JP2002278826A - 排他アクセス制御回路 - Google Patents
排他アクセス制御回路Info
- Publication number
- JP2002278826A JP2002278826A JP2001079855A JP2001079855A JP2002278826A JP 2002278826 A JP2002278826 A JP 2002278826A JP 2001079855 A JP2001079855 A JP 2001079855A JP 2001079855 A JP2001079855 A JP 2001079855A JP 2002278826 A JP2002278826 A JP 2002278826A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- firmware
- hardware
- exclusive access
- clock
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
2種類のハードウェアまたはファームウェアとメモリと
の排他的なアクセスを可能とすることで、簡易でコンパ
クトな構成の排他アクセス制御回路を提供する。 【解決手段】 クロックXを供給するクロック供給パッ
ケージ102と、クロックYを供給する104と、ファ
ームウェア106と、ハードウェア108と、セレクタ
110a〜110dと、セレクタ制御部112と、メモ
リ114と、を含んで構成する。そして、クロックX、
Yと同期しているクロックZに基づきセレクタ制御部1
12がセレクタ110a〜110dの切替えを行い、フ
ァームウェア106またはハードウェア108とメモリ
114との排他的なアクセスを可能とする。
Description
ロックで独立して動作する2種類のハードウェアまたは
ファームウェアからの信号を選択的に出力させる排他ア
クセス制御回路に関し、特に前記2種類のハードウェア
またはファームウェアのうちの何れかを選択して排他的
に一つの記憶手段とのアクセスを可能とするものであ
る。
て動作するファームウェア、ハードウェア相互間で信号
の送受信を行う場合には、それぞれの信号の伝送速度が
異なるため、それらの間にデュアルポートメモリを介し
て行っていた。例えば、周波数Aで動作するファ−ムウ
ェア502から周波数Bで動作するハードウェア504
に対してデータを送る場合、図5に示すように、いった
んファ−ムウェア502からのデータをデュアルポート
メモリ506に書き込み、ここに書き込まれたデータを
ハードウェア504が読み出すことによって行われてい
た。このようにすることで、異なる周波数で動作するフ
ァームウェア、ハードウェア間で信号の送受信が可能で
あった。
うにデュアルポートメモリ506を用いて信号の送受信
を行う場合、障害の発生を防止するため、ファ−ムウェ
ア502とハードウェア504が同一のタイミングでデ
ュアルポートメモリ506の同一のアドレス領域にアク
セスしないように、アクセスタイミングを制御する機能
等を設ける必要があり、制御回路が複雑で大型になると
ともにコスト高を招くという問題がある。
の有する問題点に鑑みなされたものであり、その目的
は、異なる周波数のクロックで独立して動作する2種類
のハードウェアまたはファームウェアとメモリとの排他
的なアクセスを可能とすることで、簡易でコンパクトな
構成の排他アクセス制御回路を提供することにある。
め、本発明の排他アクセス制御回路は、異なる周波数の
クロックで独立して動作する2種類のハードウェアまた
はファームウェアと複数のセレクタ手段を備え、前記2
種類のハードウェアまたはファームウェアからの出力信
号を前記セレクタ手段を介して選択して排他的に送出す
るようにした。
記憶手段を備え、この記憶手段を介することにより前記
2種類のハードウェアまたはファームウェア相互間で信
号の送受信を行うようにした。特に、前記記憶手段には
シングルポートメモリを用いることができる。
は、前記2種類のハードウェアまたはファームウェアの
うちの一方の動作クロックの周波数をX、他の一方の動
作クロックの周波数をYとしたとき、XとnY(nは自
然数)との最大公約数を満たす周波数Zに基づき前記セ
レクタ手段を動作させ、周波数Zの信号レベルが"Hi
gh"のときには前記2種類のハードウェアまたはファ
ームウェアのうちの一方からの信号を前記セレクタ手段
より出力させ、周波数Zの信号レベルが"Low"のとき
には前記2種類のハードウェアまたはファームウェアの
うちの他の一方からの信号を前記セレクタ手段より出力
させるようにしている。
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の排他アク
セス制御回路の構成を示すブロック図である。本発明の
排他アクセス制御回路は、クロック供給パッケージ10
2、104と、ファームウェア106と、ハードウェア
108と、セレクタ110a〜110dと、セレクタ制
御部112と、シングルポートメモリ114と、を含み
構成される。
ムウェア106に対してクロックXを供給する。また、
クロック供給パッケージ102は、ファームウェア10
6に対して、クロックXを分周しそれに同期するクロッ
クZを供給する。クロック供給パッケージ104は、ハ
ードウェア108に対して、PLL制御によりクロック
供給パッケージ102から供給されるクロックXに従属
して同期するクロックYを供給する。また、クロック供
給パッケージ102で生成されたクロックZはセレクタ
制御部112へ供給される。
ドレス信号、データ、ライトイネーブル信号(WE)お
よびリードイネーブル信号(RE)は、速度Xでそれぞ
れセレクタ110a〜110dへ送られる。また、ハー
ドウェア108から出力される、アドレス信号、デー
タ、ライトイネーブル信号(WE)およびリードイネー
ブル信号(RE)も、同様に速度Yでそれぞれセレクタ
110a〜110dへ送られる。そして、セレクタ制御
部112ではクロックX、Yに同期したクロックZに基
づいてセレクタ110a〜110dを周期的に切替える
ことで、ファームウェア106とメモリ114とのアク
セスは速度Xで、ハードウェア108とメモリ114と
のアクセスは速度Yで行うことができる。
的な切替え方法について説明する。例えば、ここで、ク
ロックXに8.192MHz、クロックYに4.86M
Hz、クロックZに8KHzの信号をそれぞれ採用する
とする。このとき、ZはXとnY(nは自然数)の最大
公約数を満足している。
MHz)とZ(8KHz)との関係は、Zが1クロック
カウントする間にXは1024クロックカウントし、両
者は同期している。また、図3に示すように、Y(4.
86MHz)とZ(8KHz)との関係は、Zが2クロ
ックカウントする間にYは1215クロックカウント
し、両者は同期している。
Zを用いれば、図4に示すように、クロックZのセレク
タ制御部112への入力レベルによってセレクタ制御部
112がセレクタ110a〜110dの切替えを行い、
ファームウェア106またはハードウェア108とメモ
リ114とのアクセスを切替えることができる。具体的
には、X、Y、Zは何れも同期しており、Zが1クロッ
クカウントする間にXは1024クロックカウントし、
Zが2クロックカウントする間にYは1215クロック
カウントするという関係を利用する。すなわち、クロッ
クZが"High"レベルでセレクタ制御部112へ入力
したときは、セレクタ制御部112はファームウェア1
06が排他的にメモリ114とアクセスできるようにセ
レクタ110a〜110dを切替える。一方、クロック
Zが"Low"レベルでセレクタ制御部112へ入力した
ときは、セレクタ制御部112はハードウェア108が
排他的にメモリ114とアクセスできるようにセレクタ
110a〜110dを切替える。したがって、メモリ1
14に対し、ファームウェア106またはハードウェア
108は排他的にアクセスすることが可能となる。
High"または"Low"レベルにより時間を分割して
ファームウェア106またはハードウェア108とメモ
リ114との排他的なアクセスを可能としているため、
ファームウェア106の制御とハードウェア108の制
御が競合してそれぞれのデータ同士が衝突して破壊され
るといった不具合も生じない。
回路では、クロックZのみでファームウェア106また
はハードウェア108とメモリ114との排他的なアク
セス時間を分割することができる。したがって、アクセ
スタイミングを制御する機能や制御の競合を防止するた
めの競合シーケンサ等が不要であり、回路構成の簡略
化、コンパクト化が図られ、コストの低減が達成され
る。さらに、従来の方法ではデュアルポートメモリが不
可欠であったのに対し、本発明ではシングルポートメモ
リが使用できることからも低コスト化が一層推進され
る。
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づいてそ
の変更、改良等が可能であることは明らかである。例え
ば、メモリを介したファームウェア同士、ハードウェア
同士のデータ等の送受信も可能である。また、動作クロ
ックも、前述した条件を満たせば、用いるファームウェ
アやハードウェアの特性に最適な周波数のクロックの選
定が可能である。
数のクロックで独立して動作する2種類のハードウェア
またはファームウェアとメモリとの排他的なアクセスを
可能とすることで、簡易でコンパクトな構成の排他アク
セス制御回路を提供できる。
ロック図である。
ックXとクロックZとのタイミングを示すタンミングチ
ャートである。
ックYとクロックZとのタイミングを示すタンミングチ
ャートである。
るためのタイミングチャートである。
立して動作するファームウェア、ハードウェア間で信号
の送受信を行う簡略構成を示すブロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 異なる周波数のクロックで独立して動作
する2種類のハードウェアまたはファームウェアと複数
のセレクタ手段を備え、 前記2種類のハードウェアまたはファームウェアからの
出力信号を前記セレクタ手段を介して選択して排他的に
送出するようにしたことを特徴とする排他アクセス制御
回路。 - 【請求項2】 記憶手段を備え、この記憶手段を介する
ことにより前記2種類のハードウェアまたはファームウ
ェア相互間で信号の送受信を行うようにしたことを特徴
とする請求項1に記載の排他アクセス制御回路。 - 【請求項3】 前記記憶手段は、シングルポートメモリ
であることを特徴とする請求項2に記載の排他アクセス
制御回路。 - 【請求項4】 前記2種類のハードウェアまたはファー
ムウェアのうちの一方の動作クロックの周波数をX、他
の一方の動作クロックの周波数をYとしたとき、 XとnY(nは自然数)との最大公約数を満たす周波数
Zに基づき前記セレクタ手段を動作させ、 周波数Zの信号レベルが"High"のときには前記2種
類のハードウェアまたはファームウェアのうちの一方か
らの信号を前記セレクタ手段より出力させ、 周波数Zの信号レベルが"Low"のときには前記2種類
のハードウェアまたはファームウェアのうちの他の一方
からの信号を前記セレクタ手段より出力させるようにし
たことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の
排他アクセス制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001079855A JP2002278826A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 排他アクセス制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001079855A JP2002278826A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 排他アクセス制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002278826A true JP2002278826A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18936225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001079855A Pending JP2002278826A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 排他アクセス制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002278826A (ja) |
-
2001
- 2001-03-21 JP JP2001079855A patent/JP2002278826A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5652536A (en) | Non-glitch clock switching circuit | |
RU2134447C1 (ru) | Устройство пересылки данных и видеоигровое устройство, в котором оно используется | |
JP2563888B2 (ja) | 高周波低電力cmos回路 | |
US7429898B2 (en) | Clock signal generating circuit, semiconductor integrated circuit and method for controlling a frequency division ratio | |
GB2355899A (en) | Multistage digital processor with dedicated stage clock controllers | |
US5951669A (en) | Method and apparatus for serialized interrupt transmission | |
US6163545A (en) | System and method for data transfer across multiple clock domains | |
JP4289868B2 (ja) | 半導体メモリカード、その制御方法及び半導体メモリカード用インターフェース装置 | |
JP2002278826A (ja) | 排他アクセス制御回路 | |
JP2006304011A (ja) | インタフェース回路 | |
KR100424850B1 (ko) | 데이터 전송 속도 변환 장치 | |
KR20050050436A (ko) | 동시 변경 출력을 감소시키기 위한 방법 및 집적 회로 장치 | |
US6092129A (en) | Method and apparatus for communicating signals between circuits operating at different frequencies | |
US7139924B2 (en) | IDE control device suitable for supplying a plurality of requested clock signals to various hard discs | |
JP2000347640A (ja) | 電子機器、表示システム及び方法 | |
US7191353B2 (en) | Coordination of multiple multi-speed devices | |
KR100206358B1 (ko) | 브이엠이 버스시스템으로 구축한 고속카운터보드 | |
KR100263670B1 (ko) | 직접 기억 장소 접근 컨트롤러 | |
JP2001134341A (ja) | クロック供給方式 | |
US6175257B1 (en) | Integrated circuit comprising a master circuit working at a first frequency to control slave circuits working at a second frequency | |
JP2000112816A (ja) | 半導体記憶装置 | |
US6970477B2 (en) | Data transmission circuit and method | |
JPH02252046A (ja) | データ転送装置 | |
JP3602004B2 (ja) | 装置内クロック非同期におけるシステム制御装置 | |
JPH08101789A (ja) | 非同期メモリ回路装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050719 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110802 |