JP2002277983A - フイルムキャリア及びマウント集積装置 - Google Patents

フイルムキャリア及びマウント集積装置

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JP2002277983A
JP2002277983A JP2001249978A JP2001249978A JP2002277983A JP 2002277983 A JP2002277983 A JP 2002277983A JP 2001249978 A JP2001249978 A JP 2001249978A JP 2001249978 A JP2001249978 A JP 2001249978A JP 2002277983 A JP2002277983 A JP 2002277983A
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Japan
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mount
cartridge
roller
slide
slide mount
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JP2001249978A
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English (en)
Inventor
Junichi Tsuji
淳一 辻
Takashi Uchiumi
隆司 内海
Shinji Odagiri
新治 小田桐
Yasunobu Sakaguchi
恭伸 阪口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドマウントを確実にカートリッジ内に
送り込む。 【解決手段】 送り込みローラ25の下流側に補助送り
ローラ26を、その頂点が送り込みローラ25の頂点よ
りも低くなるように配置する。ファインスキャン時に読
み取られたスライドマウント10及びソートカードは、
マウント回収搬送部24に送られる。スライドマウント
10の先端が送り込みローラ25により先端部が持ち上
がると、スライドマウント10の先端部が回収カートリ
ッジ7に積層されたスライドマウント10を押し上げ
る。スライドマウント10の後端部がアシストローラ対
64から離れると同時にスライドマウント10の先端部
が補助送りローラ26に当接し、送り込みローラ25及
び補助送りローラ26による回収カートリッジ7への送
り込みが開始される。送り込みローラ25と補助送りロ
ーラ26との駆動力により、確実にスライドマウント1
0が回収カートリッジ7の最下層に送り込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取後のスラ
イドマウントをマウントカートリッジ内に収納するフイ
ルムキャリア及びマウント集積装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムの画像をCCDで読み取
り、デジタル的に加工した後に、印画紙等にプリントす
ることが行われている。この場合に、フイルム通路に設
けた光透過部から、光源の光を写真フイルムに照射し、
この写真フイルムの透過光をCCDで撮像することによ
り、画像の読み取りを行っている。
【0003】例えば、スライドマウントから画像を読み
取る場合には、読み取り処理を効率良く行うために、自
動的にスライドマウントを搬送するフイルムキャリアが
用いられる。このようなフイルムキャリアでは、例えば
特開平11−112714号公報や、特開平9−150
954号公報で提案されているように、スライドマウン
トを複数枚重ねて鉛直方向に収容する供給カートリッジ
を設け、この供給カートリッジからスライドマウントを
1枚ずつ移動原稿台としてのキャリア本体に送ってい
る。そして、移動原稿台がスライドマウントを保持しな
がら移動することにより、画像読取装置のスキャナ部の
読取位置でスライドマウントを副走査方向に送って画像
読取を行い、画像読取終了後に移動原稿台から回収カー
トリッジにスライドマウントを送ってこれを収納してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなフイルム
キャリアでは、画像の読み取りを終えたスライドマウン
トは排出経路へと搬送され、回収カートリッジ内に回収
される。この回収カートリッジにはその下部に開口が設
けられており、この開口から引き込みローラを用いて、
スライドマウントを回収カートリッジ内に収納させてい
る。しかしながら、回収カートリッジに送り込まれるス
ライドマウントは、引き込みローラが回転しているにも
関わらずスリップしてしまうことがある。また、写真フ
イルムを露呈する開口の縁部にスライドマウントが引掛
かる場合もある。このような場合には、フイルムカート
リッジの収納が不十分になり、回収カートリッジを画像
読取装置から取り外す場合に、このスライドマウントが
フイルムキャリア内部に引掛かってしまい、回収カート
リッジを取り外すことができなくなる。
【0005】本発明は、フイルム画像の読み取りが終了
したスライドマウントをカートリッジ内に順次送り込む
場合に、確実にカートリッジ内に送り込めることができ
るようにしたフイルムキャリア及びマウント集積装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフイルムキャリアは、スライドマウントを
搬送する搬送手段と、この搬送手段に連続するように設
けられるマウントカートリッジと、マウントカートリッ
ジの下部からマウントカートリッジ内に挿入され、前記
搬送手段から送られるスライドマウントをマウントカー
トリッジ内に引き込む引き込み手段とを備えており、前
記引き込み手段を、スライドマウントの下面に接触して
回転する引き込みローラと、この引き込みローラに対し
てスライドマウント送り方向の下流側に配置される補助
送り部材とから構成するものである。なお、前記補助送
り部材を、前記引き込みローラの駆動により回転する補
助送りローラから構成し、この補助送りローラの頂点を
前記引き込みローラの頂点よりも低く配置したことが好
ましい。
【0007】また、他の方法として、前記引き込み手段
をスライドマウントの下面に接触して回転する送りベル
トから構成したり、スライドマウントの下面に接触して
回転する引き込みローラと、引き込みローラを間欠駆動
させる制御手段とから構成してもよい。
【0008】また、マウント集積装置としては、搬送さ
れたスライドマウントをマウントカートリッジの内部に
送り込んだ後に、前記マウントカートリッジの下部から
マウントカートリッジ内に挿入された引き込み手段を用
いて、前記スライドマウントを前記マウントカートリッ
ジ内部に集積させるものであり、前記引き込み手段を、
スライドマウントの下面に接触して回転する引き込みロ
ーラと、この引き込みローラに対してスライドマウント
送り方向の下流側に配置される補助送り部材とから構成
するものである。なお、前記補助送り部材を、前記引き
込みローラの駆動により回転する補助送りローラから構
成し、この補助送りローラの頂点を前記引き込みローラ
の頂点よりも低く配置したことが好ましい。
【0009】また、他の方法として、前記引き込み手段
をスライドマウントの下面に接触して回転する送りベル
トから構成したり、スライドマウントの下面に接触して
回転する引き込みローラと、引き込みローラを間欠駆動
させる制御手段とから構成してもよい。また、マウント
カートリッジの近傍且つ上流側に、スライドマウントを
検出するマウント検出センサを設け、このマウント検出
センサによりスライドマウントが所定時間を越えても検
出されているときに、前記引き込みローラを一旦停止さ
せ、再駆動させるようにしてもよい。また、スライドマ
ウントのマウントカートリッジへの集積時に、マウント
カートリッジを振動させる振動手段を設けてもよい。な
お、スライドマウントをマウントカートリッジ内に収納
させるタイミングは、画像読み取り時を避けて行うよう
にするのがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施したフイル
ムキャリアの外観を示す斜視図である。フイルムキャリ
ア2には、供給カートリッジ装填口3と、回収カートリ
ッジ装填口4とが形成されている。これら装填口にはマ
ウントカートリッジ5が着脱自在に装填され、以下、供
給カートリッジ装填口3にセットされるものを供給カー
トリッジ6とし、回収カートリッジ装填口4にセットさ
れるものを回収カートリッジ7として説明する。また、
各装填口3,4の間には読取開口8が形成されており、
この読取開口8を介して、スライドマウント10の画像
が読み取られる。
【0011】図2に示すように、マウントカートリッジ
5は、カートリッジ本体12と蓋13とから構成されて
いる。カートリッジ本体12は、透明な合成樹脂により
溝型に形成されており、この溝内に積み重ねられたスラ
イドマウント10及びソートカード11が収納される。
蓋13は、ヒンジ部14を介してカートリッジ本体12
の上部に取り付けられており、開放位置と閉じ位置との
間で変位する。開放位置では、カートリッジ本体12の
側部開口及び上部開口が開放され、スライドマウント1
0の装填及び取出が簡単に行える。また、閉じ位置で
は、カートリッジ本体12と蓋13とによりマウントカ
ートリッジ5は角筒状となる。
【0012】カートリッジ本体12の底部には、マウン
ト係止片15と挿入開口16とが形成されている。マウ
ント係止片15はカートリッジ本体12内に積み重ねら
れたスライドマウント10が脱落することのないように
保持する。挿入開口16は、マウント係止片15で囲ま
れた開口から構成されている。この挿入開口16を介し
て後述する送出台21や引き込みローラ25などの操作
部材が挿入され、スライドマウント10の送り出しや引
き込みが行われる。また、カートリッジ本体12の底部
と蓋13との間には隙間が形成されており、この隙間が
スライドマウント10の挿入口17となる。
【0013】図3は、フイルムキャリア2とラインCC
Dスキャナ20の光学系の概略構成を示す正面図、図4
はフイルムキャリア2の内部の概略を示す平面図であ
る。このフイルムキャリア2の内部には、送出台21、
マウント供給搬送部22、移動原稿台23、マウント回
収搬送部24、引き込みローラ25及び補助送りローラ
26が設けられている。
【0014】送出台21は、供給マウント装填口3に設
けられており、挿入開口16から供給マウントカートリ
ッジ6に入り込み、最下層のスライドマウント10をマ
ウント供給搬送部22に送り出す。このため、送出台2
1はスライドマウント10の端部に係止する係止爪21
aを備えており、カム(図示せず)により1往復するよ
うに構成されている。この送出台21は、クラッチ30
を介して供給モータ31により駆動するように配置され
ている。なお、符号32は供給モータ31用のドライバ
である。
【0015】マウント供給搬出部22は、送出台21か
ら送り出されたスライドマウント10を両側から3組の
搬送ローラ対35により挟持して、移動原稿台23に送
り込む。搬送ローラ対35は前記供給モータ31により
回転駆動される。また、マウント供給搬出部22には、
ソートカード11の検出を兼ねたマウントセンサ36が
配置される。マウントセンサ36は、スライドマウント
10及びソートカード11の先端を検出し、図4に示す
ように、この検出信号をコントローラ37に出力する。
また、ソートカード11の識別孔を検出することで、ス
ライドマウント10とソートカード11とを識別する。
【0016】移動原稿台23は、原稿台本体40と、2
組の搬送ローラ対41と、原稿台移動機構42とから構
成されている。原稿台本体40は、後述する原稿台移動
機構42により、マウント供給搬送部22からスライド
マウント10を受け取る受取位置と、マウント回収搬送
部24へとスライドマウント10を排出する排出位置と
の間で移動する。搬送ローラ対41は、マウント供給搬
送部22から送り込まれたスライドマウント10を移動
原稿台23の画像読取位置に送り込むと共に、画像読取
後のスライドマウント10をマウント回収搬送部24に
送り出す。この移動原稿台23には、画像読取位置にセ
ットされたスライドマウント10を挟持固定する位置決
め突起44,45が配されている。
【0017】原稿台移動機構42は、スキャンモータ4
8、送りねじ棒49から構成されており、スキャンモー
タ48による送りねじ棒49の正逆回転を移動原稿台2
3の往復運動に変換している。そして、原稿台本体40
を図中左右方向に往復移動させて、第1回目の矢印A方
向への送りでプレスキャンを行い、その戻し中(図中B
方向)に一時停止してファインスキャンのためのオート
フォーカスを行い、第2回目の矢印A方向への送りでフ
ァインスキャンを行う。プレスキャン及びファインスキ
ャンは、移動原稿台23の送りに同期させてラインCC
Dスキャナ20を作動させることで行われる。なお、符
号51はスキャンモータ48用のドライバである。
【0018】ラインCCDスキャナ20は、原稿台本体
40に位置決め固定されたスライドマウント10の画像
を移動原稿台23の送りに同期させて主走査方向に読み
取り、画像データを得る。このため、図3に示すよう
に、移動原稿台23の下方には、光源54、IRカット
フイルタ55、光量調整絞り板56、バランスフイルタ
57、光拡散ボックス58、拡散板59が順に配置され
ている。また、移動原稿台23の上方には、結像レンズ
ユニット60及びラインCCDセンサ61が配置されて
いる。ラインCCDセンサ61により読み取られた画像
データは、画像処理装置で周知の画像処理が施され、デ
ジタルプリンタにより画像がプリントされる。
【0019】画像が読み取られたスライドマウント10
は、マウント回収搬送部24に送られる。マウント回収
搬送部24は3組のアシストローラ対64を備えてお
り、移動原稿台23からの原稿を回収用カートリッジ7
に送り込む。
【0020】回収カートリッジ装填口4には、引き込み
ローラ25及び補助送りローラ26が配置されている。
引き込みローラ25は引き込みモータ65により回転
し、マウント回収搬送部24へと搬送されたスライドマ
ウント10を、その回転により回収カートリッジ7の開
口62(図5参照)から内部へと送り込む。この引き込
みローラ25により回収カートリッジ7の内部に送り込
まれたスライドマウント10は、最下層に積層される。
なお、符号66は引き込みモータ65用のドライバであ
る。
【0021】補助送りローラ26は、引き込みローラ2
5の下流側(望ましくは回収カートリッジ7の中央部よ
りも下流側)に、補助送りローラ26の頂点が引き込み
ローラ25の頂点よりも低くなるように配置されてい
る。また、この補助送りローラ26は引き込みモータ6
5により回転する。これにより、回収カートリッジ7に
回収されるスライドマウント10は、引き込みローラ2
5及び補助送りローラ26の駆動力を受けて回収カート
リッジ7の内部に収納される。なお、符号67は、ガイ
ドローラであり、回収されるスライドマウント10の跳
ね防止用も兼ねている。
【0022】次に、本実施形態の作用を説明する。図5
に示すように、ファインスキャンが行われたスライドマ
ウント10は、引き込みローラ25により回収カートリ
ッジ7へ収納される。図6に示すように、次のスライド
マウント10が回収カートリッジ7へと回収されてくる
と、スライドマウント10の先端が引き込みローラ25
に乗り上げ、回収カートリッジ7の内部に積層された最
下層のスライドマウント10を上方に持ち上げる。そし
て、スライドマウント10は、アシストローラ対64及
び引き込みローラ25により回収カートリッジ7の内部
に押し込まれる。
【0023】図7に示すように、スライドマウント10
の後端部が、収納ローラ対64から外れると、スライド
マウント10の後端部は持ち上がり、ガイド板68に接
触しながら回収カートリッジ7内に搬送される。また、
このとき、回収カートリッジ7の内部に収納されたスラ
イドマウント10は新たに収納されるスライドマウント
の上面に載っている。スライドマウント10の後端部が
ガイド板68から外れると、ガイドローラ67に接触す
る。一方、スライドマウント10の先端部は補助送りロ
ーラ26に接触し、引き込みローラ25及び補助送りロ
ーラ26による回収カートリッジ7への引き込みが行わ
れる。同様にして、供給カートリッジ6内に収納された
スライドマウント10及びソートカード11とが回収カ
ートリッジ7に順次回収される。また、最終のスライド
マウント10が搬送されてきても、引き込みローラ25
及び補助送りローラ26の駆動により回収カートリッジ
7への収納が確実に行われるため、ソートカード11の
検出孔やスライドマウント10の窓枠に引掛かることが
なくなる。
【0024】本実施形態では、引き込みローラの他に補
助送りローラを回収カートリッジ内に位置するように配
置させ、これらのローラをそれぞれ駆動させたが、図8
に示すように、これらのローラに搬送用のベルト69を
取り付けてもよい。また、図9に示すように、スライド
マウント10を挟持するサイドローラ対70を設けても
よい。
【0025】また、補助送りローラを設ける代わりに、
引き込みローラの駆動制御を行ってもよい。図10に示
すように、搬送されるスライドマウント10を介してガ
イドローラ67と対面する位置に検出センサ70を設
け、スライドマウント10の通過を検出する。スライド
マウント10の先端が検出センサ70により検出されて
から、スライドマウント10が回収カートリッジ7内に
収納される時間T1が予め決まっている。このため、ス
ライドマウント10の先端が検出されてから時間T1経
過してもスライドマウント10が検出センサ70により
検出されている場合には、スライドマウント10が先に
集積されたスライドマウント10に引っ掛かっていると
判断し、コントローラ37は一旦引き込みモータ65を
停止させる。そして、再び引き込みモータ65を駆動さ
せて引き込みローラ25を回転させ、挿入されるスライ
ドマウント10を再び回収カートリッジ7の内部に引き
込む。このとき、引き込みローラ25をゆっくり駆動さ
せる。これにより、引き込みローラ25とスライドマウ
ント10の静摩擦係数が大きい状態でスライドマウント
10を引き込むことができるので、確実に回収カートリ
ッジ7の内部に引き込むことができる。
【0026】なお、引き込みローラ25による上記駆動
制御を、最後に搬送されるスライドマウント10に対し
てのみ行うようにしてもよい。このとき、回収カートリ
ッジ7には、画像読取が終了したスライドマウント10
及びソートカードが集積されており、スライドマウント
10が回収カートリッジ7の内部に引き込まれない場合
がある。このため、引き込みローラ25による上記駆動
制御を所定回数行うことで、スライドマウント10を確
実に回収カートリッジ7の内部に引き込むことが可能に
なる。なお、マウントセンサ36に所定時間経過して
も、スライドマウント10又はソートカード11が検出
されない場合に、コントローラ37では画像読み取りが
行われている、又はマウント収納搬出部24で搬送され
ているスライドマウントを最後のスライドマウントと判
断する。
【0027】なお、検出センサ70により所定時間以上
スライドマウント10が検出された時に引き込みローラ
25を一旦停止させるようにしたが、これに限定する必
要はなく、スライドマウント10の先端が検出されてか
ら所定時間後(例えば0.5秒後)に引き込みローラ2
5を一旦停止させ、その後再駆動させるようにしてもよ
い。
【0028】また、上記検出信号の出力後に引き込みロ
ーラ25を一旦停止させずに、引き込みローラ25の回
転を遅くさせるようにしたり、引き込みローラ25を制
御してスライドマウント10を間欠送りするようにして
もよい。なお、間欠送りを行うときに、例えば引き込み
ローラ25の停止及び再駆動を1回とした場合、複数回
連続して行うようにする。なお、引き込みローラ25の
間欠駆動を、予め行うようにしたり、検出センサ70に
よるスライドマウント10の検出後に行うようにしても
よい。
【0029】また、マウントカートリッジを振動させて
収納されるスライドマウントを引き込むようにしてもよ
い。図11に示すように、例えば、回収カートリッジ7
の近傍に、ピエゾ素子やソレノイド等の振動手段75を
設ける。そして、検出センサ70によりスライドマウン
ト10の先端が検出されると、コントローラ37は、ド
ライバ76を介して振動手段75を駆動させる。これに
より、回収カートリッジ7が振動し、回収カートリッジ
7の内部に積層された最下層のスライドマウント10
と、引き込まれるスライドマウント10とが引っ掛かる
こともなく、確実に収納される。
【0030】また、引き込みローラによるスライドマウ
ントの引き込みのタイミングについて記載はしていない
が、画像読み取りを避けて行うのがよい。これは、スラ
イドマウントの画像読み取りと、スライドマウントの集
積とを同時に行った場合、スライドマウントの集積の際
のモータの駆動により振動が発生し、読み取られる画像
データに絵ブレが生じる為である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明のマウント集積装
置によれば、引き込み手段を、スライドマウントの下面
に接触して回転する引き込みローラと、この引き込みロ
ーラに対してスライドマウント送り方向の下流側に配置
される補助送り部材とから構成したから、搬送されるフ
イルムマウントを確実にマウントカートリッジに回収す
ることができる。また、マウントカートリッジへの回収
中にソートカードの検出孔や、フイルムマウントの窓枠
に、後から搬送されるフイルムマウントの先端が引掛か
ることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したフイルムキャリアの外観を示
す斜視図である。
【図2】マウントカートリッジの外観を示す斜視図であ
る。
【図3】フイルムキャリアとラインCCDスキャナの概
略構成を示す正面図である。
【図4】フイルムキャリアの内部の概略を示す平面図で
ある。
【図5】収納カートリッジ内のスライドマウントの収納
状態を示す断面図である。
【図6】次のスライドマウントが引き込みローラにより
搬送される状態を示す断面図である。
【図7】引き込みローラと補助送りローラによるスライ
ドマウントの搬送を示す断面図である。
【図8】回収カートリッジ内に送りベルトを配置した場
合の実施形態を示す説明図である。
【図9】サイドローラ対を設けた場合の実施形態を示す
説明図である。
【図10】引き込みローラを1回停止させて、再駆動さ
せる場合の実施形態を示す説明図である。
【図11】振動手段を設けた場合の実施形態を示す説明
図である。
【符号の説明】
2 フイルムキャリア 5 マウントカートリッジ 10 スライドマウント 24 マウント回収搬送部 25 引き込みローラ 26 補助送りローラ
フロントページの続き (72)発明者 小田桐 新治 神奈川県綾瀬市小園1005番地 富士マイク ログラフィックス株式会社内 (72)発明者 阪口 恭伸 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H106 AB14 AB34 AB42 5C062 AA05 AB03 AB30 AB32 AB35 AC11 AD06 BA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドマウントを搬送する搬送手段
    と、この搬送手段に連続するように設けられるマウント
    カートリッジと、マウントカートリッジの下部からマウ
    ントカートリッジ内に挿入され、前記搬送手段から送ら
    れるスライドマウントをマウントカートリッジ内に引き
    込む引き込み手段とを備えたフイルムキャリアにおい
    て、 前記引き込み手段を、スライドマウントの下面に接触し
    て回転する引き込みローラと、この引き込みローラに対
    してスライドマウント送り方向の下流側に配置される補
    助送り部材とから構成したことを特徴とするフイルムキ
    ャリア。
  2. 【請求項2】 前記補助送り部材を、前記引き込みロー
    ラの駆動により回転する補助送りローラから構成し、こ
    の補助送りローラの頂点を前記引き込みローラの頂点よ
    りも低く配置したことを特徴とする請求項1記載のフイ
    ルムキャリア。
  3. 【請求項3】 スライドマウントを搬送する搬送手段
    と、この搬送手段に連続するように設けられるマウント
    カートリッジと、マウントカートリッジの下部からマウ
    ントカートリッジ内に挿入され、前記搬送手段から送ら
    れるスライドマウントをマウントカートリッジ内に引き
    込む引き込み手段とを備えたフイルムキャリアにおい
    て、 前記引き込み手段を、スライドマウントの下面に接触し
    て回転する送りベルトから構成したことを特徴とするフ
    イルムキャリア。
  4. 【請求項4】 スライドマウントを搬送する搬送手段
    と、この搬送手段に連続するように設けられるマウント
    カートリッジと、マウントカートリッジの下部からマウ
    ントカートリッジ内に挿入され、前記搬送手段から送ら
    れるスライドマウントをマウントカートリッジ内に引き
    込む引き込み手段とを備えたフイルムキャリアにおい
    て、 前記引き込み手段を、スライドマウントの下面に接触し
    て回転する引き込みローラと、引き込みローラを間欠駆
    動させる制御手段とから構成したことを特徴とするフイ
    ルムキャリア。
  5. 【請求項5】 搬送されたスライドマウントをマウント
    カートリッジの内部に送り込んだ後に、前記マウントカ
    ートリッジの下部からマウントカートリッジ内に挿入さ
    れた引き込み手段を用いて、前記スライドマウントを前
    記マウントカートリッジ内部に集積させるマウント集積
    装置において、 前記引き込み手段を、スライドマウントの下面に接触し
    て回転する引き込みローラと、この引き込みローラに対
    してスライドマウント送り方向の下流側に配置される補
    助送り部材とから構成したことを特徴とするマウント集
    積装置。
  6. 【請求項6】 前記補助送り部材を、前記引き込みロー
    ラの駆動により回転する補助送りローラから構成し、こ
    の補助送りローラの頂点を前記引き込みローラの頂点よ
    りも低く配置したことを特徴とする請求項5記載のマウ
    ント集積装置。
  7. 【請求項7】 搬送されたスライドマウントをマウント
    カートリッジの内部に送り込んだ後に、前記マウントカ
    ートリッジの下部からマウントカートリッジ内に挿入さ
    れた引き込み手段を用いて、前記スライドマウントを前
    記マウントカートリッジ内部に集積させるマウント集積
    装置において、 前記引き込み手段を、スライドマウントの下面に接触し
    て回転する送りベルトから構成したことを特徴とするマ
    ウント集積装置。
  8. 【請求項8】 搬送されたスライドマウントをマウント
    カートリッジの内部に送り込んだ後に、前記マウントカ
    ートリッジの下部からマウントカートリッジ内に挿入さ
    れた引き込み手段を用いて、前記スライドマウントを前
    記マウントカートリッジ内部に集積させるマウント集積
    装置において、 前記引き込み手段を、スライドマウントの下面に接触し
    て回転する引き込みローラと、引き込みローラを間欠駆
    動させる制御手段とから構成したことを特徴とするマウ
    ント集積装置。
  9. 【請求項9】 搬送されたスライドマウントをマウント
    カートリッジの内部に送り込んだ後に、前記マウントカ
    ートリッジの下部からマウントカートリッジ内に挿入さ
    れた引き込み手段を用いて、前記スライドマウントを前
    記マウントカートリッジ内部に集積させるマウント集積
    装置において、 前記引き込み手段を、スライドマウントの下面に接触し
    て回転する引き込みローラと、前記マウントカートリッ
    ジの近傍、且つマウント送り方向に対して上流側に配置
    され、搬送されるスライドマウントを検出する検出セン
    サと、この検出センサによる前記スライドマウントの検
    出信号が所定時間以上出力された時に前記引き込みロー
    ラを一旦停止させ、再駆動させる制御手段とから構成し
    たことを特徴とするマウント集積装置。
  10. 【請求項10】 搬送されたスライドマウントをマウン
    トカートリッジの内部に送り込んだ後に、前記マウント
    カートリッジの下部からマウントカートリッジ内に挿入
    された引き込み手段を用いて、前記スライドマウントを
    前記マウントカートリッジ内部に集積させるマウント集
    積装置において、 前記引き込み手段を、スライドマウントの下面に接触し
    て回転する引き込みローラから構成するとともに、前記
    スライドマウントのマウントカートリッジへの集積時
    に、マウントカートリッジを振動させる振動手段を設け
    たことを特徴とするマウント集積装置。
  11. 【請求項11】 前記スライドマウントのマウントカー
    トリッジへの集積を、画像読取時を避けて行うようにし
    たことを特徴とする請求項5〜10いずれか記載のマウ
    ント集積装置。
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