JP2002281207A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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JP2002281207A
JP2002281207A JP2001082306A JP2001082306A JP2002281207A JP 2002281207 A JP2002281207 A JP 2002281207A JP 2001082306 A JP2001082306 A JP 2001082306A JP 2001082306 A JP2001082306 A JP 2001082306A JP 2002281207 A JP2002281207 A JP 2002281207A
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JP2001082306A
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Toshiki Yamashita
敏樹 山下
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿読取装置で読みとった画像データを格納
するメモリを備えたデジタル複写機において、前記メモ
リに読取原稿サイズで1面分の領域しか取れない場合に
も、複数部の両面複写を効率よく行う。 【解決手段】 デジタル複写機において、入力された画
像データを圧縮する手段と、メモリの残容量を検知する
手段と、メモリ残容量が原稿二面分を格納するのに不足
すると判断されたとき、前記メモリの原稿一面分の領域
以外を強制的に圧縮データ領域に切り替える手段とを備
え、入力された画像データを圧縮することにより複数面
両面印刷を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル複写機に関
し、特にハードディスク等のオプションメモリ容量を持
たないで両面複写を可能にしたデジタル複写機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機、例えば、複数のアプリ
ケーションを持つデジタル複写機からなるデジタル複写
機システムが現在多用されており、そのコストを抑える
ための方策としてメモリの容量を制限したものが使用さ
れている。ただ、このようにメモリの容量を制限してコ
ストを抑えた装置では、その装置の周辺機の機能を発揮
させるためには必要なメモリの容量を確保する必要が生
じる。そのような周辺機の一例としてシートスルー原稿
自動給紙装置(以下、シートスルーADFという)があ
るが、それは原稿をコンタクトガラス上に搬送してスキ
ャナキャリッジで読み取るフラットベット式ではなく、
原稿を走査しながらCCDにて画像データを読み取る構
成になっているため、複数面コピーを行う場合は、原稿
を一旦走査して、原稿に対する2面目以降のコピーは読
み取った原稿画像を格納するメモリからの出力で印刷を
行うため一定のメモリ容量が必要である。そのため、コ
ストを抑えるためにメモリの容量を抑制した従来技術で
は、例えば、シートスルーADFで両面複数部印刷の指
示が出されたときには、指示された原稿サイズ2面分の
メモリ領域が獲得出来ず両面印刷は1部しか行うことが
出来ないため、1部コピーにするようユーザに促してい
た。メモリ不足が発生する条件としては、そもそも標準
メモリでは原稿2面分取れない装置構成であったり、オ
プションメモリ等を装着して原稿2面分取れる構成にし
ても、他のアプリケーションの画像データがメモリ領域
に存在し、残メモリ領域では原稿2面分の領域が取れな
くなってしまう場合などが考えられる。このような問題
に対処して両面複数部印刷を可能にするためには、高価
なオプションメモリもしくはハードディスクを別途購入
する必要があり、デジタル複写機が低価格であることの
メリットが相殺されてしまうことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明ではこの点に鑑
みてなされたものであって、本件発明の第1の目的は、
読み取る原稿サイズ2面分のメモリ領域がとれない場合
でもシートスルーADFでの複数両面印刷(電子ソート
ではない)を可能にすることである。本発明の第2の目
的は、読み取る原稿サイズ2面分のメモリ領域がとれな
い状態で複数両面印刷を行う際において、画像データを
圧縮、伸張することによる生産性の劣化を防ぐことであ
る。本発明の第3の目的は、読み取る原稿サイズ2面分
のメモリ領域がとれない状態での操作を選択出来るよう
にして、印刷の操作性を向上させることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
読取装置で読みとった画像データを格納するメモリを備
えたデジタル複写機において、前記読み取った画像デー
タを圧縮する手段と、前記メモリの残容量を検知する手
段と、メモリ残容量が原稿二面分を格納するに不足する
と判断されたとき、前記メモリの原稿一面分の領域以外
を強制的に圧縮データ領域に切り替える手段とを備え、
入力された画像データを圧縮することにより複数面両面
印刷を可能にしたことを特徴とするデジタル複写機であ
る。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載された
デジタル複写機において、原稿の第一面については前記
メモリに入力すると共に圧縮し、第二面についてはエン
ジンに出力しながら前記メモリに入力しかつ圧縮する入
出力手段を備えたことを特徴とするデジタル複写機であ
る。
【0006】請求項3の発明は、請求項1に記載された
デジタル複写機において、前記圧縮したデータがメモリ
容量をオーバーしたとき、コピーを中断するか、強制的
にコピー動作を実行するかを設定画面で選択可能として
ことをことを特徴とするデジタル複写機である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明する前
に、本発明のデジタル複写機を構成する主要な要素、及
びその説明に使用する用語の意味について説明する。 (1)「画像読取装置」 デジタル複写機で用いられる「画像読取装置」は、光源
を原稿に照射し、その反射光を「固体作像素子=CC
D」で電気信号に変換し、必要な画像処理を行う機能を
持った装置である。 (2)「画像形成装置」 デジタル複写機で用いられる「画像形成装置」は、電気
信号で送られた画像イメージを電子写真、感熱、熱転
写、インクジェット等の手段により普通紙、感熱紙等に
形成する装置である。 (3)「拡張機能」または「アプリケーション(アプリ
と略す)」 デジタル複写機の大きな特徴に、画像を電気信号に変換
して読み込み、電気信号を画像形成装置で復元する。こ
の時読みとった電気信号を様々に変化、伝達する手段を
持つことにより複写機以外の分野に応用可能となる。前
述のFAX、プリンター以外にスキャナ、ファイルシス
テム等応用範囲は非常に広く、これらの拡張機能をここ
では「アプリケーション(アプリ)」と表現する。
【0008】(4)「ビデオ信号」 前述の「画像読取装置」で変換された画像の電気信号、
「画像形成装置」へ入力される画像の電気信号、及び画
像の電気信号と同期をとるための信号をまとめて「ビデ
オ信号」と表現する。 (5)「制御信号」、「コマンド」 「ビデオ信号」を「画像読取装置」、「画像形成装
置」、「アプリケーション」間でやりとりするために
は、装置間で情報を伝達し合う必要がある。この情報伝
達手段を「制御信号」または「コマンド」発行と表現す
る。 (6)「システム」、「システム制御」、「システムコ
ントローラ」 最近のデジタル複写機では、アプリを1つ登載するのみ
でなく複数アプリを同時登載するようになってきてい
る。この様に一つの資源を共有するデジタル複写機をと
くに一般のデジタル複写機と区別するときは「デジタル
複写機システム」と表現し、このシステムを制御するコ
ントローラを「システム制御」、「システムコントロー
ラ」と表現する。なお、単にデジタル複写機というとき
は、デジタル複写機等のデジタル式の画像処理装置一般
を指す。
【0009】(7)「資源」または「リソース」 複数アプリから共有される機能ユニット単位を「資
源」、「リソース」と表現する。前述のシステムコント
ローラは、このリソース単位でシステム制御を行ってい
る。本願のデジタル複写機で管理している資源は、「画
像読取装置」、「画像形成装置」、「操作部」「メモ
リ」「周辺機(DF=原稿仕送り装置、ソーター等)」
がある。 (8)「差し込み出力」または「インターリーブ」 この用語は主に画像出力時の動作説明で用いられる。通
常画像出力は、目的を同じくする一連の動作(=1ジョ
ブ)を完了するまで他の動作は実行しない。例えば最近
のデジタル複写機システムでは機能が複合され、複写機
+FAXまたはプリンターあるいはそれ以上の組み合わ
せを1台に集約している。しかし、その殆どが例えば複
写機能が終了してからプリンター出力に切り替える様に
機能単位(=ジョブ単位)の出力を行っている。これに
対して、1ジョブの出力に他のジョブ出力を差し込んで
出力することを「インターリーブ」と表現する。例えば
複写機の出力中に、プリンター出力を装置動作を止める
こと無く実現する。この時解像度を変更して出力するこ
とも可能である。 (9)「初期設定」 よく使用する条件に合わせて、各機能の初期設定値を変
更したり、操作の条件を設定すること。初期設定には複
写機システム全般の機能の設定を行う「システム初期設
定」とコピーモードの機能の設定に限定した「コピー初
期設定」とファクシミリモードの機能の設定に限定した
「ファックス初期設定」等がある。例えば、「システム
初期設定」にはキー操作後、一定時間なにも操作を行わ
なかったときに電源を入れたときの状態に戻す「オート
クリア時間の設定」等があり、「コピー初期設定」には
セットできるコピー面数の上限を変更する「コピーセッ
ト面数制限の設定」や、「片面→両面」コピーで、裏面
の左とじ代幅の設定が可能な「両面コピー左とじ幅」等
がある。また、ページ印字を選択された場合に、転写紙
に対して、右上、右下、中央下などページを印字する場
所や、スタンプ印字が選択された場合に、スタンプの大
きさ、透かしの有無等の設定をこのモードにて可能にし
ている場合もある。
【0010】次に、本発明の基本構成について説明す
る。図1はデジタル複写機の外観図であり、本発明の1
実施形態に係るデジタル複写機は、画像形成装置1、シ
ートスルーADF2及び給紙トレイ3から成り、ファク
シミリ機能、プリンター機能などの複数のアプリケーシ
ョン機能を有している。前記画像形成装置1は、図示し
ない原稿読取装置、回転偏向手段(ポリゴンモーター)
を用いたレーザー走査系、読み取った画像データを格納
するメモリ等を備えている。
【0011】図2は、前記デジタル複写機システムの操
作部の主要なキーを示したものである。図中、201はプ
ログラムモードの登録や呼び出しに用いられる「プログ
ラム登録/呼び出しキー」、203は初期設定を行うとき
に使用される「初期設定キー」、204の[01]〜[28]まで
のキーはファクシミリモードのプログラムの割り当てに
使用される「FAX用短縮キー群」、205の[0]〜[9]間
でのキーは種々の設定を行う他、コピーモードのプログ
ラムの割り当てに使用される「テンキー」である。ま
た、206の「アプリケーション切り替えキー」はコピ
ー、ファックス、プリンターの各アプリケーションへの
切り替えキーで、押下されたキーに相当するアプリケー
ションへ操作部表示権を譲渡する。
【0012】マルチタスク型のシステムを構成するため
には、機能単位をリソースとして扱い、一つのリソース
を複数アプリで共有するための管理を行う必要がある。
図3は、本システムのソフト構成例を示しており、図に
は前記管理を行うシステム制御層が示されている。図3
におけるデバイス制御層は、システム制御層からのコマ
ンド、制御信号等の論理的指示から、実際に装置を動か
すためにクラッチ、センサー、モーター等の装置的入出
力を駆動、入力する変換を行っている。また、図3にお
けるアプリケーション層は、拡張機能としてコピー、プ
リンター、FAX等の複数アプリがシステム制御層から
提供される機能により共存可能となる層である。
【0013】図4は、デジタル複写機システムのハード
構成例を示しており、この実施形態では、アプリ毎にC
PUを持たせ、システム制御層、デバイス制御層を1C
PUで制御しているが、各アプリ、システム制御、各リ
ソースにCPUをもたせシステム制御コントローラから
各コントローラへのコマンドを制御信号線で伝達するハ
ードウェアも考えられる。ここで、画像読取装置には図
示しない原稿自動給紙装置が接続され、原稿セットセン
サー情報、原稿台にセットされた原稿サイズを検知する
ためのサイズ検知センサー情報などが入力される。この
サイズ検知センサーは反射型のセンサーであり、原稿給
紙台に数個並べられ、原稿がセットされたときのセンサ
ー入力のON/OFFの組み合わせにて原稿サイズの検
知が可能である。
【0014】図4の画像形成装置は、回転偏向手段(ポ
リゴンモータ)を有したレーザー走査系を持ち、このポ
リゴンモータへは回転起動を指示するための起動信号
(ON)が出力され、その結果、回転数が定格回転にな
ったときはその旨を知らせるロック信号が入力される。
記録紙への印刷は当然このポリゴンモータが定格回転に
なっている状態に限定されるが、全ての印刷動作が終了
すると、システムコントローラはポリゴンモータが停止
するように起動信号(OFF)出力を行う。また、この
画像形成装置は、ポリゴンモーターの同期信号と同じ周
期(この周期は解像度によって変更可能である)の同期
信号を発生する波形生成器を持ち、切り替えSWにより
ポリゴンモーターのロック信号を受けるとポリゴンモー
ターの同期信号に切り替え、ロック解除信号を受けると
波形生成器の同期信号に切り替えることが可能なハード
構成になっている。尚、図4には、操作部の制御を行う
為の操作部制御バスが示されているが、制御信号線を用
いたコマンドのやりとりで制御を行うことも当然考えら
れる。
【0015】図5は各種コピー設定を行うためのコピー
基本画面を表したものであり、図6は、本発明にて圧縮
データがメモリ空間をオーバーしたときの出力方法を、
「中断」か「強制出力」に設定するための画面を表した
ものである。
【0016】次に本発明のデジタル複写機の1実施形態
の動作を図7、図8に示すフロー図に従って説明する。
アプリケーションからの要求、即ち、シートスルーAD
Fで非ソートモードで両面複数印刷要求があるかを判断
し(S702)、要求があると判断すると(S702,Ye
s)、次に電子スタックモード(ここで、電子スタック
モードとは、原稿2面に対して一面読み込む毎にその画
像データを圧縮し、2面圧縮し終わった時点で、圧縮し
た2面分の画像データをトグルで伸張、出力を行うこと
である。この電子スタックモードを用いて原稿一面分の
ページメモリ領域と圧縮データ領域にて少ないメモリ容
量で両面複数印刷を行うモードをいう。)の指示がある
か否か判断し(S703)、電子スタックモードの指示
があれば(S703、Yes)、一面目の原稿の読取をシー
トスルーADFに指示し(S704)、画像パスをスキャナ
ー→メモリに切り替え(S705)、一面目の原稿の読
取データをメモリに入力すると共に、入力データの圧縮
処理を開始する(S706)。
【0017】1面目の原稿の読取データのメモリ入力及
び入力データの圧縮処理が終了したか否か判断し(S7
07)、処理が終了すると(S707、Yes)、二面目の
原稿の読取をシートスルーADFに指示し(S708)、画
像パスをスキャナー→メモリ、スキャナー→プロッタに
切り替え(S709)、二面目のメモリ入力処理と圧縮
処理を開始する(この場合、スキャナーからのデータは
連続してプロッターに出力される)(S710)。次
に、2面目のメモリ入力及び入力データの圧縮処理が終
了したか否かを判断し(S711)、終了であれば(S7
11,Yes)、メモリに対し、1面目の圧縮データをテ
ンポラリ領域に伸張することを指示し(S712)、伸
張が終了したときは(S713、Yes)、1面目の出力開
始タイミングであれば(S714、Yes)、メモリに対し
一面目の出力を指示すると共に、二面目の圧縮データの
伸張を指示する(S715)。一面目のメモリの出力が
終了し(S716、Yes)、かつここで設定部数の出力が
終了すれば(S717、Yes)、待機状態に戻る。
【0018】ステップ717で設定部数の出力が終了し
なければ(S717、No)、更に二面目の出力開始タイ
ミングかどうか判断し(S718)、そのタイミングで
あれば(S718、Yes)、メモリに二面目の出力を指示
すると共に一面目の圧縮データの伸張を指示する(S7
19)。二面目のメモリの出力が終了し(S720、Ye
s)、かつ設定部数の出力終了を確認して(S721、Ye
s)、待機状態に戻る。更に、設定部数の出力が終了し
ていなければ(S721、No)、ステップ714に戻っ
て、メモリに対し一面目の出力を指示すると共に、二面
目の圧縮データの伸張を指示しステップ714以降の処
理を設定部数の出力が終了するまで繰り返す。
【0019】ステップ703において、電子スタックモ
ードの指示がなければ(S703No)、現行のメモリ残
容量で現行サイズ2面分のテンポラリ領域が獲得可能か
判別(チェック)し(S722)、獲得可能であれば(S
723、Yes)、通常の両面印刷処理を行う(S72
4)。 獲得不可能であれば(S723、No)、要求元へ
メモリ獲得不可を通知する(S725)。
【0020】ステップ707において、原稿の読取デー
タのメモリ入力及び入力データの圧縮処理が終了せず
(S707、No)、圧縮データがメモリ領域を越えてい
れば(S726、Yes)、初期設定が強制出力モードか否
か判断し(S727)、強制出力モードであれば(S72
7、Yes)、画像データ入力後、テンポラリ領域の画像
データを出力する(S728)。強制出力モードでなけ
れば(S727、No)、警告画面を表示して、コピー動
作を終了する(S729。)
【0021】ステップ711において、2面目のメモリ
入力及び入力データの圧縮処理が終了せず(S711,N
o)、圧縮データがメモリ領域を越えていれば(S73
0、Yes)、初期設定が強制出力モードか否か判断し(S
731)、強制出力モードであれば(731、Yes)、
画像データ入力後、テンポラリ領域の画像データを出力
する(S732)。強制出力モードでなければ(S73
1、No)、警告画面を表示して、コピー動作を終了する
(S733。)
【0022】本システムの全体の処理は以上のように行
われるところ、本願の請求項1の発明は、両面非ソート
複数面コピーが指示されたとき、強制的に原稿一面分の
領域以外を圧縮データ領域に切り替え、入力された画像
データを圧縮する、つまり、原稿一面分の領域をページ
メモリに割り当て、その他の領域を圧縮データ格納領域
に割り当てて強制的に読み込んだ画像データを圧縮し、
該圧縮データを前記圧縮データ格納領域に格納すること
により、シートスルーADFによる複数面両面印刷がで
きるようにしたものである。つまり、本発明1によるシ
ステムは、まず要求された原稿サイズ2面分のメモリ格
納領域が獲得可能かどうかを判断(チェック)し、も
し、可能であれば従来通りシートスルーADFからの原
稿画像データを2面分メモリに格納し、2面目以降はメ
モリに格納した画像データをトグルで出力することによ
り両面複数面印刷を実現するが、獲得できない場合は、
ステップ724において、システムはアプリケーション
に獲得不可を通知し、アプリケーションは、獲得不可の
通知を受けると再度システムに対して電子スタックモー
ドで複数面両面印刷を指示するように構成されている。
【0023】請求項2の発明は、請求項1の発明におけ
る画像データを圧縮、伸張することによる生産性の劣化
を防ぐことを目的に、画像の読み取り、出力動作につい
て、現行の第一面につていは画像データを読み取り圧縮
し、第二面については読み取りながらプロッタに出力し
かつそれと並行してメモリに画像データを入力&圧縮す
るという順序で処理を行うことを特徴とするものであ
る。即ち、請求項1の発明に関連して説明した入出力動
作を、第一面入力&圧縮動作、第二面をエンジンに出力
しながらメモリに入力&圧縮するという順序で行うこと
により、原稿2面分格納可能な構成で複数面両面印刷を
行うのと同等の生産性を保証するものである。
【0024】請求項2の発明では、原稿サイズ1面分の
メモリ領域(以下テンポラリ領域と称す)しか獲得でき
なかった時のメモリ構成において、まず、画像パスを切
り替えて一面目の画像データをメモリのみに流してテン
ポラリ領域に入力すると同時に圧縮処理を行い、原稿画
像データをテンポラリ領域に、圧縮データを圧縮領域に
格納する。その後、シートスルーADFに2面目の原稿
読み取りを指示し、その画像データを画像パスを切り替
えてプロッタとメモリの両方に流し、プロッタ出力しな
がらテンポラリ領域に画像を入力し、その入力動作と並
行して圧縮処理を施し、2面目の原稿画像データをテン
ポラリ領域に圧縮データを圧縮領域に格納する(この処
理で2面目の画像データが搬送紙に転写される)。2面
目の搬送紙に画像が転写された時点でテンポラリ領域に
1面目の圧縮データを伸張し画像出力準備を行う。この
出力準備が搬送紙が両面ユニットの再給紙部に達するま
でに終了すれば、生産性を損なうことなく両面複数印刷
が実現できる。また、出力準備が搬送紙が両面ユニット
の再給紙部に達するまでに終了しなくても搬送紙が両面
ユニットの再給紙部に達するまでの時間分生産性の劣化
をおさえることができる。
【0025】請求項3の発明は、請求項1にて圧縮した
データがメモリ領域をオーバーしたときは、従来の部数
1の両面印刷しかできなくなる。この時、メモリ領域を
オーバーした時点で操作者に「この原稿では1部しかコ
ピーできません」等の表示を行いコピーを中断するか、
強制的に部数を「1」に設定し直しコピーを継続して行
うかを選択可能にして操作者の操作性を向上させるもの
である。。ユーザーは図6の設定画面で中断または強制
出力のいずれかを選択する。
【0026】
【発明の効果】請求項1に対応した効果:読み取る原稿
サイズ2面分のメモリ領域がとれない状態でシートスル
ーADF読み取りで普通の(電子ソートではない)両面
複数面印刷を指示された時、原稿一面分の領域をページ
メモリに割り当て、その他の領域を圧縮データ格納領域
に当てて強制的に読み込んだ画像データを圧縮し、圧縮
データ格納領域に格納することにより1面分のメモリ領
域しかとれない構成であっても(電子ソートではない)
シートスルーADFでの複数両面印刷を可能にする。
【0027】請求項2に対応した効果:請求項1の読み
取り、出力動作を第一面は画像データを読み取り圧縮
し、第二面は読み取りながらプロッタに出力し、それと
並行してメモリに画像データを入力&圧縮するという順
序で処理を行うことにより、画像データを圧縮、伸張す
ることによる生産性の劣化を防ぐことができる。
【0028】請求項3に対応した効果:請求項1にて圧
縮したデータがメモリ領域をオーバーしたときに、コピ
ーを中断して「この原稿では1部しかコピーができませ
ん」等の表示を行い操作者にその旨を促すか、強制的に
部数を「1」にセットしてそのまま継続して印刷動作を
行うかをユーザー設定で選択可能とし操作性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデジタル複写機を構成するデジタル
複写機の外観図である。
【図2】 デジタル複写機の操作部の主要なキーを説明
するための図である。
【図3】 デジタル複写機からなるデジタル複写機のシ
ステムソフトの構成例を示す図である。
【図4】 デジタル複写機からなるデジタル複写機のシ
ステムハード構成例を示す図である。
【図5】 デジタル複写機の基本操作画面を示す図であ
る。
【図6】 メモリーオーバー時の両面出力設定画面であ
る。
【図7】 デジタル複写機からなるデジタル複写機の処
理フローを示す図である。
【図8】 デジタル複写機からなるデジタル複写機の処
理フロー(続き)を示す図である。
【符号の説明】
1・・・画像形成装置、2・・・シートスルーADF、
3・・・給紙トレイ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 H04N 1/21 5C073 Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AC05 AC07 AC08 BA03 BB10 BC07 BD40 CB02 CB12 2C187 AC05 AC07 AC08 AD03 AF01 DC01 2H027 DA50 DB01 EC06 ED30 EE08 FA13 FB19 FC03 FD08 GA20 GA47 GA56 GB07 2H028 BB04 BD01 5C062 AA05 AB22 AB42 AC05 AC09 AC25 5C073 AA02 BC02 CC04 CE02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読取装置で読みとった画像データを
    格納するメモリを備えたデジタル複写機において、 前記読み取った画像データを圧縮する手段と、前記メモ
    リの残容量を検知する手段と、メモリ残容量が原稿二面
    分を格納するに不足すると判断されたとき、前記メモリ
    の原稿一面分の領域以外を強制的に圧縮データ領域に切
    り替える手段とを備え、入力された画像データを圧縮す
    ることにより複数面両面印刷を可能にしたことを特徴と
    するデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたデジタル複写機に
    おいて、 原稿の第一面については前記メモリに入力すると共に圧
    縮し、第二面についてはエンジンに出力しながら前記メ
    モリに入力しかつ圧縮する入出力手段を備えたことを特
    徴とするデジタル複写機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたデジタル複写機に
    おいて、前記圧縮したデータはメモリ容量をオーバーし
    たとき、コピーを中断するか、強制的にコピー動作を実
    行するかを設定画面で選択可能としてことをことを特徴
    とするデジタル複写機。
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JP2001082306A Pending JP2002281207A (ja) 2001-03-22 2001-03-22 デジタル複写機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008096845A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012114506A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像複写装置および画像複写装置の制御プログラム

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JP2012114506A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像複写装置および画像複写装置の制御プログラム

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