JP2002280965A - 光出力制御回路 - Google Patents

光出力制御回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光送信器等に使用される光出力の自動制御回
路において、光出力遮断信号の入力あるいは解除時に、
レーザダイオードの出力パワーのオーバーシュートを抑
制する。 【解決手段】 光出力の自動制御回路のフィードバック
ループ外に、光出力遮断制御回路を備え、光出力遮断信
号の入力中は光出力の設定電圧をグランドレベルにし、
光出力のオーバーシュートを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信システムの光
送信装置等に用いて好適な光出力制御回路あるいは自動
パワー制御回路の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な光出力制御回路あるいは
自動パワー制御回路(Automatic Power Control回路。
以下、適宜APC回路と称する)の一例を図8に示す。
APC回路は、レーザダイオードLD及びモニタフォト
ダイオードPDを含むLDモジュールと、モニタフォト
ダイオードPDの出力電流を電圧レベルに変換する電流
−電圧変換回路2(APC−IV変換回路)と、電流−
電圧変換回路2の出力電圧V2(フィードバック電圧)
と光出力パワー設定入力回路12からのLD光出力パワ
ー設定電圧V1との差分を無くすように制御する光出力
パワー制御回路4と、APC回路のループ帯域を決定す
るローパスフィルタ6(LBW−LPF)と、レーザダ
イオードLDの駆動電流を制御するLD駆動回路8(L
D−Drv回路)と、LD駆動の設定入力を定めるLD
駆動設定入力回路18(LD−Drv設定入力回路)
と、光出力パワー制御回路4及びLD駆動回路8の入力
電圧がゆっくり変化するように配置されるローパスフィ
ルタ16及び22(APC−LPF及びACC−LP
F)によって構成されている。
【0003】LD駆動回路8はレーザダイオードLDの
バイアス電流を駆動する回路と、レーザダイオードLD
の変調電流を駆動する回路によって構成されている(図
示せず)。またLDモジュールには感温抵抗(サーミス
タ)と熱電変換素子の熱電冷却装置(Thermal Electric
Cooler、TEC)が含まれており、自動温度調節回路
(Automatic Temperature Control回路、ATC回路)
(図示せず)によってLD温度は一定に保たれている。
【0004】APC回路は、レーザダイオードLDの背
面光などをモニタフォトダイオードPDで検出し、その
検出した光出力パワーをAPC回路にフィードバックし
てレーザダイオードLDの駆動電流を制御し、レーザダ
イオードLDの光出力パワーを一定に制御する。このA
PC回路の動作をさらに詳しく説明する。レーザダイオ
ードLDの光出力パワーはレーザダイオードLDの背面
光などをモニタフォトダイオードPDで検出することで
得られる。モニタフォトダイオードPDはレーザダイオ
ードLDの光出力パワーに対応した光電流を出力し、そ
の光電流は電流−電圧変換回路2によって電圧情報に変
換される。その電圧情報は光出力パワー制御回路4にフ
ィードバックされる。
【0005】光出力パワー制御回路4はLD光出力パワ
ー設定電圧V1とフィードバック電圧V2の差分を検出
・増幅し、LD駆動回路8に入力する。レーザダイオー
ドLDの変調電流を駆動するLD駆動回路8は、光出力
パワー制御回路4からの入力電圧によってLD駆動電流
を制御し、LD光出力パワーは一定に保たれる。またA
PCフィードバックループ内には、モニタフォトダイオ
ードPDの光電流に含まれる高周波信号を取り除くため
にローパスフィルタ6(LBW−LPF)が挿入され、
高周波の信号(ノイズ)はカットされる。
【0006】またAPC回路では、外部からの光出力遮
断信号入力でレーザダイオードLDの光出力を遮断させ
る光出力遮断制御回路10を有する場合がある。この場
合、電源投入時の回路動作が不安定な間、あるいはレー
ザダイオードLDの光出力パワーを一定に制御する通常
動作時でも、外部から光出力遮断制御回路10に光出力
遮断信号を入力することでレーザダイオードLDの光出
力を遮断させることが出来る。一方光出力遮断信号入力
が解除されると、APC回路は正常動作に復帰するた
め、レーザダイオードLDの光出力パワーは一定にコン
トロールされる。
【0007】またAPC回路では、光出力パワー設定入
力回路12と光出力パワー制御回路4の間にローパスフ
ィルタ16(APC−LPF)を、またLD駆動設定入
力回路18とLD駆動回路8の間にローパスフィルタ2
2(ACC−LPF)を備える場合がある。この場合光
出力パワー設定入力回路12とLD駆動設定入力回路1
8の出力電圧は、ローパスフィルタ16(APC−LP
F)及びローパスフィルタ22(ACC−LPF)によ
ってその時定数に応じて出力電圧がゆっくりと増加する
ため、電流投入時においてもAPC回路は安定動作状態
になってから動作することができる。さらにローパスフ
ィルタ16および22の時定数に応じて設定電圧がAP
C回路に入力されるため、光出力のオーバーシュート等
は発生しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のように光
出力遮断機能を持ったAPC回路では、光出力遮断入力
を解除する過渡応答時に、レーザダイオードLDの光出
力パワーが設定値より大きくなるオーバーシュートが発
生するという問題がある。
【0009】図9は図8のAPC回路の動作説明をする
ための信号波形図である。これは、APC回路によって
LD光出力パワーを一定に制御しているときに、光出力
遮断信号を入力及び解除したときの光出力パワーを示
す。図8および図9を参照して、LD光出力パワー設定
電圧をV1、電流−電圧変換回路2からのフィードバッ
ク電圧をV2とする。光出力遮断信号にHigh-Levelを入
力した場合、光出力遮断制御回路10はレーザダイオー
ドLDの駆動電流を0mAにするように制御する。
【0010】光出力遮断信号が図9のように高速なパル
ス波形で入力された場合、フィードバック電圧V2はレ
ーザダイオードLDの光出力遮断状態のために0Vとな
っている。このとき光出力パワー制御回路4の入力電圧
はV1(LD光出力パワー設定電圧)が入力され続けて
いるため、光出力パワー制御回路4の出力は出力電圧の
最大値になってしまう。従って次に光出力遮断信号の入
力が解除された場合、光出力遮断制御回路10がレーザ
ダイオードLDの駆動電流を駆動可能の状態に制御する
と、APCのフィードバックループが応答するまでの
間、光出力パワー制御回路4の出力の過剰状態が続き、
図9に示すようにオーバーシュートが発生する。光出力
のオーバーシュートは、LDの破壊を引き起こす。
【0011】本発明は、光出力遮断あるいは光出力遮断
解除時に、レーザダイオード(LD)等の光発生素子の
光出力パワーのオーバーシュートを低減できる光出力制
御回路あるいはAPC回路を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の光出力制御回
路は、請求項1に記載のとおり、光発生素子と、前記光
発生素子に対する駆動信号を出力して前記光発生素子か
ら光を発生させる駆動回路と、前記光発生素子を一定の
動作状態に維持するための駆動設定信号を前記駆動回路
に出力する駆動設定入力回路と、前記光発生素子の光出
力パワーを設定する光出力パワー設定信号を出力する光
出力パワー設定入力回路と、前記光発生素子の光出力パ
ワーをモニターしてモニター信号を出力するモニター回
路と、前記光出力パワー設定信号と前記モニター信号と
を比較して比較信号を前記駆動回路に入力し、前記駆動
回路の駆動信号を制御する光出力パワー制御回路と、前
記光発生素子の光出力を遮断させる光出力遮断信号を受
けてその光出力遮断信号の入力中は、前記駆動回路の駆
動信号を停止させる第一の光出力遮断制御回路と、前記
光出力遮断信号を受けてその光出力遮断信号の入力中
は、前記光出力パワー制御回路に入力される前記光出力
パワー設定信号を光出力遮断レベルに変更させる第二の
光出力遮断制御回路とを備え、前記光発生素子の光出力
パワーを制御するようにしたものである。
【0013】この発明の光出力制御回路は、請求項2に
記載のとおり、前記第二の光出力遮断制御回路と前記光
出力パワー制御回路との間にローパスフィルタを接続し
たものである。
【0014】この発明の光出力制御回路は、請求項3に
記載のとおり、前記駆動設定入力回路と前記駆動回路と
の間に他のローパスフィルタを接続したものである。
【0015】この発明の光出力制御回路は、請求項4に
記載のとおり、前記光出力遮断信号を受けてその光出力
遮断信号の入力中は、前記駆動回路に入力される前記駆
動設定信号を前記光発生素子の動作状態を解除するレベ
ルに変更させる第三の光出力遮断制御回路を設けたもの
である。
【0016】この発明の光出力制御回路は、請求項5に
記載のとおり、前記第一及び第三の光出力遮断制御回路
に第一の光出力遮断信号を入力する入力回路と、前記第
二の光出力遮断制御回路に第二の光出力遮断信号を入力
する入力回路とを別個に設けたものである。
【0017】この発明の光出力制御回路は、請求項6に
記載のとおり、前記第一の光出力遮断信号と前記第二の
光出力遮断信号の入力タイミングを実質的に同じにし、
前記第一の光出力遮断信号の解除タイミングに対して前
記第二の光出力遮断信号の解除タイミングを所定時間遅
延させるものである。
【0018】この発明の光出力制御回路は、請求項7に
記載のとおり、前記第一及び第三の光出力遮断制御回路
に前記光出力遮断信号を入力する入力回路を設け、この
入力回路から遅延制御回路を介して前記第二の光出力遮
断制御回路に前記光出力遮断信号を入力する入力回路を
設けたものである。
【0019】この発明の光出力制御回路は、請求項8に
記載のとおり、光発生素子と、前記光発生素子に対する
駆動信号を出力して前記光発生素子から光を発生させる
駆動回路と、前記光発生素子を一定の動作状態に維持す
るための駆動設定信号を前記駆動回路に出力する駆動設
定入力回路と、前記光発生素子の光出力パワーを設定す
る光出力パワー設定信号を出力する光出力パワー設定入
力回路と、前記光発生素子の光出力パワーをモニターし
てモニター信号を出力するモニター回路と、前記光出力
パワー設定信号と前記モニター信号とを比較して比較信
号を前記駆動回路に入力し、前記駆動回路の駆動信号を
制御する光出力パワー制御回路と、前記光発生素子の光
出力を遮断させる光出力遮断信号を受けてその光出力遮
断信号の入力中は、前記駆動回路に入力される前記駆動
設定信号を前記光発生素子の動作状態を解除するレベル
に変更させる一方の光出力遮断制御回路と、前記光出力
遮断信号を受けてその光出力遮断信号の入力中は、前記
光出力パワー制御回路に入力される前記光出力パワー設
定信号を光出力遮断レベルに変更させる他方の光出力遮
断制御回路とを備え、前記光発生素子の光出力パワーを
制御するものである。
【0020】この発明の光出力制御回路は、請求項9に
記載のとおり、前記一方の光出力遮断制御回路と前記駆
動回路との間にローパスフィルタを接続したものであ
る。
【0021】この発明の光出力制御回路は、請求項10
に記載のとおり、前記他方の光出力遮断制御回路と前記
光出力パワー制御回路との間に他のローパスフィルタを
接続したものである。
【0022】この発明の光出力制御回路は、請求項11
に記載のとおり、前記一方の光出力遮断制御回路に第一
の光出力遮断信号を入力する入力回路と、前記他方の光
出力遮断制御回路に第二の光出力遮断信号を入力する入
力回路とを別個に設けたものである。
【0023】この発明の光出力制御回路は、請求項12
に記載のとおり、前記第一の光出力遮断信号と前記第二
の光出力遮断信号の入力タイミングを実質的に同じに
し、前記第一の光出力遮断信号の解除タイミングに対し
て前記第二の光出力遮断信号の解除タイミングを所定時
間遅延させるものである。
【0024】この発明の光出力制御回路は、請求項13
に記載のとおり、前記一方の光出力遮断制御回路に前記
光出力遮断信号を入力する入力回路を設け、この入力回
路から遅延制御回路を介して前記他方の光出力遮断制御
回路に前記光出力遮断信号を入力する入力回路を設けた
ものである。
【0025】この発明の光出力制御回路は、請求項14
に記載のとおり、光発生素子と、前記光発生素子に対す
る駆動信号を出力して前記光発生素子から光を発生させ
る駆動回路と、前記光発生素子を一定の動作状態に維持
するための駆動設定信号を前記駆動回路に出力する駆動
設定入力回路と、前記光発生素子の光出力パワーを設定
する光出力パワー設定信号を出力する光出力パワー設定
入力回路と、前記光発生素子の光出力パワーをモニター
してモニター信号を出力するモニター回路と、前記光出
力パワー設定信号と前記モニター信号とを比較して比較
信号を前記駆動回路に入力し、前記駆動回路の駆動信号
を制御する光出力パワー制御回路と、前記光発生素子の
光出力を遮断させる光出力遮断信号を受けてその光出力
遮断信号の入力中は、前記光出力パワー制御回路に入力
される前記光出力パワー設定信号を光出力遮断レベルに
変更させる光出力遮断制御回路とを備え、前記光発生素
子の光出力パワーを制御するものである。
【0026】この発明の光出力制御回路は、請求項15
に記載のとおり、前記光出力遮断制御回路と前記光出力
パワー制御回路との間にローパスフィルタを接続したも
のである。
【0027】この発明の光出力制御回路は、請求項16
に記載のとおり、前記駆動設定入力回路と前記駆動回路
との間に他のローパスフィルタを接続したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図中、同一または相当す
る部分には同一の符号を付してその説明を簡略化ないし
省略する場合がある。 [実施の形態1]図1は本発明の実施の形態1による光
出力制御回路あるいは自動パワー制御回路(APC回
路)の構成を示すブロック図である。このAPC回路
は、レーザダイオードLD(名称を適宜LDと略称し、
記号LDで図示する。一般に光発生素子)及びモニタフ
ォトダイオードPD(記号PDで図示する)を含むLD
モジュールと、モニタフォトダイオードPDの出力電流
を電圧レベルに変換する電流−電圧変換回路2(APC
−IV変換回路)と、その出力電圧V2(フィードバッ
ク電圧)とLD光出力パワー設定電圧V1の差分を無く
すように制御する光出力パワー制御回路4と、光出力パ
ワー制御回路4の出力電圧V4に接続されAPC回路ル
ープ帯域を決定するローパスフィルタ6(LBW−LP
F)と、レーザダイオードLDの駆動電流(駆動信号)
を制御するLD駆動回路8(LD−Drv回路、一般に
駆動回路)と、外部からの光出力遮断信号入力Sによっ
てLD駆動回路8のLD駆動電流を0mAにすることの
出来る第一の光出力遮断制御回路10とを備えている。
【0029】また、LD光出力パワー設定電圧V1を出
力する光出力パワー設定入力回路12と、この光出力パ
ワー設定入力回路12に接続されて電圧V11を出力
し、光出力遮断信号入力Sによって光出力パワー制御回
路4の入力電圧を0Vにすることのできる第二の光出力
遮断制御回路14と、この第二の光出力遮断制御回路1
4と光出力パワー制御回路4との間に接続されて電圧V
12を出力するローパスフィルタ16(APC−LP
F)を備えている。さらに、LD駆動設定電圧V3を出
力するLD駆動設定入力回路18(LD−Drv設定入
力回路、一般に駆動設定入力回路)と、このLD駆動設
定入力回路18とLD駆動回路8との間に接続されたロ
ーパスフィルタ22(ACC−LPF)とを備えてい
る。
【0030】なお、LD駆動回路8はレーザダイオード
LDのバイアス電流を駆動する回路と、レーザダイオー
ドLDの変調電流を駆動する回路によって構成されてい
る(図示せず)。前者のバイアス電流を駆動する回路
は、LD駆動設定入力回路18からのLD駆動設定電圧
V3によって設定される。後者のレーザダイオードLD
の変調電流を駆動する回路は、光出力パワー制御回路4
の出力電圧V4によって制御される。以上によってAP
C回路が構成されている。
【0031】電流−電圧変換回路2(APC−IV変換
回路)はモニタフォトダイオードPDの出力電流を電圧
レベルに変換する回路であるが、モニタフォトダイオー
ドPDの出力電流の平均値を出力する機能があっても構
わない。またLDモジュール内にレーザダイオードLD
の温度(LD温度と略称する)を検出する感温抵抗(サ
ーミスタ)と熱電変換素子の熱電冷却装置(Thermal El
ectric Cooler、TEC)(符号TECで図示する)を有
し、自動温度調整回路(Automatic TemperatureControl
回路、ATC回路)(符号ATCで図示する)によってレ
ーザダイオードLDの温度制御を行っていても構わな
い。
【0032】上記の回路構成では、APC回路によって
レーザダイオードLDの光出力パワー(LD光出力パワ
ーと略称する)を一定に制御しているときに光出力遮断
信号Sを入力した場合、第二の光出力遮断制御回路14
によって光出力パワー制御回路4の入力電圧V12を高
速に0Vにすることができる。したがって光出力パワー
制御回路4の出力電圧V4もまた0Vにすることができ
る。さらに光出力遮断制御信号Sの入力が解除された場
合においては、光出力パワー制御回路4の入力電圧V1
2は0Vから設定電圧までローパスフィルタ16の時定
数でゆっくり立ち上がるため、光出力パワー制御回路4
の出力電圧V4も0Vからゆっくり立ち上がり、光出力
のオーバーシュートは生じない。以下に回路動作につい
て出力を基にして説明をする。
【0033】図5は図1のAPC回路の動作説明をする
ための信号波形図である。LD温度は自動温度調節回路
ATCによって一定に制御されているとする。図1および
図5を参照して、光出力パワー設定入力回路12からの
LD光出力パワー設定電圧をV1、第二の光出力遮断制
御回路14の出力電圧をV11、ローパスフィルタ16
の出力電圧をV12、電流−電圧変換回路2からのフィ
ードバック電圧をV2、光出力パワー制御回路4の出力
をV4とする。
【0034】いま第一の光出力遮断制御回路10および
第二の光出力遮断制御回路14に光出力遮断信号Sを入
力した場合、LD駆動回路8は第一の光出力遮断制御回
路10によってLD駆動電流を0mAに制御するため、
LD光出力パワーは直ちに0mWとなる。このとき第二
の光出力遮断制御回路14は光出力パワー制御回路4の
入力電圧V12を直ちに0Vにするため、光出力パワー
制御回路4の出力電圧V4にはオーバーシュートは発生
せずに0Vになる。
【0035】次に光出力遮断信号Sの入力が解除された
場合、第一の光出力遮断制御回路10は直ちにLD駆動
回路8がレーザダイオードLDの電流を駆動できるよう
に制御する。このとき第二の光出力遮断制御回路14
は、直ちにLD光出力パワー設定電圧V1をローパスフ
ィルタ16に入力する。光出力パワー制御回路4の入力
電圧(ローパスフィルタ16の出力電圧)V12はゆっ
くりと0Vから遮断前の電圧まで立ち上がるため、光出
力のオーバーシュートは発生しない。
【0036】以上説明したように、この実施の形態のA
PC回路では、APC回路のフィードバックループ外に
光出力遮断制御回路を備え、光出力遮断信号入力時にA
PC回路の設定電圧をGNDレベルにする。これによ
り、光出力遮断信号入力あるいは解除時に、レーザダイ
オードLDの出力パワーのオーバーシュートを防止でき
る。
【0037】以上説明したこの実施の形態のAPC回路
を次のように要約して述べることができる。すなわち、
このAPC回路は、レーザダイオードLD及びモニタフ
ォトダイオードPDを含むLDモジュールと、モニタフ
ォトダイオードPDの出力電流を電圧レベルに変換する
電流−電圧変換回路2(APC−IV変換回路)と、そ
の出力電圧V2(フィードバック電圧)とLD光出力パ
ワー設定電圧V1の差分を無くすように制御する光出力
パワー制御回路4と、これらのループ帯域を決定するロ
ーパスフィルタ6(LBW−LPF)と、レーザダイオ
ードLDの駆動電流を制御するLD駆動回路8(LD−
Drv回路)と、LD光出力パワー設定入力回路12
と、LD光出力パワー設定入力回路12と光出力パワー
制御回路4の間に配置されたローパスフィルタ16(A
PC−LPF)と、LD駆動設定電圧入力回路18(L
D−Drv回路設定電圧入力回路)と、LD駆動設定電
圧入力回路18(LD−Drv回路設定電圧入力回路)
とLD駆動回路8(LD−Drv回路)との間に配置さ
れたローパスフィルタ22(ACC−LPF)を有し、
LD光出力パワー設定入力回路12とローパスフィルタ
16(APC−LPF)との間に光出力遮断制御回路1
4を備え、レーザダイオードLDの光出力パワーを自動
的に制御するものである。
【0038】また、この実施の形態1において、レーザ
ダイオードLDを光発生素子ととらえ、モニタフォトダ
イオードPDと電流−電圧変換回路2とを接続した回路
をモニター回路と称し、その出力電圧V2(フィードバ
ック電圧)をモニター信号と称してもよい。そうする
と、この実施の形態1による光出力制御回路の構成を次
のようにも述べることができる。すなわち、この光出力
制御回路では、駆動回路8が光発生素子LDに対する駆
動信号を出力して光発生素子LDから光を発生させる。
駆動設定入力回路18は光発生素子LDを一定の動作状
態に維持するためのLD駆動設定信号V3を駆動回路8
に出力する。光出力パワー設定入力回路12は光発生素
子LDの光出力パワーを設定する光出力パワー設定信号
V1(LD光出力パワー設定電圧)を出力する。モニタ
ー回路(PD,2)は光発生素子LDの光出力パワーを
モニターしてモニター信号V2(フィードバック電圧)
を出力する。光出力パワー制御回路4は光出力パワー設
定信号V1(LD光出力パワー設定電圧)とモニター信
号V2(フィードバック電圧)とを比較して比較信号V
4を駆動回路8に入力し、駆動回路8の駆動信号を制御
する。いま光出力を一時的に遮断する場合には、第一の
光出力遮断制御回路10は光発生素子LDの光出力を遮
断させる光出力遮断信号Sを受けてその光出力遮断信号
Sの入力中は、駆動回路8の駆動信号を停止させる。ま
た、第二の光出力遮断制御回路14は光出力遮断信号S
を受けてその光出力遮断信号Sの入力中は、光出力パワ
ー制御回路4に入力される光出力パワー設定信号V1
(LD光出力パワー設定電圧)を光出力遮断レベルに変
更させる。このようにして光出力の遮断動作を含む光出
力パワーの制御を行う。また、この光出力制御回路で
は、好ましくは、第二の光出力遮断制御回路14と光出
力パワー制御回路4との間にローパスフィルタ16を挿
入し、駆動設定入力回路18と駆動回路8との間に他の
ローパスフィルタ22を挿入している。
【0039】[実施の形態2]図2は本発明の実施の形
態2による光出力制御回路あるいは自動パワー制御回路
(APC回路)の構成を示すブロック図である。この実
施の形態では、実施の形態1で示した回路構成に加え、
LD駆動回路8とLD駆動設定入力回路18の間に第三
の光出力遮断制御回路20を配置している。上記の回路
構成では、APC回路によってLD光出力パワーを一定
に制御しているときに光出力遮断信号Sを入力した場
合、第三の光出力遮断制御回路20によってローパスフ
ィルタ22(ACC−LPF)の入力電圧V31及びL
D駆動回路8の入力電圧V32を高速に0Vにすること
ができる。光出力遮断信号Sの入力が解除された場合に
おいては、LD駆動回路8の入力電圧V32は0Vから
設定電圧までローパスフィルタ22(ACC−LPF)
の時定数でゆっくり立ち上がるため、LDバイアス電流
のオーバーシュートは生じない。以下に回路動作につい
て出力を基にして説明する。
【0040】図6は図2のAPC回路の動作説明をする
ための信号波形図である。LD温度はATC回路によっ
て一定に制御されているとする。LD光出力パワー設定
電圧をV1、第二の光出力遮断制御回路14の出力電圧
をV11、ローパスフィルタ16(APC−LPF)の
出力電圧をV12、電流−電圧変換回路2からのフィー
ドバック電圧をV2、LD駆動設定入力回路18の出力
電圧(LD駆動設定電圧)をV3、第三の光出力遮断制
御回路20の出力電圧をV31、ローパスフィルタ22
(ACC−LPF)の出力電圧をV32、光出力パワー
制御回路4の出力をV4とする。一般的に光送信器のレ
ーザダイオードLDを高速に動作させるためには、LD
バイアス電流はレーザダイオードLDの閾値電流程度に
設定し、LD変調電流は光出力パワーと消光比を満足す
るように設定する。
【0041】APC回路によってLD光出力パワーを一
定に制御しているときに光出力遮断信号を入力すると、
実施の形態1で示したシーケンスによってLD光出力の
遮断を実現できる。つまり光出力遮断信号を入力した場
合、LD駆動回路8はLD駆動電流を0mAに制御する
ため、LD光出力パワーは直ちに0mW、光出力パワー
制御回路4の入力電圧V12は0V、光出力パワー制御
回路4の出力電圧V4は0Vとなる。さらにLD駆動回
路8とLD駆動設定入力回路18の間に配置された第三
の光出力遮断制御回路20によって、ローパスフィルタ
22(ACC−LPF)の入力電圧V31及びLD駆動
設定電圧V32は0Vとなる。従ってこの場合、LD駆
動回路8の第一の光出力遮断制御回路10は無くても良
い。
【0042】次に光出力遮断信号Sの入力が解除された
場合、ローパスフィルタ22(ACC−LPF)の入力
電圧V31及びLD駆動回路8の入力電圧V32の初期
値は0Vになっているため、例えばLD駆動回路8内に
LDのバイアス電流を一定に保つためのフィードバック
ループが形成されていたとしても、LD駆動回路8内部
の電圧が最大出力電圧に固定されることはない。したが
って光出力遮断信号Sの入力が解除された場合、LD駆
動回路8のLDの入力電圧V32はローパスフィルタ2
2(ACC−LPF)によって0Vから設定電圧までゆ
っくりと立ち上がるため、LDバイアス電流のオーバー
シュートは生じない。
【0043】なお、この実施の形態2による光出力制御
回路の構成を次のようにも述べることができる。すなわ
ち、この光出力制御回路では、実施の形態1による回路
構成に加えて、第三の光出力遮断制御回路20を設け、
光出力遮断信号Sを受けてその光出力遮断信号Sの入力
中は、駆動回路8に入力される駆動設定信号V3(LD
駆動設定電圧)を光発生素子LDの動作状態を解除する
レベルに変更させる。このようにして光出力の遮断動作
を含む光出力パワーの制御を行う。
【0044】[実施の形態3]図3は本発明の実施の形
態3による光出力制御回路あるいは自動パワー制御回路
(APC回路)の構成を示すブロック図である。この実
施の形態3では、実施の形態2で示した回路構成に加
え、光出力遮断信号入力を2系統有している。すなわ
ち、第一の光出力遮断制御回路10と第三の光出力遮断
制御回路20とに共通に第一の光出力遮断信号入力S1
を入力させる入力回路L1を設け、第二の光出力遮断制
御回路14に第二の光出力遮断信号入力S2を入力させ
る入力回路L2を設けた。
【0045】実施の形態2では、LD駆動設定電圧V3
と光出力パワー設定電圧V1がLD駆動回路8に同時に
入力されるため、電源投入時や光遮断信号入力及びLD
光出力パワーが目標値と異なる状態で過渡的に動作する
場合がある。通常はローパスフィルタ22(ACC−L
PF)の時定数に比較してローパスフィルタ16(AP
C−LPF)の時定数を大きく設定する。しかしローパ
スフィルタ22及びローパスフィルタ16の時定数が非
常に大きくて立ち上がり時間に差をつけるのが困難で、
LDバイアス電流値とLD変調電流値がほぼ同程度の場
合、光出力パワーの目標に達しないうちから光出力信号
が出力される可能性がある。
【0046】この実施の形態3による回路構成では、A
PC回路によってLD光出力パワーを一定に制御してい
るときに光出力遮断信号の入力及び解除をおこなって
も、LD駆動回路8への設定電圧印加の時間を任意に決
定できるため、LD光出力パワーが目標値と異なる状態
で過渡的に動作することがない。以下に回路動作につい
て出力を基にして説明をする。
【0047】図7は図3のAPC回路の動作説明をする
ための信号波形図である。LD温度はATC回路によっ
て一定に制御されているとする。LD光出力パワー設定
電圧をV1、第二の光出力遮断制御回路14の出力電圧
をV11、ローパスフィルタ16の出力電圧をV12、
電流−電圧変換回路2からのフィードバック電圧をV
2、LD駆動設定入力回路18の出力電圧(LD駆動設
定電圧)をV3、第三の光出力遮断制御回路20の出力
電圧をV31、ローパスフィルタ22の出力電圧V3
2、光出力パワー制御回路4の出力をV4とする。光出
力遮断信号入力がHigh-Levelの場合はレーザダイオード
LDが光出力遮断状態、光出力遮断信号入力がLow-Leve
lの場合はレーザダイオードLDが動作状態とする。
【0048】APC回路によってLD光出力パワーを一
定に制御しているときに光出力遮断を実現する場合、光
出力遮断信号S1と光出力遮断信号S2を同時に入力す
ると、実施の形態2で示したシーケンスによってLD光
出力の遮断を実現できる。この場合、光出力パワー制御
回路4の入力電圧V12とLD駆動回路8の入力電圧V
32は0Vとなり、LD駆動電流を0mAとすることが
出来る。したがって、この場合にはLD駆動回路8の第
一の光出力遮断制御回路10は無くても良い。
【0049】次に光出力遮断の状態を解除する場合、初
めに第一および第三の光出力遮断制御回路10,20に
入力する光出力遮断信号S1を解除する。光出力遮断信
号S1を解除すると、LD駆動回路8はLD駆動設定電
圧V3に対応するLDバイアス電流を駆動する。このと
きのLDバイアス電流はレーザダイオードLDの閾値電
流程度に設定されており、LD光出力のバックグランド
レベルになる。LDバイアス電流はローパスフィルタ2
2によってオーバーシュートが発生しないため、LD光
出力のノイズとして観測されることはない。
【0050】LDバイアス電流が安定した後に第二の光
出力遮断制御回路14に入力する光出力遮断信号S2を
解除する。光出力遮断信号S2を解除すると、光出力パ
ワー制御回路4はLD光出力パワー設定電圧V1に対応
する制御電圧をLD駆動回路8に出力し、LD駆動回路
8は変調電流を駆動する。LD変調電流はローパスフィ
ルタ16によってオーバーシュートが発生しないため、
光出力のオーバーシュートは発生しない。従ってレーザ
ダイオードLDが過電流によって破壊されることはな
い。またLDバイアス電流が既に設定されてLD光出力
のバックグランドが決まっているため、レーザダイオー
ドLDの送信動作とほぼ同じプロセスで設定でき、LD
は安定に動作することが出来る。
【0051】すなわち、この光出力制御回路では、実施
の形態2による回路構成に加えて、第一及び第三の光出
力遮断制御回路10,20に第一の光出力遮断信号S1
を入力する入力回路L1と、第二の光出力遮断制御回路
14に第二の光出力遮断信号S2を入力する入力回路L
2とを別個に設けた。また、第一の光出力遮断信号S1
と第二の光出力遮断信号S2の入力タイミングを実質的
に同じにし、第一の光出力遮断信号S1の解除タイミン
グに対して第二の光出力遮断信号S2の解除タイミング
を所定時間遅延させる。
【0052】[実施の形態4]図4は本発明の実施の形
態4による光出力制御回路あるいは自動パワー制御回路
(APC回路)の構成を示すブロック図である。この実
施の形態では、実施の形態3で示した回路構成に加え、
光出力遮断信号入力を2系統に分け、第二の光出力遮断
制御回路14への入力系統には遅延制御回路を設けた。
すなわち、第一および第三の光出力遮断制御回路10、
20に光出力遮断信号入力S1を入力させる入力回路L
1を設け、この入力回路L1から分岐して入力回路L2
を設け、この入力回路L2に遅延制御回路24を挿入
し、所定時間遅延した光出力遮断信号入力S2を出力さ
せるようにした。このような回路構成にすれば、遅延制
御回路24を備える事によって光出力遮断信号の入力は
1つで良い。以下に回路動作の説明をする。
【0053】図7は図4のAPC回路の動作説明をする
ための信号波形図である。LD温度はATC回路によっ
て一定に制御されているとする。LD光出力パワー設定
電圧をV1、第二の光出力遮断制御回路14の出力電圧
をV11、ローパスフィルタ16(APC−LPF)の
出力電圧をV12、電流−電圧変換回路2からのフィー
ドバック電圧をV2、LD駆動設定入力回路18の出力
電圧(LD駆動設定電圧)をV3、第三の光出力遮断制
御回路20の出力電圧をV31、ローパスフィルタ22
(ACC−LPF)の出力電圧をV32、光出力パワー
制御回路4の出力をV4とする。光出力遮断信号入力が
High-Levelの場合はレーザダイオードLDが光出力遮断
状態、光出力遮断信号入力がLow-Levelの場合はレーザ
ダイオードLDが動作状態とする。
【0054】APC回路によってLD光出力パワーを一
定に制御しているときに光出力遮断を実現する場合、入
力回路L1に光出力遮断信号S1としてHigh-Levelを入
力すると、実施の形態3で示したシーケンスによってレ
ーザダイオードLDの光出力遮断を実現できる。遅延制
御回路24は図4内に例示しているように遅延素子とO
Rゲートで構成しているため、光出力遮断信号入力S1
と光出力遮断信号入力S2は等しい。この場合光出力パ
ワー制御回路4とLD駆動回路8の入力電圧は0Vとな
り、LD駆動電流を0mAとすることが出来る。このた
めLD駆動回路8の第一の光出力遮断制御回路10は無
くても良い。
【0055】次に光出力遮断の状態を解除する場合、光
出力遮断信号S1にLow-Levelを入力すると、LD駆動
回路8はLD駆動設定電圧V3に対応するLDバイアス
電流を駆動する。このときのLDバイアス電流はレーザ
ダイオードLDの閾値電流程度に設定されており、LD
光出力のバックグラウンドレベルになる。LDバイアス
電流はローパスフィルタ22によってオーバーシュート
が発生しないため、LD光出力のノイズとして観測され
ることはない。
【0056】また遅延制御回路24内の遅延素子はLD
バイアス電流が安定するまでの間入力信号を遅延させ
る。遅延素子は遅延を発生させるものであれば、RCフ
ィルタやカウンタ等でも良い。光出力遮断信号S2は遅
延素子によって発生した遅延時間後にLow-Levelとなり
光出力パワー制御回路4はLD光出力パワー設定電圧V
1に対応する制御電圧をLD駆動回路8に出力し、LD
駆動回路8はLD変調電流を駆動する。LD変調電流は
ローパスフィルタ16によってオーバーシュートが発生
しないため、光出力のオーバーシュートは発生しない。
従ってLDが過電流によって破壊されることはない。ま
たLDバイアス電流が既に設定されてLD光出力のバッ
クグランドが決まっているため、LDの送信動作とほぼ
同じプロセスで設定でき、LDは安定に動作することが
出来る。
【0057】本実施の形態では光出力遮断信号入力がHi
gh-Levelの場合はレーザダイオードLDが光出力遮断状
態、光出力遮断信号入力がLow-Levelの場合はレーザダ
イオードLDが動作状態としたが、逆の場合においても
遅延制御回路を遅延素子とANDゲートで構成すれば上
記と同様の動作は可能である。
【0058】なお、この実施の形態4による光出力制御
回路の構成を次のようにも述べることができる。すなわ
ち、この光出力制御回路では、実施の形態2による回路
構成に加えて、第一及び第三の光出力遮断制御回路1
0,20に光出力遮断信号S1を入力する入力回路L1
を設け、この入力回路L1から分岐して入力回路L2を
設け、遅延制御回路24を介して第二の光出力遮断制御
回路14に所定時間遅延した光出力遮断信号S2を入力
するようにした。
【0059】なお、実施の形態2〜4の図2〜4におい
て、第一の光出力遮断制御回路10はなくてもよいこと
を説明した。その場合、第三の光出力遮断制御回路20
を一方の光出力遮断制御回路と称し、第二の光出力遮断
制御回路14を他方の光出力遮断制御回路と称すること
にする。そうすれば、実施の形態2〜4による光出力制
御回路の構成を次のようにも述べることができる。すな
わち、この光出力制御回路では、駆動回路8が光発生素
子LDに対する駆動信号を出力して光発生素子LDから
光を発生させる。駆動設定入力回路18は光発生素子L
Dを一定の動作状態に維持するための駆動設定信号V3
(LD駆動設定電圧)を駆動回路8に出力する。光出力
パワー設定入力回路12は光発生素子LDの光出力パワ
ーを設定する光出力パワー設定信号V1(LD光出力パ
ワー設定電圧)を出力する。モニター回路(PD,2)
は光発生素子LDの光出力パワーをモニターしてモニタ
ー信号V2(フィードバック電圧)を出力する。光出力
パワー制御回路4は光出力パワー設定信号V1(LD光
出力パワー設定電圧)とモニター信号V2(フィードバ
ック電圧)とを比較して比較信号V4を駆動回路8に入
力し、駆動回路8の駆動信号を制御する。いま光出力を
一時的に遮断する場合には、一方の光出力遮断制御回路
20は、光発生素子LDの光出力を遮断させる光出力遮
断信号SまたはS1を受けてその光出力遮断信号の入力
中は、駆動回路8に入力される駆動設定信号V3(LD
駆動設定電圧)を光発生素子LDの動作状態を解除する
レベルに変更させる。また、他方の光出力遮断制御回路
14は光出力遮断信号SまたはS2を受けてその光出力
遮断信号の入力中は、光出力パワー制御回路4に入力さ
れる光出力パワー設定信号V1(LD光出力パワー設定
電圧)を光出力遮断レベルに変更させる。このようにし
て光出力の遮断動作を含む光出力パワーの制御を行う。
【0060】なお、実施の形態1の図1において、第一
の光出力遮断制御回路10はなくても、第二の光出力遮
断制御回路14があれば、これによって光出力遮断信号
入力時にAPC回路の設定電圧をGNDレベルにするこ
とができる。これにより、光出力遮断信号入力あるいは
解除時に、レーザダイオードLDの出力パワーのオーバ
ーシュートを防止できる。その動作は以上の説明から自
明であるので、重複説明は省略する。
【0061】なお、以上の説明において、この発明を、
光出力制御回路あるいは自動パワー制御回路として説明
したが、これは光通信システム等で用いられる光出力の
制御回路を備えた光発生装置あるいは光送信装置として
捉えてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光出力
制御回路では、光出力制御回路のフィードバックループ
外に光出力遮断制御回路を備えたので、光出力遮断信号
入力あるいは解除時に光出力パワーのオーバーシュート
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による光出力制御回路
あるいは自動パワー制御回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 本発明の実施の形態2による光出力制御回路
あるいは自動パワー制御回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 本発明の実施の形態3による光出力制御回路
あるいは自動パワー制御回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態4による光出力制御回路
あるいは自動パワー制御回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】 図1の光出力制御回路の動作説明をするため
の信号波形図である。
【図6】 図2の光出力制御回路の動作説明をするため
の信号波形図である。
【図7】 図3および図4の光出力制御回路の動作説明
をするための信号波形図である。
【図8】 従来の光出力制御回路あるいは自動パワー制
御回路の構成を示すブロック図である。
【図9】 図8の光出力制御回路の動作説明をするため
の信号波形図である。
【符号の説明】 2 電流−電圧変換回路(APC−IV変換回路)、 4 光出力パワー制御回路、 6 ローパスフィルタ(LBW−LPF)、 8 LD駆動回路(LD−Drv回路)、駆動回路、 10 第一の光出力遮断制御回路、 12 光出力パワー設定入力回路、 14 第二の光出力遮断制御回路、(他方の光出力遮断
制御回路)、 16 ローパスフィルタ(APC−LPF)、 18 LD駆動設定入力回路(LD−Drv設定入力回
路)、駆動設定入力回路、 20 第三の光出力遮断制御回路、(一方の光出力遮断
制御回路)、 22 ローパスフィルタ(ACC−LPF)、 24 遅延制御回路、 LD レーザダイオード、光発生素子、 PD モニタフォトダイオード、 V1 LD光出力パワー設定電圧、光出力パワー設定信
号、 V2 フィードバック電圧、モニター信号、 V3 LD駆動設定電圧、駆動設定信号、 V4 光出力パワー制御電圧、 S 光出力遮断信号、 S1 第一の光出力遮断信号、 S2 第二の光出力遮断信号、 L1,L2 光出力遮断信号の入力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/26 (72)発明者 稲垣 武 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 エヌ ティティエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 豊田 勝仁 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 エヌ ティティエレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 5F073 EA27 GA12 GA18 GA23 GA25 GA38 5K002 AA01 BA13 CA02 CA09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光発生素子と、 前記光発生素子に対する駆動信号を出力して前記光発生
    素子から光を発生させる駆動回路と、 前記光発生素子を一定の動作状態に維持するための駆動
    設定信号を前記駆動回路に出力する駆動設定入力回路
    と、 前記光発生素子の光出力パワーを設定する光出力パワー
    設定信号を出力する光出力パワー設定入力回路と、 前記光発生素子の光出力パワーをモニターしてモニター
    信号を出力するモニター回路と、 前記光出力パワー設定信号と前記モニター信号とを比較
    して比較信号を前記駆動回路に入力し、前記駆動回路の
    駆動信号を制御する光出力パワー制御回路と、 前記光発生素子の光出力を遮断させる光出力遮断信号を
    受けてその光出力遮断信号の入力中は、前記駆動回路の
    駆動信号を停止させる第一の光出力遮断制御回路と、 前記光出力遮断信号を受けてその光出力遮断信号の入力
    中は、前記光出力パワー制御回路に入力される前記光出
    力パワー設定信号を光出力遮断レベルに変更させる第二
    の光出力遮断制御回路とを備え、前記光発生素子の光出
    力パワーを制御するようにしたことを特徴とする光出力
    制御回路。
  2. 【請求項2】 前記第二の光出力遮断制御回路と前記光
    出力パワー制御回路との間にローパスフィルタを接続し
    たことを特徴とする請求項1に記載の光出力制御回路。
  3. 【請求項3】 前記駆動設定入力回路と前記駆動回路と
    の間に他のローパスフィルタを接続したことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の光出力制御回路。
  4. 【請求項4】 前記光出力遮断信号を受けてその光出力
    遮断信号の入力中は、前記駆動回路に入力される前記駆
    動設定信号を前記光発生素子の動作状態を解除するレベ
    ルに変更させる第三の光出力遮断制御回路を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光出力制
    御回路。
  5. 【請求項5】 前記第一及び第三の光出力遮断制御回路
    に第一の光出力遮断信号を入力する入力回路と、前記第
    二の光出力遮断制御回路に第二の光出力遮断信号を入力
    する入力回路とを別個に設けたことを特徴とする請求項
    4に記載の光出力制御回路。
  6. 【請求項6】 前記第一の光出力遮断信号と前記第二の
    光出力遮断信号の入力タイミングを実質的に同じにし、
    前記第一の光出力遮断信号の解除タイミングに対して前
    記第二の光出力遮断信号の解除タイミングを所定時間遅
    延させることを特徴とする請求項5に記載の光出力制御
    回路。
  7. 【請求項7】 前記第一及び第三の光出力遮断制御回路
    に前記光出力遮断信号を入力する入力回路を設け、この
    入力回路から遅延制御回路を介して前記第二の光出力遮
    断制御回路に前記光出力遮断信号を入力する入力回路を
    設けたことを特徴とする請求項4に記載の光出力制御回
    路。
  8. 【請求項8】 光発生素子と、 前記光発生素子に対する駆動信号を出力して前記光発生
    素子から光を発生させる駆動回路と、 前記光発生素子を一定の動作状態に維持するための駆動
    設定信号を前記駆動回路に出力する駆動設定入力回路
    と、 前記光発生素子の光出力パワーを設定する光出力パワー
    設定信号を出力する光出力パワー設定入力回路と、 前記光発生素子の光出力パワーをモニターしてモニター
    信号を出力するモニター回路と、 前記光出力パワー設定信号と前記モニター信号とを比較
    して比較信号を前記駆動回路に入力し、前記駆動回路の
    駆動信号を制御する光出力パワー制御回路と、 前記光発生素子の光出力を遮断させる光出力遮断信号を
    受けてその光出力遮断信号の入力中は、前記駆動回路に
    入力される前記駆動設定信号を前記光発生素子の動作状
    態を解除するレベルに変更させる一方の光出力遮断制御
    回路と、 前記光出力遮断信号を受けてその光出力遮断信号の入力
    中は、前記光出力パワー制御回路に入力される前記光出
    力パワー設定信号を光出力遮断レベルに変更させる他方
    の光出力遮断制御回路とを備え、前記光発生素子の光出
    力パワーを制御することを特徴とする光出力制御回路。
  9. 【請求項9】 前記一方の光出力遮断制御回路と前記駆
    動回路との間にローパスフィルタを接続したことを特徴
    とする請求項8に記載の光出力制御回路。
  10. 【請求項10】 前記他方の光出力遮断制御回路と前記
    光出力パワー制御回路との間に他のローパスフィルタを
    接続したことを特徴とする請求項8又は9に記載の光出
    力制御回路。
  11. 【請求項11】 前記一方の光出力遮断制御回路に第一
    の光出力遮断信号を入力する入力回路と、前記他方の光
    出力遮断制御回路に第二の光出力遮断信号を入力する入
    力回路とを別個に設けたことを特徴とする請求項8〜1
    0のいずれかに記載の光出力制御回路。
  12. 【請求項12】 前記第一の光出力遮断信号と前記第二
    の光出力遮断信号の入力タイミングを実質的に同じに
    し、前記第一の光出力遮断信号の解除タイミングに対し
    て前記第二の光出力遮断信号の解除タイミングを所定時
    間遅延させることを特徴とする請求項11に記載の光出
    力制御回路。
  13. 【請求項13】 前記一方の光出力遮断制御回路に前記
    光出力遮断信号を入力する入力回路を設け、この入力回
    路から遅延制御回路を介して前記他方の光出力遮断制御
    回路に前記光出力遮断信号を入力する入力回路を設けた
    ことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の光
    出力制御回路。
  14. 【請求項14】 光発生素子と、 前記光発生素子に対する駆動信号を出力して前記光発生
    素子から光を発生させる駆動回路と、 前記光発生素子を一定の動作状態に維持するための駆動
    設定信号を前記駆動回路に出力する駆動設定入力回路
    と、 前記光発生素子の光出力パワーを設定する光出力パワー
    設定信号を出力する光出力パワー設定入力回路と、 前記光発生素子の光出力パワーをモニターしてモニター
    信号を出力するモニター回路と、 前記光出力パワー設定信号と前記モニター信号とを比較
    して比較信号を前記駆動回路に入力し、前記駆動回路の
    駆動信号を制御する光出力パワー制御回路と、 前記光発生素子の光出力を遮断させる光出力遮断信号を
    受けてその光出力遮断信号の入力中は、前記光出力パワ
    ー制御回路に入力される前記光出力パワー設定信号を光
    出力遮断レベルに変更させる光出力遮断制御回路とを備
    え、前記光発生素子の光出力パワーを制御することを特
    徴とする光出力制御回路。
  15. 【請求項15】 前記光出力遮断制御回路と前記光出力
    パワー制御回路との間にローパスフィルタを接続したこ
    とを特徴とする請求項14に記載の光出力制御回路。
  16. 【請求項16】 前記駆動設定入力回路と前記駆動回路
    との間に他のローパスフィルタを接続したことを特徴と
    する請求項14または15に記載の光出力制御回路。
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