JP2002281570A - 遠隔監視システム - Google Patents
遠隔監視システムInfo
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Abstract
えると共にホストコンピュータとの通信に関して通信費
用を抑え、更にデータを選別したり余分のデータを排除
したりする作業を削減すること。 【解決手段】 通常は遠隔監視装置1は2つの情報の定
期的な読み込みを行って、そのデータをスタティックR
AM18の異常発生の監視情報のメモリ部と、物理情報
のトレンド記録メモリ部18Aに格納し、異常を検知し
たとき等、必要なときにホストコンピュータ4に送信す
る。また、監視センターのホストコンピュータ4から系
統が指定され、そのエアコンの連続的な情報読み込み指
示があると、前記2つの定期的な情報読み込みのうち、
後者のマイコン10によるトレンド記録のための読み込
みを停止させ、物理情報はその系統2のエアコンから通
常のトレンド記録の読み込み間隔より短い間隔で通信回
線6を介して読み込み、一時メモリ部18Bに記憶す
る。
Description
ガスヒートポンプエアコン、パッケージエアコン等の空
気調和機、冷蔵ショーケース、冷蔵庫等の冷凍装置の遠
隔監視システムに関するものである。更に詳述すると、
複数系統の空気調和機、冷蔵ショーケース、冷蔵庫等の
冷凍装置と、該冷凍装置から通信回線を介して定期的に
その運転情報を読み込んで遠隔監視する遠隔監視装置
と、該遠隔監視装置からの前記運転情報を通信回線を介
して受信するホストコンピュータとから成る遠隔監視シ
ステムに関する。
アルタイムな冷凍装置の運転情報を連続的にホストコン
ピュータで読み込むときに、遠隔監視装置及びホストコ
ンピュータが一律に全ての冷凍装置の運転情報を読み込
んでいた。
置と遠隔監視装置との通信回線のトラフィックが上が
り、実用的な速度での読み込みが行えず、該遠隔監視装
置とホストコンピュータとの通信費用もかさむという問
題があった。まして、連続的な運転情報の読み込みを行
って冷凍装置の運転状態を監視するのは、ほとんど1台
の場合が多いため、監視センターでは不要な情報も受信
することとなり、必要な情報の抽出、不要な情報の排除
などの作業が増加する。
ような冷凍装置がある場合、あるいは技術的な調査・解
析の必要がある場合等のために、リアルタイムに連続的
な運転情報の収集を必要とする場合がある。
てトラフィックを抑えると共にホストコンピュータとの
通信に関して通信費用を抑え、更にデータを選別したり
余分のデータを排除したりする作業を削減し、またより
多くの情報が収集して冷凍装置の運転状態の傾向を把握
し易くすることを目的とする。
複数系統の空気調和機、冷蔵ショーケース、冷蔵庫等の
冷凍装置と、該冷凍装置から通信回線を介して定期的に
その運転情報を読み込んで遠隔監視する遠隔監視装置
と、該遠隔監視装置からの前記運転情報を通信回線を介
して受信するホストコンピュータとから成る遠隔監視シ
ステムであって、前記ホストコンピュータから前記通信
回線を介して受信した指示に基づき、前記遠隔監視装置
は前記冷凍装置の指示された特定系統のみの運転情報を
前記ホストコンピュータに指示された周期で送信すると
共に、その間前記定期的な運転情報の読み込みを停止す
ることを特徴とする。
あって、前記遠隔監視装置は主制御部と、定期的に前記
冷凍装置の運転情報を読み込むための計時回路と、前記
冷凍装置の運転情報を記憶するメモリと、前記ホストコ
ンピュータから指示された周期で読み込んだ運転情報を
記憶する一時メモリとを備え、通常は前記計時回路に基
づき前記主制御部が前記冷凍装置から定期的な運転情報
を読み込ませて前記メモリに記憶させると共に前記ホス
トコンピュータに送信するように制御し、前記ホストコ
ンピュータから指示があると前記主制御部が前記定期的
な読み込みを停止させると共に指示された特定の系統の
みの運転情報を指示された周期で読み込んで前記一時メ
モリに記憶させ前記ホストコンピュータに送信するよう
に制御することを特徴とする。
タから指示された周期は前記定期的な周期よりも短いこ
とを特徴とする。
ース、冷蔵庫等の冷凍装置のうち、空気調和機に適用し
た実施形態について、図に基づき説明する。先ず、図1
の遠隔監視システムのシステム構成図及び図2の遠隔監
視装置1について説明する。この遠隔監視装置1は複数
系統の冷凍装置の1つである、例えば各室内の空気を調
和する複数系統(本実施形態では2つ)の空気調和機で
あるガスヒートポンプエアコンの室外機2と接続され、
また公衆通信回線3を介して遠く離れた遠隔地の監視セ
ンターにおけるホストコンピュータ4と接続されてい
る。5はガスヒートポンプエアコンの室内機で、図1に
おける左の室外機2に対応して4つの室内機5があり、
右の室外機2に対応して2つの室内機5がある。そし
て、前記遠隔監視装置1と室外機2とは、また室外機2
どうしは通信回線6で接続されている。
ートポンプエアコンの室外機2の近くに設けられ、通常
はガスヒートポンプエアコンから定期的にその運転情報
を読み込んで遠隔監視して運転情報を前記公衆通信回線
3を介してホストコンピュータ4に送信すると共に前記
ホストコンピュータ4から定期的に運転データを収集し
て運転状態の確認を行い、警報時には原則として前記室
外機2からホストコンピュータ4に警報と警報時データ
(警報に係る内容データ)を送信(発呼した後、即ち呼
び出した後、送信)し、また室外機2からホストコンピ
ュータ4にメンテナンス予知・点検情報や情報発信時の
データを送信する。
調和機であるガスヒートポンプエアコンの運転状況を3
65日、24時間体制で監視し、前記警報と警報時デー
タに基づいて迅速かつ適切な対応が可能となる。
と、主制御部であるマイクロコンピュータ(以下「マイ
コン」という)10は統括制御するCPU11、各種デ
ータを記憶するRAM12及びプログラムデータを格納
するROM13とを備えている。そして、マイコン10
は通信用モデム14を介して前記公衆通信回線3を通じ
てホストコンピュータ4に接続されると共に、インター
フェース15を介して前記各室外機2に接続している。
尚、前記ホストコンピュータ4と通信するためにモデム
14の使用を限定するものではない。通信手段によって
変わり、例えば無線による通信、イーサネット(登録商
標)による通信なども考えられる。
にそれぞれ接続される設定用スイッチ16、電源が切れ
ても記憶内容が失われない不揮発性メモリ17、データ
記憶用スタティックRAM18及び定期的に前記ガスヒ
ートポンプエアコンの運転情報を取り込むための計時回
路19が内蔵されており、前記スタティックRAM18
及び計時回路19にはバッテリー21に接続されたバッ
テリー充電回路及びバッテリー切替え回路20が接続さ
れている。従って、通電中はそのバッテリー充電回路に
よりバッテリー21を充電し、停電中にはバッテリー2
1が計時回路19及びスタティックRAM18を一定期
間動作可能とするために、停電時に前記計時回路19及
びスタティックRAM18の電源をそのバッテリー切替
え回路がバッテリー21に切替えるものである。
一次電池を使用してもよい。その場合、バッテリー充電
回路は不要となる。
0は前記計時回路19を用いて、通信回線6を介して前
記ガスヒートポンプエアコンから2つの定期的な情報の
読み込みを行い、前記スタティックRAM18に格納
し、異常を検知したとき等、必要なときに前記ホストコ
ンピュータ4に送信する。先ず、その1つ目は、前記ガ
スヒートポンプエアコンの異常発生の監視情報である。
これは、ガスヒートポンプエアコンの異常そのものの発
生を監視するため、可能な限り短い間隔(例えば10秒
ごと)で行われ、その情報はガスヒートポンプエアコン
の各部のオン・オフ情報や、異常状態に関する異常コー
ドなどがある。
転情報のトレンド記録である。これは前記ガスヒートポ
ンプエアコンの異常発生検知によって該エアコンが異常
停止した場合に、それまでの運転状態を考察するため
に、あるいは技術的な興味や検証などに必要なため記録
するものである。その情報には、ガスヒートポンプエア
コンの各部の温度や圧力などの物理情報がある。
込み間隔が短く(例えば10秒ごと)、後者のトレンド
記録の方が長い(例えば1分ごと)。これは、トレンド
用に読み込む物理情報は、急激な変化は少ないが、異常
発生などの監視は可能な限り早い必要があるため、また
前者の異常監視に使う情報の方が情報量が少なく、後者
のトレンド記録情報の方が多いという違いがあるため、
ガスヒートポンプエアコンの通信トラフィックの兼ね合
いから差を持たせたものである。
隔監視装置1は前述した2つの情報の定期的な読み込み
を行って、そのデータを前記スタティックRAM18の
異常発生の監視情報のメモリ部(図3では図示せず)
と、物理情報のトレンド記録メモリ部18Aに格納す
る。この場合、トレンド記録メモリ部18Aには前記ガ
スヒートポンプエアコンの運転情報を一定数(例えば過
去1時間分)記憶され、前述したように、異常を検知し
たとき等、必要なときに前記ホストコンピュータ4に送
信するものである。
4から管理者がガスヒートポンプエアコンの系統を指定
して(本実施形態では系統2を指定)、そのガスヒート
ポンプエアコンの連続的な情報読み込み指示があると、
図4に示すように、前記2つの定期的な情報読み込みの
うち、後者のマイコン10によるトレンド記録のための
読み込みを停止させるものである。
ヒートポンプエアコンから通常のトレンド記録の読み込
み間隔より短い間隔(例えば10秒ごと)で通信回線6
を介して読み込み、前記スタティックRAM18の一時
メモリ部18Bに記憶する。従って、通常の読み込みを
停止し、1系統に絞るため、それまでより短い間隔で読
み込みが可能となり、通信回線6のトラフィックが低減
するものである。
タ4は前記一時メモリ部18Bに記憶された指定系統の
運転情報を連続的に前記公衆通信回線3を介して受信し
て読み込み、所期の目的を達成する。尚、前記トレンド
メモリ部18Aは、これまでの情報を記憶・保存してい
るため、連続的な情報読み込みが終了すれば、引き続い
て運転情報を記録することができる。
の系統を前述したように、読み込みを行うことができる
が、この指示は1系統に限らず全系統よりは少ない数系
統でもよい。
み込みのほか、連続的読み込みをした場合には、通信回
線6のトラフィックが上がるが、以上のようにすれば通
信回線6のトラフィックが低減するものである。
たが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替
例、修正又は変形が可能であり、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含す
るものである。
冷凍装置の運転情報の読み込みを停止し、指定した系統
のみ運転情報の読み込みをするので、冷凍装置との通信
に関してトラフィックを抑えることができる。また、指
定した系統のみ運転情報の読み込みをするので、ホスト
コンピュータとの通信に関して通信情報が少なくなり通
信費用を抑えられ、更にデータを選別したり余分のデー
タを排除したりする作業も削減できる。また、通常の運
転情報の読み込み間隔より短い間隔で読み込むので、よ
り多くの情報が収集でき冷凍装置の運転状態の傾向を把
握し易くなる。
示す。
示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数系統の空気調和機、冷蔵ショーケー
ス、冷蔵庫等の冷凍装置と、該冷凍装置から通信回線を
介して定期的にその運転情報を読み込んで遠隔監視する
遠隔監視装置と、該遠隔監視装置からの前記運転情報を
通信回線を介して受信するホストコンピュータとから成
る遠隔監視システムであって、 前記ホストコンピュータから前記通信回線を介して受信
した指示に基づき、前記遠隔監視装置は前記冷凍装置の
指示された特定系統のみの運転情報を前記ホストコンピ
ュータに指示された周期で送信すると共に、その間前記
定期的な運転情報の読み込みを停止することを特徴とす
る遠隔監視システム。 - 【請求項2】 複数系統の空気調和機、冷蔵ショーケー
ス、冷蔵庫等の冷凍装置と、該冷凍装置から通信回線を
介して定期的にその運転情報を読み込んで遠隔監視する
遠隔監視装置と、該遠隔監視装置からの前記運転情報を
通信回線を介して受信するホストコンピュータとから成
る遠隔監視システムであって、 前記遠隔監視装置は主制御部と、定期的に前記冷凍装置
の運転情報を読み込むための計時回路と、前記冷凍装置
の運転情報を記憶するメモリと、前記ホストコンピュー
タから指示された周期で読み込んだ運転情報を記憶する
一時メモリとを備え、 通常は前記計時回路に基づき前記主制御部が前記冷凍装
置から定期的な運転情報を読み込ませて前記メモリに記
憶させると共に前記ホストコンピュータに送信するよう
に制御し、 前記ホストコンピュータから指示があると前記主制御部
が前記定期的な読み込みを停止させると共に指示された
特定の系統のみの運転情報を指示された周期で読み込ん
で前記一時メモリに記憶させ前記ホストコンピュータに
送信するように制御することを特徴とする遠隔監視シス
テム。 - 【請求項3】 前記ホストコンピュータから指示された
周期は前記定期的な周期よりも短いことを特徴とする請
求項1又は2に記載の遠隔監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001075337A JP4148654B2 (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | 遠隔監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP4148654B2 JP4148654B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
ID=18932437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001075337A Expired - Fee Related JP4148654B2 (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | 遠隔監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4148654B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011111956A3 (en) * | 2010-03-08 | 2012-08-09 | Lg Electronics Inc. | Air conditioning system and controlling method thereof |
WO2017104059A1 (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクルシステム |
WO2018179366A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクルシステムおよび通信トラフィック調整方法 |
-
2001
- 2001-03-16 JP JP2001075337A patent/JP4148654B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011111956A3 (en) * | 2010-03-08 | 2012-08-09 | Lg Electronics Inc. | Air conditioning system and controlling method thereof |
US9441849B2 (en) | 2010-03-08 | 2016-09-13 | Lg Electronics Inc. | Air conditioning system and controlling method thereof |
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JPWO2018179366A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2019-11-07 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクルシステムおよび通信トラフィック調整方法 |
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JP4148654B2 (ja) | 2008-09-10 |
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