JP2002282412A - スロットマシン、ゲーム終了判定方法およびゲーム終了判定プログラム - Google Patents

スロットマシン、ゲーム終了判定方法およびゲーム終了判定プログラム

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JP2002282412A
JP2002282412A JP2001087729A JP2001087729A JP2002282412A JP 2002282412 A JP2002282412 A JP 2002282412A JP 2001087729 A JP2001087729 A JP 2001087729A JP 2001087729 A JP2001087729 A JP 2001087729A JP 2002282412 A JP2002282412 A JP 2002282412A
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Iku Watanabe
郁 渡辺
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Konami Parlor Entertainment KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練者と初級者との間でビックボーナスゲー
ム等の特別ボーナスゲーム中に獲得するメダル枚数に大
きく差がつかないように設定可能なスロットマシン、ゲ
ーム終了判定方法およびゲーム終了判定プログラムを提
供すること。 【解決手段】 スロットマシンがビックボーナス(B
B)ゲームに移行したとき、一般遊技回数制限(ステッ
プS307)およびレギュラーボーナス(RB)役の入
賞回数制限(ステップS309)に加えて、ビックボー
ナスゲームに移行してからステップS305に示すn回
目の一般遊技までに獲得された累計のメダル枚数(純増
獲得枚数An)が獲得上限枚数X以上であればビックボ
ーナスゲームを終了し、通常の一般遊技に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスロットマシン、ゲ
ーム終了判定方法および該方法を実行させるためのプロ
グラムに係り、特に、ビックボーナスゲーム等の特別遊
技状態で獲得可能なメダル枚数に制限を設けたスロット
マシン、ゲーム終了判定方法およびゲーム終了判定プロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンでは、メダルが投
入またはベットされた後にスタートレバーが操作される
と、ハズレまたは入賞役の内部抽選が行われる。この内
部抽選で特別遊技状態である、例えばビックボーナス
(BB)役が内部当選し、かつ、BB役を構成するリー
ル図柄(7−7−7等)が有効ライン上に揃うと、BB
役の入賞となってビックボーナスゲームに移行する。ビ
ックボーナスゲーム中は小役およびレギュラーボーナス
(RB)役の入賞確率が非常に高いが、ビックボーナス
ゲームに移行して一般遊技回数が30回行われた時点か
RBが3回入賞した時点でビックボーナスゲームは終了
となり、通常の一般遊技に戻る。
【0003】図4に、従来のスロットマシンがビックボ
ーナスゲームに移行したときのフローチャートを示す。
同図において、まずステップS11では、遊技者がメダ
ルを賭け枚数だけスロットマシンに投入またはベットす
る。次に、ステップS13では遊技を行い、ステップS
15ではステップS13の遊技が30回目であるかを判
定する。ここで、ステップS13の遊技が30回目であ
ればビックボーナスゲームを終了し、まだ30回に達し
ていなければステップS17に進む。ステップS17で
は、ステップS13での遊技の結果RB役に入賞したと
き、その入賞回数が3回目かを判定する。ここで、RB
役の入賞回数が3回目であれば、そのRBが終了した時
点でビックボーナスゲームを終了し、まだ3回に達して
いなければステップS11に戻る。なお、ビックボーナ
スゲームが終了すると、通常の一般遊技に戻る。
【0004】このように、ビックボーナスゲームにおい
ては、一般遊技回数が30回に達していなくてもRB役
が3回入賞した時点でビックボーナスゲームは終了して
しまう。したがって、最大限メダルを獲得するために
は、27回の小役入賞と3回のRB役入賞でビックボー
ナスゲームを終了すれば良い。したがって、ビックボー
ナスゲームを30回目の遊技で終了するよう、RB役の
入賞をわざと回避して小役を入賞させる「リプレイ外
し」という手法が主に熟練者によって用いられている。
熟練者であればリプレイ外しを目押しで行うことができ
る。但し、機種によっては逆押し(右、中、左の順番で
ストップボタンを押すこと)することによっても可能で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、初級者
は、通常目押しの技能を有しておらず、機種にも依るが
逆押し等の操作を行うことによってリプレイ外しできる
ことを知らないことが多い。したがって、上記従来のス
ロットマシンにあっては、ビックボーナスゲーム中のメ
ダル獲得枚数に熟練者と初級者とで大きく差がついてし
まうという問題点があった。例えば、初心者は、リプレ
イ外しを行わずにRB役入賞を立て続けに行ってしま
い、折角のビックボーナスゲームで熟練者のように多く
のメダルを獲得できないことがある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、熟練者と初級者との間でビックボー
ナスゲーム等の特別遊技状態中に獲得するメダル枚数に
大きく差がつかないように設定可能なスロットマシン、
ゲーム終了判定方法およびゲーム終了判定プログラムを
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係るスロットマシンは、特別遊
技状態に移行した後、前記特別遊技状態を終了するため
条件を備えたスロットマシンであって、前記特別遊技状
態移行後に獲得されたメダルの純増獲得枚数が予め設定
されたしきい値以上であるとき、前記特別遊技状態を終
了するものである。
【0008】また、請求項2に係るスロットマシンは、
請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記特別遊
技状態に移行してからn回目(n≧1)に行われた一般
遊技が終了した時点でのメダルの純増獲得枚数を、n−
1回目の一般遊技が終了した時点でのメダルの純増獲得
枚数から前記n回目の一般遊技で投入またはベットされ
たメダル枚数を差し引き、これに前記n回目の一般遊技
で獲得されたメダル枚数を足し合わせることによって求
めるものである。
【0009】また、請求項3に係るスロットマシンは、
請求項1または2に記載のスロットマシンにおいて、前
記しきい値が記録された書き換え可能な記録手段を備え
たものである。
【0010】また、請求項4に係るスロットマシンは、
請求項1、2または3に記載のスロットマシンにおい
て、前記しきい値および/または前記メダルの純増獲得
枚数を遊技者に通知する通知手段を備えたものである。
【0011】また、請求項5に係るスロットマシンは、
請求項1、2、3または4に記載のスロットマシンにお
いて、前記特別遊技状態がビックボーナスゲームであっ
て、前記ビックボーナスゲーム中に可能な一般遊技回数
が第1の所定回数に制限され、前記ビックボーナスゲー
ム中に可能なレギュラーボーナス役の入賞回数が第2の
所定回数に制限されているとき、一般遊技回数が前記第
1の所定回数に達した時点、または前記第2の所定回数
目のレギュラーボーナス役が終了した時点で前記ビック
ボーナスゲームを終了するものである。
【0012】また、請求項6に係るゲーム終了判定方法
は、特別遊技状態に移行したスロットマシンが前記特別
遊技状態を終了する際に用いる条件として、前記特別遊
技状態移行後に獲得されたメダルの純増獲得枚数が予め
設定されたしきい値以上であるかを判定し、前記メダル
の純増獲得枚数が前記しきい値以上であるとき、前記ス
ロットマシンは前記特別遊技状態を終了する。
【0013】また、請求項7に係るゲーム終了判定方法
は、請求項6に記載のゲーム終了判定方法において、前
記特別遊技状態に移行してからn回目(n≧1)に行わ
れた一般遊技が終了した時点でのメダルの純増獲得枚数
は、n−1回目の一般遊技が終了した時点でのメダルの
純増獲得枚数から前記n回目の一般遊技で投入またはベ
ットされたメダル枚数を差し引き、これに前記n回目の
一般遊技で獲得されたメダル枚数を足し合わせることに
よって求められる。
【0014】また、請求項8に係るゲーム終了判定方法
は、請求項6または7に記載のゲーム終了判定方法にお
いて、前記特別遊技状態がビックボーナスゲームであっ
て前記ビックボーナスゲーム中に可能な一般遊技回数が
第1の所定回数に制限されており、前記ビックボーナス
ゲーム中に可能なレギュラーボーナス役の入賞回数が第
2の所定回数に制限されているとき、一般遊技回数が前
記第1の所定回数に達した時点、または前記第2の所定
回数目のレギュラーボーナス役が終了した時点で前記ビ
ックボーナスゲームを終了する。
【0015】さらに、請求項9に係るゲーム終了判定プ
ログラムは、請求項6、7または8に記載のゲーム終了
判定方法をコンピュータに実行させるためのものであ
る。
【0016】本発明の請求項1に係るスロットマシン、
請求項6に係るゲーム終了判定方法および請求項9に係
るゲーム終了判定プログラムでは、特別遊技状態に移行
したスロットマシンが特別遊技状態を終了する際に用い
る条件として、特別遊技状態移行後に獲得されたメダル
の純増獲得枚数が予め設定されたしきい値以上であるか
を判定し、メダルの純増獲得枚数がしきい値以上である
とき特別遊技状態を終了している。
【0017】したがって、熟練者であろうとも、特別遊
技状態中は予め設定されたしきい値以上となった時点で
の純増獲得枚数しかメダルを獲得することができないた
め、熟練者と初級者との間で特別遊技状態中に獲得する
メダルの枚数に大きく差がつくことがなくなる。したが
って、熟練者だけがメダルを多く獲得できるといった不
公平感を拭い去ることができ、初級者を含む遊技者が安
心してゲームを楽しむことができる。
【0018】また、請求項2に係るスロットマシン、請
求項7に係るゲーム終了判定方法および請求項9に係る
ゲーム終了判定プログラムでは、特別遊技状態に移行し
てからn回目(n≧1)に行われた一般遊技が終了した
時点でのメダルの純増獲得枚数は、n−1回目の一般遊
技が終了した時点でのメダルの純増獲得枚数からn回目
の一般遊技で投入またはベットされたメダル枚数を差し
引き、これにn回目の一般遊技で獲得されたメダル枚数
を足し合わせることによって求められることが望まし
い。
【0019】また、請求項3に係るスロットマシンで
は、しきい値が書き換え可能な記録手段に記録されてい
る。したがって、スロットマシンを設置した店舗等が、
その方針に合わせてしきい値を変更することができる。
【0020】また、請求項4に係るスロットマシンで
は、通知手段がしきい値および/または前記メダルの純
増獲得枚数を遊技者に通知している。したがって、熟練
者等はゲーム進行を計画的に行うことができ、また、利
用しているスロットマシンに行われた技術介入の性質を
知ることができる。
【0021】さらに、請求項5に係るスロットマシン、
請求項8に係るゲーム終了判定方法および請求項9に係
るゲーム終了判定プログラムでは、特別遊技状態がビッ
クボーナスゲームであって、ビックボーナスゲーム中に
可能な一般遊技回数が第1の所定回数に制限され、ビッ
クボーナスゲーム中に可能なレギュラーボーナス役の入
賞回数が第2の所定回数に制限されているとき、一般遊
技回数が第1の所定回数に達した時点、または前記第2
の所定回数目のレギュラーボーナス役が終了した時点で
ビックボーナスゲームを終了することが望ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスロットマシンの
実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、それぞれの実施形態の説明では、本発明に係るス
ロットマシンおよびゲーム終了判定方法について詳述す
るが、本発明に係るプログラムについては、ゲーム終了
判定方法を実行させるためのプログラムであることか
ら、その説明は以下のゲーム終了判定方法の説明に含ま
れるものである。
【0023】図1は、本発明の一実施形態に係るスロッ
トマシンを示す外観斜視図である。同図において、本実
施形態のスロットマシン1の正面には、3列の回転リー
ルの覗き窓2a,2b,2cが設けられ、その上部に
は、副表示装置としての液晶表示装置3と、電飾4a,
4bとが設置されている。スロットマシン1の覗き窓2
a〜2cの下には回転リール対応のストップボタン5
a,5b,5cと、スタートレバー6と、ベットボタン
7と、メダル投入口8とが設けられ、マシン1下部には
メダル排出口9から排出される配当メダルを溜めるメダ
ル受皿10が設けられている。
【0024】3列の回転リールの覗き窓2a〜2cの表
面には、横3本と右斜線,左斜線の計5本の停止ライン
(入賞ライン)T1〜T5が設けられており、賭けるメ
ダル数(ベット数)に応じて有効な停止ライン数を増加
することができる。
【0025】上述した構成のスロットマシン1を用いて
遊技を開始するとき、遊技者は、まずメダル投入口8に
メダルを投入するかベットボタン7を操作する。次に、
スタートレバー6を操作すると、マシン1内部でハズレ
または入賞役の内部抽選が行われる。この内部抽選で特
別遊技状態である、例えばビックボーナス(BB)役が
内部当選し、かつ、遊技者によってストップボタン5a
〜5cが押された結果、図2に示すようなBB役を構成
するリール図柄(7−7−7等)が有効ラインに揃う
と、BB役の入賞となってスロットマシン1は特許請求
の範囲の特別遊技状態に該当するビックボーナスゲーム
に移行する。
【0026】ビックボーナスゲーム中は、図2に示した
小役およびレギュラーボーナス(RB)役の入賞確立が
非常に高いが、ビックボーナスゲーム中に可能な一般遊
技回数およびRB役の入賞回数の制限に加えて、本実施
形態では、ビックボーナスゲーム中に獲得可能な上限枚
数が予め設定されている。この獲得可能な上限枚数は、
スロットマシン1中の図示しないROM等の記録媒体に
記憶されている。
【0027】以下、本実施形態のスロットマシン1がビ
ックボーナスゲームに移行したときのスロットマシン1
の動作として、本実施形態のゲーム終了判定方法につい
て説明する。図3に、本実施形態のスロットマシン1が
ビックボーナスゲームに移行したときのフローチャート
を示す。なお、当該フローチャートおよび以下説明する
動作は、CPU等の制御/処理手段(図示せず)が特許
請求の範囲の記憶手段に該当するROM等の記録媒体に
記憶されているプログラムを実行することによって行わ
れる。
【0028】図3において、まずステップS301で
は、ビックボーナスゲーム中に獲得可能な特許請求の範
囲のしきい値に該当する上限枚数XをROM等の記録媒
体から読み出して、プログラムに設定する。次に、ステ
ップS303では、遊技者がメダルを賭け枚数Ynだけ
投入またはベットする。次にステップS305ではn回
目(1≦n≦30)の遊技を行い、ステップS307で
は先のステップS305の遊技が特許請求の範囲の第1
の所定回数に該当する30回目であるかを判定する。こ
こで、ステップS305の遊技が30回目であれば(n
=30)ビックボーナスゲームを終了し、まだ30回に
達していなければ(n<30)ステップS309に進
む。
【0029】ステップ309では、先のステップS30
5での遊技の結果RB役に入賞したとき、その入賞回数
が特許請求の範囲の第2の所定回数に該当する3回目か
を判定する。ここで、RB役の入賞回数が3回目であれ
ば、そのRBが終了した時点でビックボーナスゲームを
終了し、まだ3回に達していなければステップS311
に進む。ステップS311では、先のステップS305
での遊技の結果メダルを獲得したか否かを判定し、メダ
ル獲得枚数Znをカウントする。当該ステップS311
においてメダルが獲得されていなければステップS31
3に進み、メダルが獲得されていればステップS315
に進む。ステップS313およびS315では、当該ビ
ックボーナスゲームが開始されてから先のステップS3
05においてn回目の遊技までの間に獲得されたメダル
枚数(以下、純増獲得枚数Anという)を計算する。
【0030】この特許請求の範囲のメダルの純増獲得枚
数に該当する純増獲得枚数Anは、n−1回目の遊技終
了時点での純増獲得枚数An-1からn回目の遊技で賭け
られたメダルの賭け枚数Ynを差し引き、n回目の遊技
で獲得されたメダル枚数(以下、メダル獲得枚数Zn
いう)を足し合わせることによって得られる。すなわ
ち、計算式An=An-1−Yn+Znによって求めることが
できる。
【0031】したがって、ステップS311でメダルが
獲得されていないと判定されたとき(Zn=0)は、ス
テップS313で純増獲得枚数An=An-1−Ynが算出
される。一方、ステップS311でメダルが獲得された
と判定されたときはステップS315で純増獲得枚数A
n=An-1−Yn+Znが算出される。なお、ステップS3
11でカウントされたメダル獲得枚数Znおよびステッ
プS313またはS315で計算された純増獲得枚数A
nは、スロットマシン1内部のメモリに格納され一時記
憶保持される。
【0032】次に、ステップS317では、ステップS
313またはS315で算出された純増獲得枚数A
nが、ステップS301で設定された獲得可能な上限枚
数X以上であるかを判定する。当該ステップにおいて、
純増獲得枚数Anが獲得上限枚数Xに達していなければ
(An<X)ステップS303に戻り、純増獲得枚数An
が獲得上限枚数X以上であれば(An≧X)ビックボー
ナスゲームを終了し、通常の一般遊技に戻る。
【0033】以上説明したように、本実施形態のスロッ
トマシン1およびゲーム終了判定方法では、ビックボー
ナスゲームに移行してからの一般遊技回数が30回に達
していなくても、また、レギュラーボーナス(RB)役
に3回入賞していなくても、純増獲得枚数Anが獲得上
限枚数X以上になるとビックボーナスゲームを終了す
る。
【0034】例えば、獲得上限枚数Xが400枚に設定
されており、純増獲得枚数An-1が396枚のとき、遊
技者がメダルを3枚(Yn)投入またはベットして遊技
を行った結果、15枚(Zn)のメダルが獲得される
と、An=An-1−Yn+Znの計算式によって純増獲得枚
数Anが408枚となって、この時点でビックボーナス
ゲームは終了する。但し、払い戻されるメダルの枚数Z
nは15枚としても、400枚を超えないように7枚と
しても良い。
【0035】このように、熟練者であろうとも、ビック
ボーナスゲーム中は予め設定された獲得上限枚数X以上
となった時点での純増獲得枚数Anしかメダルを獲得す
ることができないため、熟練者と初級者との間でビック
ボーナスゲーム中に獲得するメダルの枚数に大きく差が
つくことがなくなる。したがって、リプレイ外し等の手
法を行うことのできる熟練者だけがメダルを多く獲得で
きるスロットマシンといったプロ専用機的な性質から脱
却して、初級者を含む遊技者が不公平間を持たずに安心
してゲームを楽しむことのできるスロットマシンを提供
することができる。
【0036】なお、本実施形態では獲得上限枚数XがR
OM等の記録媒体に記憶されているが、スロットマシン
1を設置した店舗が自由に設定できるように獲得上限枚
数XをRAM等の書き換え可能な記録媒体に記憶しても
良い。このとき、店舗はその方針に合わせて獲得上限枚
数Xを設定することによって、例えば、熟練者と初級者
とで獲得枚数にあまり差をつけたくないときは獲得上限
枚数Xを低く設定すれば良く、一方、熟練度に応じて獲
得枚数に差をつけても構わないというのであれば獲得上
限枚数Xを高く設定すれば良い。
【0037】また、遊技者が獲得上限枚数Xおよび純増
獲得枚数Anを確認できるように、これら枚数を特許請
求の範囲の通知手段に該当する液晶表示装置3に表示し
たり、音声で通知しても良い。このとき、熟練者等はゲ
ーム進行を計画的に行うことができ、また、利用してい
るスロットマシンに行われた技術介入の性質を知ること
ができる。
【0038】さらに、図3に示したフローチャートから
ステップS307(一般遊技回数が30回目か?)に示
したブロックおよびS309(RB役入賞が3回目か
?)に示したブロックを除いて、ビックボーナスゲーム
を終了する際の条件として、「純増獲得枚数Anが獲得
上限枚数X以上か?(ステップS317)」という条件
だけを用いても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスロット
マシン、ゲーム終了判定方法およびゲーム終了判定プロ
グラムによれば、特別遊技状態に移行したスロットマシ
ンが特別遊技状態を終了する際に用いる条件として、特
別遊技状態移行後に獲得されたメダルの純増獲得枚数が
予め設定されたしきい値以上であるかを判定し、メダル
の純増獲得枚数がしきい値以上であるとき特別遊技状態
を終了している。
【0040】したがって、熟練者であろうとも、特別遊
技状態中は予め設定されたしきい値以上となった時点で
の純増獲得枚数しかメダルを獲得することができないた
め、熟練者と初級者との間で特別遊技状態中に獲得する
メダルの枚数に大きく差がつくことがなくなる。したが
って、熟練者だけがメダルを多く獲得できるといった不
公平感を拭い去ることができ、初級者を含む遊技者が安
心してゲームを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスロットマシンを示
す外観斜視図である。
【図2】スロットマシンの一般的な入賞役を示す説明図
である。
【図3】本発明の一実施形態に係るスロットマシンがビ
ックボーナスゲームに移行したときのフローチャートで
ある。
【図4】従来のスロットマシンがビックボーナスゲーム
に移行したときのフローチャートである。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2a,2b,2c 回転リールの覗き窓 3 液晶表示装置 4a,4b 電飾 5a,5b,5c ストップボタン 6 スタートレバー 7 ベットボタン 8 メダル投入口 9 メダル排出口 10 メダル受皿 T1〜T5 停止ライン(入賞ライン)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特別遊技状態に移行した後、前記特別遊
    技状態を終了するため条件を備えたスロットマシンであ
    って、 前記特別遊技状態移行後に獲得されたメダルの純増獲得
    枚数が予め設定されたしきい値以上であるとき、前記特
    別遊技状態を終了することを特徴とするスロットマシ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記特別遊技状態に移行してからn回目
    (n≧1)に行われた一般遊技が終了した時点でのメダ
    ルの純増獲得枚数を、n−1回目の一般遊技が終了した
    時点でのメダルの純増獲得枚数から前記n回目の一般遊
    技で投入またはベットされたメダル枚数を差し引き、こ
    れに前記n回目の一般遊技で獲得されたメダル枚数を足
    し合わせることによって求めることを特徴とする請求項
    1記載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記しきい値が記録された書き換え可能
    な記録手段を備えたことを特徴とする請求項1または2
    記載のスロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記しきい値および/または前記メダル
    の純増獲得枚数を遊技者に通知する通知手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載のスロットマ
    シン。
  5. 【請求項5】 前記特別遊技状態がビックボーナスゲー
    ムであって、前記ビックボーナスゲーム中に可能な一般
    遊技回数が第1の所定回数に制限され、前記ビックボー
    ナスゲーム中に可能なレギュラーボーナス役の入賞回数
    が第2の所定回数に制限されているとき、 一般遊技回数が前記第1の所定回数に達した時点、また
    は前記第2の所定回数目のレギュラーボーナス役が終了
    した時点で前記ビックボーナスゲームを終了することを
    特徴とする請求項1、2、3または4記載のスロットマ
    シン。
  6. 【請求項6】 特別遊技状態に移行したスロットマシン
    が前記特別遊技状態を終了する際に用いる条件として、 前記特別遊技状態移行後に獲得されたメダルの純増獲得
    枚数が予め設定されたしきい値以上であるかを判定し、 前記メダルの純増獲得枚数が前記しきい値以上であると
    き、前記スロットマシンは前記特別遊技状態を終了する
    ことを特徴とするゲーム終了判定方法。
  7. 【請求項7】 前記特別遊技状態に移行してからn回目
    (n≧1)に行われた一般遊技が終了した時点でのメダ
    ルの純増獲得枚数は、n−1回目の一般遊技が終了した
    時点でのメダルの純増獲得枚数から前記n回目の一般遊
    技で投入またはベットされたメダル枚数を差し引き、こ
    れに前記n回目の一般遊技で獲得されたメダル枚数を足
    し合わせることによって求められることを特徴とする請
    求項6記載のゲーム終了判定方法。
  8. 【請求項8】 前記特別遊技状態がビックボーナスゲー
    ムであって前記ビックボーナスゲーム中に可能な一般遊
    技回数が第1の所定回数に制限されており、前記ビック
    ボーナスゲーム中に可能なレギュラーボーナス役の入賞
    回数が第2の所定回数に制限されているとき、 一般遊技回数が前記第1の所定回数に達した時点、また
    は前記第2の所定回数目のレギュラーボーナス役が終了
    した時点で前記ビックボーナスゲームを終了することを
    特徴とする請求項6または7記載のゲーム終了判定方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項6、7または8に記載のゲーム終
    了判定方法をコンピュータに実行させるためのゲーム終
    了判定プログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314522A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Samii Kk スロットマシン
JP2009142480A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Olympia:Kk 遊技機、プログラム及び記録媒体
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JP2011041821A (ja) * 2010-10-25 2011-03-03 Sammy Corp スロットマシン

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