JP2002281125A - カラオケ機能搭載携帯電話機 - Google Patents

カラオケ機能搭載携帯電話機

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JP2002281125A
JP2002281125A JP2001079034A JP2001079034A JP2002281125A JP 2002281125 A JP2002281125 A JP 2002281125A JP 2001079034 A JP2001079034 A JP 2001079034A JP 2001079034 A JP2001079034 A JP 2001079034A JP 2002281125 A JP2002281125 A JP 2002281125A
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佳成 小田
Shinichi Fukui
伸一 福井
Takashi Sato
尚 佐藤
Katsuo Watanabe
勝男 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケ機能搭載携帯電話機を得る。 【解決手段】 マイク部8から入力した音声と音源部1
8から発生されたカラオケ用のメロディとを重畳する重
畳回路21,22と、それら重畳された音声を出力する
イヤホン部7とを備えた。イヤホン部7から聞こえるカ
ラオケ用のメロディに合わせて、マイク部8から歌声を
入力すれば、側音経路を通じてイヤホン部7からそれら
メロディと自分の歌声とが重畳された音声を聴くことが
でき、カラオケ機能搭載携帯電話機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ機能搭
載携帯電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平11−112615
号公報に記載された従来の携帯電話機を示すブロック構
成図であり、図において、31はビートとテンポと音階
データとからなる曲データを入力する入力部、32は各
種データを表示する表示部、33は各種データを記憶す
る記憶部、34は通話相手の音声を受信する通話制御
部、35は音階データを一時記憶する一時記憶部、36
はオーディオ信号を発生する音源発生部、37は通話相
手の音声とオーディオ信号とを合成する混合器、38は
音声を出力するスピーカである。
【0003】入力部31によってビートとテンポと音階
データとからなる曲データを入力して、表示部32に表
示させると共に、記憶部33に記憶させる。その後、入
力部31の操作によって記憶部33から演奏する曲デー
タのテンポに合わせた速度で、音階データを読み出し
て、一時記憶部35に一時記憶する。音源発生部36
は、一時記憶部35から音階データを読み出してオーデ
ィオ信号に変換して混合器37に出力する。また、通話
制御部34は、通話相手の音声を受信して混合器37に
出力する。混合器37は、通話相手の音声とオーディオ
信号とを合成し、スピーカ38からその合成された音声
を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話機は以
上のように構成されているので、通話相手の音声に対す
るBGMを目的として、通話相手の音声とオーディオ信
号とを合成したものであり、カラオケ機能を実現するた
めに、自分の音声とメロディとを重畳するものではな
い。また、携帯電話において、自分の音声をそのままレ
シーバに出力する側音経路があるが、このような側音経
路は、通話において相手音声の妨げにならないように、
側音経路の音量を小さくしており、また、通話中にしか
使用しない機能であるため、音量のレベルは固定であ
る。したがって、カラオケを行なうためには、自分の音
声を認識できるレベルの音量が必要であり、音量が足り
ない。さらに、従来どおり通話中の側音経路も必要なた
め、通話中とカラオケ時で側音のレベルを変更する必要
があるが、従来の回路では変更できないなどの課題があ
った。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、カラオケ機能搭載携帯電話機を得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラオケ
機能搭載携帯電話機は、カラオケ用のメロディを発生す
る音源発生手段と、音声入力手段から入力した音声と音
源発生手段から発生されたメロディとを重畳する音声重
畳手段と、音声重畳手段により重畳された音声を出力す
る音声出力手段とを備えたものである。
【0007】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、通話時か否かを判定する通話判定手段と、通話判
定手段により通話時であると判定された場合に、音声入
力手段から入力した音声の側音音量を小さくし、通話時
でないと判定された場合に、音声入力手段から入力した
音声の側音音量を大きくするように切り替える音量切替
手段とを備えたものである。
【0008】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、音源発生手段により発生されるメロディに同期し
た歌詞を表示手段に表示する制御手段を備えたものであ
る。
【0009】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、外国語練習用の音声を発生する音源発生手段と、
音声入力手段から入力した音声と音源発生手段から発生
された外国語練習用の音声とを重畳する音声重畳手段
と、音声重畳手段により重畳された音声を出力する音声
出力手段とを備えたものである。
【0010】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、音声入力手段から入力した音声の側音音量を測定
する音量測定手段と、音量測定手段により測定された音
量に応じて音声入力手段から入力した音声の側音音量を
カラオケに適切な音量になるように切り替える音量切替
手段とを備えたものである。
【0011】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、音声入力手段から入力した音声の側音音量を操作
に応じて調整する操作手段を備えたものである。
【0012】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、カラオケ用のメロディを発生すると共に、操作手
段による操作に応じて拍手や歓声等の効果音を発生する
音源発生手段を備えたものである。
【0013】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、音声入力手段から入力した音声にエコーまたはボ
イスチェンジ等の加工する音声加工手段を備えたもので
ある。
【0014】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、音声入力手段から入力した音声と音源発生手段か
ら発生されたメロディとを加算する音声加算手段と、音
声加算手段により加算された音声を記憶する記憶手段
と、記憶手段により記憶され、加算された音声を出力す
る音声出力手段とを備えたものである。
【0015】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、記憶手段により記憶され、加算された音声を変調
し、送信する送信手段を備えたものである。
【0016】この発明に係るカラオケ機能搭載携帯電話
機は、カラオケ用のメロディを発生する音源発生手段
と、音源発生手段により発生されたカラオケ用のメロデ
ィを変調し、送信する送信手段と、受信される音声を復
調する受信手段と、音声入力手段から入力した音声と受
信手段により復調された音声と音源発生手段から発生さ
れたメロディとを重畳する音声重畳手段と、音声重畳手
段により重畳された音声を出力する音声出力手段とを備
えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるカ
ラオケ機能搭載携帯電話機を示すブロック構成図であ
り、図において、1はアンテナ、2は無線部(通話判定
手段)、3は制御情報を格納するメモリ、4は携帯電話
の制御を行なう制御部(通話判定手段、制御手段)、5
は携帯電話の操作を行なうためのキー、6は文字や絵を
写すための携帯電話の画面(表示手段)である。7は携
帯電話に使用するイヤホンマイクのイヤホン部(音声出
力手段)、8はイヤホンマイクのマイク部(音声入力手
段)、9は携帯電話内部にあるマイク部(音声入力手
段)、10はイヤホンマイクを挿入するHSJ部、11
は送話音声の音量調整をするボリューム、12は側音の
音量調整するボリューム(音量切替手段)、13はこの
発明の特徴部分として設けた、制御部4からの制御で側
音ボリュームを切替えるための側音音量切替装置(音量
切替手段)、14は送話音声をデジタル信号に変換する
A/Dコンバータ、15は音声のデジタル処理を行なう
ベースバンド部、16は受話音声のデジタル信号をアナ
ログ信号に変換するD/Aコンバータ、17は側音と受
話音声の重畳回路、18はカラオケ用および着信音等の
メロディを発生する音源部(音源発生手段)、19,2
0は音源部18から発生するデジタル信号をアナログ信
号に変換するD/Aコンバータ、21,22は受話音声
と音源部18から発生した音の重畳回路(音声重畳手
段)、23,24は携帯電話内部側受話音声の音量調整
をするボリューム、25は出力アンプ、26はレシーバ
(音声出力手段)、27は携帯電話に搭載する小型スピ
ーカに出力する音声を調整するためのボリューム、28
は小型スピーカ用出力アンプ、29は小型スピーカ(音
声出力手段)である。
【0018】次に動作について説明する。まず、イヤホ
ンマイクのマイク部8または携帯電話内部のマイク部9
から入力した音声を、音源部18から出力されるメロデ
ィと重畳させてイヤホンマイクのイヤホン部7、携帯電
話内部のレシーバ26または、携帯電話内部の小型スピ
ーカ29から出力させる処理について、図1に基づいて
説明する。まず、イヤホンマイクのマイク部8または携
帯電話内部のマイク部9から入力した音声は、送話側の
ボリューム11を通ってから、側音経路側のボリューム
12に入力される。側音経路側のボリューム12にて音
声の音量を調整してから、受話音声との重畳回路17を
通って、重畳回路21,22に入力される。
【0019】また、音源部18からはカラオケ用のメロ
ディを出力し、D/Aコンバータ19,20にて、アナ
ログ信号に変換してから、重畳回路21,22にて側音
経路を通った音声と重畳される。この時、音源部18か
ら出力されるメロディに連動した歌詞が画面6に表示さ
れる。なお、メモリ3に予め複数のカラオケ用の曲、お
よび歌詞を記憶しておき、ユーザのキー5の操作によ
り、それら曲の一覧表を画面6に表示し、ユーザのキー
5の選択に応じたカラオケ用の曲を音源部18に供給す
ると共に、その音源部18から出力されるメロディに連
動した歌詞を制御部4の制御により画面6に表示するよ
うにしても良い。さらに、アンテナ1、無線部2、およ
びベースバンド部15を通じて配信されたカラオケ用の
曲、および歌詞を、制御部4の制御により一旦メモリ3
に記憶すると共に、ユーザのキー5の操作に応じてカラ
オケ用の曲を音源部18に供給すると共に、その音源部
18から出力されるメロディに連動した歌詞を制御部4
の制御により画面6に表示するようにしても良い。
【0020】メロディと重畳された音声を、イヤホンマ
イクのイヤホン部7または携帯電話内部のレシーバ26
に出力する場合は、受話ボリューム23,24を通った
後、出力アンプ25から出力する。携帯電話内部の小型
スピーカ29から出力する場合は、スピーカ用ボリュー
ム27を通って、スピーカ用出力アンプ28から出力す
る。
【0021】また、側音音量切替装置13によって、イ
ヤホンマイクのマイク部8または本体内部のマイク部9
から入力した音声を、音声の発声者が聞くことができ
る。音源部18から出力する音をメロディではなく、外
国語練習用の音声にすることで、外国語会話の練習をす
ることもできる。この場合、メモリ3に予め外国語練習
用の音声を記憶しておき、ユーザのキー5の操作によ
り、外国語練習用の音声を音源部18に供給するように
すれば良い。
【0022】次に、側音経路用のボリューム12を通話
時とカラオケ時で変更する処理について、図1および図
2に基づいて説明する。図2はこの発明の実施の形態1
による側音経路用のボリュームの切り替え処理を示すフ
ローチャートであり、まず、制御部4により、無線部2
の動作状態から、携帯電話の状態が通話中かどうかを調
べ(ST1)、携帯電話の状態を示す変数を側音音量切
替装置13に書き込む(ST2,ST3)。側音音量切
替装置13には、予め携帯電話の状態に応じた側音経路
用のボリューム12の設定値が書き込まれており(例え
ば、通話中は小、非通話中は大)、側音音量切替装置1
3に携帯電話の状態を示す変数が書き込まれると同時
に、側音経路用のボリューム12にボリュームを書き込
む(ST4)。通話の終了または通話開始がおこり、携
帯電話の状態が変更するまで、側音ボリューム12に書
かれるボリュームを維持する(ST5)。
【0023】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図に基づいて説明する。図1にて、イヤホンマイ
クのマイク部8または携帯電話内部のマイク部9から入
力した音声を、A/Dコンバータ14にてデジタルデー
タに変換し、ベースバンド部(音量測定手段)15にて
音声の音量レベルを測定する。ベースバンド部15にて
測定された、音量レベルに応じた側音音量の変数を、制
御部4から側音音量切替装置13に書き込む。側音音量
切替装置13は制御部4から書き込まれた変数に応じた
ボリュームを側音経路用のボリューム12に書き込む。
このようにして、入力した音声の音量をカラオケまたは
外国語練習に適切な音量に自動的に調整することができ
る。
【0024】また、A/Dコンバータ14にて変換され
たデジタルデータのレベルに応じて自動的に側音経路用
のボリューム12を調整するだけでなく、携帯電話のキ
ー(操作手段)5で音量調整の操作を行なうこともでき
る。
【0025】さらに、キー5の操作によって、拍手や歓
声といった効果音を音源部18から出力することもでき
る。
【0026】さらに、側音経路用のボリューム12と重
畳回路17の間に音声加工回路を追加することで、イヤ
ホンマイクのマイク部8または携帯電話内部のマイク部
9から入力した音声に、エコーをかけたり、男の声を女
の声に変更したりするボイスチェンジを行なったりでき
る。
【0027】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図に基づいて説明する。図3はこの発明の実施の
形態3によるカラオケ機能搭載携帯電話機を示すブロッ
ク構成図であり、図において、イヤホンマイクのマイク
部8または携帯電話内部のマイク部9から入力した音声
を、音源部18から出力されるメロディと重畳させてイ
ヤホンマイクのイヤホン部7、携帯電話内部のレシーバ
26または携帯電話内部の小型スピーカ29から出力す
る処理についは、メロディをベースバンド部15に内蔵
されている音源部18から出力する以外は、実施の形態
1と同じである。
【0028】イヤホンマイクのマイク部8または携帯電
話内部のマイク部9から入力した音声をA/Dコンバー
タ14でデジタルデータに変換し、ベースバンド部15
に入力する。ベースバンド部(音声加算手段)15に
て、入力された音声のデジタルデータと、音源部18か
ら出力しているメロディのデジタルデータを加算し、メ
モリ(記憶手段)30に格納する。メモリ30に格納さ
れたデータは、音声とメロディが重畳されたデータにな
っており、イヤホンマイクのイヤホン部7、本体内部の
レシーバ26または携帯電話内部の小型スピーカ29か
ら出力されている音と同じデータになる。メモリ30に
格納されたデータは、キー5の操作によって、取り出す
ことができる。取り出されたデータは、D/Aコンバー
タ19,20でアナログ信号に変換され、イヤホンマイ
クのレシーバ部7、携帯電話内部のレシーバ26または
携帯電話内部の小型スピーカ29から出力することがで
き、いつでも、自分の歌声をメロディに重畳させて確認
することができる。
【0029】また、メモリ30に格納されたデータは、
無線部(送信手段)2で変調した後アンテナ1で送信す
ることができる。このことによって、通話相手に、自分
の歌声を聞かせたり、コンテンツプロバイダ等に送信し
て自分の歌声を採点してもらうことができる。
【0030】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4を図に基づいて説明する。図3において、携帯電話
を通話状態にして、ベースバンド部15内の音源部18
からメロディをD/Aコンバータ19,20に出力する
と同時に、無線部2にも出力する。無線部2でメロディ
を変調しアンテナ1で送信する。通話相手が、このメロ
ディに合わせて歌い、通話相手の歌声をアンテナ1で受
信し無線部(受信手段)2で復調する。ベースバンド部
15から、D/Aコンバータ16に出力し、イヤホンマ
イクのマイク部8または携帯電話内部のマイク部9から
入力した音声と、重畳回路(音声重畳手段)17で重畳
し、さらに、音源部18からのメロディと重畳回路(音
声重畳手段)21,22で重畳することで、通話相手と
デュエットできる。なお、無線部2、アンテナ1を通し
て通話相手に送信するメロディは、メロディを送信して
から、通話相手の音声を受信するまでの時間分だけ、携
帯電話内部で、D/Aコンバータ19,20に出力タイ
ミングよりはやく出力するようにする。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、カラ
オケ用のメロディを発生する音源発生手段と、音声入力
手段から入力した音声と音源発生手段から発生されたメ
ロディとを重畳する音声重畳手段と、音声重畳手段によ
り重畳された音声を出力する音声出力手段とを備えるよ
うに構成したので、音声出力手段から聞こえるカラオケ
用のメロディに合わせて、音声入力手段から歌声を入力
すれば、側音経路を通じて音声出力手段からそれらメロ
ディと自分の歌声とが重畳された音声を聴くことがで
き、カラオケ機能を満たした携帯電話が得られる効果が
ある。
【0032】また、この発明によれば、通話時か否かを
判定する通話判定手段と、通話判定手段により通話時で
あると判定された場合に、音声入力手段から入力した音
声の側音音量を小さくし、通話時でないと判定された場
合に、音声入力手段から入力した音声の側音音量を大き
くするように切り替える音量切替手段とを備えるように
構成したので、カラオケを使用しない通常通話時には、
入力した音声の側音音量を小さくすることによって、側
音経路を通じて音声出力手段から聞こえる自分の声を絞
ることができ、また、カラオケを使用する通常通話以外
には、入力した音声の側音音量を大きくすることによっ
て、側音経路を通じて音声出力手段から聞こえる自分の
声を大きくすることができ、通常通話時での利用を妨げ
ることなく、カラオケ機能の利便性を高めることができ
る効果がある。
【0033】さらに、この発明によれば、音源発生手段
により発生されるメロディに同期した歌詞を表示手段に
表示する制御手段を備えるように構成したので、携帯電
話の表示手段に、鳴動中のメロディに同期した歌詞を表
示させることで、メロディの歌詞を見ながらカラオケ音
声を聞くことができ、カラオケ機能の利便性を高めるこ
とができる効果がある。
【0034】さらに、この発明によれば、外国語練習用
の音声を発生する音源発生手段と、音声入力手段から入
力した音声と音源発生手段から発生された外国語練習用
の音声とを重畳する音声重畳手段と、音声重畳手段によ
り重畳された音声を出力する音声出力手段とを備えるよ
うに構成したので、音声出力手段から聞こえる外国語練
習用の音声に合わせて、音声入力手段から音声を入力す
れば、側音経路を通じて音声出力手段からそれら外国語
練習用の音声と自分の音声とが重畳された音声を聴くこ
とができ、外国語会話の練習機能を満たした携帯電話が
得られる効果がある。
【0035】さらに、この発明によれば、音声入力手段
から入力した音声の側音音量を測定する音量測定手段
と、音量測定手段により測定された音量に応じて音声入
力手段から入力した音声の側音音量をカラオケに適切な
音量になるように切り替える音量切替手段とを備えるよ
うに構成したので、入力した音声の音量をカラオケに適
切な音量になるように自動的に調整できると共に、ハウ
リングを防止する効果がある。
【0036】さらに、この発明によれば、音声入力手段
から入力した音声の側音音量を操作に応じて調整する操
作手段を備えるように構成したので、入力した音声の側
音音量をカラオケに適切な音量になるように操作によっ
て調整できると共に、ハウリングを防止する効果があ
る。
【0037】さらに、この発明によれば、カラオケ用の
メロディを発生すると共に、操作手段による操作に応じ
て拍手や歓声等の効果音を発生する音源発生手段を備え
るように構成したので、カラオケの最中に、操作手段に
よる操作に応じて効果音を発生させることができる効果
がある。
【0038】さらに、この発明によれば、音声入力手段
から入力した音声にエコーまたはボイスチェンジ等の加
工する音声加工手段を備えるように構成したので、自分
の音声にエコーをかけたり、男の声を女の声に変えたり
するボイスチェンジをしたりして、自分の音声に効果を
付加することができる効果がある。
【0039】さらに、この発明によれば、音声入力手段
から入力した音声と音源発生手段から発生されたメロデ
ィとを加算する音声加算手段と、音声加算手段により加
算された音声を記憶する記憶手段と、記憶手段により記
憶され、加算された音声を出力する音声出力手段とを備
えるように構成したので、メロディに重畳した自分の歌
声を録音できる効果がある。
【0040】さらに、この発明によれば、記憶手段によ
り記憶され、加算された音声を変調し、送信する送信手
段を備えるように構成したので、録音したメロディに重
畳した自分の歌声を、通話相手またはコンテンツプロバ
イダ等の携帯電話サービスに送信したりできる効果があ
る。
【0041】さらに、この発明によれば、カラオケ用の
メロディを発生する音源発生手段と、音源発生手段によ
り発生されたカラオケ用のメロディを変調し、送信する
送信手段と、受信される音声を復調する受信手段と、音
声入力手段から入力した音声と受信手段により復調され
た音声と音源発生手段から発生されたメロディとを重畳
する音声重畳手段と、音声重畳手段により重畳された音
声を出力する音声出力手段とを備えるように構成したの
で、カラオケ用のメロディを送信し、通話相手の歌声を
受信して、自分の歌声と通話相手の歌声とメロディとを
重畳して音声を出力することにより、通話相手とカラオ
ケ用のメロディに応じたデュエットを行なうことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるカラオケ機能
搭載携帯電話機を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による側音経路用の
ボリュームの切り替え処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】 この発明の実施の形態3によるカラオケ機能
搭載携帯電話機を示すブロック構成図である。
【図4】 従来の携帯電話機を示すブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 無線部(通話判定手段、送信手段、
受信手段)、3 メモリ、4 制御部(通話判定手段、
制御手段)、5 キー(操作手段)、6 画面(表示手
段)、7 イヤホン部(音声出力手段)、8,9 マイ
ク部(音声入力手段)、10 HSJ部、11 ボリュ
ーム、12 ボリューム(音量切替手段)、13 側音
音量切替装置(音量切替手段)、14 A/Dコンバー
タ、15ベースバンド部(音量測定手段、音声加算手
段)、16 D/Aコンバータ、17,21,22 重
畳回路(音声重畳手段)、18 音源部(音源発生手
段)、23,24,27 ボリューム、25 出力アン
プ、26 レシーバ(音声出力手段)、28 小型スピ
ーカ用出力アンプ、29 小型スピーカ(音声出力手
段)、30 メモリ(記憶手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 尚 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 勝男 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA11 FF01 FF25 HH26 5K101 KK18 LL12 NN01 NN12 NN21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ用のメロディを発生する音源発
    生手段と、音声入力手段から入力した音声と上記音源発
    生手段から発生されたメロディとを重畳する音声重畳手
    段と、上記音声重畳手段により重畳された音声を出力す
    る音声出力手段とを備えたカラオケ機能搭載携帯電話
    機。
  2. 【請求項2】 通話時か否かを判定する通話判定手段
    と、上記通話判定手段により通話時であると判定された
    場合に、音声入力手段から入力した音声の側音音量を小
    さくし、通話時でないと判定された場合に、音声入力手
    段から入力した音声の側音音量を大きくするように切り
    替える音量切替手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載のカラオケ機能搭載携帯電話機。
  3. 【請求項3】 音源発生手段により発生されるメロディ
    に同期した歌詞を表示手段に表示する制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のカラオケ機能搭載携帯
    電話機。
  4. 【請求項4】 外国語練習用の音声を発生する音源発生
    手段と、音声入力手段から入力した音声と上記音源発生
    手段から発生された外国語練習用の音声とを重畳する音
    声重畳手段と、上記音声重畳手段により重畳された音声
    を出力する音声出力手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載のカラオケ機能搭載携帯電話機。
  5. 【請求項5】 音声入力手段から入力した音声の側音音
    量を測定する音量測定手段と、上記音量測定手段により
    測定された音量に応じて上記音声入力手段から入力した
    音声の側音音量をカラオケに適切な音量になるように切
    り替える音量切替手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1記載のカラオケ機能搭載携帯電話機。
  6. 【請求項6】 音声入力手段から入力した音声の側音音
    量を操作に応じて調整する操作手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のカラオケ機能搭載携帯電話機。
  7. 【請求項7】 カラオケ用のメロディを発生すると共
    に、操作手段による操作に応じて拍手や歓声等の効果音
    を発生する音源発生手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のカラオケ機能搭載携帯電話機。
  8. 【請求項8】 音声入力手段から入力した音声にエコー
    またはボイスチェンジ等の加工する音声加工手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のカラオケ機能搭載携
    帯電話機。
  9. 【請求項9】 音声入力手段から入力した音声と音源発
    生手段から発生されたメロディとを加算する音声加算手
    段と、上記音声加算手段により加算された音声を記憶す
    る記憶手段と、上記記憶手段により記憶され、加算され
    た音声を出力する音声出力手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載のカラオケ機能搭載携帯電話機。
  10. 【請求項10】 記憶手段により記憶され、加算された
    音声を変調し、送信する送信手段を備えたことを特徴と
    する請求項9記載のカラオケ機能搭載携帯電話機。
  11. 【請求項11】 カラオケ用のメロディを発生する音源
    発生手段と、上記音源発生手段により発生されたカラオ
    ケ用のメロディを変調し、送信する送信手段と、受信さ
    れる音声を復調する受信手段と、音声入力手段から入力
    した音声と上記受信手段により復調された音声と上記音
    源発生手段から発生されたメロディとを重畳する音声重
    畳手段と、上記音声重畳手段により重畳された音声を出
    力する音声出力手段とを備えたカラオケ機能搭載携帯電
    話機。
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