JP2002282332A - 洗眼器具 - Google Patents

洗眼器具

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JP2002282332A
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隆 中川
Yasushi Itaya
恭史 板谷
Yuuga Nakajima
由賀 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗眼薬が注がれた1対のカップを一体的に保
持し、両眼の洗眼を同時に行うことができる洗眼器具を
提供する。 【解決手段】 洗眼薬を注ぎ眼に当てがって使用する1
対のカップ3と、両カップ3を互いに連結するととも
に、両カップ3の相対的な位置調節を可能にする可撓性
を有した連結部材5とを備えたことを特徴とする洗眼器
具1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗眼薬を注ぎ眼に
当てがって使用する1対のカップを備えた洗眼器具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンタクトレンズの普及に伴っ
て、目薬を点眼して目を洗浄する従来の方法のほかに、
洗眼薬を用いる方法が急速に普及している。この方法で
は、洗眼薬が注がれたカップを、その開口縁部が目の周
囲に密着するように押しつけ、洗眼薬がカップと目の周
囲との間から漏れないようにしながら、眼球の表面全体
を洗眼薬に浸すことにより、目の汚れを洗い流したり、
薬効を作用させたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した方
法で両眼を洗浄する場合には、衛生上の観点から、片側
の目を洗浄した後に一旦カップを洗い、再度カップに洗
眼薬を注いで、もう片方の目を洗浄しなければならず、
洗眼作業が面倒になっていた。
【0004】したがって、カップを2個準備して、各カ
ップに洗眼薬を注ぎ、左右の手でそれぞれカップを挟持
ながら両眼を洗浄することもある。しかしながら、この
場合は、各カップを別々に支持しなければならないた
め、安定性に欠け、それぞれの手への注意力が必要とな
る。また、小さなカップを個々に扱うことになるので、
わずかな接触でカップが倒れ洗眼薬がこぼれてしまうこ
ともあり、扱い難いという問題もあった。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題を解
決すべくなされたものであり、洗眼薬が注がれる1対の
カップにより、両眼の洗眼を安定した状態で同時に行う
のに好適な洗眼器具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、洗眼薬を注ぎ眼に当てがって使用する1対
のカップと、前記両カップを互いに連結するとともに、
前記両カップの相対的な位置調節を可能にする可撓性を
有した連結部材とを備えた洗眼器具を提供するものであ
る。
【0007】前記連結部材は、前記カップの底面側に凸
となる向きのU字形部分を備えたものとすることができ
る。
【0008】前記連結部材は、前記カップの開口側に位
置する第1の面と、前記開口側と反対方向に位置する第
2の面とを備え、少なくとも前記第1の面に、前記連結
部材の長手方向を横切る方向に延びる一以上の溝部が形
成されたものとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る洗眼器具の実施形態
について図1及び図2を参照して説明する。図1は洗眼
器具の正面図、図2は洗眼器具の平面図である。
【0010】図1及び図2に示すように、この洗眼器具
1は、可撓性のある直鎖状低密度ポリエチレンにより構
成され、洗眼薬が注がれる2個のカップと、両カップ3
を連結し、これらと一体的に形成された板状の連結部材
5とを備えている。
【0011】各カップ3の開口縁部3aは、カップ3が
眼に当てがわれたときに、眼の周囲の形状に添うように
形成され、これにより洗眼薬がカップ3と目の周囲との
間から漏れるのを防止する。連結部材5は、その両端部
がカップ3の高さの約半分より下方に連結されるととも
に、その中間部にカップ3の底面側に凸となるU字形部
分11が形成されている。連結部材5は、このU字形部
分11によって、屈曲・伸縮が可能となっており、これ
により、各カップ3を、使用者の眼の間隔、眼周辺部の
角度に合わせて密着させることができる。なお、連結部
材5をカップ3の高さの半分より下方に連結することに
より、カップ3を眼に当てがったときに連結部材5が鼻
に接触するのを防止することができる。
【0012】また、図1に示すように、各カップ3は、
開口側にいくにしたがって、その径が増大するように形
成されているが、洗眼器具1をモールド成形する際の型
抜きを容易にするには、連結部材5が連結される側の側
面3bは、底面とほぼ垂直に形成するのが望ましい。
【0013】次に、この洗眼器具1の使用方法について
説明する。洗眼を行うためには、まず、各カップ3に所
定量の洗眼薬を注いだ後、各カップ3を手指で支持しな
がら、連結部材5を屈曲乃至伸縮させて各カップ3の開
口縁部3aを眼の周囲に密着させる。この状態で、洗眼
薬が眼球を覆うように顔を仰向けの状態にして眼の洗浄
を行う。
【0014】以上のように、本実施形態に係る洗眼器具
によれば、連結部材5により1対の洗眼用のカップ3が
連結されているため、洗眼時に両カップ3の水平度を容
易に保つことができ、安定した状態でカップ3を目の周
辺部に密着させて左右の眼を同時に洗眼することができ
る。また、両カップ3が連結されているため、例えば平
面上に置いたときの安定性が増し、カップ3が僅かな接
触によって倒れて洗眼薬がこぼれるのを防止することが
できる。また、2個のカップ3がバラバラの状態でな
く、2個1組の状態で保持されているため、保管時にカ
ップ3の紛失を防止することもできる。
【0015】さらに、この洗眼器具1は、上記した可撓
性のあるポリエチレンで構成されるとともに、連結部材
にU字形部分11が形成されているため、連結部材5を
屈曲、伸縮、或いは捻りによって両カップ3の相対的な
位置決めを容易に行うことができ、これによって使用者
の目の位置や、目周辺部の形状に合わせて、カップ3の
開口縁部3aを目の周辺部に確実に密着させることがで
きる。なお、洗眼器具は上記したポリエチレンのほか、
ポリオレフィン系で、特に耐薬品性、低温安定性のある
ポリエチレン、ポリプロピレン等で構成するのが好まし
い。
【0016】上記実施形態では、連結部材5にU字形部
分11を形成して両カップ3間の距離を調整している
が、連結部材を次のように構成してもよい。例えば、図
3及び図4に示すように、連結部材5の一方の面5a、
つまりカップ3の開口部側の面5aに連結部材5の長手
方向と直交する複数の溝からなる第1溝部17を形成す
るとともに、連結部材5の他方の面5bにおいて一連の
第1溝部17の両端を挟む位置に一対の溝からなる第2
溝部19を形成する。こうすることで、例えばカップ3
を互いに近接させると、連結部材5は、第1及び第2溝
部17,19の溝の空所を閉じるように変形する。その
結果、第1溝部17を設けた部分は、複数の溝により湾
曲形状(図3の仮想線)に変形し、第2溝部19を設け
た部分は、湾曲した部分とその両側の部分との境界部分
で屈曲する。したがって、予め湾曲形状としない簡単な
構成で、連結部材5を容易に屈曲させることができ、コ
ストの面からも有利である。
【0017】ここで、溝の数、位置、その深さは、連結
部材の材質や屈曲させる度合いによって適宜決定すれば
よい。なお、第1及び第2溝部17,19は、いずれか
一方のみ設けた場合であっても、屈曲を容易にする効果
がある。また、連結部材5が扱いやすい可撓性のある材
料で構成されていれば、必ずしもU字形部分11や溝部
17,19を設ける必要はない。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の洗眼器具によれ
ば、連結部材により1対の洗眼用のカップを一体的に保
持することができるので、両カップの水平度を容易に保
ちつつ、安定した状態で、左右の目を同時に洗眼するこ
とができる。
【0019】また、連結部材は、各カップの相対的な位
置を調整可能に構成されているため、使用者の目の位置
や、顔の形状に合わせて、カップを確実に目の周辺部に
密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る洗眼器具の正面図を
示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る洗眼器具の平面図を
示す図である。
【図3】本発明に係る洗眼器具の連結部材の他の例を示
す正面図である。
【図4】本発明に係る洗眼器具の連結部材の他の例を示
す平面図である。
【符号の説明】
1…洗眼器具 3…カップ 5…連結部材 11…U字形部分 17,19…溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 由賀 大阪府茨木市豊川1丁目30番3号 小林製 薬株式会社中央研究所内 Fターム(参考) 4C094 AA05 BB20 BC09 DD17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗眼薬を注ぎ眼に当てがって使用する1
    対のカップと、 前記両カップを互いに連結するとともに、前記両カップ
    の相対的な位置調節を可能にする可撓性を有した連結部
    材とを備えたことを特徴とする洗眼器具。
  2. 【請求項2】 前記連結部材は、前記カップの底面側に
    凸となる向きのU字形部分を備えていることを特徴とす
    る請求項1に記載の洗眼器具。
  3. 【請求項3】 前記連結部材は、前記カップの開口側に
    位置する第1の面と、前記開口側と反対方向に位置する
    第2の面とを備え、 少なくとも前記第1の面に、前記連結部材の長手方向を
    横切る方向に延びる一以上の溝部が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の洗眼器具。
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