス、特に、大型
観光バスに適するところの前倒し可能な回転型非常口シ
ートに関する。
【0002】
【背景技術】その種の前倒れ可能な回転型非常口シート
は、前倒し機構のボルト締めによって前に倒れ止めされ
るのが一般である。緊急時、その非常口シートは、ウイ
ング・ナットを緩めてボルトを外してから前倒しされる
ので、非常口から脱出するのに時間が掛った。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、バスのフロア側に確
実にティルト・ロックでき、そして、緊急時、簡単に解
除され、前倒しに跳ね上げできてそのバスに非常通路を
す速く確保可能にする前倒し可能な回転型非常口シート
の提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
回転ユニットを組み込んでその回転ユニット上に左右の
レッグ・ブラケットを固定的に取り付け、そして、バス
の非常口近傍でフロア側に据え付けられる回転台と、左
右の前側および後側折りたたみレッグでその左右のレッ
グ・ブラケットにヒンジ結合されてその回転台に前倒し
可能に支持されるシート・クッションと、そのシート・
クッションに支持されるシート・バックと、そのシート
・クッションの後側でそれの裏面に突き出されるフック
掛け、ペダル付き操作ロッドに回り止めされてその操作
ロッドでそのレッグ・ブラケットの後側に揺動可能に支
持され、そして、そのペダルの操作でそのフック掛けに
掛け外しされるフック、およびその操作ロッドに支持さ
れ、そして、一端をそのレッグ・ブラケットに、他端を
そのフックにそれぞれ止めるロック・スプリングを備え
るシート・ティルト・ロックとを含み、そして、そのシ
ート・クッションが、そのシート・ティルト・ロックで
その回転台に施錠され、緊急時、そのペダルを踏み込む
ことによってそのフックがそのロック・スプリングに抗
してそのフック掛けから外れ、そして、そのシート・ク
ッションおよびシート・バックが、す速く前倒しに跳ね
上げられる。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の前倒し可能な回転型非常口シート
を説明するに、図1および図2は、大型観光バス40に
活用されるところのこの発明の前倒し可能な回転型非常
口シートの具体例10を示し、そして、その回転型非常
口シート10は、そのバス40の非常口42の近傍でフ
ロア41に支持台11で据え付けられる。その支持台1
1は、複数のフロア・ブラケット31を用いてそのフロ
ア41にねじ止めされる。
【0006】この前倒し可能な回転型非常口シート10
では、回転台12が、回転ユニット15を組み込んでそ
の回転ユニット15上に左右のレッグ・ブラケット1
6、16をねじで止めて組み立てられ、そして、その支
持台11上にねじで止められ、また、シート・クッショ
ン13が、左右の前側および後側折りたたみレッグ1
7、17および18、18でその左右のレッグ・ブラケ
ット16、16にヒンジ結合されてその回転台12に前
倒し可能に支持され、さらに、シート・バック14が、
そのシート・クッションに通常に支持され、またさら
に、シート・ティルト・ロック21が、そのシート・ク
ッション13の後側でそれの裏面29に突き出されるフ
ック掛け22、ペダル27を付けた操作ロッド23に回
り止めされてその操作ロッド23でそのレッグ・ブラケ
ット16、16の後側に揺動可能に支持され、そして、
そのペダル27の操作でそのフック掛け22に掛け外し
される左右のフック24、24、およびその操作ロッド
23に支持され、そして、一端をそのレッグ・ブラケッ
ト16、16側に、他端をそのフック24、24にそれ
ぞれ止める左右のロック・スプリング25、25を備え
る。
【0007】そのシート・ティルト・ロック21では、
そのフック掛け22は、所定の太さおよび長さのスチー
ル・ロッドの両端にアーム26、26を折り曲げて全体
的に左右のアーム付きクロス・バーに曲げ加工され、そ
して、そのシート・クッション13の左右の方向に伸び
てその左右のアーム26、26、でそのシート・クッシ
ョン13のフレーム19の左右のサイド・ブラケット2
0、20に溶接される。勿論、そのフック掛け22は、
左右の2つに分割されて小形に曲げ加工されてもかまわ
ない。そのように左右の2つに分割される小形フック掛
けは、スチール・ロッドから狭い幅のU字形に直角に折
り曲げられ、そして、そのシート・クッション・フレー
ム19の左右のそれぞれ溶接される。
【0008】その操作ロッド23は、その左右のレッグ
・ブラケット16、16の後端にねじ止めされた左右の
ブラケット30、30間に渡されて回転可能に支持さ
れ、そして、左右の中間位置にそのペダル27を一体的
に取り付けている。勿論、そのペダル27はその操作ロ
ッド23から後方に突き出されて踏み込み易く取り付け
られている。
【0009】その左右のフック24、24は、そのブラ
ケット30、30に隣接されてその操作ロッド23の左
右端に回り止めされて取り付けられ、そして、その操作
ロッド23でその左右のブラケット30、30に揺動可
能に支持される。
【0010】その左右のロック・スプリング25、25
はコイル・スプリングが用いられ、そして、その操作ロ
ッド23にはめ合わせられて支持され、一端をそのブラ
ケット30、30のピン32、32に、他端をそのフッ
ク24、24にそれぞれ引っ掛けて常時、そのフック2
4、24を施錠方向に付勢する。
【0011】また、この前倒し可能な回転型非常口シー
ト10において、28はフットレストである。また、そ
の非常口シート10を活用するところのその観光バス4
0において、43は非常口ドアである。
【0012】したがって、この前倒し可能な回転型非常
口シート10は、緊急時、そのペダル27を踏み込む。
そうすると、そのフック24、24がそのロック・スプ
リング25、25に抗してそのフック掛け22から外れ
るので、そのシート・バック14を前に押すと、そのシ
ート・クッション13およびシート・バック14がその
前側および後側折りたたみレッグ17、17および1
8、18で跳ね上げられて前倒しされ、そして、非常通
路がその観光バス40にす速く確保され、乗客は、その
非常口ドア43を開けてその非常口42から外に速やか
に脱出される。
【0013】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術分野における通常の知識を有する者
にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nat
ure)および本質(substance)に由来し、
そして、それらを内在させると客観的に認められる別の
態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、
その発明の課題に相応し(be commensura
te with)、そして、その発明の成立に必須であ
る。
【0014】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
前倒し可能な回転型非常口シートは、回転ユニットを組
み込んでその回転ユニット上に左右のレッグ・ブラケッ
トを固定的に取り付け、そして、バスの非常口近傍でフ
ロア側に据え付けられる回転台と、左右の前側および後
側折りたたみレッグでその左右のレッグ・ブラケットに
ヒンジ結合されてその回転台に前倒し可能に支持される
シート・クッションと、そのシート・クッションに支持
されるシート・バックと、そのシート・クッションの後
側でそれの裏面に突き出されるフック掛け、ペダル付き
操作ロッドに回り止めされてその操作ロッドでそのレッ
グ・ブラケットの後側に揺動可能に支持され、そして、
そのペダルの操作でそのフック掛けに掛け外しされるフ
ック、およびその操作ロッドに支持され、そして、一端
をそのレッグ・ブラケットに、他端をそのフックにそれ
ぞれ止めるロック・スプリングを備えるシート・ティル
ト・ロックとを含むので、この発明の前倒し可能な回転
型非常口シートでは、通常、そのシート・クッションお
よびシート・バックが、そのシート・ティルト・ロック
でそのフロア側のその回転台に確実に施錠され、また、
緊急時、そのペダルを踏み込むことによってそのフック
がそのロック・スプリングに抗してそのフック掛けから
外れてそのシート・クッションおよびシート・バックが
前倒し可能になり、そのように解除操作が簡単でそのシ
ート・クッションおよびシート・バックが跳ね上げられ
て前倒しされ、非常通路がそのバスにす速く確保され、
そして、乗客が非常口ドアを開ける非常口から外に速や
かに避難でき、その結果、バス、特に、大型観光バスに
とって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】大型観光バスに活用されるところのこの発明の
前倒し可能な回転型非常口シートの具体例を示した側面
図である。
【図2】その非常口シートを後方から見た部分後面図で
ある。
【符号の説明】
11 支持台 12 回転台 13 シート・クッション 14 シート・バック 15 回転ユニット 16 レッグ・ブラケット 17 前側折りたたみレッグ 18 後側折りたたみレッグ 21 シート・ティルト・ロック 22 フック掛け 23 操作ロッド 24 フック 25 ロック・スプリング 27 ペダル 40 大型観光バス 41 フロア 42 非常口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ユニットを組み込んでその回転ユニ
    ット上に左右のレッグ・ブラケットを固定的に取り付
    け、そして、バスの非常口近傍でフロア側に据え付けら
    れる回転台と、左右の前側および後側折りたたみレッグ
    でその左右のレッグ・ブラケットにヒンジ結合されてそ
    の回転台に前倒し可能に支持されるシート・クッション
    と、そのシート・クッションに支持されるシート・バッ
    クと、そのシート・クッションの後側でそれの裏面に突
    き出されるフック掛け、ペダル付き操作ロッドに回り止
    めされてその操作ロッドでそのレッグ・ブラケットの後
    側に揺動可能に支持され、そして、そのペダルの操作で
    そのフック掛けに掛け外しされるフック、およびその操
    作ロッドに支持され、そして、一端をそのレッグ・ブラ
    ケットに、他端をそのフックにそれぞれ止めるロック・
    スプリングを備えるシート・ティルト・ロックとを含む
    前倒れ可能な回転型非常口シート。
JP2001094370A 2001-03-28 2001-03-28 前倒し可能な回転型非常口シート Pending JP2002283896A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112498191A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 现代自动车株式会社 公共汽车的紧急出口座椅的折叠装置

Cited By (3)

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CN112498191A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 现代自动车株式会社 公共汽车的紧急出口座椅的折叠装置
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